[go: up one dir, main page]

JPH0630776Y2 - エレベータ設備の遠隔管理装置 - Google Patents

エレベータ設備の遠隔管理装置

Info

Publication number
JPH0630776Y2
JPH0630776Y2 JP1991014914U JP1491491U JPH0630776Y2 JP H0630776 Y2 JPH0630776 Y2 JP H0630776Y2 JP 1991014914 U JP1991014914 U JP 1991014914U JP 1491491 U JP1491491 U JP 1491491U JP H0630776 Y2 JPH0630776 Y2 JP H0630776Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
data
center
regional
peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991014914U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0496474U (ja
Inventor
トーマス・ヒンダーリング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inventio AG
Original Assignee
Inventio AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inventio AG filed Critical Inventio AG
Publication of JPH0496474U publication Critical patent/JPH0496474U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0630776Y2 publication Critical patent/JPH0630776Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0018Devices monitoring the operating condition of the elevator system
    • B66B5/0025Devices monitoring the operating condition of the elevator system for maintenance or repair
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0037Performance analysers

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、分散して配置されたエ
レベータ設備を遠隔管理するための装置に関する。
【0002】上記の装置によれば、エレベータ設備の保
守の合理化、保守コストの減少並びにより良いサービス
の提供を可能にする。
【0003】
【従来の技術】米国特許第 3 973 648号明細書からは、
中央計算機によりモデム接続を介してエレベータ群を監
視する装置が公知である。中央計算機から電話信号で呼
び掛けられたエレベータ群は運転事象、障害事象及び警
報事象に関するデータを、直列デジタル携帯で中央計算
機に送る。エレベータ群と中央計算機との結合装置とし
て、監視機能及び伝送機能を有するハードウエアーイン
タフェースが用いられている。
【0004】上記公知装置の欠点は、データが評価され
ずに送られることである。中央計算機は入力されたデー
タの全てを評価しなければならない。エレベータ設備に
関して当面存在する全データを中央計算機へ伝送するに
は賃貸ラインの長時間の確保が不可欠であり、また長い
計算時間が必要である。上記公知装置はまた、監視され
るべきエレベータ群に中央計算機から電話信号で呼び掛
けるという欠点も有する。その結果、当該設備データは
その発生の際に検出されるのではなく、照会サイクルに
より条件付けられる遅延を伴って検出される。更に、小
さなデータ往来頻度で照会が行われる場合、送られたデ
ータと実際のデータとが異なってしまう場合もある。
【0005】米国特許第 4 512 442号明細書からは、エ
レベータシステムの遠隔監視手段を含む装置が公知であ
る。エレベータシステムの監視されるべきデータ点は、
主計算機に従属する補助計算機に接続されている。イン
テリジェント機能を有する現場配置型主計算機は各エレ
ベータ群毎に、補助計算機のデータとエレベータ群制御
装置のデータとを受け取る。これらのデータは主計算機
によって選別され、モデム接続を介して中央計算機に転
送される。中央計算機は得られたデータに基づいて保守
リストを作成し、このリストを当該サービス現場へ伝送
する。
【0006】この公知装置の欠点は、一つのエレベータ
群の全データが1個の主計算機によっ選別別及び伝送さ
れることである。主計算機が故障した場合、あるいは主
計算機においてサービスが必要な場合(ソフトウェアの
保守等)、エレベータ群全体の遠隔監視が中止される。
また、個々の主計算機毎に中央計算機とのモデム接続が
必須であることもこの公知装置の欠点である。従って、
複数のエレベータ群を有する建築物(ビル)の場合、機
械室内に設置された主計算機まで複数本のポストライン
が設置されて、賃貸されなければならない。
【0007】米国特許第 4 568 909号明細書からは、エ
レベータシステムの所定の地域毎の遠隔監視の手段及び
これらの上位の中央遠隔監視の手段を含む装置が公知で
ある。建築物毎に主計算機が、補助ユニットによって複
数のエレベータシステムのデータ点を検出する。主計算
機は得られたデータを評価し、新しい運転事象、障害事
象及び警報事象が指示されているかどうかを決定する。
モデム接続を介して、主計算機は処理された結果を局地
的サービス現場へ伝送する。1個の上位中央計算機に複
