JPH06234698A - ノナテトラエン酸誘導体 - Google Patents
ノナテトラエン酸誘導体Info
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- JPH06234698A JPH06234698A JP5354100A JP35410093A JPH06234698A JP H06234698 A JPH06234698 A JP H06234698A JP 5354100 A JP5354100 A JP 5354100A JP 35410093 A JP35410093 A JP 35410093A JP H06234698 A JPH06234698 A JP H06234698A
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/66—Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety
- C07C69/73—Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of unsaturated acids
- C07C69/734—Ethers
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P17/00—Drugs for dermatological disorders
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C43/00—Ethers; Compounds having groups, groups or groups
- C07C43/02—Ethers
- C07C43/20—Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C43/225—Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring containing halogen
-
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C59/00—Compounds having carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms and containing any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, groups, groups, or groups
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 式
【化1】
の化合物。
【効果】 皮脂分泌を減少させ又はアクネを治癒するの
に有用である。
に有用である。
Description
【0001】本発明は、式
【0002】
【化2】
【0003】を有する化合物である(全−E)−3,7−
ジメチル−9−[3,5−ジメチル−2−(ノニルオキシ)
−フェニル]−2,4,6,8−ノナテトラエン酸、並びに
その薬学的に許容可能な塩類およびその薬学的に許容可
能な加水分解可能なエステル類に関する。
ジメチル−9−[3,5−ジメチル−2−(ノニルオキシ)
−フェニル]−2,4,6,8−ノナテトラエン酸、並びに
その薬学的に許容可能な塩類およびその薬学的に許容可
能な加水分解可能なエステル類に関する。
【0004】本発明はまた、皮脂分泌(sebum secretio
n)を減少させるかまた例えばアクネ(acne)の如き皮脂−
関連疾患を予防または処置するための薬学的組成物の製
造における式Iの化合物、それの薬学的に許容可能な塩
類およびそれの薬学的に許容可能な加水分解可能なエス
テル類の使用にも関する。皮脂生成および/または分泌
の抑制が例えばアクネの如き疾病の処置および/または
予防の有効手段であることが知られている。皮脂分泌増
加により引き起こされる疾患には、皮膚病学的症状、例
えばふけ、油性皮膚、油性毛髪、白髪、にきびなどの脂
漏症も包含される。
n)を減少させるかまた例えばアクネ(acne)の如き皮脂−
関連疾患を予防または処置するための薬学的組成物の製
造における式Iの化合物、それの薬学的に許容可能な塩
類およびそれの薬学的に許容可能な加水分解可能なエス
テル類の使用にも関する。皮脂生成および/または分泌
の抑制が例えばアクネの如き疾病の処置および/または
予防の有効手段であることが知られている。皮脂分泌増
加により引き起こされる疾患には、皮膚病学的症状、例
えばふけ、油性皮膚、油性毛髪、白髪、にきびなどの脂
漏症も包含される。
【0005】本発明に従えば、式Iの化合物、その薬学
的に許容可能な塩類およびその薬学的に許容可能な加水
分解可能なエステル類の局所的および経口的投与が全て
の形状のアクネ、例えば炎症性および非−炎症性のもの
の処置において有効である。薬学的に許容可能な塩類に
は、式Iの化合物に関して当該技術で化学的に認められ
ておりそして薬学的に許容可能な調合物状で人間患者に
適用できるいずれの塩でも包含される。式Iの化合物の
そのような一般的な薬学的に許容可能な塩を使用するこ
とができる。使用できる一般的な塩類の中には、例えば
ナトリウムまたはカリウムの如きアルカリ金属の塩類、
例えばカルシウムまたはマグネシウムの如きアルカリ土
類金属の塩類、およびアンモニウムまたはアルキルアン
モニウム塩類を含む基本的な塩類がある。
的に許容可能な塩類およびその薬学的に許容可能な加水
分解可能なエステル類の局所的および経口的投与が全て
の形状のアクネ、例えば炎症性および非−炎症性のもの
の処置において有効である。薬学的に許容可能な塩類に
は、式Iの化合物に関して当該技術で化学的に認められ
ておりそして薬学的に許容可能な調合物状で人間患者に
適用できるいずれの塩でも包含される。式Iの化合物の
そのような一般的な薬学的に許容可能な塩を使用するこ
とができる。使用できる一般的な塩類の中には、例えば
ナトリウムまたはカリウムの如きアルカリ金属の塩類、
例えばカルシウムまたはマグネシウムの如きアルカリ土
類金属の塩類、およびアンモニウムまたはアルキルアン
モニウム塩類を含む基本的な塩類がある。
【0006】本発明に従えば、式Iの化合物をその薬学
的に許容可能な加水分解可能なエステル類の形状で投与
することができる。本発明に従う加水分解可能なエステ
ルは、生理学的条件下で加水分解して式Iの化合物を生
