JPH06242660A - 帯電方法及び装置 - Google Patents
帯電方法及び装置Info
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- JPH06242660A JPH06242660A JP5313493A JP5313493A JPH06242660A JP H06242660 A JPH06242660 A JP H06242660A JP 5313493 A JP5313493 A JP 5313493A JP 5313493 A JP5313493 A JP 5313493A JP H06242660 A JPH06242660 A JP H06242660A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】被帯電面に当接乃至近接配置した帯電部材をそ
なえ、該帯電部材にバイアス電圧を印加する帯電方法に
おいて、帯電ムラのない均一な帯電面を得ることを目的
とする。 【構成】帯電部材に印加する電圧を、被帯電面の帯電開
始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流電圧を帯
電を行う方向に全波整流した電圧とし、または被帯電面
の走行方向に複数の帯電部材を配置し、最下流の帯電部
材を被帯電面を帯電させる極性とは反対極性の電圧を印
加するように構成する。
なえ、該帯電部材にバイアス電圧を印加する帯電方法に
おいて、帯電ムラのない均一な帯電面を得ることを目的
とする。 【構成】帯電部材に印加する電圧を、被帯電面の帯電開
始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流電圧を帯
電を行う方向に全波整流した電圧とし、または被帯電面
の走行方向に複数の帯電部材を配置し、最下流の帯電部
材を被帯電面を帯電させる極性とは反対極性の電圧を印
加するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電転写プロセスを
利用する画像形成装置に利用するに適した被帯電面の帯
電方法及び帯電装置に関するものである。
利用する画像形成装置に利用するに適した被帯電面の帯
電方法及び帯電装置に関するものである。
【0002】この発明はとくに複写機等の画像形成装置
に限るものではないが、説明上の簡明のために、以下画
像形成装置の場合について説明する。
に限るものではないが、説明上の簡明のために、以下画
像形成装置の場合について説明する。
【0003】この種の装置では、静電潜像を形成するた
めに、その被形成面を先ず一様に帯電して帯電面を形成
する工程を包含しており、該帯電面を形成するために従
来からコロナ放電器が多用されていた。
めに、その被形成面を先ず一様に帯電して帯電面を形成
する工程を包含しており、該帯電面を形成するために従
来からコロナ放電器が多用されていた。
【0004】ところがコロナ放電器を用いる場合、5〜
10kvの高圧電源を必要とし、また放電によるオゾン
の発生という問題がある。このような問題を回避するた
め、低電圧化、オゾンレスを目的としてローラ状、ブレ
ード状等の帯電部材を被帯電面に当接乃至近接配置し
て、これを介して帯電バイアスを印加するようなものが
提案されている。
10kvの高圧電源を必要とし、また放電によるオゾン
の発生という問題がある。このような問題を回避するた
め、低電圧化、オゾンレスを目的としてローラ状、ブレ
ード状等の帯電部材を被帯電面に当接乃至近接配置し
て、これを介して帯電バイアスを印加するようなものが
提案されている。
【0005】「図11」は帯電ローラを用いた帯電装置
を画像形成装置に用いた場合の、帯電装置部の構成を示
す概略側面図である。紙面に垂直方向に軸線を有し、図
示矢印方向に回転する像担持体2に帯電ローラ1が当接
して従動回転する。
を画像形成装置に用いた場合の、帯電装置部の構成を示
す概略側面図である。紙面に垂直方向に軸線を有し、図
示矢印方向に回転する像担持体2に帯電ローラ1が当接
して従動回転する。
【0006】前記帯電ローラ1は、金属などの導電性材
料からなる芯金1aの周囲にローラ状の導電性ゴム層1
bを設けて形成してあり、前記芯金1aの端部をばね1
cで押圧して、該帯電ローラ1を像担持体2に所定圧で
圧接している。
料からなる芯金1aの周囲にローラ状の導電性ゴム層1
bを設けて形成してあり、前記芯金1aの端部をばね1
cで押圧して、該帯電ローラ1を像担持体2に所定圧で
圧接している。
【0007】前記帯電ローラのゴム層1bは、EPD
M、EPT、EPM、NBR、BR、IR、CRなどの
合成ゴム、天然ゴム等の熱硬化性エラストマ、塩化ビニ
ル・酢酸ビニル・ポリエステル・PVAなどの熱可塑性
エラストマなどを利用出来る。また、このゴム層にカー
ボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、金属
粉などを分散させて適宜の体積抵抗値となるように調整
して用いる。硬度は10〜80。(JIS K6301
A型硬度計による)のものが好適である。
M、EPT、EPM、NBR、BR、IR、CRなどの
