JPH06209618A - 移動農機 - Google Patents
移動農機Info
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- JPH06209618A JPH06209618A JP2358893A JP2358893A JPH06209618A JP H06209618 A JPH06209618 A JP H06209618A JP 2358893 A JP2358893 A JP 2358893A JP 2358893 A JP2358893 A JP 2358893A JP H06209618 A JPH06209618 A JP H06209618A
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- JP
- Japan
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- case
- main frame
- frame
- deceleration
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】エンジン出力を伝達させる減速ケース43を備
えると共に、機体を構成するメインフレーム50の取付
部に左右方向からの嵌込み締付によって前記減速ケース
43を連結固定させたものである。 【効果】作業空間の確保が容易である左右側部から前記
メインフレーム50固定作業を簡便に行えるから、減速
ケース43とメインフレーム50の組立作業性を容易に
向上させることができると共に、機体構造の簡素化並び
に軽量化を容易に図ることができるものである。
えると共に、機体を構成するメインフレーム50の取付
部に左右方向からの嵌込み締付によって前記減速ケース
43を連結固定させたものである。 【効果】作業空間の確保が容易である左右側部から前記
メインフレーム50固定作業を簡便に行えるから、減速
ケース43とメインフレーム50の組立作業性を容易に
向上させることができると共に、機体構造の簡素化並び
に軽量化を容易に図ることができるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば苗載台及び植付爪
を備えて連続的に苗植作業を行う田植機などの移動農機
に関する。
を備えて連続的に苗植作業を行う田植機などの移動農機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン出力をギヤ変速によって
伝達させる減速ケースをメインフレームに一体連設させ
て機体を構成する技術があった。
伝達させる減速ケースをメインフレームに一体連設させ
て機体を構成する技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、前後
方向または上下方向からのボルト締付構造によって前記
減速ケースとメインフレームを連結した場合、減速ケー
スとメインフレームの組立作業性を容易に向上させ得な
いと共に、機体構造の簡素化並びに軽量化を容易に図り
得ない等の問題があった。
方向または上下方向からのボルト締付構造によって前記
減速ケースとメインフレームを連結した場合、減速ケー
スとメインフレームの組立作業性を容易に向上させ得な
いと共に、機体構造の簡素化並びに軽量化を容易に図り
得ない等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、エン
ジン出力を伝達させる減速ケースを備えると共に、機体
を構成するメインフレームの取付部に左右方向からの嵌
込み締付によって前記減速ケースを連結固定させたもの
で、作業空間の確保が容易である左右側部から前記メイ
ンフレーム固定作業を簡便に行えるから、減速ケースと
メインフレームの組立作業性を容易に向上させ得ると共
に、機体構造の簡素化並びに軽量化を容易に図り得るも
のである。
ジン出力を伝達させる減速ケースを備えると共に、機体
を構成するメインフレームの取付部に左右方向からの嵌
込み締付によって前記減速ケースを連結固定させたもの
で、作業空間の確保が容易である左右側部から前記メイ
ンフレーム固定作業を簡便に行えるから、減速ケースと
メインフレームの組立作業性を容易に向上させ得ると共
に、機体構造の簡素化並びに軽量化を容易に図り得るも
のである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は減速ケース部の平面図、図2は乗用田植機
の側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)は作業者
が搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車体フレー
ム(3)に搭載させ、ミッションケース(4)前方にフ
ロントアクスルケース(5)を介して水田走行用前輪
(6)を支持させると共に、前記ミッションケース
(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、前
記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)を
支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボンネ
ット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共
に、ステップ(11)を介して作業者が搭乗する車体カ
バー(12)によって前記ミッションケース(4)等を
覆い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を
取付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット
(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
する。図1は減速ケース部の平面図、図2は乗用田植機
の側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)は作業者
が搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車体フレー
ム(3)に搭載させ、ミッションケース(4)前方にフ
ロントアクスルケース(5)を介して水田走行用前輪