成するものである。式Iの化合物の薬学的に許容可能な
加水分解可能なエステルは本発明に従う組成物および方
法中で使用することができる。そのようなエステル類の
中には、芳香族エステル類、例えばベンジル(OBz
l)または低級アルキル、ハロ、ニトロ、チオで置換さ
れたベンジル、或いは置換されたチオ、すなわち低級ア
ルキル、t−ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、および9−フルオレニルメチル、
がある。
的に許容可能な加水分解可能なエステル類の形状で投与
することができる。本発明に従う加水分解可能なエステ
ルは、生理学的条件下で加水分解して式Iの化合物を生
成するものである。式Iの化合物の薬学的に許容可能な
加水分解可能なエステルは本発明に従う組成物および方
法中で使用することができる。そのようなエステル類の
中には、芳香族エステル類、例えばベンジル(OBz
l)または低級アルキル、ハロ、ニトロ、チオで置換さ
れたベンジル、或いは置換されたチオ、すなわち低級ア
ルキル、t−ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、および9−フルオレニルメチル、
がある。
【0007】式Iの化合物並びにその薬学的に許容可能
な塩類および加水分解可能なエステル類は当該技術で既
知の一般的手段により製造することができる。特に、式
Iの化合物およびその薬学的に許容可能な塩類は、式II
な塩類および加水分解可能なエステル類は当該技術で既
知の一般的手段により製造することができる。特に、式
Iの化合物およびその薬学的に許容可能な塩類は、式II
【0008】
【化3】
【0009】[式中、PhはフェニルでありそしてX-
はアニオンである]の化合物をウィティヒ(Wittig)反応
の条件下で式III
はアニオンである]の化合物をウィティヒ(Wittig)反応
の条件下で式III
【0010】
【化4】
【0011】の化合物と反応させ、そして所望により、
アルキルエステル基を加水分解して式Iのカルボン酸を
得ることからなる方法により製造することができる。
アルキルエステル基を加水分解して式Iのカルボン酸を
得ることからなる方法により製造することができる。
【0012】式Iの化合物の薬学的に許容可能な加水分
解可能なエステル類は、一般的手段により式Iの化合物
から例えば式Iの化合物とアルコールとの反応により製
造することができる。
解可能なエステル類は、一般的手段により式Iの化合物
から例えば式Iの化合物とアルコールとの反応により製
造することができる。
【0013】式Iの化合物、それらのエステル類および
塩類の製造を以下でさらに詳細に記載する。
塩類の製造を以下でさらに詳細に記載する。
【0014】
【実施例】実施例1 段階1:2−ヒドロキシメチル−4,6−ジメチルフェ
ノール(1)の製造 24.4gの2,4−ジメチルフェノール、2.44gの
粉末状Na2CO3、7.8gのパラホルムアルデヒドお
よび7.8mlのイソプロパノールの混合物を90−1
00℃(浴温)において5時間撹拌した。室温に冷却し
た後に、混合物を200mlの1N NaOHの中に注
ぎ、そして4×50ml=200mlのジクロロメタン
(フィッシャー)で洗浄した。一緒にしたジクロロメタ
ン洗浄液を20mlの水で逆−抽出した。一緒にした水
層を20mlの濃HCl(フィッシャー)で酸性化し、
そして100ml+25ml=125mlのジクロロメ
タンで抽出した。一緒にしたジクロロメタン抽出物を5
0mlの食塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そし
て50℃において高真空下で濃縮乾固して、22.0g
(72.4%)の粗製の(1)を褐色油として与えた。
ノール(1)の製造 24.4gの2,4−ジメチルフェノール、2.44gの
粉末状Na2CO3、7.8gのパラホルムアルデヒドお
よび7.8mlのイソプロパノールの混合物を90−1
00℃(浴温)において5時間撹拌した。室温に冷却し
た後に、混合物を200mlの1N NaOHの中に注
ぎ、そして4×50ml=200mlのジクロロメタン
(フィッシャー)で洗浄した。一緒にしたジクロロメタ
ン洗浄液を20mlの水で逆−抽出した。一緒にした水
層を20mlの濃HCl(フィッシャー)で酸性化し、
そして100ml+25ml=125mlのジクロロメ
タンで抽出した。一緒にしたジクロロメタン抽出物を5
0mlの食塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そし
て50℃において高真空下で濃縮乾固して、22.0g
(72.4%)の粗製の(1)を褐色油として与えた。
【0015】段階2:2−(ノニルオキシ)−3,5−ジ
メチルベンゼン−メタノール(2)の製造 22.0gの粗製の(1)、24.7mlの1−ブロモノ
ナン、5.79mlの水酸化ナトリウムおよび100m
lのイソプロパノールを一夜還流させた。100mlの
水および100mlのヘキサンを次に加え、ヘキサン層
を20mlの1N NaOHで洗浄し、そして一緒にし
た水層を50mlのヘキサンで抽出した。次に、一緒に
したヘキサン溶液を100ml+2×50ml=200
mlの95%メタノールで抽出した。一緒にしたメタノ
ール抽出物を濃縮した。残存水を100mlのトルエン
と共に共沸除去した。残渣を50℃において高真空下で
乾燥して、28.1gの粗製の(2)を褐色油として与
えた。
メチルベンゼン−メタノール(2)の製造 22.0gの粗製の(1)、24.7mlの1−ブロモノ
ナン、5.79mlの水酸化ナトリウムおよび100m
lのイソプロパノールを一夜還流させた。100mlの
水および100mlのヘキサンを次に加え、ヘキサン層
を20mlの1N NaOHで洗浄し、そして一緒にし
た水層を50mlのヘキサンで抽出した。次に、一緒に
したヘキサン溶液を100ml+2×50ml=200
mlの95%メタノールで抽出した。一緒にしたメタノ
ール抽出物を濃縮した。残存水を100mlのトルエン
と共に共沸除去した。残渣を50℃において高真空下で
乾燥して、28.1gの粗製の(2)を褐色油として与
えた。
【0016】段階3:1−(クロロメチル)−3,5−ジ
メチル−2−(ノニルオキシ)ベンゼン(3)の製造 28.1gの(2)、28mlのイソプロパノールおよ
び42mlの濃HClの混合物を一夜静かに還流させ、
混合物を室温に冷却し、そして140mlのヘキサンお
