JPH0621251B2 - 記録液 - Google Patents
記録液Info
- Publication number
- JPH0621251B2 JPH0621251B2 JP60256768A JP25676885A JPH0621251B2 JP H0621251 B2 JPH0621251 B2 JP H0621251B2 JP 60256768 A JP60256768 A JP 60256768A JP 25676885 A JP25676885 A JP 25676885A JP H0621251 B2 JPH0621251 B2 JP H0621251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- paper
- water
- recording
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、筆記用具、プリンター等の種々の記録器具に
使用する記録液(以下インクという)、特に記録ヘッド
のオリフィスから液滴を飛翔させて記録を行うインクジ
ェット記録方式に好適なインクに関する。
使用する記録液(以下インクという)、特に記録ヘッド
のオリフィスから液滴を飛翔させて記録を行うインクジ
ェット記録方式に好適なインクに関する。
(従来の技術) インクジェット記録方式は、記録時の騒音の発生が少な
く、また、カラー化対応が容易で高解像度の記録画像が
高速で得られるという利点を有している。
く、また、カラー化対応が容易で高解像度の記録画像が
高速で得られるという利点を有している。
インクジェット記録方式では、インクとして各種の水溶
性染料を水または水と有機溶剤との混合液に溶解させた
ものが多く使用されている。この場合、使用されるイン
クの特性として、粘度、表面張力等の物性値が適当な範
囲にあること、溶解成分の溶解安定性が高く、微細なオ
リフィスを目詰まりさせないこと、充分に高い濃度の記
録画像を与えること、保存中に物性値の変化または固形
分の析出が生じないことが要求される。
性染料を水または水と有機溶剤との混合液に溶解させた
ものが多く使用されている。この場合、使用されるイン
クの特性として、粘度、表面張力等の物性値が適当な範
囲にあること、溶解成分の溶解安定性が高く、微細なオ
リフィスを目詰まりさせないこと、充分に高い濃度の記
録画像を与えること、保存中に物性値の変化または固形
分の析出が生じないことが要求される。
更に上記の特性に加え、被記録材の種類の制限されずに
記録が行えること、定着速度が大きいこと、記録画像の
耐光性、耐水性、耐溶剤性(特に耐アルコール性)に優
れていること、解像度の優れた記録画像を与えること等
の性質も要求される。
記録が行えること、定着速度が大きいこと、記録画像の
耐光性、耐水性、耐溶剤性(特に耐アルコール性)に優
れていること、解像度の優れた記録画像を与えること等
の性質も要求される。
上記の如き種々の要求性能を満足させるために、従来か
ら水溶性染料等の色素、媒体としての水および有機溶
剤、界面活性剤等の添加剤等について種々の研究が行わ
れている。
ら水溶性染料等の色素、媒体としての水および有機溶
剤、界面活性剤等の添加剤等について種々の研究が行わ
れている。
しかしながら、現在までの多くの研究にも関わらず、必
ずしも上記の要求性能はすべて満足されておらず、その
ために印字段階におけるインクの性能の劣る点をカバー
すべくインクジェット記録用紙と称される被記録材が数
多く提案されている。
ずしも上記の要求性能はすべて満足されておらず、その
ために印字段階におけるインクの性能の劣る点をカバー
すべくインクジェット記録用紙と称される被記録材が数
多く提案されている。
(発明が解決しようとしている問題点) 上記の如く、特定のインクを用い、該インクに適合すべ
く処理されたインクジェット記録用紙を使用すれば、印
字品位およびインクの定着性については殆ど満足できる
結果が得られる。しかしながら、一般に広く使用されて
いるコピー用紙、レポート用紙、ボンド紙、伝票用紙、
連続伝票用紙、高サイズ紙、低サイズ紙、普通紙等にイ
ンクジェット記録を実施すると、使用した紙の性質に従
って、定着、乾燥の遅れ、インクの滲み等種々の問題が
発生する。
く処理されたインクジェット記録用紙を使用すれば、印
字品位およびインクの定着性については殆ど満足できる
結果が得られる。しかしながら、一般に広く使用されて
いるコピー用紙、レポート用紙、ボンド紙、伝票用紙、
連続伝票用紙、高サイズ紙、低サイズ紙、普通紙等にイ
ンクジェット記録を実施すると、使用した紙の性質に従
って、定着、乾燥の遅れ、インクの滲み等種々の問題が
発生する。
例えばインクジェット記録用インクには、一般に乾燥防
止、ノズルの目詰まり防止等の目的でグリコール等の有
機溶剤が添加されているが、このようなインクサイズ度
の高い普通紙に記録を行うと、これらの紙は吸液性が低
いためインクの乾燥に長時間を要して実用性がなく、ま
たインクの吸収性を高めるために、インク中に界面活性
剤を添加することも行われているが、この場合には乾燥
速度は向上するものの、印字の滲みが大となり、高品質
の画像が得られないという別の問題が生じる。また界面
活性剤の代わりに強アルカリ性物質を添加することも提
案されているが、この場合には、紙の内添剤の種類によ
って画像品質等が左右され、例えば中性紙等には効果が
ない。また、このようなインクは強アルカリ性であるた
め、家庭やオフィスでの使用には危険度が高い。
止、ノズルの目詰まり防止等の目的でグリコール等の有
機溶剤が添加されているが、このようなインクサイズ度
の高い普通紙に記録を行うと、これらの紙は吸液性が低
いためインクの乾燥に長時間を要して実用性がなく、ま
たインクの吸収性を高めるために、インク中に界面活性
剤を添加することも行われているが、この場合には乾燥
速度は向上するものの、印字の滲みが大となり、高品質
