JPH06239642A - バンドル型光ファイバの製造方法 - Google Patents
バンドル型光ファイバの製造方法Info
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- JPH06239642A JPH06239642A JP5051376A JP5137693A JPH06239642A JP H06239642 A JPH06239642 A JP H06239642A JP 5051376 A JP5051376 A JP 5051376A JP 5137693 A JP5137693 A JP 5137693A JP H06239642 A JPH06239642 A JP H06239642A
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- Japan
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- optical fiber
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/03—Drawing means, e.g. drawing drums ; Traction or tensioning devices
- C03B37/032—Drawing means, e.g. drawing drums ; Traction or tensioning devices for glass optical fibres
-
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- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
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- C03B2203/02—External structure or shape details
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の方法でバンドル型光ファイバを作る
と、多数本の光ファイバ素線の配列が両端で揃い、入射
の光強度分布がそのまま出射するという問題があった。
この問題を解決する。 【構成】 母材10を線引きするとき、巻取りボビン2
0を、進入する光ファイバ素線12を軸として回転させ
る。このようにすると、素線12に捻れのくせが付き、
定尺に切断した素線12は、らせん状になる(b)。こ
のようになった素線12を多数本集めてバンドル化する
と、素線12の入射側の配列と出射側の配列とは、バラ
バラの無関係のものになる。なお他に、母材10を、
その軸の周りに回転させる、ボビンに巻き取る前に、
素線12をその軸の周りに回転させる、素線12を、
テーパコロに巻き掛けてからボビン20に巻き取る、な
どの方法によっても、同様な効果が得られる。
と、多数本の光ファイバ素線の配列が両端で揃い、入射
の光強度分布がそのまま出射するという問題があった。
この問題を解決する。 【構成】 母材10を線引きするとき、巻取りボビン2
0を、進入する光ファイバ素線12を軸として回転させ
る。このようにすると、素線12に捻れのくせが付き、
定尺に切断した素線12は、らせん状になる(b)。こ
のようになった素線12を多数本集めてバンドル化する
と、素線12の入射側の配列と出射側の配列とは、バラ
バラの無関係のものになる。なお他に、母材10を、
その軸の周りに回転させる、ボビンに巻き取る前に、
素線12をその軸の周りに回転させる、素線12を、
テーパコロに巻き掛けてからボビン20に巻き取る、な
どの方法によっても、同様な効果が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明光を導くために用
いるバンドル型光ファイバの製造方法に関するもので、
特に光量の分散性の改良を目指したものである。
いるバンドル型光ファイバの製造方法に関するもので、
特に光量の分散性の改良を目指したものである。
【0002】
【従来の技術】バンドル型光ファイバは、一般に、次の
ようにして製造していた。 コアとクラッドを有する光ファイバ母材を線引きし、
コーティングを施して光ファイバ素線とする。 この光ファイバ素線を定尺に切断し、切断した前記光
ファイバ素線を多数集めて、プラスチックのチューブな
どに詰め込んで、バンドル型光ファイバとする。
ようにして製造していた。 コアとクラッドを有する光ファイバ母材を線引きし、
コーティングを施して光ファイバ素線とする。 この光ファイバ素線を定尺に切断し、切断した前記光
