JPH06296010A - 位置検出器および位置変換器ー符号器 - Google Patents
位置検出器および位置変換器ー符号器Info
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- JPH06296010A JPH06296010A JP5243107A JP24310793A JPH06296010A JP H06296010 A JPH06296010 A JP H06296010A JP 5243107 A JP5243107 A JP 5243107A JP 24310793 A JP24310793 A JP 24310793A JP H06296010 A JPH06296010 A JP H06296010A
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- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/142—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices
- G01D5/145—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices influenced by the relative movement between the Hall device and magnetic fields
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N52/00—Hall-effect devices
- H10N52/101—Semiconductor Hall-effect devices
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高度の信頼性を有し、周知の製造ステップを
使用して製造するのに簡単で安価な位置検出器を提供す
る。 【構成】 空間、代表的には平面(β)の少なくとも1
点でゼロの少なくとも1つの成分(BZ)を有する磁界
を発生する磁気素子(5)の位置を検出するために、複
数の基本ホール効果検出器(Si)が並んで集積されか
つゼロの磁界成分および基本検出器を流れる電流(I)
に垂直な方向(X)に配列される。従って、ゼロ出力電
圧を発生する基本検出器(Sr)は磁界成分のゼロ位
置、従って位置検出器(1)に関連する磁気素子の位置
を示し、そのため、基本検出器の出力は磁気素子の位置
を示す量子化数字コードを提供する。
使用して製造するのに簡単で安価な位置検出器を提供す
る。 【構成】 空間、代表的には平面(β)の少なくとも1
点でゼロの少なくとも1つの成分(BZ)を有する磁界
を発生する磁気素子(5)の位置を検出するために、複
数の基本ホール効果検出器(Si)が並んで集積されか
つゼロの磁界成分および基本検出器を流れる電流(I)
に垂直な方向(X)に配列される。従って、ゼロ出力電
圧を発生する基本検出器(Sr)は磁界成分のゼロ位
置、従って位置検出器(1)に関連する磁気素子の位置
を示し、そのため、基本検出器の出力は磁気素子の位置
を示す量子化数字コードを提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、位置検出器および位
置変換器ー符号器に関するものである。
置変換器ー符号器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】目標物の位置を検出するために、種々の
原理に基づく変換器が現在利用でき、そのあるものはホ
ール効果を利用しており、それによって、電流が一方向
に流れる導電材料が電流の流れる方向に垂直に向けられ
た磁界に浸されているならば、電流および磁界に垂直で
かつその点の磁界の強度に比例する電界が検出器を横切
って観察される。
原理に基づく変換器が現在利用でき、そのあるものはホ
ール効果を利用しており、それによって、電流が一方向
に流れる導電材料が電流の流れる方向に垂直に向けられ
た磁界に浸されているならば、電流および磁界に垂直で
かつその点の磁界の強度に比例する電界が検出器を横切
って観察される。
【0003】従って、周知のホール効果変換器で検出器
にかかる電位の差を測定することによって、その磁界パ
ターンが既知の磁気素子(例えば、永久磁石または磁気
回路)の位置を決定することが可能である。
にかかる電位の差を測定することによって、その磁界パ
ターンが既知の磁気素子(例えば、永久磁石または磁気
回路)の位置を決定することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に言って、用い
られている永久磁石や磁気回路の磁界は空間で可変でき
るので、磁気素子が単に所定の直線(通常検出器に平行
または垂直な)で移動できるとき、その位置を正確に決
定するために現に使用されている検出器だけを備える。
従って、磁気素子の動きのいかなる予言できない成分も
測定誤差に取り入れ、かくして周知のホール効果変換器
の信頼性低減し、その範囲を制限する。
られている永久磁石や磁気回路の磁界は空間で可変でき
るので、磁気素子が単に所定の直線(通常検出器に平行
または垂直な)で移動できるとき、その位置を正確に決
定するために現に使用されている検出器だけを備える。
従って、磁気素子の動きのいかなる予言できない成分も
測定誤差に取り入れ、かくして周知のホール効果変換器
の信頼性低減し、その範囲を制限する。
【0005】さらに、磁気素子および検出器の任意の誤
配列と、供給電圧および電流のような伝達定数に影響を
及ぼす量と検出器の特性(固体検出器の場合、引き続き
温度によるキャリア移動度)の変化量に対するホール効
果変換器の感度によって制限が提起される。結果とし
て、周知の変換器は機械的配列、電気的較正、および動