よび140mlの水で希釈した。有機層を再び140m
lの水で洗浄した。次に、有機層を4×50ml=20
0mlの90%水性メタノールで洗浄した。ヘキサン溶
液をNa2SO4上で乾燥し、そして室温において高真空
下で濃縮乾固して、27.6gの(3)を黄褐色油とし
て与えた。
メチル−2−(ノニルオキシ)ベンゼン(3)の製造 28.1gの(2)、28mlのイソプロパノールおよ
び42mlの濃HClの混合物を一夜静かに還流させ、
混合物を室温に冷却し、そして140mlのヘキサンお
よび140mlの水で希釈した。有機層を再び140m
lの水で洗浄した。次に、有機層を4×50ml=20
0mlの90%水性メタノールで洗浄した。ヘキサン溶
液をNa2SO4上で乾燥し、そして室温において高真空
下で濃縮乾固して、27.6gの(3)を黄褐色油とし
て与えた。
【0017】段階4:(全−E)−3,7−ジメチル−9
−[3,5−ジメチル−2−(ノニルオキシ)フェニル]−
2,4,6,8−ノナテトラエン酸エチルエステル(5)
の製造 27.6gの(3)、21.9gのトリフェニルホスフィ
ンおよび93mlのトルエンを一夜還流させた。混合物
を氷−水浴で冷却し、そして次に74.4mlのt−B
uOK(0.8当量)の1.0M t−BuOH溶液を1
5分間にわたり加え、そして生じた濃赤色懸濁液を室温
において1時間撹拌した。−10℃に冷却した後に、1
5.5gの7−ホルミル−3−メチル−オクタ−2,4,
6−トリエ−1−ン酸エチルエステル(4)(使用前に
高真空下で乾燥されていた)を15mlのトルエンを用
いて加えた。冷却−浴を除去し、そして混合物を室温に
おいて3時間撹拌した。
−[3,5−ジメチル−2−(ノニルオキシ)フェニル]−
2,4,6,8−ノナテトラエン酸エチルエステル(5)
の製造 27.6gの(3)、21.9gのトリフェニルホスフィ
ンおよび93mlのトルエンを一夜還流させた。混合物
を氷−水浴で冷却し、そして次に74.4mlのt−B
uOK(0.8当量)の1.0M t−BuOH溶液を1
5分間にわたり加え、そして生じた濃赤色懸濁液を室温
において1時間撹拌した。−10℃に冷却した後に、1
5.5gの7−ホルミル−3−メチル−オクタ−2,4,
6−トリエ−1−ン酸エチルエステル(4)(使用前に
高真空下で乾燥されていた)を15mlのトルエンを用
いて加えた。冷却−浴を除去し、そして混合物を室温に
おいて3時間撹拌した。
【0018】反応混合物を2×100ml=200ml
の水で洗浄した。一緒にした水層を50mlのトルエン
で逆−抽出した。Na2SO4上で乾燥した後に、一緒に
したトルエン溶液を35℃以下で高真空下で濃縮乾固し
た。残渣を200mlのヘキサン、200mlのメタノ
ール、および20mlの水の混合物中に再溶解させた。
メタノール層を2×100ml=200mlのヘキサン
で逆−抽出した。一緒にしたヘキサン溶液を35℃以下
で高真空下で濃縮乾固して、粗製の(5)を赤色油とし
て与えた。これを100mlのエタノール中に溶解させ
た。氷−水浴で冷却した後に、(5)の種結晶を加え
た。生じた懸濁液を冷蔵庫中に一夜貯蔵した。黄色沈澱
を濾過しそして100mlの冷たい95%エタノールで
洗浄した。室温における高真空下での乾燥で、21.6
4gの(5)を黄色固体として与えた。
の水で洗浄した。一緒にした水層を50mlのトルエン
で逆−抽出した。Na2SO4上で乾燥した後に、一緒に
したトルエン溶液を35℃以下で高真空下で濃縮乾固し
た。残渣を200mlのヘキサン、200mlのメタノ
ール、および20mlの水の混合物中に再溶解させた。
メタノール層を2×100ml=200mlのヘキサン
で逆−抽出した。一緒にしたヘキサン溶液を35℃以下
で高真空下で濃縮乾固して、粗製の(5)を赤色油とし
て与えた。これを100mlのエタノール中に溶解させ
た。氷−水浴で冷却した後に、(5)の種結晶を加え
た。生じた懸濁液を冷蔵庫中に一夜貯蔵した。黄色沈澱
を濾過しそして100mlの冷たい95%エタノールで
洗浄した。室温における高真空下での乾燥で、21.6
4gの(5)を黄色固体として与えた。
【0019】段階5:(全−E)−3,7−ジメチル−9
−[3,5−ジメチル−2−(ノニルオキシ)フェニル]−
2,4,6,8−ノナテトラエン酸(I)の製造 21.6gの(5)、216mlのエタノールおよび1
9.1ml(191ミリモル)の10N NaOHを20
分間にわたり還流させた。加熱器の除去後に、反応フラ
スコを水浴中に浸漬させ、そして混合物を暖かくしたま
ま19.1mlの酢酸を加えた。室温に冷却した後に、
種結晶を加え、そして混合物を氷−水浴で冷却した。3
0分間撹拌した後に、生じた黄色懸濁液を冷蔵庫中に一
夜貯蔵した。黄色固体を濾過し、そして100mlの冷
たい90%水性EtOHで洗浄した。高真空下での乾燥
で、17.84gの粗製の(I)を黄色固体として与え
た。これを357mlのエタノール中に懸濁させた。次
に、4.5mlの濃NH4OHを加えた。溶解後に、4.
5mlの酢酸を加えた。生じた懸濁液を冷蔵庫中に一夜
貯蔵した。黄色固体を濾過し、100mlの冷たい95
%水性EtOHで洗浄し、そして室温において高真空下
で一夜乾燥して、15.3gの(I)(HPLC分析に
よると98.2%純度)を黄色固体として与えた。この
物質を再び306mlのエタノール中に懸濁させた。次
に、3.8mlの濃NH4OHを加えた。溶解後に、3.
8mlの酢酸を加えた。生じた懸濁液を冷蔵庫中で一夜
貯蔵した。黄色固体を濾過し、100mlの冷たい95
%水性EtOHで洗浄し、そして室温において高真空下
で一夜乾燥して、13.56gの(I)を黄色固体とし
て与えた。HPLC分析によると98.9%純度。
−[3,5−ジメチル−2−(ノニルオキシ)フェニル]−
2,4,6,8−ノナテトラエン酸(I)の製造 21.6gの(5)、216mlのエタノールおよび1
9.1ml(191ミリモル)の10N NaOHを20
分間にわたり還流させた。加熱器の除去後に、反応フラ
スコを水浴中に浸漬させ、そして混合物を暖かくしたま
ま19.1mlの酢酸を加えた。室温に冷却した後に、
種結晶を加え、そして混合物を氷−水浴で冷却した。3
0分間撹拌した後に、生じた黄色懸濁液を冷蔵庫中に一
夜貯蔵した。黄色固体を濾過し、そして100mlの冷
たい90%水性EtOHで洗浄した。高真空下での乾燥
で、17.84gの粗製の(I)を黄色固体として与え
た。これを357mlのエタノール中に懸濁させた。次
に、4.5mlの濃NH4OHを加えた。溶解後に、4.
