JPH06256003A - 高濃度水硫化ソーダ有形物の製造方法 - Google Patents
高濃度水硫化ソーダ有形物の製造方法Info
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- JPH06256003A JPH06256003A JP4126593A JP4126593A JPH06256003A JP H06256003 A JPH06256003 A JP H06256003A JP 4126593 A JP4126593 A JP 4126593A JP 4126593 A JP4126593 A JP 4126593A JP H06256003 A JPH06256003 A JP H06256003A
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- sodium hydrosulfide
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- nahs
- container
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B17/00—Sulfur; Compounds thereof
- C01B17/22—Alkali metal sulfides or polysulfides
- C01B17/32—Hydrosulfides of sodium or potassium
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水硫化ソーダ有形物を溶融させることなく、
高濃度水硫化ソーダ有形物を短時間で製造できる方法を
提供しようとするものである。 【構成】 全水硫化ソーダ分65重量%以上の水硫化ソ
ーダ有形物を10トール以下の減圧下で加熱脱水するこ
とを特徴とする高濃度水硫化ソーダ有形物の製造方法で
ある。
高濃度水硫化ソーダ有形物を短時間で製造できる方法を
提供しようとするものである。 【構成】 全水硫化ソーダ分65重量%以上の水硫化ソ
ーダ有形物を10トール以下の減圧下で加熱脱水するこ
とを特徴とする高濃度水硫化ソーダ有形物の製造方法で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全水硫化ソーダ分65
重量%以上の水硫化ソーダ有形物から高濃度水硫化ソー
ダ有形物を製造する方法に関する。
重量%以上の水硫化ソーダ有形物から高濃度水硫化ソー
ダ有形物を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、市販の水硫化ソーダフレーク物、
固形物は、NaSH分25〜45重量%の水溶液を加熱
濃縮してNaSH分約70重量%とし、この濃縮液をフ
レーカーにかけてフレーク状にするか、容器に入れて冷
却固化したものである。この水硫化ソーダフレーク物、
固形物は、水分を25重量%強含有しており、水分を嫌
う反応、特に有機物との反応への使用を妨げている。
固形物は、NaSH分25〜45重量%の水溶液を加熱
濃縮してNaSH分約70重量%とし、この濃縮液をフ
レーカーにかけてフレーク状にするか、容器に入れて冷
却固化したものである。この水硫化ソーダフレーク物、
固形物は、水分を25重量%強含有しており、水分を嫌
う反応、特に有機物との反応への使用を妨げている。
【0003】また、高濃度水硫化ソーダの製造を脱水濃
縮により行うときには、濃度75重量%付近から液粘度
が急激に上昇し、ポンプで液を移送することが著しく困
難になるとともに、また、このような増粘により、脱水
効率も著しく低下する。このような事情から、水硫化ソ
ーダは70〜75重量%品が市販されている。
縮により行うときには、濃度75重量%付近から液粘度
が急激に上昇し、ポンプで液を移送することが著しく困
難になるとともに、また、このような増粘により、脱水
効率も著しく低下する。このような事情から、水硫化ソ
ーダは70〜75重量%品が市販されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記の問題点を解消し、水硫化ソーダ有形物を溶融させる
ことなく、高濃度水硫化ソーダ有形物を短時間で製造で