(6)を支持させると共に、前記ミッションケース
(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、前
記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)を
支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボンネ
ット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共
に、ステップ(11)を介して作業者が搭乗する車体カ
バー(12)によって前記ミッションケース(4)等を
覆い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を
取付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット
(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
【0006】また、図中(15)は6条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(1
6)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を
介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持さ
せると共に、一方向に等速回転させるロータリケース
(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケー
ス(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケー
ス(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)
(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。ま
た前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸
(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップ
リンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点リ
ンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレ
ーム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介
して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)
をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)
(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(1
7)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように
構成する。
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(1
6)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を
介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持さ
せると共に、一方向に等速回転させるロータリケース
(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケー
ス(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケー
ス(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)
(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。ま
た前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸
(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップ
リンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点リ
ンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレ
ーム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介
して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)
をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)
(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(1
7)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように
構成する。
【0007】また、図中(29)は主変速レバー、(3
0)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(3
1)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペ
ダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(3
4)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条
分均平用サイドフロート、(36)は側条施肥機であ
る。
0)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(3
1)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペ
ダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(3
4)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条
分均平用サイドフロート、(36)は側条施肥機であ
る。
【0008】さらに、図4、図5、図6、図7、図8、
図9に示す如く、マフラーステー(37)を有するエン
ジン台(38)及び防振ゴム(39)…を介してエンジ
ン(2)を左右一対の車体フレーム(3)(3)に載置
させ、前記予備苗載台(10)を両側部に取付ける苗台
フレーム(40)中間を車体フレーム(3)上面に熔接
固定させると共に、筒体(41)に内挿させる操向ハン
ドル(14)のステアリング軸(42)を減速ケース
(43)上面に立設させ、減速ケース(43)前側に前
記車体フレーム(3)後側をボルト止め固定させるもの
で、減速ケース(43)下面側にステアリングケース
(44)を一体固定させ、ステアリングケース(44)
下面にステアリング出力軸(45)を突設させ、平面視
L形の操向アーム(46)中間を前記出力軸(45)に
固定させ、前輪(6)のナックルアーム(47)に操向
ロッド(48)を介して操向アーム(46)のL形一端
側を連結させる一方、油圧操向シリンダ(49)を操向
アーム(46)のL形他端側に連結させている。
図9に示す如く、マフラーステー(37)を有するエン
ジン台(38)及び防振ゴム(39)…を介してエンジ
ン(2)を左右一対の車体フレーム(3)(3)に載置
させ、前記予備苗載台(10)を両側部に取付ける苗台
フレーム(40)中間を車体フレーム(3)上面に熔接
固定させると共に、筒体(41)に内挿させる操向ハン
ドル(14)のステアリング軸(42)を減速ケース
(43)上面に立設させ、減速ケース(43)前側に前
記車体フレーム(3)後側をボルト止め固定させるもの
で、減速ケース(43)下面側にステアリングケース
(44)を一体固定させ、ステアリングケース(44)
下面にステアリング出力軸(45)を突設させ、平面視
L形の操向アーム(46)中間を前記出力軸(45)に
固定させ、前輪(6)のナックルアーム(47)に操向
ロッド(48)を介して操向アーム(46)のL形一端
側を連結させる一方、油圧操向シリンダ(49)を操向
アーム(46)のL形他端側に連結させている。
【0009】また、図7、図9に示す如く、前記各ケー
ス(43)(44)後部両側に左右一対のメインフレー
ム(50)(50)前端のブラケット(51)(51)
をボルト止め固定させ、車体カバー(12)の足踏部を
支えるカバーフレーム(52)(53)をメインフレー
ム(50)前部上面に熔接固定させると共に、ステアリ
ングケース(44)後部両側に左右一対のサブフレーム
(54)前端をボルト止め固定させ、側面視でメインフ
レーム(50)とサブフレーム(54)を略平行に延設
させ、メインフレーム(50)前部下面の軸受体(5
5)とステアリングケース(44)後部とにフロントア
クスルケース(5)をスイング自在に取付け、各フレー
ム(50)(54)の間から左右にアクスルケース
(5)両側を突出させて左右前輪(6)(6)を装設さ
せている。
ス(43)(44)後部両側に左右一対のメインフレー
ム(50)(50)前端のブラケット(51)(51)
をボルト止め固定させ、車体カバー(12)の足踏部を
支えるカバーフレーム(52)(53)をメインフレー
ム(50)前部上面に熔接固定させると共に、ステアリ
ングケース(44)後部両側に左右一対のサブフレーム
(54)前端をボルト止め固定させ、側面視でメインフ
レーム(50)とサブフレーム(54)を略平行に延設
させ、メインフレーム(50)前部下面の軸受体(5
5)とステアリングケース(44)後部とにフロントア
クスルケース(5)をスイング自在に取付け、各フレー
ム(50)(54)の間から左右にアクスルケース
(5)両側を突出させて左右前輪(6)(6)を装設さ
せている。
【0010】また、図5、図8に示す如く、前記各フレ
ーム(50)(54)後端部をリアアクスルケース
(7)のブラケット(56)にボルト止め固定させ、該
ケース(7)前部のミッションケース(4)をメインフ
レーム(50)のブラケット(57)に固定させ、ミッ
ションケース(4)前側で各フレーム(50)(54)
間をステップフレーム(58)で連結させると共に、各
リンク(25)(26)を設ける門形支柱(59)をメ
インフレーム(50)後部に立設させ、該フレーム(5
0)前部と支柱(59)間に左右一対の上部フレーム
(60)(60)を斜設させ、上部フレーム(60)中
間部に昇降シリンダ(28)を取付けている。
ーム(50)(54)後端部をリアアクスルケース
(7)のブラケット(56)にボルト止め固定させ、該
ケース(7)前部のミッションケース(4)をメインフ
レーム(50)のブラケット(57)に固定させ、ミッ
ションケース(4)前側で各フレーム(50)(54)
間をステップフレーム(58)で連結させると共に、各
リンク(25)(26)を設ける門形支柱(59)をメ
インフレーム(50)後部に立設させ、該フレーム(5
0)前部と支柱(59)間に左右一対の上部フレーム
(60)(60)を斜設させ、上部フレーム(60)中
間部に昇降シリンダ(28)を取付けている。
【0011】さらに、図5、図6に示す如く、出入力プ
ーリ(61)(62)及びベルト(63)を有するベル
ト無段変速機構(64)を備え、エンジン(2)の出力
軸(65)に減速ケース(43)の入力軸(66)を前
記無段変速機構(64)を介して連結させると共に、前
記減速ケース(43)に出力軸(67)を介してミッシ
ョンケース(4)を連結させ、前走行駆動軸(68)を
介してミッションケース(4)にフロントアクスルケー
ス(5)を連結させ、植付駆動軸(69)を介してミッ
ションケース(4)に植付ケース(20)を連結させる
もので、無段変速機構(64)及び減速ケース(43)
を介してエンジン(2)出力をミッションケース(4)
に減速伝達させると共に、ミッションケース(4)の主
変速レバー(29)による多段変速出力を前後輪(6)
(8)に各アクスルケース(5)(7)を介して伝達さ
せるように構成している。
ーリ(61)(62)及びベルト(63)を有するベル
ト無段変速機構(64)を備え、エンジン(2)の出力
軸(65)に減速ケース(43)の入力軸(66)を前
記無段変速機構(64)を介して連結させると共に、前
記減速ケース(43)に出力軸(67)を介してミッシ
