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JPH06274739A - 紙幣出金装置 - Google Patents

紙幣出金装置

Info

Publication number
JPH06274739A
JPH06274739A JP5060659A JP6065993A JPH06274739A JP H06274739 A JPH06274739 A JP H06274739A JP 5060659 A JP5060659 A JP 5060659A JP 6065993 A JP6065993 A JP 6065993A JP H06274739 A JPH06274739 A JP H06274739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dispensing
banknotes
port
support plate
banknote
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5060659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2771093B2 (ja
Inventor
Koichi Goi
広一 五井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP5060659A priority Critical patent/JP2771093B2/ja
Publication of JPH06274739A publication Critical patent/JPH06274739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2771093B2 publication Critical patent/JP2771093B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/04Pile receivers with movable end support arranged to recede as pile accumulates
    • B65H31/08Pile receivers with movable end support arranged to recede as pile accumulates the articles being piled one above another
    • B65H31/10Pile receivers with movable end support arranged to recede as pile accumulates the articles being piled one above another and applied at the top of the pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/30Arrangements for removing completed piles
    • B65H31/3027Arrangements for removing completed piles by the nip between moving belts or rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 出金口から紙幣を取り去った後に直ちに出金
できるようにする。 【構成】 出金口43より若干上流側の出金搬送路内に
設けられ、出金口43に紙幣が無い時には、紙幣を出金
口43側へ向けて搬送させ、出金口43に紙幣があると
きには、出金口43より若干上流位置で紙幣を集積さ
せ、その後出金口43の紙幣が取り去られたときに、出
金口43の若干上流側位置で集積した紙幣を集積状態の
ままで出金口に向けて搬送させることができる出金一時
貯留部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テラーにより指示され
た所定の枚数の紙幣を自動的に出金する紙幣出金装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙幣出金装置としては、テラーに
