JPH06218084A

JPH06218084A - パターヘッド

Info

Publication number: JPH06218084A
Application number: JP5080881A
Authority: JP
Inventors: Raymon W Cook; ダブリュ．クックレイモン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1993-01-11
Filing date: 1993-04-07
Publication date: 1994-08-09
Also published as: US5695412A; US5558332A; US5308067A

Abstract

(57)【要約】【目的】フェースのスウィート・スポットを外れてボ
ールを打撃したときに生じるトルクを低減し、良好な感
覚およびコントロール性をゴルファーに与えることので
きるパターヘッドを提供する。【構成】フレーム６０またはブラケットハウジング１
２、２つの端部ブロック１４ａ，１４ｂ，６２ａ，６２
ｂ，１１２ａ，１１２ｂ、およびフェース１８，６４，
１１６を有して構成される。２つの端部ブロック１４
ａ，１４ｂ，６２ａ，６２ｂ，１１２ａ，１１２ｂはフ
レーム６０またはブラケットハウジング１２に隣接して
外側に取付けられる。平板状のフェース１８，６４，１
１６は端部ブロック１４ａ，１４ｂ，６２ａ，６２ｂ，
１１２ａ，１１２ｂに対して取付けられる。パターヘッ
ドのフェース１８，６４，１１６は０°〜＋１０°のロ
フトを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はゴルフクラブに係わり、
特にパターヘッドに関する。

【０００２】

【従来の技術】ゴルフをプレーしたことのある者は、パ
ッティングが全スコアーのうちのほぼ半分をしばしば占
めることを良く知っている。ゴルファーにとって入手で
きるパターは広く様々にあるが、全スコアーを減らすの
に役立つであろう改善された設計が依然として探究され
ている。

【０００３】ゴルフのパターヘッドは短い距離に関する
回転運動をゴルフボールに与えるように設計されてき
た。パターは、パッティンググリーンに達したならばカ
ップに向けて正確にゴルフボールを打撃するのに使用さ
れるように、特別に作られている。典型的にはグループ
クラブの一般的な構造はゴルファーによって握られるよ
うになされたグリップ部分と、このグリップ部分から反
対側の端部に位置されたクラブヘッドに向けて直線的に
下方へ延在するシャフトとを含んでいる。典型的には、
クラブヘッドはシャフトに対して横方向に延在し、ま
た、シャフトは一端にネック部分を有し、このネック部
分はホーゼルによってシャフトに連結されている。

【０００４】ゴルファーはゴルフボールの横にクラブを
位置決めしてそのボールにアドレスする。次にゴルファ
ーは、めったに達成できるものではないが望ましい完璧
なスウィングを行うように、短い距離を掃くようにクラ
ブをスウィングする。

【０００５】このような完璧なスウィングはパターヘッ
ドの「スウィート・スポット」に当てることを含む。ス
ウィート・スポットはトルクがゼロとなるパターフェー
ス上の箇所である。スウィート・スポットを外れた点で
ゴルフボールを打撃すると、クラブフェースがオープン
となったりクローズとなり、ボールの転動をラインから
外すことになる。パターヘッドは、スウィート・スポッ
トから外れてボールを打撃したときにパターヘッドに与
えられるトルクを軽減するように設計される。ゴルフボ
ールを打撃するときのパターヘッドの感覚は、重要な設
計上の特徴とされる。良好な感覚のパターはコントロー
ル性を良くし、ゴルファーに良い自信を与える。発明者
はパターの感覚がスウィート・スポットすなわち打撃面
積部分の寸法並びにゴルフボールを打撃するパターフェ
ースのバランスの関数となることを見い出した。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、パターヘッドがフェースのスウィート・スポットを
外れてボールを打撃したときに生じるトルクを低減し
て、良好な感覚およびコントロール性を生み出すことで
ある。