合成ゴム、天然ゴム等の熱硬化性エラストマ、塩化ビニ
ル・酢酸ビニル・ポリエステル・PVAなどの熱可塑性
エラストマなどを利用出来る。また、このゴム層にカー
ボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、金属
粉などを分散させて適宜の体積抵抗値となるように調整
して用いる。硬度は10〜80。(JIS K6301
A型硬度計による)のものが好適である。
【0008】前記「図11」の装置において、符号3は
電源で、直流電圧VDCに帯電開始電圧の2倍以上のピー
ク間電圧を有する交流電圧VACを重畳して接点ばね1
d、芯金1aを介して帯電バイアスを印加する。図示符
号1eは帯電領域、Aはその巾を示すものとする。帯電
部材としては図示のようなローラタイプのもの以外に、
ブレードタイプ、ブロックタイプ、ブラシタイプなどの
ものを利用できる。
電源で、直流電圧VDCに帯電開始電圧の2倍以上のピー
ク間電圧を有する交流電圧VACを重畳して接点ばね1
d、芯金1aを介して帯電バイアスを印加する。図示符
号1eは帯電領域、Aはその巾を示すものとする。帯電
部材としては図示のようなローラタイプのもの以外に、
ブレードタイプ、ブロックタイプ、ブラシタイプなどの
ものを利用できる。
【0009】このような公知の接触タイプの帯電装置は
図示のように、周知のコロナ放電器に比して帯電領域が
狭いので均一な帯電を得るため、前述のように直流に交
流を重畳してバイアスを印加するのが普通である。併し
ながらこのような場合にも帯電ムラを発生することがあ
る。これについて「図12」によって略述する。
図示のように、周知のコロナ放電器に比して帯電領域が
狭いので均一な帯電を得るため、前述のように直流に交
流を重畳してバイアスを印加するのが普通である。併し
ながらこのような場合にも帯電ムラを発生することがあ
る。これについて「図12」によって略述する。
【0010】「図12」において、縦軸は像担持体の表
面電位、横軸はその回転方向を示しており、前述のよう
な直流に交流を重畳した、図示実線で示すような振動電
圧が印加されているものとする。図においてVDEV は現
像部位における現像バイアスを示すもので、印加バイア
スによる振動電界が、その中心に対して像担持体を帯電
させる方向と逆方向に振れた場合に、この部分のバイア
スが前記現像バイアスよりも低くなると、この部分が現
像バイアスとの関係で帯電不良となり、とくに反転現像
の場合、プリント画像上に横黒スジ状や斑点状の黒点を
発生することがある。
面電位、横軸はその回転方向を示しており、前述のよう
な直流に交流を重畳した、図示実線で示すような振動電
圧が印加されているものとする。図においてVDEV は現
像部位における現像バイアスを示すもので、印加バイア
スによる振動電界が、その中心に対して像担持体を帯電
させる方向と逆方向に振れた場合に、この部分のバイア
スが前記現像バイアスよりも低くなると、この部分が現
像バイアスとの関係で帯電不良となり、とくに反転現像
の場合、プリント画像上に横黒スジ状や斑点状の黒点を
発生することがある。
【0011】本発明の一つの目的は上記のような帯電ム
ラの発生を阻止して、より均一な帯電面を形成できるよ
うな帯電方法を提供することにある。
ラの発生を阻止して、より均一な帯電面を形成できるよ
うな帯電方法を提供することにある。
【0012】前述のような帯電ローラを用いた帯電装置
では「図11」に示すように帯電領域の巾Aが非常に狭
いので電源の影響を受け易く、「図12」に示すように
振動電圧を印加して帯電する際、帯電面に周期λの帯電
ムラが発生し易い。そしてこの帯電ムラが、前述のよう
に現像バイアス電位VDEV を横切ると、周期λの“サイ
クルマーク”と称せられる横スジが発生することがあ
る。この現象は印加電圧の周波数が低過ぎたり、プロセ
ススピードが速すぎる場合に顕著に現れる。
では「図11」に示すように帯電領域の巾Aが非常に狭
いので電源の影響を受け易く、「図12」に示すように
振動電圧を印加して帯電する際、帯電面に周期λの帯電
ムラが発生し易い。そしてこの帯電ムラが、前述のよう
に現像バイアス電位VDEV を横切ると、周期λの“サイ
クルマーク”と称せられる横スジが発生することがあ
る。この現象は印加電圧の周波数が低過ぎたり、プロセ
ススピードが速すぎる場合に顕著に現れる。
【0013】このような現象は帯電部材としてブレード
状等他のタイプのものにも同様に発生することが知られ
ている。このような現象を回避すべく、印加電圧の周波
数を高めると帯電音が強くなる傾向があり、また、プロ
セススピードを低くすることは装置の機能の低下を意味
するので、いずれも前述の問題の本質的な解決にはなら
ない。
状等他のタイプのものにも同様に発生することが知られ
ている。このような現象を回避すべく、印加電圧の周波
数を高めると帯電音が強くなる傾向があり、また、プロ
セススピードを低くすることは装置の機能の低下を意味
するので、いずれも前述の問題の本質的な解決にはなら
ない。
【0014】本発明の他の目的は、既述のような、帯電
領域の狭い接触タイプの帯電装置ににおいて、上記のよ
うな帯電ムラの発生を低減してより均一な帯電処理を行
