JPH0678177A - 周波数特性補正方式 - Google Patents
周波数特性補正方式Info
- Publication number
- JPH0678177A JPH0678177A JP25229492A JP25229492A JPH0678177A JP H0678177 A JPH0678177 A JP H0678177A JP 25229492 A JP25229492 A JP 25229492A JP 25229492 A JP25229492 A JP 25229492A JP H0678177 A JPH0678177 A JP H0678177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- signal
- characteristic
- frequency characteristic
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な回路構成で、周波数補正係数の設定が
容易にできる周波数特性補正回路の実現を目的とする。 【構成】 映像信号の映像ブランキング期間に、補正す
る周波数帯域の基準となる周波数の基準周波数信号を付
加し、同軸ケーブル等の伝送路で伝送するシステムにお
いて、伝送された周波数特性の平坦な映像信号と、高域
周波数特性を上昇させた映像信号の乗算比率を、伝送さ
れた上記映像ブランキング期間に付加した基準周波数信
号のレベルに応じて制御する構成とした周波数特性補正
方式で、出力周波数特性を平坦な特性から、高域で上昇
した特性に可変可能な回路を用い、周波数特性を補正す
るものである。
容易にできる周波数特性補正回路の実現を目的とする。 【構成】 映像信号の映像ブランキング期間に、補正す
る周波数帯域の基準となる周波数の基準周波数信号を付
加し、同軸ケーブル等の伝送路で伝送するシステムにお
いて、伝送された周波数特性の平坦な映像信号と、高域
周波数特性を上昇させた映像信号の乗算比率を、伝送さ
れた上記映像ブランキング期間に付加した基準周波数信
号のレベルに応じて制御する構成とした周波数特性補正
方式で、出力周波数特性を平坦な特性から、高域で上昇
した特性に可変可能な回路を用い、周波数特性を補正す
るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸ケーブルで伝送さ
れる映像信号の周波数特性劣化を補償するための自動周
波数特性補正回路に関するものである。
れる映像信号の周波数特性劣化を補償するための自動周
波数特性補正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、一定のステップ
(例えば、同軸ケーブルの長さが数百m毎)で周波数特
性の補正量を切換える方式が有る。この補正は、補正量
の切換えを手動で行う必要が有り、またステップ途中の
補正は不可であった。自動周波数特性補正方式として
は、可変等化器方式が知られているが、正帰還量と、負
帰還量の特性を完全に合わせないと、周波数特性にひず
みが起こり、波形ひずみとして現われる。また、同軸ケ
ーブルの周波数特性の減衰特性は、ローカルオフ特性で
無く、低周波特性の変化も有り、補正係数の設定は数次
の補正係数を有した補正回路が必要で、完全な補正係数
を正帰還系と負帰還系に得ることができず、波形ひずみ
は増大している。
(例えば、同軸ケーブルの長さが数百m毎)で周波数特
性の補正量を切換える方式が有る。この補正は、補正量
の切換えを手動で行う必要が有り、またステップ途中の
補正は不可であった。自動周波数特性補正方式として
は、可変等化器方式が知られているが、正帰還量と、負
帰還量の特性を完全に合わせないと、周波数特性にひず
みが起こり、波形ひずみとして現われる。また、同軸ケ
ーブルの周波数特性の減衰特性は、ローカルオフ特性で
無く、低周波特性の変化も有り、補正係数の設定は数次
の補正係数を有した補正回路が必要で、完全な補正係数
を正帰還系と負帰還系に得ることができず、波形ひずみ
は増大している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には前
述の様な欠点がある。本発明は、これらの欠点を除去
し、簡単な回路構成で、周波数補正係数の設定が容易に
できる周波数特性補正回路の実現を目的とする。
述の様な欠点がある。本発明は、これらの欠点を除去
し、簡単な回路構成で、周波数補正係数の設定が容易に
できる周波数特性補正回路の実現を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は上記
の目的を達成するため、周波数特性の自動補正方式にお
いて、周波数特性補正用の基準信号を水平または垂直の
ブランキング期間に付加し、この基準信号を検出し自動
補正する構成で、映像信号伝送用の同軸ケーブルの長さ
による周波数特性、特に高域特性の低下、また、多重伝
送処理を行う場合の各種映像処理回路の周波数特性の劣
化及び変化を、平坦な周波数特性の信号と、周波数特性
の高域を上昇させた信号を乗算回路に入力し、その乗算
係数を制御信号により出力周波数特性を平坦な特性か
ら、高域で上昇した特性に可変可能な回路を用い、周波
数特性を補正するものである。又、周波数特性補正の係
数は、劣化特性に合わせ周波数特性の高域を上昇させた
信号のみを合わせることで行うことが出来る。
の目的を達成するため、周波数特性の自動補正方式にお