ファイバ素線を多数集めて、プラスチックのチューブな
どに詰め込んで、バンドル型光ファイバとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法で作ると、
多数本の光ファイバ素線を集めるときに、1本1本の光
ファイバ素線の配列が両端で揃ってしまう傾向があり、
入射の光強度分布がそのまま出射してしまうという問題
があった。したがって、光ファイバ素線の配列を乱すこ
とが要求されていた。
多数本の光ファイバ素線を集めるときに、1本1本の光
ファイバ素線の配列が両端で揃ってしまう傾向があり、
入射の光強度分布がそのまま出射してしまうという問題
があった。したがって、光ファイバ素線の配列を乱すこ
とが要求されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段1】図1(a)のように、
光ファイバ母材10を線引きして得られた光ファイバ素
線12をボビン20に巻き取るときに、巻取りボビン2
0を、当該ボビンに進入する光ファイバ素線12を軸と
して回転させる。なお、巻取りボビン20の回転は、1
方向でも、交互でもよい。図1の22はコーティング部
である。
光ファイバ母材10を線引きして得られた光ファイバ素
線12をボビン20に巻き取るときに、巻取りボビン2
0を、当該ボビンに進入する光ファイバ素線12を軸と
して回転させる。なお、巻取りボビン20の回転は、1
方向でも、交互でもよい。図1の22はコーティング部
である。
【0005】
【課題解決手段1の作用】光ファイバ素線12をボビン
20に巻き取るときに、巻取りボビン20を、当該ボビ
ンに進入する光ファイバ素線12を軸として回転させる
と、光ファイバ素線12に捻れのくせが入る。その結
果、光ファイバ素線12の剛性のために、定尺に切断し
た光ファイバ素線12は、図1(b)のように、らせん
状になる。このようになった光ファイバ素線12を多数
本、同図(c)のように、プラスチックチューブ24内
に収めてバンドル化すると、光ファイバ素線12の入射
側の配列と出射側の配列とは、バラバラの無関係のもの
になる。
20に巻き取るときに、巻取りボビン20を、当該ボビ
ンに進入する光ファイバ素線12を軸として回転させる
と、光ファイバ素線12に捻れのくせが入る。その結
果、光ファイバ素線12の剛性のために、定尺に切断し
た光ファイバ素線12は、図1(b)のように、らせん
状になる。このようになった光ファイバ素線12を多数
本、同図(c)のように、プラスチックチューブ24内
に収めてバンドル化すると、光ファイバ素線12の入射
側の配列と出射側の配列とは、バラバラの無関係のもの
になる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】図2のように、光ファ
イバ母材10を線引きする際に、光ファイバ母材10を
その軸100の周りに回転させる。なお、光ファイバ母
材10の回転は、1方向でも、交互でもよい。
イバ母材10を線引きする際に、光ファイバ母材10を
その軸100の周りに回転させる。なお、光ファイバ母
材10の回転は、1方向でも、交互でもよい。
【0007】
【課題解決手段2の作用】光ファイバ母材10を線引き
する際に、光ファイバ母材10をその軸100の周りに
回転させると、上記の場合と同様に、光ファイバ素線1
2に捻れのくせが入る。したがって、バンドル化したと
き、上記図1の場合と同様に、光ファイバ素線12の入
射側の配列と出射側の配列とが、無関係になる。
する際に、光ファイバ母材10をその軸100の周りに
回転させると、上記の場合と同様に、光ファイバ素線1
2に捻れのくせが入る。したがって、バンドル化したと
き、上記図1の場合と同様に、光ファイバ素線12の入
射側の配列と出射側の配列とが、無関係になる。
【0008】
【課題を解決するための手段3】図3のように、光ファ
イバ素線12をボビン20に巻き取る前に、光ファイバ
素線12をその軸の周りに回転させる。光ファイバ素線
12に回転を与えるには、たとえば従来公知のキャタピ
ラ26などを用い、キャタピラ26ごと光ファイバ素線
12を回転して捻りを与える。なお、光ファイバ素線1
2の回転は、1方向でも、交互でもよい。
イバ素線12をボビン20に巻き取る前に、光ファイバ
素線12をその軸の周りに回転させる。光ファイバ素線
12に回転を与えるには、たとえば従来公知のキャタピ
ラ26などを用い、キャタピラ26ごと光ファイバ素線
12を回転して捻りを与える。なお、光ファイバ素線1
2の回転は、1方向でも、交互でもよい。
【0009】
【課題解決手段3の作用】光ファイバ素線12をボビン
20に巻き取る前に、光ファイバ素線12をその軸の周