うことによって、帯電音の発生を抑止し、プロセススピ
ードの高速化に対応できるような帯電方法を提供するこ
とにある。
領域の狭い接触タイプの帯電装置ににおいて、上記のよ
うな帯電ムラの発生を低減してより均一な帯電処理を行
うことによって、帯電音の発生を抑止し、プロセススピ
ードの高速化に対応できるような帯電方法を提供するこ
とにある。
【0015】前述のような、接触タイプの帯電部材を用
いる帯電装置の場合、印加する帯電バイアスを直流のみ
とした場合にも、帯電面には局部的な帯電ムラが発生
し、プリント画像上に微小な斑点となって現れることが
ある。これは帯電面の表面粗さや帯電部材の局部的な抵
抗ムラに起因するものと考えられる。
いる帯電装置の場合、印加する帯電バイアスを直流のみ
とした場合にも、帯電面には局部的な帯電ムラが発生
し、プリント画像上に微小な斑点となって現れることが
ある。これは帯電面の表面粗さや帯電部材の局部的な抵
抗ムラに起因するものと考えられる。
【0016】本発明のさらに他の目的は、接触帯電部材
を使用する帯電装置において、上記のような帯電ムラの
発生を軽減し、より均一な帯電面を形成することと、印
加する帯電バイアスに帯電音の原因となる振動電界を用
いずに直流のみを使用し、帯電音の発生を抑制できるよ
うな帯電方法を提供することにある。
を使用する帯電装置において、上記のような帯電ムラの
発生を軽減し、より均一な帯電面を形成することと、印
加する帯電バイアスに帯電音の原因となる振動電界を用
いずに直流のみを使用し、帯電音の発生を抑制できるよ
うな帯電方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決する技術手段、その作用】これらの目的を
達成するため、本発明は、被帯電面に当接ないしは近接
配置した帯電部材に電圧を印加して被帯電面帯電させる
帯電方法において、被帯電面の帯電開始電圧の2倍以上
のピーク間電圧を有し、被帯電面を帯電させる方向に整
流された交流電圧を印加する帯電方法、または、該方法
において、印加する交流電圧が全波整流波である帯電方
法、または、以上の方法において、印加交流電圧に直流
電圧を重畳した帯電方法、または、被帯電面に当接ない
しは近接配置した帯電部材に電圧を印加して被帯電面を
帯電させる帯電方法において、被帯電面の走行方向に複
数の帯電部材を該被帯電面に当接ないしは近接配置し、
少なくとも最下流の帯電部材に被帯電面を帯電させる極
性とは反対極性の電圧を印加する帯電方法、または、該
帯電方法において、被帯電面に沿って配置された帯電部
材の上流側の帯電部材の一つに印加する被帯電面を帯電
させる極性の電圧としては、所定の被帯電面電位に、帯
電開始電圧と適宜の過剰電圧を加えた電圧とし、それよ
りも下流側の帯電部材に印加する被帯電面を帯電させる
極性と反対極性の電圧は所定の被帯電面電圧から、帯電
開始電圧と前記過剰電圧の和を減じた電圧とした帯電方
法、または、以上の帯電方法を適用すべく、被帯電面を
像担持体の感光面とし、帯電部材を帯電ローラとする。
本発明に使用する帯電ローラは芯金の周囲に導電性ゴム
層を設け、さらにその外周に抵抗制御層や帯電ローラ内
部からのブリードアウト防止、表面性の向上のための表
面層を必要に応じて設けても良い。帯電部材は帯電ロー
ラ、帯電ブレード、帯電ブラシ、帯電ブロックから選択
された部材とした帯電装置である。
達成するため、本発明は、被帯電面に当接ないしは近接
配置した帯電部材に電圧を印加して被帯電面帯電させる
帯電方法において、被帯電面の帯電開始電圧の2倍以上
のピーク間電圧を有し、被帯電面を帯電させる方向に整
流された交流電圧を印加する帯電方法、または、該方法
において、印加する交流電圧が全波整流波である帯電方
法、または、以上の方法において、印加交流電圧に直流
電圧を重畳した帯電方法、または、被帯電面に当接ない
しは近接配置した帯電部材に電圧を印加して被帯電面を
帯電させる帯電方法において、被帯電面の走行方向に複
数の帯電部材を該被帯電面に当接ないしは近接配置し、
少なくとも最下流の帯電部材に被帯電面を帯電させる極
性とは反対極性の電圧を印加する帯電方法、または、該
帯電方法において、被帯電面に沿って配置された帯電部
材の上流側の帯電部材の一つに印加する被帯電面を帯電
させる極性の電圧としては、所定の被帯電面電位に、帯
電開始電圧と適宜の過剰電圧を加えた電圧とし、それよ
りも下流側の帯電部材に印加する被帯電面を帯電させる
極性と反対極性の電圧は所定の被帯電面電圧から、帯電
開始電圧と前記過剰電圧の和を減じた電圧とした帯電方
法、または、以上の帯電方法を適用すべく、被帯電面を
像担持体の感光面とし、帯電部材を帯電ローラとする。
本発明に使用する帯電ローラは芯金の周囲に導電性ゴム
層を設け、さらにその外周に抵抗制御層や帯電ローラ内
部からのブリードアウト防止、表面性の向上のための表
面層を必要に応じて設けても良い。帯電部材は帯電ロー
ラ、帯電ブレード、帯電ブラシ、帯電ブロックから選択
された部材とした帯電装置である。
【0018】このように構成することによって、上記の
ような接触型の帯電部材を利用する帯電方法乃至帯電装
置において、帯電ムラやサイクルマークの発生を可及的