きる方法を提供しようとするものである。
記の問題点を解消し、水硫化ソーダ有形物を溶融させる
ことなく、高濃度水硫化ソーダ有形物を短時間で製造で
きる方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) 全水硫化
ソーダ分65重量%以上の水硫化ソーダ有形物を10ト
ール以下の減圧下で加熱脱水することを特徴とする高濃
度水硫化ソーダ有形物の製造方法、及び、(2) 全水硫化
ソーダ分65重量%以上の水硫化ソーダ有形物を容器に
収容して減圧下で加熱媒体により加熱して脱水する高濃
度水硫化ソーダ有形物の製造方法において、該容器内を
10トール以下に減圧し、該容器の内容物温度(以下、
内温という)を40〜60℃に調整し、40〜180分
間脱水を行う第1工程と、次いで、加熱媒体温度(以
下、外温という)を第1工程終了時より高く、かつ、内
温と外温との差を80℃以下に調節した温度で加熱脱水
する第2工程とを有することを特徴とする高濃度水硫化
ソーダ有形物の製造方法である。
ソーダ分65重量%以上の水硫化ソーダ有形物を10ト
ール以下の減圧下で加熱脱水することを特徴とする高濃
度水硫化ソーダ有形物の製造方法、及び、(2) 全水硫化
ソーダ分65重量%以上の水硫化ソーダ有形物を容器に
収容して減圧下で加熱媒体により加熱して脱水する高濃
度水硫化ソーダ有形物の製造方法において、該容器内を
10トール以下に減圧し、該容器の内容物温度(以下、
内温という)を40〜60℃に調整し、40〜180分
間脱水を行う第1工程と、次いで、加熱媒体温度(以
下、外温という)を第1工程終了時より高く、かつ、内
温と外温との差を80℃以下に調節した温度で加熱脱水
する第2工程とを有することを特徴とする高濃度水硫化
ソーダ有形物の製造方法である。
【0006】本発明で水硫化ソーダ有形物とは、フレー
ク状、チップ状、ペレット状などのものに加えて、水硫
化ソーダ水溶液の冷却固化物を、3〜10mm径に粉砕
したものをいい、本発明によると、全水硫化ソーダ分6
5重量%以上の水硫化ソーダ有形物を効果的に脱水する
ことができる。
ク状、チップ状、ペレット状などのものに加えて、水硫
化ソーダ水溶液の冷却固化物を、3〜10mm径に粉砕
したものをいい、本発明によると、全水硫化ソーダ分6
5重量%以上の水硫化ソーダ有形物を効果的に脱水する
ことができる。
【0007】
【作用】本発明は、10トール以下、好ましくは5トー
ル以下の圧力で内温を40〜60℃に調整し、40〜1
80分間脱水を行う第1工程の脱水処理と、外温を第1
工程終了時より高く、かつ、内温と外温との差を80℃
以下に調節し、高濃度水硫化ソーダ有形物が溶融しない
温度範囲で所望の濃度まで加熱脱水する第2工程とを採
用することにより、水硫化ソーダ有形物を溶融させるこ
となく早期の脱水を可能にし、所望濃度の高濃度水硫化
ソーダ有形物を容易に製造することができるようになっ
た。
ル以下の圧力で内温を40〜60℃に調整し、40〜1
80分間脱水を行う第1工程の脱水処理と、外温を第1
工程終了時より高く、かつ、内温と外温との差を80℃
以下に調節し、高濃度水硫化ソーダ有形物が溶融しない
温度範囲で所望の濃度まで加熱脱水する第2工程とを採
用することにより、水硫化ソーダ有形物を溶融させるこ
となく早期の脱水を可能にし、所望濃度の高濃度水硫化
ソーダ有形物を容易に製造することができるようになっ
た。
【0008】本発明は、第1工程において、高真空下で
比較的低温で脱水を行い、水硫化ソーダ有形物の表面近
傍に低含水物層を形成して有形物の表面のみをまず高融
点物質で覆い、第2工程の比較的高温脱水において、有
形物内部の溶融にともなう有形物表面の高融点物質の混
溶を防止しながら高速脱水を可能にしたものである。
比較的低温で脱水を行い、水硫化ソーダ有形物の表面近
傍に低含水物層を形成して有形物の表面のみをまず高融
点物質で覆い、第2工程の比較的高温脱水において、有
形物内部の溶融にともなう有形物表面の高融点物質の混
溶を防止しながら高速脱水を可能にしたものである。
【0009】第1工程で、10トールを越えた圧力で脱
水すると、水硫化ソーダ有形物が溶融するおそれがあ
り、10トール以下の圧力でも内温が60℃を越えると