5mlの酢酸を加えた。生じた懸濁液を冷蔵庫中に一夜
貯蔵した。黄色固体を濾過し、100mlの冷たい95
%水性EtOHで洗浄し、そして室温において高真空下
で一夜乾燥して、15.3gの(I)(HPLC分析に
よると98.2%純度)を黄色固体として与えた。この
物質を再び306mlのエタノール中に懸濁させた。次
に、3.8mlの濃NH4OHを加えた。溶解後に、3.
8mlの酢酸を加えた。生じた懸濁液を冷蔵庫中で一夜
貯蔵した。黄色固体を濾過し、100mlの冷たい95
%水性EtOHで洗浄し、そして室温において高真空下
で一夜乾燥して、13.56gの(I)を黄色固体とし
て与えた。HPLC分析によると98.9%純度。
【0020】 註:レチノイド類、特にそれらの溶液、はできるだけ光
を排除して保管すべきである。
を排除して保管すべきである。
【0021】本発明に従えば、上記の式Iの化合物、ま
たはその薬学的に許容可能な塩類およびその薬学的に許
容可能な加水分解可能なエステル類(集合的に「本発明
の活性成分」)は皮脂分泌およびアクネ病変を減少させ
るための手段として供することができ、その結果とし
て、それを薬学的に許容可能な経口的または局所的組成
物および方式で投与することにより例えばアクネの如き
疾患を予防または処置するための手段として有用であ
る。本発明のこれらの薬学的組成物は本発明の該活性成
分を相容性の薬学的に許容可能な担体物質と共に含有す
る。一般的な担体物質を使用することができる。担体物
質は、経口的投与用に適している有機または無機の不活
性担体物質であることができる。適している担体には、
水、ゼラチン、アラビアゴム、ラクトース、澱粉、ステ
アリン酸マグネシウム、滑石、植物性油類、ポリアルキ
レングリコール類、石油ゼリーなどが包含される。さら
に、薬学的調合物は他の薬学的活性剤を含有することも
できる。例えば香味剤、防腐剤、安定剤、乳化剤、緩衝
液などの如き他の添加剤を許容可能な薬学的混和法に従
い加えることができる。
たはその薬学的に許容可能な塩類およびその薬学的に許
容可能な加水分解可能なエステル類(集合的に「本発明
の活性成分」)は皮脂分泌およびアクネ病変を減少させ
るための手段として供することができ、その結果とし
て、それを薬学的に許容可能な経口的または局所的組成
物および方式で投与することにより例えばアクネの如き
疾患を予防または処置するための手段として有用であ
る。本発明のこれらの薬学的組成物は本発明の該活性成
分を相容性の薬学的に許容可能な担体物質と共に含有す
る。一般的な担体物質を使用することができる。担体物
質は、経口的投与用に適している有機または無機の不活
性担体物質であることができる。適している担体には、
水、ゼラチン、アラビアゴム、ラクトース、澱粉、ステ
アリン酸マグネシウム、滑石、植物性油類、ポリアルキ
レングリコール類、石油ゼリーなどが包含される。さら
に、薬学的調合物は他の薬学的活性剤を含有することも
できる。例えば香味剤、防腐剤、安定剤、乳化剤、緩衝
液などの如き他の添加剤を許容可能な薬学的混和法に従
い加えることができる。
【0022】薬学的調合物は、(a)経口的投与用の固
体形状、例えば錠剤、カプセル、丸薬、粉剤、粒剤な
ど、および(b)局所的投与用の調合物、例えば溶液、
懸濁液、軟膏、クリーム、ゲル、微細粉剤、エーロゾル
などを含むいずれかの一般的形状にすることができる。
薬学的調合物は殺菌することができ、並びに/または佐
薬、例えば防腐剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧を
変えるための塩類および/もしくは緩衝液、を含有する
こともできる。
体形状、例えば錠剤、カプセル、丸薬、粉剤、粒剤な
ど、および(b)局所的投与用の調合物、例えば溶液、
懸濁液、軟膏、クリーム、ゲル、微細粉剤、エーロゾル
などを含むいずれかの一般的形状にすることができる。
薬学的調合物は殺菌することができ、並びに/または佐
薬、例えば防腐剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧を
変えるための塩類および/もしくは緩衝液、を含有する
こともできる。
【0023】皮膚に対する局所的投与用には、上記の組
成物は好適には軟膏、チンキ剤、クリーム、ゲル、溶
液、ローション、スプレー、懸濁液、シャンプー、毛髪
用石鹸などとして製造される。実際には、頭皮または皮
膚に適用するために使用されているいずれの一般的な組
成物でも本発明に従い使用することができる。本発明の
活性成分を含有している組成物の好適な適用方法の中に
は、本発明の活性成分をゲル、ローションまたはクリー
ムの形状で適用する方法がある。皮膚に対する局所的投
与用の薬学的調合物は、上記の本発明の活性成分を該調
合物中で一般的に使用されている非−毒性の治療的に不
活性の固体または液体担体と混合することにより、製造
することができる。これらの調合物は組成物の合計重量
を基にして少なくとも約0.01重量%の活性成分を含
有すべきである。本発明の活性成分は相対的に非−毒性
であり且つ非−刺激性であるため、それを局所的組成物
中で0.2%を越える量で使用することができる。これ
らの調合物が組成物の合計重量を基にして約0.01−
0.2重量%の活性成分を含有していることが好適であ
る。これらの調合物を皮膚に1日に1回または2回適用
することが好適である。これらの調合物は患者の要望に
従い適用することができる。本発明を実施する際には、
本発明の活性成分を水溶液状でまたは例えばエチルアル
コールの如きアルコール溶液状で適用することができ
る。
成物は好適には軟膏、チンキ剤、クリーム、ゲル、溶
液、ローション、スプレー、懸濁液、シャンプー、毛髪
用石鹸などとして製造される。実際には、頭皮または皮
膚に適用するために使用されているいずれの一般的な組
成物でも本発明に従い使用することができる。本発明の
活性成分を含有している組成物の好適な適用方法の中に
は、本発明の活性成分をゲル、ローションまたはクリー