に防止して均一な帯電面を得ることができる。
ような接触型の帯電部材を利用する帯電方法乃至帯電装
置において、帯電ムラやサイクルマークの発生を可及的
に防止して均一な帯電面を得ることができる。
【0019】
【実施例の説明】「図1」は本発明を適用した帯電装置
概略図であって、前記「図11」に示すものと対応する
部位には同一の符号を付して示してあり、それらについ
ての説明は省略する。
概略図であって、前記「図11」に示すものと対応する
部位には同一の符号を付して示してあり、それらについ
ての説明は省略する。
【0020】図示の装置において、電源3には交流電源
3a、整流器3bおよび直流電源3cが配置してあり、
帯電部材たる帯電ローラ1には帯電開始電圧VTHの2倍
以上のピーク間電圧、好ましくは電圧VTHの3倍以上の
ピーク間電圧を有する全波整流された電圧を帯電バイア
スとして印加する。
3a、整流器3bおよび直流電源3cが配置してあり、
帯電部材たる帯電ローラ1には帯電開始電圧VTHの2倍
以上のピーク間電圧、好ましくは電圧VTHの3倍以上の
ピーク間電圧を有する全波整流された電圧を帯電バイア
スとして印加する。
【0021】このようにすることによって、発生する振
動電界がその中心に対して像担持体を帯電させるのとは
逆方向に振れる部分が小さくなり、現像バイアス以下に
なることが少なくなるので帯電ムラの発生を防止できる
効果がある。なお、直流バイアスを交流バイアスに重畳
印加するのは像担持体表面電位を調整するためであるの
で、本発明の場合必要なければ直流バイアスを重畳しな
くともよい。
動電界がその中心に対して像担持体を帯電させるのとは
逆方向に振れる部分が小さくなり、現像バイアス以下に
なることが少なくなるので帯電ムラの発生を防止できる
効果がある。なお、直流バイアスを交流バイアスに重畳
印加するのは像担持体表面電位を調整するためであるの
で、本発明の場合必要なければ直流バイアスを重畳しな
くともよい。
【0022】本発明は正規現像方式、反転現像方式いず
れの場合にも有効であるが、とくに反転現像の場合に
は、帯電不良が発生してその部分(像担持体表面電位の
低い部分)に現像が行われると、これがそのまま画像欠
陥として現れるので効果が顕著である。
れの場合にも有効であるが、とくに反転現像の場合に
は、帯電不良が発生してその部分(像担持体表面電位の
低い部分)に現像が行われると、これがそのまま画像欠
陥として現れるので効果が顕著である。
【0023】次に本発明の実験例について説明する。 [実験例1]帯電装置としては「図1」に示す構成のも
のを用い、像担持体としてはOPC感光体を用いた。図
示のように帯電ローラ1を像担持体2に接触させたとき
の帯電開始電圧VTHは−550Vであった。
のを用い、像担持体としてはOPC感光体を用いた。図
示のように帯電ローラ1を像担持体2に接触させたとき
の帯電開始電圧VTHは−550Vであった。
【0024】帯電ローラ1には電源3によって直流に、
像担持体を帯電させる方向に電界が形成されるように全
波整流された交流を重畳して帯電バイアスを印加した。
この場合、印加交流バイアスのピーク間値Vra(「図
2」参照)が帯電開始電圧VTHの3倍以上となるように
設定した。前記交流バイアスの周波数は75Hzであっ
た。また、直流電圧VDCは+350V、全波整流のピー
ク間電圧Vraは1.8kvとした。
像担持体を帯電させる方向に電界が形成されるように全
波整流された交流を重畳して帯電バイアスを印加した。
この場合、印加交流バイアスのピーク間値Vra(「図
2」参照)が帯電開始電圧VTHの3倍以上となるように
設定した。前記交流バイアスの周波数は75Hzであっ
た。また、直流電圧VDCは+350V、全波整流のピー
ク間電圧Vraは1.8kvとした。
【0025】この装置によって標準環境(25℃、RH
50%)下で、画像評価と像担持体表面電位VD の測定
をおこない、その結果を「図4」に示したが、これにも
示したように、画出ししたプリント画像上にはサイクル
マークや斑点状の黒点の発生は全く見られなかった。
50%)下で、画像評価と像担持体表面電位VD の測定
をおこない、その結果を「図4」に示したが、これにも
示したように、画出ししたプリント画像上にはサイクル
マークや斑点状の黒点の発生は全く見られなかった。
【0026】[実験例2]上記と同様の装置を用い、全
波整流した交流バイアスのピーク間値Vraを帯電開始電
圧の2倍以上に設定し、直流電圧VDC=+50V、Vra
=1.2Kv、その整流前の周波数は40Hzとして前
記と同様の実験、評価を行い、その結果を「図4」に示
した。この場合にもプリント画像にはサイクロマークや
斑点状の黒点の発生は全く見られなかった。
波整流した交流バイアスのピーク間値Vraを帯電開始電
圧の2倍以上に設定し、直流電圧VDC=+50V、Vra
=1.2Kv、その整流前の周波数は40Hzとして前
記と同様の実験、評価を行い、その結果を「図4」に示
した。この場合にもプリント画像にはサイクロマークや
斑点状の黒点の発生は全く見られなかった。
【0027】次に比較例について説明する。 [比較例1]前述の場合と同様の装置を用い、帯電ロー
