JPH06298148A - 自動二輪車のフロントフォーク取付構造 - Google Patents
自動二輪車のフロントフォーク取付構造Info
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- JPH06298148A JPH06298148A JP8623193A JP8623193A JPH06298148A JP H06298148 A JPH06298148 A JP H06298148A JP 8623193 A JP8623193 A JP 8623193A JP 8623193 A JP8623193 A JP 8623193A JP H06298148 A JPH06298148 A JP H06298148A
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- JP
- Japan
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- bracket
- front fork
- fork
- motorcycle
- mounting structure
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- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フロントフォークがブラケットから容易に着脱
可能で整備性が良く、また、キャップボルトをブラケッ
トの上面より上方に突出させず、車体前部のレイアウト
に制限のない自動二輪車のフロントフォーク取付構造を
提供するにある。 【構成】前輪を回動自在に支持するフロントフォーク2
5を、ブラケット28を介して車体に取付けるフロント
フォーク25の取付構造において、上記ブラケット28
は、上記フロントフォーク25が前方向に着脱可能な手
段28b,28cと、このブラケット28内に上記フロ
ントフォーク25の脱落防止手段33a,33b,34
とを備えたものである。
可能で整備性が良く、また、キャップボルトをブラケッ
トの上面より上方に突出させず、車体前部のレイアウト
に制限のない自動二輪車のフロントフォーク取付構造を
提供するにある。 【構成】前輪を回動自在に支持するフロントフォーク2
5を、ブラケット28を介して車体に取付けるフロント
フォーク25の取付構造において、上記ブラケット28
は、上記フロントフォーク25が前方向に着脱可能な手
段28b,28cと、このブラケット28内に上記フロ
ントフォーク25の脱落防止手段33a,33b,34
とを備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車のフロントフ
ォーク取付構造に関する。
ォーク取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスクータ型車両などの自動二輪車
においては、図9、図10(a)および(b)に示すよ
うに、アウターチューブ1内にインナーチューブ2を摺
動自在に嵌合したフロントフォーク3をブラケット4に
取付ける場合、すり割部5を形成したブラケット4の取
付け穴6にフロントフォーク3を挿入し、締付ボルト7
でブラケット4のフランジ部8を締め付けてフロントフ
ォーク3を固定していた。さらに、キャップボルト9に
よりフロントフォーク3の下方への脱落を防止してい
た。
においては、図9、図10(a)および(b)に示すよ
うに、アウターチューブ1内にインナーチューブ2を摺
動自在に嵌合したフロントフォーク3をブラケット4に
取付ける場合、すり割部5を形成したブラケット4の取
付け穴6にフロントフォーク3を挿入し、締付ボルト7
でブラケット4のフランジ部8を締め付けてフロントフ
ォーク3を固定していた。さらに、キャップボルト9に
よりフロントフォーク3の下方への脱落を防止してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロン
トフォークの調整や整備時には、フロントフォークをブ
ラケットから取外す必要があるが、そのためには、キャ
ップボルトを取外した後、フロントフォークを下方に引
き抜くようにして取外さなければならなく、また、フロ
ントフォーク下端の前輪廻りを予め外しておかなければ
フロントフォークの取外しは困難であった。特にカウリ
ングを装備した自動二輪車においては、このカウリング
も取外さなければフロントフォークの調整・整備ができ
ず、整備性が悪かった。
トフォークの調整や整備時には、フロントフォークをブ
ラケットから取外す必要があるが、そのためには、キャ
ップボルトを取外した後、フロントフォークを下方に引
き抜くようにして取外さなければならなく、また、フロ
ントフォーク下端の前輪廻りを予め外しておかなければ
フロントフォークの取外しは困難であった。特にカウリ
ングを装備した自動二輪車においては、このカウリング