作状態の(例えば、温度の)変化量を補償するための非
常に複雑な回路を含むが、しかしながら、この要件は変
換器の所望の精度や信頼性を達成するのに必ずしも成功
しない。
配列と、供給電圧および電流のような伝達定数に影響を
及ぼす量と検出器の特性(固体検出器の場合、引き続き
温度によるキャリア移動度)の変化量に対するホール効
果変換器の感度によって制限が提起される。結果とし
て、周知の変換器は機械的配列、電気的較正、および動
作状態の(例えば、温度の)変化量を補償するための非
常に複雑な回路を含むが、しかしながら、この要件は変
換器の所望の精度や信頼性を達成するのに必ずしも成功
しない。
【0006】上記問題を解決するために、磁界成分のゼ
ロ点を決定し、出力にゼロ点位置を示す数字コードを直
接発生するためホール型の基本検出器のアレイを用いる
ことが知られている(例えば、EP-A-0 427 882参照)。
ロ点を決定し、出力にゼロ点位置を示す数字コードを直
接発生するためホール型の基本検出器のアレイを用いる
ことが知られている(例えば、EP-A-0 427 882参照)。
【0007】さらに、集積回路内に単一のホール効果セ
ルを集積することが知られている(例えば、ジー・ボッ
シュ(G.Bosch)著“集積回路内のホール素子”固体電
子,第11巻,第712〜714頁,1968年、ジー
・エス・ランドハワ(G.S.Randhawa)著“シリコン回路
内のモノシリック集積ホール素子”ミクロ電子雑誌,第
12巻,第24〜29頁,1981年参照)。よって、
図7に示す基板50(好ましくは、P-型の)と、深さ
tを持つN型のエピタキシャル層51と、エピタキシャ
ル層51内に形成され、能動領域53の範囲を定めるP
+型の絶縁領域52と、集積回路のエミッタ拡散工程中
に形成されるN+型の接点54,55とを含む構造を有
する多数の市販製品が開発されている。このようなセル
のホール電圧は
ルを集積することが知られている(例えば、ジー・ボッ
シュ(G.Bosch)著“集積回路内のホール素子”固体電
子,第11巻,第712〜714頁,1968年、ジー
・エス・ランドハワ(G.S.Randhawa)著“シリコン回路
内のモノシリック集積ホール素子”ミクロ電子雑誌,第
12巻,第24〜29頁,1981年参照)。よって、
図7に示す基板50(好ましくは、P-型の)と、深さ
tを持つN型のエピタキシャル層51と、エピタキシャ
ル層51内に形成され、能動領域53の範囲を定めるP
+型の絶縁領域52と、集積回路のエミッタ拡散工程中
に形成されるN+型の接点54,55とを含む構造を有
する多数の市販製品が開発されている。このようなセル
のホール電圧は
【0008】 VH=G・(BI)/(qNt) (1)
【0009】である。ここで、Gはセルの有限寸法によ
る幾何学的補正係数(便宜的にセルの寸法を決めること
によりG=1)、Nはエピタキシャル層のドーピング種
の濃度、tはエピタキシャル層の深さ、そして、Bは電
流Iに垂直な磁気誘導の成分である。
る幾何学的補正係数(便宜的にセルの寸法を決めること
によりG=1)、Nはエピタキシャル層のドーピング種
の濃度、tはエピタキシャル層の深さ、そして、Bは電
流Iに垂直な磁気誘導の成分である。
【0010】この発明の目的は、高度の信頼性を有し、
周知の製造工程を使用して製造するのに簡単で安価な位
置検出器を提供することである。
周知の製造工程を使用して製造するのに簡単で安価な位
置検出器を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、空間
の少なくとも1点でゼロの少なくとも1つの成分
(BZ)を有する磁界を発生する磁気素子(5)の位置
を検出する位置検出器(1)であって、この位置検出器
(1)が磁界成分(BZ)のゼロ点を検出するための少
なくとも1つの複数(31,32)の並んだホール効果
基本検出器(Si)を備えるものにおいて、ホール効果
基本検出器が半導体材料の単一のチップ(2)内で相互
に隣接して集積された固体検出器であることを特徴とす
る位置検出器が提供される。この発明の好適な無制限の
実施例を添付図面を参照して説明する。
の少なくとも1点でゼロの少なくとも1つの成分
(BZ)を有する磁界を発生する磁気素子(5)の位置
を検出する位置検出器(1)であって、この位置検出器
(1)が磁界成分(BZ)のゼロ点を検出するための少
なくとも1つの複数(31,32)の並んだホール効果
基本検出器(Si)を備えるものにおいて、ホール効果
基本検出器が半導体材料の単一のチップ(2)内で相互
に隣接して集積された固体検出器であることを特徴とす
る位置検出器が提供される。この発明の好適な無制限の
実施例を添付図面を参照して説明する。
【0012】
【実施例】この発明による基本原理をまず図1および図
2と関連して説明する。ここで、参照番号1は半導体材
料(代表的にはシリコン)のチップ2で形成された固体
型位置検出器を示す。図に示すように、位置検出器1は
一方向(以下、X軸と称する)に並んで配列され、各々
がY軸で示される方向(図2の平面に垂直)でX軸に垂
直な方向に電流Iを供給される複数の基本検出器S1,
S2,・・・Si,Si +1,・・・Snを備える。各基本検
出器SiはまたX軸に沿って配列され、それぞれ前の基
本検出器Si-1と次の基本検出器Si+1で分配される一対
の接点Ci-1,Ciを呈する。
2と関連して説明する。ここで、参照番号1は半導体材
料(代表的にはシリコン)のチップ2で形成された固体
型位置検出器を示す。図に示すように、位置検出器1は
一方向(以下、X軸と称する)に並んで配列され、各々
がY軸で示される方向(図2の平面に垂直)でX軸に垂
直な方向に電流Iを供給される複数の基本検出器S1,
S2,・・・Si,Si +1,・・・Snを備える。各基本検
出器SiはまたX軸に沿って配列され、それぞれ前の基
本検出器Si-1と次の基本検出器Si+1で分配される一対