ラには、直流と、全波整流した交流とを重畳印加した。
この場合の直流電圧VDCは−50V、全波整流された交
流のピーク間値は帯電開始電圧vTHの2倍以下となるよ
うに設定した。交流の周波数は整流前で40Hzであっ
た。これによって画出ししたプリントには斑点状の黒点
が認められた。
ラには、直流と、全波整流した交流とを重畳印加した。
この場合の直流電圧VDCは−50V、全波整流された交
流のピーク間値は帯電開始電圧vTHの2倍以下となるよ
うに設定した。交流の周波数は整流前で40Hzであっ
た。これによって画出ししたプリントには斑点状の黒点
が認められた。
【0028】[比較例2]帯電装置として「図6」に示
す構成のものを用い、交流バイアスのピーク間電圧VAC
を帯電開始電圧の3倍以上に設定し、直流電圧VDC=−
550V、交流ピーク間電圧VAC=1.8kv、周波数
80Hzとした。但しこの場合の交流バイアスは行って
いない。この条件によって画出ししたプリントにはサイ
クルマークの発生が見られた。
す構成のものを用い、交流バイアスのピーク間電圧VAC
を帯電開始電圧の3倍以上に設定し、直流電圧VDC=−
550V、交流ピーク間電圧VAC=1.8kv、周波数
80Hzとした。但しこの場合の交流バイアスは行って
いない。この条件によって画出ししたプリントにはサイ
クルマークの発生が見られた。
【0029】ここで抵抗値の測定手段について略述す
る。「図3」に示すように、帯電ローラ1にアルミ箔4
を巻回し、該ローラの芯金1bに電源5を、また前記ア
ルミ箔4にはアンメータ6を接続して抵抗値を測定し
た。この方法による値が1KΩ〜1GΩであるのが好適
である。
る。「図3」に示すように、帯電ローラ1にアルミ箔4
を巻回し、該ローラの芯金1bに電源5を、また前記ア
ルミ箔4にはアンメータ6を接続して抵抗値を測定し
た。この方法による値が1KΩ〜1GΩであるのが好適
である。
【0030】[実験例3]次に「図7」に示す帯電装置
について説明する。図において、像担持体2には、金属
などの導電性支持部材4aに導電性接着剤4cによって
接着された導電性の帯電ブレード4bが当接乃至近接配
置してあり、電源3によって帯電バイアスが印加される
ものとする。図示のように、帯電ブレードを像担持体2
に接触させたときの帯電開始電圧VTHは−550Vであ
った。
について説明する。図において、像担持体2には、金属
などの導電性支持部材4aに導電性接着剤4cによって
接着された導電性の帯電ブレード4bが当接乃至近接配
置してあり、電源3によって帯電バイアスが印加される
ものとする。図示のように、帯電ブレードを像担持体2
に接触させたときの帯電開始電圧VTHは−550Vであ
った。
【0031】このような装置により、前記「図1」に示
す装置について説明した条件(段落「0024」参照)
と同様の条件で画出ししたところサイクルマークや斑点
状の黒点の発生はみられなかった。
す装置について説明した条件(段落「0024」参照)
と同様の条件で画出ししたところサイクルマークや斑点
状の黒点の発生はみられなかった。
【0032】[実験例4]前記「図1」に示す装置の帯
電ローラの代わりに前記帯電ブレードを用い、全波整流
したバイアスを前述の場合(段落「0026」参照)と
同様の条件で画出しを行ったが、この場合にもサイクル
マークや斑点状の黒点の発生はみられなかった。
電ローラの代わりに前記帯電ブレードを用い、全波整流
したバイアスを前述の場合(段落「0026」参照)と
同様の条件で画出しを行ったが、この場合にもサイクル
マークや斑点状の黒点の発生はみられなかった。
【0033】次に直流バイアスのみの場合に生ずる帯電
ムラの阻止に関する実施態様について説明する。
ムラの阻止に関する実施態様について説明する。
【0034】像担持体に当接ないしは近接して配置した
帯電ローラ等の帯電部材に、直流バイアスのみを印加し
た場合にも帯電ムラが発生し、これが画像上に微小な斑
点として表れることはすでに説述した。
帯電ローラ等の帯電部材に、直流バイアスのみを印加し
た場合にも帯電ムラが発生し、これが画像上に微小な斑
点として表れることはすでに説述した。
【0035】「図8」はこのような事態を回避するため
の帯電装置の構成を略示する実施例の側面図であって、
図示の装置では、像担持体2の回転方向に沿って2個の
帯電ローラ1ー1、1ー2が配置してあり、夫々直流電
源3ー1,3ー2に接続してある。
の帯電装置の構成を略示する実施例の側面図であって、
図示の装置では、像担持体2の回転方向に沿って2個の
帯電ローラ1ー1、1ー2が配置してあり、夫々直流電
源3ー1,3ー2に接続してある。
【0036】上流側の帯電ローラ1ー1には像担持体を
帯電させる電界が形成されるような極性の直流ス電圧V
1 を、また下流側の帯電ローラ1ー2には前記とは逆極
性の直流電圧V2 を夫々印加する。さらにこれらバイア
ス電圧間には、 V1 =VD +VTH+Vα (1) V2 =VD −(VTH+Vα) (2) ここで、VD ;像担持体の所定表面電位 VTH;帯電開始電圧 Vα;過剰電圧 のような関係をもたせるものとする。
帯電させる電界が形成されるような極性の直流ス電圧V