りに回転させると、上記図1の場合と同様に、光ファイ
バ素線12に捻れのくせが入る。したがって、バンドル
化したとき、光ファイバ素線12の入射側の配列と出射
側の配列とが、無関係になる。
20に巻き取る前に、光ファイバ素線12をその軸の周
りに回転させると、上記図1の場合と同様に、光ファイ
バ素線12に捻れのくせが入る。したがって、バンドル
化したとき、光ファイバ素線12の入射側の配列と出射
側の配列とが、無関係になる。
【0010】
【課題を解決するための手段4】図4のように、光ファ
イバ母材10の線引きを行う際に、光ファイバ素線12
を、テーパコロ28に巻き掛けてから、ボビン20に巻
き取るようにする。テーパコロ28に進入する光ファイ
バ素線12とテーパコロ28から退出する光ファイバ素
線12とのなす角度αは、90゜くらいが適当である。
イバ母材10の線引きを行う際に、光ファイバ素線12
を、テーパコロ28に巻き掛けてから、ボビン20に巻
き取るようにする。テーパコロ28に進入する光ファイ
バ素線12とテーパコロ28から退出する光ファイバ素
線12とのなす角度αは、90゜くらいが適当である。
【0011】
【課題解決手段4の作用】図4(b)のように、光ファ
イバ素線12がテーパコロ28に巻き掛けられた状態で
走行すると、光ファイバ素線12はテーパコロ28の長
径側に移動する。そのとき、光ファイバ素線12に回転
が与えられる。光ファイバ素線12が長径側の適当位置
まで移動すると、自身の張力のために、短径側に、回転
が与えられた状態のまま戻る。これを繰り返す。そのた
め、上記各図の場合と同様に、光ファイバ素線12に捻
れのくせが入る。したがって、バンドル化したとき、光
ファイバ素線12の入射側の配列と出射側の配列とが、
無関係になる。
イバ素線12がテーパコロ28に巻き掛けられた状態で
走行すると、光ファイバ素線12はテーパコロ28の長
径側に移動する。そのとき、光ファイバ素線12に回転
が与えられる。光ファイバ素線12が長径側の適当位置
まで移動すると、自身の張力のために、短径側に、回転
が与えられた状態のまま戻る。これを繰り返す。そのた
め、上記各図の場合と同様に、光ファイバ素線12に捻
れのくせが入る。したがって、バンドル化したとき、光
ファイバ素線12の入射側の配列と出射側の配列とが、
無関係になる。
【0012】
【実施例1】VAD法でコアにGeドープの石英光ファイ
バ母材10を製作した。コアとクラッドとの比屈折率差
は1%で、外径は30mm、長さは500mmであった。これを30
m/分の速度で、外径125μmの光ファイバ素線12に線
引きした。コア径は100μmであった。続けて紫外線硬化
型の樹脂をコーティングして外径を150μmとして、巻取
りボビン20に巻き取った。この際、巻取りボビン20
を30rpmで回転させた。この光ファイバ素線12を1mの
長さに切断し、1000本集めてシリコーンチューブの中に
詰め込んでバンドル型光ファイバとした。このバンドル
型光ファイバの光ファイバ素線12の配列は、入射側と
出射側とでは、ほとんどバラバラであった。
バ母材10を製作した。コアとクラッドとの比屈折率差
は1%で、外径は30mm、長さは500mmであった。これを30
m/分の速度で、外径125μmの光ファイバ素線12に線
引きした。コア径は100μmであった。続けて紫外線硬化
型の樹脂をコーティングして外径を150μmとして、巻取
りボビン20に巻き取った。この際、巻取りボビン20
を30rpmで回転させた。この光ファイバ素線12を1mの
長さに切断し、1000本集めてシリコーンチューブの中に
詰め込んでバンドル型光ファイバとした。このバンドル
型光ファイバの光ファイバ素線12の配列は、入射側と
出射側とでは、ほとんどバラバラであった。
【0013】
【実施例2】VAD法でコアにGeドープの石英光ファイ
バ母材10を製作した。コアとクラッドとの比屈折率差
は1%で、外径は30mm、長さは500mmであった。これを30
m/分の速度で、外径125μmの光ファイバ素線12に線
引きした。コア径は100μmであった。この際、光ファイ
バ母材10を30rpmの速度で360゜回転させ、この後反対
方向に同じ速度で360゜回転させながら、線引きを行っ
た。続けて紫外線硬化型の樹脂をコーティングして外径
を150μmとした。この光ファイバ素線12を1mの長さに
切断し、1000本集めてシリコーンチューブの中に詰め込
んでバンドル型光ファイバとした。このバンドル型光フ
ァイバの光ファイバ素線12の配列は、入射側と出射側
とでは、ほとんどバラバラであった。
バ母材10を製作した。コアとクラッドとの比屈折率差
は1%で、外径は30mm、長さは500mmであった。これを30