の接点Ci-1,Ciを呈する。
【0013】位置検出器1は延長棒の形の永久磁石5よ
り発生された磁界中に設けられ、永久磁石5の北極Nお
よび南極Sは位置検出器1の表面7を向いている面6に
形成される(これはX,Y面を規定し、その上に基本検
出器Siが配列される)。永久磁石5およびN極とS極
を接合する線はX軸に平行に配列され、そのため、永久
磁石5は磁気誘導Bで描かれた磁界を発生し、その電流
の流れる方向に垂直な成分および検出器接点が配列され
る成分(Z軸方向)は一平面でゼロである。換言すれ
ば、永久磁石5に対して、磁気誘導成分BZがゼロにな
る平面β(図2)が存在し、平面Y,Zに平行なこの平
面は公式X=K(Kは定数)で表すことができ、Y軸に
平行な線rに沿った表面7を遮る。たとえ平面βの磁気
誘導Bが明らかにゼロ以外でも、実際は成分BXは最大
であり、基本検出器Siは磁気誘導成分BZに感度がある
だけである。実際、ホール効果の真の本質のために、即
ち
り発生された磁界中に設けられ、永久磁石5の北極Nお
よび南極Sは位置検出器1の表面7を向いている面6に
形成される(これはX,Y面を規定し、その上に基本検
出器Siが配列される)。永久磁石5およびN極とS極
を接合する線はX軸に平行に配列され、そのため、永久
磁石5は磁気誘導Bで描かれた磁界を発生し、その電流
の流れる方向に垂直な成分および検出器接点が配列され
る成分(Z軸方向)は一平面でゼロである。換言すれ
ば、永久磁石5に対して、磁気誘導成分BZがゼロにな
る平面β(図2)が存在し、平面Y,Zに平行なこの平
面は公式X=K(Kは定数)で表すことができ、Y軸に
平行な線rに沿った表面7を遮る。たとえ平面βの磁気
誘導Bが明らかにゼロ以外でも、実際は成分BXは最大
であり、基本検出器Siは磁気誘導成分BZに感度がある
だけである。実際、ホール効果の真の本質のために、即
ち
【0014】E→=qV→×B→
【0015】のために(ここで、E→は電界(ベクトル
表示)、qは移動粒子の電荷、V→は移動粒子の速度
(ベクトル表示)、およびB→は磁気誘導(ベクトル表
示)である)、電界Eはベクトル積I→×B→(I→=
qV→)に比例する。
表示)、qは移動粒子の電荷、V→は移動粒子の速度
(ベクトル表示)、およびB→は磁気誘導(ベクトル表
示)である)、電界Eはベクトル積I→×B→(I→=
qV→)に比例する。
【0016】この場合、X軸に沿って配列される定数C
iによって、基本検出器Siは電界成分EXに感度がある
だけであり、Y軸に平行に向けられる電流Iによって、
電界成分EXは電流Iと磁気誘導成分BZの積、即ち
iによって、基本検出器Siは電界成分EXに感度がある
だけであり、Y軸に平行に向けられる電流Iによって、
電界成分EXは電流Iと磁気誘導成分BZの積、即ち
【0017】EX=K1IBZ
【0018】に比例する。図に示した例では、既に述べ
たように、線rに沿ってゼロである磁気誘導成分B
Z(およびそれ故EX)によって、Srが線rが延在する
検出器であるならば、検出器Srの左に対する全ての検
出器S1・・・Sr-1に対して、BZ>0およびEX>0で
あり、検出器Srの右に対する全ての検出器Sr+1・・・
Snに対して、BZ<0およびEX<0である。
たように、線rに沿ってゼロである磁気誘導成分B
Z(およびそれ故EX)によって、Srが線rが延在する
検出器であるならば、検出器Srの左に対する全ての検
出器S1・・・Sr-1に対して、BZ>0およびEX>0で
あり、検出器Srの右に対する全ての検出器Sr+1・・・
Snに対して、BZ<0およびEX<0である。
【0019】従って、各検出器Siの定数Ci-1,Ci間
の電位DViの差を測定することにより、即ち、
の電位DViの差を測定することにより、即ち、
【0020】 i<rのとき,DVi=Vi−Vi-1<0 および i>rのとき,DVi=Vi−Vi-1>0
【0021】を測定することにより、永久磁石5がX軸
に平行に動くとき、平面β、従って線rはまた永久磁石
5と共に精密に動き、かくして、磁気誘導成分BZの符
号、従って、検出された電位差DViが反転される検出
器Siを変更できる。それ故、検出器は各場合に平面β
の位置を規定し、永久磁石5の北極Nおよび南極S間の
交差線、および位置検出器1に関連した永久磁石5の位
置を与えられる。電位差DViの符号が反転する点(即
ち検出器)を検出することにより、それ故永久磁石5の
位置を決定することが可能である。
に平行に動くとき、平面β、従って線rはまた永久磁石
5と共に精密に動き、かくして、磁気誘導成分BZの符
号、従って、検出された電位差DViが反転される検出
器Siを変更できる。それ故、検出器は各場合に平面β
の位置を規定し、永久磁石5の北極Nおよび南極S間の
交差線、および位置検出器1に関連した永久磁石5の位
置を与えられる。電位差DViの符号が反転する点(即
ち検出器)を検出することにより、それ故永久磁石5の
位置を決定することが可能である。
【0022】電位差の符号反転が起きる検出器Srは種
々の方法で検出してもよく、その1つを図1に一例とし
て示す。ここで、各検出器Siは接点Ci-1,Ciによっ
てそれぞれの比較器10に接続され、その出力端子11
に接地に対して2進信号を発生し、その論理値は比較器
10が接続された接点間の電位差に依存する。出力端子
11は符号化回路12に接続され、この符号化回路12
は組合わせロジックからなり、出力端子13に検出器S
rの位置に比例した数値信号を発生する。
々の方法で検出してもよく、その1つを図1に一例とし
て示す。ここで、各検出器Siは接点Ci-1,Ciによっ
てそれぞれの比較器10に接続され、その出力端子11
に接地に対して2進信号を発生し、その論理値は比較器
10が接続された接点間の電位差に依存する。出力端子
11は符号化回路12に接続され、この符号化回路12
は組合わせロジックからなり、出力端子13に検出器S