1 を、また下流側の帯電ローラ1ー2には前記とは逆極
性の直流電圧V2 を夫々印加する。さらにこれらバイア
ス電圧間には、 V1 =VD +VTH+Vα (1) V2 =VD −(VTH+Vα) (2) ここで、VD ;像担持体の所定表面電位 VTH;帯電開始電圧 Vα;過剰電圧 のような関係をもたせるものとする。
【0037】このような条件で帯電処理を行うと、上流
側の帯電ローラ1ー1によって像担持体面が所定電位以
上に帯電された後、下流側の帯電ローラによって前記と
逆極性の電圧が印加されるので、過剰に帯電した部分が
引き戻されて全体として所定の電位に均一に帯電され
る。
側の帯電ローラ1ー1によって像担持体面が所定電位以
上に帯電された後、下流側の帯電ローラによって前記と
逆極性の電圧が印加されるので、過剰に帯電した部分が
引き戻されて全体として所定の電位に均一に帯電され
る。
【0038】電圧V1 が印加された帯電ローラ1ー1に
よって帯電された像担持体2表面電位に対して帯電ロー
ラ1ー2によって逆極性の電圧V2 が印加されると、像
担持体表面電位と印加電圧V2 の差が帯電開始電圧VTH
を越えるので、像担持体表面の過剰電荷が帯電ローラ1
ー2側に逆転移する。帯電ローラと像担持体間の電荷の
転移、逆転移がいずれもVTHの閾値を有して行われると
いうことは、電荷の転移が両者間の空隙間電圧によって
決定されることから、方向的に等価と考えられる。さら
に、両者間の電圧の極性の相違による静電的な力が逆転
移を誘発する傾向にあると考えられる。
よって帯電された像担持体2表面電位に対して帯電ロー
ラ1ー2によって逆極性の電圧V2 が印加されると、像
担持体表面電位と印加電圧V2 の差が帯電開始電圧VTH
を越えるので、像担持体表面の過剰電荷が帯電ローラ1
ー2側に逆転移する。帯電ローラと像担持体間の電荷の
転移、逆転移がいずれもVTHの閾値を有して行われると
いうことは、電荷の転移が両者間の空隙間電圧によって
決定されることから、方向的に等価と考えられる。さら
に、両者間の電圧の極性の相違による静電的な力が逆転
移を誘発する傾向にあると考えられる。
【0039】前記「図8」に示す装置では、像担持体に
OPC感光体を用いており、帯電ローラによる帯電開始
電圧は−550Vであった。そこで像担持体表面電位を
所定電位VD (−550V)に帯電させるために、前記
の式(1)、(2)から帯電ローラ1ー1、1ー2に印
加する電圧V1 、V2 を決定する。
OPC感光体を用いており、帯電ローラによる帯電開始
電圧は−550Vであった。そこで像担持体表面電位を
所定電位VD (−550V)に帯電させるために、前記
の式(1)、(2)から帯電ローラ1ー1、1ー2に印
加する電圧V1 、V2 を決定する。
【0040】実施例1として、VD =−550V、VTH
=−550V、Vα=−300Vとして、V1 =−14
00V、V2 =300Vに設定した。このような条件で
作成したプリント画像には帯電ムラは殆どみられなかっ
た。このときのプロセススピードは24mm/secで
あった。
=−550V、Vα=−300Vとして、V1 =−14
00V、V2 =300Vに設定した。このような条件で
作成したプリント画像には帯電ムラは殆どみられなかっ
た。このときのプロセススピードは24mm/secで
あった。
【0041】「図9」は他の実施例を示す帯電装置の概
略側面図であって、帯電部材として3個の帯電ローラ1
ー1、1ー2、1ー3をそなえ、これらがそれぞれ電源
3ー1、3ー2、3ー3に接続してある。このような装
置で、帯電ローラ1ー1、1ー3には像担持体を帯電さ
せる極性の電圧V1 を印加し、帯電ローラ1ー2にはそ
れと逆極性の電圧V2 を印加した。この場合の電圧V1
およびv2 は前記「図8」の装置の場合と同様とした。
この場合もプロセススピードは24mm/secとし
た。そしてこの装置で画出ししたプリント画像にも帯電
ムラは殆どみられなかった。
略側面図であって、帯電部材として3個の帯電ローラ1
ー1、1ー2、1ー3をそなえ、これらがそれぞれ電源
3ー1、3ー2、3ー3に接続してある。このような装
置で、帯電ローラ1ー1、1ー3には像担持体を帯電さ
せる極性の電圧V1 を印加し、帯電ローラ1ー2にはそ
れと逆極性の電圧V2 を印加した。この場合の電圧V1
およびv2 は前記「図8」の装置の場合と同様とした。
この場合もプロセススピードは24mm/secとし
た。そしてこの装置で画出ししたプリント画像にも帯電
ムラは殆どみられなかった。
【0042】「図10」はさらに他の実施例を示す帯電
装置の概略側面図であって、この装置では帯電部材とし
て4個の帯電ローラ1ー1乃至1ー4を具備し、それぞ
れ電源3ー1乃至3ー4に接続してある。各帯電ローラ
1ー1及び1ー3に対しては像担持体を帯電させる極性
の電圧V1 が、また帯電ローラ1ー2及び1ー4にはこ
れと反対極性の電圧V2 を印加するものとし、これらの
値は前記実施例1の場合と同様とした。またプロセスス
ピードは24mm/secであった。
装置の概略側面図であって、この装置では帯電部材とし
て4個の帯電ローラ1ー1乃至1ー4を具備し、それぞ