数個のサービス現場が接続されている。
【0008】この公知装置の欠点は、1個の建築物全体
のための計算知能が1個の主計算機に集中されているこ
とである。複数個の補助ユニットを上記主計算機と組み
合わせることによってのみ、機能可能な監視システムが
現出する。そのような監視システムは構造上融通性に乏
しく、またその構成においてハードウェア的にもソフト
ウェア的にも複雑であり、更に高コストであることが判
明している。 また、上記の各公知装置においては、建築物内にデータ
及び音声伝送用のケーブルを布設する必要がある。
【0009】本考案の目的は、建築物内の各エレベータ
設備毎、建築物毎、及び複数の建築物を含む地域毎に個
別にエレベータ設備を保守及び監視することが可能であ
り、またこれらの地域の全てのエレベータ設備を1箇所
で集中的に管理することが可能であり、更にいずれかの
エレベータ設備が故障した場合、現場で容易にその原因
を調べることができ、建築物内にデータ及び音声伝送用
のデータバスを布設する必要のない装置を提供すること
にある。
【0010】本考案の前記目的は、分散して配置された
エレベータ設備を遠隔管理するための装置であって、1
つ又は複数の地域中枢部が従属しており該地域中枢部か
ら通信ラインを介して送られてくる電子的データを処理
する手段を備えた管理中枢部を有しており、前記地域中
枢部は設備の保守を補償する手段を備えており且つ設備
の動作を診断する計算手段を具備した1つ又は複数の建
築物内中枢部に通信ラインを介して接続されており、建
築物内中枢部はエレベータ設備のプロセスを監視するた
めに各エレベータ設備毎に設けられた周辺モジュールに
接続されており、地域中枢部は管理中枢部がなくとも、
建築物内中枢部は地域中枢部がなくとも、また周辺モジ
ュールは建築物内中枢部がなくとも機能することが可能
であり、前記装置は更に音声情報を地域中枢部から周辺
モジュールへ及びその逆に伝達する手段を有しており、
前記の各計算手段は地域中枢部からの及び地域中枢部へ
のデータの往来を建築物内部で調整するための通信モジ
ュールを有しており、前記周辺モジュールは夫々データ
ベース及び知識ベースを含んでおり該データベース及び
知識ベースは故障の原因を推論するために該周辺モジュ
ールに接続可能な携帯型の保守ユニットにより照会する
ことが可能であり、前記装置は通話及びデータ情報を伝
達するために、建築物内に布設されている送電線を建築
物内バスとして使用するように構成されており、該建築
物内バスとしての送電線と前記周辺モジュールとを結合
するためのエレベータ設備毎に設けられたバスモジュー
ルを有することを特徴とするエレベータ設備の遠隔管理
装置によって達成される。
【0011】上記のエレベータ設備の遠隔管理装置は階
層的に構成されており、最上位の管理中枢部は主に運転
コストや故障の傾向の分析及び整備スケジュールの見直
し等を行う。地域中枢部は主にサービス員の投入や交換
部品の保有について計画し、警報や音声による指示等を
最下位の周辺モジュールに送る。建築物内中枢部はエレ
ベータ設備毎に設けられている周辺モジュールからエレ
ベータの動作状態を示すプロセス信号を受け、これらを
処理しエレベータ設備を診断し、必要に応じて処理結果
を地域中枢部に送る。
【0012】
【実施例】本考案を、添付図面に示した一具体例に基づ
き以下に詳述する。
【0013】図1〜図7において符号1は管理中枢部を
示し、管理中枢部1は中央プロセッサ1.1 と、大容量メ
モリ1.2 と、動作メモリ1.3 と、情報入力用の少なくと
も1個のキーボード1.4 と、少なくとも1個のデータ表
示デバイス1.5 と、情報出力用の少なくとも1個のプリ
ンタ1.6 とを有する。管理中枢部1はモデム2と、公共
の電話網4への電話線2.1 とを介して、少なくとも1個
の地域中枢部3と接続されている。図1に用いた符号
は、左から右へ“地域”“建築物”“プロセス”を意味
する。例えば1.M.I.は、地域1の建築物Mにおけ
るプロセスIを意味する。中央プロセッサ3.1 と、ディ
スケットステーション3.2 と、プレートメモリ3.3 と、
データメモリ3.4 と、キーボード3.5 、データ表示テバ
イス3.6 及び警報プリンタ3.7 のような周辺機器とを有
する地域中枢部3は、構成において管理中枢部1と僅か
しか相違しない。管理中枢部1はEDV(電子的データ
処理)の広範な適用を許すものでなければならず、それ
に対し地域中枢部3は実質的にサービス員の指定用に設
置されるため、両中枢部1及び3は寸法の点では相違す
る。
【0014】建築物の監視には、通常のデータ表示デバ
イス6.2 及びキーボード6.3 を具備した市販のパーソナ
ルコンピュータ6.1 を伴った遠隔警報装置5が用いられ
る。通信計算機7.1 と、データ中間メモリ7.2 と通信プ
ログラムメモリ7.3 とから成る通信モジュール7は、建
築物と外部との間でのデータ交換を実現する。建築物内
中枢部6は、インターフェース7.4 を介して通信モジュ
ール7と接続されている。選択ユニット7.5 は、入力あ
るいは出力するデータを、入力あるいは出力する遠隔警
報器5のコールと区別する。バスモジュール8は、変調
器8.1 及び復調器8.2 において入力あるいは出力するデ
ータあるいはコールの周波数的な変換を実施し、その際
該モジュール8はデータ及びコールを、ラインカップラ
8.3 を介して建築物内バス9へ送出し、あるいは建築物
内バス9から受け取る。周辺モジュール10は周辺計算機
10.1と、データメモリ10.2と、周辺プログラムメモリ1
0.3と、タイミングジェネレータ10.4とを有する。周辺
モジュール10は、直列インタフェース10.5を介してバス
モジュール8と接続されている。別の直列インタフェー
ス10.6によって、サービス員は周辺モジュール10と現場
で通信できる。データ検出及びデータ出力のために、周
辺モジュール10は少なくとも1個の二進入力10.7と、少
なくとも1個の二進出力10.8と、少なくとも1個のアナ
ログ入力10.9と、少なくとも1個のアナログ出力10.10
