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JPH06267285A - 不揮発性半導体記憶装置及びその使用方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその使用方法

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Publication number
JPH06267285A
JPH06267285A JP8006893A JP8006893A JPH06267285A JP H06267285 A JPH06267285 A JP H06267285A JP 8006893 A JP8006893 A JP 8006893A JP 8006893 A JP8006893 A JP 8006893A JP H06267285 A JPH06267285 A JP H06267285A
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Japan
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voltage
memory cell
word line
line
level
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JP8006893A
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俊男 和田
Kenji Anzai
賢二 安西
Shoichi Iwasa
昇一 岩佐
Yasuo Sato
康夫 佐藤
Yuichi Egawa
雄一 江川
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
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    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 EPROMの記憶容量を増大させる。 【構成】 0Vから1ms毎に10V、11V、12V
と階段状にレベルが変化する階段状電圧を可変電圧発生
回路6で発生させ、この階段状電圧を、メモリセルアレ
イ1の選択されたワード線を通じて所定のメモリセルの
制御ゲートに印加する。そして、所望レベルの電圧が印
加されているタイミングに合わせて、パルス発生回路7
から、選択されたビット線に8.5Vの電圧を0.8m
sの間だけ印加し、そのメモリセルの浮遊ゲートにホッ
トエレクトロン注入を行ってそのメモリセルのしきい値
を変化させる。このしきい値の変化状態を、階段状電圧
の電圧レベルに応じて夫々“01”、“10”、“1
1”状態とし、メモリセルに書き込みを行っていない状
態を“00”状態とする。これにより、1個のメモリセ
ルに4値のデータを記憶させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に情報を書き込
むことができる不揮発性半導体記憶装置及びその使用方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置の一種にEPR
OM(Erasable and Programmable Read Only Memory)
がある。このEPROMは、記憶されている情報を紫外
線の照射により消去することができ且つ電気的に繰り返
して情報を書き込むことができる読み出し専用メモリ
(ROM)である。
【0003】図3に、代表的なEPROMの電気的結線
の様子を4個のメモリセルについて示す。
【0004】各メモリセル10〜13は、電極を持たな
いフローティングゲート110〜113を有している。
そして、ワード線100がメモリセル10と11のコン
トロールゲートに夫々接続され、ワード線101がメモ
リセル12と13のコントロールゲートに夫々接続され
ている。但し、実際には、各ワード線と各コントロール
ゲートは例えばポリシリコンにより一体に構成され、ワ
ード線自体が、各メモリセルの領域において、そのコン
トロールゲートを構成する。一方、メモリセル10と1
2のドレインには夫々ビット線102が接続され、メモ
リセル11と13のドレインには夫々ビット線103が
接続されている。更に、各メモリセル10〜13のソー
スは共通のソース線104に接続されている。
【0005】このように構成されたEPROMにおい
て、従来、例えばメモリセル10に書き込みを行う場
合、ワード線100の電位を例えば12Vにするととも
にその他のワード線の電位を0Vにし、また、ビット線
102の電位を例えば5Vにするとともにその他のビッ
ト線の電位を0Vにし、更に、ソース線104の電位を
0Vにする。