の画像が得られないという別の問題が生じる。また界面
活性剤の代わりに強アルカリ性物質を添加することも提
案されているが、この場合には、紙の内添剤の種類によ
って画像品質等が左右され、例えば中性紙等には効果が
ない。また、このようなインクは強アルカリ性であるた
め、家庭やオフィスでの使用には危険度が高い。
従って、本発明の目的は、特にインクジェット記録用イ
ンクとして前述の如き一般的な必要性能を有するととも
に、いずれの種類の被記録材に対しても十分な乾燥・定
着速度を有し、且つ高品位の画像を形成することができ
るインクを提供することである。
ンクとして前述の如き一般的な必要性能を有するととも
に、いずれの種類の被記録材に対しても十分な乾燥・定
着速度を有し、且つ高品位の画像を形成することができ
るインクを提供することである。
(発明の開示) すなわち、本発明は、色素および液媒体を含むインクで
あって、下記一般式で表わされる化合物をインク中に6
〜30重量%含有することを特徴とするインクである。
あって、下記一般式で表わされる化合物をインク中に6
〜30重量%含有することを特徴とするインクである。
(但し、上記式中のR1およびR2は水素原子、又は炭
素数1〜2のアルキル基であり、且つnは4〜20の整
数である。) 本発明を更に詳細に説明すると、従来、水溶性染料を含
むインク、特にインクジェット記録用インクには、ポリ
オキシエチレン鎖を有する界面活性剤等を添加して、イ
ンクの浸透性を高めてインクの乾燥・定着速度を向上さ
せることは知られているが、このようなインクでは被記
録材である紙の種類によっては印字の滲みが著しく、高
品質の画像を形成し得なかったのに対し、本発明者は前
記の一般式で表わされる化合物をインクに包含させるこ
とによって、種々のインクジェット記録用インクとして
の性能を保持したまま、いずれの記録用紙に対しても、
特に従来は滲み易くて使用し得なかった低サイズ度の紙
に対しても、滲みのない高品質の記録画像が得られるこ
とを知見したものである。
素数1〜2のアルキル基であり、且つnは4〜20の整
数である。) 本発明を更に詳細に説明すると、従来、水溶性染料を含
むインク、特にインクジェット記録用インクには、ポリ
オキシエチレン鎖を有する界面活性剤等を添加して、イ
ンクの浸透性を高めてインクの乾燥・定着速度を向上さ
せることは知られているが、このようなインクでは被記
録材である紙の種類によっては印字の滲みが著しく、高
品質の画像を形成し得なかったのに対し、本発明者は前
記の一般式で表わされる化合物をインクに包含させるこ
とによって、種々のインクジェット記録用インクとして
の性能を保持したまま、いずれの記録用紙に対しても、
特に従来は滲み易くて使用し得なかった低サイズ度の紙
に対しても、滲みのない高品質の記録画像が得られるこ
とを知見したものである。
本発明で使用し主として本発明を特徴づける前記一般式
で表わされる化合物は、フェノールまたは炭素数1〜2
のアルキル基を1個または2個有するアルキルフェノー
ルにエチレンオキサイドを付加させて得られるものであ
り、その製造方法自体は従来公知の方法に準ずる。
で表わされる化合物は、フェノールまたは炭素数1〜2
のアルキル基を1個または2個有するアルキルフェノー
ルにエチレンオキサイドを付加させて得られるものであ
り、その製造方法自体は従来公知の方法に準ずる。
従来、アルキルフェノール類にエチレンオキサイドを付
加させてなる化合物は、ノニオン系の界面活性剤として
公知であるが従来のこのようなノニオン系の界面活性剤
は、そのHLBを適当にするためにアルキル基の炭素数
が一般的に8〜12のものであり、このようなノニオン
系の界面活性剤は従来のインクジェット用のインク中に
も使用されており、見かけ上のインクの乾燥・定着、す
なわち被記録材中へのインクの吸収性を高める作用を示
すものであるが、被記録材が、例えば低サイズ紙の如き
紙である場合には、優れた吸液性が逆に災いして、イン
クの激しい滲みを生じるものであった。
加させてなる化合物は、ノニオン系の界面活性剤として
公知であるが従来のこのようなノニオン系の界面活性剤
は、そのHLBを適当にするためにアルキル基の炭素数
が一般的に8〜12のものであり、このようなノニオン
系の界面活性剤は従来のインクジェット用のインク中に
も使用されており、見かけ上のインクの乾燥・定着、す
なわち被記録材中へのインクの吸収性を高める作用を示
すものであるが、被記録材が、例えば低サイズ紙の如き
紙である場合には、優れた吸液性が逆に災いして、イン
クの激しい滲みを生じるものであった。
本発明者は、このようなインクジェット用インクの滲み
の改善について鋭意研究の結果、上記の如きアルキルフ
ェノールのエチレンオキサイド付加物においては、フェ
ノールのアルキル基を無くするか、あるいはアルキル基
があってもその炭素数を1〜2個のものとし、且つエチ
レンオキサイドの付加モル数を4〜20モルとすること
によって、上記の如きインクの滲みの問題が解決され、
且つ高サイズ紙であっても優れたインクの乾燥・定着性
を与えるインクが得られることを知見したものである。
の改善について鋭意研究の結果、上記の如きアルキルフ
ェノールのエチレンオキサイド付加物においては、フェ
ノールのアルキル基を無くするか、あるいはアルキル基
があってもその炭素数を1〜2個のものとし、且つエチ
レンオキサイドの付加モル数を4〜20モルとすること
によって、上記の如きインクの滲みの問題が解決され、
且つ高サイズ紙であっても優れたインクの乾燥・定着性
を与えるインクが得られることを知見したものである。
以上の如き本発明で使用する前記一般式の化合物の好ま
しい具体例を挙げると次の通りである。
しい具体例を挙げると次の通りである。
以上の如き本発明で使用する化合物に対して、従来のノ
ニオン系の界面活性剤の如く、アルキル基がノニル基、
オクチル基、ドデシル基等の如き中〜高級のアルキル基