同様に溶融のおそれがある。また、内温が40℃を下回
ると脱水に時間がかかりすぎる。内温を45〜60℃の
範囲で40〜180分間脱水することにより、第2工程
の高速脱水に必要な高融点物質で有形物の表面を被覆す
ることができる。
水すると、水硫化ソーダ有形物が溶融するおそれがあ
り、10トール以下の圧力でも内温が60℃を越えると
同様に溶融のおそれがある。また、内温が40℃を下回
ると脱水に時間がかかりすぎる。内温を45〜60℃の
範囲で40〜180分間脱水することにより、第2工程
の高速脱水に必要な高融点物質で有形物の表面を被覆す
ることができる。
【0010】第2工程は、第1工程で形成された高融点
物質の被覆層を溶融させずに、高速脱水を行うために、
外温を第1工程終了時より高く、かつ、内外温度差を8
0℃以下に調節し、水硫化ソーダ有形物の溶融を防止し
ながら、所望の濃度まで加熱脱水する。第2工程の最終
時点での内温は70℃以上が好ましく、特に90℃以上
が好ましい。なお、経済的脱水を考慮すると内温は20
0℃以下が好ましい。より高速脱水を行うためには、内
外温度差を30℃以上にして第2工程を開始することが
好ましい。
物質の被覆層を溶融させずに、高速脱水を行うために、
外温を第1工程終了時より高く、かつ、内外温度差を8
0℃以下に調節し、水硫化ソーダ有形物の溶融を防止し
ながら、所望の濃度まで加熱脱水する。第2工程の最終
時点での内温は70℃以上が好ましく、特に90℃以上
が好ましい。なお、経済的脱水を考慮すると内温は20
0℃以下が好ましい。より高速脱水を行うためには、内
外温度差を30℃以上にして第2工程を開始することが
好ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれらにより制限されるものでない。 (実施例1)市販のフレーク状水硫化ソーダ(全NaS
H分72.5重量%、約1〜2cm 2 、厚さ約1.2m
m)200gを500mlのロータリーエバポレーター
に入れて、6トールに減圧し、攪拌しながら65℃の恒
温槽に浸して70分間脱水処理した。この脱水で、内温
は25分で46℃に上昇し、70分後は50℃であっ
た。次いで、恒温槽の温度を、内温との差が80℃以下
になるように注意しながら昇温したところ、3時間後1
40℃で内温と外温が一致した。その後さらに15分
間、外温146℃まで脱水を続け、フレーク状水硫化ソ
ーダ脱水物115gを得た。その組成は、全水硫化ソー
ダ分98.4重量%、水分0.1重量%であった。
発明はこれらにより制限されるものでない。 (実施例1)市販のフレーク状水硫化ソーダ(全NaS
H分72.5重量%、約1〜2cm 2 、厚さ約1.2m
m)200gを500mlのロータリーエバポレーター
に入れて、6トールに減圧し、攪拌しながら65℃の恒
温槽に浸して70分間脱水処理した。この脱水で、内温
は25分で46℃に上昇し、70分後は50℃であっ
た。次いで、恒温槽の温度を、内温との差が80℃以下
になるように注意しながら昇温したところ、3時間後1
40℃で内温と外温が一致した。その後さらに15分
間、外温146℃まで脱水を続け、フレーク状水硫化ソ
ーダ脱水物115gを得た。その組成は、全水硫化ソー
ダ分98.4重量%、水分0.1重量%であった。
【0012】(実施例2)水硫化ソーダ水溶液を濃縮し
て冷却固化し、粉砕した粒径3〜5mmの水硫化ソーダ
粉砕物(全NaSH分67.2重量%)200gを50
0mlのロータリーエバポレーターに入れて、2トール
に減圧し、攪拌しながら55℃の恒温槽に浸して90分
間脱水処理した。この脱水で、内温は20分で40℃に
上昇し、90分後は45℃であった。次いで、恒温槽の
温度を、内温との差が80℃以下になるように注意しな
がら外温を110℃まで昇温させ、その後110℃に保
持して内温と外温がほぼ一致するまで3.5時間脱水し
て、水硫化ソーダ粉砕物約110gを得た。その組成
は、全水硫化ソーダ分98.1重量%、水分0.3重量
%であった。
て冷却固化し、粉砕した粒径3〜5mmの水硫化ソーダ
粉砕物(全NaSH分67.2重量%)200gを50
0mlのロータリーエバポレーターに入れて、2トール
に減圧し、攪拌しながら55℃の恒温槽に浸して90分
間脱水処理した。この脱水で、内温は20分で40℃に