も取外さなければフロントフォークの調整・整備ができ
ず、整備性が悪かった。
【0004】また、スクータ型車両においては、ブラケ
ット直上にインナーフェンダーが配設されるが、キャッ
プボルトがブラケットの上面より上方に突出しているた
め、車体前部のレイアウトに制限があった。
ット直上にインナーフェンダーが配設されるが、キャッ
プボルトがブラケットの上面より上方に突出しているた
め、車体前部のレイアウトに制限があった。
【0005】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、フロントフォークがブラケットから容易に着脱
可能な整備性の良い自動二輪車のフロントフォーク取付
構造を提供することを目的とする。
もので、フロントフォークがブラケットから容易に着脱
可能な整備性の良い自動二輪車のフロントフォーク取付
構造を提供することを目的とする。
【0006】この発明の他の目的は、キャップボルトを
ブラケットの上面より上方に突出させず、車体前部のレ
イアウトに制限のない自動二輪車のフロントフォーク取
付構造を提供するにある。
ブラケットの上面より上方に突出させず、車体前部のレ
イアウトに制限のない自動二輪車のフロントフォーク取
付構造を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
のフロントフォーク取付構造は、上述した課題を解決す
るために、請求項1に記載したように、前輪を回動自在
に支持するフロントフォークを、ブラケットを介して車
体に取付けるフロントフォークの取付構造において、上
記ブラケットは、上記フロントフォークが前方向に着脱
可能な手段を備えたものである。
のフロントフォーク取付構造は、上述した課題を解決す
るために、請求項1に記載したように、前輪を回動自在
に支持するフロントフォークを、ブラケットを介して車
体に取付けるフロントフォークの取付構造において、上
記ブラケットは、上記フロントフォークが前方向に着脱
可能な手段を備えたものである。
【0008】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記ブラケット内に上記フロ
ントフォークの脱落防止手段を備えたものである。
求項2に記載したように、上記ブラケット内に上記フロ
ントフォークの脱落防止手段を備えたものである。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、前輪を
回動自在に支持するフロントフォークを、ブラケットを
介して車体に取付けるフロントフォークの取付構造にお
いて、上記ブラケットは、上記フロントフォークが前方
向に着脱可能な手段を備えたため、フロントフォークが
ブラケットから容易に着脱可能になり、整備性が向上す
る。
回動自在に支持するフロントフォークを、ブラケットを
介して車体に取付けるフロントフォークの取付構造にお
いて、上記ブラケットは、上記フロントフォークが前方
向に着脱可能な手段を備えたため、フロントフォークが
ブラケットから容易に着脱可能になり、整備性が向上す
る。
【0010】また、上記ブラケット内に上記フロントフ
ォークの脱落防止手段を備えたため、キャップボルトは
ブラケットの上面より上方に突出せず、車体前部のレイ
アウトに制限がなくなる。
ォークの脱落防止手段を備えたため、キャップボルトは
ブラケットの上面より上方に突出せず、車体前部のレイ
アウトに制限がなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】図1は、この発明を適用したスクータ型車
両の一例を示す左側面図である。
両の一例を示す左側面図である。
【0013】図1において、このスクータ型車両11は
車体フレーム12を有し、この車体フレーム12は、ヘ
ッドパイプ13から斜下方向に延びるダウンチューブ1
4と、このダウンチューブ14に前端が固着され、後上
方に延びる左右一対のリアフレーム15とから構成され
る。
車体フレーム12を有し、この車体フレーム12は、ヘ
ッドパイプ13から斜下方向に延びるダウンチューブ1
4と、このダウンチューブ14に前端が固着され、後上
方に延びる左右一対のリアフレーム15とから構成され
る。
【0014】リアフレーム15の中央下部にはパワーユ
ニットとしてのエンジンユニット16がスイング自在に
設けられる。このエンジンユニット16は図示しないエ
ンジンと、このエンジンの一側から後方に延びる伝導ケ
ース17とを備え、この伝導ケース17の後端に駆動輪
である後輪18が保持される。伝導ケース17はスイン
グアームを兼ねており、リアショックアブソーバ19に
よりリアフレーム15に弾性的に支持される。
ニットとしてのエンジンユニット16がスイング自在に
設けられる。このエンジンユニット16は図示しないエ
ンジンと、このエンジンの一側から後方に延びる伝導ケ
ース17とを備え、この伝導ケース17の後端に駆動輪
である後輪18が保持される。伝導ケース17はスイン