ムの形状で適用する方法がある。皮膚に対する局所的投
与用の薬学的調合物は、上記の本発明の活性成分を該調
合物中で一般的に使用されている非−毒性の治療的に不
活性の固体または液体担体と混合することにより、製造
することができる。これらの調合物は組成物の合計重量
を基にして少なくとも約0.01重量%の活性成分を含
有すべきである。本発明の活性成分は相対的に非−毒性
であり且つ非−刺激性であるため、それを局所的組成物
中で0.2%を越える量で使用することができる。これ
らの調合物が組成物の合計重量を基にして約0.01−
0.2重量%の活性成分を含有していることが好適であ
る。これらの調合物を皮膚に1日に1回または2回適用
することが好適である。これらの調合物は患者の要望に
従い適用することができる。本発明を実施する際には、
本発明の活性成分を水溶液状でまたは例えばエチルアル
コールの如きアルコール溶液状で適用することができ
る。
【0024】上記の局所的調合物の製造においては、局
所的調合物の薬学的混和技術において一般的である例え
ば防腐剤、濃厚剤、香料などの如き添加物を使用するこ
とができる。さらに、一般的な酸化防止剤を上記の本発
明の活性剤を含有している局所的調合物中に加えること
もできる。これらの調合物中で使用できる酸化防止剤の
中には、N−メチル−a−トコフェロールアミン、トコ
フェロール類、ブチル化されたヒドロキシアニソール、
ブチル化されたヒドロキシトルエン、エトキシクインな
どが包含される。
所的調合物の薬学的混和技術において一般的である例え
ば防腐剤、濃厚剤、香料などの如き添加物を使用するこ
とができる。さらに、一般的な酸化防止剤を上記の本発
明の活性剤を含有している局所的調合物中に加えること
もできる。これらの調合物中で使用できる酸化防止剤の
中には、N−メチル−a−トコフェロールアミン、トコ
フェロール類、ブチル化されたヒドロキシアニソール、
ブチル化されたヒドロキシトルエン、エトキシクインな
どが包含される。
【0025】毛髪用の局所的調合物中で一般的に使用さ
れている一般的な香料およびローションを本発明に従い
使用することができる。さらに、所望により、一般的な
乳化剤を本発明の局所的調合物中で使用することもでき
る。
れている一般的な香料およびローションを本発明に従い
使用することができる。さらに、所望により、一般的な
乳化剤を本発明の局所的調合物中で使用することもでき
る。
【0026】本発明の活性成分を含有する軟膏調合物
は、半−固体状の石油炭化水素と本発明の活性成分の溶
媒分散液との混合物を含むことができる。
は、半−固体状の石油炭化水素と本発明の活性成分の溶
媒分散液との混合物を含むことができる。
【0027】本発明の活性成分を含有するクリーム組成
物は好適には、湿潤剤、粘度安定剤および水からなる水
相、脂肪酸アルコール、半−固体状の石油炭化水素およ
び乳化剤からなる油相、並びに安定剤−緩衝液水溶液中
に分散されている本発明の活性成分を含有している相か
ら製造された乳化液を含む。安定剤を局所的調合物に加
えることができる。一般的な安定剤を本発明に従い使用
することができる。油相中では、脂肪酸アルコール成分
類が安定剤として機能する。これらの脂肪酸アルコール
成分類は好適には炭素数が少なくとも14の長鎖飽和脂
肪酸の還元から誘導される。本発明の活性成分を含有す
るクリームを基にした薬学的調合物は、例えば、脂肪酸
アルコール、半−固体石油炭化水素、1,2−エチレン
グリコールおよび乳化剤を含有する水性乳化液を含んで
いてもよい。
物は好適には、湿潤剤、粘度安定剤および水からなる水
相、脂肪酸アルコール、半−固体状の石油炭化水素およ
び乳化剤からなる油相、並びに安定剤−緩衝液水溶液中
に分散されている本発明の活性成分を含有している相か
ら製造された乳化液を含む。安定剤を局所的調合物に加
えることができる。一般的な安定剤を本発明に従い使用
することができる。油相中では、脂肪酸アルコール成分
類が安定剤として機能する。これらの脂肪酸アルコール
成分類は好適には炭素数が少なくとも14の長鎖飽和脂
肪酸の還元から誘導される。本発明の活性成分を含有す
るクリームを基にした薬学的調合物は、例えば、脂肪酸
アルコール、半−固体石油炭化水素、1,2−エチレン
グリコールおよび乳化剤を含有する水性乳化液を含んで
いてもよい。
【0028】好適な経口的投与形状は、錠剤、硬質もし
くは軟質ゼラチン、メチルセルロースまたは消化管中で
容易に溶解される他の適当な物質のカプセルを含む。本
発明に従い意図される経口的投与量は個々の患者の要求
に従い処方する医師により決められて変動するであろ
う。しかしながら、一般的には、約0.01mg−約3
mg/kgの患者体重そして好適には約.025mg−
約1.5mg/kgの患者体重が使用される。この投与
量は患者の要望に従い医師により決められる投与スケジ
ュールに従い投与することができる。
くは軟質ゼラチン、メチルセルロースまたは消化管中で
容易に溶解される他の適当な物質のカプセルを含む。本
発明に従い意図される経口的投与量は個々の患者の要求
に従い処方する医師により決められて変動するであろ
う。しかしながら、一般的には、約0.01mg−約3
mg/kgの患者体重そして好適には約.025mg−
約1.5mg/kgの患者体重が使用される。この投与
量は患者の要望に従い医師により決められる投与スケジ
ュールに従い投与することができる。
【0029】本発明の活性成分を経腸的投与用の所望量
で経口的単位投与形状の中に加えることも同様に本発明
の範囲内である。しかしながら、調合物をそれぞれの形
状が約1mg−約50mgの本発明の活性成分を適して
いる治療的に不活性な充填剤および希釈剤と共に含有し
ているような方法で調合することが好適である。そのよ
うな投与量を軟質ゼラチンカプセルおよび錠剤中に加え
ることが特に好適である。
で経口的単位投与形状の中に加えることも同様に本発明
の範囲内である。しかしながら、調合物をそれぞれの形
状が約1mg−約50mgの本発明の活性成分を適して
いる治療的に不活性な充填剤および希釈剤と共に含有し