【0006】この時、各メモリセルにおけるコントロー
ルゲートとフローティングゲートの間の容量結合係数
(カップリングレシオ)を0.6とすると、メモリセル
10のフローティングゲート110には約7Vの電位が
誘起される。そして、これにより、メモリセル10のド
レイン−ソース間にチャネルが形成され、高いゲート電
圧とドレイン電圧のために、ドレイン近傍で高エネルギ
ーの電子(ホットエレクトロン)が発生し、このホット
エレクトロンがシリコン基板とゲート酸化膜の間の電位
障壁(電子の場合、例えば、3.2eV)を越えてフロ
ーティングゲート110に注入される。
【0007】このようにして注入された電子は、フロー
ティングゲート110が非常に低い導電率の酸化膜に囲
まれているために、ワード線100とビット線102の
電圧を開放した後も、そのフローティングゲート110
に半永久的に留まり、記憶状態が保持される。この記憶
状態をデータ“0”とする。一方、ワード線とビット線
の何れかに電圧が印加されないメモリセルでは、そのフ
ローティングゲートに電子が注入されず、記憶状態がデ
ータ“1”になる。
【0008】そして、このメモリセル10からデータを
読み出す場合には、ワード線100の電位を例えば5V
にするとともにその他のワード線の電位を0Vにし、ま
た、ビット線102の電位を例えば1Vにするとともに
その他のビット線の電位を0Vにし、更に、ソース線1
04の電位を0Vにする。
【0009】すると、メモリセル10の記憶状態が
“0”でそのしきい値電圧が高い(例えば6〜8V)場
合には、そのメモリセルのドレイン−ソース間に電流が
流れないが、記憶状態が“1”でしきい値電圧が低い
(例えば2〜3V)場合には、そのメモリセルのドレイ
ン−ソース間に電流が流れる。そして、この電流の違い
をダミーセルの電流値と比較することにより、メモリセ
ル10の記憶状態が検出され、データの読み出しが行わ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のEPROMで
は、上述したように、1個のメモリセルに“0”と
“1”の2個の記憶状態しか与えていなかった。即ち、
単位メモリセルを1ビット(2値)のデータの記憶にし
か用いていなかった。このため、メモリセルアレイ全体
で記憶する情報量が少ないという欠点があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、特にメモリセル
の数を増やさなくてもその記憶容量を大きくすることが
できる不揮発性半導体記憶装置及びその使用方法を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、コントロールゲートとフローティ
ングゲートの2重ゲート構造を有するメモリセルの前記
フローティングゲートに電荷を注入することによってそ
のメモリセルのしきい値電圧を変化させ、このしきい値
電圧の変化状態を情報の記憶に利用する不揮発性半導体
記憶装置において、前記コントロールゲートに接続され
たワード線と、前記メモリセルに形成されたドレインに
接続されたビット線と、少なくとも3段階のレベルに変
化する電圧を前記ワード線に印加する書き込み電圧発生
回路と、前記ビット線に所定のタイミングでパルス状の
電圧を印加する書き込みパルス発生回路とを有する。
【0013】本発明の好ましい態様においては、前記書
き込み電圧発生回路が、2n (n≧2)段階のレベルに
階段状に変化する電圧を発生する。
【0014】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
使用方法では、複数の前記メモリセルからなるマトリク
スの列線又は行線を構成する複数の前記ワード線のうち
の選択されたワード線に少なくとも3段階のレベルに変
化する書き込み電圧を印加するとともに、前記選択され
たワード線に所望レベルの書き込み電圧が印加されてい
る時に、前記マトリクスの行線又は列線を構成する複数
の前記ビット線のうちの選択されたビット線にパルス状
の電圧を印加し、これにより、前記選択されたワード線
と前記選択されたビット線により選択されたメモリセル
のフローティングゲートに、前記選択されたビット線に
前記パルス状の電圧が印加された時に前記選択されたワ
ード線に印加されている書き込み電圧のレベルに対応し
た所定量の電荷を注入し、その選択されたメモリセル
に、その書き込み電圧のレベルに対応した情報を記憶さ
せる。
【0015】また、本発明の好ましい態様においては、
前記選択されたワード線に、2n (n≧2)段階のレベ
ルに階段状に変化する電圧を印加する。
【0016】
【作用】本発明の不揮発性半導体記憶装置及びその書き
込み方法では、単位メモリセルに3値以上のデータ、例
えば、2n (n≧2)段階のレベルに変化する書き込み
電圧を用いて書き込みを行った場合にはnビット(2n