いて、周波数特性補正用の基準信号を水平または垂直の
ブランキング期間に付加し、この基準信号を検出し自動
補正する構成で、映像信号伝送用の同軸ケーブルの長さ
による周波数特性、特に高域特性の低下、また、多重伝
送処理を行う場合の各種映像処理回路の周波数特性の劣
化及び変化を、平坦な周波数特性の信号と、周波数特性
の高域を上昇させた信号を乗算回路に入力し、その乗算
係数を制御信号により出力周波数特性を平坦な特性か
ら、高域で上昇した特性に可変可能な回路を用い、周波
数特性を補正するものである。又、周波数特性補正の係
数は、劣化特性に合わせ周波数特性の高域を上昇させた
信号のみを合わせることで行うことが出来る。
【0005】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1により説明
する。1は映像信号入力端子で、ここに入力した映像信
号は、加算回路2に入力する。加算回路2の他入力端子
には、水平ブランキング期間の所定位置に付加するサブ
キャリア周波数等の補正する周波数帯域の基準周波数信
号を発生する基準信号発生回路が接続されている。加算
回路2により映像信号と基準周波数信号は加算され、イ
ンピーダンス変換回路4により低インピーダンス化さ
れ、同軸ケーブル5を通り、ハムキャンセラ回路6に入
力する。ハムキャンセラ回路6では同軸ケーブル5伝送
中に重畳された外乱信号を除去し、利得制御回路7にて
規定の利得に制御された後、周波数特性の平坦な平坦増
幅器8を通り、乗算回路9に入力する。
する。1は映像信号入力端子で、ここに入力した映像信
号は、加算回路2に入力する。加算回路2の他入力端子
には、水平ブランキング期間の所定位置に付加するサブ
キャリア周波数等の補正する周波数帯域の基準周波数信
号を発生する基準信号発生回路が接続されている。加算
回路2により映像信号と基準周波数信号は加算され、イ
ンピーダンス変換回路4により低インピーダンス化さ
れ、同軸ケーブル5を通り、ハムキャンセラ回路6に入
力する。ハムキャンセラ回路6では同軸ケーブル5伝送
中に重畳された外乱信号を除去し、利得制御回路7にて
規定の利得に制御された後、周波数特性の平坦な平坦増
幅器8を通り、乗算回路9に入力する。
【0006】また、利得制御回路7の出力は、高域周波
数を上昇させる高域増幅器10を通り、乗算回路9の他
入力端子に入力しており、乗算回路9は制御端子の制御
信号により、周波数特性が平坦な特性から、高域周波数
が上昇した特性の出力を出力し、クランプ回路11にて
DC電位が安定化され、インピーダンス変換回路12に
て、低インピーダンス化され、出力端子13に映像信号
出力として出力する。クランプ回路11の出力は、ピー
ク検出回路14にて映像信号の水平ブランキング期間に
加算された基準周波数信号のピークレベルを検出し、サ
ンプルホールド回路15にて検出したピークレベルの電
位をDC電圧化する。サンプルホールド回路15の出力
は比較増幅器16に入力するが、比較増幅器16の他入
力端子には、基準周波数信号のレベルに設定された設定
電圧を発生する設定器17が接続されており、この電圧
とサンプルホールド回路15の出力電圧が同電圧となる
様に、比較増幅器16は周波数特性補正信号を乗算回路
9の制御端子に出力し、周波数特性の安定化を図る。
数を上昇させる高域増幅器10を通り、乗算回路9の他
入力端子に入力しており、乗算回路9は制御端子の制御
信号により、周波数特性が平坦な特性から、高域周波数
が上昇した特性の出力を出力し、クランプ回路11にて
DC電位が安定化され、インピーダンス変換回路12に
て、低インピーダンス化され、出力端子13に映像信号
出力として出力する。クランプ回路11の出力は、ピー
ク検出回路14にて映像信号の水平ブランキング期間に
加算された基準周波数信号のピークレベルを検出し、サ
ンプルホールド回路15にて検出したピークレベルの電
位をDC電圧化する。サンプルホールド回路15の出力
は比較増幅器16に入力するが、比較増幅器16の他入
力端子には、基準周波数信号のレベルに設定された設定
電圧を発生する設定器17が接続されており、この電圧
とサンプルホールド回路15の出力電圧が同電圧となる
様に、比較増幅器16は周波数特性補正信号を乗算回路
9の制御端子に出力し、周波数特性の安定化を図る。
【0007】以上のことから同軸ケーブル5のケーブル
長が変化し、周波数特性が変化しても、自動的に周波数
特性の補正が行える。また、補正する周波数特性は、高
域周波数を上昇させる高域増幅器10のみの補正係数及
び次数を変える事により可能で、この変更は抵抗器、コ
ンデンサ等の値を変えることにより行えるため、補正す
る周波数特性の設定を容易に行うことが出来る。ここ
で、水平ブランキング期間に付加する基準周波数信号と
しては、バースト信号を用いる方法及び垂直のブランキ
ング期間に付加しても同様動作が行える。また、利得制
御回路7は、周波数特性補正と同様に利得制御用基準パ
ルスを用い、自動利得制御を行うことも可能である。さ
らに平坦な周波数特性の平坦増幅器8を周波数特性の高
域周波数を低下させるものとすれば、高域周波数を上昇
させた特性から低下させた特性までの補正も可能であ
る。なお、同軸ケーブル5は、多芯ケーブルを用いた場
合も同様であり、この系統が増加しても同様に本方式を
増加し行うことが出来る。また、同軸ケーブル5からハ
ムキャンセラ回路6を多重伝送処理回路に置き換えた映
像系においても同様のことが可能である。同軸ケーブル