とを有する。周辺モジュール10内部では、共通の周辺バ
ス10.11 が用いられている。プロセスによって発生され
るデータ並びにプロセス11に必要な命令は、少なくとも
1個の二進データ点11.1、少なくとも1個の二進機能素
子11.2、少なくとも1個のアナログデータ点11.3並びに
少なくとも1個のアナログ機能素子11.4によって検出さ
れ、あるいはプロセス11に転送される。符号12によって
通話チャンネルを、また符号13によってデータチャンネ
ルを示す。電源バス14は、図1の建築物内バス9の一変
形例である。携帯可能な保守ユニット15をインタフェー
ス10.6に接続することによって、先に述べた現場での通
信が可能となる。図7の電圧/周波数グラフに、データ
搬送周波数17でのデータチャンネル幅を符号16で示す。
同様に通話チャンネル12についても、通話搬送周波数19
での通話チャンネル幅を符号18で示す。搬送周波数振幅
20は、通話チャンネル12にもデータチャンネル13にも該
当する。
【0015】上述の装置は、次のように機能する。
【0016】図1に示したエレベータ設備の遠隔管理装
置は、階層的かつ機能的に、管理中枢部、地域中枢部、
建築物内中枢部及び周辺モジュールの4つに分割され
る。システムが階層構造を有することによって、個々の
中枢部の十分な独立性が保たれる。下位の各中枢部は、
その上位の中枢部が存在しなくとも機能し得る。管理中
枢部1が無くとも、装置はなお遠隔点検を行うことがで
きる。地域中枢部3が無い場合は、残りの中枢部は、建
築物全体にわたって配置されかつ接続された複数個のプ
ロセスの点検システムとして完全に機能可能であり続け
る。建築物内中枢部6が無い場合は、個々のプロセス11
は各々周辺モジュール10及び保守ユニット15によって監
視される。
【0017】管理中枢部1は、複数の地域のエレベータ
設備の保守の際に必要な作業を集中的に、かつ商業上効
率的に管理するという課題を有する。そのために、中枢
部1はモデム2及び電話網4を介して、地域1〜Kの地
域中枢部3と接続されている。管理にとって重要なデー
タは地域中枢部3によって取り出され、かつデータ通信
の公知の手段及び方法を用いて管理中枢部1へ伝送され
る。市販デバイスを具備した管理中枢部1では、実質的
に次のEDVアプリケーションが実現される。
【0018】−計算− コスト分析− 整備最適化− 整備間隔計算− 脆弱箇所分析− トレンド分析 上記を実施する方法は従来のEDV実施方法と同様であ
り、従ってここには詳述しない。
【0019】地域中枢部3は、装置全体と1つの地域全
体のエレベータ設備の保守を受け持つサービス員とのイ
ンタフェースとして機能する。地域中枢部3においてプ
ロセスデータが処理され、かつ文章化してユーザに出力
される。地域1の地域中枢部3は、モデム2及び電話網
4を介して、建築物 1.1〜1.Mと接続されている。即
ち、地域Kの地域中枢部3は建築物K.1〜K.Mの上位
に配置されている。市販デバイスを具備した地域中枢部
3では運転、障害、警報、危険、整備及び安全を告知す
る信号が、該中枢部3に関連するプロセス11から検出さ
れる。プレートメモリに記憶された運転システム及びア
プリケーションプログラムによって制御される中央プロ
セッサ3.1 が検出されたデータを、次の用途に当てるべ
く更に処理する。
【0020】−プロトコル作成− 信頼性統計− 効率分析− サービス員の投入計画− サービス員投入ルート計画− 交換部品計画− 検出された運転及び保守データに基づく予防 的
保守計画 優先順位が第2位であるデータはディスケットステーシ
ョン3.2 において保存され、かつ呼び戻されてプリンタ
3.7 で出力される。
【0021】デジタル情報の伝達に加え、この装置は音
声情報を伝達する機能も有する。データチャンネルから
周波数的に分離された通話チャンネルにおいて、地域中
枢部3のオペレータはプロセス11に関与する人々と直接
連絡を取り得る。遠隔警報器5によって、構内中枢部の
オペレータあるいは現場のサービスエンジニアは、設備
に生じた問題を解決する際、口頭での援助を地域中枢部
3に求める。送受信手段は、エレベータ側ではケージに
直接設置されている。それによって、非常事態に遭遇し
た人々はその窮状を建築物内中枢部あるいは地域中枢部
に直接報告することができる。
【0022】地域中枢部3は、該中枢部3に従属する全
プロセス11の観察を可能にする。電話信号で呼び掛けら
れるべき周辺モジュール10の制御及びアドレスデータを
有する電報の発信によって、地域中枢部3は必要であれ
ばプロセスデータへのダイレクトアクセスを獲得する。
連絡が取られることくな一定時間が経過した場合のみ、
地域中枢部3は通信モジュール7に電話信号で呼び掛け
る。地域中枢部3によって機能試験が個々のプロセス11
に対して実施され、故障の場合にはエラー状態を除去す
る動作が導入される。このような理由から、設置された
モデム2は自動選択ダイヤル式でかつ自動応答式でなけ
ればならない。しかも、モデム2は遠隔警報機5の要求
を満たさなければならない。地域中枢部3内に配置され
た図示しない付加的回路によって、建築物内中枢部6あ
るいは個々の周辺モジュール10との通話接続が、上述の
データチャンネルの場合と同様にして構成される。
【0023】建築物の側において、選択ユニット7.5 が
データの往来を通話の往来から、入力及び出力方法で区
別する。一方では電話網4とバスモジュー8との、また
他方では電話網4と通信モジューのモデム2との結合装
置として、選択ユニット7.5は電話網側の情報チャンネ
ルを通話チャンネル12とデータチャンネル13とに分割す
る。出力方向において、モデム2はデータを周波数切り
替え法によって、伝送される二周波数信号に変換する。
入力方向では、モデム2は周波数変調された信号を再び
変換して、計算機に適合した二進信号に戻す。
【0024】各建築物毎に、通信モジュール7は地域中
枢部3と、当該建築物内で管理されるべき複数個のプロ
セス11との間にデータを往来させる。EPROMに記憶
された通信プログラムによって制御される通信計算機7.