グアームを兼ねており、リアショックアブソーバ19に
よりリアフレーム15に弾性的に支持される。
【0015】上記ダウンチューブ14と、リアフレーム
15との接合部分近傍上方には、リアレッグシールド2
0が設けられる。このリアレッグシールド20の前端か
らは上方に起立するレッグシールドカバー21が設けら
れ、このレッグシールドカバー21の前部にはフロント
レッグシールド22が設けられる。
15との接合部分近傍上方には、リアレッグシールド2
0が設けられる。このリアレッグシールド20の前端か
らは上方に起立するレッグシールドカバー21が設けら
れ、このレッグシールドカバー21の前部にはフロント
レッグシールド22が設けられる。
【0016】フロントレッグシールド22内には前記ヘ
ッドパイプ13が位置し、このヘッドパイプ13にはス
テアリング機構23が設けられ、このステアリング機構
23に前輪24を回動自在に支持するフロントフォーク
25が備えられる。
ッドパイプ13が位置し、このヘッドパイプ13にはス
テアリング機構23が設けられ、このステアリング機構
23に前輪24を回動自在に支持するフロントフォーク
25が備えられる。
【0017】フロントフォーク25は、図2にも示すよ
うに、一般的なテレスコピック型のもので、前輪24を
挟む左右一対のアウターチューブ26に、同じく左右一
対のインナーチューブ27がそれぞれ摺動自在に挿嵌さ
れており、左右のインナーチューブ27はステアリング
機構23のブラケット28によって平行に固定される。
また、ステアリング機構23には、ハンドルバー29や
ヘッドライト30、図示しない計器類等が設けられ、フ
ロントフォーク25とともに左右回動自在に枢着され
る。なお、フロントレッグシールド22内のブラケット
28直上には、ヘッドパイプ13下方への泥などの侵入
を防止するインナーフェンダ31が配設される。
うに、一般的なテレスコピック型のもので、前輪24を
挟む左右一対のアウターチューブ26に、同じく左右一
対のインナーチューブ27がそれぞれ摺動自在に挿嵌さ
れており、左右のインナーチューブ27はステアリング
機構23のブラケット28によって平行に固定される。
また、ステアリング機構23には、ハンドルバー29や
ヘッドライト30、図示しない計器類等が設けられ、フ
ロントフォーク25とともに左右回動自在に枢着され
る。なお、フロントレッグシールド22内のブラケット
28直上には、ヘッドパイプ13下方への泥などの侵入
を防止するインナーフェンダ31が配設される。
【0018】図3(a)は、上記ブラケット28のイン
ナーチューブ27が固定される部分を拡大した平面図で
あり、図3(b)は、図3(a)のA−A線に沿う断面
図である。
ナーチューブ27が固定される部分を拡大した平面図で
あり、図3(b)は、図3(a)のA−A線に沿う断面
図である。
【0019】図2、図3(a)および(b)に示すよう
に、このブラケット28は、その両端部28bが前方向
に分割可能となっており、ブラケット本体28aおよび
左右一対のブラケットホルダ28cとに分割され、これ
らがブラケット28に挟持されるフロントフォーク25
を前方向に着脱可能な手段となる。ブラケットホルダ2
8cは、例えば複数本のボルト32によってブラケット
本体両端部28bに固定される。
に、このブラケット28は、その両端部28bが前方向
に分割可能となっており、ブラケット本体28aおよび
左右一対のブラケットホルダ28cとに分割され、これ
らがブラケット28に挟持されるフロントフォーク25
を前方向に着脱可能な手段となる。ブラケットホルダ2
8cは、例えば複数本のボルト32によってブラケット
本体両端部28bに固定される。
【0020】一方、上記ブラケットホルダ28cの内面
と、これらのブラケットホルダ28cが対向するブラケ
ット本体両端部28bの内面とには、フロントフォーク
25の脱落防止手段である突出部33a,33bがそれ
ぞれ形成される。また、これらの突出部33a,33b
に対応するフロントフォーク25の部位にはやはりフロ
ントフォーク25の脱落防止手段である溝部34が形成
され、フロントフォーク25がブラケット28に挟持さ
れる際、上記ブラケット28の突出部33a,33bが
フロントフォーク25の溝部34に係合するようになっ
ている。
と、これらのブラケットホルダ28cが対向するブラケ
ット本体両端部28bの内面とには、フロントフォーク
25の脱落防止手段である突出部33a,33bがそれ
ぞれ形成される。また、これらの突出部33a,33b
に対応するフロントフォーク25の部位にはやはりフロ
ントフォーク25の脱落防止手段である溝部34が形成
され、フロントフォーク25がブラケット28に挟持さ
れる際、上記ブラケット28の突出部33a,33bが
フロントフォーク25の溝部34に係合するようになっ
ている。
【0021】フロントフォーク25上端には、キャップ
ボルト35が螺着される。このキャップボルト35の上
面には、キャップボルト35の螺着手段である例えば六