上昇し、90分後は45℃であった。次いで、恒温槽の
温度を、内温との差が80℃以下になるように注意しな
がら外温を110℃まで昇温させ、その後110℃に保
持して内温と外温がほぼ一致するまで3.5時間脱水し
て、水硫化ソーダ粉砕物約110gを得た。その組成
は、全水硫化ソーダ分98.1重量%、水分0.3重量
%であった。
【0013】(実施例3)市販のフレーク状水硫化ソー
ダ(全NaSH分72.5重量%、約1〜2cm 2 、厚
さ約1.2mm)200gを500mlのロータリーエ
バポレーターに入れて、4トールに減圧し、攪拌しなが
ら50℃の恒温槽に浸して2時間脱水処理した。この脱
水で、内温は20分で42℃に上昇し、2時間後は46
℃であった。次いで、予め110℃にセットされた恒温
槽にロータリーエバポレーターを浸し(当初の内外温度
差は64℃)、恒温槽の温度を110℃に保持して2.
5時間脱水を行い、フレーク状水硫化ソーダ脱水物12
0gを得た。その組成は、全水硫化ソーダ分98.4重
量%、水分0.2重量%であった。なお、有形物ととも
に回収された粉末状脱水物の組成は、フレーク状のもの
と同じであった。
ダ(全NaSH分72.5重量%、約1〜2cm 2 、厚
さ約1.2mm)200gを500mlのロータリーエ
バポレーターに入れて、4トールに減圧し、攪拌しなが
ら50℃の恒温槽に浸して2時間脱水処理した。この脱
水で、内温は20分で42℃に上昇し、2時間後は46
℃であった。次いで、予め110℃にセットされた恒温
槽にロータリーエバポレーターを浸し(当初の内外温度
差は64℃)、恒温槽の温度を110℃に保持して2.
5時間脱水を行い、フレーク状水硫化ソーダ脱水物12
0gを得た。その組成は、全水硫化ソーダ分98.4重
量%、水分0.2重量%であった。なお、有形物ととも
に回収された粉末状脱水物の組成は、フレーク状のもの
と同じであった。
【0014】(比較例1)実施例1において、ロータリ
ーエバポレーター内の圧力を15トールに、恒温槽の温
度を55℃に変更した以外は実施例1と同様にして脱水
処理を行ったところ、20分後に溶融が始まり、30分
後には器壁のほとんど全面に付着した。
ーエバポレーター内の圧力を15トールに、恒温槽の温
度を55℃に変更した以外は実施例1と同様にして脱水
処理を行ったところ、20分後に溶融が始まり、30分
後には器壁のほとんど全面に付着した。
【0015】(比較例2)実施例1において、ロータリ
ーエバポレーター内の圧力を5トールに、恒温槽の温度
を100℃に変更した以外は実施例1と同様にして脱水
処理を行ったところ、5分後に溶融が始まり、10分後
には全体が溶融状態になった。
ーエバポレーター内の圧力を5トールに、恒温槽の温度
を100℃に変更した以外は実施例1と同様にして脱水
処理を行ったところ、5分後に溶融が始まり、10分後
には全体が溶融状態になった。
【0016】(比較例3)市販のフレーク状水硫化ソー
ダ(全NaSH分72.5重量%、約1〜2cm 2 、厚
さ約1.2mm)200gを500mlのロータリーエ
バポレーターに入れて、2トールに減圧し、攪拌しなが
ら55℃の恒温槽に浸して90分間脱水処理した。内温
は90分後に45℃まで上昇していた。次いで、予め1
30℃にセットされた恒温槽にロータリーエバポレータ
ーを浸し(当初の内外温度差は85℃)、恒温槽の温度
を130℃に保持しながら脱水したところ、10分後に
溶融が始まり、30分後には器壁にほとんど付着した。
ダ(全NaSH分72.5重量%、約1〜2cm 2 、厚
さ約1.2mm)200gを500mlのロータリーエ
バポレーターに入れて、2トールに減圧し、攪拌しなが
ら55℃の恒温槽に浸して90分間脱水処理した。内温
は90分後に45℃まで上昇していた。次いで、予め1
30℃にセットされた恒温槽にロータリーエバポレータ
ーを浸し(当初の内外温度差は85℃)、恒温槽の温度
を130℃に保持しながら脱水したところ、10分後に
溶融が始まり、30分後には器壁にほとんど付着した。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
より、水硫化ソーダ有形物を溶融させることなく、高濃
度水硫化ソーダ有形物を短時間で製造することが可能に