である場合には、このようなノニオン系の界面活性剤を
インク中に添加するとインクの吸収性は優れるものの、
一般の普通紙の如き低サイズ紙の場合には、インクの滲
みが激しく、印字品位が大幅に低下するものであった。
またインクの乾燥・定着性と滲みとのバランスからし
て、アルキル基の炭素数を3〜4個とした例も提案され
ているが、このような炭素数のアルキル基であっても、
普通紙等に対しては滲みの問題は十分に解決し得ず、や
はり印字品位の低下は避けられなかった。
ニオン系の界面活性剤の如く、アルキル基がノニル基、
オクチル基、ドデシル基等の如き中〜高級のアルキル基
である場合には、このようなノニオン系の界面活性剤を
インク中に添加するとインクの吸収性は優れるものの、
一般の普通紙の如き低サイズ紙の場合には、インクの滲
みが激しく、印字品位が大幅に低下するものであった。
またインクの乾燥・定着性と滲みとのバランスからし
て、アルキル基の炭素数を3〜4個とした例も提案され
ているが、このような炭素数のアルキル基であっても、
普通紙等に対しては滲みの問題は十分に解決し得ず、や
はり印字品位の低下は避けられなかった。
また、エチレンオキサイドの付加モル数(n)について
みれば、nが3以下のものでは、インクの浸透力増加の
効果は優れているものの、蒸気圧が高くなり、インクジ
ェット記録装置のノズル内での目詰まりの防止効果がな
く、逆に水との相溶性が不十分となり、ノズルの目詰ま
りを促進させる場合も認められた。また、nが21以上
になると、インクの粘度が上昇し、ノズルからの安定し
た吐出が不可能となり、また印字後の乾燥・定着速度が
極めて遅くなるものであった。
みれば、nが3以下のものでは、インクの浸透力増加の
効果は優れているものの、蒸気圧が高くなり、インクジ
ェット記録装置のノズル内での目詰まりの防止効果がな
く、逆に水との相溶性が不十分となり、ノズルの目詰ま
りを促進させる場合も認められた。また、nが21以上
になると、インクの粘度が上昇し、ノズルからの安定し
た吐出が不可能となり、また印字後の乾燥・定着速度が
極めて遅くなるものであった。
以上の如き前記一般式で表わされる化合物のインク中へ
の添加量は特に制限されないが、インク中で占める前記
一般式で表わされる化合物の割合が0.5重量%未満で
は、インクの乾燥・定着速度が不十分となり、また60
重量%を越えると、インクの粘度が過度に上昇したり、
印字の滲みが過度となったり、またインクの安定性も低
下するので、一般式で表わされる化合物はインク中で6
〜30重量%を占める割合が好ましい。
の添加量は特に制限されないが、インク中で占める前記
一般式で表わされる化合物の割合が0.5重量%未満で
は、インクの乾燥・定着速度が不十分となり、また60
重量%を越えると、インクの粘度が過度に上昇したり、
印字の滲みが過度となったり、またインクの安定性も低
下するので、一般式で表わされる化合物はインク中で6
〜30重量%を占める割合が好ましい。
本発明のインクに使用する色素それ自体は公知のもので
よく、例えば、顔料や分散染料の如く不溶性の色素も使
用することができるが、好ましいものは、直接染料、酸
性染料、塩基性染料、反応性染料、食品用色素等に代表
される水溶性染料である。特にインクジェット記録方式
のインクとして好適であり、発色性、鮮明性、安定性、
耐光性その他の要求される性能を満たすものとしては、
例えば、 C.I.ダイレクトブラック17、19、32、51、6
2、71、108、146、154; C.I.ダイレクトブルー6、22、25、71、86、9
0、106、199; C.I.ダイレクトレッド1、4、17、28、83; C.I.ダイレクトイエロー12、24、26、44、8
6、98、100、142; C.I.ダイレクトオレンジ34、39、44、46、6
0; C.I.ダイレクトバイオレット47、48; C.I.ダイレクトブラウン109; C.I.ダイレクトグリーン59等の直接染料、 C.I.アシッドブラック2、7、24、26、31、5
2、63、112、118; C.I.アシッドブルー9、22、40、59、93、10
2、104、113、117、120、167、22
9、234、254; C.I.アシッドレッド1、6、8、32、37、51、5
2、80、85、87、92、94、115、180、
256、317、315; C.I.アシッドイエロー11、17、23、25、29、
42、49、61、71; C.I.アシッドオレンジ7、19; C.I.アシッドバイオレット49等の酸性染料、 C.I.リアクティブイエロー2、3、13、15、17、
18、23、24、37、42、57、58、64、7
5、76、77、79、81、84、85、87、8
8、91、92、93、95、102、111、11
5、116、130、131、132、133、13
5、136、137、139、140、142、14
3、144、145、146、147、148、15
1、162、163; C.I.リアクティブオレンジ5、7、11、12、13、
15、16、35、45、46、56、62、70、7
2、74、82、84、87、91、92、93、9
5、97、99; C.I.リアクティブレッド3、13、16、21、22、
23、24、29、31、33、35、45、49、5
5、63、85、106、109、111、112、1
13、114、118、126、128、130、13
1、141、151、170、171、174、17
6、177、183、184、186、187、18
8、190、193、194、195、196、20
0、201、202、204、206、218、22
1、; C.I.リアクティブバイオレット1、4、5、6、22、
24、33、36、38; C.I.リアクティブブルー2、3、5、8、10、13、
14、15、18、19、21、25、27、28、3
8、39、40、41、49、52、63、71、7