れ電源3ー1乃至3ー4に接続してある。各帯電ローラ
1ー1及び1ー3に対しては像担持体を帯電させる極性
の電圧V1 が、また帯電ローラ1ー2及び1ー4にはこ
れと反対極性の電圧V2 を印加するものとし、これらの
値は前記実施例1の場合と同様とした。またプロセスス
ピードは24mm/secであった。
【0043】この場合にも作成したプリント画像には帯
電ムラはみられなかった。
電ムラはみられなかった。
【0044】前記「図7」に示すような、帯電ブレード
を利用する帯電装置において、ブレードを該装置のよう
に2個設け、印加電圧等は該実施例装置の場合と同様と
した。このような構成の場合にも、プリント画像には殆
ど帯電ムラの発生がないことを確認した。
を利用する帯電装置において、ブレードを該装置のよう
に2個設け、印加電圧等は該実施例装置の場合と同様と
した。このような構成の場合にも、プリント画像には殆
ど帯電ムラの発生がないことを確認した。
【0045】前記「図9」に示すような3個の帯電ロー
ラを備えた帯電装置においてねこれら帯電ローラの代わ
りに帯電ブレードを配設し、帯電条件は「図9」の場合
と同様にして画出しを行ったところ、プリント画像には
殆ど帯電ムラは見られなかった。
ラを備えた帯電装置においてねこれら帯電ローラの代わ
りに帯電ブレードを配設し、帯電条件は「図9」の場合
と同様にして画出しを行ったところ、プリント画像には
殆ど帯電ムラは見られなかった。
【0046】前記「図10」に示した装置で、4個の帯
電ローラの代わりに帯電ブレードを装着し、その他の条
件は「図10」の場合と同様にして画出しを行ったが、
この場合にも帯電ムラが殆ど見られないことを確認し
た。
電ローラの代わりに帯電ブレードを装着し、その他の条
件は「図10」の場合と同様にして画出しを行ったが、
この場合にも帯電ムラが殆ど見られないことを確認し
た。
【0047】以上帯電部材として帯電ローラ、帯電ブレ
ードを用いた場合について述べたが、これまで述べたす
べての場合において、帯電部材がこれらに限定されるも
のではなく、ブラシ状、ブロック状などの帯電部材を用
いても同様の作用効果を得られる。
ードを用いた場合について述べたが、これまで述べたす
べての場合において、帯電部材がこれらに限定されるも
のではなく、ブラシ状、ブロック状などの帯電部材を用
いても同様の作用効果を得られる。
【0048】以上の実施例に対する比較例1として、前
記「図11」に示したような帯電装置を用い、帯電ロー
ラ1に直流電圧VDC=−1100Vを印加し、プロセス
スピード24mm/secで画出ししたところ、プリン
ト画像には微小な斑点状の帯電ムラが多数発生した。
記「図11」に示したような帯電装置を用い、帯電ロー
ラ1に直流電圧VDC=−1100Vを印加し、プロセス
スピード24mm/secで画出ししたところ、プリン
ト画像には微小な斑点状の帯電ムラが多数発生した。
【0049】前記「図8」に示す装置の比較例として、
該装置の帯電ローラ1ー2にも像担持体を帯電させる極
性の電圧V3 =−1100Vを印加し、その他は該装置
と同様の条件で画出しを行った。この場合にもプリント
画像上に多数の斑点状の帯電ムラの発生がみられた。
該装置の帯電ローラ1ー2にも像担持体を帯電させる極
性の電圧V3 =−1100Vを印加し、その他は該装置
と同様の条件で画出しを行った。この場合にもプリント
画像上に多数の斑点状の帯電ムラの発生がみられた。
【0050】前記「図9」に示す装置の比較例として、
該図の装置の帯電ローラ1ー2に像担持体を帯電させる
極性の電圧V3 (=−1100V)を印加したほかは該
装置と同様の条件で画出しを行ったところ、プリント画
像には微小な斑点状の帯電ムラが多数発生した。
該図の装置の帯電ローラ1ー2に像担持体を帯電させる
極性の電圧V3 (=−1100V)を印加したほかは該
装置と同様の条件で画出しを行ったところ、プリント画
像には微小な斑点状の帯電ムラが多数発生した。
【0051】前記「図10」に示す装置と比較するた
め、該図の装置の帯電ローラ1ー2、1ー4に像担持体
を帯電させる極性の電圧v3 (=−1100V)を印加
したほかは該装置と同様の条件で画出しを行ったとこ
ろ、プリント画像には微小な斑点状の帯電ムラが多数発
生した。
め、該図の装置の帯電ローラ1ー2、1ー4に像担持体
を帯電させる極性の電圧v3 (=−1100V)を印加
したほかは該装置と同様の条件で画出しを行ったとこ
ろ、プリント画像には微小な斑点状の帯電ムラが多数発
生した。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとき
は、像担持体と、これに当接ないしは近接配置した接触
型の帯電部材を備えた画像形成装置において、付与する
振動電界による被帯電面に発生するサイクルマーク、帯
電部材自体の抵抗ムラによる斑点状の帯電ムラを有効に
除去でき、良質の画像を得るのに顕著な効果がある。
は、像担持体と、これに当接ないしは近接配置した接触
型の帯電部材を備えた画像形成装置において、付与する
振動電界による被帯電面に発生するサイクルマーク、帯
電部材自体の抵抗ムラによる斑点状の帯電ムラを有効に
除去でき、良質の画像を得るのに顕著な効果がある。