角レンチ等の先端が嵌合するレンチ穴36が形成され
る。
ボルト35が螺着される。このキャップボルト35の上
面には、キャップボルト35の螺着手段である例えば六
角レンチ等の先端が嵌合するレンチ穴36が形成され
る。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
【0023】図4に、フロントフォーク25のブラケッ
ト28への取付構造を示す。
ト28への取付構造を示す。
【0024】図4に示すように、フロントフォーク25
をブラケット本体両端部28bに取付ける際、フロント
フォーク25に形成された溝部34をブラケット本体両
端部28bの内面に形成された突出部33aに係合さ
せ、そしてブラケットホルダ28cをその内面に形成さ
れた突出部33bをフロントフォーク25の溝に係合さ
せるようにして被せ、ブラケットホルダ28cをボルト
32によってブラケット本体両端部28bに固定する。
をブラケット本体両端部28bに取付ける際、フロント
フォーク25に形成された溝部34をブラケット本体両
端部28bの内面に形成された突出部33aに係合さ
せ、そしてブラケットホルダ28cをその内面に形成さ
れた突出部33bをフロントフォーク25の溝に係合さ
せるようにして被せ、ブラケットホルダ28cをボルト
32によってブラケット本体両端部28bに固定する。
【0025】上述したような取付構造のため、フロント
フォーク25が前方向に着脱可能になり、フロントフォ
ーク25がブラケット28から容易に着脱可能になる。
また、フロントフォーク25下端の前輪24廻りを取外
す必要もないので整備性・作業性が向上する。
フォーク25が前方向に着脱可能になり、フロントフォ
ーク25がブラケット28から容易に着脱可能になる。
また、フロントフォーク25下端の前輪24廻りを取外
す必要もないので整備性・作業性が向上する。
【0026】さらに、ブラケット28内とフロントフォ
ーク25とにフロントフォーク25の脱落防止手段であ
る突出部33a,33bと溝部34を形成してそれらを
係合させたため、フロントフォーク25の下方への脱落
を防止できる一方、フロントフォーク25の上下方向の
位置決めが容易になる。
ーク25とにフロントフォーク25の脱落防止手段であ
る突出部33a,33bと溝部34を形成してそれらを
係合させたため、フロントフォーク25の下方への脱落
を防止できる一方、フロントフォーク25の上下方向の
位置決めが容易になる。
【0027】さらにまた、キャップボルト35は単なる
インナーチューブ27内のオイル漏れを防止する手段だ
けとなるため、キャップボルト35をブラケット28の
上面より上方に突出させる必要もなく、車体前部のレイ
アウトの制限がなくなる。
インナーチューブ27内のオイル漏れを防止する手段だ
けとなるため、キャップボルト35をブラケット28の
上面より上方に突出させる必要もなく、車体前部のレイ
アウトの制限がなくなる。
【0028】上述した実施例においては、ブラケットホ
ルダ28cをボルト32によってブラケット本体両端部
28bに固定する例を示したが、図5に示すように、ブ
ラケット本体両端部128b内にスタッドボルト140
を予め埋め込み、ブラケットホルダ128cをナット1
41により固定してもよい。
ルダ28cをボルト32によってブラケット本体両端部
28bに固定する例を示したが、図5に示すように、ブ
ラケット本体両端部128b内にスタッドボルト140
を予め埋め込み、ブラケットホルダ128cをナット1
41により固定してもよい。
【0029】また、上述した実施例においては、フロン
トフォーク25に形成された溝部34をブラケット本体
両端部28bの内面とブラケットホルダ28cの内面と
に形成された突出部33a,33bに係合させてフロン
トフォーク25の脱落を防止していたが、図6(a)お
よび(b)に示すように、ブラケット本体両端部228
bとブラケットホルダ228cとの間にノックピン24
0を設け、フロントフォーク225に形成されたピン溝
241に上記ノックピン240を係止させてフロントフ
ォーク225の脱落防止手段としてもよい。
トフォーク25に形成された溝部34をブラケット本体
両端部28bの内面とブラケットホルダ28cの内面と
に形成された突出部33a,33bに係合させてフロン
トフォーク25の脱落を防止していたが、図6(a)お
よび(b)に示すように、ブラケット本体両端部228
bとブラケットホルダ228cとの間にノックピン24
0を設け、フロントフォーク225に形成されたピン溝
241に上記ノックピン240を係止させてフロントフ
ォーク225の脱落防止手段としてもよい。
【0030】さらに、上述した実施例においては、スク
ータ型車両11などのブラケット28が一つだけの車両
の例を示したが、図7に示すように、ブラケット328
がアッパーブラケット328Aとロアーブラケット32
8Bとに別れている自動二輪車にも適用できる。この場