2、74、75、77、78、78、89、100、1
01、104、105、119、122、147、15
8、160、162、166、169、170、17
1、172、173、174、176、179、18
4、190、191、194、195、198、20
4、211、216、217、; C.I.リアクティブグリーン5、8、12、15、19、
23; C.I.リアクティブブラウン2、7、8、9、11、1
6、17、18、21、24、26、31、32、3
3; C.I.リアクティブブラック1、5、8、13、14、2
3、31、34、39等の反応性染料が好ましく、 その他、C.I.ベーシックブラック2; C.I.ベーシックブルー1、3、5、7、9、24、2
5、26、28、29; C.I.ベーシックレッド1、2、9、12、13、14、
37; C.I.ベーシックバイオレット7、14、27; C.I.フードブラック1、2等が挙げられる。
よく、例えば、顔料や分散染料の如く不溶性の色素も使
用することができるが、好ましいものは、直接染料、酸
性染料、塩基性染料、反応性染料、食品用色素等に代表
される水溶性染料である。特にインクジェット記録方式
のインクとして好適であり、発色性、鮮明性、安定性、
耐光性その他の要求される性能を満たすものとしては、
例えば、 C.I.ダイレクトブラック17、19、32、51、6
2、71、108、146、154; C.I.ダイレクトブルー6、22、25、71、86、9
0、106、199; C.I.ダイレクトレッド1、4、17、28、83; C.I.ダイレクトイエロー12、24、26、44、8
6、98、100、142; C.I.ダイレクトオレンジ34、39、44、46、6
0; C.I.ダイレクトバイオレット47、48; C.I.ダイレクトブラウン109; C.I.ダイレクトグリーン59等の直接染料、 C.I.アシッドブラック2、7、24、26、31、5
2、63、112、118; C.I.アシッドブルー9、22、40、59、93、10
2、104、113、117、120、167、22
9、234、254; C.I.アシッドレッド1、6、8、32、37、51、5
2、80、85、87、92、94、115、180、
256、317、315; C.I.アシッドイエロー11、17、23、25、29、
42、49、61、71; C.I.アシッドオレンジ7、19; C.I.アシッドバイオレット49等の酸性染料、 C.I.リアクティブイエロー2、3、13、15、17、
18、23、24、37、42、57、58、64、7
5、76、77、79、81、84、85、87、8
8、91、92、93、95、102、111、11
5、116、130、131、132、133、13
5、136、137、139、140、142、14
3、144、145、146、147、148、15
1、162、163; C.I.リアクティブオレンジ5、7、11、12、13、
15、16、35、45、46、56、62、70、7
2、74、82、84、87、91、92、93、9
5、97、99; C.I.リアクティブレッド3、13、16、21、22、
23、24、29、31、33、35、45、49、5
5、63、85、106、109、111、112、1
13、114、118、126、128、130、13
1、141、151、170、171、174、17
6、177、183、184、186、187、18
8、190、193、194、195、196、20
0、201、202、204、206、218、22
1、; C.I.リアクティブバイオレット1、4、5、6、22、
24、33、36、38; C.I.リアクティブブルー2、3、5、8、10、13、
14、15、18、19、21、25、27、28、3
8、39、40、41、49、52、63、71、7
2、74、75、77、78、78、89、100、1
01、104、105、119、122、147、15
8、160、162、166、169、170、17
1、172、173、174、176、179、18
4、190、191、194、195、198、20
4、211、216、217、; C.I.リアクティブグリーン5、8、12、15、19、
23; C.I.リアクティブブラウン2、7、8、9、11、1
6、17、18、21、24、26、31、32、3
3; C.I.リアクティブブラック1、5、8、13、14、2
3、31、34、39等の反応性染料が好ましく、 その他、C.I.ベーシックブラック2; C.I.ベーシックブルー1、3、5、7、9、24、2
5、26、28、29; C.I.ベーシックレッド1、2、9、12、13、14、
37; C.I.ベーシックバイオレット7、14、27; C.I.フードブラック1、2等が挙げられる。
上記の色素の例は本発明のインクに対して特に好ましい
ものであり、本発明のインクに使用する色素はこれらの
色素に限定されるものではない。
ものであり、本発明のインクに使用する色素はこれらの
色素に限定されるものではない。
このような色素は、インク中において一般には約0.5
〜30重量%、より好ましくは1〜25重量%を占める
割合で使用する。
〜30重量%、より好ましくは1〜25重量%を占める
割合で使用する。
本発明のインクに使用する溶媒は、水または水と水溶性
有機溶剤との混合溶媒であり、特に好適なものは水と水
溶性有機溶剤との混合溶媒てあって、水溶性有機溶剤と
してインクの乾燥防止効果を有する多価アルコールを含
有するものである。また、水としては、種々のイオンを
含有する一般の水でなく、脱イオン水を使用するのが好
ましい。水と混合して使用される水溶性有機溶剤として
は、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n
−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n −