rの位置に比例した数値信号を発生する。
【0023】図1はまた各検出器Siに対して1個づつ
設けられた電流Iを発生する電流源15を示す。図1に
示すように、基本検出器Si、電流源15、比較器10
および符号化回路12は、単一のチップ2、特に図5お
よび図6を参照して後述されるP型基板上に成長された
例えばN型のエピタキシャル層内に便宜的に集積され
る。
設けられた電流Iを発生する電流源15を示す。図1に
示すように、基本検出器Si、電流源15、比較器10
および符号化回路12は、単一のチップ2、特に図5お
よび図6を参照して後述されるP型基板上に成長された
例えばN型のエピタキシャル層内に便宜的に集積され
る。
【0024】図1のデバイスにおいて、lが最大位置検
出範囲に対応する(検出器Siおよび接点Ciが配列され
た方向Xの)チップ2の長さであり、wが同じ方向の各
検出器の幅に対応する、基板検出器間の距離であるなら
ば、l=nwであり、その結果、永久磁石5の位置はw
の絶対分解能と1/nの相対分解能を持つn工程で直接
決定される。例えばl=4mmそしてw=200μmな
らば、n=20であり、200μmの絶対分解能と5%
の相対分解能を持つ。
出範囲に対応する(検出器Siおよび接点Ciが配列され
た方向Xの)チップ2の長さであり、wが同じ方向の各
検出器の幅に対応する、基板検出器間の距離であるなら
ば、l=nwであり、その結果、永久磁石5の位置はw
の絶対分解能と1/nの相対分解能を持つn工程で直接
決定される。例えばl=4mmそしてw=200μmな
らば、n=20であり、200μmの絶対分解能と5%
の相対分解能を持つ。
【0025】換言すれば、この検出器は有限数の検出器
による有限数の点でサンプルされた電界Bによって前以
て量子化した位置情報を供給する。従って、この検出器
は磁界がオフセットおよびノイズから信号(電位差)を
区別できる最小値を越えるならば、絶対磁界強度(絶対
磁気誘導値)、それ故Z軸に沿った磁気素子の距離に無
感応である。このように、磁界強度ー距離関係のいかな
る非線形ももはや検出器で発生された信号を処理するた
めの複雑なロジックは不要である。
による有限数の点でサンプルされた電界Bによって前以
て量子化した位置情報を供給する。従って、この検出器
は磁界がオフセットおよびノイズから信号(電位差)を
区別できる最小値を越えるならば、絶対磁界強度(絶対
磁気誘導値)、それ故Z軸に沿った磁気素子の距離に無
感応である。このように、磁界強度ー距離関係のいかな
る非線形ももはや検出器で発生された信号を処理するた
めの複雑なロジックは不要である。
【0026】さらに、検出器はX軸に沿った永久磁石の
いかなる誤配列(永久磁石および基本検出器アレイ間の
平行の欠如)にも無感応であり、この誤配列は一般に磁
気誘導B→の強度の減衰を生じるが磁気誘導成分BZが
ゼロであるX座標に影響を及ばさず、その結果、検出器
はX軸に沿った位置の変化量を測定するだけである。
いかなる誤配列(永久磁石および基本検出器アレイ間の
平行の欠如)にも無感応であり、この誤配列は一般に磁
気誘導B→の強度の減衰を生じるが磁気誘導成分BZが
ゼロであるX座標に影響を及ばさず、その結果、検出器
はX軸に沿った位置の変化量を測定するだけである。
【0027】検出器はまた供給電圧および電流、半導体
材料内のキャリアの移動度および(上記パラメータに影
響を及ぼす)温度のようなホール効果検出器の伝達定数
に影響を及ぼす量の変化量に無感応であり、そして、位
置および検出された電位差間のホール効果検出器を代表
とするいかなる非線形にも無感応である。
材料内のキャリアの移動度および(上記パラメータに影
響を及ぼす)温度のようなホール効果検出器の伝達定数
に影響を及ぼす量の変化量に無感応であり、そして、位
置および検出された電位差間のホール効果検出器を代表
とするいかなる非線形にも無感応である。
【0028】従って、機械的配列および電気的較正の必
要性が除去され、そのため、取り付け、製造および周知
のアナログ検出器の信頼性を減ずるか少なくとも減少す
る係数を補償するための(例えば適当な処理ルーチンに
よる)動作を非常に簡単にしかつその費用を低減する。
さらに、この検出器は温度および供給電圧並びにエージ
ングの変化量に関して極めて安定している。
要性が除去され、そのため、取り付け、製造および周知
のアナログ検出器の信頼性を減ずるか少なくとも減少す
る係数を補償するための(例えば適当な処理ルーチンに
よる)動作を非常に簡単にしかつその費用を低減する。
さらに、この検出器は温度および供給電圧並びにエージ
ングの変化量に関して極めて安定している。
【0029】前以て量子化されているこの検出器の出力
は変換を要することなく2進ロジックを使用して直ちに
処理することができ、従って、回路および処理時間の点
で利点をもたらす。当業者には、ここで説明し例示した
ような検出器および相対変換器に対する変更を為しうる
ことが明らかである。
は変換を要することなく2進ロジックを使用して直ちに
処理することができ、従って、回路および処理時間の点
で利点をもたらす。当業者には、ここで説明し例示した
ような検出器および相対変換器に対する変更を為しうる
ことが明らかである。
【0030】特に、基本検出器によって発生された電圧
信号を検出しかつ処理するためのロジックはここで述べ
たものと比較してかなり様々である。例えば、図3に示
すように、単一の比較器25はマルチプレクサ26を介
して基本検出器Siの対をなす接点Ci-1,Ciに時分割
多重される2入力を用いてもよく、例えば、比較器25
の出力の高状態の数をカウントするカウンタ27は、検
出器アレイの各完了走査の間永久磁石の位置に比例した
カウント値を呈する。この場合、また比較器25、マル
チプレクサ26およびカウンタ27は位置検出器1の同
じチップ内に集積してもよい。
信号を検出しかつ処理するためのロジックはここで述べ
