JPH06290735A - 低圧放電ランプ - Google Patents
低圧放電ランプInfo
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- JPH06290735A JPH06290735A JP7416293A JP7416293A JPH06290735A JP H06290735 A JPH06290735 A JP H06290735A JP 7416293 A JP7416293 A JP 7416293A JP 7416293 A JP7416293 A JP 7416293A JP H06290735 A JPH06290735 A JP H06290735A
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- electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランプ電圧を低下させることが可能なビード
マウントを備えた低圧放電ランプを提供することを目的
とする。 【構成】 バルブ1の内径Dが22mm以下、ランプ電
力が40W以下で、電極を支持するリード線6をガラス
ビード5で固定したマウント3をバルブ1の端部に封止
した放電ランプにおいて、上記マウント3のガラスビー
ド5上面と電極の最上部との距離をバルブ1の内径Dよ
り小さく構成している。 【作用】 ガラスバルブを細径化した場合はランプ電流
が抑制されるが、反放電路に臨むリード線部分を規制す
ることによって電子の注入を制限し、電極降下電圧を下
げて電極降下ロスを防ぎランプ電圧を低下させる。
マウントを備えた低圧放電ランプを提供することを目的
とする。 【構成】 バルブ1の内径Dが22mm以下、ランプ電
力が40W以下で、電極を支持するリード線6をガラス
ビード5で固定したマウント3をバルブ1の端部に封止
した放電ランプにおいて、上記マウント3のガラスビー
ド5上面と電極の最上部との距離をバルブ1の内径Dよ
り小さく構成している。 【作用】 ガラスバルブを細径化した場合はランプ電流
が抑制されるが、反放電路に臨むリード線部分を規制す
ることによって電子の注入を制限し、電極降下電圧を下
げて電極降下ロスを防ぎランプ電圧を低下させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビードマウントを用いた
小形のコンパクト形の蛍光ランプなどの低圧放電ランプ
に関する。
小形のコンパクト形の蛍光ランプなどの低圧放電ランプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】低圧放電ランプたとえば蛍光ランプの構
成は、内面に蛍光体膜が形成されたガラスバルブの両端
にタングステン線を二重または三重に巻回したフィラメ
ントコイルに電子放射性物質(エミッタ)を担持させた
電極を設けている。また、このバルブ内には放電を容易
にするためのアルゴンガスなどの放電ガスと適量の水銀
が封入されている。
成は、内面に蛍光体膜が形成されたガラスバルブの両端
にタングステン線を二重または三重に巻回したフィラメ
ントコイルに電子放射性物質(エミッタ)を担持させた
電極を設けている。また、このバルブ内には放電を容易
にするためのアルゴンガスなどの放電ガスと適量の水銀
が封入されている。
【0003】これら蛍光ランプなどは上記フィラメント
コイルからなる電極を支持するためには、2本のリード
線間にフィラメントコイルを継線させたマウントが用い
られている。
コイルからなる電極を支持するためには、2本のリード
線間にフィラメントコイルを継線させたマウントが用い
られている。
【0004】このマウントとしては、コンパクト形ラン
プなどガラスバルブが細径化(外径22mm以下)され
てきていることや省資源、コストダウンの必要性から部
品点数が少なく構造が簡単なビードマウントが多く採用
されている。
プなどガラスバルブが細径化(外径22mm以下)され
てきていることや省資源、コストダウンの必要性から部
品点数が少なく構造が簡単なビードマウントが多く採用
されている。
【0005】たとえば、上記ビードマウントはフィラメ
ントコイルが継線された2本の内部リード線をガラス製
のビードで固定しておくだけでよく、このビードの位置
はフィラメントコイルの捩じれ防止やリード線との重量
バランスの関係、あるいは発光時に影が発生するなどの
ことで、フィラメントコイルからは離れて取付けられて
いる。また、このビードはマウントがバルブの開口端に
封止されるまでのつなぎ的なもので、封止後は封止部内
に埋設されてしまうものもある。
ントコイルが継線された2本の内部リード線をガラス製
のビードで固定しておくだけでよく、このビードの位置
