JPH06196945A - 差動増幅回路 - Google Patents
差動増幅回路Info
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- JPH06196945A JPH06196945A JP43A JP34366392A JPH06196945A JP H06196945 A JPH06196945 A JP H06196945A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 34366392 A JP34366392 A JP 34366392A JP H06196945 A JPH06196945 A JP H06196945A
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- transistors
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/30—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
- H03F3/3066—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the collectors of complementary power transistors being connected to the output
- H03F3/3067—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the collectors of complementary power transistors being connected to the output with asymmetrical driving of the end stage
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- H—ELECTRICITY
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- H03F3/45—Differential amplifiers
- H03F3/45071—Differential amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/45479—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection
- H03F3/45484—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with bipolar transistors as the active amplifying circuit
- H03F3/45488—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with bipolar transistors as the active amplifying circuit by using feedback means
- H03F3/45493—Measuring at the loading circuit of the differential amplifier
- H03F3/45511—Controlling the loading circuit of the differential amplifier
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- H03F2203/00—Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
- H03F2203/45—Indexing scheme relating to differential amplifiers
- H03F2203/45008—Indexing scheme relating to differential amplifiers the addition of two signals being made by a resistor addition circuit for producing the common mode signal
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- H03F2203/45—Indexing scheme relating to differential amplifiers
- H03F2203/45418—Indexing scheme relating to differential amplifiers the CMCL comprising a resistor addition circuit
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- H03F2203/00—Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
- H03F2203/45—Indexing scheme relating to differential amplifiers
- H03F2203/45528—Indexing scheme relating to differential amplifiers the FBC comprising one or more passive resistors and being coupled between the LC and the IC
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- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 低電源電圧の供給下に於いても動作が可能、