値)のデータを記憶させることができるので、特にメモ
リセルの数を増やさなくても、装置全体の記憶容量を大
きくすることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例につき図面を参照して
説明する。
【0018】図1(a)に、本発明を適用したEPRO
Mの主要構成を示す。
【0019】同図において、メモリセルアレイ1を構成
する各メモリセルの構成並びにそれらとワード線、ビッ
ト線及びソース線との接続は、図3で説明したものと同
じである。そして、各メモリセルのコントロールゲート
に接続されたワード線が列デコーダ2に接続され、一
方、各メモリセルのドレインに接続されたビット線が行
セレクタ4を介して行デコーダ3に接続されている。
【0020】そして、アドレスバッファ5を介して入力
されたアドレス信号がこれらのデコーダ2及び3に送ら
れ、これらのデコーダ2及び3で夫々列線(ワード線)
及び行線(ビット線)の選択が行われる。
【0021】また、レベルが階段状に変化する電圧を発
生する可変電圧発生回路6が列デコーダ2を介してメモ
リセルアレイ1の各ワード線に接続されるとともに、パ
ルス状の電圧を発生するパルス発生回路7が行セレクタ
4を介してメモリセルアレイ1の各ビット線に接続され
ている。なお、図中、8は読み出し回路である。
【0022】次に、図1(a)(b)及び図3を参照し
て本実施例のEPROMの書き込み動作を説明する。
【0023】今、図3のメモリセル10に書き込みを行
う場合には、図1(b)に示すように、0Vから1ms
毎に10V、11V、12Vと階段状にレベルが変化す
る階段状電圧を、半導体チップ内に内蔵する可変電圧発
生回路6で発生させ、この階段状電圧を、列デコーダ2
により選択したワード線100に印加し、その他のワー
ド線の電位を全て0Vにする。
【0024】そして、例えば、ワード線100に11V
の電圧が印加されているタイミングに合わせて、行デコ
ーダ3により選択したビット線102にパルス発生回路
7から例えば8.5Vの電圧を0.8msの間だけ印加
し、その他のビット線の電位は全て0Vにする。この印
加時間は、0.5〜1msの間の適当な値を設定可能で
ある。また、共通ソース104の電位は0Vにする。
【0025】これによりメモリセル10のドレイン−ソ
ース間にチャネルが形成され、且つ、高いゲート電圧と
ドレイン電圧のためにドレイン近傍で発生したホットエ
レクトロンがシリコン−ゲート酸化膜間の電位障壁を越
えてフローティングゲート110に注入されることによ
り情報が書き込まれる。この結果、メモリセル10のし
きい値電圧が約4Vになり、この状態を“10”状態と
する。
【0026】同様にして、ワード線100に10Vの電
圧が印加されているタイミングに合わせて、ビット線1
02に8.5Vのパルス状電圧を印加すると、メモリセ
ル10のしきい値電圧は約3Vになり、この状態を“0
1”状態とする。
【0027】更に、ワード線100に12Vの電圧が印
加されているタイミングに合わせて、ビット線102に
8.5Vのパルス状電圧を印加すると、メモリセル10
のしきい値電圧は約5Vになり、この状態を“11”状
態とする。
【0028】そして、メモリセル10に書き込みを行っ
ていない状態を“00”状態とする。この状態でのメモ
リセル10のしきい値電圧は約2Vである。
【0029】以上に説明したように、プログラミング方
式は、チャネルホットエレクトロン注入方式を用い、コ
ントロールゲートにかける電圧(VCG)によりプログラ
ミング後のしきい値電圧(Vth)が変化する特性を利用
する。図4に、コントロールゲートにかける電圧を変化
させた場合の書き込み時間と書き込み後のしきい値電圧
との関係を示す。内蔵回路から発生したステップ状の電
圧を選択ワード線に印加し、ビット線にかけるパルスの
タイミングを制御することにより、プログラミング後の
しきい値電圧(Vth)を4種類設定することが可能とな
る。しきい値電圧の設定値は、書き込まない状態を1状
態とし、他の状態は、3〔V〕から1〔V〕おきに設定
する。
【0030】次に、本実施例のEPROMの読み出し動
作を説明する。
【0031】今、メモリセル10の読み出しを行う場合
には、0Vから1ms毎に2.5V、3.5V、4.5
Vと階段状にレベルが変化する階段状電圧を可変電圧発
生回路6で発生させ、この階段状電圧をワード線100
に印加し、その他のワード線の電位を全て0Vにする。
また、ビット線102の電位を例えば1Vにするととも
にその他のビット線の電位を全て0Vにし、更に、共通
ソース104の電位を0Vにする。
【0032】そして、ワード線100に2.5Vの電圧
が印加されている時にメモリセル10のドレイン−ソー
ス間に電流が流れた場合には、読み出し回路8は“0
0”のデータを出力する。また、ワード線100に2.
5Vの電圧が印加されている時にはドレイン−ソース間
に電流が流れず、3.5Vの電圧が印加された時に電流
が流れた場合には、読み出し回路8は“01”のデータ
を出力する。更に、ワード線100に3.5Vの電圧が
印加されている時にもドレイン−ソース間に電流が流れ
ず、4.5Vの電圧が印加された時に初めて電流が流れ
た場合には、読み出し回路8は“10”のデータを出力
する。そして、4.5Vの電圧が印加されている時にも
電流が流れなかった場合には、読み出し回路8は“1
1”のデータを出力する。
【0033】以上に説明したように、本実施例のEPR
OMでは、1個のメモリセルに“00”〜“11”の4
値即ち2ビットのデータを記憶させることができ、且
つ、これを読み出すことができる。
【0034】なお、記憶状態の消去は、従来よりよく知
られている紫外線の照射により全メモリセルを一括して
行われる。
【0035】また、以上の実施例において具体的な電圧
値を示したが、これらの電圧値は、メモリセルの構造、
特にゲート酸化膜や層間絶縁膜の容量並びに容量結合係
数(カップリングレシオ)の値により適宜変更されるべ
きものである。
【0036】次に、図2に示すメモリセルの等価回路を
用いて、コントロールゲートに印加する電圧により書き
込み後のしきい値電圧が変化することを原理的に説明す
る。
【0037】今、コントロールゲート、フローティング
ゲート、ドレイン、ソース及び基板の電位を夫々VCG
FG、VD 、VS 及びVSUB とし、コントロールゲート
とフローティングゲートの間、フローティングゲートと
基板の間、フローティングゲートとドレインの間及びフ
ローティングゲートとソースの間の容量を夫々C2 、C
1 、C4 及びC3 とする。
【0038】そして、フローティングゲートに蓄積され
ている電荷の量をQとすると、電荷保存則により、 Q=C2 (VFG−VCG)+C1 (VFG−VSUB ) +C3 (VFG−VS )+C4 (VFG−VD ) …(1) となる。
【0039】ここで、VS =VSUB =0とすると、 VFG=(C2 ・VCG+C4 ・VD +Q)/CT …(2) 但し、CT =C1 +C2 +C3 +C4 となる。
【0040】そして、コントロールゲート及びフローテ
ィングゲートからみたトランジスタのしきい値電圧を夫
々VT 及びVFTとすると、 Q=0の時は、 VFT=(C2 ・VT +C4 ・VD )/CT …(3) Q=ΔQの時は、 VFT′=(C2 ・VT ′+C4 ・VD +ΔQ)/CT …(4) が夫々成立する。
【0041】ここで、フローティングゲートからみたト
ランジスタのしきい値電圧はQの値にかかわらず一定な
ので、VFT=VFT′である。
【0042】従って、(4)式−(3)式から、 C2 (VT ′−VT )/CT =ΔQ/CT …(5) となる。
【0043】依って、VT −VT ′=ΔVT とすると、 C2 ・ΔVT =−ΔQ …(6) となる。
【0044】ところで、VCGを微小量だけ増加させてV
CG+ΔVCGにすると、QもQ+ΔQになるので、(2)
式は、 VFG+ΔVFG={C2 (VCG+ΔVCG)+C4 ・VD +(Q+ΔQ)}/CT …(7) になる。
【0045】従って、(7)式−(2)式から、 ΔVFG=(C2 ・ΔVCG+ΔQ)/CT …(8) となる。
【0046】(8)式に(6)式を代入すると、 ΔVFG=C2 (ΔVCG−ΔVT )/CT …(9) になる。
【0047】ここで、フローティングゲートに電荷を注
入する時間が充分に経過した後には、ΔVFG=0にな
る。
【0048】従って、 ΔVCG=ΔVT …(10) になる。
【0049】これにより、コントロールゲートに印加す
る電圧によって書き込み後のしきい値電圧が変化するこ
とが分かる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、EPROM等の不揮発
性半導体記憶装置の単位メモリセルに3値以上例えばn
(n≧2)ビットのデータを記憶させることができるの
で、特にメモリセルの数を増やさなくても大きな記憶容
量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるEPROMの要部構成
を示す回路ブロック図及び書き込み時の印加電圧を示す
タイミングチャートである。
【図2】EPROMの単位メモリセルの等価回路図であ
る。
【図3】EPROMの4個のメモリセルの電気的結線図
である。
【図4】コントロールゲートに印加する電圧を変化させ
た場合の書き込み時間と書き込み後のしきい値電圧との
関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 列デコーダ 3 行デコーダ 6 可変電圧発生回路 7 パルス発生回路 8 読み出し回路 10、11、12、13 メモリセル 100、101 ワード線(コントロールゲート) 102、103 ビット線 104 ソース線 110、111、112、113 フローティングゲー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 康夫 相模原市淵野辺5−10−1 新日本製鐵株 式会社エレクトロニクス研究所内 (72)発明者 江川 雄一 相模原市淵野辺5−10−1 新日本製鐵株 式会社エレクトロニクス研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールゲートとフローティングゲ
    ートの2重ゲート構造を有するメモリセルの前記フロー
    ティングゲートに電荷を注入することによってそのメモ
    リセルのしきい値電圧を変化させ、このしきい値電圧の
    変化状態を情報の記憶に利用する不揮発性半導体記憶装
    置において、 前記コントロールゲートに接続されたワード線と、 前記メモリセルに形成されたドレインに接続されたビッ
    ト線と、 少なくとも3段階のレベルに変化する電圧を前記ワード
    線に印加する書き込み電圧発生回路と、 前記ビット線に所定のタイミングでパルス状の電圧を印
    加する書き込みパルス発生回路とを有することを特徴と
    する不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記書き込み電圧発生回路が、2n (n
    ≧2)段階のレベルに階段状に変化する電圧を発生する
    ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記メモリセルからなるマトリク
    スの列線又は行線を構成する複数の前記ワード線のうち
    の選択されたワード線に少なくとも3段階のレベルに変
    化する書き込み電圧を印加するとともに、 前記選択されたワード線に所望レベルの書き込み電圧が
    印加されている時に、前記マトリクスの行線又は列線を
    構成する複数の前記ビット線のうちの選択されたビット
    線にパルス状の電圧を印加し、 これにより、前記選択されたワード線と前記選択された
    ビット線により選択されたメモリセルのフローティング
    ゲートに、前記選択されたビット線に前記パルス状の電
    圧が印加された時に前記選択されたワード線に印加され
    ている書き込み電圧のレベルに対応した所定量の電荷を
    注入し、その選択されたメモリセルに、その書き込み電
    圧のレベルに対応した情報を記憶させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置
    の使用方法。
  4. 【請求項4】 前記選択されたワード線に、2n (n≧
    2)段階のレベルに階段状に変化する電圧を印加するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装
    置の使用方法。
JP8006893A 1993-03-15 1993-03-15 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法ならびに読み出し方法 Expired - Fee Related JP3103457B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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