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JPH0623099U - 電子音発生回路 - Google Patents

電子音発生回路

Info

Publication number
JPH0623099U
JPH0623099U JP5087792U JP5087792U JPH0623099U JP H0623099 U JPH0623099 U JP H0623099U JP 5087792 U JP5087792 U JP 5087792U JP 5087792 U JP5087792 U JP 5087792U JP H0623099 U JPH0623099 U JP H0623099U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
time constant
sounding
pulse signal
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5087792U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2585451Y2 (ja
Inventor
誠一 荻野
知行 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP1992050877U priority Critical patent/JP2585451Y2/ja
Publication of JPH0623099U publication Critical patent/JPH0623099U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2585451Y2 publication Critical patent/JP2585451Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な回路構成で、立ち上がりの鋭い電子音
を発生する。 【構成】 スイッチ1の信号を遅延回路2を介して、発
音間隔発振回路3・高音用/低音用の各発振回路4・5
に入力する。発音間隔発振回路3の信号を、各ワンショ
ット回路7a・7b及びオア回路8を介して、所定ピッ
チの所定幅のパルス信号に変え、トランジスタQ1を駆
動する。各発振回路4・5からの交互する高低の周波数
信号によりトランジスタQ3をオン・オフすると共に、
パルス信号に応じて充放電を行うCR時定数回路12の
出力によりスピーカ13駆動用トランジスタQ2を駆動
する。CR時定数回路12に並列にバイパス抵抗R3を
設け、パルス信号発生時に、CR時定数回路12の充電
波形に影響されずにトランジスタQ2を駆動することに
より、抵抗R3を付加するのみで、立ち上がりの鋭い発
音を行わせることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子音発生回路に関し、特に、CR時定数回路を用いて減衰音を発 生させるようにした電子音発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車に於いて、後進位置にシフト動作したことやランプ消し忘れなど を音により運転者に知らせるための警報音発生装置を設けたものがある。従来の 警報音発生装置には、金属製発音体を叩くようにしたものがあり、そのような金 属製発音体では、叩かれた後にも或る程度の余韻が残り、音感的に心地良い発音 を行わせることができる。
【0003】 上記警報音発生装置では、金属製発音体を叩いて発音させていたことから、機 械的に可動する部分があり、耐久性を向上するためには部品コストが高騰化する 虞があった。機械的動作部分を無くすためには、電子音発生回路を構成し、警報 音を電子音により発生させることが考えられ、発音体の振動周波数を適当に定め ることにより、従来の金属製発音体と同様の高さの音を容易に再現できる。また 、上記余韻に関しては、例えばCR時定数回路を用いることにより、CR時定数 回路の放電時の減衰特性で余韻を形成でき、安価な回路構成で発音の減衰を行わ せることができる。