ブチルアルコール、sec −ブチルアルコール、tert−ブ
チルアルコール、イソブチルアルコール等の炭素数1〜
4アルキルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセドアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトン
アルコール等のケトンまたはケトンアルコール類;テト
ラヒドロフラン;ジオキサン等のエーテル類;ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリア
ルキレングリコール類;エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリ
コール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリ
コール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール
等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレ
ングリコール類;グリセリン;エチレングリコールメチ
ル(またはエチル)エーテル、ジエチルレングリコール
メチル(またはエチル)エーテル、トリエチレングリコ
ールモノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アル
コールの低級アルキルエーテル類;N−メチル−2−ピ
ロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、
トリエタノールアミン、スルホラン等が挙げられる。こ
れらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレングリ
コール等の多価アルコール、トリエチレングリコールモ
ノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコール
の低級アルキルエーテルが好ましいものである。
有機溶剤との混合溶媒であり、特に好適なものは水と水
溶性有機溶剤との混合溶媒てあって、水溶性有機溶剤と
してインクの乾燥防止効果を有する多価アルコールを含
有するものである。また、水としては、種々のイオンを
含有する一般の水でなく、脱イオン水を使用するのが好
ましい。水と混合して使用される水溶性有機溶剤として
は、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n
−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n −
ブチルアルコール、sec −ブチルアルコール、tert−ブ
チルアルコール、イソブチルアルコール等の炭素数1〜
4アルキルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセドアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトン
アルコール等のケトンまたはケトンアルコール類;テト
ラヒドロフラン;ジオキサン等のエーテル類;ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリア
ルキレングリコール類;エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリ
コール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリ
コール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール
等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレ
ングリコール類;グリセリン;エチレングリコールメチ
ル(またはエチル)エーテル、ジエチルレングリコール
メチル(またはエチル)エーテル、トリエチレングリコ
ールモノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アル
コールの低級アルキルエーテル類;N−メチル−2−ピ
ロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、
トリエタノールアミン、スルホラン等が挙げられる。こ
れらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレングリ
コール等の多価アルコール、トリエチレングリコールモ
ノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコール
の低級アルキルエーテルが好ましいものである。
インク中の上記水溶性有機溶剤の含有量は、一般にはイ
ンクの全重量中で2〜70重量%、好ましくは5〜65
重量%、より好ましくは10〜60重量%を占める範囲
である。
ンクの全重量中で2〜70重量%、好ましくは5〜65
重量%、より好ましくは10〜60重量%を占める範囲
である。
また、本発明のインクは上記の成分の外に必要に応じ
て、界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等を包含
し得る。特に界面活性剤に関しては、従来使用されてい
る如き界面活性剤は、印字時の滲みに対する影響が大で
あるので、本発明の目的には多量に使用するべきではな
く、例えばインク中で0.5重量%、好ましくは0.4
重量%、より好ましくは0.3重量%以下を占める割合
に抑えるべきである。
て、界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等を包含
し得る。特に界面活性剤に関しては、従来使用されてい