より出金指令が発せられたときに、スタッカにより紙幣
を1枚ずつ繰り出して出金口に向けて搬送するものが知
られている(特開平1−296397号公報参照)。
【0003】この紙幣出金装置は、2人のテラー間に設
置されてこの2人のテラーに共有されるようになってい
た。したがって、2人のテラーのうち一方のテラーが出
金を指令しその指令に基づいて出金紙幣が出金口に払い
出されたならば、速やかに出金を指示したテラーがその
紙幣を出金口より取り出すようにすべきである。しかし
ながら、出金指令をしたテラーの仕事の流れによって
は、紙幣が出金口に放置されたままになる場合がある。
このときに、他のテラーが紙幣出金装置に対して出金指
令を出すと、この出金指令に対応して紙幣が出金口に搬
送されて、出金口に放置された紙幣と混じり合ってしま
うといった問題がある。したがって、この問題の発生を
防止するために、従来の紙幣出金装置では、紙幣が出金
口から取り出されない限り、次の出金指令に基づく出金
動作(紙幣の搬送)を行わないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紙幣出金装置は、紙幣が出金口にあるときに、出金指令
がなされたときでも、この出金指令に基づく出金動作を
行わないようにしているので、前記一方のテラーが出金
口から紙幣を取り除いた後に、他方のテラーの出金指令
に基づく出金動作を開始することになり、紙幣が搬送路
中を搬送されて出金口にまで搬送されるまでの時間だ
け、他方のテラーが待たなければならず、出金効率が低
下し顧客に迷惑をかけるといった問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、出金口から紙幣を取り去った後に直ちに出金するこ
とができる紙幣出金装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
紙幣出金装置は、紙幣を積層状態で収納する収納スタッ
カと、該収納スタッカより紙幣を1枚ずつ繰り出す繰出
手段と、該繰出手段により繰り出された紙幣を搬送する
搬送ベルト等より成る出金搬送路と、該出金搬送路の末
端に接続された出金口とを備える紙幣出金装置におい
て、前記出金口より若干上流側の出金搬送路内に設けら
れ、前記出金口に紙幣が無い時には、紙幣を出金口側へ
向けて搬送させ、前記出金口に紙幣があるときには、出
金口より若干上流位置で紙幣を集積させ、その後出金口
の紙幣が取り去られたときに、前記出金口の若干上流側
位置で集積した紙幣を集積状態のままで出金口に向けて
搬送させることができる出金一時貯留部を有することを
特徴とする。
【0007】本発明の請求項2記載の紙幣出金装置は、
請求項1に記載した紙幣出金装置において、前記出金一
時貯留部は、前記出金搬送路の搬送ベルトの下方にこの
搬送ベルトに接離可能に設けられた支持板と、該支持板
の紙幣搬送方向下流側近傍に搬送路を閉塞する位置と搬
送路を開放する位置との間で回動可能に設けられる規制
板と、これら規制板及び支持板を駆動させるモータと、
前記出金口に紙幣が無いときには前記規制板を搬送路を
開放する位置に回動させるとともに前記支持板を搬送ベ
ルトに近接させて紙幣が出金口に向けて搬送されるよう
に前記モータを駆動する一方、前記出金口に紙幣がある
ときには前記規制板を搬送路を閉塞する位置に回動させ
るとともに前記支持板を搬送ベルトから離間させて紙幣
が前記支持板上に集積されるように前記モータを駆動
し、この後前記出金口から紙幣が取り去られたときに前
記規制板を搬送路を開放する位置に回動させるとともに
前記支持板を搬送ベルトに近接させて前記支持板上に集
積された紙幣が集積状態のまま前記出金口に向けて搬送
されるように前記モータを駆動する制御手段とから構成
されていることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3記載の紙幣出金装置は、
請求項2又は3記載の紙幣出金装置において、前記出金
搬送路の搬送ベルトと前記出金一時貯留部の支持板、規
制板とを1個の正逆転可能なモータにより駆動させると
ともに、該モータが正転するときには、その駆動力を1
方向クラッチを介して前記出金搬送路の搬送ベルトへ伝
達する第1伝達手段と、前記モータが逆転するときに
は、その駆動力を1方向クラッチを介して前記支持板、