合は本発明をロアーブラケット328Bに適用し、フロ
ントフォーク325を取外す場合は、アッパーブラケッ
ト328A上のキャップボルト335を外した後、ロア
ーブラケット328Bのブラケットホルダ328cを外
し、そしてフロントフォーク325のインナーチューブ
327を一旦下方に引き下ろし、そして前方に取り外す
とよい。このようにすれば、図8に示すようなカウリン
グ340を備えた自動二輪車でもカウリング340を取
外すことなく容易にフロントフォーク325の着脱が可
能になり、整備性・作業性が向上する。
ータ型車両11などのブラケット28が一つだけの車両
の例を示したが、図7に示すように、ブラケット328
がアッパーブラケット328Aとロアーブラケット32
8Bとに別れている自動二輪車にも適用できる。この場
合は本発明をロアーブラケット328Bに適用し、フロ
ントフォーク325を取外す場合は、アッパーブラケッ
ト328A上のキャップボルト335を外した後、ロア
ーブラケット328Bのブラケットホルダ328cを外
し、そしてフロントフォーク325のインナーチューブ
327を一旦下方に引き下ろし、そして前方に取り外す
とよい。このようにすれば、図8に示すようなカウリン
グ340を備えた自動二輪車でもカウリング340を取
外すことなく容易にフロントフォーク325の着脱が可
能になり、整備性・作業性が向上する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車のフロントフォーク取付構造によれば、前輪を回
動自在に支持するフロントフォークを、ブラケットを介
して車体に取付けるフロントフォークの取付構造におい
て、上記ブラケットは、上記フロントフォークが前方向
に着脱可能な手段を備えたため、フロントフォークがブ
ラケットから容易に着脱可能になり、整備性が向上す
る。
二輪車のフロントフォーク取付構造によれば、前輪を回
動自在に支持するフロントフォークを、ブラケットを介
して車体に取付けるフロントフォークの取付構造におい
て、上記ブラケットは、上記フロントフォークが前方向
に着脱可能な手段を備えたため、フロントフォークがブ
ラケットから容易に着脱可能になり、整備性が向上す
る。
【0032】また、上記ブラケット内に上記フロントフ
ォークの脱落防止手段を備えたため、キャップボルトは
ブラケットの上面より上方に突出せず、車体前部のレイ
アウトに制限がなくなる。
ォークの脱落防止手段を備えたため、キャップボルトは
ブラケットの上面より上方に突出せず、車体前部のレイ
アウトに制限がなくなる。
【図1】本発明に係る自動二輪車のフロントフォーク取
付構造の一実施例を示すスクータ型車両の左側面図。
付構造の一実施例を示すスクータ型車両の左側面図。
【図2】フロントフォークのブラケット廻りを示す斜視
図。
図。
【図3】(a)および(b)は、ブラケットのインナー
チューブが固定される部分を拡大した平面図およびA−
A線に沿う断面図。
チューブが固定される部分を拡大した平面図およびA−
A線に沿う断面図。
【図4】フロントフォークのブラケットへの取付け構造
を示す図。
を示す図。
【図5】ブラケットホルダをブラケット本体に固定する
他の実施例を示す平面図。
他の実施例を示す平面図。
【図6】(a)および(b)は、フロントフォークの脱
落防止手段の他の実施例を示す平面断面図およびB−B
線に沿う断面図。
落防止手段の他の実施例を示す平面断面図およびB−B
線に沿う断面図。
【図7】ブラケットがアッパーブラケットとロアーブラ
ケットとに別れている自動二輪車のフロントフォークの
ブラケット廻りを示す斜視図。
ケットとに別れている自動二輪車のフロントフォークの
ブラケット廻りを示す斜視図。
【図8】カウリングを備えた自動二輪車の正面図。
【図9】従来のフロントフォークのブラケット廻りを示
す斜視図。
す斜視図。
【図10】(a)および(b)は、従来のブラケットの
インナーチューブが固定される部分を拡大した平面図お
よびC−C線に沿う断面図。
インナーチューブが固定される部分を拡大した平面図お
よびC−C線に沿う断面図。
11 スクータ型車両 23 ステアリング機構 24 前輪 25,225,325 フロントフォーク 27,327 インナーチューブ 28,328 ブラケット 28a ブラケット本体 38b,128b,228b ブラケット本体両端部
(フロントフォークが前方向に着脱可能な手段) 38c,128c,228c,328c ブラケットホ
ルダ(フロントフォークが前方向に着脱可能な手段) 33a,33b 突出部(フロントフォークの脱落防止
手段) 34 溝部(フロントフォークの脱落防止手段) 35,335 キャップボルト 128c スタッドボルト 141 ナット 240 ノックピン(他のフロントフォークの脱落防止
手段) 241 ピン溝(他のフロントフォークの脱落防止手
段)
(フロントフォークが前方向に着脱可能な手段) 38c,128c,228c,328c ブラケットホ
