JPH06312816A - ローラコンベア - Google Patents
ローラコンベアInfo
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- JPH06312816A JPH06312816A JP10270593A JP10270593A JPH06312816A JP H06312816 A JPH06312816 A JP H06312816A JP 10270593 A JP10270593 A JP 10270593A JP 10270593 A JP10270593 A JP 10270593A JP H06312816 A JPH06312816 A JP H06312816A
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- Japan
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- straight
- section
- conveyor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は物品を搬送するローラコンベアに関
し、物品相互の食付きによる損傷や混乱、転倒がなくコ
ンベアの幅方向に対して横隊多列に搬送される物品を減
列して寡列に行路を変更したり、また逆に不規則且つ寡
列の物品を横隊多列に搬送して行路を変更するのを円滑
且つ確実に行うことを目的とする。 【構成】 コンベア1の上流側および下流側の直進部1
A,1Bの間に設けた行路変更部1Cは少なくとも上流
側の直進部のローラシャフトに対して任意の角度θにて
平行に複数本の他のローラシャフト5″を装架する構成
により物品を横隊多列から寡列に、逆に不規則且つ寡列
から横隊多列に行路を変更して搬送する。
し、物品相互の食付きによる損傷や混乱、転倒がなくコ
ンベアの幅方向に対して横隊多列に搬送される物品を減
列して寡列に行路を変更したり、また逆に不規則且つ寡
列の物品を横隊多列に搬送して行路を変更するのを円滑
且つ確実に行うことを目的とする。 【構成】 コンベア1の上流側および下流側の直進部1
A,1Bの間に設けた行路変更部1Cは少なくとも上流
側の直進部のローラシャフトに対して任意の角度θにて
平行に複数本の他のローラシャフト5″を装架する構成
により物品を横隊多列から寡列に、逆に不規則且つ寡列
から横隊多列に行路を変更して搬送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物品を搬送し得るロ
ーラコンベアに関する。
ーラコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の搬送機械の1つとしてロー
ラコンベアがある。このうち、ローラコンベアの在来か
らある構造の1つとしてモータ等の駆動力をプーリ、ベ
ルト;チェーン、チェーン・ホイール等の動力伝達部品
を介してローラシャフトをフレームの側壁間に回転可能
に装架し、該ローラシャフトにローラを嵌挿し、モータ
の駆動力により、動力伝達部品を介してローラシャフト
をローラと一体に回転させて物品を強制的に搬送させる
ものがあった。
ラコンベアがある。このうち、ローラコンベアの在来か
らある構造の1つとしてモータ等の駆動力をプーリ、ベ
ルト;チェーン、チェーン・ホイール等の動力伝達部品
を介してローラシャフトをフレームの側壁間に回転可能
に装架し、該ローラシャフトにローラを嵌挿し、モータ
の駆動力により、動力伝達部品を介してローラシャフト
をローラと一体に回転させて物品を強制的に搬送させる
ものがあった。
【0003】またローラコンベアの他の従来例として
は、例えば特公昭55−16932号に見られる構成の
如く、駆動源としてのモータにてフレーム内の長手方向
に配設した共用の駆動軸を先ず、回転駆動させ、次いで
この駆動力を適宜の動力伝達部品を介して受動し、ロー
ラを支持するような多数のローラシャフトを回転させ、
このローラシャフトとローラとの摩擦、係合により搬送
力を生じさせ、物品を搬送させるものがある。
は、例えば特公昭55−16932号に見られる構成の
如く、駆動源としてのモータにてフレーム内の長手方向
に配設した共用の駆動軸を先ず、回転駆動させ、次いで
この駆動力を適宜の動力伝達部品を介して受動し、ロー
ラを支持するような多数のローラシャフトを回転させ、
このローラシャフトとローラとの摩擦、係合により搬送
力を生じさせ、物品を搬送させるものがある。
【0004】そして、上記従来のローラコンベアは、例
えば物品の洗浄、乾燥、塗装、印刷、検査、内容物の充
填、滅菌、包装、梱包等の幾つかの作業機械間に接続さ
れて、この間で順次、物品を搬送させていた。この際、
コンベア・ラインの設定の省面積化のため、短い距離に
設定されるコンベア・ラインにより、効率良く物品を搬
送することを前提に多数の物品をコンベアの幅に対して
横隊多列に、また不規則且つ寡列に搬送することがあ
る。
えば物品の洗浄、乾燥、塗装、印刷、検査、内容物の充
填、滅菌、包装、梱包等の幾つかの作業機械間に接続さ
れて、この間で順次、物品を搬送させていた。この際、
コンベア・ラインの設定の省面積化のため、短い距離に
設定されるコンベア・ラインにより、効率良く物品を搬
送することを前提に多数の物品をコンベアの幅に対して
横隊多列に、また不規則且つ寡列に搬送することがあ
る。
【0005】このうち特にローラシャフトと一体にロー
ラを回転して駆動させる前者のコンベアは、各作業機械
における作業時間との兼合いからコンベアによって搬送
される物品の整列化状態が崩れ、物品が相互に接触して
食付きを生じたり、または先行する物品に後続の物品が
衝突したりあるいは衝突により転倒することによって、
物品の進行方向に対する搬送状態に混乱(ジャム)を生
じていた。
ラを回転して駆動させる前者のコンベアは、各作業機械
における作業時間との兼合いからコンベアによって搬送
される物品の整列化状態が崩れ、物品が相互に接触して
食付きを生じたり、または先行する物品に後続の物品が
衝突したりあるいは衝突により転倒することによって、
物品の進行方向に対する搬送状態に混乱(ジャム)を生
じていた。
【0006】また例えば内容物が充填機等によって容器
としての物品に適正量、充填されているか否かを検査す
る事前に、コンベアによって搬送されて来る容器を洗浄
機によって洗浄し、その後乾燥炉を用いて乾燥する必要
があるが、洗浄および乾燥にはコンベア上において物品
が多列に搬送される方が作業効率および搬送効率がよい
が、物品としての容器の乾燥後に充填機によって内容物