はフィラメントコイルの捩じれ防止やリード線との重量
バランスの関係、あるいは発光時に影が発生するなどの
ことで、フィラメントコイルからは離れて取付けられて
いる。また、このビードはマウントがバルブの開口端に
封止されるまでのつなぎ的なもので、封止後は封止部内
に埋設されてしまうものもある。
【0006】従来より知られていることではあるが、ガ
ラスバルブを細径化した場合は、ランプ電流が抑制され
るためにランプ電圧が上昇し、再動作電圧と電源電圧と
の差が小さくなって放電が不安定となる。このことはビ
ードマウントを用いた蛍光ランプでも同様な現象がみら
れる。
ラスバルブを細径化した場合は、ランプ電流が抑制され
るためにランプ電圧が上昇し、再動作電圧と電源電圧と
の差が小さくなって放電が不安定となる。このことはビ
ードマウントを用いた蛍光ランプでも同様な現象がみら
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者等は
これらの現象につき種々究明した結果、陽極サイクル時
にビードが内部リード線への電子の注入を阻止し、ビー
ドより反放電側には電子が回り込まないようにしている
ことが分った。また、このためビード位置を放電空間、
すなわち、フィラメントコイルから離すにしたがい、封
止部近くの内部リード線にまで電子が注入しようとして
図3に示すように電極降下電圧を高め電極ロスを増加さ
せると同時にランプ電圧を高めることが分り、これら問
題点の改善をはかった。図3は横軸にビードと内部リー
ド線先端間の間隔(mm)、縦軸に電極降下電圧(V)
を対比して目盛りしてあり、測定方法は「松下電工技報
No.29(Aug.1984)和田、東方:“蛍光ラ
ンプの軸方向管内電圧の間接測定方法」による。
これらの現象につき種々究明した結果、陽極サイクル時
にビードが内部リード線への電子の注入を阻止し、ビー
ドより反放電側には電子が回り込まないようにしている
ことが分った。また、このためビード位置を放電空間、
すなわち、フィラメントコイルから離すにしたがい、封
止部近くの内部リード線にまで電子が注入しようとして
図3に示すように電極降下電圧を高め電極ロスを増加さ
せると同時にランプ電圧を高めることが分り、これら問
題点の改善をはかった。図3は横軸にビードと内部リー
ド線先端間の間隔(mm)、縦軸に電極降下電圧(V)
を対比して目盛りしてあり、測定方法は「松下電工技報
No.29(Aug.1984)和田、東方:“蛍光ラ
ンプの軸方向管内電圧の間接測定方法」による。
【0008】本発明は、ランプ電圧を低下させることが
可能なビードマウントを備えた低圧放電ランプを提供す
ることを目的とする。
可能なビードマウントを備えた低圧放電ランプを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の低圧放電ランプは、電極を支持するリード線をガラス
ビードで固定したマウントをバルブの端部に封止し、上
記マウントのガラスビード上面と電極の最上部との距離
をバルブの内径より小さくしたことを特徴としている。
の低圧放電ランプは、電極を支持するリード線をガラス
ビードで固定したマウントをバルブの端部に封止し、上
記マウントのガラスビード上面と電極の最上部との距離
をバルブの内径より小さくしたことを特徴としている。
【0010】本発明の請求項2に記載の低圧放電ランプ
は、バルブの内径が22mm以下でランプ電力が40W
以下であることを特徴としている。
は、バルブの内径が22mm以下でランプ電力が40W
以下であることを特徴としている。
【0011】
【作用】ガラスバルブを細径化した場合はランプ電流が
抑制されるが、反放電路に臨むリード線部分を規制する
ことによって電子の注入を制限し、電極降下電圧を下げ
て電極降下ロスを防ぎランプ電圧を低下させる。
抑制されるが、反放電路に臨むリード線部分を規制する
ことによって電子の注入を制限し、電極降下電圧を下げ
て電極降下ロスを防ぎランプ電圧を低下させる。
【0012】
【実施例】以下,本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は直管形の蛍光ランプの一方の端部を断面し
て示し、図中1はソーガガラスや鉛ガラスなどからなる
バルブでその内面には所定の蛍光体膜2が形成されてい
る。また、3はこのバルブ1の端部の圧潰封止部4に封
止されたビードマウントで、鉛ガラスなどからなるガラ
スビード5に鉄、ニッケル合金線やジュメット線などか
らなる2本のリード線6、6の中間部を埋設して支持し
ているとともにリード線6、6の先端部間にはタングス
テン線を二重あるいは三重に巻回してなる電極フィラメ
ント7が継線され、この電極フィラメント7の表面には
エミッタが塗布されている。図中8は圧潰封止部4に封