且つ高利得の差動増幅器を提供する。 【構成】 エミッタが共通に接続された同一極性の一対
のトランジスタQ1,Q2からなる入力差動対と、これ
らの共通エミッタと接地との間に配設された電流源回路
IBiasと、上記トランジスタQ1のコレクタと電源
VCCを接続する電流源回路I1と、上記トランジスタ
Q2のコレクタと電源VCCを接続し、電流源回路I1
と同値の電流源回路I2と、コレクタがそれぞれトラン
ジスタQ1,Q2のコレクタに接続され、エミッタがそ
れぞれ接地されたトランジスタQ5,Q6と、これらの
トランジスタのベ−スの共通接続点と夫々のコレクタ間
に負荷抵抗R1,R2を配設して成る能動負荷回路であ
ることを特徴とする。
且つ高利得の差動増幅器を提供する。 【構成】 エミッタが共通に接続された同一極性の一対
のトランジスタQ1,Q2からなる入力差動対と、これ
らの共通エミッタと接地との間に配設された電流源回路
IBiasと、上記トランジスタQ1のコレクタと電源
VCCを接続する電流源回路I1と、上記トランジスタ
Q2のコレクタと電源VCCを接続し、電流源回路I1
と同値の電流源回路I2と、コレクタがそれぞれトラン
ジスタQ1,Q2のコレクタに接続され、エミッタがそ
れぞれ接地されたトランジスタQ5,Q6と、これらの
トランジスタのベ−スの共通接続点と夫々のコレクタ間
に負荷抵抗R1,R2を配設して成る能動負荷回路であ
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低電圧電源回路からの
電源供給下に於いても低電圧動作が可能、且つ高利得増
幅の可能な差動増幅器に関する。
電源供給下に於いても低電圧動作が可能、且つ高利得増
幅の可能な差動増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】高利得差動増幅動作を行う差動増幅器と
して、従来第5図に示すような差動増幅器が用いられて
いる。
して、従来第5図に示すような差動増幅器が用いられて
いる。
【0003】即ち、入力差動対NPNトランジスタQ
1,Q2のコレクターと電源Vccとの間にPNPトラン
ジスタQ3,Q4が配設され、PNPトランジスタQ
3,Q4の夫々のコレクタは対応するNPNトランジス
タQ1,Q2のコレクタに接続され、PNPトランジス
タQ3,Q4のエミッタは電源Vccに接続されてい
る。NPNトランジスタQ1のコレクタとPNPトラン
ジスタQ3のコレクタとの接続点とPNPトランジスタ
Q3,Q4のベ−ス間には負荷抵抗R1が接続されてい
る。NPNトランジスタQ2のコレクタとPNPトラン
ジスタQ4のコレクタとの接続点とPNPトランジスタ
Q3,Q4のベ−ス間には負荷抵抗R2が接続されてい
る。
1,Q2のコレクターと電源Vccとの間にPNPトラン
ジスタQ3,Q4が配設され、PNPトランジスタQ
3,Q4の夫々のコレクタは対応するNPNトランジス
タQ1,Q2のコレクタに接続され、PNPトランジス
タQ3,Q4のエミッタは電源Vccに接続されてい
る。NPNトランジスタQ1のコレクタとPNPトラン
ジスタQ3のコレクタとの接続点とPNPトランジスタ
Q3,Q4のベ−ス間には負荷抵抗R1が接続されてい
る。NPNトランジスタQ2のコレクタとPNPトラン
ジスタQ4のコレクタとの接続点とPNPトランジスタ
Q3,Q4のベ−ス間には負荷抵抗R2が接続されてい
る。
【0004】尚、差動対トランジスタQ1,Q2のベ−
スは、基準電源電圧VREF に夫々共通接続され、差動対
トランジスタQ1,Q2のエミッタはバイアス電流源I
BIASに接続されている。
スは、基準電源電圧VREF に夫々共通接続され、差動対
トランジスタQ1,Q2のエミッタはバイアス電流源I
BIASに接続されている。
【0005】第1図に於ける従来の差動増幅器において
は、無信号時に負荷抵抗に流れる電流がPNPトランジ
スタQ3,Q4のベース電流分となるため、比較的高抵
抗を負荷抵抗に用いて高利得としても、ここでの直流的
な電圧降下を小さく抑えることができる。従って、第1
図に示した差動増幅器は、従来低電圧動作用の高利得増
幅器として利用される。
は、無信号時に負荷抵抗に流れる電流がPNPトランジ
スタQ3,Q4のベース電流分となるため、比較的高抵
抗を負荷抵抗に用いて高利得としても、ここでの直流的
な電圧降下を小さく抑えることができる。従って、第1
図に示した差動増幅器は、従来低電圧動作用の高利得増
幅器として利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第5図に示した従来の
差動増幅器が電源電圧としてVcc=0.9V程度での
使用を考える。入力差動対NPNトランジスタQ1,Q
2の各コレクター電位は、電源電圧Vccから能動負荷
を形成するPNPトランジスタQ3,Q4のベース・エ
ミッター間電圧VBE0.7V降下したものとなるため電
源電圧Vccを0.9Vとして入力差動対の各コレクタ
ー・エミッター間電圧をトランジスタの飽和電圧Vsat
0.15Vを確保しようとすると入力差動対NPNトラ
ンジスタQ1,Q2の共通エミッタと対接地電圧(共通
最低電位)間の電圧を50mVとする必要がある。従っ
て、飽和電圧Vsat を有するトランジスタの使用が不可
能となるため、抵抗による電流バイアス方式に限定され
ることとなる。このことは、入力バイアス電圧による入
力差動対のバイアス電流変化及び入力信号電圧に対して
の電流変換利得の低下を招き、差動増幅器としての特性
が劣化する欠点がある。 第5図に示した差動増幅器
では、能動負荷を形成するPNPトランジスタのVBE電
圧にて電源電圧より降下した電位で入力差動対NPNト
ランジスタの各コレクター出力での減電圧動作余裕を無
くしている。この発明の目的は、差動出力を有する高利
得増幅器として低電圧(Vcc=0.9V程度)に於い
ても良好な特性の差動増幅器を提供することにある。