1 はプロセスデータを、モデム2及び電話網4を介して
地域中枢部3へ転送する。機能上、通信モジュール7
は、一方では共に非同期通信線である電話網4/建築物
内バス9間のデータ中間メモリ7.2 として機能し、また
他方では建築物内部での通信を制御するべく機能する。
連続的かつ周期的照会よって、通信計算機7.1 は該計算
機7.1 と接続されたプロセス11から、後段に詳述するバ
スモジュール8/建築物内バス9を介してデータを受け
取り、かつ受け取ったデータをデータ中間メモリ7.2 に
保存する。その際、データ照会のみが問題であるのでは
ない。通信計算機7.1 は周辺モジュール10と連絡を取る
度に、該モジュール10を誤動作に関して試験する。周辺
モジュール10に障害が有ることを告知する信号はやはり
データ中間メモリ7.2 に記憶され、かつ蓄積されたプロ
セスデータと共に周期的に地域中枢部3へ転送される。
通信モジュール7は、プロセスデータが伝送に適当であ
るかどうかを決定しない。通信モジュール7は、現場配
置型周辺モジュール10と地域中枢部3との間の上述のデ
ータ往来のみを実現する。プロセスの信号は専ら周辺モ
ジュール10によって、伝送に適当なプロセスデータとし
て選別されて、通信モジュール7へ転送される。
【0025】地域中枢部3が設置されていないか、ある
いは故障している場合、あるいはまた建築物の制御室か
らの付加的な監視が望まれる場合、建築物のプロセス11
は建築物中枢部6によって点検される。市販のパーソナ
ルコンピュータ6.1 は、直列インタフェース7.4 を介し
て装置と接続されている。プリンタも具備した建築物内
中枢部6は機能上、地域中枢部3に容易に対応する。デ
ータ中間メモリ7.2 に保存されたデータはパーソナルコ
ンピュータ6.1 によって、次の目的のために更に処理さ
れる。
【0026】−建築物の全プロセス11の運転、警報及
び保守データのプロトコル作成− 単純な統計機能の実現− 優先順位第1位で保存された予防的保守信号の出力 例えば符号1.1 で示した建築物の中枢部6によって、符
号 1.1.1〜1.1.Nで示したプロセス11(図1)が監視さ
れるのみでなく、地域中枢部3によるのと同様個々のプ
ロセス11において機能試験ならびに特定プロセスパラメ
ータの呼び出しが実施される。
【0027】建築物内部において、情報はバスモジュー
ル8及び建築物内バス9により通信モジュール7と周辺
モジュール10との間で交換される。バスモジュール8は
出力する通話情報を通話搬送周波数19に変調し、またデ
ータ情報をデータ搬送周波数17に変調する。実質的に伝
送回路及び共振回路から成るラインカップラ8.3 は、周
波数変調された信号を建築物内バス9へと伝送する。建
築物内バス9から入力した情報はラインカップラ8.3 を
経て復調器8.2 の入力に達し、復調器8.2 は入力した情
報を濾波及び復調によってその元の状態に戻し、かつ情
報内容に対応して通話チャンネルかまたはデータチャン
ネルへ転送する。
【0028】情報源と情報プールとの間の情報伝達のた
めに、図4及び図6に示した装置は、建築物内バス9の
変形例として電源線バス14を有する。電源線バス14に替
えて、別個に敷設された対ケーブルを建築物内バス9と
して用いても良い。電源線バス14は、建築物全体に布設
された送電線を利用したバスである。電源線バス14は固
有の通信網を必要とせず、コンセントのある場所での給
電あるいは信号受信を可能にする。この情報伝達手段
は、電気通信の分野に含まれるため、有効範囲、出力及
びチャンネル周波数に関し郵政規則に制約される。有効
範囲は通常私有地内に限定され、出力は数ミリワットの
範囲内にあり、また許容可能な周波数帯は長波帯を下回
らなければならない。第三者のシステムが妨害を受けな
いように、あるいは外部からの雑音信号が自己のシステ
ムに影響しないように、搬送周波数保護器が給電側に設
置されている。送信側は情報を、制御、アドレス及びデ
ータ信号を有するメッセージの形態で送信する。
【0029】送信側は、呼びかけた受信側からのメッセ
ージを待つ。送信側が有効なメッセージを得て初めて、
情報の伝達は終了される。通信の安全性を高める別の方
策として、信号は電源周波数に同期して送信あるいは受
信される。相電圧のゼロ点通過領域がデジタルデータを
伝送するための干渉のない時間ウィンドウとなる。上記
伝送方法は、より確実で、かつ外部からの影響に対し十
分安全なデータ伝送を実現する。
【0030】図7の周波数のグラフは、通話チャンネル
とデータチャンネルとを周波数で区別する可能性を示
す。搬送周波数振幅20並びに帯域の上限は、規則を下回
る。通話チャンネル及びデータチャンネルの帯域幅並び
に通話搬送周波数19及びデータ搬送周波数17の選択は、
規則上自由である。
【0031】各プロセス11は現場配置型周辺モジュール
10を有する。地域中枢部3と周辺モジュール10とは、デ
ータ交換に関して同方向に動作するパートナーである。
周辺モジュール10は上述のように、通信モジュール7に
よって同期的にデータ交換を行うことを促される。その
際、周辺モジュール10は事象のみを伝達し、即ち周辺モ
ジュール10は周期的照会の際に各プロセスの状態ではな
く、専ら2つの周期の間に生じた状況変化を伝達する。
設備の異常な状態を、周辺モジュール10は送信要求を待
たず自動的に転送する。少なくとも1個の二進/アナロ
グ入力10.7/10.9を介して周辺計算機10.1は、少なくと
も1個の二進/アナログデータ点11.1/11.3に現れてい
るプロセスデータを検出する。命令及びアナログ量が少
なくとも1個の二進/アナログ出力10.8/10.10 によっ
て、プロセス11の少なくとも1個の二進/アナログ機能
素子11.2/11.4へ転送される。タイミングジェネレータ
10.4は周辺計算機10.1に、周辺プログラムメモリ10.3に
記憶されたアプリケーションプログラムの周期的処理の
ためのクロックパルスを付与する。周辺計算機10.1は、
周辺バス10.11 でのデータ往来を制御する。周辺バス1
0.11 と接続され、かつアドレスによって特徴付けられ
る総てのデータ源及びデータプールは、データを送受信
し得る。第一のインタフェース10.5は並列データを直列
データに変換し、かつその伝送速度を決定して、通信モ
ジュール7側へ送る。同様の伝送法が、逆方向でも有効
である。双方向性である第二のインタフェース10.6は保
守ユニット15の接続を可能にし、保守ユニット15は現場
で周辺モジュール10を操作し、かつ該モジュール10に照
会することを可能にし、またその都度関連プロセス11と
直接結合することも可能にする。様々なプロセス11が標
準化された周辺モジュール10にソフトウェア的に適合す
るにように、設備に特定的な情報は一般的な情報に変換
される。例えば、設備に特定的な情報“継電器X.X入
/出”は、一般的な情報“ドア開/閉”に変換される。
エレベータ設備の管理には、実際のデータ点からもたら
