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JPH06315158A - 遅延回路 - Google Patents

遅延回路

Info

Publication number
JPH06315158A
JPH06315158A JP10234693A JP10234693A JPH06315158A JP H06315158 A JPH06315158 A JP H06315158A JP 10234693 A JP10234693 A JP 10234693A JP 10234693 A JP10234693 A JP 10234693A JP H06315158 A JPH06315158 A JP H06315158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
delay
phase
output
input signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10234693A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Suzuki
淳司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10234693A priority Critical patent/JPH06315158A/ja
Publication of JPH06315158A publication Critical patent/JPH06315158A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平同期期間を遅延させる遅延線で、遅延時
間及び減衰量の無調整化を図る。 【構成】 遅延回路において、遅延経路に遅延素子とし
てガラス遅延線1を用い、該遅延線1の後に電圧制御位
相器2を、該電圧制御位相器2の後に電圧制御増幅器3
を設け、上記遅延経路の入力信号およびその出力信号か
ら各々基準信号を取り出し、該基準信号の位相及び振幅
をそれぞれ比較し、それらの比較出力を上記電圧制御位
相器2及び上記電圧制御増幅器3へ送ることによる負帰
還系を構成した。 【効果】 遅延回路の遅延時間,増幅率が自動的に調整
され、該遅延回路を有する装置を無調整化することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遅延回路に関し、特
に遅延線を用いたくし形フィルタ等のビデオ信号処理回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の遅延回路にガラス遅延線を
用いたくし形フィルタを示し、図4(a) に該くし形フィ
ルタへの入力信号であるテレビジョン信号の搬送色信号
の一例を示す。図3において、40は信号入力端,1は
ガラス遅延線(DL),2aおよび2hはコンデンサ,
2b,2c,2d,2fは抵抗器,2gおよび3bは可
変抵抗器,2eおよび3aはNPNトランジスタ,3c
はバッファアンプ,13は加算器,50は信号出力端で
あり、20は前記2a〜2hにより構成された可変位相
器,30は前記3a〜3cにより構成された可変利得増
幅器である。そして上記ガラス遅延線1と可変位相器2
0と可変利得増幅器30とにより、1水平期間(以下1
Hと称す)遅延回路を構成するものである。
【0003】次に、動作について説明する。まず、信号
入力端40に図4(a) に示すようなテレビジョン信号の
搬送色信号が入力され、ガラス遅延線1と加算器13に
送られる。
【0004】上記ガラス遅延線1に送られた入力信号
は、該ガラス遅延線1において1H遅延されて出力され
ることとなるが、このときガラス遅延線1の特性のバラ
ツキにより、遅延回路の出力信号の位相および振幅にず
れを生じることとなる。これを補正するために、可変位
相器20と可変利得増幅器30が設けられており、上記
位相および振幅にずれを生じたガラス遅延線1の出力信
号は、上記可変位相器20に入力され、該可変位相器2
0内の可変抵抗器2gを調整することにより遅延時間を
調整されて該可変位相器20から出力される。
【0005】次に、上記可変位相器20から出力された
信号は、上記可変利得増幅器30に入力され、該可変利
得増幅器30内の可変抵抗器3bを調整することにより
減衰量を調整されて該可変利得増幅器30から出力され
る。
【0006】このようにして上記ガラス遅延線1に送ら