規制板へ伝達する第2伝達手段とを有することを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の紙幣出金装置によれ
ば、出金一時貯留部により、出金口に紙幣が無い時に
は、紙幣が出金口側に向けて搬送され、出金口に紙幣が
あるときには、出金口より若干上流位置で紙幣が集積さ
れ、その後出金口の紙幣が取り去られたときに出金口の
若干上流側位置で集積された紙幣が集積状態のままで出
金口に向けて搬送される。
【0010】したがって、最初に出金指令があった後に
後の出金指令があったときには、最初の出金指令に基づ
いた紙幣が出金口にあるときであっても、直ちに紙幣の
搬送が開始されて、出金一時貯留部に一時貯留され、こ
の紙幣が出金口にある紙幣が取り去られたときに出金口
に向けて搬送されるようになっているので、出金口にあ
る紙幣を取り去った後に、後の出金指令に基づいた紙幣
を短時間で出金口に搬送することができ、出金効率を高
めて顧客の待時間を短縮することができる。
【0011】本発明の請求項2記載の紙幣出金装置によ
れば、出金口に紙幣が無いときには規制板が搬送路を開
放する位置に回動させられるとともに支持板が搬送ベル
トに近接させられて所定枚数の紙幣が出金口に向けて搬
送され、前記出金口に紙幣があるときには規制板が搬送
路を閉塞する位置に回動させるとともに支持板が搬送ベ
ルトから離間させられて所定枚数の紙幣が搬送させられ
て前記支持板上に紙幣が一時貯留され、この後出金口か
ら紙幣が取り去られたときに前記支持板上に一時貯留さ
れた紙幣が集積状態のまま出金口に向けて搬送される。
【0012】本発明の請求項3記載の紙幣出金装置によ
れば、出金搬送路の搬送ベルトと前記出金一時貯留部の
支持板、規制板とが1個の正逆転可能なモータにより駆
動され、該モータが正転するときには、その駆動力が第
1伝達手段により1方向クラッチを介して前記出金搬送
路の搬送ベルトへ伝達され、前記モータが逆転するとき
には、その駆動力が第2伝達手段により1方向クラッチ
を介して前記支持板、規制板へ伝達される。
【0013】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の一実施例
の紙幣出金装置について説明する。なお、紙幣出金装置
の全体的な構成は従来周知のものなので、詳細な説明は
省略し、本実施例においては出金一時貯留部を中心に説
明するものとする。
【0014】図1に示すように、機体には軸部材1が回
転自在に取り付けられ、この前方には機体に支持された
リンク部材3が設けられ、このリンク部材3の先端には
軸部材2が回転自在に取り付けられている。この軸部材
2にはプーリ4が固定され、前記軸部材1にはプーリ5
が固定されており、プーリ4とプーリ5との間には紙幣
を搬送するための搬送ベルト6が掛け渡されている。前
記軸部材2は図示しないばねにより図中下方に付勢され
ており、搬送ベルト6は搬送する紙幣の厚みに応じて上
方に退避できるようになっている。
【0015】次に、第1伝達手段について説明する。す
なわち、前記軸部材2と平行に軸部材7が設けられてお
り、この軸部材7の一端にはプーリ8が固定され、前記
軸部材7の他端にはプーリ9が固定されている。軸部材
7の下方にはモータ10が配置されており、このモータ
10の回転軸にはプーリ11が固定されている。このプ
ーリ11と前記プーリ8との間には伝動ベルト12が掛
け渡されている。前記軸部材1の下方には、軸部材12
が前記軸部材1と平行に設けられており、この軸部材1
2にはプーリ13が固定されている。このプーリ13と
前記軸部材2の他端に固定されたプーリ9との間には伝
動ベルト14が掛け渡されている。前記軸部材12に固
定されたプーリ13の外側には歯車15が固定され、こ
の歯車15は、前記軸部材1の端部に固定された歯車1
6と噛み合っている。このようにして、モータ10の駆
動力が搬送ベルト6を支持する軸部材1に伝達されるよ
うになっている。
【0016】前記プーリ8内には、図示しない一方向ク
ラッチが設けられ、この一方向クラッチにより前記モー
タ10が図1において反時計方向(正転)に高速回転し
たときにのみ駆動力が軸部材7に伝達されるようになっ
ている。
【0017】次に第2伝達手段について説明する。すな
わち、前記モータ10の回転軸には歯車20が固定され
ており、この歯車20は軸部材22に固定された歯車2
1と噛み合っている。この軸部材22の端部にはカム2