【０００７】本出願人は多くの点で独特であり、良好な
コントロール性および感覚を生み出すようにスウィート
・スポットを改善したパターヘッドを提供する。

【０００８】第１に、均等厚さを有するフェースが提供
される。第２に、この独特な設計は静的および動的の両
方におけるパターヘッドの全体的なバランスを与え、す
なわちトルクがゼロのラインおよび完璧なスウィート・
スポットがパターフェースおよびヘッドの幾何学的中心
に全て整合される。すなわち、パターヘッドの頂部を横
切って後部へ向けてパターフェースの前部に描かれたラ
インまたは点から重量の等しいパターフェースまたはヘ
ッド上の一点、に整合される。最後に、本出願人は架設
されたフェースプレート、すなわちヘッドのヒール端部
およびトウ端部のみに取付けられたフェースプレートを
有するパターヘッドを提供する。

【０００９】

【課題を達成する手段】本出願人は、等しい重量で非常
に高密度の質量部分をパターヘッドのヒールおよびトウ
に備えるとともにフェースが均等厚さを有することで低
トルク／高慣性モーメントの設計により感覚が改善さ
れ、また、パターヘッドが左右に対称的とされるととも
にこの対称軸線で動的にバランスされた独特のパターヘ
ッドが提供する。更に本出願人は、良好な感覚を与え、
パットの正確さをゴルファーが決める上で助けとなる音
響的なフィードバックを与えるために、前述した特徴と
組み合わせて架設されるフェースプレートを提供する。

【００１０】

【実施例】背景として本出願人の発明の３つの実施例が
以下に詳細に説明される。しかしながら３つの全ての実
施例は均等なフェースプレートの厚さと、幾何学形状お
よび釣合性の両方に関しての対称性との本出願人による
新規な組合わせを特徴とする。

【００１１】第１の実施例が図１〜図８の（ａ）に示さ
れており、この実施例はフェースプレートが基部と一体
的な３部品パターヘッドを提供する。第２の実施例が図
１〜図８の（ｂ）に示されており、この実施例は架設さ
れたフェースプレートを有する４部品パターヘッドを提
供する。第３の実施例が図１〜図８の（ｃ）に示されて
おり、この実施例は架設されたフェースプレートを有す
る４部品パターヘッドを提供する。

【００１２】図１〜図８の（ａ）は本出願人の本発明に
よるパターヘッド１０を示す。更に詳しくは、図１〜図
８の（ａ）はほぼＬ形のブラケット１２、トウ端部ブロ
ック１４ａおよびヒール端部ブロック１４ｂを含む３部
品パターヘッドの各種図面を与えている。Ｌ形ブラケッ
ト１２は基部１６および厚さの均等な全体的に平板状の
フェース１８を備えている。ねじ２０は、基部１６およ
びフェース１８の穴２２を形成された壁部を通してトウ
端部ブロック１４ａおよびヒール端部ブロック１４ｂに
それぞれ螺合して受入れられてパターヘッド１０の組立
体を完成する寸法とされている。ヒール端部ブロック１
４ｂのシャフト穴２４はゴルフクラブ（図示せず）のシ
ャフトを受入れる寸法とされている。

【００１３】指準線２６がパターヘッド１０の頂面を横
断してマーク付けのために備えられている。指準線２６
はゴルファーがボールおよびカップの間のラインにスウ
ィングを合わせてパットを入れる助けをする。指準線２
６ａはそれに関してパターヘッド１０が幾何学的な対称
性を表し、またトルクがゼロであるスウィート・スポッ
トにてフェース１８と合致するラインを表す。ヒール端
部ブロック１４ｂは２６．５９ｍｍ（１−３／６４イン
チ）で、トウ端部ブロック１４ａは２５．４ｍｍ（１イ
ンチ）であり、シャフト２４はヒール端部ブロック１４
ｂの余分な寸法を補償する。すなわち、トウ端部ブロッ
ク１４ａおよびヒール端部ブロック１４ｂは同様な寸法
であり、同じ重量であり、同じ高密度の材料、好ましく
は青銅で作られており、指準線２６ａから外方へ等しい
距離の位置に配置されている。パターヘッド１０はシャ
フト穴２４を除いて指準線２６ａに関して左右に対称的
であり、シャフト穴の影響は最少限である。

【００１４】Ｌ形ブラケット１２の詳細を参照すれば、
フェース１８は指準線２６ａに関して対称的であり、全
体的に平板状で頂部から底部へ且つ横方向に均等厚さを
有することが見られる。更に詳しくはＬ形ブラケット１
２は平坦な後面２８と平坦な前面３０とを有して構成さ
れている。前面３０および後面２８は平行であり、フェ
ース１８に均等厚さを与えている。後面２８および前面
３０は底縁３２、側縁３４、頂縁３６および側縁３８に
よって結ばれており、これらの縁部はフェース１８の周
縁を形成する。

【００１５】Ｌ形ブラケット１２の基部１６の詳細を参
照すれば、基部１６は指準線２６ａに関して対称的であ
り、全体的に平坦な頂面４０、後壁４２、側縁４４およ
び４６、および僅かに丸められた底面５０を有すること
が見られる。上述したように、頂面４０は刻み込まれた
指準線２６を有する。更に、Ｌ形ブラケット１２は前縁
４８を有し、前縁はフェース１８の底縁３２と一体であ
るのが見られる。図３、図４および図５の（ａ）を参照
して認識されるように、フェース１８および基部１６は
９０°より僅かに小さい内角で連結される。これがフェ
ース１８にロフトを与える。

【００１６】同じ角度のロフトがトウ端部ブロック１４
ａおよびヒール端部ブロック１４ｂの両方の後面５２ａ
に持ち越されている（図４および図５の（ａ）を参
照）。ここで端部ブロック１４ａおよび１４ｂの詳細を
参照する。更に詳しくは端部ブロック１４ａおよび１４
ｂは平坦な側壁５２、平坦な頂面５４、および平坦な頂
面５６を有する。端部ブロック１４ａおよび１４ｂの底
面５６とフェース１８の後面に接触する前面５３との間
の内角はフェース１８のロフトと同じ角度となる。

【００１７】ブロック１４ａおよび１４ｂを作る好まし
い材料は青銅であるが、何れの高密度金属も使用でき、
５〜１２の範囲の比重を有する金属が好ましい。Ｌ形ブ
ラケット１２はアルミニウムまたは他の強力で軽量な金
属で作られる。青銅は高密度を有し、指準線２６ａで表
される対称軸線の外方のブロック１４ａおよび１４ｂの
位置はスウィート・スポットに関して大慣性モーメント
を与え、それ故にスウィート・スポットを外れてゴルフ
ボールを打撃して与えられるトルクは小さい。好ましい
寸法Ａ〜Ｌ（図１、図３および図４の（ａ）に見られ
る）は以下の表１に示されており、パターヘッド１０の
重量のほぼ８０％がヒール端部およびトウ端部の両方の
２５．４ｍｍ（１インチ）内に位置されるようにしてい
る。

【表１】

【００１８】ここで図１〜図８の（ｂ）を参照すれば、
パターヘッド１０ａは４つの主要部品で構成されるのが
見られる。すなわち、４つの部品から作られるパターヘ
ッド１０ａはフレーム６０、トウ端部ブロック６２ａ、
ヒール端部ブロック６２ｂおよびフェース６４で構成さ
れる。３部品ヘッドと同様に４つの部品ねじ６６によっ
て一体保持されて１部材ユニットを形成する。フェース
６４はほぼ平板状であり、後面６８および前面７０を有
し、これらの面は丸められた底面７２、真っ直ぐな側面
７６および７８、および真っ直ぐな頂縁７４を含む周縁
によって結ばれている。本発明の新規性の１つは４部品
パター１０ａが３部品パター１０の場合のようにフェー
ス６４に対して均等な厚さを有することである。

【００１９】フレーム６０を参照すれば、フレーム６０
の全体的な形状はほぼ平坦な頂面８２を有する長方形
で、シャフト穴８４がこのアルミニウムフレームに形成
されてパターヘッド１０ａをゴルフクラブのシャフトに
連結するようになされていることが見られる。側壁８
６、前壁８８、後面９２（図７の（ｂ））の全てはほぼ
平坦で、輪郭付けされた底面９０が全体的他に長方形の
フレーム６０の形状を完成している。

【００２０】端部ブロック６２ａおよび６２ｂは同様な
寸法で、ほぼ平坦な頂面９６、内側壁９８および前壁１
００を有する。前壁１００と内側壁９８との間の縁部は
図８の（ｂ）に見られるように前縁９９である。平坦な
頂面９６、ほぼ平坦な底面１０４および弯曲した外側壁
１０２で端部ブロック６２ａおよび６２ｂが完成され
る。トウ端部ブロック６２ａはねじ６６を受入れる２つ
のねじ孔１０６を有する。ヒール端部ブロック６２ｂは
１つのねじ孔１０６を有する。これらのねじ孔はフレー
ムの側壁内部に延在し、端部６２ａおよび６２ｂをフレ
ーム６０に関して固定的な間隔を隔てた関係状態で取付
ける。

【００２１】指準線１０８は頂面８２および９６に前述
した３部品パターヘッド１０について説明したのと同様
に刻み込まれている。すなわち、指準線１０８は指準線
１０８ａを含み、この指準線１０８ａはパターヘッド１
０ａの幾何学的中心１０８ａを表すラインである。パタ
ーヘッド１０ａのスウィート・スポットは指準線１０８
ａに隣接してフェース６４上に、このフェース６４を横
断した指準線１０８ａの延長線上に位置し、再び述べる
がゴルファーがパットの合わせを助ける。更にまた、３
部品パターヘッド１０と同様に４部品パターヘッド１０
ａは指準線１０８ａを通る垂直面に関して左右対称であ
る。これがトルクのゼロとなるスウィート・スポットお
よび高慣性モーメントを与えるのであり、端部ブロック
６２ａおよび６２ｂは青銅または同様な密度の材料で作
られる。フレーム６０およびフェース６４はアルミニウ
ムで作られるのが好ましい。フェース６４はロフトが好
ましくは５°、一般的には０°〜＋１０°の範囲となる
ように端部ブロック６２ａおよび６２ｂに取付けられ
る。

【００２２】図１〜図８の（ｂ）に示した実施例は上述
した３部品ヘッドでは見られない更に他の新規性を与え
る。すなわち、ブロック６２ａおよび６２ｂがフレーム
６０に取付けられると、前縁９９は前壁８８の前方に位
置決めされ、フェース６４の面６８とフレーム６０の前
壁８８との間に空間１１０を形成する。この空間は横方
向および上下に均等であり、パターに良好なコントロー
ル性および感覚を与えて、ゴルフボールを打撃するとき
のコントロール性および感覚を改善する。更にまた、架
設フェース、すなわち離れた端部でのみパターヘッドに
取付けられるフェースを有するパターヘッドを提供す
る。図２および図８の（ｂ）に見られるように、フェー
ス６４は端部ブロック６２ａおよび６２ｂに対して取付
けるためにヒール端部およびトウ端部に穴を有する。

【００２３】好ましい寸法は以下の表IIに示されてお
り、４部品パターヘッド１０ａがこれらの教示によって
構成されるときヘッド重量の７０％がヒール端部および
トウ端部の１９．０５ｍｍ（３／４インチ）内に位置さ
れる。端部ブロックの各々は青銅とされるのが好ましい
が、５〜１２の範囲の比重を有する何れかの高密度金属
を使用し得る。

【表２】

【００２４】ここで再び説明するが他の実施例の場合と
同様にヒール端部ブロックおよびトウ端部ブロックの間
にはシャフト穴を考慮すれば僅かな寸法上の差がある
が、重量は同じに保持される。

【００２５】図１〜図８の（ｃ）は本出願人の本発明の
４部品架設フェースのパターヘッド１０ｂを示してい
る。図８の（ｃ）に見られるように、パターヘッド１０
ｂは４つの主要部材、すなわちトウ端部ブロック１１２
ａ、頂面にシャフト穴１１３を有するヒール端部ブロッ
ク１１２ｂ、基部１１４およびフェース１１６で構成さ
れている。ねじ孔１１８ａ（フェース）および１１８ｂ
（基部）が備えられ、図示したように４部品をねじ１２
０が保持するようになされている。

【００２６】ここでフェース１１６を参照すれば、前面
１２２および後面１２４を有し、両面とも平坦で平行と
され、これにより均等厚さを与えていることが見られ
る。フェース１１６の周縁は底縁１２６、側縁１２８、
頂縁１３０を含み、これらが組合って図６の（ｃ）に最
も良く見られるフェース１１６の輪郭を形成する。

【００２７】ここでベース１１４の詳細を参照すれば、
全体的に平坦な頂面１３２と弯曲した底面１３４、後壁
１３６および前壁１３８を含んで構成されるのが見られ
る。側縁１４０は基部１１４の構造を完成させる。図８
の（ｃ）にて認識されるように、頂面１３２は全体的に
平坦で、底面１３４は図２の（ｃ）にて最も良く認識さ
れるように側縁１４０の近くで弯曲している。

【００２８】ここでブロック１１２ａおよび１１２ｂの
詳細を参照すれば、全体的に平坦な頂面１４２ａおよび
１４２ｂ、外壁１４４ａおよび１４４ｂ、内壁１４６ａ
および１４６ｂ、後壁１４８ａおよび１４８ｂ、前壁１
５０ａおよび１５０ｂ、および底面１５２ａおよび１５
２ｂを有するほぼ直角なプリズムで構成されるのが見ら
れる。先の実施例と同様に、フェース１１６は以下の表
III に示されるような一般的な範囲のロフトを形成する
ように構成される。すなわち、トウ端部ブロック１１２
ａおよびヒール端部ブロック１１２ｂの両方ともそれぞ
れ底面１５２ａおよび１５２ｂと９０°より僅かに小さ
い角度を一般形成する前壁１５０ａおよび１５０ｂを有
し、フェース１１６にロフトを与える。同様に、後縁ロ
フトが与えられ、後壁面１４８ａおよび１４８ｂはそれ
ぞれ底面１５２ａおよび１５２ｂと９０°より僅かに小
さい角度で接する。フェースおよび後縁ロフトは図３の
（ｃ）の寸法ＸおよびＹを参照して認識できる。

【００２９】空間１５６は、前面１５０ａおよび１５０
ｂが整合されて基部１１４の前壁１３８より前方へ突出
するように端部ブロック１１２ａおよび１１２ｂを基部
１１４の頂面１３２に取付けることで形成される。空間
１５６は架設フェースのパターヘッド１０ｂにストロー
クのいっそうのコントロール性を与え、ゴルファーに良
好な感覚を与える。４部品パターヘッドの実施例１０ｂ
は先に説明した均等厚さおよび空間１５６を有するフェ
ース１１６を備えた４部品パターヘッドに高慣性モーメ
ントを与える。更に、架設フェースすなわち離れた端部
でのみパターヘッド本体に取付けられたフェースを有す
る何れの実施例もスウィート・スポットでゴルフボール
を打撃したときに特色のある「クリック」音を発生す
る。スウィート・スポットを外れてボールを打撃したと
きは異なるピッチの音が発生し、従ってゴルファーに音
響的なフィードバックを与える。しかしながら図１〜図
８の（ｃ）に記載した実施例は、底部に沿ってフェース
プレートの全長（１２７ｍｍ（５インチ）であるのが好
ましい）にわたって延在する空隙すなわち空間を開示
し、この空隙すなわち空間は頂部では内側壁１４６ａお
よび１４６ｂの間のみを延在することに注目されたい。
図１〜図８の（ｂ）に特徴を挙げた架設フェースでは、
頂部および底部に沿って空隙すなわち空間は均等であ
り、端部ブロック６２ａおよび６２ｂの前縁９９の間の
みを延在する。このことは全長にわたる架設フェースほ
ど大きな「クリック」音を発生しない。

【００３０】先に説明した実施例と同様に、端部ブロッ
ク１１２ａおよび１１２ｂは青銅または真鍮または高密
度の同様金属で作られるのが好ましい。フェース１１６
の基部１１４はアルミニウムまたは他の強く軽量な合金
で作られることが好ましい。

【００３１】好ましい寸法は以下の表III に示されてい
る。

【表３】

【００３２】指準線１５４は幾何学中心をマーク付けす
る指準線１５４ａを含む。機能的には指準線１５４およ
び１５４ａは先の実施例にて説明したことと同様な目的
に役立つ。

【００３３】「左」、「右」、「上」、「下」、「底
部」、「頂部」、「前部」、「後部」「内側」および
「外側」、等の用語は図面に関連して示され且つまた説
明された実施例に適用できる。これらの用語は単なる説
明のもので、本発明が構成されａは使用されることにお
ける位置や方法に応用される必要はない。

【００３４】本発明は特定な実施例を参照して説明した
が、この説明は限定要素として解釈されることを意味す
るものではない。逆に、本発明の説明を参照することに
よって、開示した実施例の様々な変更が当業者に明白と
なろう。それ故に特許請求の範囲の欄は本発明の真の精
神および範囲に包含されるこのような変更例、代替例お
よび等価例を網羅することが期待される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本出願人の本発明によるパターヘッドの図面で
あり、（ａ）は第１実施例の３部品パターヘッドの頂部
立面図、（ｂ）は第２実施例の４部品パターヘッドの頂
部立面図、および（ｃ）は架設フェースプレートを有す
る第３実施例の４部品パターヘッドの頂部立面図であ
る。

【図２】本出願人の本発明によるパターヘッドの図面で
あり、（ａ）は第１実施例の３部品パターヘッドの後部
立面図、（ｂ）は第２実施例の４部品パターヘッドの前
部立面図、および（ｃ）は架設フェースプレートを有す
る第３実施例の４部品パターヘッドの後部立面図であ
る。

【図３】本出願人の本発明によるパターヘッドの図面で
あり、（ａ）は第１実施例の３部品パターヘッドの側面
立面図、（ｂ）は第２実施例の４部品パターヘッドの底
面立面図、および（ｃ）は架設フェースプレートを有す
る第３実施例の４部品パターヘッドの端面立面図であ
る。

【図４】本出願人の本発明によるパターヘッドの図面で
あり、（ａ）は第１実施例の３部品パターヘッドのヒー
ルの横断面図、（ｂ）は第２実施例の４部品パターヘッ
ドの側面立面図、および（ｃ）は架設フェースプレート
を有する第３実施例の４部品パターヘッドのヒールの側
面立面断面図である。

【図５】本出願人の本発明によるパターヘッドの図面で
あり、（ａ）は第１実施例の３部品パターヘッドのトウ
の断面立面図、（ｂ）は第２実施例の４部品パターヘッ
ドのヒールの横断面側面立面図、および（ｃ）は架設フ
ェースプレートを有する第３実施例の４部品パターヘッ
ドのトウの断面立面図である。

【図６】本出願人の本発明によるパターヘッドの図面で
あり、（ａ）は第１実施例の３部品パターヘッドのフェ
ースを示す前面立面図、（ｂ）は第２実施例の４部品パ
ターヘッドのトウの側面立面断面図、および（ｃ）は架
設フェースプレートを有する第３実施例の４部品パター
ヘッドの前面立面図である。

【図７】本出願人の本発明によるパターヘッドの図面で
あり、（ａ）は第１実施例の３部品パターヘッドの底面
立面図、（ｂ）は第２実施例の４部品パターヘッドの後
部立面図、および（ｃ）は架設フェースプレートを有す
る第３実施例の４部品パターヘッドの底面立面図であ
る。

【図８】本出願人の本発明によるパターヘッドの図面で
あり、（ａ）は第１実施例の３部品パターヘッドの分解
斜視図、（ｂ）は第２実施例の４部品パターヘッドの分
解斜視図、および（ｃ）は架設フェースプレートを有す
る第３実施例の４部品パターヘッドの分解斜視図であ
る。

【符号の説明】

１０，１０ａ，１０ｂパターヘッド１２ブラケット１４ａ，１４ｂ，６２ａ，６２ｂ，１１２ａ，１１２ｂ
端部ブロック１６，１１４基部１８，６４，１１６フェース２４，８４，１１３シャフト穴２６，２６ａ，１０８，１０８ａ，１５４，１５４ａ
指準線６０フレーム１１０，１５６空間

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】シャフトを有するゴルフクラブに使用さ
れるパターヘッドであって、同様な形状で実質的に同じ重量であるヒールウェィトお
よびトウウェィト、前記ヒールウェィトおよび前記トウウェィトの間に定め
られた空間的な関係を維持するフレーム、および全体的
に平板状で前面および後面を有し、この前面および後面
が頂縁、底縁および２つの側縁で構成された周縁によっ
て離隔されている均等厚さを有するフェースを含み、前記ヒールウェィト、前記トウウェィト、前記フレーム
および前記フェースがパターヘッドを形成する一体構造
に組立てられたパターヘッド。
【請求項２】請求項１に記載のパターヘッドであっ
て、前記フェースがその底縁に沿って前記フレームと一
体化され、前記フレームは左右対称であるパターヘッ
ド。
【請求項３】請求項２に記載のパターヘッドであっ
て、前記フェースを前記ヒールウェィトおよび前記トウ
ウェィトに取付ける手段を更に含み、前記取付け手段は
前記ヒールウェィトおよび前記トウウェィトの各々のね
じ孔を形成した壁部、前記フェースの穴、および前記フ
ェースの穴を通して前記ヒールウェィトおよびトウウェ
ィトのねじ孔の中に受け止められるような寸法のねじを
含むパターヘッド。
【請求項４】請求項２に記載のパターヘッドであっ
て、前記フェースのロフトが０°〜＋１０°の範囲であ
るパターヘッド。
【請求項５】請求項２に記載のパターヘッドであっ
て、前記フレームがその表面にマーク付けされた指準線
を含み、この指準線がゴルファーがパットの方向を合わ
せるのを助けるパターヘッド。
【請求項６】請求項２に記載のパターヘッドであっ
て、前記ヒールウェィトはゴルフクラブのシャフトをそ
れに取付けるための手段を含んでいるパターヘッド。
【請求項７】請求項２に記載のパターヘッドであっ
て、前記ヒールウェィトおよび前記トウウェィトが全体
的にブロック形状とされ、前記フレームを対称的に分け
る平面から横方向に等距離の位置に配置されているパタ
ーヘッド。
【請求項８】請求項７に記載のパターヘッドであっ
て、前記ヒールウェィトおよび前記トウウェィトが５〜
１２の範囲の比重を有し、前記フレームおよび前記フェ
ースがアルミニウムで作られているパターヘッド。
【請求項９】請求項１に記載のパターヘッドであっ
て、前記トウウェィトおよび前記ヒールウェィトを前記
フェースに着脱可能に取付ける手段を更に含んでいるパ
ターヘッド。
【請求項１０】請求項１に記載のパターヘッドであっ
て、前記フェースはその後面と前記フレームとの間に空
間を形成するようにして前記ヒールウェィトおよび前記
トウウェィトに取付けられるパターヘッド。
【請求項１１】請求項１０に記載のパターヘッドであ
って、前記フェースが０°〜＋１０°の範囲のロフトと
を有しているパターヘッド。
【請求項１２】請求項１０に記載のパターヘッドであ
って、前記ヒールウェィトおよび前記トウウェィトが丸
められた端部を有するほぼ長方形とされ、前記フレーム
を対称的に分ける平面から横方向に等距離の位置に配置
されているパターヘッド。
【請求項１３】シャフトを有するゴルフクラブのパタ
ーヘッドであって、平坦な前面、底面、平坦な頂面、平坦な後面および２つ
の平坦な側面を有するフレーム、一部が前記フレームの前面を超えるようにされて前記フ
レームの側面に対して位置決めされる寸法とされた寸法
および重量が同様な２つの端部ブロック、および一定厚
さを有する前部プレートであって、その前部プレートと
前記フレームの前部フェースとの間に空間が形成される
ように前記端部ブロックに対して取付けられる前部プレ
ートを含むパターヘッド。
【請求項１４】請求項１３に記載のパターヘッドであ
って、前記前部プレートが０°〜＋１０度の範囲のロフ
トを有するパターヘッド。
【請求項１５】請求項１４に記載のパターヘッドであ
って、前記フェースを前記端部ブロックに着脱可能に取
付け、前記端部ブロックを前記フレームに着脱可能に取
付ける手段を更に含んでいるパターヘッド。
【請求項１６】請求項１５に記載のパターヘッドであ
って、前記端部ブロックが５を超える比重の金属で構成
され、また、前記フレームおよび前記フェースがアルミ
ニウムで構成されているパターヘッド。
【請求項１７】シャフトを有するゴルフクラブのパタ
ーヘッドであって、一様厚さのフェースプレートおよび基部材を含んで構成
され、これらのフェースプレートおよび基部材は全体的
に平板状で互いに対して配置され、それらの隣接縁部は
８０°〜９５°の角度で連結され、左右に対称的とされ
ている一体Ｌ形ブラケット、寸法および重量が同様な２つの端部ブロック、前記端部ブロックを前記ブラケットの離れた端部に取付
ける手段、およびシャフトを前記端部ブロックの前記一
方に取付け手段を含んで構成され、前記ブロックがそのフェースを前記Ｌ形ブラケットのフ
ェースおよび基部材と実質的に同一平面となるように取
付けられているパターヘッド。
【請求項１８】請求項１７に記載のパターヘッドであ
って、前記端部ブロックが５を超える比重を有する金属
で構成され、また、Ｌ形ブラケットがアルミニウムで構
成されているパターヘッド。
【請求項１９】請求項１８に記載のパターヘッドであ
って、前記Ｌ形ブラケットがその表面に指準線を含み、
この指準線はゴルファーがスイングをゴルフボールおよ
びゴルフカップの間の線に合わせるのを助けるパターヘ
ッド。
【請求項２０】請求項１９に記載のパターヘッドであ
って、フェースが２．７７８ｍｍ〜３．１７５ｍｍ（７
／６４インチ〜１／８インチ）の範囲であるパターヘッ
ド。
【請求項２１】シャフトを有するゴルフクラブのパタ
ーヘッドであって、パターヘッドにロフトを与えるため
に同様な寸法とされ、全体的に平坦な面を有していて、
ヒール端部ブロックが一体に備えられたシャフト取付け
手段を有しているヒール端部ブロックおよびトウ端部ブ
ロック、平坦な上面を有する基部プレート、平坦な前面および平坦な後面を有し、前記両面が周縁で
連結されて一様な厚さを有するフェースプレート、前記端部ブロックを前記基部プレートの離れた端部に取
付ける手段、および前記フェースプレートを前記基部プ
レートと間隔を隔てた関係状態で前記端部ブロックに取
付ける手段を含んでいるパターヘッド。
【請求項２２】請求項２１に記載のパターヘッドであ
って、前記フェースプレートが０°〜＋１０°の範囲の
ロフトを有しているパターヘッド。
【請求項２３】請求項２２に記載のパターヘッドであ
って、ゴルファーがボールと合わせるのを助ける指準線
手段を更に含んでいるパターヘッド。
【請求項２４】請求項２３に記載のパターヘッドであ
って、前記ヒール頂部ブロックおよび前記トウ端部ブロ
ックが５を超える比重を有する金属で構成されているパ
ターヘッド。
【請求項２５】請求項２４に記載のパターヘッドであ
って、前記フェースプレートおよび前記基部プレートの
間の前記間隔を隔てた関係状態を定める空隙が０．７９
４ｍｍ〜６．３５ｍｍ（１／３２インチ〜１／４イン
チ）の範囲であるパターヘッド。