なり、その結果、水分を嫌う有機物への反応に適用する
ことが可能になり、また、水硫化ソーダの嵩が少なくな
り、物流コストの低下に寄与するものである。
より、水硫化ソーダ有形物を溶融させることなく、高濃
度水硫化ソーダ有形物を短時間で製造することが可能に
なり、その結果、水分を嫌う有機物への反応に適用する
ことが可能になり、また、水硫化ソーダの嵩が少なくな
り、物流コストの低下に寄与するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江田 博明 岡山県御津郡御津町鹿瀬432番地 (72)発明者 今井 伸吾 岡山県玉野市玉原1丁目15番10号
Claims (2)
- 【請求項1】 全水硫化ソーダ分65重量%以上の水硫
化ソーダ有形物を10トール以下の減圧下で加熱脱水す
ることを特徴とする高濃度水硫化ソーダ有形物の製造方
法。 - 【請求項2】 全水硫化ソーダ分65重量%以上の水硫
化ソーダ有形物を容器に収容して減圧下で加熱媒体によ
り加熱して脱水する高濃度水硫化ソーダ有形物の製造方
法において、該容器内を10トール以下に減圧し、該容
器の内容物温度を40〜60℃に調整し、40〜180
分間脱水を行う第1工程と、次いで、加熱媒体温度を第
1工程終了時より高く、かつ、内容物温度と加熱媒体温
度との差を80℃以下に調節した温度で加熱脱水する第
2工程とを有することを特徴とする高濃度水硫化ソーダ
有形物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4126593A JPH06256003A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 高濃度水硫化ソーダ有形物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4126593A JPH06256003A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 高濃度水硫化ソーダ有形物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06256003A true JPH06256003A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12603621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4126593A Pending JPH06256003A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 高濃度水硫化ソーダ有形物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06256003A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11236204A (ja) * | 1997-12-16 | 1999-08-31 | Degussa Ag | 無水硫化ナトリウムの製造方法 |
CN116924344A (zh) * | 2023-09-15 | 2023-10-24 | 潍坊石大昌盛能源科技有限公司 | 一种硫氢化钠的造粒方法 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP4126593A patent/JPH06256003A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11236204A (ja) * | 1997-12-16 | 1999-08-31 | Degussa Ag | 無水硫化ナトリウムの製造方法 |
CN116924344A (zh) * | 2023-09-15 | 2023-10-24 | 潍坊石大昌盛能源科技有限公司 | 一种硫氢化钠的造粒方法 |
CN116924344B (zh) * | 2023-09-15 | 2023-11-17 | 潍坊石大昌盛能源科技有限公司 | 一种硫氢化钠的造粒方法 |
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