ているような方法で調合することが好適である。そのよ
うな投与量を軟質ゼラチンカプセルおよび錠剤中に加え
ることが特に好適である。
【0030】本発明に従えば、顕著な皮脂抑制および抗
−アクネ活性を示す本発明の活性成分をこのようにして
上記の薬学的調合物中で皮脂排泄を減少させるためおよ
びアクネの処置用に使用することができる。
−アクネ活性を示す本発明の活性成分をこのようにして
上記の薬学的調合物中で皮脂排泄を減少させるためおよ
びアクネの処置用に使用することができる。
【0031】処置用の投与量は典型的には投与方式、患
者の年令、体重およびアクネ状態に依存している。
者の年令、体重およびアクネ状態に依存している。
【0032】本発明の化合物を下記の実施例2−4に記
載されている如き数種のアクネモデルで試験した。試験
された全ての投与量においてそれは非−毒性であった。
載されている如き数種のアクネモデルで試験した。試験
された全ての投与量においてそれは非−毒性であった。
【0033】実施例2 試験管内試験 皮脂細胞を美容手術中に除去された顔面皮膚から誘導さ
れた成人の皮脂腺から単離し、そしてハツカネズミの3
T3線維芽細胞(レインンワルド(Rheinwald)およびグ
リーン(Green)、1975)の層の上で培養した。この
方法はカラセック(Karasek)(1986)の方法を基に
しておりそしてエレクトロケラトームによる皮膚ケラチ
ン細胞の選択的除去並びにその後の皮脂腺からの皮脂細
胞の酵素的および機械的分離を含んでいる(ドラン(Dor
an)他、1991)。
れた成人の皮脂腺から単離し、そしてハツカネズミの3
T3線維芽細胞(レインンワルド(Rheinwald)およびグ
リーン(Green)、1975)の層の上で培養した。この
方法はカラセック(Karasek)(1986)の方法を基に
しておりそしてエレクトロケラトームによる皮膚ケラチ
ン細胞の選択的除去並びにその後の皮脂腺からの皮脂細
胞の酵素的および機械的分離を含んでいる(ドラン(Dor
an)他、1991)。
【0034】細胞を10%の胎牛血清および4μg/m
lのデキサメタソンを含有しているイスコーヴ媒体の中
で培養した。
lのデキサメタソンを含有しているイスコーヴ媒体の中
で培養した。
【0035】細胞を媒体中で試験化合物なしに平板培養
し、そして次に最初の平板培養から24−48時間後に
新しい媒体中の試験化合物を与えた。培養物には48時
間毎に試験化合物を含有している新しい媒体を与えた。
採取日に、培養物をPBS中の0.03%EDTAです
すいで3T3線維芽細胞だけを除去し、その後、0.0
5%トリプシン/0.03%EDTAの中で培養した。
細胞を懸濁させ、激しく混合して単一細胞懸濁液を製造
し、そして血球計中で計測した。
し、そして次に最初の平板培養から24−48時間後に
新しい媒体中の試験化合物を与えた。培養物には48時
間毎に試験化合物を含有している新しい媒体を与えた。
採取日に、培養物をPBS中の0.03%EDTAです
すいで3T3線維芽細胞だけを除去し、その後、0.0
5%トリプシン/0.03%EDTAの中で培養した。
細胞を懸濁させ、激しく混合して単一細胞懸濁液を製造
し、そして血球計中で計測した。
【0036】全ての試験化合物を下記の方法で処理し
た。貯蔵溶液をDMSO中10-2溶液状に製造し、そし
て−20℃において暗所に貯蔵した。溶液は貯蔵から1
ヶ月後まで使用しなかった。実験使用中に、部分標本と
された溶液を室温にしそして完全媒体中で適当な濃度に
直接希釈することにより使用した。
た。貯蔵溶液をDMSO中10-2溶液状に製造し、そし
て−20℃において暗所に貯蔵した。溶液は貯蔵から1
ヶ月後まで使用しなかった。実験使用中に、部分標本と
された溶液を室温にしそして完全媒体中で適当な濃度に
直接希釈することにより使用した。
【0037】化合物は試験管内で下記の濃度において皮
脂細胞成長の増殖抑制に関して試験した:10-6、10
-7、10-8および10-9M。結果は以下に(表1)、希
釈剤だけで処置された対照培養物と比較してμMで50
%(ED50)だけ皮脂細胞の増殖を抑制するのに必要な
化合物の量として示されている。これらの結果は、本発
明の化合物が人間の皮脂細胞の増殖を抑制することを示
している。
脂細胞成長の増殖抑制に関して試験した:10-6、10
-7、10-8および10-9M。結果は以下に(表1)、希
釈剤だけで処置された対照培養物と比較してμMで50
%(ED50)だけ皮脂細胞の増殖を抑制するのに必要な
化合物の量として示されている。これらの結果は、本発
明の化合物が人間の皮脂細胞の増殖を抑制することを示
している。
【0038】
【表1】表1 試験管内での人間の皮脂細胞増殖の抑制 化合物 ED50(μM) 13−シスレチン酸 0.05 化合物I 0.01実施例3 ハムスター耳の皮脂腺効力検定 150−160グラムの間の体重のチャールス・リバー
・ゴールデン・シリアンの雄のハムスターを受け取り後
に1ヶ月にわたり飼育し、その後に化合物を投与した。
経口的投与研究用に、ハムスターにプロピレングリコー
ル中の13−シスレチン酸または化合物Iの希望投与量
を与えた。化合物Iおよび13−シスレチン酸は光から
保護されて4℃において貯蔵されていた。新しい溶液を
毎週製造した。
・ゴールデン・シリアンの雄のハムスターを受け取り後
に1ヶ月にわたり飼育し、その後に化合物を投与した。
経口的投与研究用に、ハムスターにプロピレングリコー
ル中の13−シスレチン酸または化合物Iの希望投与量
を与えた。化合物Iおよび13−シスレチン酸は光から
保護されて4℃において貯蔵されていた。新しい溶液を
毎週製造した。
【0039】ハムスターに0.2mlの薬品溶液を経口
的挿管を介して与えた。動物に対して、5日間にわたり
毎日投与し、2日間休止し、そして再び5日間にわたり
投与することを20回の投与となるまで行った。ハムス
ターの体重を投与処方の最初および最後に測定した。
的挿管を介して与えた。動物に対して、5日間にわたり