れた入力信号は、正確に1H遅延され、振幅を調整され
た入力信号となり、加算器13に送られる。
【0007】次に、上記1H遅延した入力信号と上記加
算器13に直接送られた入力信号が該加算器13におい
て加算され、信号出力端50より図4(a) に示すような
入力信号である搬送色信号から不要周波数成分が除去さ
れ、出力信号として出力されることとなる。
【0008】従来は上記のように、1Hくし形フィルタ
を構成していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のガラス遅延線を
用いたくし形フィルタ等の遅延回路は以上のように構成
されており、上記ガラス遅延線が製造上のバラツキを有
しているため、可変位相器20において遅延時間のバラ
ツキを、また可変利得増幅器30において減衰量のバラ
ツキを、それぞれ補正するようにいちいち調整しなけれ
ばならず、この2つの調整をもってくし特性を合わせる
必要があり、面倒なものであった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、遅延回路において遅延時間お
よび減衰量をいちいち調整する必要をなくした、即ち無
調整化を行なったくし形フィルタ等の遅延線を用いた遅
延回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る遅延回路
は、ガラス遅延線等の遅延素子を用い、その遅延経路
に、上記ガラス遅延線等の遅延素子,入力信号の位相を
可変する可変位相器および入力信号を増幅する可変増幅
器を有する遅延回路において、上記遅延経路の入力信号
及びその出力信号からそれぞれ基準信号を取り出し、上
記取り出したそれぞれの基準信号の位相を比較し、この
比較した出力を上記可変位相器へ送ることにより負帰環
系を構成して、上記遅延経路の入力信号と出力信号との
間に所定の遅延時間を得るようにし、また、上記取り出
したそれぞれの基準信号の振幅を比較し、この比較した
出力を上記可変増幅器へ送ることにより負帰環系を構成
して、上記遅延経路の入力信号と出力信号との間に所定
の増幅率を得るようにしたものである。
【0012】また、この発明に係る遅延回路は、上記遅
延時間をテレビジョン信号の水平期間の整数倍となるよ
うにし、また位相及び振幅の比較に用いる上記基準信号
をテレビジョン信号のバースト信号としたものである。
【0013】また、この発明に係る遅延回路は、上記遅
延時間をテレビジョン信号の水平期間の整数倍となるよ
うにし、また位相及び振幅の比較に用いる上記基準信号
を、上記遅延素子の遅延時間により変化した入力信号の
位相量と同じ位相量だけ変化する搬送色信号周波数等
を、入力する信号中の水平消去期間あるいは垂直消去期
間等に挿入してなるパイロット信号としたものである。
【0014】
【作用】この発明においては、ガラス遅延線等の遅延素
子を用い、その遅延経路に、上記ガラス遅延線等の遅延
素子,入力信号の位相を可変する可変位相器および入力
信号を増幅する可変増幅器を有する遅延回路を、上記遅
延経路の入力信号及びその出力信号からそれぞれ基準信
号を取り出し、上記取り出したそれぞれの基準信号の位
相を比較し、この比較した出力を上記可変位相器へ送る
ことにより負帰環系を構成するようにし、また、上記取
り出したそれぞれの基準信号の振幅を比較し、この比較
した出力を上記可変増幅器へ送ることにより負帰環系を
構成するようにしたから、上記遅延経路の入力信号と出
力信号との間に所望の遅延時間および増幅率を得ること
ができ、遅延回路の自動制御を行なうことができる。
【0015】また、この発明においては、上記遅延回路
の遅延線に遅延時間がテレビジョン信号の水平期間の整
数倍となるものを用い、また、上記位相及び振幅の比較
に用いる基準信号をテレビジョン信号のバースト信号お
よび上記遅延素子の遅延時間により変化した入力信号の
位相量と同じ位相量だけ変化する搬送色信号等の周波数
を入力信号中の水平消去期間あるいは垂直消去期間等に
挿入してなるパイロット信号としたから、上記可変位相
器では遅延時間がテレビジョン信号の水平期間の整数倍
となり、かつ上記可変利得制御器では増幅率利得が所望
の値となるように上記遅延回路の自動制御を行なうこと
ができる。
【0016】
【実施例】
実施例1.以下、この発明による第1の実施例を図につ
いて説明する。図1は本実施例1による1Hくし形フィ
ルタを説明するためのブロック図であり、1は1Hガラ
ス遅延線(DL),2は電圧制御位相器(ψ),3は電
圧可変利得増幅器(GCA),4および5はバーストゲ