る如き界面活性剤は、印字時の滲みに対する影響が大で
あるので、本発明の目的には多量に使用するべきではな
く、例えばインク中で0.5重量%、好ましくは0.4
重量%、より好ましくは0.3重量%以下を占める割合
に抑えるべきである。
本発明のインクは主として上記の成分からなるものであ
り、すでに述べた通り、本発明のインクは、特にインク
ジェット記録方式に用いた場合には、インクの吐出安定
性、インク流路中の安定性、保存安定性等一般的な要求
性能を満たすとともに、従来は印字時の滲みのために高
品質の画像を形成し得なかったインクジェット記録用紙
以外の普通紙等の被記録材においても滲みのない高品質
の画像を形成することができ、且つ乾燥・定着性も著し
く優れたものである。従って、本発明のインクを使用す
ることによってコピー用紙、レポート用紙、ボンド紙、
伝票用紙等の如くオフィスや一般家庭で広く使用されて
いる紙をインクジェット記録方式の被記録材として十分
に利用できるので、インクジェット記録方式の普及を一
般と加速させることが可能である。
り、すでに述べた通り、本発明のインクは、特にインク
ジェット記録方式に用いた場合には、インクの吐出安定
性、インク流路中の安定性、保存安定性等一般的な要求
性能を満たすとともに、従来は印字時の滲みのために高
品質の画像を形成し得なかったインクジェット記録用紙
以外の普通紙等の被記録材においても滲みのない高品質
の画像を形成することができ、且つ乾燥・定着性も著し
く優れたものである。従って、本発明のインクを使用す
ることによってコピー用紙、レポート用紙、ボンド紙、
伝票用紙等の如くオフィスや一般家庭で広く使用されて
いる紙をインクジェット記録方式の被記録材として十分
に利用できるので、インクジェット記録方式の普及を一
般と加速させることが可能である。
以上の如き作用効果を奏する本発明のインクは、種々の
筆記具、種々のプリンター用のインクとして有用なもの
であり、紙、プラスチックシート、布帛その他の任意の
被記録材に優れた印字品質の画像を与えるものである。
筆記具、種々のプリンター用のインクとして有用なもの
であり、紙、プラスチックシート、布帛その他の任意の
被記録材に優れた印字品質の画像を与えるものである。
使用方法の好ましい1例としてインクジェット記録方法
を説明する。このようなインクジェット記録方法は、イ
ンクをノズルより効果的に離脱させて、射程体である被
記録材にインクを付与し得る方式であれば、いかなる方
式でもよく、それらの方式の代表的なものは、例えば、
アイイーイーイー トランス アクションズ オン イ
ンダストリィ アプリケイションズ(IEEE Transaction
s on Industry Applications)Vol.JA−13、No.1(1977
年2 、3 月号)、日経エレクトロニクスの1976年、 4月
19日号、1973年 1月29日号および1974年 5月 6日号に記
載されている。これらに記載の方式は、本発明のインク
の使用に好適なものであり、その幾つかを説明すると、
先ず静電吸引方式があり、この方式では、ノズルとノズ
ルの数mm前方に置いた加速電極との間に強電界を与え
て、ノズルよりインクを粒子化して次々に引出し、引出
したインクが偏向電極間を飛翔する間に情報信号を偏向
電極に与えて記録する方式と、インク粒子を偏向するこ
となく、情報信号に対応してインク粒子を噴射する方式
とがあり、いずれも本発明のインクに有効である。
を説明する。このようなインクジェット記録方法は、イ
ンクをノズルより効果的に離脱させて、射程体である被
記録材にインクを付与し得る方式であれば、いかなる方
式でもよく、それらの方式の代表的なものは、例えば、
アイイーイーイー トランス アクションズ オン イ
ンダストリィ アプリケイションズ(IEEE Transaction
s on Industry Applications)Vol.JA−13、No.1(1977
年2 、3 月号)、日経エレクトロニクスの1976年、 4月
19日号、1973年 1月29日号および1974年 5月 6日号に記
載されている。これらに記載の方式は、本発明のインク
の使用に好適なものであり、その幾つかを説明すると、
先ず静電吸引方式があり、この方式では、ノズルとノズ
ルの数mm前方に置いた加速電極との間に強電界を与え
て、ノズルよりインクを粒子化して次々に引出し、引出
したインクが偏向電極間を飛翔する間に情報信号を偏向
電極に与えて記録する方式と、インク粒子を偏向するこ
となく、情報信号に対応してインク粒子を噴射する方式
とがあり、いずれも本発明のインクに有効である。
第2の方式としては、小型ポンプでインクに高圧を加
え、ノズルを水晶振動子等で機械的に振動させることに
より、強制的に微少インク粒子を噴射する方式であり、
噴射されたインク粒子は噴射と同時に、情報信号に応じ
て帯電させる。帯電したインク粒子は偏向電極板間を通
過する際、帯電量に応じて偏向される。この方式を利用
した別の方式としてマイクロドットインクジェット方式
と称される方式もあり、この方式では、インク圧力、励
振条件をある範囲の適正値に保ち、ノズル先端より大小
二種類のインク液滴を発生し、この中小径液滴のみを記
録により利用するものである。この方式の特徴は、従来
並みの太いノズル口径でも微少液滴群を得ることができ
る点である。
え、ノズルを水晶振動子等で機械的に振動させることに
より、強制的に微少インク粒子を噴射する方式であり、
噴射されたインク粒子は噴射と同時に、情報信号に応じ
て帯電させる。帯電したインク粒子は偏向電極板間を通
過する際、帯電量に応じて偏向される。この方式を利用
した別の方式としてマイクロドットインクジェット方式
と称される方式もあり、この方式では、インク圧力、励
振条件をある範囲の適正値に保ち、ノズル先端より大小
二種類のインク液滴を発生し、この中小径液滴のみを記
録により利用するものである。この方式の特徴は、従来