【0004】 しかしながら、CR時定数回路を用いた電子音発生回路では、CR時定数回路 を充電させるためには或る程度の充電時間を必要とし、その充電時間に於いては 、音圧が徐々に増大することになるため、金属製発音体を叩いた場合と同様のイ ンパクト感のある立ち上がりの鋭い音を再現できないという問題があった。電子 回路で立ち上がりの鋭い音を再現することはできるが、回路が複雑化しがちであ り、装置が高騰化するという問題が生じる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、安価な回路構成で 、金属製発音体を叩いた時のように立ち上がりの鋭い電子音を発生し得る電子音 発生回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、本考案によれば、所定の幅のパルス信号を発生し得るパル ス信号発生回路と、前記パルス信号の発生中に充電されかつ前記パルス信号の消 滅時から所定の時定数をもって放電するようにされたCR時定数回路と、発音体 を所定の周波数で発音させるための発音周波数信号を出力する発音周波数発生回 路と、前記CR時定数回路の出力波形に応じて前記発音体の発音強さを変化させ るように前記発音周波数発生回路の出力信号を制御するための発音体駆動トラン ジスタと、前記パルス信号の発生時に前記CR時定数回路の充電による影響を受 けることなく前記発音体駆動トランジスタを駆動するべく、前記CR時定数回路 に並列に接続されたバイパス抵抗とを有することを特徴とする電子音発生回路を 提供することにより達成される。
【0007】
【作用】
このようにすれば、所定の幅のパルス信号を、その発生時から、バイパス抵抗 を介して発音体駆動トランジスタに入力させることができ、CR時定数回路の充 電特性に影響されずに、立ち上がりの鋭い発音を発生させることができる。そし て、パルス信号が消滅した後には、発音用周波数信号をCR時定数回路の放電特 性に応じて減衰させることができ、余韻が残る電子音を生じさせることができる 。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。
【0009】 図1は、本考案が適用された自動車の後進シフト選択時に警報音を発生するた めの電子音発生回路である。図1に於いて、スイッチ1は、図示されないシフト 装置に於いて後進位置を選択された際に連動して閉じるようにされている。その スイッチ1の信号が遅延回路2に入力され、遅延回路2からの出力信号が、パル ス信号発生回路としての発音間隔発振回路3と、発音周波数発生回路としての高 音用発振回路4・低音用発振回路5とにそれぞれ入力するようになっている。な お、遅延回路2・発音間隔発振回路3・高音用発振回路4・低音用発振回路5の 各回路には、それぞれの基準クロック信号を入力するための基準クロック発振回 路6が接続されている。
【0010】 発音間隔発振回路4からの出力信号は、二手に分かれて、一方がワンショット 回路7aを介してオア回路8に入力し、他方がインバータ回路9を経た後に別の ワンショット回路7bを介してオア回路8に入力するようになっている。また、 上記発音間隔発振回路4からワンショット回路7aに入力する一方の信号が第1 アンド回路10にも入力し、他方のインバータ回路9を経た信号が第2アンド回 路11にも入力するようにされている。第1アンド回路10には高音用発振回路 5からの信号が入力され、第2アンド回路11には低音用発振回路6からの信号 が入力される。
【0011】 上記オア回路8からの出力信号は、CR時定数回路12を駆動制御するための トランジスタQ1のベースに入力している。そのCR時定数回路12の出力波形 に応じて、発音体としてのスピーカ13の電源側に接続された発音体駆動トラン ジスタとしての第1駆動トランジスタQ2が駆動されると共に、前記両アンド回 路10・11からの出力波形に応じて、スピーカ13の接地側に接続された第2 駆動トランジスタQ3が駆動されるようになっている。従って、両駆動トランジ スタQ2・Q3がオンした時にスピーカ13が駆動される。
【0012】 ところで、CR時定数回路12は、エミッタ接地された上記トランジスタQ1 のコレクタと上記第1駆動トランジスタQ2のベースとの間に設けられている。 トランジスタQ1のコレクタには、そのコレクタに向けて順方向にダイオードD が接続されており、ダイオードDと第1駆動トランジスタQ2との間に、CR時 定数回路12の2本の抵抗R1・R2が互いに直列に接続されている。CR時定 数回路12のコンデンサCは、両抵抗R1・R2間のノードと電源ラインとの間 に接続されている。そして、トランジスタQ1のコレクタと上記第1駆動トラン ジスタQ2のベースとの間には、ダイオードD及び両抵抗R1・R2をバイパス するために、それらと並列に接続されたバイパス抵抗R3が設けられている。
【0013】 このようにして構成された電子音発生回路の作動要領を図2のタイムチャート を参照して以下に示す。先ず、後進シフト位置が選択されてスイッチ1が閉じる と、その信号入力時から所定の遅延時間T1(例えば0.2秒)経過後に、遅延 回路2から遅延信号が出力され、そのタイミングにて、発音間隔発振回路3から は例えば1.8Hzのパルス波が出力され、高音用発振回路4からは例えば2kHz の振幅波が出力され、低音用発振回路5からは例えば1.6kHzの振幅波が出力 される。