たものと比較してかなり様々である。例えば、図3に示
すように、単一の比較器25はマルチプレクサ26を介
して基本検出器Siの対をなす接点Ci-1,Ciに時分割
多重される2入力を用いてもよく、例えば、比較器25
の出力の高状態の数をカウントするカウンタ27は、検
出器アレイの各完了走査の間永久磁石の位置に比例した
カウント値を呈する。この場合、また比較器25、マル
チプレクサ26およびカウンタ27は位置検出器1の同
じチップ内に集積してもよい。
【0031】基本検出器はまた検出器の電流がX軸に沿
った成分を呈しないので、相互に絶縁してもよいし、或
はしなくてもよい。さらに、隣接する基本検出器の隣接
する接点は(特に、上述のように基本検出器が相互に絶
縁されているならば)かなずしも短絡する必要はなく、
この場合、各比較器は単に接点の各対に接続してもよ
く、或は各基本検出器は第1のマルチプレクサの入力端
子に接続された第1の接点および第2のマルチプレクサ
の入力端子に接続された第2の接点を持ってもよく、2
つのマルチプレクサの出力端子は図3の比較器25と同
様の比較器の2つの入力端子に接続される。この場合、
接続点の数の増加は検出器の大変自由な最適化によって
オフセットされる。
った成分を呈しないので、相互に絶縁してもよいし、或
はしなくてもよい。さらに、隣接する基本検出器の隣接
する接点は(特に、上述のように基本検出器が相互に絶
縁されているならば)かなずしも短絡する必要はなく、
この場合、各比較器は単に接点の各対に接続してもよ
く、或は各基本検出器は第1のマルチプレクサの入力端
子に接続された第1の接点および第2のマルチプレクサ
の入力端子に接続された第2の接点を持ってもよく、2
つのマルチプレクサの出力端子は図3の比較器25と同
様の比較器の2つの入力端子に接続される。この場合、
接続点の数の増加は検出器の大変自由な最適化によって
オフセットされる。
【0032】絶縁及び非絶縁型の検出器を有する2つの
可能な検出器の実施を図5および図6に示し、後述す
る。図5の検出器はP-型の基板60と、基板60の全
頂面を覆うP+型の底部絶縁領域61と、N-型のエピタ
キシャル層62と、エピタキシャル層で形成され、各々
その内部に自身の基本ホール検出器を形成する複数の能
動領域64の横の方への境界を定めるP+型の頂部絶縁
領域63と、エピタキシャル層で形成され、能動領域6
4の上の方への境界を定めるP-型のベース拡散領域6
5と、基本検出器Siの接点Ci、Ci+1第1の接点領域
66(各基本検出器に対して2つの接点領域66)と、
電流Iを注入するための接点を形成する、各基本検出器
に対して2つのN+型の第2の接点領域67とを備え
る。第1および第2の接点領域66、67は共にベース
拡散領域65の端部に形成され、エピタキシャル層62
に直接接続される。従って、図5の検出器では、各基本
検出器Siは絶縁領域63によって隣接する基本検出器
即ちセルから絶縁され、かつ自身の接点領域66を有す
る。
可能な検出器の実施を図5および図6に示し、後述す
る。図5の検出器はP-型の基板60と、基板60の全
頂面を覆うP+型の底部絶縁領域61と、N-型のエピタ
キシャル層62と、エピタキシャル層で形成され、各々
その内部に自身の基本ホール検出器を形成する複数の能
動領域64の横の方への境界を定めるP+型の頂部絶縁
領域63と、エピタキシャル層で形成され、能動領域6
4の上の方への境界を定めるP-型のベース拡散領域6
5と、基本検出器Siの接点Ci、Ci+1第1の接点領域
66(各基本検出器に対して2つの接点領域66)と、
電流Iを注入するための接点を形成する、各基本検出器
に対して2つのN+型の第2の接点領域67とを備え
る。第1および第2の接点領域66、67は共にベース
拡散領域65の端部に形成され、エピタキシャル層62
に直接接続される。従って、図5の検出器では、各基本
検出器Siは絶縁領域63によって隣接する基本検出器
即ちセルから絶縁され、かつ自身の接点領域66を有す
る。
【0033】図6の検出器では、基本検出器は相互から
絶縁されず、接点Ciは隣接する検出器を共有する。か
くして、図6の検出器はP-型の基板60と、基板60
の全頂面を覆うP+型の底部絶縁領域61と、N-型のエ
ピタキシャル層62と、単一の能動領域64′の横の方
への境界を定め、全ての(または一群の)基本検出器S
iを形成するP+型の頂部絶縁領域63′と、単一のP-
型のベース拡散領域65と、各々隣接する基本検出器を
共有し、接点Ciを形成する基本検出器の第1の接点領
域66′と、各基本検出器Si用の一対のN+型の第2の
接点領域67とを備える。
絶縁されず、接点Ciは隣接する検出器を共有する。か
くして、図6の検出器はP-型の基板60と、基板60
の全頂面を覆うP+型の底部絶縁領域61と、N-型のエ
ピタキシャル層62と、単一の能動領域64′の横の方
への境界を定め、全ての(または一群の)基本検出器S
iを形成するP+型の頂部絶縁領域63′と、単一のP-
型のベース拡散領域65と、各々隣接する基本検出器を
共有し、接点Ciを形成する基本検出器の第1の接点領
域66′と、各基本検出器Si用の一対のN+型の第2の
接点領域67とを備える。
【0034】両方の実施において、tで示すエピタキシ
ャル層62の深さは、下からエピタキシャル層にP-型
の不純物の拡散によって形成された底部絶縁領域61に
より低減された、図7の周知の実施のエピタキシャル層
51の深さの約1/2である。従って、式(1)で規定
されるホール効果電圧VHは2倍で、検出器感度を増加
する。さらに、ベース拡散領域65、65′は二重関数
を有し、即ちそれらはオフセット電圧VOSに影響を及ぼ
す表面効果を除去し、さらにホール効果電圧VHを増加
する。実際、基本検出器Siの能動領域は、図5および
図6の検出器構成の上側主表面68(これは周知のよう
に図示しない酸化層によって覆われている)に形成され