3が固定されており、このカム23には軸部材24によ
り軸支されたリンク25の端部に取り付けられたカムロ
ーラ30が当接している。前記リンク25の他端は、機
体に軸部材28により軸支されたリンク27の先端にピ
ン26を介して連結されている。前記軸部材28には、
軸線方向に沿って複数の規制板29が固定されている。
また、歯車21と軸部材22との間には、図示しない一
方向クラッチが設けられ、この一方向クラッチにより前
記モータ10が図1において時計方向(逆転)に低速回
転したときのみ駆動力が軸部材22に伝達されるように
なっている。このようにして、モータ10が時計方向に
回転したときに、カム23の曲面に応じて、軸部材28
を回転させて軸部材28に固定された規制板29を水平
位置と起立位置とに切り換えることができるようになっ
ている。
【0018】また、前記軸部材22の略中央付近にはカ
ム32が固定されており、このカム32には、軸部材3
4に取り付けられたリンク35の先端に設けられたカム
ローラ33が当接している。前記リンク35の先端に
は、リンク36が連結されるとともに、前記軸部材12
に回転自在に支持されたリンク37が連結されて、これ
らのリンク35,36,37によりいわゆる平行リンク
が形成されている。前記リンク36の上面には、方形状
の支持板38が固定されているとともに、支持板38に
形成された切欠から突出して搬送ローラ39が回転自在
に取り付けられている。このようにして、モータ10の
回転をリンク35,36,37を介して支持板38に伝
達して支持板38を上下動させるようになっている。
【0019】前記軸部材7には搬送された紙幣をたたき
落とす羽根車40が固定されており、軸部材12には、
搬送された紙幣をたたき落とす羽根車41が固定されて
いる。
【0020】図5に示すように、搬送ベルト6の上流側
には紙幣を搬送する搬送路42が設けられ、搬送ベルト
6の下流側には搬送された紙幣が払い出される出金口4
3が設けられている。
【0021】前記モータ10は図示略の制御手段によっ
て駆動制御されるようになっており、その制御手段は紙
幣出金装置全体の駆動制御を行う図示略の出金制御機構
からの信号に基づいて、前記モータ10を高速正転ある
いは低速逆転するようになっている。すなわち、前記出
金制御機構(図示略)から制御手段(図示略)へ、出金
駆動信号及び出金口紙幣無し信号(図示略のセンサに基
づく信号)が入力された場合には、制御手段は前記モー
タ10に対して高速正転駆動を行うよう制御信号を出力
するとともに、前記出金制御機構(図示略)から制御手
段(図示略)へ、出金駆動信号及び出金口紙幣有り信号
が入力された場合には、制御手段は前記モータ10に対
して低速逆転を行う制御信号を出力するようになってい
る。さらに、出金一時貯留部に紙幣を集積させた後、前
記出金制御機構から出金口紙幣無し信号が入力されたな
らば、制御手段は前記モータ10に、まず低速逆転を行
わせて支持板38上の紙幣を搬送ベルト6側へ付勢させ
た後、モータ10に高速正転を行わせて集積状態のまま
紙幣を出金口43へ搬送させるようになっている。
【0022】次に、図5〜図9に基づいて、本実施例の
紙幣出金装置の作用について説明する。
【0023】通常の出金動作のときは、図5に示すよう
に、支持板38が搬送ベルト6に近接するように上方に
位置した状態とする。次に、モータ10を高速で反時計
方向に回転させ駆動力を伝動ベルト12、プーリ8に伝
達して軸部材7を回転させ、この回転をプーリ9及び伝
動ベルト14を介してプーリ13に伝動し、プーリ13
の回転を歯車15,16に伝動させて軸部材1を回転さ
せ、この軸部材1とともに回転するプーリ5により搬送
ベルト6を走行させる。これにより、搬送路42から供
給された紙幣を、支持板38から突出した搬送ローラ3
9と走行する搬送ベルト6との間に挟持して、出金口4
3に向けて搬送する。搬送された紙幣と次に搬送された
紙幣との衝突を防止するために、搬送された紙幣の端部
が羽根車40によりたたき落とされる。そして、出金指
示された枚数の紙幣44が出金口43に払い出されたと
きに、モータ10が停止させられて搬送ベルト6の駆動
が停止させられる。
【0024】次に、出金口43に紙幣44があるとき
に、次の出金指示があったときには、図6に示すよう
に、搬送された紙幣45を支持板38上に一時貯留す
る。
【0025】すなわち、モータ10を時計方向に回転さ