5が長く、前述の周波数特性補正回路で補正できない場
合は、この周波数特性補正回路を増加することも可能で
ある。さらに従来のステップ式周波数特性補正回路と共
用し、ステップ途中の補正を行うことも可能である。な
お、水平又は垂直ブランキング期間内に付加した基準周
波数信号は、ブランカ回路等を用いて除去することもで
きる。
長が変化し、周波数特性が変化しても、自動的に周波数
特性の補正が行える。また、補正する周波数特性は、高
域周波数を上昇させる高域増幅器10のみの補正係数及
び次数を変える事により可能で、この変更は抵抗器、コ
ンデンサ等の値を変えることにより行えるため、補正す
る周波数特性の設定を容易に行うことが出来る。ここ
で、水平ブランキング期間に付加する基準周波数信号と
しては、バースト信号を用いる方法及び垂直のブランキ
ング期間に付加しても同様動作が行える。また、利得制
御回路7は、周波数特性補正と同様に利得制御用基準パ
ルスを用い、自動利得制御を行うことも可能である。さ
らに平坦な周波数特性の平坦増幅器8を周波数特性の高
域周波数を低下させるものとすれば、高域周波数を上昇
させた特性から低下させた特性までの補正も可能であ
る。なお、同軸ケーブル5は、多芯ケーブルを用いた場
合も同様であり、この系統が増加しても同様に本方式を
増加し行うことが出来る。また、同軸ケーブル5からハ
ムキャンセラ回路6を多重伝送処理回路に置き換えた映
像系においても同様のことが可能である。同軸ケーブル
5が長く、前述の周波数特性補正回路で補正できない場
合は、この周波数特性補正回路を増加することも可能で
ある。さらに従来のステップ式周波数特性補正回路と共
用し、ステップ途中の補正を行うことも可能である。な
お、水平又は垂直ブランキング期間内に付加した基準周
波数信号は、ブランカ回路等を用いて除去することもで
きる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な回路構成で、周
波数補正係数の設定を容易に行える自動周波数特性補正
回路が実現出来る。
波数補正係数の設定を容易に行える自動周波数特性補正
回路が実現出来る。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
3 基準信号発生回路 5 同軸ケーブル 8 平坦増幅回路 9 乗算回路 10 高域増幅器 14 ピーク検出回路 15 サンプルホールド回路 16 比較増幅器
Claims (1)
- 【請求項1】 映像信号の映像ブランキング期間に、補
正する周波数帯域の基準となる周波数の基準周波数信号
を付加し、同軸ケーブル等の伝送路で伝送するシステム
において、伝送された周波数特性の平坦な映像信号と、
高域周波数特性を上昇させた映像信号の乗算比率を、伝
送された上記映像ブランキング期間に付加した基準周波
数信号のレベルに応じて制御する構成としたことを特徴
とする周波数特性補正方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25229492A JPH0678177A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 周波数特性補正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25229492A JPH0678177A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 周波数特性補正方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678177A true JPH0678177A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=17235261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25229492A Pending JPH0678177A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 周波数特性補正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678177A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2472658A1 (en) * | 2010-12-30 | 2012-07-04 | Delphi Technologies, Inc. | A solid oxide fuel cell having a glass composite seal |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP25229492A patent/JPH0678177A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2472658A1 (en) * | 2010-12-30 | 2012-07-04 | Delphi Technologies, Inc. | A solid oxide fuel cell having a glass composite seal |
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