並みの太いノズル口径でも微少液滴群を得ることができ
る点である。
第3の方式としてはピエゾ素子方式があり、この方式で
は、インクに加える圧力手段として、他方式の如くポン
プの様な機械的手段でなく、ピエゾ素子を利用する。ピ
エゾ素子に電気信号を与えて機械的変位を生じさせるこ
とにより、インクに圧力を加え、ノズルより噴射させる
方式である。
は、インクに加える圧力手段として、他方式の如くポン
プの様な機械的手段でなく、ピエゾ素子を利用する。ピ
エゾ素子に電気信号を与えて機械的変位を生じさせるこ
とにより、インクに圧力を加え、ノズルより噴射させる
方式である。
また、特開昭54−59936号公報に記載されている
方法で、熱エネルギーの作用を受けたインクが急激な体
積変化を生じ、この状態変化による作用力によって、イ
ンクをノズルから吐出させるインクジェット方式も有効
に使用することができる。
方法で、熱エネルギーの作用を受けたインクが急激な体
積変化を生じ、この状態変化による作用力によって、イ
ンクをノズルから吐出させるインクジェット方式も有効
に使用することができる。
以上の例は本発明のインクの好ましい使用方法を示すも
のであり、本発明のインクはこれらの用途に限定され
ず、インクジェット記録方式以外のインク、例えばその
他のプリンターや筆記用具のインクとしても有用である
ことは勿論である。
のであり、本発明のインクはこれらの用途に限定され
ず、インクジェット記録方式以外のインク、例えばその
他のプリンターや筆記用具のインクとしても有用である
ことは勿論である。
次に実施例、比較例および応用例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。なお、文中、部および%とあるのは
特に断りのない限り重量基準である。
具体的に説明する。なお、文中、部および%とあるのは
特に断りのない限り重量基準である。
実施例1〜5 下記の成分を5時間かきまぜた後、水酸化ナトリウムの
0.1%水溶液にてpHを7.5に調節し、更にポアサ
イズ0.45ミクロンのメンブランフィルター(商品名
フロロポアフィルター、住友電工製)にて加圧瀘過し、
本発明のインクとした。
0.1%水溶液にてpHを7.5に調節し、更にポアサ
イズ0.45ミクロンのメンブランフィルター(商品名
フロロポアフィルター、住友電工製)にて加圧瀘過し、
本発明のインクとした。
実施例1のインクの組成 前記具体例No.6の化合物 20部 C.I.ダイレクトブラック154 5部 水 75部 実施例2のインクの組成 前記具体例No.3の化合物 20部 前記具体例No.7の化合物 10部 グリセリン 5部 C.I.フードブラック2 4部 水 61部 実施例3のインク組成 前記具体例No.10の化合物 8部 グリセリン 3部 テトラエチレングリコール 5部 エチレングリコール 15部 C.I.アシッドブルー254 3部 水 66部 実施例4のインクの組成 前記具体例No.21の化合物 20部 トリエチレングリコールジメチルエーテル 10部 ノニオン系界面活性材(商品名:サーフィノール10 4、日信化学工業(株)製) 0.1部 C.I.リアクティブレッド221 4部 水 66部 実施例5のインクの組成 前記具体例No.2の化合物 6部 グリセリン 5部 ポリエチレングリコール300 10部 C.I.ダイレクトイエロー86 2部 C.I.アシッドイエロー23 2部 水 75部 比較例1〜5 実施例1における前記具体例No.6の化合物に代えて、
下記第1表に示した値の化合物を用いた以外は実施例1
と全く同様な処理をして比較用のインクとした。
下記第1表に示した値の化合物を用いた以外は実施例1
と全く同様な処理をして比較用のインクとした。
実施例1〜5および比較例1〜5の各水性インクの性状
を後記第2表に示す。
を後記第2表に示す。
使用例 実施例1〜5および比較例1〜5の各水性インクにおい
て溶解性に問題のなかったインクを、特開昭54−59
936号公報に記載されている方法による熱エネルギー
を利用したインクジェットプリンター(ノズルの大きさ
40×50μm、ノズル数24本)に搭載して、連続伝
票用紙およびコピー用紙に印字し吐出安定性および用紙
上におけるインクの定着性と滲みの評価をした。
て溶解性に問題のなかったインクを、特開昭54−59
936号公報に記載されている方法による熱エネルギー
を利用したインクジェットプリンター(ノズルの大きさ
40×50μm、ノズル数24本)に搭載して、連続伝
票用紙およびコピー用紙に印字し吐出安定性および用紙
上におけるインクの定着性と滲みの評価をした。
更に安定吐出したインクについては印字ヘッドにキャッ
ピング操作をせずに5分関放置し、再び印字操作を行っ
た。3行印字を行ったところでプリンターの電源を切
り、24本のノズルの目詰まりの様子を見た。結果を第
3表に示す。
ピング操作をせずに5分関放置し、再び印字操作を行っ
た。3行印字を行ったところでプリンターの電源を切
り、24本のノズルの目詰まりの様子を見た。結果を第
3表に示す。
比較実験 実施例1のインク組成をベースとし、以下の第4表のよ
うに前記No.6の化合物の含有量を変化させて実施例1と
同様にしてインク1A〜1Gを作製した。
うに前記No.6の化合物の含有量を変化させて実施例1と
同様にしてインク1A〜1Gを作製した。
上記インクを用いて上記使用例と同様にして記録を行
い、評価を行った。その結果を下記第5表に示す。
い、評価を行った。その結果を下記第5表に示す。
上記結果から明らかなように、本発明において前記一般
式の化合物を用いた場合、その含有量が6%未満では、
ノズルの目詰まりが顕著になり、含有量が60%を越え
るとインクの溶解性、普通紙上でのインクの定着性が悪
く、にじみの発生が顕著となる。又、含有量が30%を
越えると、用いる紙の種類によりインクの定着性やにじ
みの発生がかなり左右される。