差動増幅器が電源電圧としてVcc=0.9V程度での
使用を考える。入力差動対NPNトランジスタQ1,Q
2の各コレクター電位は、電源電圧Vccから能動負荷
を形成するPNPトランジスタQ3,Q4のベース・エ
ミッター間電圧VBE0.7V降下したものとなるため電
源電圧Vccを0.9Vとして入力差動対の各コレクタ
ー・エミッター間電圧をトランジスタの飽和電圧Vsat
0.15Vを確保しようとすると入力差動対NPNトラ
ンジスタQ1,Q2の共通エミッタと対接地電圧(共通
最低電位)間の電圧を50mVとする必要がある。従っ
て、飽和電圧Vsat を有するトランジスタの使用が不可
能となるため、抵抗による電流バイアス方式に限定され
ることとなる。このことは、入力バイアス電圧による入
力差動対のバイアス電流変化及び入力信号電圧に対して
の電流変換利得の低下を招き、差動増幅器としての特性
が劣化する欠点がある。 第5図に示した差動増幅器
では、能動負荷を形成するPNPトランジスタのVBE電
圧にて電源電圧より降下した電位で入力差動対NPNト
ランジスタの各コレクター出力での減電圧動作余裕を無
くしている。この発明の目的は、差動出力を有する高利
得増幅器として低電圧(Vcc=0.9V程度)に於い
ても良好な特性の差動増幅器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による差動増幅
器は、エミッタが共通に接続された同一極性の一対の第
1、第2のトランジスタからなる入力差動対と;上記入
力差動対の共通エミッタと第1の電源電位との間に配設
された第1の電流源回路と;上記第1のトランジスタの
コレクタと第2の電源電位との間に配設された第2の電
流源回路と;上記第2のトランジスタのコレクタと第2
の電源電位との間に配設され、上記第2の電流源回路と
同値の3の電流源回路と;
器は、エミッタが共通に接続された同一極性の一対の第
1、第2のトランジスタからなる入力差動対と;上記入
力差動対の共通エミッタと第1の電源電位との間に配設
された第1の電流源回路と;上記第1のトランジスタの
コレクタと第2の電源電位との間に配設された第2の電
流源回路と;上記第2のトランジスタのコレクタと第2
の電源電位との間に配設され、上記第2の電流源回路と
同値の3の電流源回路と;
【0008】コレクタが上記第1のトランジスタのコレ
クタに接続され,エミッタが上記第1の電源電位に接続
された第3のトランジスタ,コレクタが上記第2のトラ
ンジスタのコレクタに接続され,エミッタが上記第1の
電源電位に接続され上記第3のトランジスタと同一極性
の第4のトランジスタ,上記第3,4のトランジスタの
ベ−スの共通接続点と上記第3,4のトランジスタの夫
々のコレクタ間に第1,2の負荷抵抗を配設して成る能
動負荷回路とを備える。
クタに接続され,エミッタが上記第1の電源電位に接続
された第3のトランジスタ,コレクタが上記第2のトラ
ンジスタのコレクタに接続され,エミッタが上記第1の
電源電位に接続され上記第3のトランジスタと同一極性
の第4のトランジスタ,上記第3,4のトランジスタの
ベ−スの共通接続点と上記第3,4のトランジスタの夫
々のコレクタ間に第1,2の負荷抵抗を配設して成る能
動負荷回路とを備える。
【0009】
【作用】以上の如く差動増幅器に於いては、第2の電源
電位に対して入力差動対と能動負荷回路とが並列に配設
されているので、入力差動対を構成する第1,第2のト
ランジスタのコレクタ電位は、第3,第4のトランジス
タQ3,Q4のベ−ス・エミッタ間電圧の順方向バイア
ス電圧VBEである0.7Vだけ上昇した電圧に固定され
る。
電位に対して入力差動対と能動負荷回路とが並列に配設
されているので、入力差動対を構成する第1,第2のト
ランジスタのコレクタ電位は、第3,第4のトランジス
タQ3,Q4のベ−ス・エミッタ間電圧の順方向バイア
ス電圧VBEである0.7Vだけ上昇した電圧に固定され
る。
【0010】従って、入力差動対を構成する第1,第2
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCEを0・15Vと固定した場合、第1の電流源回
路による電圧降下は、0・55Vまで可能となり、低電
源電位を用いた場合にも良好な高利得特性発揮する差動
増幅を行う差動増幅器が提供可能となる。
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCEを0・15Vと固定した場合、第1の電流源回
路による電圧降下は、0・55Vまで可能となり、低電
源電位を用いた場合にも良好な高利得特性発揮する差動
増幅を行う差動増幅器が提供可能となる。
【0011】
【実施例】本発明による差動増幅器を図面に基づき説明
する。
する。
【0012】第1図は、本発明による差動増幅器の第1
の実施例の回路構成を示す図である。第1図に於いて、
Q1,Q2は、入力差動対1を構成するNPNトランジ
スタで、此等の共通エミッタと接地間には抵抗,トラン
ジスタ等からなる電流源回路Ibiasが配設されている。
NPNトランジスタQ1,Q2の夫々のコレクタは、ト
ランジスタ,抵抗等からなる定電流源回路I1 ,I2 を
介して電源回路Vccに接続されている。
の実施例の回路構成を示す図である。第1図に於いて、
Q1,Q2は、入力差動対1を構成するNPNトランジ
スタで、此等の共通エミッタと接地間には抵抗,トラン
ジスタ等からなる電流源回路Ibiasが配設されている。
NPNトランジスタQ1,Q2の夫々のコレクタは、ト
ランジスタ,抵抗等からなる定電流源回路I1 ,I2 を
介して電源回路Vccに接続されている。
【0013】電源電位Vccに入力差動対に並列に能動負
荷回路2が配設されている。能動負荷回路2は、互いに
ベ−スが接続され、エミッタが接地され、コレクタが入
力差動対のトランジスタQ1と定電流源回路I1 との接
続点に接続されたトランジスタQ5と、ベ−スがトラン
ジスタQ5のベ−スに接続され、エミッタが接地され、