毎日投与し、2日間休止し、そして再び5日間にわたり
投与することを20回の投与となるまで行った。ハムス
ターの体重を投与処方の最初および最後に測定した。
【0040】ハムスターをCO2吸入により殺害し、そ
して耳を病歴評価のために除去した。1個の耳を10%
緩衝されたホルマリンで固定化し、パラフィン埋没に関
して処理し、解剖し、そしてヘマトキシリンおよびエオ
シン(H&E)で染色した。ハムスター耳の断面中の皮
脂腺をレイツTASプラスシステムを用いる像分析によ
り試験した。
して耳を病歴評価のために除去した。1個の耳を10%
緩衝されたホルマリンで固定化し、パラフィン埋没に関
して処理し、解剖し、そしてヘマトキシリンおよびエオ
シン(H&E)で染色した。ハムスター耳の断面中の皮
脂腺をレイツTASプラスシステムを用いる像分析によ
り試験した。
【0041】データは、20−40本の皮脂腺の平均面
積として、対照(溶媒−処置された)部分の百分率で示
されている。データは表2に示されている。これらの結
果は、本発明の化合物が経口的投与時には以前に存在し
ていたハムスター耳の皮脂腺の寸法を減少させたことを
示している。
積として、対照(溶媒−処置された)部分の百分率で示
されている。データは表2に示されている。これらの結
果は、本発明の化合物が経口的投与時には以前に存在し
ていたハムスター耳の皮脂腺の寸法を減少させたことを
示している。
【0042】
【表2】 表2 ハムスター耳の皮脂腺の寸法に対する化合物Iを用いる4週間の経口的投与の効 果 投与量(mg/kg) 化合物I 13−シスレチン酸 %減少 %減少 実験1 0.5 −19 ND 1.5 −27 ND 5 −33 ND 実験2 0.5 −11ns −13 2.5 −18 −24 5 −24 −34 10 −33 −33ハムスターの耳の皮脂腺の寸法に対する化合物Iを用いる4週間の経口的投与の 効果 投与量(mg/kg) 化合物I 13−シスレチン酸 %減少 %減少 実験3 a.賦形薬=プロピレングリコール 0.5 −19 ND 1.6 −27 ND 6 −33 ND 表2(続き) b.賦形薬=ラブラフィル 0.6 −18 ND 1.6 −26 ND 5 −26 ND c.賦形薬=ツィーン80 0.5 −13 ND 1.4 −13 ND 6 −22 ND実施例4 リノ・ハツカネズミ卵形嚢効力検定 雄および雌のリノ・ハツカネズミを実験開始前に体重測
定した。局所的研究用には、試験化合物を100%アセ
トン中に溶解させ、そして100μlをハツカネズミの
背中に1週間に5回、1日1回、3週間にわたり適用し
た。経口的研究用には、試験化合物を100%プロピレ
ングリコール中に溶解させ、そして100μlを経口的
挿管により1週間に5回、1日1回、3週間にわたり適
用した。最終的体重をCO2吸入による殺害時に記録し
た。背中から皮膚片を切断しそして病歴方法により処理
して全量組織を製造した。卵形嚢寸法をレイチTASプ
ラスシステムまたはウルチメージシステムのいずれかを
用いて改変マッキントッシュコンピューターでの像分析
により測定した。
定した。局所的研究用には、試験化合物を100%アセ
トン中に溶解させ、そして100μlをハツカネズミの
背中に1週間に5回、1日1回、3週間にわたり適用し
た。経口的研究用には、試験化合物を100%プロピレ
ングリコール中に溶解させ、そして100μlを経口的
挿管により1週間に5回、1日1回、3週間にわたり適
用した。最終的体重をCO2吸入による殺害時に記録し
た。背中から皮膚片を切断しそして病歴方法により処理
して全量組織を製造した。卵形嚢寸法をレイチTASプ
ラスシステムまたはウルチメージシステムのいずれかを
用いて改変マッキントッシュコンピューターでの像分析
により測定した。
【0043】データは溶媒で処置した対照組織からの%
変化として示されている(表3および4)。これらの結
果は、本発明の化合物が局所的または経口的投与時にリ
ノ・ハツカネズミ卵形嚢の寸法を減少させたことを示し
ている。
変化として示されている(表3および4)。これらの結
果は、本発明の化合物が局所的または経口的投与時にリ
ノ・ハツカネズミ卵形嚢の寸法を減少させたことを示し
ている。
【0044】
【表3】 表3 リノ・ハツカネズミ卵形嚢寸法に対する化合物Iを用いる3週間の局所的投与の 効果 投与量(%溶液) 化合物I 13−シスレチン酸 %減少 %減少 実験1 0.01 −10 −44 0.1 −42 −55 実験2 0.001 −1 −27 0.01 −11 −58 0.1 −30 −61
【0045】
【表4】 表4 リノ・ハツカネズミ卵形嚢寸法に対する化合物Iを用いる3週間の経口的投与の 効果 投与量(mg/kg) 化合物I 13−シスレチン酸 %減少 %減少 0.25 −23 −19 1.25 −23 −39 5 −28 −47 下記の実施例は、本発明により提唱されている式Iの化
合物を含有する薬学的調合物を説明するものである。
合物を含有する薬学的調合物を説明するものである。
【0046】実施例5 経口的溶液 調合物1: 成分類 mg/ml 化合物I 50mg エタノールアミン 15mg 無水アルコール 0.05ml レシチン1 50mg モノオレイン酸グリセリル 0.1ml ポリグリコール化された杏仁油2 1.0mlにするのに充分な量 調合物2: 成分類 mg/ml 化合物I 50mg モノオレイン酸グリセリル 0.10ml アルコール中10%水酸化 ナトリウム溶液 0.05ml ポリエチレングリコール400 1.0mlにするのに充分な量 調合物3: 成分類 mg/ml 化合物I 50 ブチル化されたヒドロキシアニソール 1 中鎖トリグリセリド 1mlにするのに充分な量 調合物4: 成分類 mg/ml 化合物I 50mg ジエタノールアミン 15mg グリセリン 100mg ブチル化されたヒドロキシアニソール 1mg ポリエチレングリコール400 1mlにするのに充分な量 調合物5: 成分類 mg/ml 化合物I 50mg ブチル化されたヒドロキシアニソール 1mg ラブラフィル1944CS2 1mlにするのに充分な量実施例5 カプセル調合物 成分類 mg/カプセル 化合物I 10 40 80 大豆油 100.4 200.8 401.6 精製蜜蝋 7.5 15 30 水素化された大豆片 7.5 15 30 水素化された植物性油 26.5 53 106 EDTAナトリウム 0.5 1 2 ブチル化されたヒドロキシ− アニソール 0.1 0.2 0.4 162.5 325.0 650.0工程 :項目2を約70℃に加熱しそして項目2、3、