ョンケース(4)を連結させ、前走行駆動軸(68)を
介してミッションケース(4)にフロントアクスルケー
ス(5)を連結させ、植付駆動軸(69)を介してミッ
ションケース(4)に植付ケース(20)を連結させる
もので、無段変速機構(64)及び減速ケース(43)
を介してエンジン(2)出力をミッションケース(4)
に減速伝達させると共に、ミッションケース(4)の主
変速レバー(29)による多段変速出力を前後輪(6)
(8)に各アクスルケース(5)(7)を介して伝達さ
せるように構成している。
【0012】また、前記ベルト(63)を緊張させるテ
ンションローラ(70)と、各プーリ(61)(62)
のベルト(63)巻付け径を変化させる出入力用カム
(71)(72)と、各カム(71)(72)を連動連
結する連杆(73)と、連杆(73)に連結させてカム
(71)(72)の変位量を検出するポテンショメータ
(74)と、メインフレーム(50)に軸(75)を介
して回転自在に軸支させる変速リンク(76)を設け、
該リンク(76)の一端と連杆(73)を変速ロッド
(77)で連結させる一方、前記リンク(76)他端に
変速モータ(78)の伸縮出力軸(79)を連結させ、
メインフレーム(50)のブラケット(80)に前記モ
ータ(78)を取付けるもので、前記モータ(61)の
正逆転制御によってリンク(76)などを介して出入力
用カム(71)(72)を回転させ、出入力プーリ(6
1)(62)幅を変えてベルト(63)の巻付け径を変
化させ、前記プーリ(61)(62)及びベルト(6
3)の変速比を無段階に変更するように構成している。
ンションローラ(70)と、各プーリ(61)(62)
のベルト(63)巻付け径を変化させる出入力用カム
(71)(72)と、各カム(71)(72)を連動連
結する連杆(73)と、連杆(73)に連結させてカム
(71)(72)の変位量を検出するポテンショメータ
(74)と、メインフレーム(50)に軸(75)を介
して回転自在に軸支させる変速リンク(76)を設け、
該リンク(76)の一端と連杆(73)を変速ロッド
(77)で連結させる一方、前記リンク(76)他端に
変速モータ(78)の伸縮出力軸(79)を連結させ、
メインフレーム(50)のブラケット(80)に前記モ
ータ(78)を取付けるもので、前記モータ(61)の
正逆転制御によってリンク(76)などを介して出入力
用カム(71)(72)を回転させ、出入力プーリ(6
1)(62)幅を変えてベルト(63)の巻付け径を変
化させ、前記プーリ(61)(62)及びベルト(6
3)の変速比を無段階に変更するように構成している。
【0013】さらに、図1に示す如く、前記入力プーリ
(62)の固定プーリ側に主クラッチケース(81)を
取付け、主クラッチペダル(32)によってロッド(8
2)を介して継断操作する主クラッチ(図示省略)を主
クラッチケース(81)に内設させ、該ケース(81)
を介して入力プーリ(62)を入力軸(66)に連結さ
せ、減速ギヤ(83)を設ける減速軸(84)を介して
入力軸(66)を出力軸(67)に連結させている。
(62)の固定プーリ側に主クラッチケース(81)を
取付け、主クラッチペダル(32)によってロッド(8
2)を介して継断操作する主クラッチ(図示省略)を主
クラッチケース(81)に内設させ、該ケース(81)
を介して入力プーリ(62)を入力軸(66)に連結さ
せ、減速ギヤ(83)を設ける減速軸(84)を介して
入力軸(66)を出力軸(67)に連結させている。
【0014】また、図1に示す如く、メインフレーム
(50)前端に一体連設させる平面視U形のブラケット
(51)を減速ケース(43)後部両側に当接させ、左
右側部方向から締付けるボルト(85)によって前記ブ
ラケット(51)を減速ケース(43)に固定させ、メ
インフレーム(50)前部取付部にブラケット(51)
を介して左右方向からのボルト(85)締付によって減
速ケース(43)後部を連結固定させ、減速ケース(4
3)前部に左右及び前方向からのボルト(86)締付に
よって車体フレーム(3)後部を連結固定させると共
に、前記入力軸(66)及び減速軸(84)を減速ケー
ス(43)右外側に突出させてPTO出力軸(87)
(88)を形成し、前後輪(6)(8)及び植付部(1
5)など本機駆動用の出力軸(67)とは別にPTO出
力軸(87)(88)を設け、無段変速機構(64)の
後方でPTO出力を得ることによって大きな変速比の回
転出力を可能とし、主クラッチケース(81)の主クラ
ッチの後方でPTO出力を得ることによって動力断続を
容易とし、PTO出力軸(87)(88)の機体前方側
配置によって作業機取付が容易に行えるように構成して
いる。
(50)前端に一体連設させる平面視U形のブラケット
(51)を減速ケース(43)後部両側に当接させ、左
右側部方向から締付けるボルト(85)によって前記ブ
ラケット(51)を減速ケース(43)に固定させ、メ
インフレーム(50)前部取付部にブラケット(51)
を介して左右方向からのボルト(85)締付によって減
速ケース(43)後部を連結固定させ、減速ケース(4
3)前部に左右及び前方向からのボルト(86)締付に
よって車体フレーム(3)後部を連結固定させると共
に、前記入力軸(66)及び減速軸(84)を減速ケー
ス(43)右外側に突出させてPTO出力軸(87)
(88)を形成し、前後輪(6)(8)及び植付部(1
5)など本機駆動用の出力軸(67)とは別にPTO出
力軸(87)(88)を設け、無段変速機構(64)の
後方でPTO出力を得ることによって大きな変速比の回
転出力を可能とし、主クラッチケース(81)の主クラ
ッチの後方でPTO出力を得ることによって動力断続を
容易とし、PTO出力軸(87)(88)の機体前方側
配置によって作業機取付が容易に行えるように構成して
いる。
【0015】さらに、図9及び図10に示す如く、前記
車体カバー(12)前部ステップ部を支えるU字形ガー
ドフレーム(89)と前バンパ(90)によって左右車
体フレーム(3)(3)前部を連結し、前バンパ(9
0)に追加ウエイト(91)を着脱自在に取付けて該ウ
エイト(91)を機体最前方に配置させ、また車体カバ
ー(12)前部ステップ部左側下方にマフラー(92)
を配設させ、また車体カバー(12)前部ステップ部の
右側下方にバッテリ(93)を配設させると共に、バッ
テリ(93)を載せるバッテリ台(94)を苗台フレー
ム(40)とガードフレーム(89)の間に固定させ、
予備苗載台(10)支柱部を連結させる苗台フレーム
(40)のブラケット(95)にバッテリカバー(9
6)後部を取外し自在に係止させ、ガードフレーム(8
9)に止めネジ(97)を介してバッテリカバー(9
6)前部を固定させ、該カバー(96)の開放によって
バッテリ(93)を車体カバー(12)下方に取外し可
能とし、また車体カバー(12)下端縁とバッテリカバ
ー(96)上端縁の間に隙間を形成して該隙間からバッ
テリ(93)の液面を確認可能とし、またバッテリ(9
3)のプラス電極端子(98)を機体前方側に位置さ
せ、車体カバー(12)下端縁を前上りにして高さ幅を
小さくし、各カバー(12)(96)間の隙間から前記
端子(98)に対するブースタケーブル(図示省略)の
接続を容易に行えるように構成している。
車体カバー(12)前部ステップ部を支えるU字形ガー
ドフレーム(89)と前バンパ(90)によって左右車
体フレーム(3)(3)前部を連結し、前バンパ(9
0)に追加ウエイト(91)を着脱自在に取付けて該ウ
エイト(91)を機体最前方に配置させ、また車体カバ
ー(12)前部ステップ部左側下方にマフラー(92)
を配設させ、また車体カバー(12)前部ステップ部の
右側下方にバッテリ(93)を配設させると共に、バッ
テリ(93)を載せるバッテリ台(94)を苗台フレー
ム(40)とガードフレーム(89)の間に固定させ、
予備苗載台(10)支柱部を連結させる苗台フレーム
(40)のブラケット(95)にバッテリカバー(9
6)後部を取外し自在に係止させ、ガードフレーム(8
9)に止めネジ(97)を介してバッテリカバー(9
6)前部を固定させ、該カバー(96)の開放によって
バッテリ(93)を車体カバー(12)下方に取外し可
能とし、また車体カバー(12)下端縁とバッテリカバ
ー(96)上端縁の間に隙間を形成して該隙間からバッ
テリ(93)の液面を確認可能とし、またバッテリ(9
3)のプラス電極端子(98)を機体前方側に位置さ
せ、車体カバー(12)下端縁を前上りにして高さ幅を
小さくし、各カバー(12)(96)間の隙間から前記
端子(98)に対するブースタケーブル(図示省略)の
接続を容易に行えるように構成している。
【0016】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、エンジン(2)出力を伝達させる減速ケース(4
3)を備えると共に、機体を構成するメインフレーム
(50)の取付部に左右方向からの嵌込み締付によって
前記減速ケース(43)を連結固定させたもので、作業
空間の確保が容易である左右側部から前記メインフレー
ム(50)固定作業を簡便に行えるから、減速ケース
(43)とメインフレーム(50)の組立作業性を容易
に向上させることができると共に、機体構造の簡素化並
びに軽量化を容易に図ることができるものである。
は、エンジン(2)出力を伝達させる減速ケース(4
3)を備えると共に、機体を構成するメインフレーム
(50)の取付部に左右方向からの嵌込み締付によって
前記減速ケース(43)を連結固定させたもので、作業
空間の確保が容易である左右側部から前記メインフレー
ム(50)固定作業を簡便に行えるから、減速ケース
(43)とメインフレーム(50)の組立作業性を容易
に向上させることができると共に、機体構造の簡素化並
びに軽量化を容易に図ることができるものである。
【図1】減速ケース部の平面図。
【図2】乗用田植機の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】走行車体の側面図。
【図5】同平面図。
【図6】ベルト無段変速機構の側面図。
【図7】走行車体前部の側面図。
【図8】走行車体後部の側面図。
【図9】走行車体前部の平面図。
【図10】同右側面説明図。
(2) エンジン (43) 減速ケース (50) メインフレーム (85) ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン出力を伝達させる減速ケースを
備えると共に、機体を構成するメインフレームの取付部
に左右方向からの嵌込み締付によって前記減速ケースを
連結固定させたことを特徴とする移動農機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2358893A JPH06209618A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 移動農機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2358893A JPH06209618A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 移動農機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209618A true JPH06209618A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=12114749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2358893A Pending JPH06209618A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 移動農機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06209618A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101746260A (zh) * | 2008-12-19 | 2010-06-23 | 卡特彼勒公司 | 支架、使用该支架的机械及固定方法 |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP2358893A patent/JPH06209618A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101746260A (zh) * | 2008-12-19 | 2010-06-23 | 卡特彼勒公司 | 支架、使用该支架的机械及固定方法 |
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