コレクタが入力差動対のトランジスタQ2と定電流源回
路I2 との接続点に接続されたトランジスタQ6と、ト
ランジスタQ5のコレクタとベ−スとの間に配設された
抵抗R1と、トランジスタQ6のコレクタとベ−スとの
間に配設された抵抗R2とより構成される。尚、Vref
は、入力差動対1を直流的にバイアスする直流バイアス
電圧電源である。
荷回路2が配設されている。能動負荷回路2は、互いに
ベ−スが接続され、エミッタが接地され、コレクタが入
力差動対のトランジスタQ1と定電流源回路I1 との接
続点に接続されたトランジスタQ5と、ベ−スがトラン
ジスタQ5のベ−スに接続され、エミッタが接地され、
コレクタが入力差動対のトランジスタQ2と定電流源回
路I2 との接続点に接続されたトランジスタQ6と、ト
ランジスタQ5のコレクタとベ−スとの間に配設された
抵抗R1と、トランジスタQ6のコレクタとベ−スとの
間に配設された抵抗R2とより構成される。尚、Vref
は、入力差動対1を直流的にバイアスする直流バイアス
電圧電源である。
【0014】第1図に示した本発明による差動増幅器に
於いては、差動増幅対1が電源回路Vccから定電流源回
路I1 ,I2 を介して電源供給されて直流バイアス電圧
電源VREF からの入力に応じて差動増幅動作を行う。
於いては、差動増幅対1が電源回路Vccから定電流源回
路I1 ,I2 を介して電源供給されて直流バイアス電圧
電源VREF からの入力に応じて差動増幅動作を行う。
【0015】能動負荷回路1が差動増幅回路2と定電流
源回路I1 ,I2 との接続点間と接地間に配設されてい
るで、NPNトランジスタQ5,Q6のベ−ス・エミッ
タ間電圧VBEである0.7Vに差動増幅対のトランジス
タQ1,Q2のコレクタ電圧は固定される。
源回路I1 ,I2 との接続点間と接地間に配設されてい
るで、NPNトランジスタQ5,Q6のベ−ス・エミッ
タ間電圧VBEである0.7Vに差動増幅対のトランジス
タQ1,Q2のコレクタ電圧は固定される。
【0016】従って、入力差動対を構成する第1,第2
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCEを0.15Vと固定した場合、第1の電流源回
路Ibiasによる電圧降下は、0.55Vまで即ち0.9
Vまでの電源回路Vccに対して動作可能となり、低電源
電位を用いた場合にも良好な高利得特性を発揮する差動
増幅動作を行う差動増幅器が提供可能となる。
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCEを0.15Vと固定した場合、第1の電流源回
路Ibiasによる電圧降下は、0.55Vまで即ち0.9
Vまでの電源回路Vccに対して動作可能となり、低電源
電位を用いた場合にも良好な高利得特性を発揮する差動
増幅動作を行う差動増幅器が提供可能となる。
【0017】第2図は、第1図に示した本発明による差
動増幅器の応用例で、第1図に示した差動増幅器にNP
NトランジスタQ5,Q6からなるエミッタ接地電流増
幅段とトランジスタQ7,Q8からなる折り返しカレン
トミラ−回路を追加して負帰還構成した例を示す。
動増幅器の応用例で、第1図に示した差動増幅器にNP
NトランジスタQ5,Q6からなるエミッタ接地電流増
幅段とトランジスタQ7,Q8からなる折り返しカレン
トミラ−回路を追加して負帰還構成した例を示す。
【0018】第2図の如く構成される差動増幅器に於い
ては、差動増幅対の差動出力からエミッタ接地電流増幅
段を構成するトランジスタQ7,Q8を動作させるB級
動作的な電流増幅が行われるため、差動増幅対からのエ
ミッタ接地電流増幅器を構成するトランジスタQ7,Q
8に対するバイアス電流を絞った場合でも負荷駆動能力
が高く、また、能動負荷回路2を構成するトランジスタ
Q5,Q6とエミッタ接地電流増幅段を構成するトラン
ジスタQ7,Q8とが無信号時にカレントミラ−動作を
行うため、抵抗R1,R2の値のバラツキ及び直流電流
利得バラツキに対して出力電流バラツキを小さくするこ
とが可能となる。
ては、差動増幅対の差動出力からエミッタ接地電流増幅
段を構成するトランジスタQ7,Q8を動作させるB級
動作的な電流増幅が行われるため、差動増幅対からのエ
ミッタ接地電流増幅器を構成するトランジスタQ7,Q
8に対するバイアス電流を絞った場合でも負荷駆動能力
が高く、また、能動負荷回路2を構成するトランジスタ
Q5,Q6とエミッタ接地電流増幅段を構成するトラン
ジスタQ7,Q8とが無信号時にカレントミラ−動作を
行うため、抵抗R1,R2の値のバラツキ及び直流電流
利得バラツキに対して出力電流バラツキを小さくするこ
とが可能となる。
【0019】第3図は、本発明による差動増幅器の第2
の実施例の回路構成を示す図である。第3図に於いて、
Q1,Q2は、入力差動対1を構成するNPNトランジ
スタで、此等の共通エミッタと接地間には抵抗,トラン
ジスタ等からなる電流源回路Ibiasが配設されている。
NPNトランジスタQ1,Q2の夫々のコレクタは、能
動負荷回路2を構成するPNPトランジスタQ3,Q4
を介して電源回路Vccに接続されている。
の実施例の回路構成を示す図である。第3図に於いて、
Q1,Q2は、入力差動対1を構成するNPNトランジ
スタで、此等の共通エミッタと接地間には抵抗,トラン
ジスタ等からなる電流源回路Ibiasが配設されている。
NPNトランジスタQ1,Q2の夫々のコレクタは、能
動負荷回路2を構成するPNPトランジスタQ3,Q4
を介して電源回路Vccに接続されている。
【0020】トランジスタQ1のコレクタとトランジス
タQ3のコレクタとの接続点にはPNPトランジスタQ
3のエミッタが接続され、トランジスタQ3のコレクタ
は定電流源回路I1 を介して接地されている。トランジ
スタQ2のコレクタとトランジスタQ4のコレクタとの
接続点にはPNPトランジスタQ6のエミッタが接続さ
れ、トランジスタQ6のコレクタは定電流源回路I2 を