ート(BG),6は90°移相器(90°),7は位相
比較器(X),8および9はピーク検波器(PEAKD
ET),10は比較器,11および12は積分器,13
は加算器,40は信号入力端,50は信号出力端であ
り、上記電圧制御位相器2および上記電圧可変利得増幅
器3はそれぞれ従来例の図3における可変位相器20お
よび可変利得増幅器30に相当するものである。
【0017】また、図4(a) は上記信号入力端40に入
力されるテレビジョン信号の搬送色信号の一例であり、
図4(b) に上記バーストゲート4,5の出力波形を、図
4(c) に上記ピーク検波器8,9の出力波形を示す。
【0018】次に、動作について説明する。まず、信号
入力端40に入力された図4(a) に示すようなテレビジ
ョン信号の搬送色信号は、以下のように2つの経路を通
り上記加算器13に送られることとなる。
【0019】即ち1つは、1Hガラス遅延線1、電圧制
御位相器2、電圧可変利得増幅器3の順番に通り、加算
器13に送られる経路であり、もう1つは、信号入力端
40から加算器13に直接送られる経路である。前者の
経路における1Hガラス遅延線1は従来の技術で説明し
たように、その特性に製造上のバラツキを有しており、
該ガラス遅延線1の出力波形は、図4(a) に示すような
入力波形と比較すると、位相および振幅に差を生じたも
のとなる。
【0020】次に、上記ガラス遅延線1を通り入力信号
の波形の位相および振幅に差を生じた信号を、電圧制御
位相器2、電圧可変利得増幅器3の順番に通過させ、電
圧可変利得増幅器3から出力された信号をバーストゲー
ト4に送り、また元の入力信号をバーストゲート5に送
ることにより、それぞれの信号からバースト信号のみが
抜き取られ、該バーストゲート4,5から出力される信
号はそれぞれ図4(b)に示すような波形となる。このと
きバーストゲート4から出力されたバースト信号と、バ
ーストゲート5から出力された上記バースト信号とで
は、その位相および振幅は異なったものとなっている。
【0021】次に、上記バーストゲート5から出力され
たバースト信号は上記90°移相器6に送られ、位相が
90°遅らせられることとなり、この90°位相が遅ら
せられた信号と、上記バーストゲート4から出力された
バースト信号とが位相比較器7において比較され、この
位相比較器7から位相差成分として出力された信号は、
積分器11により積分されて直流電圧信号となり、電圧
制御位相器2に送られる。そして上記直流電圧信号をも
って、ガラス遅延線1のバラツキにより生じた位相のず
れを正確に1H遅延した位相となるように、上記電圧制
御位相器2に負帰還がかかり、自動制御されることとな
る。
【0022】また、このとき同時に、上記バーストゲー
ト5から出力されたバースト信号はピーク検波器8に、
上記バーストゲート4から出力されたバースト信号はピ
ーク検波器9にそれぞれ送られており、図4(c) に示す
ような波形の信号が上記ピーク検波器8および9からそ
れぞれ出力される。但し、ピーク検波器9から出力され
る信号の振幅には、ガラス遅延線1のバラツキにより生
じた振幅のずれの成分を含んでいるものである。このピ
ーク検波器8の出力信号と、ピーク検波器9の出力信号
とが上記比較器10に入力されて比較され、振幅差の成
分を信号として出力されることとなる。そして、この出
力信号は積分器12により積分されて直流電圧信号とな
り、上記電圧可変利得増幅器3に入力され、これにより
信号入力端40における上記搬送色信号の振幅と等しく
なるように電圧可変利得増幅器3に負帰還がかかる、つ
まりその増幅利得が自動的に0dBとなるよう制御され
る。
【0023】次に、信号入力端40に入力された上記搬
送色信号と、負帰還をかけられた電圧制御位相器2と電
圧可変利得増幅器3のそれぞれの作用により、振幅が等
しく、遅延時間が1Hとされた搬送色信号とが、加算器
13において加算され、上記信号入力端40に入力され
た搬送色信号から不要周波数成分が除去された搬送色信
号が信号出力端50から出力されることとなる。
【0024】このような本実施例1の遅延回路でガラス
遅延線1を用いる遅延回路において、手動で可変抵抗器
を調整する必要がなく、遅延時間及び減衰量が自動調整
され、入力信号から不要周波数成分が除去された1Hく
し形フィルタ特性を有する信号を出力することができ
る。
【0025】なお、上記実施例1の遅延回路では、ガラ
ス遅延線1を用いた1Hくし形フィルタとしたが、ガラ
ス遅延線以外には、CCD等のデバイスを用いた遅延