m/分の速度で、外径125μmの光ファイバ素線12に線
引きした。コア径は100μmであった。この際、光ファイ
バ母材10を30rpmの速度で360゜回転させ、この後反対
方向に同じ速度で360゜回転させながら、線引きを行っ
た。続けて紫外線硬化型の樹脂をコーティングして外径
を150μmとした。この光ファイバ素線12を1mの長さに
切断し、1000本集めてシリコーンチューブの中に詰め込
んでバンドル型光ファイバとした。このバンドル型光フ
ァイバの光ファイバ素線12の配列は、入射側と出射側
とでは、ほとんどバラバラであった。
【0014】
【実施例3】VAD法でコアにGeドープの石英光ファイ
バ母材10を製作した。コアとクラッドとの比屈折率差
は1%で、外径は30mm、長さは500mmであった。これを30
m/分の速度で、外径125μmの光ファイバ素線12に線
引きした。コア径は100μmであった。続けて紫外線硬化
型の樹脂をコーティングして外径を150μmとして、巻取
りボビン20に巻き取った。この際、線引き部と巻取り
ボビン20との間にキャタピラ26を設け、光ファイバ
素線12を40rpmの速度で回転させた。この光ファイバ
素線12を1mの長さに切断し、1000本集めてシリコーン
チューブの中に詰め込んでバンドル型光ファイバとし
た。このバンドル型光ファイバの光ファイバ素線12の
配列は、入射側と出射側とでは、ほとんどバラバラであ
った。
バ母材10を製作した。コアとクラッドとの比屈折率差
は1%で、外径は30mm、長さは500mmであった。これを30
m/分の速度で、外径125μmの光ファイバ素線12に線
引きした。コア径は100μmであった。続けて紫外線硬化
型の樹脂をコーティングして外径を150μmとして、巻取
りボビン20に巻き取った。この際、線引き部と巻取り
ボビン20との間にキャタピラ26を設け、光ファイバ
素線12を40rpmの速度で回転させた。この光ファイバ
素線12を1mの長さに切断し、1000本集めてシリコーン
チューブの中に詰め込んでバンドル型光ファイバとし
た。このバンドル型光ファイバの光ファイバ素線12の
配列は、入射側と出射側とでは、ほとんどバラバラであ
った。
【0015】
【実施例4】VAD法でコアにGeドープの石英光ファイ
バ母材10を製作した。コアとクラッドとの比屈折率差
は1%で、外径は30mm、長さは500mmであった。これを30
m/分の速度で、外径125μmの光ファイバ素線12に線
引きした。コア径は100μmであった。続けて紫外線硬化
型の樹脂をコーティングして外径を150μmとして、巻取
りボビン20に巻き取った。この際、線引き部と巻取り
ボビン20との間に、短径20mm、長径25mmのテーパコロ
28を設け(図4)、αの角度が90゜になるようにして
光ファイバ素線12を通したところ、光ファイバ素線1
2に1.5mピッチで回転が生じた。この光ファイバ素線1
2を1mの長さに切断し、1000本集めてシリコーンチュー
ブの中に詰め込んでバンドル型光ファイバとした。この
バンドル型光ファイバの光ファイバ素線12の配列は、
入射側と出射側とでは、ほとんどバラバラであった。
バ母材10を製作した。コアとクラッドとの比屈折率差
は1%で、外径は30mm、長さは500mmであった。これを30
m/分の速度で、外径125μmの光ファイバ素線12に線
引きした。コア径は100μmであった。続けて紫外線硬化
型の樹脂をコーティングして外径を150μmとして、巻取
りボビン20に巻き取った。この際、線引き部と巻取り
ボビン20との間に、短径20mm、長径25mmのテーパコロ
28を設け(図4)、αの角度が90゜になるようにして
光ファイバ素線12を通したところ、光ファイバ素線1
2に1.5mピッチで回転が生じた。この光ファイバ素線1
2を1mの長さに切断し、1000本集めてシリコーンチュー
ブの中に詰め込んでバンドル型光ファイバとした。この
バンドル型光ファイバの光ファイバ素線12の配列は、
入射側と出射側とでは、ほとんどバラバラであった。
【0016】
【発明の効果】光ファイバ母材の線引きを行う際に、 巻取りボビンを、当該ボビンに進入する光ファイバ素
線を軸として回転させるか、または、 光ファイバ母材を、その軸の周りに回転させるか、ま
たは、 ボビンに巻き取る前に、前記光ファイバ素線をその軸
の周りに回転させるか、または、 光ファイバ素線を、テーパコロに巻き掛けてから、ボ
ビンに巻き取るようにするので、光ファイバ素線12に
捻れのくせが付く。そのため、上記のように、定尺に切
断した光ファイバ素線12は、らせん状になる。したが
って、このようになった光ファイバ素線12を多数本集
めてバンドル化するとき、光ファイバ素線12の入射側