ているSi−SiO2界面領域からベース拡散領域65、
65′によって完全に絶縁される。その上、ベース拡散
領域65、65′はエピタキシャル層62の深さを低減
し、さらに、ホール効果電圧VHの値を増加する。従っ
て、図5および図6の実施で、ホール効果電圧は非常に
増加する。
ャル層62の深さは、下からエピタキシャル層にP-型
の不純物の拡散によって形成された底部絶縁領域61に
より低減された、図7の周知の実施のエピタキシャル層
51の深さの約1/2である。従って、式(1)で規定
されるホール効果電圧VHは2倍で、検出器感度を増加
する。さらに、ベース拡散領域65、65′は二重関数
を有し、即ちそれらはオフセット電圧VOSに影響を及ぼ
す表面効果を除去し、さらにホール効果電圧VHを増加
する。実際、基本検出器Siの能動領域は、図5および
図6の検出器構成の上側主表面68(これは周知のよう
に図示しない酸化層によって覆われている)に形成され
ているSi−SiO2界面領域からベース拡散領域65、
65′によって完全に絶縁される。その上、ベース拡散
領域65、65′はエピタキシャル層62の深さを低減
し、さらに、ホール効果電圧VHの値を増加する。従っ
て、図5および図6の実施で、ホール効果電圧は非常に
増加する。
【0035】両方の実施例は、周知の製造方法を使用
し、周知の頂部ー底部絶縁技術(ここでは、能動領域間
の接合絶縁は2つの異なった打ち込み工程で得られ、1
つは後者の絶縁領域の底部部分を形成するためにエピタ
キシャル層の成長の前に行われ、もう1つは成長したエ
ピタキシャル層上に絶縁領域の頂部部分を形成し、底部
部分と併合するために行われる。)を含み、簡単にかつ
安価に実施され得る。さらに、この検出器の製造は付加
的マスクを必要とせず、従って付加的費用を必要としな
い。特に、可能な大要の製造工程シーケンスは以下のご
とくである。即ち、P-型の基板60は後で底部絶縁領
域61を形成するために高エネルギーP型ドーピング種
を打ち込まれ、このような打ち込みは検出器の横絶縁領
域および能動領域が形成されるべき両方の領域で行われ
る。その後、エピタキシャル層62が成長し、P型ドー
ピング種が打ち込まれて頂部絶縁領域63、63′を形
成し、ベース拡散領域65、65′が(例えば図1の構
成要素10、12を形成するために)検出器と同じチッ
プで集積される任意のトランジスタベース領域と同じ工
程で形成される。ベース拡散領域65、65′は第1の
接点領域66、66′が形成されるべき領域のエピタキ
シャル層を覆うマスクを使用して行われ、それによっ
て、かかる領域はP型不純物を拡散されず、後で特に図
6の実施例に対して重要な第1の接点領域66、66′
および能動領域64、64′間の連続性を可能にする。
その後、N型ドーピング種が打ち込まれまたは拡散され
て66、66′、67を形成し、そして、通常の最終製
造工程が行われる。
し、周知の頂部ー底部絶縁技術(ここでは、能動領域間
の接合絶縁は2つの異なった打ち込み工程で得られ、1
つは後者の絶縁領域の底部部分を形成するためにエピタ
キシャル層の成長の前に行われ、もう1つは成長したエ
ピタキシャル層上に絶縁領域の頂部部分を形成し、底部
部分と併合するために行われる。)を含み、簡単にかつ
安価に実施され得る。さらに、この検出器の製造は付加
的マスクを必要とせず、従って付加的費用を必要としな
い。特に、可能な大要の製造工程シーケンスは以下のご
とくである。即ち、P-型の基板60は後で底部絶縁領
域61を形成するために高エネルギーP型ドーピング種
を打ち込まれ、このような打ち込みは検出器の横絶縁領
域および能動領域が形成されるべき両方の領域で行われ
る。その後、エピタキシャル層62が成長し、P型ドー
ピング種が打ち込まれて頂部絶縁領域63、63′を形
成し、ベース拡散領域65、65′が(例えば図1の構
成要素10、12を形成するために)検出器と同じチッ
プで集積される任意のトランジスタベース領域と同じ工
程で形成される。ベース拡散領域65、65′は第1の
接点領域66、66′が形成されるべき領域のエピタキ
シャル層を覆うマスクを使用して行われ、それによっ
て、かかる領域はP型不純物を拡散されず、後で特に図
6の実施例に対して重要な第1の接点領域66、66′
および能動領域64、64′間の連続性を可能にする。
その後、N型ドーピング種が打ち込まれまたは拡散され
て66、66′、67を形成し、そして、通常の最終製
造工程が行われる。
【0036】一般に、基本検出器はチップ2の平面7の
ある任意の平坦面に沿ってかつ永久磁石5の経路例えば
円弧の形の線に平行に配列してもよい。
ある任意の平坦面に沿ってかつ永久磁石5の経路例えば
円弧の形の線に平行に配列してもよい。
【0037】また、検出器は図4に一例として示すよう
に1つ以上の複数の基本検出器を備えてもよく、図4は
w/2だけオフセットされた2つの平行線に配列された
符号31、32で表す2つの複数の基本検出器S1〜Sn
を示し、ここではwは各複数の隣接する基本検出器間の
距離である。この複数の基本検出器は共に同じチップ2
内に集積してもよい。このような実施例は増大した分解
能を備え、電流および検出器を集積するために要する空
間が増大する(2倍になる)にも拘わらず、最大寸法
(各複数の基本検出器が配列される方向)は変わらない
ままである。かかる解決法は明らかにW/Nの分解能お
よびN回の電流を得るためにN個の複数の基本検出器に
まで拡大してもよい。丁度どのくらい多くの複数の基本
検出器を設けるかは、2つの異なる複数のものである2
つの基本検出器間で検出された磁界成分の符号の差を安
全に検出する可能性によって理論的に制限される。
に1つ以上の複数の基本検出器を備えてもよく、図4は
w/2だけオフセットされた2つの平行線に配列された
符号31、32で表す2つの複数の基本検出器S1〜Sn
を示し、ここではwは各複数の隣接する基本検出器間の