線、または遅延時間が2H以上である遅延線を用いた遅
延回路、またさらには巡回型くし型フィルタ,ライン型
ロジカルコムフィルタ等の遅延線を用いた遅延回路をも
構成でき、遅延時間及び減衰量を自動調整することがで
きるものである。
【0026】実施例2.以下、この発明による第2の実
施例を図について説明する。図2は本実施例2による1
Hくし形フィルタを説明するためのブロック図であり、
4a,5aはパイロットバーストゲート、14はパイロ
ットバースト挿入器、15はパイロットバースト除去器
であり、その他図1と同一番号は同一部分を示すもので
ある。
【0027】次に、動作について説明する。まず、信号
入力端40より入力された搬送色信号は、上記パイロッ
トバースト挿入器14において、水平消去期間あるいは
垂直消去期間等のうちに搬送色信号周波数によるパイロ
ットバースト信号を付加される。
【0028】上記パイロットバースト信号を付加された
搬送色信号は、パイロットバーストゲート5aと加算器
13に入力され、また一方ガラス遅延線1にも入力され
ることとなる。ガラス遅延線1に入力されたパイロット
バースト信号を含む搬送色信号は1H遅延されることと
なるが、上記実施例1と同様、その位相および振幅にず
れを生じるものとなる。そして電圧制御位相器2、電圧
可変利得増幅器3の順に送られる上記位相および振幅に
ずれを生じた上記パイロットバースト信号を含む搬送色
信号は、パイロットバーストゲート4aと上記加算器1
3にそれぞれ入力されることとなる。
【0029】次に、パイロットバーストゲート5aから
パイロットバースト信号だけが出力され、上記パイロッ
トバーストゲート4aからガラス遅延線1を通ることに
より、位相および振幅のずれたパイロットバースト信号
だけが出力されることとなる。
【0030】以下、上記実施例1と同様の手順により、
位相および振幅にずれを生じた上記パイロットバースト
信号を含む搬送色信号は、負帰還をかけられた電圧制御
位相器2において位相が調整され、そして負帰還をかけ
られた電圧可変利得増幅器3において振幅が調整され、
振幅が等しく、遅延時間が1Hとされた搬送色信号とし
て、加算器13に入力されることとなる。
【0031】次に、加算器13から出力された信号は上
記パイロットバースト除去器15に入力され、付加され
た上記パイロットバースト信号が取り除かれ、信号入力
端40に入力された搬送色信号から不要周波数成分が除
去された搬送色信号が信号出力端50から出力されるこ
ととなる。
【0032】このような本実施例2の遅延回路でガラス
遅延線1を用いる遅延回路において、手動で可変抵抗器
を調整する必要がなく、遅延時間及び減衰量が自動調整
され、入力信号から不要周波数成分が除去された1Hく
し形フィルタ特性を有する信号を出力することができ
る。特に、PAL信号色復調器においては、1H遅延線
を用いる必要があり、入力信号であるPAL信号のバー
ストの位相は1H毎に変化するため、上記実施例1を適
用することができず、本実施例2が有効となる。また入
力信号が輝度信号のみによる場合においても、本実施例
2により効果を得ることができる。
【0033】なお、本実施例2においても、ガラス遅延
線以外の、CCD等のデバイスを用いた遅延線、または
遅延時間が2H以上である遅延線を用いた遅延回路、ま
たさらに巡回型くし型フィルタ,ライン型ロジカルコム
フィルタ等の遅延線を用いた遅延回路をも構成でき、遅
延時間及び減衰量を自動調整することができるものであ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる遅延回路に
よれば、ガラス遅延線等の遅延素子を用い、その遅延経
路に、上記ガラス遅延線等の遅延素子,入力信号の位相
を可変する可変位相器および入力信号を増幅する可変増
幅器を有する遅延回路において、上記遅延経路の入力信
号及びその出力信号から、それぞれテレビジョン信号の
バースト信号等の基準信号を取り出し、上記取り出した
それぞれの基準信号の位相を比較し、この比較した出力
を可変位相器へ送ることにより負帰環系を構成し、さら
に上記取り出したそれぞれの基準信号の振幅を比較し、
この比較した出力を可変増幅器へ送ることにより負帰環
系を構成するようにしたので、上記遅延経路の入力信号
と出力信号との間において可変位相器は遅延時間を自動
的に所望の値とでき、かつ可変利得制御器は増幅利得を
自動的に所望の値とでき、本遅延回路を用いた装置にお
ける遅延時間の調整等を無調整化することができるとい
う効果がある。