介して接地されている。トランジスタQ3とトランジス
タQ6のベ−スは、電源回路Vccの電源電圧からトラン
ジスタQ3のベ−ス・エミッタ間電圧VBEとトランジス
タQ5のコレクタ・エミッタ間飽和電圧VCEとの和だけ
低い電圧を与える電源回路Vbiasに接地されている。
タQ3のコレクタとの接続点にはPNPトランジスタQ
3のエミッタが接続され、トランジスタQ3のコレクタ
は定電流源回路I1 を介して接地されている。トランジ
スタQ2のコレクタとトランジスタQ4のコレクタとの
接続点にはPNPトランジスタQ6のエミッタが接続さ
れ、トランジスタQ6のコレクタは定電流源回路I2 を
介して接地されている。トランジスタQ3とトランジス
タQ6のベ−スは、電源回路Vccの電源電圧からトラン
ジスタQ3のベ−ス・エミッタ間電圧VBEとトランジス
タQ5のコレクタ・エミッタ間飽和電圧VCEとの和だけ
低い電圧を与える電源回路Vbiasに接地されている。
【0021】トランジスタQ5のコレクタとトランジス
タQ3,トランジスタQ4のベ−スとの間には能動負荷
回路2を構成する抵抗R1が配設され、トランジスタQ
6のコレクタとトランジスタQ3,トランジスタQ4の
ベ−スとの間には能動負荷回路2を構成する抵抗R2が
配設されている。尚、Vref は、入力差動対1を直流的
にバイアスする直流バイアス電圧電源である。
タQ3,トランジスタQ4のベ−スとの間には能動負荷
回路2を構成する抵抗R1が配設され、トランジスタQ
6のコレクタとトランジスタQ3,トランジスタQ4の
ベ−スとの間には能動負荷回路2を構成する抵抗R2が
配設されている。尚、Vref は、入力差動対1を直流的
にバイアスする直流バイアス電圧電源である。
【0022】第3図に示した本発明による差動増幅器に
於いては、差動増幅対1が電源回路Vccからトランジス
タQ3,Q4を介して電源供給されて直流バイアス電圧
電源Vref からの入力に応じて差動増幅動作を行う。
於いては、差動増幅対1が電源回路Vccからトランジス
タQ3,Q4を介して電源供給されて直流バイアス電圧
電源Vref からの入力に応じて差動増幅動作を行う。
【0023】能動負荷回路2を構成するトランジスタQ
3のコレクタと入力差動対1を構成するトランジスタQ
1との接続点にはトランジスタQ5のエミッタが接続さ
れ、能動負荷回路2を構成するトランジスタQ4のコレ
クタと入力差動対1を構成するトランジスタQ2との接
続点にはトランジスタQ6のエミッタが接続されてお
り、トランジスタQ5,Q6のベ−スは、電源回路Vcc
の電源電圧からトランジスタQ3のベ−ス・エミッタ間
電圧VBEとトランジスタQ5のコレクタ・エミッタ間飽
和電圧VCESAT との和だけ低い電圧を与える電源回路V
biasに接地されているので、トランジスタQ1のコレク
タとトランジスタQ3のコレクタとの接続点と、トラン
ジスタQ2のコレクタとトランジスタQ4のコレクタと
の接続点に於ける電位は、電源回路Vccよりトランジス
タQ3とトランジスタQ4のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCESAT 0.15Vだけ低い電圧に固定される。
3のコレクタと入力差動対1を構成するトランジスタQ
1との接続点にはトランジスタQ5のエミッタが接続さ
れ、能動負荷回路2を構成するトランジスタQ4のコレ
クタと入力差動対1を構成するトランジスタQ2との接
続点にはトランジスタQ6のエミッタが接続されてお
り、トランジスタQ5,Q6のベ−スは、電源回路Vcc
の電源電圧からトランジスタQ3のベ−ス・エミッタ間
電圧VBEとトランジスタQ5のコレクタ・エミッタ間飽
和電圧VCESAT との和だけ低い電圧を与える電源回路V
biasに接地されているので、トランジスタQ1のコレク
タとトランジスタQ3のコレクタとの接続点と、トラン
ジスタQ2のコレクタとトランジスタQ4のコレクタと
の接続点に於ける電位は、電源回路Vccよりトランジス
タQ3とトランジスタQ4のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCESAT 0.15Vだけ低い電圧に固定される。
【0024】従って、入力差動対1を構成する第1,第
2のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽
和電圧VCEを0.15Vと固定した場合、第1の電流源
回路Ibiasによる電圧降下は、0.55Vまで即ち0.
9Vまでの電源回路Vccに対して動作可能となり、低電
源電位を用いた場合にも良好な高利得特性を発揮する差
動増幅を行う差動増幅器が提供可能となる。
2のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽
和電圧VCEを0.15Vと固定した場合、第1の電流源
回路Ibiasによる電圧降下は、0.55Vまで即ち0.
9Vまでの電源回路Vccに対して動作可能となり、低電
源電位を用いた場合にも良好な高利得特性を発揮する差
動増幅を行う差動増幅器が提供可能となる。
【0025】第4図は、第3図に示した本発明による差
動増幅器の応用例で、第3図に示した差動増幅器にPN
PトランジスタQ8,Q9からなるエミッタ接地電流増
幅段とトランジスタQ10,Q11からなる折り返しカ
レントミラ−回路を追加して負帰還構成した例を示す。
動増幅器の応用例で、第3図に示した差動増幅器にPN
PトランジスタQ8,Q9からなるエミッタ接地電流増
幅段とトランジスタQ10,Q11からなる折り返しカ
レントミラ−回路を追加して負帰還構成した例を示す。
【0026】又、第3図に示した電源回路Vbiasを抵抗
R3とベ−ス・コレクタ間がダイオ−ド接続されたトラ
ンジスタQ13と定電流源回路I3との直列回路で構成
している。
R3とベ−ス・コレクタ間がダイオ−ド接続されたトラ
ンジスタQ13と定電流源回路I3との直列回路で構成
している。
【0027】第4図の如く構成される差動増幅器に於い