【図1】本発明の実施態様を示す帯電装置の概略側面図
【図2】同上に印加するバイアス電圧の波形
【図3】同上装置における抵抗測定手段を示す概略斜視
図
図
【図4】同上装置の効果を示す表
【図5】他の実施態様を示す帯電装置の概略側面図
【図6】
【図7】及び
【図8】それぞれさらに他の実施態様を示す帯電装置の
概略側面図
概略側面図
【図9】公知の帯電装置の概略側面図
【図10】像担持体表面に帯電ムラが発生することを説
明するグラフの概形
明するグラフの概形
1 帯電ローラ 1a 芯金 1b 導電性弾性層 1c ばね 1d 接点ばね 2 像担持体 3 電源 3a 交流電源 3b 整流器 3c 直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊 藤 尚 代 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】被帯電面に当接ないしは近接配置した帯電
部材に電圧を印加して被帯電面帯電させる帯電方法にお
いて、被帯電面の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電
圧を有し、被帯電面を帯電させる方向に整流された交流
電圧を重畳して印加する帯電方法。 - 【請求項2】印加する交流電圧が全波整流波である「請
求項1」記載の帯電方法。 - 【請求項3】印加交流電圧に直流電圧を重畳して印加す
る「請求項1」乃至「請求項2」のいずれか記載の帯電
方法。 - 【請求項4】被帯電面に当接ないしは近接配置した帯電
部材に電圧を印加して被帯電面を帯電させる帯電方法に
おいて、被帯電面の走行方向に複数の帯電部材を該被帯
電面に当接ないしは近接配置し、少なくとも最下流の帯
電部材に被帯電面を帯電させる極性とは反対極性の電圧
を印加する帯電方法。 - 【請求項5】被帯電面に沿って配置された帯電部材の上
流側の帯電部材の一つに印加する被帯電面を帯電させる
極性の電圧としては、所定の被帯電面電位に、帯電開始
電圧と適宜の過剰電圧を加えた電圧とし、それよりも下
流側の帯電部材に印加する被帯電面を帯電させる極性と
反対極性の電圧は所定の被帯電面電圧から、帯電開始電
圧と前記過剰電圧の和を減じた電圧とした「請求項4」
記載の帯電方法。 - 【請求項6】被帯電面が像担持体の感光面であり、帯電
部材が帯電ローラ、帯電ブレード、帯電ブラシ、帯電ブ
ロックから選択された部材である「請求項1」乃至「請
求項5」のいずれか記載の帯電装置または帯電方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5313493A JPH06242660A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 帯電方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5313493A JPH06242660A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 帯電方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06242660A true JPH06242660A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12934355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5313493A Pending JPH06242660A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 帯電方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06242660A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6360065B1 (en) | 1999-08-02 | 2002-03-19 | Ricoh Co., Ltd. | Method and apparatus for image forming capable of effectively generating a consistent charge potential |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP5313493A patent/JPH06242660A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6360065B1 (en) | 1999-08-02 | 2002-03-19 | Ricoh Co., Ltd. | Method and apparatus for image forming capable of effectively generating a consistent charge potential |
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