4、5および6を溶解させ、そして均質溶液が得られる
まで混合した。30℃に冷却した。化合物Iを加えそし
て混合した。軟質殻カプセル中に充填した。
4、5および6を溶解させ、そして均質溶液が得られる
まで混合した。30℃に冷却した。化合物Iを加えそし
て混合した。軟質殻カプセル中に充填した。
【0047】 調合物2: 成分類 mg/カプセル 化合物I 10 40 80 無水ラクトース 50 95 190 トウモロコシ澱粉 50 40 80 パルミチン酸アスコルビル 2 5 10 滑石 10 20 40 122 200 400 工程:項目1、2、3、4および5を混合しそしてふる
いにかけた。ふるいにかけられた粉末混合物を5分間に
わたり再混合しそして適当なカプセル中に充填した。
いにかけた。ふるいにかけられた粉末混合物を5分間に
わたり再混合しそして適当なカプセル中に充填した。
【0048】実施例6 静脈内溶液 調合物1: 成分類 mg/ml 化合物I 10mg 無水アルコール 100mg ポリビニルピロリドン(15kDa) 15mg 2N水酸化ナトリウム 100mg プロピレングリコール 200mg 注射用の水 1mlにするのに充分な量 調合物2: 成分類 mg/ml 化合物I 10mg ベンジルアルコール 50mg モノオレイン酸ポリオキシエチレン ソルビタン 80mg エチルアルコール 100mg ポリエチレングリコール400 300mg 燐酸塩緩衝液(pH7.5) 1mlにするのに充分な量 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
【0049】1.式
【0050】
【化5】
【0051】の化合物、その薬学的に許容可能な塩類お
よびその薬学的に許容可能な加水分解可能なエステル
類。
よびその薬学的に許容可能な加水分解可能なエステル
類。
【0052】2.薬品として使用するための上記1の化
合物。
合物。
【0053】3.式II
【0054】
【化6】
【0055】[式中、PhはフェニルでありそしてX-
はアニオンである]の化合物をウィティヒ反応の条件下
で式III
はアニオンである]の化合物をウィティヒ反応の条件下
で式III
【0056】
【化7】
【0057】の化合物と反応させ、そして所望により、
アルキルエステル基を加水分解して式Iのカルボン酸を
得ることを特徴とする上記1の化合物の製造方法。
アルキルエステル基を加水分解して式Iのカルボン酸を
得ることを特徴とする上記1の化合物の製造方法。
【0058】4.上記1の化合物および薬学的に許容可
能な担体を含有する薬学的組成物。
能な担体を含有する薬学的組成物。
【0059】5.皮脂分泌を減少させるかまたはアクネ
を予防するための薬学的組成物の製造における上記1の
化合物の使用。
を予防するための薬学的組成物の製造における上記1の
化合物の使用。
【0060】6.薬学的組成物が経口的適用のためのも
のである上記5の使用。
のである上記5の使用。
【0061】7.薬学的組成物が約1mg−約50mg
の該化合物を含有する単位投与量形である上記6の使
用。
の該化合物を含有する単位投与量形である上記6の使
用。
【0062】8.薬学的組成物が局所的適用のためのも
のである上記5の使用。
のである上記5の使用。
【0063】9.該組成物が約0.01重量%−約0.2
重量%の該化合物を含有する上記8の使用。
重量%の該化合物を含有する上記8の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ローゼンバーガー アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07006 コールドウエル・アーリントンアベニユー 79 (72)発明者 スタンレイ・シーモア・シヤピロ アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07039 リビングストン・プリマスドライブ10
Claims (3)
- 【請求項1】 式 【化1】 の化合物、その薬学的に許容可能な塩類およびその薬学
的に許容可能な加水分解可能なエステル類。 - 【請求項2】 請求項1の化合物および薬学的に許容可
能な担体を含有することを特徴とする薬学的組成物。 - 【請求項3】 皮脂分泌を減少させるかまたはアクネを
予防するための薬学的組成物の製造における請求項1の
化合物の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/001,144 US5369126A (en) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | Nonatetraenoic acid derivative for use in treating acne |
US001144 | 1993-01-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06234698A true JPH06234698A (ja) | 1994-08-23 |
JP2563158B2 JP2563158B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=21694605
Family Applications (1)
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