の配列と出射側の配列とが、バラバラの無関係のものに
なる。
線を軸として回転させるか、または、 光ファイバ母材を、その軸の周りに回転させるか、ま
たは、 ボビンに巻き取る前に、前記光ファイバ素線をその軸
の周りに回転させるか、または、 光ファイバ素線を、テーパコロに巻き掛けてから、ボ
ビンに巻き取るようにするので、光ファイバ素線12に
捻れのくせが付く。そのため、上記のように、定尺に切
断した光ファイバ素線12は、らせん状になる。したが
って、このようになった光ファイバ素線12を多数本集
めてバンドル化するとき、光ファイバ素線12の入射側
の配列と出射側の配列とが、バラバラの無関係のものに
なる。
【図1】本発明の実施例1に関する説明図で、(a)は
製造方法を、(b)は定尺に切断した1本の光ファイバ
素線12を、(c)はバンドル化した状態をそれぞれ模
型的に示す。
製造方法を、(b)は定尺に切断した1本の光ファイバ
素線12を、(c)はバンドル化した状態をそれぞれ模
型的に示す。
【図2】本発明の実施例2の説明図。
【図3】本発明の実施例3の説明図。
【図4】本発明の実施例4の説明図。
10 光ファイバ母材 12 光ファイバ素線 20 巻取りボビン 22 コーティング部 24 プラスチックチューブ 26 キャタピラ 28 テーパコロ
フロントページの続き (72)発明者 真田 和夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 光ファイバ母材を線引きして得られた光
ファイバ素線をボビンに巻き取り、前記光ファイバ素線
を定尺に切断し、切断した前記光ファイバ素線を多数集
めて、バンドル型光ファイバを製造するに際して、前記
巻取りボビンを、当該ボビンに進入する光ファイバ素線
を軸として回転させながら、前記光ファイバ母材の線引
きを行う、バンドル型光ファイバの製造方法。 - 【請求項2】 光ファイバ母材を線引きして光ファイバ
素線を作り、この光ファイバ素線を定尺に切断し、定尺
に切断した前記光ファイバ素線を多数集めて、バンドル
型光ファイバを製造するに際して、当該光ファイバ母材
を、その軸の周りに回転させながら、前記光ファイバ母
材の線引きを行う、バンドル型光ファイバの製造方法。 - 【請求項3】 光ファイバ母材を線引きして得られた光
ファイバ素線をボビンに巻き取り、前記光ファイバ素線
を定尺に切断し、切断した前記光ファイバ素線を多数集
めて、バンドル型光ファイバを製造するに際して、前記
ボビンに巻き取る前に、前記光ファイバ素線をその軸の
周りに回転させながら、前記光ファイバ母材の線引きを
行う、バンドル型光ファイバの製造方法。 - 【請求項4】 光ファイバ母材を線引きして得られた光
ファイバ素線をボビンに巻き取り、前記光ファイバ素線
を定尺に切断し、切断した前記光ファイバ素線を多数集
めて、バンドル型光ファイバを製造するに際して、前記
光ファイバ母材の線引きを行う際に、前記光ファイバ素
線を、テーパコロに巻き掛けてから、前記ボビンに巻き
取るようにする、バンドル型光ファイバの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5051376A JPH06239642A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | バンドル型光ファイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5051376A JPH06239642A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | バンドル型光ファイバの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06239642A true JPH06239642A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12885237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5051376A Pending JPH06239642A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | バンドル型光ファイバの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06239642A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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