距離である。この複数の基本検出器は共に同じチップ2
内に集積してもよい。このような実施例は増大した分解
能を備え、電流および検出器を集積するために要する空
間が増大する(2倍になる)にも拘わらず、最大寸法
(各複数の基本検出器が配列される方向)は変わらない
ままである。かかる解決法は明らかにW/Nの分解能お
よびN回の電流を得るためにN個の複数の基本検出器に
まで拡大してもよい。丁度どのくらい多くの複数の基本
検出器を設けるかは、2つの異なる複数のものである2
つの基本検出器間で検出された磁界成分の符号の差を安
全に検出する可能性によって理論的に制限される。
【0038】この発明の部分を形成しない磁気素子に対
してこれは任意の方法で形成してもよいので、それは少
なくとも1点で(好ましくは表面で)ゼロとなる少なく
とも1つの磁界成分を提供し、特に上述したような永久
棒磁石或は適当な磁気回路で構成してもよい。さらに、
有効な磁界成分(BZ)、従ってそれがゼロ付近を変化
する範囲は、チップ表面7で規定される平面X,Yに平
行な平面および永久磁石5によって占められる空間に対
向する半分の空間(図に示した例では、チップ2の下)
に非常に透過性の磁気材料のプレートを設けることによ
り増加してもよい。或は、同じことを第2の磁石を使用
し、また第1の磁石の空間に対向する半分の空間に設け
られ、その南極を第1の磁石の北極と配列しまたはその
逆に配列することで達成してもよく、この場合、両方の
磁石は検出器と関連して相互に一体にして動かさなけれ
ばならない。
してこれは任意の方法で形成してもよいので、それは少
なくとも1点で(好ましくは表面で)ゼロとなる少なく
とも1つの磁界成分を提供し、特に上述したような永久
棒磁石或は適当な磁気回路で構成してもよい。さらに、
有効な磁界成分(BZ)、従ってそれがゼロ付近を変化
する範囲は、チップ表面7で規定される平面X,Yに平
行な平面および永久磁石5によって占められる空間に対
向する半分の空間(図に示した例では、チップ2の下)
に非常に透過性の磁気材料のプレートを設けることによ
り増加してもよい。或は、同じことを第2の磁石を使用
し、また第1の磁石の空間に対向する半分の空間に設け
られ、その南極を第1の磁石の北極と配列しまたはその
逆に配列することで達成してもよく、この場合、両方の
磁石は検出器と関連して相互に一体にして動かさなけれ
ばならない。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、高度
の信頼性を有し、周知の製造工程を使用して製造するの
に簡単で安価な位置検出器および変換器ー符号器が得ら
れる。
の信頼性を有し、周知の製造工程を使用して製造するの
に簡単で安価な位置検出器および変換器ー符号器が得ら
れる。
【図1】この発明による位置検出器を含む変換器ー符号
器を示す透視図である。
器を示す透視図である。
【図2】線IIーIIに沿って切断した図1の位置検出器の
概略断面図である。
概略断面図である。
【図3】図1の変換器の異なる実施例の詳細を示す図で
ある。
ある。
【図4】図2の位置検出器の異なる実施例を示す図であ
る。
る。
【図5】破断透視図内の本検出器の実施の2つの異なる
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
【図6】破断透視図内の本検出器の実施の2つの異なる
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
【図7】周知の集積されたホールセルの実施を示す図で
ある。
ある。
1 位置検出器 2 チップ 5 永久磁石 10 比較器 12 符号化回路 15 電流源 Si 基本検出器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンドロ・ストルティ イタリア国、20099 セスト・サン・ジョ ヴァンニ、ヴィア・フラテッリ・バンディ エラ 48 (72)発明者 フラヴィオ・ヴィッラ イタリア国、20159 ミラノ、ヴィア・ ピ・ランベルテンギ 23
Claims (14)
- 【請求項1】 空間の少なくとも1点でゼロの少なくと
も1つの成分(BZ)を有する磁界を発生する磁気素子
(5)の位置を検出する位置検出器(1)であって、こ
の位置検出器(1)が上記磁界成分(BZ)のゼロ点を
検出するための少なくとも1つの複数(31,32)の
並んだホール効果基本検出器(Si)を備えるものにお
いて、上記ホール効果基本検出器が半導体材料の単一の
チップ(2)内で相互に隣接して集積された固体検出器
であることを特徴とする位置検出器。 - 【請求項2】 ホール効果基本検出器(Si)に接続さ
れ、位置検出手段を含むゼロ検出手段(10,12,2
5〜27)を備え、上記位置検出手段は2つの隣接する
基本検出器の1つによって発生された電気信号に符号が
反対の電気出力信号を発生する上記ホール効果基本検出
器(Si)の1つの位置を示す出力信号を発生する請求
項1記載の位置検出器。 - 【請求項3】 ゼロ検出手段は各々それぞれのホール効
果基本検出器(Si)に接続されかつ各々磁界成分
(BZ)の符号を示すそれぞれの論理信号を供給する出
力端子(11)を有する多数の比較器(10)を備えて
いる請求項2記載の位置検出器。 - 【請求項4】 ゼロ検出手段は比較器(10)の出力端
子(11)に接続され、位置検出器(1)に関連して磁
気素子(5)の位置を符号化した量子化位置信号を出力
端子(13)に発生する符号化回路12を備えている請
求項3記載の位置検出器。 - 【請求項5】 ゼロ検出手段はホール効果基本検出器
(Si)に接続された多数の入力端子および出力端子を
有する多重化要素(26)と、この多重化要素の出力端
子に接続された入力端子を有する比較器(25)と、こ
の比較器の出力端子に接続されたカウンタ(27)を備
えている請求項2記載の位置検出器。 - 【請求項6】 ホール効果基本検出器(Si)は平坦線