止された排気管である。
する。図1は直管形の蛍光ランプの一方の端部を断面し
て示し、図中1はソーガガラスや鉛ガラスなどからなる
バルブでその内面には所定の蛍光体膜2が形成されてい
る。また、3はこのバルブ1の端部の圧潰封止部4に封
止されたビードマウントで、鉛ガラスなどからなるガラ
スビード5に鉄、ニッケル合金線やジュメット線などか
らなる2本のリード線6、6の中間部を埋設して支持し
ているとともにリード線6、6の先端部間にはタングス
テン線を二重あるいは三重に巻回してなる電極フィラメ
ント7が継線され、この電極フィラメント7の表面には
エミッタが塗布されている。図中8は圧潰封止部4に封
止された排気管である。
【0013】また、このバルブ1内には所定量の水銀と
所定圧力のクリプトンやキセノンなどの希ガスが封入さ
れている。
所定圧力のクリプトンやキセノンなどの希ガスが封入さ
れている。
【0014】なお、上記各部の寸法はバルブ1の外径約
17.5mm、内径(D)約15.3mm、リード線
6、6の間隔約8.5mm、リード線6のバルブ1内に
おける突出長さ約18mm、ビード5の外径約2mm、
長さ約12mm、電極中最も高い位置にあるリード線6
の最上端とビード5の上面との間隔(L)を約8mmと
してある。
17.5mm、内径(D)約15.3mm、リード線
6、6の間隔約8.5mm、リード線6のバルブ1内に
おける突出長さ約18mm、ビード5の外径約2mm、
長さ約12mm、電極中最も高い位置にあるリード線6
の最上端とビード5の上面との間隔(L)を約8mmと
してある。
【0015】このような構成のランプと、比較用の電極
中最も高い位置にあるリード線6の最上端とビード5の
上面との間隔を約16mmとしてある(他の部分は上記
と同寸法)従来のランプとの電気特性試験を行ったとこ
ろ、(表1)の結果となった。
中最も高い位置にあるリード線6の最上端とビード5の
上面との間隔を約16mmとしてある(他の部分は上記
と同寸法)従来のランプとの電気特性試験を行ったとこ
ろ、(表1)の結果となった。
【0016】
【表1】 この(表1)から明らかなように、従来品に対し本発明
品ではランプ電圧が常温時(25℃)および低温の5℃
のとき2V低くなった。また、従来品は低温試験時に、
ランプ電圧が点灯管の再動作電圧(65V)を越えてし
まい再動作を起こし短寿命となった。
品ではランプ電圧が常温時(25℃)および低温の5℃
のとき2V低くなった。また、従来品は低温試験時に、
ランプ電圧が点灯管の再動作電圧(65V)を越えてし
まい再動作を起こし短寿命となった。
【0017】本発明者等はランプ電力、バルブ1の内径
および電極中最も高い位置にある導体の最上端とガラス
ビード5の上面との間隔を種々変えて電気特性試験を行
ったところ、ランプ電力40W以下で内径が22mm以
下のバルブ1においてバルブ1の内径(D)より上記間
隔(L)が小さければ、すなわち、ビード5がフィラメ
ント7など電極の導体部分に近いほうが電気的特性が向
上できることが分かり、D≧Lの関係であればよいこと
が確認できた。また、このとき電極フィラメント7の下
面とビード5の上面との間隔(H)が5mm以下の場合
電極降下ロスが少なく好ましく、また、ビード5の長さ
(W)が封着部4方向へ延在するリード線6、6間の間
隔(S)より長い方が電子の注入が制限され特性がよか
った。
および電極中最も高い位置にある導体の最上端とガラス
ビード5の上面との間隔を種々変えて電気特性試験を行
ったところ、ランプ電力40W以下で内径が22mm以
下のバルブ1においてバルブ1の内径(D)より上記間
隔(L)が小さければ、すなわち、ビード5がフィラメ
ント7など電極の導体部分に近いほうが電気的特性が向
上できることが分かり、D≧Lの関係であればよいこと
が確認できた。また、このとき電極フィラメント7の下
面とビード5の上面との間隔(H)が5mm以下の場合
電極降下ロスが少なく好ましく、また、ビード5の長さ
(W)が封着部4方向へ延在するリード線6、6間の間
隔(S)より長い方が電子の注入が制限され特性がよか
った。
【0018】これは特に管径が細く、対向する電極間の
有効放電長に対して無効放電長となる電極フィラメント
とビードとの間隔が大きいランプにおいて、反放電路側
に位置するリード線への電子の注入を規制することによ
って、電極降下電圧を下げて電極降下ロスを防ぎランプ
電圧を低下できることからと判断できる。そして、この
ような電極構成とすることによってランプの始動特性、
特に低温時において印加電圧が低下しランプ電圧が上昇
したときでも、点灯管の再動作電圧との差を大きくとれ
るところから、再動作によるエミッタの早期消耗がなく
長寿命の放電ランプを提供できる。
有効放電長に対して無効放電長となる電極フィラメント
とビードとの間隔が大きいランプにおいて、反放電路側
に位置するリード線への電子の注入を規制することによ
って、電極降下電圧を下げて電極降下ロスを防ぎランプ
電圧を低下できることからと判断できる。そして、この
ような電極構成とすることによってランプの始動特性、
特に低温時において印加電圧が低下しランプ電圧が上昇
したときでも、点灯管の再動作電圧との差を大きくとれ
るところから、再動作によるエミッタの早期消耗がなく
長寿命の放電ランプを提供できる。
【0019】また、図2(a)、(b)は本発明の他の
ビードマウント3の実施例を示し、図1と同一部分には
同一の符号を付しその説明は省略する。図(a)のもの
はリード線6、6が直線状のもの、図(b)のものはガ
ラスビード5より下方のリード線6、6が直線状のもの
で、どのようなマウント3を採用するかはバルブ1径、
電極フィラメント7やガラスビード5の長さ、排気管8
の有無などに応じ適宜選べばよい。
ビードマウント3の実施例を示し、図1と同一部分には
同一の符号を付しその説明は省略する。図(a)のもの
はリード線6、6が直線状のもの、図(b)のものはガ
ラスビード5より下方のリード線6、6が直線状のもの
で、どのようなマウント3を採用するかはバルブ1径、
電極フィラメント7やガラスビード5の長さ、排気管8
の有無などに応じ適宜選べばよい。
【0020】そして、本発明でいう電極中最も高い位置
にある導体の最上端とは図1のようにフィラメント7の
上面の場合もあるし、リード線6の先端あるいはリード
線6から突出させたアノードの先端の場合もあり、これ
ら導体の最上端からガラスビード5の上面との間隔
(L)が実質的に関係する。
にある導体の最上端とは図1のようにフィラメント7の
上面の場合もあるし、リード線6の先端あるいはリード
線6から突出させたアノードの先端の場合もあり、これ
ら導体の最上端からガラスビード5の上面との間隔
(L)が実質的に関係する。
【0021】なお,本発明は上記実施例に限定されな
い。たとえば,ランプは蛍光ランプに限らず、紫外線放
射ランプなど他の低圧放電ランプであってもよく、電極
フィラメントも二重や三重のコイルのほか芯線を入れた
スティクコイルであってもよい。また、バルブ内には水
銀が封入されていない、アルゴン、クリプトン、キセノ
ン、ネオン、窒素などの希ガスを封入した低圧放電ラン
プであってもよい。
い。たとえば,ランプは蛍光ランプに限らず、紫外線放
射ランプなど他の低圧放電ランプであってもよく、電極
フィラメントも二重や三重のコイルのほか芯線を入れた
スティクコイルであってもよい。また、バルブ内には水
銀が封入されていない、アルゴン、クリプトン、キセノ
ン、ネオン、窒素などの希ガスを封入した低圧放電ラン
プであってもよい。
【0022】また、本発明のランプの形状は直管形やU
字形、W字形、鞍形などの曲管形であってもよい。ま
た、リード線やガラスビードの材質も実施例のものに限
らず、内部、封着部、外部の各部の材質を変えたリード
線、低融点で不純ガスの発生の少ないガラスビードなど
とともにバルブの材質なども考慮して互いに近似の熱膨
張率を有する材質を選べばよい。
字形、W字形、鞍形などの曲管形であってもよい。ま
た、リード線やガラスビードの材質も実施例のものに限
らず、内部、封着部、外部の各部の材質を変えたリード
線、低融点で不純ガスの発生の少ないガラスビードなど
とともにバルブの材質なども考慮して互いに近似の熱膨
張率を有する材質を選べばよい。
【0023】さらに、バルブとビードマウントとの封止
部の形成手段は実施例のピンチャーを用いる圧潰封止に
限らず、加熱によりガラスを収縮させて封止するなど他
の手段であってもあるいは排気管を用いず排気と封着と
を同時に行う封止であってもよい。
部の形成手段は実施例のピンチャーを用いる圧潰封止に
限らず、加熱によりガラスを収縮させて封止するなど他
の手段であってもあるいは排気管を用いず排気と封着と
を同時に行う封止であってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、放
電起点を形成する電極フィラメントから非放電側へ位置
するリード線への電子の注入を規制することによって、
電極降下電圧を下げて電極降下ロスを防ぎランプ電圧を
低下させることができる。そして、このような電極構成
とすることによってランプの始動特性、特に低温時にお
いて印加電圧が低下しランプ電圧が上昇したときでも、
点灯管の再動作電圧との差を大きくとれるところから、
再動作によるエミッタの早期消耗がなく長寿命の放電ラ
ンプを提供できる。
電起点を形成する電極フィラメントから非放電側へ位置
するリード線への電子の注入を規制することによって、
電極降下電圧を下げて電極降下ロスを防ぎランプ電圧を
低下させることができる。そして、このような電極構成
とすることによってランプの始動特性、特に低温時にお
いて印加電圧が低下しランプ電圧が上昇したときでも、
点灯管の再動作電圧との差を大きくとれるところから、
再動作によるエミッタの早期消耗がなく長寿命の放電ラ
ンプを提供できる。
【図1】本発明放電ランプの封止部およびこの封止部に
封着されたビードマウントを示す正面断面図である。
封着されたビードマウントを示す正面断面図である。
【図2】(a)、(b)は本発明の他のビードマウント
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図3】ビードと内部リード線先端間の間隔(mm)お
よび電極降下電圧(V)を対比して示すグラフである。
よび電極降下電圧(V)を対比して示すグラフである。
1:バルブ D:バルブの内径 3:ビードマウント 4:圧潰封止部 5:ガラスビード 6:リード線 7:電極フィラメント
フロントページの続き (72)発明者 白岩 公夫 東京都港区三田一丁目4番28号 東芝ライ テック株式会社内 (72)発明者 伊藤 秀徳 東京都港区三田一丁目4番28号 東芝ライ テック株式会社内 (72)発明者 安田 丈夫 東京都港区三田一丁目4番28号 東芝ライ テック株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 電極を支持するリード線をガラスビード
で固定したマウントをバルブの端部に封止してなる低圧
放電ランプにおいて、上記マウントのガラスビード上面
と電極の最上部との距離がバルブの内径より小さいこと
を特徴とする低圧放電ランプ。 - 【請求項2】 上記バルブの内径が22mm以下でラン
プ電力が40W以下であることを特徴とする請求項1に
記載の低圧放電ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7416293A JPH06290735A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 低圧放電ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7416293A JPH06290735A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 低圧放電ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06290735A true JPH06290735A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13539186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7416293A Pending JPH06290735A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 低圧放電ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06290735A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6988923B2 (en) | 2001-04-13 | 2006-01-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing fluorescent lamp using lead wire holding block |
JP2010205497A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Nec Lighting Ltd | 蛍光ランプ |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP7416293A patent/JPH06290735A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6988923B2 (en) | 2001-04-13 | 2006-01-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing fluorescent lamp using lead wire holding block |
JP2010205497A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Nec Lighting Ltd | 蛍光ランプ |
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