ては、差動増幅対の差動出力1からエミッタ接地電流増
幅段を構成するトランジスタQ8,Q9を動作させるB
級動作的な電流増幅が行われるため、差動増幅対からの
エミッタ接地電流増幅器を構成するトランジスタQ5,
Q6に対するバイアス電流を絞った場合でも負荷駆動能
力が高く、また、能動負荷回路2を構成するトランジス
タQ3,Q4とエミッタ接地電流増幅段を構成するトラ
ンジスタQ8,Q9とが無信号時にカレントミラ−動作
を行うため、抵抗R1,R2の値のバラツキ及び直流電
流利得バラツキに対して出力電流バラツキを小さくする
ことが可能となる。
ては、差動増幅対の差動出力1からエミッタ接地電流増
幅段を構成するトランジスタQ8,Q9を動作させるB
級動作的な電流増幅が行われるため、差動増幅対からの
エミッタ接地電流増幅器を構成するトランジスタQ5,
Q6に対するバイアス電流を絞った場合でも負荷駆動能
力が高く、また、能動負荷回路2を構成するトランジス
タQ3,Q4とエミッタ接地電流増幅段を構成するトラ
ンジスタQ8,Q9とが無信号時にカレントミラ−動作
を行うため、抵抗R1,R2の値のバラツキ及び直流電
流利得バラツキに対して出力電流バラツキを小さくする
ことが可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明による差動増幅器においては、低
い電圧源を用いた場合にも高利得の増幅動作が営まれ
る。
い電圧源を用いた場合にも高利得の増幅動作が営まれ
る。
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】第1図に示した第1の実施例の応用例を示す回
路図。
路図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図。
【図4】第3図に示した第2の実施例の応用例を示す回
路図。
路図。
【図5】従来の差動増幅器の回路図。
1…入力差動対、2…能動負荷回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 差動増幅回路
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低電圧電源回路からの
電源供給下に於いても低電圧動作が可能、且つ高利得増
幅の可能な差動増幅器に関する。
電源供給下に於いても低電圧動作が可能、且つ高利得増
幅の可能な差動増幅器に関する。
【0002】
【従来技術】高利得差動増幅動作を行う差動増幅器とし
て、従来第5図に示すような差動増幅器が用いられてい
る。
て、従来第5図に示すような差動増幅器が用いられてい
る。
【0003】即ち、入力差動対NPNトランジスタQ
1,Q2のコレクターと電源Vccとの間にPNPトラン
ジスタQ3,Q4が配設され、PNPトランジスタQ
3,Q4の夫々のコレクタは対応するNPNトランジス
タQ1,Q2のコレクタに接続され、PNPトランジス
タQ3,Q4のエミッタは電源Vccに接続されてい
る。NPNトランジスタQ1のコレクタとPNPトラン
ジスタQ3のコレクタとの接続点とPNPトランジスタ
Q3,Q4のベ−ス間には負荷抵抗R1が接続されてい
る。NPNトランジスタQ2のコレクタとPNPトラン
ジスタQ4のコレクタとの接続点とPNPトランジスタ
Q3,Q4のベ−ス間には負荷抵抗R2が接続されてい
る。
1,Q2のコレクターと電源Vccとの間にPNPトラン
ジスタQ3,Q4が配設され、PNPトランジスタQ
3,Q4の夫々のコレクタは対応するNPNトランジス
タQ1,Q2のコレクタに接続され、PNPトランジス
タQ3,Q4のエミッタは電源Vccに接続されてい
る。NPNトランジスタQ1のコレクタとPNPトラン
ジスタQ3のコレクタとの接続点とPNPトランジスタ
Q3,Q4のベ−ス間には負荷抵抗R1が接続されてい
る。NPNトランジスタQ2のコレクタとPNPトラン
ジスタQ4のコレクタとの接続点とPNPトランジスタ
Q3,Q4のベ−ス間には負荷抵抗R2が接続されてい
る。
【0004】尚、差動対トランジスタQ1,Q2のベ−
スは、基準電源電圧Vref に夫々共通接続され、差動対
トランジスタQ1,Q2のエミッタはバイアス電流源I
biasに接続されている。
スは、基準電源電圧Vref に夫々共通接続され、差動対
トランジスタQ1,Q2のエミッタはバイアス電流源I
biasに接続されている。
【0005】第5図に於ける従来の差動増幅器において
は、無信号時に負荷抵抗に流れる電流がPNPトランジ
スタQ3,Q4のベース電流分となるため、比較的高抵
抗を負荷抵抗に用いて高利得としても、ここでの直流的
な電圧降下を小さく抑えることができる。従って、第5
図に示した差動増幅器は、従来低電圧動作用の高利得増
幅器として利用される。
は、無信号時に負荷抵抗に流れる電流がPNPトランジ
スタQ3,Q4のベース電流分となるため、比較的高抵
抗を負荷抵抗に用いて高利得としても、ここでの直流的
な電圧降下を小さく抑えることができる。従って、第5
図に示した差動増幅器は、従来低電圧動作用の高利得増
幅器として利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第5図に示した従来の
差動増幅器が電源電圧としてVcc=0.9V程度での
使用を考える。入力差動対NPNトランジスタQ1,Q
2の各コレクター電位は、電源電圧Vccから能動負荷
を形成するPNPトランジスタQ3,Q4のベース・エ
ミッター間電圧VBE0.7V降下したものとなるため電
源電圧Vccを0.9Vとして入力差動対の各コレクタ
ー・エミッター間電圧をトランジスタの飽和電圧Vsat
0.15Vを確保しようとすると入力差動対NPNトラ
ンジスタQ1,Q2の共通エミッタと対接地電圧(共通
最低電位)間の電圧を50mVとする必要がある。従っ
て、飽和電圧Vsat を有するトランジスタの使用が不可
能となるため、抵抗による電流バイアス方式に限定され
ることとなる。このことは、入力バイアス電圧による入