に配列され、各基本検出器は一対の接点(Ci-1,Ci)
を呈する請求項1〜5のいずれか1項に記載の位置検出
器。 - 【請求項7】 1つのホール効果基本検出器(Si)の
各接点(Ci-1,Ci)は隣接する基本検出器(Si-1,
Si+1)の接点に接続される請求項6記載の位置検出
器。 - 【請求項8】 少なくとも1つの複数(31)の基本検
出器に接近しかつ平行に延在し、該基本検出器に関連し
てオフセットされる第2の複数(32)の基本検出器
(S1〜Sn)を備えた請求項1〜7のいずれか1項に記
載の位置検出器。 - 【請求項9】 各ホール効果基本検出器(Si)は第1
の導電型の基板(60)と、上記基板を覆う上記第1の
導電型の底部絶縁領域(61)と、この底部絶縁領域を
覆い、上記半導体基体の上側の大きい面(68)を規定
する第2の反対の導電型のエピタキシアル層(62)
と、このエピタキシアル層に成長され、該エピタキシア
ル層内に少なくとも1つの能動領域(64,64′)の
範囲を横の方に規定する上記第2の反対の導電型の頂部
絶縁領域(63,63′)と、上記エピタキシアル層に
成長され、上記半導体基体の上側の大きい面から上記エ
ピタキシアル層の上記能動領域を絶縁する上記第1の導
電型の界面絶縁領域(65,65′)と、上記エピタキ
シアル層の上記能動領域と直接接触する上記第2の反対
の導電型の接点領域(66,66′,67)とを備えた
半導体基体(2)に集積されている請求項1〜8のいず
れか1項に記載の位置検出器。 - 【請求項10】 各ホール効果基本検出器(Si)は自
身の能動領域(64)を備え、隣接する基本検出器の能
動領域は頂部絶縁領域(63)の部分によって相互から
絶縁される請求項9記載の位置検出器。 - 【請求項11】 ホール効果基本検出器を形成する単一
の能動領域(64′)を備えた請求項9記載の位置検出
器。 - 【請求項12】 少なくとも幾つか(66,66′)の
接点領域は界面絶縁領域(65,65′)の窓に配列さ
れ、エピタキシアル層(62)の方へ延在して上記エピ
タキシアル層と直接接触する請求項9記載の位置検出
器。 - 【請求項13】 空間の少なくとも1点でゼロの少なく
とも1つの成分(BZ)を有する磁界を発生する磁気素
子(5)の位置を検出する位置変換器ー符号器であっ
て、この位置変換器ー符号器が上記磁界成分(BZ)の
ゼロ点を検出するための少なくとも1つの複数(31,
32)の並んだホール効果基本検出器(Si)および上
記基本検出器に接続され、上記磁界成分の上記ゼロ点に
対応する上記基本検出器の1つの位置を示す符号化され
た出力位置信号を発生する符号化回路(12,27)を
備えるものにおいて、上記ホール効果基本検出器
(Si)が半導体材料の単一のチップ(2)内で相互に
隣接して集積された固体検出器であることを特徴とする
位置変換器ー符号器。 - 【請求項14】 符号化回路は2つの隣接する基本検出
器の1つによって発生された電気信号に符号が反対の電
気出力信号を発生する上記基本検出器の1つの位置を示
す出力信号を発生する位置検出手段を備えた請求項13
記載の位置変換器ー符号器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP92830544A EP0590222A1 (en) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | Magnetic position sensor |
IT92830544.0 | 1992-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06296010A true JPH06296010A (ja) | 1994-10-21 |
JP3321481B2 JP3321481B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=8212184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24310793A Expired - Fee Related JP3321481B2 (ja) | 1992-09-30 | 1993-09-29 | 位置検出器および位置変換器ー符号器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5530345A (ja) |
EP (2) | EP0590222A1 (ja) |
JP (1) | JP3321481B2 (ja) |
DE (1) | DE69312619T2 (ja) |
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JP3602611B2 (ja) * | 1995-03-30 | 2004-12-15 | 株式会社東芝 | 横型ホール素子 |
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EP0881470B1 (en) * | 1997-05-28 | 2003-08-13 | STMicroelectronics S.r.l. | Optical-type two-dimensional position sensor, in particular for automotive applications |
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DE59800474D1 (de) * | 1997-11-28 | 2001-03-22 | Saia Burgess Electronics Ag Mu | Gleichstrommotor |
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