【0014】 発音間隔発振回路3から出力されたパルス波の一方がそのままワンショット回 路7aに入力され、他方がインバータ回路9を介してワンショット回路7bに入 力されることから、両ワンショット回路7a・7bからオア回路8に入力する信 号は、ピッチT2(概ね0.55秒)で立ち上がる所定幅のパルス波になる。そ して、そのピッチT2による所定幅のパルス波によりトランジスタQ1が駆動す るため、その駆動波形である図1の点aに於ける波形が、図2に示されるように 、ピッチT2で所定幅に相当する時間T3導通する。
【0015】 上記導通時間T3の間にCR時定数回路12のコンデンサCが充電されること になるが、第1駆動トランジスタQ2は、図2に示されるように、トランジスタ Q1のオン状態突入と同時に完全なオン状態になる。導通時間T3経過後にトラ ンジスタQ1がオフになることから、コンデンサCが放電を開始し始め、第1駆 動トランジスタQ2のオン状態のレベルがCR時定数回路12の時定数に応じて 減衰する。また、高音用発振回路4からは2kHzの振幅波が、低音用発振回路5 からは1.6kHzの振幅波がそれぞれ常時出力されていると共に、それらを第2 駆動トランジスタQ3に通すための各アンド回路10・11に、発音間隔発振回 路3から出力される振幅波形の位相の反転したもの同士が入力するため、第2駆 動トランジスタQ3には、2kHzと1.6kHzとの各振幅波がピッチT2にて交 互に入力している。
【0016】 従って、スピーカ13は、2kHzと1.6kHzとの各電子音を、第1駆動トラ ンジスタQ2のオン状態の減衰波形に合わせて発音する。このようにして、ピッ チT2にて減衰する2kHzと1.6kHzとの各電子音を交互に発する電子チャイ ム音が得られる。また、本発明によれば、トランジスタQ1による駆動信号が、 その発生時にはバイパス抵抗R3を通って第1駆動トランジスタQ2を駆動する ことから、第1駆動トランジスタQ2の完全なオン状態までの立ち上がりが即座 に行われ、金属製発音体を叩いた時と同様のインパクト感のあるチャイム音を発 生させることができる。
【0017】
【考案の効果】
このように本考案によれば、電子音を発生させる回路に於いて、CR時定数回 路を用いて余韻をもたせた電子音を発生させることができると共に、電子音を発 生させるための駆動信号を、バイパス抵抗を介してCR時定数回路をバイパスさ せることにより、CR時定数回路の充電波形に影響されることなく、電子音を即 座に立ち上げることができる。このように、CR時定数回路とそのバイパス抵抗 との簡単な回路構成による安価な回路により、金属製発音体を叩いた時と同様に インパクト感がありかつ余韻が残る電子音を発生させることができるため、電子 チャイムの商品性を大幅に向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された自動車の後進シフト選択時
に警報音を発生するための電子音発生回路を示す概略
図。
【図2】本考案に基づく電子音の作動状態を示すタイム
チャート。
【符号の説明】
1 スイッチ 2 遅延回路 3 発音間隔発振回路 4 高音用発振回路 5 低音用発振回路 6 基準クロック発振回路 7a・7b ワンショット回路 8 オア回路 9 インバータ回路 10 第1アンド回路 11 第2アンド回路 12 CR時定数回路 13 スピーカ R3 バイパス抵抗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の幅のパルス信号を発生し得るパル
    ス信号発生回路と、前記パルス信号の発生中に充電され
    かつ前記パルス信号の消滅時から所定の時定数をもって
    放電するようにされたCR時定数回路と、発音体を所定
    の周波数で発音させるための発音周波数信号を出力する
    発音周波数発生回路と、前記CR時定数回路の出力波形
    に応じて前記発音体の発音強さを変化させるように前記
    発音周波数発生回路の出力信号を制御するための発音体
    駆動トランジスタと、前記パルス信号の発生時に前記C
    R時定数回路の充電による影響を受けることなく前記発
    音体駆動トランジスタを駆動するべく、前記CR時定数
    回路に並列に接続されたバイパス抵抗とを有することを
    特徴とする電子音発生回路。
JP1992050877U 1992-06-26 1992-06-26 電子音発生回路 Expired - Fee Related JP2585451Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5475731U (ja) * 1977-11-08 1979-05-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5475731U (ja) * 1977-11-08 1979-05-29

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