力差動対のバイアス電流変化及び入力信号電圧に対して
の電流変換利得の低下を招き、差動増幅器としての特性
が劣化する欠点がある。 第5図に示した差動増幅器
では、能動負荷を形成するPNPトランジスタのVBE電
圧にて電源電圧より降下した電位で入力差動対NPNト
ランジスタの各コレクター出力での減電圧動作余裕を無
くしている。この発明の目的は、差動出力を有する高利
得増幅器として低電圧(Vcc=0.9V程度)に於い
ても良好な特性の差動増幅器を提供することにある。
差動増幅器が電源電圧としてVcc=0.9V程度での
使用を考える。入力差動対NPNトランジスタQ1,Q
2の各コレクター電位は、電源電圧Vccから能動負荷
を形成するPNPトランジスタQ3,Q4のベース・エ
ミッター間電圧VBE0.7V降下したものとなるため電
源電圧Vccを0.9Vとして入力差動対の各コレクタ
ー・エミッター間電圧をトランジスタの飽和電圧Vsat
0.15Vを確保しようとすると入力差動対NPNトラ
ンジスタQ1,Q2の共通エミッタと対接地電圧(共通
最低電位)間の電圧を50mVとする必要がある。従っ
て、飽和電圧Vsat を有するトランジスタの使用が不可
能となるため、抵抗による電流バイアス方式に限定され
ることとなる。このことは、入力バイアス電圧による入
力差動対のバイアス電流変化及び入力信号電圧に対して
の電流変換利得の低下を招き、差動増幅器としての特性
が劣化する欠点がある。 第5図に示した差動増幅器
では、能動負荷を形成するPNPトランジスタのVBE電
圧にて電源電圧より降下した電位で入力差動対NPNト
ランジスタの各コレクター出力での減電圧動作余裕を無
くしている。この発明の目的は、差動出力を有する高利
得増幅器として低電圧(Vcc=0.9V程度)に於い
ても良好な特性の差動増幅器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による差動増幅
器は、エミッタが共通に接続された同一極性の一対の第
1、第2のトランジスタからなる入力差動対と;上記入
力差動対の共通エミッタと第1の電源電位との間に配設
された第1の電流源回路と;上記第1のトランジスタの
コレクタと第2の電源電位との間に配設された第2の電
流源回路と;上記第2のトランジスタのコレクタと第2
の電源電位との間に配設され、上記第2の電流源回路と
同値の3の電流源回路と;
器は、エミッタが共通に接続された同一極性の一対の第
1、第2のトランジスタからなる入力差動対と;上記入
力差動対の共通エミッタと第1の電源電位との間に配設
された第1の電流源回路と;上記第1のトランジスタの
コレクタと第2の電源電位との間に配設された第2の電
流源回路と;上記第2のトランジスタのコレクタと第2
の電源電位との間に配設され、上記第2の電流源回路と
同値の3の電流源回路と;
【0008】コレクタが上記第1のトランジスタのコレ
クタに接続され,エミッタが上記第1の電源電位に接続
された第3のトランジスタ,コレクタが上記第2のトラ
ンジスタのコレクタに接続され,エミッタが上記第1の
電源電位に接続され上記第3のトランジスタと同一極性
の第4のトランジスタ,上記第3,4のトランジスタの
ベ−スの共通接続点と上記第3,4のトランジスタの夫
々のコレクタ間に第1,2の負荷抵抗を配設して成る能
動負荷回路とを備える。
クタに接続され,エミッタが上記第1の電源電位に接続
された第3のトランジスタ,コレクタが上記第2のトラ
ンジスタのコレクタに接続され,エミッタが上記第1の
電源電位に接続され上記第3のトランジスタと同一極性
の第4のトランジスタ,上記第3,4のトランジスタの
ベ−スの共通接続点と上記第3,4のトランジスタの夫
々のコレクタ間に第1,2の負荷抵抗を配設して成る能
動負荷回路とを備える。
【0009】
【作用】以上の如く差動増幅器に於いては、第2の電源
電位に対して入力差動対と能動負荷回路とが並列に配設
されているので、入力差動対を構成する第1,第2のト
ランジスタのコレクタ電位は、第3,第4のトランジス
タQ3,Q4のベ−ス・エミッタ間電圧の順方向バイア
ス電圧VBEである0.7Vだけ上昇した電圧に固定され
る。
電位に対して入力差動対と能動負荷回路とが並列に配設
されているので、入力差動対を構成する第1,第2のト
ランジスタのコレクタ電位は、第3,第4のトランジス
タQ3,Q4のベ−ス・エミッタ間電圧の順方向バイア
ス電圧VBEである0.7Vだけ上昇した電圧に固定され
る。
【0010】従って、入力差動対を構成する第1,第2
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCEを0・15Vと固定した場合、第1の電流源回
路による電圧降下は、0・55Vまで可能となり、低電
源電位を用いた場合にも良好な高利得特性発揮する差動
増幅を行う差動増幅器が提供可能となる。
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCEを0・15Vと固定した場合、第1の電流源回
路による電圧降下は、0・55Vまで可能となり、低電
源電位を用いた場合にも良好な高利得特性発揮する差動
増幅を行う差動増幅器が提供可能となる。
【0011】
【実施例】本発明による差動増幅器を図面に基づき説明
する。
する。
【0012】第1図は、本発明による差動増幅器の第1
の実施例の回路構成を示す図である。第1図に於いて、
Q1,Q2は、入力差動対1を構成するNPNトランジ
スタで、此等の共通エミッタと接地間には抵抗,トラン
ジスタ等からなる電流源回路Ibiasが配設されている。
NPNトランジスタQ1,Q2の夫々のコレクタは、ト
ランジスタ,抵抗等からなる定電流源回路I1 ,I2 を
介して電源回路Vccに接続されている。
の実施例の回路構成を示す図である。第1図に於いて、
Q1,Q2は、入力差動対1を構成するNPNトランジ
スタで、此等の共通エミッタと接地間には抵抗,トラン