【0035】また、この発明によれば、上記遅延回路の
遅延線に、遅延時間がテレビジョン信号の水平期間の整
数倍となるものを用い、また、上記位相及び振幅の比較
に用いる基準信号を、上記遅延素子の遅延時間により変
化した入力信号の位相量と同じ位相量だけ変化する搬送
色信号等の周波数を信号中の水平消去期間あるいは垂直
消去期間等に挿入してなるパイロット信号としたので、
入力信号の位相が上記テレビジョン信号の水平期間毎に
変化するものであっても、上記可変位相器は遅延時間を
自動的に所望の値とでき、かつ上記可変利得制御器は増
幅利得を自動的に所望の値とでき、本遅延回路を用いた
装置における遅延時間の調整等を無調整化することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による遅延線を用いたくし型
フィルタの回路構成図。
【図2】本発明の他の実施例による遅延線を用いたくし
型フィルタの回路構成図。
【図3】従来のくし型フィルタの回路構成図。
【図4】本発明の一実施例による遅延線を用いたくし型
フィルタにおける信号の処理を説明するための図。
【符号の説明】
1 ガラス遅延線 2 電圧制御位相器 3 電圧可変利得増幅器 4,5 バーストゲート 6 90°移相器 7 位相比較器 8,9 ピーク検波器 10 比較器 11,12 積分器 13 加算器 14 パイロットバースト挿入器 15 パイロットバースト除去器 20 可変位相器 30 可変利得増幅器 40 信号入力端 50 信号出力端 2a,2h コンデンサ 2b,2c,2d,2f 抵抗器 2e,3a NPNトランジスタ 2g,3b 可変抵抗器 3c バッファアンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス遅延線等の遅延素子を用い、これ
    による遅延経路に、上記遅延素子,入力信号の位相を可
    変する可変位相器,および入力信号を増幅する可変増幅
    器を有する遅延回路において、 上記遅延経路の入力信号及びその出力信号からそれぞれ
    基準信号を取り出す基準信号取り出し手段と、 上記取り出したそれぞれの基準信号の位相を比較し、こ
    の比較した出力を上記可変位相器へ加えることにより、
    上記遅延経路の入力信号と出力信号との間に所定の遅延
    時間を得るように構成した遅延時間負帰還系と、 上記取り出したそれぞれの基準信号の振幅を比較し、こ
    の比較した出力を上記可変増幅器へ加えることにより、
    上記遅延経路の入力信号と出力信号との間に所定の増幅
    率を得るように構成した増幅率負帰還系とを有すること
    を特徴とする遅延回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遅延回路において、 入力信号がテレビジョン信号の搬送色信号であり、 上記遅延時間がテレビジョン信号の水平期間の整数倍で
    あり、 上記位相及び振幅の比較に用いる基準信号が、テレビジ
    ョン信号のバースト信号であることを特徴とする遅延回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の遅延回路において、 入力信号がテレビジョン信号の搬送色信号であり、 上記遅延時間がテレビジョン信号の水平期間の整数倍で
    あり、 上記位相及び振幅の比較に用いる基準信号が、上記遅延
    素子の遅延時間により変化した入力信号の位相量と同じ
    位相量だけ変化する搬送色信号周波数を、入力する信号
    中の水平消去期間あるいは垂直消去期間のうちに挿入し
    てなるパイロット信号であることを特徴とする遅延回
    路。
JP10234693A 1993-04-28 1993-04-28 遅延回路 Pending JPH06315158A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000036583A3 (en) * 1998-12-14 2001-01-18 Kopin Corp Portable microdisplay system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000036583A3 (en) * 1998-12-14 2001-01-18 Kopin Corp Portable microdisplay system

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