される情報のみが必要なのではない。運転量、交通量、
保守量等のような計算に由来する値が、仮想のデータ点
を介して得られる。実際のデータ点も仮想のデータ点
も、算術的及び論理的に結合され、かつ諸条件、限界値
等によって制約される。予め固定的に形成されていない
インテリジェントなソフトウェアシステムは、データ点
に現れる情報の解釈を行なう。上記システムの構成要
素、即ちデータベース、知識ベース及び演繹手続きは、
周辺モジュール10の知能を構成する。データベースは動
作するプロセスのデータ点、事象、パラメータ量等の全
情報を包含する。知識ベースは基本的量についての仮定
法則を含み、これらの法則は有能なオペレータがプロセ
スからの情報を処理する際に用いるようなものである。
演繹手続きはデータベースを知識ベースと結合する。そ
の際、上記法則はデータベース情報を考慮して調べられ
る。演繹手続きは、知識ベース及び演繹結果に基づき、
既存情報から新しい情報を推論する。例えば継電器列が
故障した場合、演繹手続きは当面の情報に基づき、また
知識ベースにおいて設定されている継電器列の故障に関
する法則に基づいて故障をもたらした継電器列を推定す
る。最初の演繹ステップから得られる新しい情報及び上
記の法則に基づいて、例えば開放状態のままの故障した
安全スイッチが発見されるまで続行される。
【0032】
【考案の効果】本考案のエレベータ設備の遠隔管理装置
は、上述したように建築物内のエレベータ設備毎に設け
られた周辺モジュールと、建築物内中枢部と、複数の建
築物内中枢部に割当てられている地域中枢部と、これら
の地域中枢部を統括する管理中枢部とからなる階層構造
を有しており、地域中枢部は管理中枢部がなくとも、建
築物内中枢部は地域中枢部がなくとも、また周辺モジュ
ールは建築物内中枢部がなくとも機能することが可能で
あり、周辺モジュールが、故障の原因を推論するための
データベース知識ベースを含み、携帯型の保守ユニット
により現場で照会することができ、更に建築物内に布設
されている送電線を建築物内バスとして使用するので、
階層の各レベルに機能を分散させて持たせることによ
り、設備全体のコストが低減され、且つ階層の各レベル
は上位のレベルがなくとも機能できるので1つの中枢部
が故障した場合に多数のエレベータ設備の機能が停止す
ることが防止され、更にエレベータ設備の故障の原因を
現場で特定することが容易になり、建築物内に通話及び
データ伝送用のバスを布設する必要がないという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】エレベータ設備の遠隔管理装置の構成を示す説
明図である。
【図2】図1の装置に適用される管理中枢部の概略的ブ
ロック図である。
【図3】図1の装置に適用される地域中枢部の概略的ブ
ロック図である。
【図4】図1の装置に適用される通信モジュールを付属
のバスモジュールと共に示した概略的ブロック図であ
る。
【図5】図1の装置に適用された建築物内中枢部の構成
要素を示す説明図である。
【図6】図1の装置に適用された周辺モジュールを付属
のバスモジュール及び該周辺モジュールに接続されたプ
ロセス構成要素と共に示す概略的ブロック図である。
【図7】図1の装置に適用された建築物内バスに関する
電圧/周波数のグラフである。
【符号の説明】
1 管理中枢部 1.1 ,3.1 中央プロセッサ 1.2 大容量メモリ 1.3 動作メモリ 1.4 ,3.5 ,6.3 キーボード 1.5 ,3.6 ,6.2 データ表示デバイス 1.6 プリンタ 2 モデム 2.1 電話線 3 地域中枢部 3.2 ディスケットステーション 3.3 プレートメモリ 3.4 ,10.2 データメモリ 3.7 警報プリンタ 4 電話網 5 遠隔警報装置 6 建築物内中枢部 6.1 パーソナルコンピュータ 7 通信モジュール 7.1 通信計算機 7.2 データ中間メモリ 7.3 通信プログラムメモリ 7.4 ,10.5,10.6 インターフェース 7.5 選択ユニット 8 バスモジュール 8.1 変調器 8.2 復調器 8.3 ラインカップラ 9 建築物内バス 10 周辺モジュール 10.1 周辺計算機 10.3 周辺プログラムメモリ 10.4 タイミングジェネレータ 10.7 二進入力 10.8 二進出力 10.9 アナログ入力 10.10 アナログ出力 10.11 周辺バス 11 プロセス 11.1 二進データ点 11.2 二進機能素子 11.3 アナログデータ点 11.4 アナログ機能素子 12 通話チャンネル 13 データチャンネル 14 電源線バス 15 保守ニット 16 データチャンネル幅 17 データ搬送周波数 18 通話チャンネル幅 19 通話搬送周波数 20……搬送周波数振幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 301 B 7170−5K

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散して配置されたエレベータ設備を遠
    隔管理するための装置であって、1つ又は複数の地域中
    枢部が従属しており該地域中枢部から通信ラインを介し
    て送られてくる電子的データを処理する手段を備えた管
    理中枢部を有しており、前記地域中枢部は設備の保守を
    補償する手段を備えており且つ設備の動作を診断する計
    算手段を具備した1つ又は複数の建築物内中枢部に通信
    ラインを介して接続されており、建築物内中枢部はエレ
    ベータ設備のプロセスを監視するために各エレベータ設
    備毎に設けられた周辺モジュールに接続されており、地
    域中枢部は管理中枢部がなくとも、建築物内中枢部は地
    域中枢部がなくとも、また周辺モジュールは建築物内中
    枢部がなくとも機能することが可能であり、前記装置は
    更に音声情報を地域中枢部から周辺モジュールへ及びそ
    の逆に伝達する手段を有しており、前記の各計算手段は
    地域中枢部からの及び地域中枢部へのデータの往来を建
    築物内部で調整するための通信モジュールを有してお
    り、前記周辺モジュールは夫々データベース及び知識ベ
    ースを含んでおり該データベース及び知識ベースは故障
    の原因を推論するために該周辺モジュールに接続可能な
    携帯型の保守ユニットにより照会することが可能であ
    り、前記装置は通話及びデータ情報を伝達するために、
    建築物内に布設されている送電線を建築物内バスとして
    使用するように構成されており、該建築物内バスとして
    の送電線と前記周辺モジュールとを結合するためのエレ
    ベータ設備毎に設けられたバスモジュールを有すること
    を特徴とするエレベータ設備の遠隔管理装置。
  2. 【請求項2】 前記建築物内中枢部が前記送電線を直列
    信号伝送用の2線式バスとして使用するように構成され