せて、この駆動力を歯車20,21を介して軸部材22
に伝達させる。ここで、軸部材22にはカム23が固定
されているので、軸部材22の回転に伴ってカム23が
回転し、カム23に当接したカムローラ30が移動し、
この移動がリンク25,27を介して軸部材28に伝達
されてこの軸部材28が回転する。軸部材28には規制
板29が固定されているので、軸部材28の回転に伴っ
て図6に示すように起立した状態となる。また、軸部材
22には、カム32が固定されているので、軸部材22
の回転に伴ってカム32が回転し、カム32に当接した
カムローラ33が移動する。この移動がリンク35,3
6,37を介して支持板38に伝達されこの支持板38
が図6に示すように下方に移動する。この状態で搬送路
42から紙幣を搬送すると、搬送された紙幣は規制板2
9に衝突した後羽根車41によりたたき落とされて、支
持板38上に一時貯留される。
【0026】この状態で、出金口43内の紙幣44が取
り出されたときに、直ちに、前記支持板38上に一時貯
留された紙幣45を出金口43に向けて搬送する。
【0027】すなわち、前記と同様な手順で、図7に示
すように、支持板38の上昇を開始させるとともに、規
制板29の起立状態を解除する。この結果、紙幣45
は、図8に示すように、支持板38と搬送ベルト6との
間に挟持される。この状態で、モータ10を時計方向に
回転させて、搬送ベルト6を走行させると、挟持された
紙幣45は、図9に示すように、まとまって出金口43
に向けて搬送される。
【0028】本実施例の紙幣出金装置によれば、最初に
出金指令があった後に後の出金指令があったときには、
最初の出金指令に基づいた紙幣が出金口43にあるとき
であっても、直ちに紙幣の搬送が開始されて、搬送され
た紙幣が規制板29に規制されて支持板38上に一時貯
留され、この紙幣45が出金口43にある紙幣44が取
り去られたときに出金口43に向けて搬送されるように
なっているので、出金口43にある紙幣44を取り去っ
た後に、後の出金指令に基づいた紙幣45を短時間で出
金口43に搬送することができ、出金効率を高めて顧客
の待時間を短縮することができる。
【0029】なお、前記実施例では、出金一時貯留部を
搬送ベルト6の下方に設けるようにしたが、これに限定
するものではなく、例えば搬送ベルトの上方に出金一時
貯留部を設けるようにしてもよい。この場合紙幣を集積
させる際には、下側から順次積み上げて行く方式とす
る。さらにこれら出金一時貯留部は水平方向に紙幣を搬
送する出金搬送路内に組み込んだ場合であるが、これに
限定するものではなく、垂直方向に紙幣を搬送する出金
搬送路内に組み込むようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の紙幣出金装置によれば、出金口より若干上流側の
出金搬送路内に設けられ、前記出金口に紙幣が無い時に
は、紙幣を出金口側へ向けて搬送させ、前記出金口に紙
幣があるときには、出金口より若干上流位置で紙幣を集
積させ、その後出金口の紙幣が取り去られたときに、前
記出金口の若干上流側位置で集積した紙幣を集積状態の
ままで出金口に向けて搬送させることができる出金一時
貯留部を有するので、出金口から紙幣を取り去った後に
直ちに出金することができる。
【0031】本発明の請求項2記載の紙幣出金装置は、
請求項1記載の紙幣出金装置において、出金一時貯留部
は、前記出金搬送路の搬送ベルトの下方にこの搬送ベル
トに接離可能に設けられた支持板と、該支持板の紙幣搬
送方向下流側近傍に搬送路を閉塞する位置と搬送路を開
放する位置との間で回動可能に設けられる規制板と、こ
れら規制板及び支持板を駆動させるモータと、前記出金
口に紙幣が無いときには前記規制板を搬送路を開放する
位置に回動させるとともに前記支持板を搬送ベルトに近
接させて紙幣が出金口に向けて搬送されるように前記モ
ータを駆動する一方、前記出金口に紙幣があるときには
前記規制板を搬送路を閉塞する位置に回動させるととも
に前記支持板を搬送ベルトから離間させて紙幣が前記支
持板上に集積されるように前記モータを駆動し、この後
前記出金口から紙幣が取り去られたときに前記規制板を
搬送路を開放する位置に回動させるとともに前記支持板
を搬送ベルトに近接させて前記支持板上に集積された紙
幣が集積状態のまま前記出金口に向けて搬送されるよう
に前記モータを駆動する制御手段とから構成されている