ルダ(フロントフォークが前方向に着脱可能な手段) 33a,33b 突出部(フロントフォークの脱落防止
手段) 34 溝部(フロントフォークの脱落防止手段) 35,335 キャップボルト 128c スタッドボルト 141 ナット 240 ノックピン(他のフロントフォークの脱落防止
手段) 241 ピン溝(他のフロントフォークの脱落防止手
段)
Claims (2)
- 【請求項1】 前輪を回動自在に支持するフロントフォ
ークを、ブラケットを介して車体に取付けるフロントフ
ォークの取付構造において、上記ブラケットは、上記フ
ロントフォークが前方向に着脱可能な手段を備えたこと
を特徴とする自動二輪車のフロントフォーク取付構造。 - 【請求項2】 上記ブラケット内に上記フロントフォー
クの脱落防止手段を備えた請求項1記載の自動二輪車の
フロントフォーク取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8623193A JPH06298148A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 自動二輪車のフロントフォーク取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8623193A JPH06298148A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 自動二輪車のフロントフォーク取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06298148A true JPH06298148A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13881025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8623193A Pending JPH06298148A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 自動二輪車のフロントフォーク取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06298148A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7183891B2 (en) | 2002-04-08 | 2007-02-27 | Littelfuse, Inc. | Direct application voltage variable material, devices employing same and methods of manufacturing such devices |
US7202770B2 (en) | 2002-04-08 | 2007-04-10 | Littelfuse, Inc. | Voltage variable material for direct application and devices employing same |
JP2007168774A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Hung Chang Chao | 自転車の解体式フロントフレーム |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP8623193A patent/JPH06298148A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7183891B2 (en) | 2002-04-08 | 2007-02-27 | Littelfuse, Inc. | Direct application voltage variable material, devices employing same and methods of manufacturing such devices |
US7202770B2 (en) | 2002-04-08 | 2007-04-10 | Littelfuse, Inc. | Voltage variable material for direct application and devices employing same |
US7609141B2 (en) | 2002-04-08 | 2009-10-27 | Littelfuse, Inc. | Flexible circuit having overvoltage protection |
JP2007168774A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Hung Chang Chao | 自転車の解体式フロントフレーム |
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