を詰める場合には多列にコンベア上を搬送されて来る物
品を減列し且つ整列して搬送することにより作業対象機
械に合致した作業が行い易い。ところで従来、上記要請
に応えるために、コンベアの幅方向に横隊多列に並べら
れて搬送される物品を進行方向に対して縦列に減列して
縦方向に設けた他のコンベアへ横隊多列から縦列に減列
して受渡す必要があった。
としての物品に適正量、充填されているか否かを検査す
る事前に、コンベアによって搬送されて来る容器を洗浄
機によって洗浄し、その後乾燥炉を用いて乾燥する必要
があるが、洗浄および乾燥にはコンベア上において物品
が多列に搬送される方が作業効率および搬送効率がよい
が、物品としての容器の乾燥後に充填機によって内容物
を詰める場合には多列にコンベア上を搬送されて来る物
品を減列し且つ整列して搬送することにより作業対象機
械に合致した作業が行い易い。ところで従来、上記要請
に応えるために、コンベアの幅方向に横隊多列に並べら
れて搬送される物品を進行方向に対して縦列に減列して
縦方向に設けた他のコンベアへ横隊多列から縦列に減列
して受渡す必要があった。
【0007】この横隊多列の物品をコンベアの進行方向
に対して縦方向に減列化するコンベアには、従来、略交
叉するように配置されたコンベア間にデッド・スペース
を埋めるための渡り板を設けて物品の押圧により強制的
に物品を移送させて減列するもの、また他のものとして
物品が混乱し易い個所に、物品の食付きを強制的に解い
て物品を移動させる揺さぶり装置を設けて物品の食付き
や混乱(ジャム)を生じないようにしていた。また上記
従来のコンベアによっては横隊多列の物品を渡り板等を
用いて強制的に減列して搬送した場合に、再び元に戻し
て横隊多列の物品として搬送することは容易にはできな
かった。
に対して縦方向に減列化するコンベアには、従来、略交
叉するように配置されたコンベア間にデッド・スペース
を埋めるための渡り板を設けて物品の押圧により強制的
に物品を移送させて減列するもの、また他のものとして
物品が混乱し易い個所に、物品の食付きを強制的に解い
て物品を移動させる揺さぶり装置を設けて物品の食付き
や混乱(ジャム)を生じないようにしていた。また上記
従来のコンベアによっては横隊多列の物品を渡り板等を
用いて強制的に減列して搬送した場合に、再び元に戻し
て横隊多列の物品として搬送することは容易にはできな
かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンベアによる方法は、コンベアに対して静止状態
に設けられた渡り板の上面で物品が停止し、後行の物品
が先行の物品を押圧することにより、先行する物品が渡
り板の上面を滑走され、さらに縦方向に設置された行路
変更コンベアの上面に押圧により滑走されるものである
ので、コンベアの幅方向に対して横隊に物品を並べ、一
度に多列の物品を搬送したり、また搬送する物品の行路
を変更する場合には、物品相互が衝突することによって
却って物品に食付きを生じたり、あるいは衝突により物
品の転倒を生じさせて混乱(ジャム)し、円滑に物品を
搬送することができないとともに物品相互にこすれや損
傷が発生することがあった。
来のコンベアによる方法は、コンベアに対して静止状態
に設けられた渡り板の上面で物品が停止し、後行の物品
が先行の物品を押圧することにより、先行する物品が渡
り板の上面を滑走され、さらに縦方向に設置された行路
変更コンベアの上面に押圧により滑走されるものである
ので、コンベアの幅方向に対して横隊に物品を並べ、一
度に多列の物品を搬送したり、また搬送する物品の行路
を変更する場合には、物品相互が衝突することによって
却って物品に食付きを生じたり、あるいは衝突により物
品の転倒を生じさせて混乱(ジャム)し、円滑に物品を
搬送することができないとともに物品相互にこすれや損
傷が発生することがあった。
【0009】そこで本発明は、物品相互の食付きや損傷
がなく、しかも混乱(ジャム)や転倒することがなく、
コンベアの幅方向に対して横隊多列に搬送される物品を
減列して寡列に搬送して行路を変更したり、また逆に不
規則且つ寡列の物品を横隊多列に搬送して行路を変更す
るのを円滑且つ確実に行うことを目的とする。
がなく、しかも混乱(ジャム)や転倒することがなく、
コンベアの幅方向に対して横隊多列に搬送される物品を
減列して寡列に搬送して行路を変更したり、また逆に不
規則且つ寡列の物品を横隊多列に搬送して行路を変更す
るのを円滑且つ確実に行うことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ローラに嵌挿したローラシャフトをフレー
ム間に回転自在に挿架し、前記ローラを回転させて物品
を搬送させるローラコンベアにおいて、上流側の直進部
と下流側の直進部との間に行路変更部を設け、上流側お
よび下流側の直進部はフレーム間に多数のローラシャフ
トを略直角的に回転可能に装架し、前記行路変更部は少
なくとも上流側の直進部のローラシャフトに対して任意
の角度をもって平行に且つ回転可能に複数本のローラシ
ャフトを装架するという手段を採用した。
するために、ローラに嵌挿したローラシャフトをフレー
ム間に回転自在に挿架し、前記ローラを回転させて物品
を搬送させるローラコンベアにおいて、上流側の直進部
と下流側の直進部との間に行路変更部を設け、上流側お
よび下流側の直進部はフレーム間に多数のローラシャフ
トを略直角的に回転可能に装架し、前記行路変更部は少
なくとも上流側の直進部のローラシャフトに対して任意
の角度をもって平行に且つ回転可能に複数本のローラシ
ャフトを装架するという手段を採用した。
【0011】
【作用】ローラが回転すると、上流側の直進部において
物品はコンベアの幅方向に横隊多列に、また不規則に且
つ寡列に搬送され、そして上流側と下流側との直進部と
の間に少なくとも上流側の直進部のローラシャフトに対
して任意の角度をもって平行に且つ回転可能に設けた行
路変更部の複数本のローラシャフトによって行路が変更
され、さらに下流側の直進部に横隊多列の状態から不規
則な寡列に、または不規則な寡列から横隊多列にそれぞ
れ列および進行方向の物品相互間の間隔を変更して搬送
される。
物品はコンベアの幅方向に横隊多列に、また不規則に且
つ寡列に搬送され、そして上流側と下流側との直進部と
の間に少なくとも上流側の直進部のローラシャフトに対
して任意の角度をもって平行に且つ回転可能に設けた行
路変更部の複数本のローラシャフトによって行路が変更
され、さらに下流側の直進部に横隊多列の状態から不規
則な寡列に、または不規則な寡列から横隊多列にそれぞ
れ列および進行方向の物品相互間の間隔を変更して搬送
される。
【0012】
【実施例】以下、図1ないし図4に従って本発明をスリ
ップトルク方式のローラコンベアに適用する場合を一実
施例として説明する。1はコンベアであり、このコンベ
ア1の上流側と下流側とには上流側から下流側に向かっ
て平面略直角に直進部1A,1Bが配置され、しかもこ
の上流側の直進部1Aと下流側の直進部1Bとの間には
対角線X方向に夫々境としての行路変更部1Cが分離部
2,3を介して設けられている。
ップトルク方式のローラコンベアに適用する場合を一実
施例として説明する。1はコンベアであり、このコンベ
ア1の上流側と下流側とには上流側から下流側に向かっ
て平面略直角に直進部1A,1Bが配置され、しかもこ
の上流側の直進部1Aと下流側の直進部1Bとの間には
対角線X方向に夫々境としての行路変更部1Cが分離部
2,3を介して設けられている。
【0013】このうち、上流側と下流側との直進部1
A,1Bは夫々この実施例においてはフレーム4の対向
する側壁4a,4a間に略直角的に同一長さの多数のロ
ーラシャフト5,5′を回転自在に装架している。そし
て上流側の前記直進部1Aは下流側の直進部1Bよりも
幅広に形成される。しかも上流側の前記直進部1Aのロ
ーラシャフト5は下流側の前記直進部1Bのローラシャ
フト5′よりも長い。
A,1Bは夫々この実施例においてはフレーム4の対向
する側壁4a,4a間に略直角的に同一長さの多数のロ
ーラシャフト5,5′を回転自在に装架している。そし
て上流側の前記直進部1Aは下流側の直進部1Bよりも
幅広に形成される。しかも上流側の前記直進部1Aのロ
ーラシャフト5は下流側の前記直進部1Bのローラシャ
フト5′よりも長い。
【0014】しかも行路変更部1Cの対角線X方向に少
なくとも上流側の直進部1Aのローラシャフト5に対し
て任意の角度θをもって平行に且つ回転可能に列設され
た複数本、例えば3本のローラシャフト5″と、相互に
直角的に交わる前記直進部1A,1Bの端部Y1 ,Y2
とを二辺としてその間に囲まれる略平面三角形の空間域
S1 ,S2 を行路変更部1Cと直進部1A,1Bとの連
絡部分としてコンベア1の直進部1A,1Bの交叉端に
設けている。すなわち同一長さの行路変更用の複数本の
ローラシャフト5″から上流側または下流側に向けて遠
去かるのにつれて次第にその長さが長くなるように複数
本のローラシャフト5a1 ,5a2 ,5a3 ……5
an ;5b1,5b2,5b3 ……5bn は回転自在に配設
されている。
なくとも上流側の直進部1Aのローラシャフト5に対し
て任意の角度θをもって平行に且つ回転可能に列設され
た複数本、例えば3本のローラシャフト5″と、相互に
直角的に交わる前記直進部1A,1Bの端部Y1 ,Y2
とを二辺としてその間に囲まれる略平面三角形の空間域
S1 ,S2 を行路変更部1Cと直進部1A,1Bとの連
絡部分としてコンベア1の直進部1A,1Bの交叉端に
設けている。すなわち同一長さの行路変更用の複数本の
ローラシャフト5″から上流側または下流側に向けて遠
去かるのにつれて次第にその長さが長くなるように複数
本のローラシャフト5a1 ,5a2 ,5a3 ……5
an ;5b1,5b2,5b3 ……5bn は回転自在に配設
されている。
【0015】6は軸方向に分割され孔6aを有する略筒
状の多数のローラであり、このローラ6は直進部1A,
1Bの前記ローラシャフト5;5a1,5a2,5a3 ……
5a n ;5′;5b1,5b2,5b3 ……5bn と、行路
変更部のローラシャフト5″とに緩挿されることにより
ローラシャフト5;5a1 ,5a2 ,5a3 ……5
a n ;5′;5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn と行路
変更部1Cのローラシャフト5″とに摩擦、係合するこ
とにより駆動力を得て回転される。そして図4に示す如
く、上流側の直進部1Aのローラ6上に横隊多列の物品
A1 ,A2 ,A3 …An が載置された場合に、先ずロー
ラシャフト5との摩擦、係合によりモータM 1 の駆動力
を受動してローラ6は回転され、物品A1 ,A2 ,A3
…An は横隊多列に搬送されるようになっている。
状の多数のローラであり、このローラ6は直進部1A,
1Bの前記ローラシャフト5;5a1,5a2,5a3 ……
5a n ;5′;5b1,5b2,5b3 ……5bn と、行路
変更部のローラシャフト5″とに緩挿されることにより
ローラシャフト5;5a1 ,5a2 ,5a3 ……5
a n ;5′;5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn と行路
変更部1Cのローラシャフト5″とに摩擦、係合するこ
とにより駆動力を得て回転される。そして図4に示す如
く、上流側の直進部1Aのローラ6上に横隊多列の物品
A1 ,A2 ,A3 …An が載置された場合に、先ずロー
ラシャフト5との摩擦、係合によりモータM 1 の駆動力
を受動してローラ6は回転され、物品A1 ,A2 ,A3
…An は横隊多列に搬送されるようになっている。
【0016】直進部1A,1Bのローラシャフト5;5
a1 , 5a2 ,5a3 ……5an ;5b1 ,5b2 ,5
b3 ……5bn ;5′および行路変更部1Cのローラシ
ャフト5″を緩挿するためのローラ6の孔6aの内径は
ローラシャフト5;5a1 ,5a2 ,5a3 ……5
an ;5″;5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′
の外径よりも僅かに大きい。
a1 , 5a2 ,5a3 ……5an ;5b1 ,5b2 ,5
b3 ……5bn ;5′および行路変更部1Cのローラシ
ャフト5″を緩挿するためのローラ6の孔6aの内径は
ローラシャフト5;5a1 ,5a2 ,5a3 ……5
an ;5″;5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′
の外径よりも僅かに大きい。
【0017】その結果、前記したようにローラシャフト
5,5′;5a1 ,5a2 ,5a3……5an ;5
b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5″に対してローラ
6は摩擦、係合することによりモータM1 ,M2 ,M3
からの駆動力を受けて自由に回転するようになってい
る。
5,5′;5a1 ,5a2 ,5a3……5an ;5
b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5″に対してローラ
6は摩擦、係合することによりモータM1 ,M2 ,M3
からの駆動力を受けて自由に回転するようになってい
る。
【0018】前記直進部1A,1Bの前記ローラシャフ
ト5,5′を前記フレーム4の側壁4a,4aに回転自
在に装架する手段として、フレーム4の上面に対向して
設けた略L字状の起立片7,7をプラスチック製の長尺
のベリングバー8の下面に長手方向にわたって設けた差
込孔8a内に嵌着し、そしてこのベアリングバー8の上
面に設けた多数の保持孔8b内に略円筒状のブッシュ9
を嵌脱自在に取付けることにより、ブッシュ9内にロー
ラシャフト5,5′の両端を回転自在に支持することに
よりフレーム4の側壁4a,4a間にローラシャフト
5,5′は回転可能に取付けられる。
ト5,5′を前記フレーム4の側壁4a,4aに回転自
在に装架する手段として、フレーム4の上面に対向して
設けた略L字状の起立片7,7をプラスチック製の長尺
のベリングバー8の下面に長手方向にわたって設けた差
込孔8a内に嵌着し、そしてこのベアリングバー8の上
面に設けた多数の保持孔8b内に略円筒状のブッシュ9
を嵌脱自在に取付けることにより、ブッシュ9内にロー
ラシャフト5,5′の両端を回転自在に支持することに
よりフレーム4の側壁4a,4a間にローラシャフト
5,5′は回転可能に取付けられる。
【0019】同様に行路変更部1Cに使用されるローラ
シャフト5″を回転可能にフレーム4の隅角部において
対角線X方向に装架するのにはフレーム4の対角線X上
に対向して取付けられたプラスチック製で平面略三角形
の軸受部品10,10の内側に対向して有する孔内にブ
ッシュ(図示せず)を介してローラシャフト5″の左右
の端部を回転自在に挿入することにより取付けられる。
シャフト5″を回転可能にフレーム4の隅角部において
対角線X方向に装架するのにはフレーム4の対角線X上
に対向して取付けられたプラスチック製で平面略三角形
の軸受部品10,10の内側に対向して有する孔内にブ
ッシュ(図示せず)を介してローラシャフト5″の左右
の端部を回転自在に挿入することにより取付けられる。
【0020】さらにコンベア1の直進部1A,1Bの前
記端部Y1 ,Y2 と行路変更部1Cとの間に囲まれる略
平面三角形の空間域S1 ,S2 に取付けられるローラシ
ャフト5a1 , 5a2 ,5a3 ……5an ;5b1 ,5
b2 ,5b3 ……5bn はその一端を、フレーム4に対
して取付けられる略L字状の前記起立片7と、ベアリン
グバー8と、ブッシュ9との部品を用いて回転自在に支
持する点は前記ローラシャフト5,5′の取付手段とし
て略同様であり、しかも他端はフレーム4の下面に設け
た支持板11にプラスチック製の前記軸受部品10′用
いて回転自在に支持することにより取付けられる。
記端部Y1 ,Y2 と行路変更部1Cとの間に囲まれる略
平面三角形の空間域S1 ,S2 に取付けられるローラシ
ャフト5a1 , 5a2 ,5a3 ……5an ;5b1 ,5
b2 ,5b3 ……5bn はその一端を、フレーム4に対
して取付けられる略L字状の前記起立片7と、ベアリン
グバー8と、ブッシュ9との部品を用いて回転自在に支
持する点は前記ローラシャフト5,5′の取付手段とし
て略同様であり、しかも他端はフレーム4の下面に設け
た支持板11にプラスチック製の前記軸受部品10′用
いて回転自在に支持することにより取付けられる。
【0021】上流側および下流側の直進部1A,1Bの
ローラシャフト5;5a1 ,5a2,5a3 ……5
an ;5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′の駆動
手段としては、個別の駆動源としてのモータM1 ,M2
の駆動力を適宜動力伝達部品、例えばスプロケット1
2,13;チェーン14を用いて受動することにより回
転駆動される共用の且つ長尺のドライブシャフト15
と、このドライブシャフト15と前記ローラシャフト
5;5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an ;5b1 ,5b
2,5b3 ……5bn ;5′の一端に嵌着されたプーリ
部16との間に適宜の捲回方法により、捲回されたトロ
イド・ベルト17とから形成されてモータM1 ,M 2 か
らの駆動力を受動して回転するようになっている。
ローラシャフト5;5a1 ,5a2,5a3 ……5
an ;5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′の駆動
手段としては、個別の駆動源としてのモータM1 ,M2
の駆動力を適宜動力伝達部品、例えばスプロケット1
2,13;チェーン14を用いて受動することにより回
転駆動される共用の且つ長尺のドライブシャフト15
と、このドライブシャフト15と前記ローラシャフト
5;5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an ;5b1 ,5b
2,5b3 ……5bn ;5′の一端に嵌着されたプーリ
部16との間に適宜の捲回方法により、捲回されたトロ
イド・ベルト17とから形成されてモータM1 ,M 2 か
らの駆動力を受動して回転するようになっている。
【0022】また行路変更部1Cのローラシャフト5″
の駆動手段は、モータM3 の駆動力を適宜伝達部品、同
様にスプロケット12′,13′;チェーン14′を用
いて受動することにより回転駆動する共用のドライブシ
ャフト15′とこのドライブシャフト15′の一端に嵌
着されたプーリ部16′との間に適宜の捲回方法により
捲回されたトロイド・ベルト17′とにより形成され、
モータM3 の回転駆動力を受動して回転するようになっ
ている。
の駆動手段は、モータM3 の駆動力を適宜伝達部品、同
様にスプロケット12′,13′;チェーン14′を用
いて受動することにより回転駆動する共用のドライブシ
ャフト15′とこのドライブシャフト15′の一端に嵌
着されたプーリ部16′との間に適宜の捲回方法により
捲回されたトロイド・ベルト17′とにより形成され、
モータM3 の回転駆動力を受動して回転するようになっ
ている。
【0023】しかも上流側の直進部1Aのローラシャフ
ト5,5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an と、行路変更
部1Cのローラシャフト5″と、下流側のローラシャフ
ト5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′との搬送速
度はこの実施例では例えば1:2:3(m/sec)と
なっている。
ト5,5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an と、行路変更
部1Cのローラシャフト5″と、下流側のローラシャフ
ト5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′との搬送速
度はこの実施例では例えば1:2:3(m/sec)と
なっている。
【0024】この発明の一実施例は以上の構成からな
り、先ず図4に示す如くコンベア1の上流側の直進部1
Aの横方向(幅方向)に物品A1 に対してコンベア1の
端部から距離l1 を採るとともにそれぞれの物品A1 ,
A2 ,A3 ……An の間に物品間距離l2 を採り、しか
もコンベア1の手前(図4において下)側の側端から最
下段の物品An までに距離l3 をそれぞれ採って物品A
1 ,A2 ,A3 ……Anを横一列に整列化させ、その上
先行列の物品と後行列の物品とが重なり合わないように
コンベア1の進行方向に対して所定の間隔をあけて上流
側の直進部1Aのローラ6上に物品A1 ,A2 ,A3 …
…An を載置する。
り、先ず図4に示す如くコンベア1の上流側の直進部1
Aの横方向(幅方向)に物品A1 に対してコンベア1の
端部から距離l1 を採るとともにそれぞれの物品A1 ,
A2 ,A3 ……An の間に物品間距離l2 を採り、しか
もコンベア1の手前(図4において下)側の側端から最
下段の物品An までに距離l3 をそれぞれ採って物品A
1 ,A2 ,A3 ……Anを横一列に整列化させ、その上
先行列の物品と後行列の物品とが重なり合わないように
コンベア1の進行方向に対して所定の間隔をあけて上流
側の直進部1Aのローラ6上に物品A1 ,A2 ,A3 …
…An を載置する。
【0025】そしてモータM1 の駆動力をスプロケット
12,13;チェーン14の動力伝達部品を介して受動
することにより共用のドライブシャフト15がモータM
1 からの回転力を受動して回転するので、このドライブ
シャフト15に捲回されているトロイド・ベルト17、
プーリ部16を介してフレーム4の側壁4a,4a間に
略直角に装架された直線部1Aの多数のローラシャフト
5およびコンベア1の直進部1Aの端部Y1 と行路変更
部1Cとの間に囲まれる略平面三角形の空間域S1 に装
架され、且つ行路変更部1Cの複数のローラシャフト
5″から遠去かるのにつれて長さが漸次長くなるような
行路変更部1Cに対する連絡部としてのローラシャフト
5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an は回転駆動する。
12,13;チェーン14の動力伝達部品を介して受動
することにより共用のドライブシャフト15がモータM
1 からの回転力を受動して回転するので、このドライブ
シャフト15に捲回されているトロイド・ベルト17、
プーリ部16を介してフレーム4の側壁4a,4a間に
略直角に装架された直線部1Aの多数のローラシャフト
5およびコンベア1の直進部1Aの端部Y1 と行路変更
部1Cとの間に囲まれる略平面三角形の空間域S1 に装
架され、且つ行路変更部1Cの複数のローラシャフト
5″から遠去かるのにつれて長さが漸次長くなるような
行路変更部1Cに対する連絡部としてのローラシャフト
5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an は回転駆動する。
【0026】従って、このローラシャフト5;5a1 ,
5a2 ,5a3 ……5an に摩擦、係合するように緩挿
され支持されているローラ6は、各ローラシャフト5;
5a 1 ,5a2 ,5a3 ……5an からの回転力を受動
して回転駆動するため、図4に示すように横隊に整列化
されている多列の物品A1 ,A2 ,A3 ……An は、上
流側の直進部1Aから行路変更部1Cに対する分離部2
まで横一列に搬送速度VX にて搬送されて行く。
5a2 ,5a3 ……5an に摩擦、係合するように緩挿
され支持されているローラ6は、各ローラシャフト5;
5a 1 ,5a2 ,5a3 ……5an からの回転力を受動
して回転駆動するため、図4に示すように横隊に整列化
されている多列の物品A1 ,A2 ,A3 ……An は、上
流側の直進部1Aから行路変更部1Cに対する分離部2
まで横一列に搬送速度VX にて搬送されて行く。
【0027】ところが直進部1Aの多数のローラシャフ
ト5および連絡部としての平面略三角形の空間域S1 に
上流側に向かって漸次長くなるように配列されているロ
ーラシャフト5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an に対し
て行路変更部1Cの複数本のローラシャフト5″は角度
θにて配列されているので、横隊多列に整列化され、搬
送されて行く物品A1 ,A2 ,A3 ……An の行路変更
部1Cまでの物品搬送距離がそれぞれ長短異なる。すな
わち物品A1 ,A2 ,A3 ……An の順に行路変更部1
Cに到達し、通過することになる。
ト5および連絡部としての平面略三角形の空間域S1 に
上流側に向かって漸次長くなるように配列されているロ
ーラシャフト5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an に対し
て行路変更部1Cの複数本のローラシャフト5″は角度
θにて配列されているので、横隊多列に整列化され、搬
送されて行く物品A1 ,A2 ,A3 ……An の行路変更
部1Cまでの物品搬送距離がそれぞれ長短異なる。すな
わち物品A1 ,A2 ,A3 ……An の順に行路変更部1
Cに到達し、通過することになる。
【0028】この際、行路変更部1Cの複数本のローラ
シャフト5″が直進部1Aのローラシャフト5に対して
任意の角度θをもって配列されているのと、この行路変
更部1Cのローラ6の搬送速度Vy はコンベア1の直進
部1Aのローラ6の搬送速度VX よりも速いことから、
幅方向に相互の物品間距離l2 をそれぞれあけて上流側
の直進部1Aのローラ6上を搬送速度VX によって搬送
されて来た物品A1 ,A2 ,A3 ……An は、直進部1
Aのローラシャフト5に対する行路変更部1Cのローラ
シャフト5″の角度θに応じて行路が、その先端から後
端に向かって行路変更部1Cのローラ6上において素早
く変更され搬送される。
シャフト5″が直進部1Aのローラシャフト5に対して
任意の角度θをもって配列されているのと、この行路変
更部1Cのローラ6の搬送速度Vy はコンベア1の直進
部1Aのローラ6の搬送速度VX よりも速いことから、
幅方向に相互の物品間距離l2 をそれぞれあけて上流側
の直進部1Aのローラ6上を搬送速度VX によって搬送
されて来た物品A1 ,A2 ,A3 ……An は、直進部1
Aのローラシャフト5に対する行路変更部1Cのローラ
シャフト5″の角度θに応じて行路が、その先端から後
端に向かって行路変更部1Cのローラ6上において素早
く変更され搬送される。
【0029】その後、対角線X方向に複数本のローラシ
ャフト5″が配列された行路変更部1Cに対してローラ
シャフト5′;5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn が回
転することにより物品A1 ,A2 ,A3 ……An は、分
離部3に到った順に行路が上流側の直進部1Aに対して
例えば図4において略90°変更された後に下流側の直
進部1Bを搬送速度VZ にて搬送されることになる。
ャフト5″が配列された行路変更部1Cに対してローラ
シャフト5′;5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn が回
転することにより物品A1 ,A2 ,A3 ……An は、分
離部3に到った順に行路が上流側の直進部1Aに対して
例えば図4において略90°変更された後に下流側の直
進部1Bを搬送速度VZ にて搬送されることになる。
【0030】この時、上流側の直進部1Aにおけるロー
ラ6の搬送速度Vx と、行路変更部1Cのローラ6の搬
送速度Vyと、下流側の直進部1Bにおけるローラ6の
搬送速度Vzとはそれぞれ異速度であって上流側から下
流側に向いて順次、速くなるのと、コンベア1の上流側
の直進部1Aに対して任意の角度θをもって行路変更部
1Cの複数本のローラシャフト5″が配列されているの
で、下流側の直進部1Bを搬送する物品A1 ,A2 ,A
3 ……An は、コンベア1の手前(図4において下)側
の側端から幅方向に配列される最下段の物品An までは
上流側の直進部1Aにおいては距離l3 であったのに対
して下流側では、コンベアフレームの側端(図において
は左側)に接触するか、または近接するようになる。
ラ6の搬送速度Vx と、行路変更部1Cのローラ6の搬
送速度Vyと、下流側の直進部1Bにおけるローラ6の
搬送速度Vzとはそれぞれ異速度であって上流側から下
流側に向いて順次、速くなるのと、コンベア1の上流側
の直進部1Aに対して任意の角度θをもって行路変更部
1Cの複数本のローラシャフト5″が配列されているの
で、下流側の直進部1Bを搬送する物品A1 ,A2 ,A
3 ……An は、コンベア1の手前(図4において下)側
の側端から幅方向に配列される最下段の物品An までは
上流側の直進部1Aにおいては距離l3 であったのに対
して下流側では、コンベアフレームの側端(図において
は左側)に接触するか、または近接するようになる。
【0031】しかも物品A1 ,A2 ,A3 ……An のコ
ンベア1の幅方向における物品間距離が上流側の直進部
1Aにおいては距離l2 であったのに対して下流側の直
進部1Bを搬送するうちにコンベア1の端部に先行の物
品が後行の物品により押圧されて幅寄せがなされる。し
かも行路変更部1Cの分離部3に到達順に行路変更部1
Cのローラ6の搬送速度Vyよりも速いローラ6の搬送
速度Vzによって下流側の直進部1Bを物品は素早く搬
送して行く。このため上流側の直進部1Aの端部Y1 ま
では横隊多列に搬送されて来た物品A1 ,A2 ,A3 …
…An は行路変更部1Cにおいて下流側の直進部1Bに
行路を混乱することなく素早く変更され、その後は寡列
且つ不規則に搬送されて行く。
ンベア1の幅方向における物品間距離が上流側の直進部
1Aにおいては距離l2 であったのに対して下流側の直
進部1Bを搬送するうちにコンベア1の端部に先行の物
品が後行の物品により押圧されて幅寄せがなされる。し
かも行路変更部1Cの分離部3に到達順に行路変更部1
Cのローラ6の搬送速度Vyよりも速いローラ6の搬送
速度Vzによって下流側の直進部1Bを物品は素早く搬
送して行く。このため上流側の直進部1Aの端部Y1 ま
では横隊多列に搬送されて来た物品A1 ,A2 ,A3 …
…An は行路変更部1Cにおいて下流側の直進部1Bに
行路を混乱することなく素早く変更され、その後は寡列
且つ不規則に搬送されて行く。
【0032】すなわち、従来のように略交叉する直進部
1A,1Bの間に渡り板を設けて先行する物品によって
後行する物品を前記渡り板上に強制的に押圧して受渡し
を行い、強制的に横隊多列の物品を減列したり、または
混乱し易い行路変更部1Cに物品A1 ,A2 ,A3 ……
An を強制的に揺動する揺さぶり装置等を設けるのとは
異なり、物品A1 ,A2 ,A3 ……An は相互に混乱
(ジャム)して食付きを生ずることがなく速やかに受渡
しが行え、しかも摩擦によって物品に傷が生ずるのが阻
止される。
1A,1Bの間に渡り板を設けて先行する物品によって
後行する物品を前記渡り板上に強制的に押圧して受渡し
を行い、強制的に横隊多列の物品を減列したり、または
混乱し易い行路変更部1Cに物品A1 ,A2 ,A3 ……
An を強制的に揺動する揺さぶり装置等を設けるのとは
異なり、物品A1 ,A2 ,A3 ……An は相互に混乱
(ジャム)して食付きを生ずることがなく速やかに受渡
しが行え、しかも摩擦によって物品に傷が生ずるのが阻
止される。
【0033】またコンベア1は上流側の直進部1A、空
間域S1 、行路変更部1C、下流側の空間域S2 、直進
部1Bのローラ6に対してそれぞれローラシャフト5;
5a 1 ,5a2 ,5a3 ……5an ;5′;5b1 ,5
b2 ,5b3 ……5bn ;5″が遊挿されることにより
物品A1 ,A2 ,A3 ……An の荷重が加わると、モー
タM1 ,M2 ,M3 からの駆動力を受動してローラ6は
回転されて物品A1 ,A2 ,A3 ……An が搬送される
いわゆるスリップトルクのコンベアである。従って物品
A1 ,A2 ,A3 ……An が仮にコンベアを搬送中に混
乱してローラ6に対して無理な負荷が加わるようなこと
があってもその負荷が除かれるまでローラ6上で物品A
1 ,A2 ,A3 ……An は静止されるとともにローラ6
に対してローラシャフト5;5a1 ,5a2 ,5a3 …
…5an ;5″;5b1 ,5b 2 ,5b3 ……5bn ;
5′は空転する等の速度調整は容易であり、負荷が加わ
らない物品A1 ,A2 ,A3 ……An は転倒することな
く搬送できる。
間域S1 、行路変更部1C、下流側の空間域S2 、直進
部1Bのローラ6に対してそれぞれローラシャフト5;
5a 1 ,5a2 ,5a3 ……5an ;5′;5b1 ,5
b2 ,5b3 ……5bn ;5″が遊挿されることにより
物品A1 ,A2 ,A3 ……An の荷重が加わると、モー
タM1 ,M2 ,M3 からの駆動力を受動してローラ6は
回転されて物品A1 ,A2 ,A3 ……An が搬送される
いわゆるスリップトルクのコンベアである。従って物品
A1 ,A2 ,A3 ……An が仮にコンベアを搬送中に混
乱してローラ6に対して無理な負荷が加わるようなこと
があってもその負荷が除かれるまでローラ6上で物品A
1 ,A2 ,A3 ……An は静止されるとともにローラ6
に対してローラシャフト5;5a1 ,5a2 ,5a3 …
…5an ;5″;5b1 ,5b 2 ,5b3 ……5bn ;
5′は空転する等の速度調整は容易であり、負荷が加わ
らない物品A1 ,A2 ,A3 ……An は転倒することな
く搬送できる。
【0034】このように物品A1 ,A2 ,A3 ……An
は、物品の進行方向に向けて上流側の直進部1A、行路
変更部1C、下流側の直進部1Bへと搬送速度Vx,V
y,Vzが段階的に順次増速されることにより円滑に搬
送されて行くとともに、コンベア1の上流側から下流側
に向かって手前側の側端に物品A1 ,A2 ,A3 ……A
n は相互に近寄って搬送されて行くので、特に物品
A1 ,A2 ,A3 ……Anを洗浄、乾燥、塗装、印刷、
検査、内容物の充填、滅菌、包装、梱包等の作業を行う
のに作業機械K1 ,K2 間にコンベア1を接続すること
により物品A1 ,A 2 ,A3 ……An を搬送する場合に
適する。例えば容器としての物品A1 ,A2,A3 ……
An に作業機械K2 としての充填機にて適正量の内容物
が充填されているか否かを検出する事前に、物品として
の容器を作業機械K1 としての洗浄機によって洗浄し、
その後乾燥機等で乾燥し、下流側に供給する場合に、多
数の物品A1 ,A2 ,A3 ……An を横隊多列の状態か
ら寡列に物品の配列を変更し、搬送するのに最適に使用
する。
は、物品の進行方向に向けて上流側の直進部1A、行路
変更部1C、下流側の直進部1Bへと搬送速度Vx,V
y,Vzが段階的に順次増速されることにより円滑に搬
送されて行くとともに、コンベア1の上流側から下流側
に向かって手前側の側端に物品A1 ,A2 ,A3 ……A
n は相互に近寄って搬送されて行くので、特に物品
A1 ,A2 ,A3 ……Anを洗浄、乾燥、塗装、印刷、
検査、内容物の充填、滅菌、包装、梱包等の作業を行う
のに作業機械K1 ,K2 間にコンベア1を接続すること
により物品A1 ,A 2 ,A3 ……An を搬送する場合に
適する。例えば容器としての物品A1 ,A2,A3 ……
An に作業機械K2 としての充填機にて適正量の内容物
が充填されているか否かを検出する事前に、物品として
の容器を作業機械K1 としての洗浄機によって洗浄し、
その後乾燥機等で乾燥し、下流側に供給する場合に、多
数の物品A1 ,A2 ,A3 ……An を横隊多列の状態か
ら寡列に物品の配列を変更し、搬送するのに最適に使用
する。
【0035】上記実施例においては、コンベア1の上流
側の直進部1Aに対して下流側の直進部1Bを行路変更
部1Cを介して平面略90°に交叉して配置している
が、下流側の直進部1Bに図示しないコンベアを接続す
る等その組合せは自由に行なえる。
側の直進部1Aに対して下流側の直進部1Bを行路変更
部1Cを介して平面略90°に交叉して配置している
が、下流側の直進部1Bに図示しないコンベアを接続す
る等その組合せは自由に行なえる。
【0036】しかも上記実施例においてはコンベアの上
流側および下流側の直進部1A,1Bおよび行路変更部
1Cに多数の物品A1 ,A2 ,A3 ……An が載置され
てローラ6に荷重が加わった場合に、モータM1 ,
M2 ,M3 からの駆動力を受動して回転するローラシャ
フト5;5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an ;5″;5
b 1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′との摩擦、係合
により回転するローラ6によって、物品A1 ,A2 ,A
3 ……An を搬送するいわゆるスリップトルク方式のロ
ーラコンベアを採用しているが、これに代わってローラ
シャフト5;5a1,5a2 ,5a3 ……5an ;
5″; 5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′にロ
ーラ6が嵌着されることによりローラ6を一体に回転さ
せる型式のローラコンベアに本発明を適用することもで
きる。
流側および下流側の直進部1A,1Bおよび行路変更部
1Cに多数の物品A1 ,A2 ,A3 ……An が載置され
てローラ6に荷重が加わった場合に、モータM1 ,
M2 ,M3 からの駆動力を受動して回転するローラシャ
フト5;5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an ;5″;5
b 1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′との摩擦、係合
により回転するローラ6によって、物品A1 ,A2 ,A
3 ……An を搬送するいわゆるスリップトルク方式のロ
ーラコンベアを採用しているが、これに代わってローラ
シャフト5;5a1,5a2 ,5a3 ……5an ;
5″; 5b1 ,5b2 ,5b3 ……5bn ;5′にロ
ーラ6が嵌着されることによりローラ6を一体に回転さ
せる型式のローラコンベアに本発明を適用することもで
きる。
【0037】また上記実施例においては、コンベア1の
下流側の直進部1Bに対して行路変更部1Cを介して上
流側の直進部1Aを幅広に形成することにより、上流側
から下流側に多数の物品A1 ,A2 ,A3 ……An を横
隊多列に整列化した状態から寡列の不規則な状態に変更
して搬送するようにしているが、上記実施例とは逆に物
品A1 ,A2 ,A3 ……An の搬送方向を逆にするとと
もに下流側の直進部に対して上流側の直進部が行路変更
部1Cを介して幅狭に形成されることにより、上流側に
おいて寡列且つ不規則の状態に配列されている多数の物
品A1 ,A2 ,A3 ……An を下流側の直進部において
横隊多列に整列化して搬送することもできることも本発
明の適用範囲である。
下流側の直進部1Bに対して行路変更部1Cを介して上
流側の直進部1Aを幅広に形成することにより、上流側
から下流側に多数の物品A1 ,A2 ,A3 ……An を横
隊多列に整列化した状態から寡列の不規則な状態に変更
して搬送するようにしているが、上記実施例とは逆に物
品A1 ,A2 ,A3 ……An の搬送方向を逆にするとと
もに下流側の直進部に対して上流側の直進部が行路変更
部1Cを介して幅狭に形成されることにより、上流側に
おいて寡列且つ不規則の状態に配列されている多数の物
品A1 ,A2 ,A3 ……An を下流側の直進部において
横隊多列に整列化して搬送することもできることも本発
明の適用範囲である。
【0038】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、コンベアの上
流側と下流側との直進部の間に設けられた行路変更部の
ローラシャフトは直進部のローラシャフトに対して任意
の角度をもって複数本が配列されているので、物品は食
付や損傷がなく、しかも混乱や転倒することなく、コン
ベアの幅方向に対して横隊多列の状態から減列して寡列
に搬送することにより行路を変更したり、または逆に不
規則に且つ寡列の状態で搬送される物品を横隊多列に増
列して搬送することにより行路を円滑且つ確実に変更す
ることができる。
流側と下流側との直進部の間に設けられた行路変更部の
ローラシャフトは直進部のローラシャフトに対して任意
の角度をもって複数本が配列されているので、物品は食
付や損傷がなく、しかも混乱や転倒することなく、コン
ベアの幅方向に対して横隊多列の状態から減列して寡列
に搬送することにより行路を変更したり、または逆に不
規則に且つ寡列の状態で搬送される物品を横隊多列に増
列して搬送することにより行路を円滑且つ確実に変更す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】おなじく要部を示す斜面図である。
【図3】図2のイ−イ線の断面図である。
【図4】同じく使用状態を示す断面図である。
1 コンベア 1A 直進部 1B 直進部 4 フレーム 5;5′;5″;5a1 ,5a2 ,5a3 ……5an ;
5b1,5b2 ,5b3……5bn ローラシャフト 6 ローラ M1 モータ M2 モータ M3 モータ
5b1,5b2 ,5b3……5bn ローラシャフト 6 ローラ M1 モータ M2 モータ M3 モータ
Claims (8)
- 【請求項1】 ローラに嵌挿したローラシャフトをフレ
ーム間に回転自在に挿架し、前記ローラを回転させて物
品を搬送させるローラコンベアにおいて、上流側の直進
部と下流側の直進部との間に行路変更部を設け、上流側
および下流側の直進部はフレーム間に多数のローラシャ
フトを略直角的に回転自在に装架し、前記行路変更部は
少なくとも上流側の直進部のローラシャフトに対して任
意の角度をもって平行に且つ回転可能に複数本の他のロ
ーラシャフトを装架したことを特徴とするローラコンベ
ア。 - 【請求項2】 前記ローラシャフトはローラに緩挿さ
れ、該ローラの摩擦、係合によりローラは回転されるこ
とを特徴とする請求項1に記載のローラコンベア。 - 【請求項3】 前記ローラシャフトはローラに嵌入され
てローラと一体に回転されることを特徴とする請求項1
に記載のローラコンベア。 - 【請求項4】 上流側の前記直進部と前記行路変更部と
の間に形成される分離部および前記行路変更部と下流側
の直進部との間に形成される分離部とが行路の進行方向
に対して任意の角度に設けられることを特徴とする請求
項1に記載のローラコンベア。 - 【請求項5】 上流側および下流側の直進部と、前記行
路変更部との各々のローラシャフトの回転速度が速いま
たは遅いにそれぞれ異なる物品搬送速度で回転されるこ
とを特徴とした請求項1に記載のローラコンベア。 - 【請求項6】 上流側および下流側の直進部と、前記行
路変更部との各々のローラシャフトの回転速度が同速の
物品搬送速度で回転されることを特徴とした請求項1に
記載のローラコンベア。 - 【請求項7】 下流側の直進部に対して前記行路変更部
を介して上流側の直進部が幅広に形成されることを特徴
とした請求項1に記載のローラコンベア。 - 【請求項8】 下流側の直進部に対して上流側の直進部
が前記行路変更部を介して幅狭に形成されたことを特徴
とする請求項1に記載のローラコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270593A JPH06312816A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | ローラコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270593A JPH06312816A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | ローラコンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06312816A true JPH06312816A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14334690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10270593A Pending JPH06312816A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | ローラコンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06312816A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000168923A (ja) * | 1998-12-02 | 2000-06-20 | Hyac Corp | ローラーコンベヤシステム |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP10270593A patent/JPH06312816A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000168923A (ja) * | 1998-12-02 | 2000-06-20 | Hyac Corp | ローラーコンベヤシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030114 |