    ており、該2線式バスには2芯ケーブルが用いられてい
    る請求項1に記載の装置。
JP1991014914U 1986-07-07 1991-03-14 エレベータ設備の遠隔管理装置 Expired - Lifetime JPH0630776Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH273686 1986-07-07
CH02736/86-7 1986-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0496474U JPH0496474U (ja) 1992-08-20
JPH0630776Y2 true JPH0630776Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=4240453

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62169587A Pending JPS6327382A (ja) 1986-07-07 1987-07-07 エレベ−タ設備の遠隔管理システム
JP1991014914U Expired - Lifetime JPH0630776Y2 (ja) 1986-07-07 1991-03-14 エレベータ設備の遠隔管理装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62169587A Pending JPS6327382A (ja) 1986-07-07 1987-07-07 エレベ−タ設備の遠隔管理システム

Country Status (15)

Country Link
US (1) US4771865A (ja)
EP (1) EP0252266B1 (ja)
JP (2) JPS6327382A (ja)
CN (1) CN1007342B (ja)
AT (1) ATE54650T1 (ja)
AU (1) AU591568B2 (ja)
CA (1) CA1269464A (ja)
DE (1) DE3763766D1 (ja)
DK (1) DK170435B1 (ja)
ES (1) ES2016822B3 (ja)
FI (1) FI84531C (ja)
HK (1) HK64191A (ja)
NO (1) NO170177C (ja)
PT (1) PT85261B (ja)
ZA (1) ZA874924B (ja)

Families Citing this family (63)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01226678A (ja) * 1988-03-04 1989-09-11 Hitachi Ltd エレベーター制御装置
US4898263A (en) * 1988-09-12 1990-02-06 Montgomery Elevator Company Elevator self-diagnostic control system
JP2695867B2 (ja) * 1988-10-12 1998-01-14 株式会社日立製作所 エレベーター装置
FI89580C (fi) * 1988-10-25 1993-10-25 Kone Oy Foerfarande och anordning foer maetning och avstaemning av ett hissystem
JPH02138081A (ja) * 1988-11-19 1990-05-28 Hitachi Ltd 昇降装置システム
DE3911391C5 (de) * 1989-04-07 2010-04-29 TÜV SÜD Industrie Service GmbH Verfahren und Vorrichtung zum Überprüfen der Treibfähigkeit
DE8904375U1 (de) * 1989-04-07 1989-07-27 TÜV Bayern e.V., 8000 München Vorrichtung zum Erfassen von physikalischen Kenngrößen eines Aufzugs
US5243382A (en) * 1990-01-31 1993-09-07 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of efficient maintenance work
JP2821227B2 (ja) * 1990-03-19 1998-11-05 株式会社 宮豪 ビルメンテナンス管理システム
US5345046A (en) * 1991-07-23 1994-09-06 Otis Elevator Company Voice communication for elevator
SG66258A1 (en) * 1991-07-23 1999-07-20 Otis Elevator Co Voice communications for elevator
US5714726A (en) * 1992-12-22 1998-02-03 Kone Oy Method for performing an alarm call in an elevator system
FI111934B (fi) * 1992-12-22 2003-10-15 Kone Corp Hissilaitteiden kauko-ohjausjärjestelmä
US5736694A (en) * 1992-12-22 1998-04-07 Kone Oy Method for providing a phone alarm call in an elevator system
JP3202396B2 (ja) * 1993-03-26 2001-08-27 株式会社日立ビルシステム エレベータの異常解析データ収集装置
US5398782A (en) * 1993-11-12 1995-03-21 Otis Elevator Company Remote monitoring system with variable period communication check
US5671158A (en) * 1995-09-18 1997-09-23 Envirotest Systems Corp. Apparatus and method for effecting wireless discourse between computer and technician in testing motor vehicle emission control systems
KR0167183B1 (ko) * 1995-09-23 1998-12-01 이희종 엘리베이터의 내구성 평가장치 및 평가방법