式の化合物を用いた場合、その含有量が6%未満では、
ノズルの目詰まりが顕著になり、含有量が60%を越え
るとインクの溶解性、普通紙上でのインクの定着性が悪
く、にじみの発生が顕著となる。又、含有量が30%を
越えると、用いる紙の種類によりインクの定着性やにじ
みの発生がかなり左右される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田 康子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−137370(JP,A) 特開 昭59−20366(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】色素および液媒体を含むインクであって、
下記一般式で表わされる化合物をインク中に6〜30重
量%含有することを特徴とするインク。 (但し、上記式中のR1およびR2は水素原子、又は炭
素数1〜2のアルキル基であり、且つnは4〜20の整
数である。)
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60256768A JPH0621251B2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 記録液 |
GB8619192A GB2180252B (en) | 1985-08-06 | 1986-08-06 | Recording liquid and recording method by use thereof |
DE3626567A DE3626567C3 (de) | 1985-08-06 | 1986-08-06 | Aufzeichnungsflüssigkeit und deren Verwendung in Schreibgeräten, Druckern und Tintenstrahldruckgeräten |
US07/168,593 US4923515A (en) | 1985-08-06 | 1988-03-03 | Recording liquid having organic solvent with plural (C2 H4 O) moieties and recording method using the same |
US07/478,580 US5099255A (en) | 1985-08-06 | 1990-02-07 | Recording method using recording liquid having organic solvent with plural (C2 H4 O) moieties |
HK689/91A HK68991A (en) | 1985-08-06 | 1991-08-29 | Recording liquid and recording method by use thereof |
SG889/91A SG88991G (en) | 1985-08-06 | 1991-10-22 | Recording liquid and recording method by use thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60256768A JPH0621251B2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 記録液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62116677A JPS62116677A (ja) | 1987-05-28 |
JPH0621251B2 true JPH0621251B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=17297175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60256768A Expired - Lifetime JPH0621251B2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-11-18 | 記録液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621251B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5221334A (en) * | 1990-04-11 | 1993-06-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Aqueous pigmented inks for ink jet printers |
JP4787416B2 (ja) * | 2001-03-12 | 2011-10-05 | セーレン株式会社 | インクジェットプリント用インク組成物 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50143602A (ja) * | 1974-04-25 | 1975-11-19 | ||
JPS57137370A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-24 | Dainippon Ink & Chem Inc | Ink for ink jet printer |
-
1985
- 1985-11-18 JP JP60256768A patent/JPH0621251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62116677A (ja) | 1987-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |