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JPH0626669B2 - 燃焼触媒用コ−テイング組成物 - Google Patents

燃焼触媒用コ−テイング組成物

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Publication number
JPH0626669B2
JPH0626669B2 JP61064873A JP6487386A JPH0626669B2 JP H0626669 B2 JPH0626669 B2 JP H0626669B2 JP 61064873 A JP61064873 A JP 61064873A JP 6487386 A JP6487386 A JP 6487386A JP H0626669 B2 JPH0626669 B2 JP H0626669B2
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JP
Japan
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catalyst
coating
honeycomb
slurry
coating composition
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JP61064873A
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English (en)
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JPS62221445A (ja
Inventor
知彦 貞方
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Gas Burners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は燃焼触媒用コーティング組成物に係り、特に長
寿命のハニカム触媒を製作するのに好適な燃焼触媒用コ
ーティング組成物に関する。
(従来の技術) 触媒燃焼装置は表面積が大きな割に流体の圧損が小さな
特性を有するハニカムに触媒を担持させ、燃焼を行なう
もので、従来のバーナ燃焼装置に比べると、 1)燃焼温度を1000℃前後と低くできるためNOx
の生成が少ない、 2)バーナでは燃焼できないような希薄燃料(高炉ガ
ス:CO分0.5Vol%)でも燃焼可能である、 という特徴を有し、家庭用ガスストーブ、排熱回収ボイ
ラ等への適用が進められている。
この装置の心臓部であるハニカムは耐熱性の優れたセラ
ミックスが使用され、特に熱応力による破損を防止する
ため熱膨脹率の小さなコーディェライト、ムライト、チ
タン酸アルミネート等が用いられる。しかしこれらの材
料自身の比表面積は小さいため、これらのハニカムに直
接触媒を担持させても活性度が低く使用に適さない。そ
こでこれらのハニカム表面上にβ・Alやγ−A
等の高比表面積を有するセラミックスを触媒担
持層としてコーティングしハニカム触媒の活性を向上さ
せる処理が行なわれている(特開昭49−36596号
公報)。しかし、ハニカム担体表面とコーティング層の
間およびコーティングした粒子間の結合力が弱いため、
使用中の両者間の熱膨脹差やハニカム触媒製造工程にお
ける触媒含浸作業時にコーティング層およびコーティン
グ粒子が剥離し、ハニカム中の触媒担持に不均一が生じ
やすい。したがって単にコーティングの剥離が活性低下
の原因となったり、装置保全上の問題となるだけでな
く、燃焼の不均一による熱応力の発生で大きな寿命低下
を招きやすい。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術において、ハニカム担体表面とその表面に
コーティングする高比表面積の層との間およびコーティ
ングする粒子間の結合力が弱く、コーティング層および
コーティング粒子の剥離によるハニカム触媒の寿命低下
の問題があった。
本発明の目的は、触媒担体表面とコーティング層との間
の結合力を強化することができる燃焼触媒用コーティン
グ組成物を提供することにある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記目的は、触媒担体表面にコーティングする高比表面
積のセラミック組成物に、りん酸アルミニウム、アルミ
ナゾル、シリカゾル等のように、300℃以下の熱処理
により触媒担体表面とセラミックコーティング層との間
およびコーティング粒子間に結合力を生じる結合剤を添
加することにより達成される。
すなわち、本発明は、低熱膨脹率および低比表面積の触
媒担体表面に高比表面積の触媒担持層を形成させるため
のコーティング組成物であって、該組成物は遷移アルミ
ナ化合物20〜40wt%、りん酸アルミニウム、シリ
カゾルおよびアルミナゾルの少なくとも1種類の結合剤
0.5〜15wt%、硬化促進剤0〜5wt%および有
機結合剤0.5〜10wt%を水または有機溶媒中に含
有させてなることを特徴とする。
本発明に用いる触媒担体は、例えばムライト、コーディ
ェライト、チタン酸アルミネート等の低熱膨脹率および
低比表面積を有するものからなり、その形状は、触媒装
置がガス流路に設けられることが多いので、ハニカム形
状が最も好ましい。
本発明のコーティング組成物は、La−β・Al
およびBa−β・Al等の遷移アルミナ化合物2
0〜40wt%、りん酸アルミニウム、シリカゾルおよ
びアミナゾルの少なくとも一種からなる結合剤0.5〜
15wt%、AlもしくはMgの酸化物、水酸化物また
はシリケート、炭酸マグネシウムおよび酸化チタンから
選ばれた少なくとも一種の酸化促進剤0〜5wt%、お
よびポリビニルアルコール(PVA)のような有機結合
剤0.5〜10wt%を水または有機溶媒中に分散させ
たものである。
本発明のコーティング組成物の主成分(骨材)となる遷
移アルミナ化合物は、La−β・AlまたはBa
−β・Alであり、これらの化合物は、高比表面
積を有し、1000℃以上に加熱されてもその高比表面
積を失わない。
遷移アルミナ化合物の粒径は大きいほど、施工後のハニ
カム表面粗度が大きくなり、触媒の活性度の点で有利で
あるが、ハニカムは構造的に表面積を大きくするため、
セル形状を小さくしているので、大きな粒径がセル壁に
付着する分だけ断面積が減少し、圧損も増加し、またコ
ーティング施工時にセルの閉塞も生じやすくなる。した
がって実用的なコーティングスラリとするには最大粒径
は150μm以下とすることが好ましい。またハニカム
にコーティングを施す場合、スラリのセルへの浸入、余
剰スラリの排出、スラリの付着量等施工性を考慮する
と、安定したコーティングを行なうためには、スラリが
低剪断速度では高粘度、高剪断速度では低粘度であるこ
とが好ましい。すなわち、コーティングスラリがハニカ
ムセル壁に付着しているときは低剪断速度状態であり、
このときの粘度が高いほど付着量が多くなる。逆に余剰
スラリを圧縮空気で吹き飛ばすときは高剪断速度状態に
なり、このときの粘度が低いほど、余剰スラリの排出が
容易である。このためには、スラリ中1μm以下の微粉
末が10wt%以上存在することが好ましい。
本発明においては、加熱処理によって3次元構造の無機
縮合体を形成し、接着力を発現する結合剤をスラリに加
える。上記結合剤は、例えば下記に示すような縮合反応
または水素結合による鎖状構造を有し、このような構造
は、300℃以下の加熱によって生じて無機高分子質を
形成し、さらに300℃以下の加熱を継続すると縮合脱
水反応や水素結合が進行して架橋反応によって3次元構
造を形成する。
これらの無機高分子は水酸基を多く含むため、ハニカム
担体やコーティング層の粒子とシラノール結合や水素結
合を生じるため強固な接着力を生じる。したがってこれ
らの反応によってハニカム担体表面とコーティング層お
よびコーティング粒子間の間に強い接合力が生じるた
め、使用中の熱応力や触媒含浸時のハニカムの膨脹によ
って剥離を生じない。
結合剤は、例えば遷移アルミナ化合物と低融点反応物を
生成し、燃焼時の活性低下の原因となるNa、K、Ca
等のアルカリ金属類や触媒への活性阻害を生じる塩化物
を含まないことが重要である。このような結合剤は、遷
移アルミナ化合物の比表面積および粒度分布、ハニカム
触媒の使用条件等によって数種類組合わせて使用するこ
とができる。
上記結合剤の添加量は多いほどコーティング層とハニカ
ム担体の接合力が増加するが、添加剤が形成する無機縮
合物自体は低比表面積なのでハニカム触媒の活性度は低
下する。したがってハニカム触媒の使用条件および結合
剤の種類によって添加量は異なるが、ほぼ0.5〜15
wt%の範囲が好適当である。
本発明においては、ハニカムの使用条件や骨材であるβ
・Alの性状によっては結合剤の硬化促進剤を添
加することが好ましい。選定条件は結合剤と同様である
が、このようなものとしてはAlまたはMgの酸化物、
水酸化物、シリケート、炭酸マグネシウム、酸化チタン
などがあり、いずれも一種類もしくは数種を組合わせて
使用することができる。添加量は5wt%以下で効果が
発現するが、これ以上加えると接合力が逆に低下する傾
向が見られる(第7図)。
第5図は、本発明のコーティングスラリ中の遷移アルミ
ナ化合物量と付着量との関係を示す図である。付着量が
多すぎるとセル閉塞を生じ、また少なすぎるとコーティ
ング効果が充分に得られず、スラリ中の結合剤の量は2
0〜40wt%の範囲が好適であることが分かった。
本発明における分散媒として水または有機溶媒が使用さ
れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に従い説明する。
実施例1 第1図はコーティングに使用した触媒燃焼用コーディェ
ライト質ハニカム触媒の形状を示したものである。外形
は140×150×20(単位mm)、各セルは1.4mm
角である。この担体を洗浄、脱脂および乾燥し、第1表
に示した組成を有するBa−β・Al(比表面積
15m3/g、耐熱温度1400℃)のスラリ中に1分間
浸漬した。なお、実施例に用いたBa−β・Al
の粒度分布図を第3図に、およびコーティングスラリの
流動特性を第4図にそれぞれ示す。
コーティングしたハニカムは充分乾燥して水分を除いた
後、300℃で2時間焼成してコーティング層を焼付け
た。ハニカム触媒の製造工程は第2図に示す。
第8図は、本実施例のコーティングスラリと、従来の結
合剤を添加していないスラリをそれぞれコーティングし
たハニカム触媒を1000℃と室温間で繰返し加熱を行
ない、その際の重量変化からコーティングの耐久性を比
較検討したデータを示したものである。本実施例のコー
ティングを施した場合は従来例に比べ1/3以下の重量
変化量であり、結合剤によるコーティング層結合力の向
上が認められる。
第9図は、本実施例になるコーティングを施したハニカ
ム担体に白金を5g/担持させた触媒と、従来の結合
剤が無添加のコーティングを施した同様なハニカム触媒
を触媒燃焼試験装置で長時間燃焼させた場合の反応率の
変化は比較したものである。燃焼初期においては本実施
例のハニカムのほうが若干従来例より活性が劣るもの
の、反応率が安定しているため、短時間のうちに劣化す
る従来例のハニカムと反応率が逆転する。
本発明になるコーティング組成物は、ハニカム担体の材
質のコーティングスラリの骨材との間の親和力の影響が
小さいため、コーディェライトやムライト以外の材質に
もコーティングが可能であり、これを確認するため、こ
の実施例ではSiハニカム担体にコーティングを
行なった。用いたコーティングスラリおよびコーティン
グ分法と方法は前述の実施例条件と同等であるが、スラ
リの濡れ性を改善するため界面活性剤(ママレモン、ラ
イオン株式会社の商品名)を0.4wt%スラリに添加
した。従来の結合剤が無添加のものは、コーティング材
のβ・Alやγ−Alと担体のSiC間の
緩和性が悪く、ほとんどコーティング層が付着しない
が、本実施例では結合剤の効果により2回のコーティン
グによりハニカム担体重量の31wt%の付着量が得ら
れ、触媒を含浸することによりコーディェライト質ハニ
カム担体と同等の燃焼特性を示した(第10図参照)。
実施例2 第2表に示した組成のスラリに実施例1と同じ仕様のハ
ニカム担体を1分間浸漬し、300℃で焼成して触媒担
持層を担体表面に被覆した。La−β・Alは比
表面積が12m/g、耐熱温度が1350℃のもので
ウオッシュコート条件は実施例1と同じである。
第11図はBa−β・Alコーティング層の繰り
返し加熱試験でのコーティング層剥離量およびこのBa
−β・Alをコーティングした担体にPdを5g
/担持した触媒の燃焼率とコーティングスラリ中のシ
リカゾル量の関係を示したものである。
スラリ中のシリカゾルが0.5wt%以下では添加の効
果が認められないが、0.5wt%以上に添加量を増や
すとコーティング層のハニカムへの結合力が高くなり、
繰り返し加熱試験後のコーティング層が残留する率は高
くなる。しかし15wt%以上添加しても結合力は向上
せず、コーティング層の比表面積がシリカゾルの添加で
減少して活性が低下するので燃焼率は低下する。またコ
ーティングスラリの粘度も増加するので作業性が悪くな
る。従ってスラリへのシリカゾルの添加量は0.5wt
%から15wt%の範囲が適当である。
実施例3 第3表に示した組成のスラリに実施例1と同じ仕様のハ
ニカム担体を1分間浸漬し、300℃で焼成して触媒担
持層を担体表面に被覆した。γ−Alは比表面積
が300m/g、耐熱温度が800℃のものでウオッ
シュコート条件は実施例1と同じである。
第12図はγ−Alコーティング層の繰り返し加
熱試験でのコーティング層剥離量およびこのγ−Al
をコーティングした担体にPdを5g/担持した
触媒の燃焼率とコーティングスラリ中のアルミナゾル量
の関係を示したものである。
シリカゾルの場合と同様に、スラリ中のシリカゾルが
0.5wt%以下では添加の効果が認められない。0.
5wt%以上に増やすと繰り返し加熱試験後のコーティ
ング層が残留する率は高くなる。また15wt%以上添
加すると燃焼率は低下し、ウオッシュコーティングの作
業性も悪化する。したがってスラリへとアルミナゾルの
添加量が0.5wt%から15wt%の範囲が適当であ
る。
実施例4 第4表に示した組成のスラリに実施例1と同じ仕様のハ
ニカム担体を1分間浸漬し、300℃で焼成して触媒担
持層を担体表面に被覆した。Ba−β・Alの特
性及び仕様は実施例1と同じものである。
第13図はBa−β・Alコーティング層の繰り
返し加熱試験でのコーティング層剥離量とコーティング
スラリ中の有機バインダ(PVA)の関係を示したもの
である。
スラリ中の有機バインダ量が0.5wt%以下では添加
の効果が認められないが、0.5wt%以上に添加量を
増やすとスラリに適度な粘度と安定性が得られるため、
均等なコーティング層の付着ができるようになり、耐剥
離性が向上する。しかし15wt%以上添加すると粘度
が高くなりすぎるため、かえってコーティング層が不均
一になって剥離しやすくなる。またウオッシュコーティ
ングの作業性も低下する。したがってスラリへの有機バ
インダ(PVA)の添加量は0.wt%から10wt%
の範囲が適当である。
実施例5、6、7、8、9および10 第5表から第10表に示した組成のBa−β・Al
スラリを調整し、それぞれのスラリを実施例1と同じ
仕様のハニカム担体を1分間浸漬し、300℃で焼成し
て触媒担持層を担体表面に被覆した。
第14図は実施例5、6、7、8、9及び10のBa−
β・Alコーティング層の繰り返し加熱試験での
コーティング層の剥離量を示したものである。
スラリ中に酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭
酸マグネシウム、アルミニウムシリケート及び酸化チタ
ンのように無機バインダの硬化剤を添加した場合、無機
バインダのりん酸アルミニウムの硬化が促進されるた
め、無添加の実施例5に比べコーティング層の結合力が
向上し、繰り返し加熱試験でのコーティング層の剥離量
は減少する。
(発明の効果) 本発明によれば、ハニカム担体とコーティングする触媒
保持層の間およびコーティング粒子間の接合力が向上す
るので、下記の効果が得られる。
1)触媒保持層の剥離による触媒活性の低下を防止で
き、触媒燃焼用ハニカム触媒の寿命を例えば約3倍延長
できる。
2)剥離した触媒保持層が燃焼装置に蓄積することによ
る事故の発生を防止することができる。特に家庭用スト
ーブに適用した場合には、剥離した触媒保持層による室
内の汚染を防止できる。
3)コーディェライトやムライト以外の従来の方法でコ
ーティングできなかった材質でも触媒化できるので、触
媒燃焼装置の性能を向上でき、ガスタービン等への適用
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明になるコーティング組成物が適用され
るハニカム担体の一例を示す斜視図、第2図は、本発明
の実施例におけるコーティングのプロセスを示すブロッ
ク図、第3図は、本発明の実施例に用いたBa−β・A
の粒度分布図、第4図は、本発明の実施例にお
けるコーティングスラリの流動特性を示す図、第5図
は、ハニカムへのコーティング層に及ぼすコーティング
スラリ中のβ・Al量の影響を示す図、第6図
は、コーティング層の剥離量と比表面積に及ぼすコーテ
ィングスラリ中のりん酸アルミニウム量の影響を示す
図、第7図は、結合剤にAlPOを用いたときのコー
ティング層の剥離量に及ぼす硬化剤(MgO)の添加量
の影響を示す図、第8図は、従来のコーティングを行な
ったハニカムと本発明になるコーティングを行なったハ
ニカムとコーティングの剥離性を比較する図、第9図
は、従来のコーティングを行なったハニカムと本発明に
なるコーティングを行なったハニカムの燃焼試験を行な
ったときの燃焼率の経時変化を示す図、第10図は、本
発明になるコーティング材でコーティングしたコーディ
ェライト質ハニカム触媒と反応焼結SiCハニカム触媒
の燃焼特性を示す図、第11図、第12図、第13図お
よび第14図はそれぞれ本発明の他の実施例の効果を示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B01J 23/42 M 8017−4G 23/56 301 M 8017−4G 23/58 M 8017−4G 27/185 M 9342−4G 37/02 301 B 7821−4G F23D 14/18 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低熱膨張率および低比表面積の触媒担体表
    面に高比表面積の触媒担持層を形成させるためのコーテ
    ィング組成物であって、該組成物は遷移アルミナ化合物
    20〜40wt%、りん酸アルミニウム、シリカゾルお
    よびアルミナゾルの少なくとも一種類の結合剤0.5〜
    15wt%、硬化促進剤0〜5wt%および有機結合剤
    0.5〜10wt%を水または有機溶媒中に含有させて
    なることを特徴とする燃焼触媒用コーティング組成物。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、遷移アル
    ミナ化合物がLa−β・Al、Ba−β・Al
    およびγ−アルミナから選ばれた少なくとも一種の
    化合物であり、その最大粒径が150μm以下でかつ1
    μm以下の粒径の粒子を10wt%以上含むことを特徴
    とする燃焼触媒用コーティング組成物。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項におい
    て、硬化促進剤がAlもしくはMgの酸化物、水酸化
    物、またはシリケート、炭酸マグネシウムおよび酸化チ
    タンから選ばれた少なくとも一種類であることを特徴と
    する燃焼触媒用コーティング組成物。
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