JP3378148B2 (ja) * 1996-07-24 2003-02-17 三菱電機株式会社 遠隔地監視装置
CA2199757C (en) * 1997-03-12 2003-05-13 Dean L. Lacheur Information display system
US6215998B1 (en) * 1997-12-11 2001-04-10 Nortel Networks Limited Local component-specific console
US5955710A (en) * 1998-01-20 1999-09-21 Captivate Network, Inc. Information distribution system for use in an elevator
DE59909931D1 (de) * 1998-04-21 2004-08-19 Inventio Ag System für den Unterhalt von Aufzugsanlagen, Fahrtreppen oder Fahrsteigen
SG97809A1 (en) 1998-09-17 2003-08-20 Inventio Ag Remote control of lift installations
US6353853B1 (en) 1998-10-26 2002-03-05 Triatek, Inc. System for management of building automation systems through an HTML client program
EP1050503B1 (de) * 1999-05-03 2004-06-16 Inventio Ag Hilfesystem für Aufzüge
JP2002003108A (ja) * 2000-06-20 2002-01-09 Mitsubishi Electric Corp エレベータ群管理システム
ES2167244A1 (es) * 2000-06-29 2002-05-01 Univ Alcala Henares Sistema de control de una red de ascensores por internet.
JP4406516B2 (ja) * 2001-02-16 2010-01-27 株式会社日立製作所 昇降機の管理装置並びに昇降機システム
US20020178243A1 (en) * 2001-05-15 2002-11-28 Kevin Collins Apparatus and method for centrally managing network devices
US8838475B2 (en) * 2001-08-28 2014-09-16 Inventio Ag Apparatus and method for using equipment remote monitoring to generate automated product sales offerings
US7539504B2 (en) * 2001-12-05 2009-05-26 Espre Solutions, Inc. Wireless telepresence collaboration system
US6715586B1 (en) 2002-04-22 2004-04-06 William A. Shubin Upgraded elevator control circuit and method dealing with fire danger
US7684483B2 (en) * 2002-08-29 2010-03-23 Raritan Americas, Inc. Method and apparatus for digitizing and compressing remote video signals
US8558795B2 (en) * 2004-03-12 2013-10-15 Riip, Inc. Switchless KVM network with wireless technology
US7818480B2 (en) * 2002-08-29 2010-10-19 Raritan Americas, Inc. Wireless management of remote devices
US7606314B2 (en) * 2002-08-29 2009-10-20 Raritan America, Inc. Method and apparatus for caching, compressing and transmitting video signals
US8068546B2 (en) * 2002-08-29 2011-11-29 Riip, Inc. Method and apparatus for transmitting video signals
ZA200307740B (en) 2002-10-29 2004-07-02 Inventio Ag Device and method for remote maintenance of a lift.
EP1464605B1 (de) 2003-03-26 2014-01-08 Inventio AG Verfahren zum Management von Aufzugs- bzw.Fahrtreppenanlage
ES2446916T3 (es) * 2003-03-26 2014-03-10 Inventio Ag Procedimiento para la gestión de una instalación de ascensor o de escalera mecánica
US7853663B2 (en) * 2004-03-12 2010-12-14 Riip, Inc. Wireless management system for control of remote devices
US7350626B2 (en) * 2004-10-20 2008-04-01 Otis Elevator Company Power-on-reset of elevator controllers
BRPI0518023A (pt) * 2004-11-09 2008-10-28 Inventio Ag processo e dispositivo para manutenção de uma instalação de elevador ou escada rolante
US8478884B2 (en) 2005-09-30 2013-07-02 Riip, Inc. Wireless remote device management utilizing mesh topology
ITMC20060042A1 (it) * 2006-04-20 2007-10-21 Esse Ti S R L Impianto di allarme e di gestione per ascensori.