ので、装置のコンパクト化を図ることができる。
【0032】本発明の請求項3記載の紙幣出金装置によ
れば、出金搬送路の搬送ベルトと前記出金一時貯留部の
支持板、規制板とを1個の正逆転可能なモータにより駆
動させるとともに、該モータが正転するときには、その
駆動力を1方向クラッチを介して前記出金搬送路の搬送
ベルトへ伝達する第1伝達手段と、前記モータが逆転す
るときには、その駆動力を1方向クラッチを介して前記
支持板、規制板へ伝達する第2伝達手段とを有するの
で、モータの駆動力の伝達機構の簡素化を図り、もって
コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の紙幣出金装置の側面図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の要部を示す図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図1の紙幣出金装置の作用を示す図である。
【図6】図1の紙幣出金装置の作用を示す図である。
【図7】図1の紙幣出金装置の作用を示す図である。
【図8】図1の紙幣出金装置の作用を示す図である。
【図9】図1の紙幣出金装置の作用を示す図である。
【符号の説明】
6 搬送ベルト 10 モータ 29 規制板 38 支持板 43 出金口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣を積層状態で収納する収納スタッカ
    と、該収納スタッカより紙幣を1枚ずつ繰り出す繰出手
    段と、該繰出手段により繰り出された紙幣を搬送する搬
    送ベルト等より成る出金搬送路と、該出金搬送路の末端
    に接続された出金口とを備える紙幣出金装置において、 前記出金口より若干上流側の出金搬送路内に設けられ、
    前記出金口に紙幣が無い時には、紙幣を出金口側へ向け
    て搬送させ、前記出金口に紙幣があるときには、出金口
    より若干上流位置で紙幣を集積させ、その後出金口の紙
    幣が取り去られたときに、前記出金口の若干上流側位置
    で集積した紙幣を集積状態のままで出金口に向けて搬送
    させることができる出金一時貯留部を有することを特徴
    とする紙幣出金装置。
  2. 【請求項2】 前記出金一時貯留部は、前記出金搬送路
    の搬送ベルトの下方にこの搬送ベルトに接離可能に設け
    られた支持板と、該支持板の紙幣搬送方向下流側近傍に
    搬送路を閉塞する位置と搬送路を開放する位置との間で
    回動可能に設けられる規制板と、これら規制板及び支持
    板を駆動させるモータと、前記出金口に紙幣が無いとき
    には前記規制板を搬送路を開放する位置に回動させると
    ともに前記支持板を搬送ベルトに近接させて紙幣が出金
    口に向けて搬送されるように前記モータを駆動する一
    方、前記出金口に紙幣があるときには前記規制板を搬送
    路を閉塞する位置に回動させるとともに前記支持板を搬
    送ベルトから離間させて紙幣が前記支持板上に集積され
    るように前記モータを駆動し、この後前記出金口から紙
    幣が取り去られたときに前記規制板を搬送路を開放する
    位置に回動させるとともに前記支持板を搬送ベルトに近
    接させて前記支持板上に集積された紙幣が集積状態のま
    ま前記出金口に向けて搬送されるように前記モータを駆
    動する制御手段とから構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の紙幣出金装置。
  3. 【請求項3】 前記出金搬送路の搬送ベルトと前記出金
    一時貯留部の支持板、規制板とを1個の正逆転可能なモ
    ータにより駆動させるとともに、該モータが正転すると
    きには、その駆動力を1方向クラッチを介して前記出金
    搬送路の搬送ベルトへ伝達する第1伝達手段と、前記モ
    ータが逆転するときには、その駆動力を1方向クラッチ
    を介して前記支持板、規制板へ伝達する第2伝達手段と
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    紙幣出金装置。
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