US7699142B1 (en) 2006-05-12 2010-04-20 Wurtec Elevator Products & Services Diagnostic system having user defined sequence logic map for a transportation device
DE102006036251A1 (de) * 2006-08-03 2008-02-07 TÜV Rheinland Industrie Service GmbH Seilrutsch / Treibfähigkeits-Indikator
US8688664B2 (en) * 2007-06-08 2014-04-01 Captivate, Llc Updating floor-specific information
JP4863521B2 (ja) * 2008-06-30 2012-01-25 東芝エレベータ株式会社 昇降機の保守管理システム
CN102153002A (zh) * 2011-03-07 2011-08-17 武汉东菱富士电梯制造有限公司 电梯监视系统
CN103874647B (zh) * 2011-10-14 2016-10-12 奥的斯电梯公司 具有用于自动化维护的消息传送的升降机系统
WO2014200464A1 (en) * 2013-06-11 2014-12-18 Otis Elevator Company Cloud server based control
CN103274272B (zh) * 2013-06-20 2015-06-10 李天彤 一种电梯综合管理系统及电梯综合管理方法
US10308476B2 (en) * 2013-10-08 2019-06-04 Otis Elevator Company Elevator control system having controller in communication with power provider
EP3114064A4 (en) * 2014-03-04 2017-11-22 KONE Corporation Adaptive remote monitoring reporting
EP3131843B1 (de) * 2014-04-14 2021-06-30 Inventio AG Verfahren zum betrieb einer aufzugsanlage und nach dem verfahren arbeitende aufzugssteuerungseinrichtung
WO2016051011A1 (en) * 2014-10-01 2016-04-07 Kone Corporation Elevator arrangement, method and computer program product
WO2017187499A1 (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 三菱電機株式会社 エレベーター遠隔保守支援システム、およびエレベーター遠隔保守支援方法
US10597254B2 (en) 2017-03-30 2020-03-24 Otis Elevator Company Automated conveyance system maintenance
US10745244B2 (en) 2017-04-03 2020-08-18 Otis Elevator Company Method of automated testing for an elevator safety brake system and elevator brake testing system
EP3415454B1 (en) * 2017-06-14 2021-09-22 KONE Corporation Automatic fault clearing for elevators, escalators and automatic doors
CN108910630B (zh) * 2018-07-06 2020-09-29 永大电梯设备(中国)有限公司 基于多智能体竞争方式的电梯群控系统及方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3973648A (en) * 1974-09-30 1976-08-10 Westinghouse Electric Corporation Monitoring system for elevator installation
JPS5511418A (en) * 1978-07-07 1980-01-26 Hitachi Ltd Test operating apparatus of elevator
FR2460571A1 (fr) * 1979-06-29 1981-01-23 Chancrogne Bernard Dispositif telephonique de securite pour ascenseur
US4418795A (en) * 1981-07-20 1983-12-06 Westinghouse Electric Corp. Elevator servicing methods and apparatus
JPS58193873A (ja) * 1982-05-07 1983-11-11 三菱電機株式会社 エレベ−タの異常通報装置
US4561093A (en) * 1983-02-22 1985-12-24 Otis Elevator Company Servicing a software-controlled elevator
JPS6023271A (ja) * 1983-07-20 1985-02-05 株式会社日立製作所 エレベ−タ−保守装置
US4568909A (en) * 1983-12-19 1986-02-04 United Technologies Corporation Remote elevator monitoring system
US4512442A (en) * 1984-03-30 1985-04-23 Westinghouse Electric Corp. Method and apparatus for improving the servicing of an elevator system
US4698780A (en) * 1985-10-08 1987-10-06 Westinghouse Electric Corp. Method of monitoring an elevator system

Also Published As

Publication number Publication date
ATE54650T1 (de) 1990-08-15
FI84531C (fi) 1991-12-10
EP0252266A1 (de) 1988-01-13
US4771865A (en) 1988-09-20
HK64191A (en) 1991-08-23
DK170435B1 (da) 1995-09-04
ES2016822B3 (es) 1990-12-01
PT85261A (pt) 1988-07-29
FI872771A (fi) 1988-01-08
FI872771A0 (fi) 1987-06-22
PT85261B (pt) 1993-07-30
NO872792D0 (no) 1987-07-03
NO872792L (no) 1988-01-08
ZA874924B (en) 1988-05-25
JPH0496474U (ja) 1992-08-20
DE3763766D1 (de) 1990-08-23
DK346187A (da) 1988-01-08
NO170177C (no) 1992-09-16
CN1007342B (zh) 1990-03-28
JPS6327382A (ja) 1988-02-05
EP0252266B1 (de) 1990-07-18
AU7525687A (en) 1988-01-14
FI84531B (fi) 1991-08-30
CA1269464A (en) 1990-05-22
NO170177B (no) 1992-06-09
CN87104634A (zh) 1988-01-27
DK346187D0 (da) 1987-07-06
AU591568B2 (en) 1989-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0630776Y2 (ja) エレベータ設備の遠隔管理装置
US5445245A (en) System for remote control of elevator equipment
JP2002140778A (ja) 動的緊急対応システム
JPH04217140A (ja) 交換機の遠隔作業管理方式
JPH07254934A (ja) エレベータ状態検出データの送信装置
GB2279210A (en) Monitoring remote signal sensors
JPS5897953A (ja) 加入電話回線のデ−タ伝送方式
JP2605753Y2 (ja) モデムユニットおよびプログラマブル・コントローラ
JPS6399661A (ja) ビル管理装置
Yamashita et al. The Operation System for Japan's Telecommunications Power Systems
Ventosa et al. An integrated station local control-telecontrol system, in the scenario of an overall telecontrol system
JPS6310856A (ja) ビル群管理システム
JPH0594576A (ja) 自動販売機オンラインシステム
Pickett et al. Control and Supervision of Remote Line Units
JPS6342595A (ja) ボタン電話装置の遠隔地故障報告方式
JPH07250175A (ja) 遠方監視制御方式
Briggs Computer-Aided dispatching system design specification
JPH04123562A (ja) 異機種交換機インタフェース擬似装置による保守運用装置検証方式
JPS63155357A (ja) ビル群管理システム
JPH01297797A (ja) エレベータ乗かご内通話装置
JPH0323800A (ja) 遠隔表示装置
JPS60250740A (ja) 出入監視システム
JPS63164664A (ja) 群管理システム