ジスタ等からなる電流源回路Ibiasが配設されている。
NPNトランジスタQ1,Q2の夫々のコレクタは、ト
ランジスタ,抵抗等からなる定電流源回路I1 ,I2 を
介して電源回路Vccに接続されている。
【0013】電源電位Vccに入力差動対に並列に能動負
荷回路2が配設されている。能動負荷回路2は、互いに
ベ−スが接続され、エミッタが接地され、コレクタが入
力差動対のトランジスタQ1と定電流源回路I1 との接
続点に接続されたトランジスタQ5と、ベ−スがトラン
ジスタQ5のベ−スに接続され、エミッタが接地され、
コレクタが入力差動対のトランジスタQ2と定電流源回
路I2 との接続点に接続されたトランジスタQ6と、ト
ランジスタQ5のコレクタとベ−スとの間に配設された
抵抗R1と、トランジスタQ6のコレクタとベ−スとの
間に配設された抵抗R2とより構成される。尚、Vref
は、入力差動対1を直流的にバイアスする直流バイアス
電圧電源である。
荷回路2が配設されている。能動負荷回路2は、互いに
ベ−スが接続され、エミッタが接地され、コレクタが入
力差動対のトランジスタQ1と定電流源回路I1 との接
続点に接続されたトランジスタQ5と、ベ−スがトラン
ジスタQ5のベ−スに接続され、エミッタが接地され、
コレクタが入力差動対のトランジスタQ2と定電流源回
路I2 との接続点に接続されたトランジスタQ6と、ト
ランジスタQ5のコレクタとベ−スとの間に配設された
抵抗R1と、トランジスタQ6のコレクタとベ−スとの
間に配設された抵抗R2とより構成される。尚、Vref
は、入力差動対1を直流的にバイアスする直流バイアス
電圧電源である。
【0014】第1図に示した本発明による差動増幅器に
於いては、差動増幅対1が電源回路Vccから定電流源回
路I1 ,I2 を介して電源供給されて直流バイアス電圧
電源Vref からの入力に応じて差動増幅動作を行う。
於いては、差動増幅対1が電源回路Vccから定電流源回
路I1 ,I2 を介して電源供給されて直流バイアス電圧
電源Vref からの入力に応じて差動増幅動作を行う。
【0015】能動負荷回路1が差動増幅回路2と定電流
源回路I1 ,I2 との接続点間と接地間に配設されてい
ることで、NPNトランジスタQ5,Q6のベ−ス・エ
ミッタ間電圧VBEである0.7Vに差動増幅対のトラン
ジスタQ1,Q2のコレクタ電圧は固定される。
源回路I1 ,I2 との接続点間と接地間に配設されてい
ることで、NPNトランジスタQ5,Q6のベ−ス・エ
ミッタ間電圧VBEである0.7Vに差動増幅対のトラン
ジスタQ1,Q2のコレクタ電圧は固定される。
【0016】従って、入力差動対を構成する第1,第2
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCEを0.15Vと固定した場合、第1の電流源回
路Ibiasによる電圧降下は、0.55Vまで即ち0.9
Vまでの電源回路Vccに対して動作可能となり、低電源
電位を用いた場合にも良好な高利得特性を発揮する差動
増幅動作を行う差動増幅器が提供可能となる。
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCEを0.15Vと固定した場合、第1の電流源回
路Ibiasによる電圧降下は、0.55Vまで即ち0.9
Vまでの電源回路Vccに対して動作可能となり、低電源
電位を用いた場合にも良好な高利得特性を発揮する差動
増幅動作を行う差動増幅器が提供可能となる。
【0017】第2図は、第1図に示した本発明による差
動増幅器の応用例で、第1図に示した差動増幅器にNP
NトランジスタQ7,Q8からなるエミッタ接地電流増
幅段とトランジスタQ3,Q4からなる折り返しカレン
トミラ−回路を追加して負帰還構成した例を示す。
動増幅器の応用例で、第1図に示した差動増幅器にNP
NトランジスタQ7,Q8からなるエミッタ接地電流増
幅段とトランジスタQ3,Q4からなる折り返しカレン
トミラ−回路を追加して負帰還構成した例を示す。
【0018】第2図の如く構成される差動増幅器に於い
ては、差動増幅対の差動出力からエミッタ接地電流増幅
段を構成するトランジスタQ7,Q8を動作させるB級
動作的な電流増幅が行われるため、差動増幅対からのエ
ミッタ接地電流増幅器を構成するトランジスタQ7,Q
8に対するバイアス電流を絞った場合でも負荷駆動能力
が高く、また、能動負荷回路2を構成するトランジスタ
Q5,Q6とエミッタ接地電流増幅段を構成するトラン
ジスタQ7,Q8とが無信号時にカレントミラ−動作を
行うため、抵抗R1,R2の値のバラツキ及び直流電流
利得バラツキに対して出力電流バラツキを小さくするこ
とが可能となる。
ては、差動増幅対の差動出力からエミッタ接地電流増幅
段を構成するトランジスタQ7,Q8を動作させるB級
動作的な電流増幅が行われるため、差動増幅対からのエ
ミッタ接地電流増幅器を構成するトランジスタQ7,Q
8に対するバイアス電流を絞った場合でも負荷駆動能力
が高く、また、能動負荷回路2を構成するトランジスタ
Q5,Q6とエミッタ接地電流増幅段を構成するトラン
ジスタQ7,Q8とが無信号時にカレントミラ−動作を
行うため、抵抗R1,R2の値のバラツキ及び直流電流
利得バラツキに対して出力電流バラツキを小さくするこ
とが可能となる。
【0019】第3図は、本発明による差動増幅器の第2
の実施例の回路構成を示す図である。第3図に於いて、
Q1,Q2は、入力差動対1を構成するNPNトランジ
スタで、此等の共通エミッタと接地間には抵抗,トラン
ジスタ等からなる電流源回路Ibiasが配設されている。
NPNトランジスタQ1,Q2の夫々のコレクタは、能
動負荷回路2を構成するPNPトランジスタQ3,Q4
を介して電源回路Vccに接続されている。
の実施例の回路構成を示す図である。第3図に於いて、
Q1,Q2は、入力差動対1を構成するNPNトランジ
スタで、此等の共通エミッタと接地間には抵抗,トラン
ジスタ等からなる電流源回路Ibiasが配設されている。
NPNトランジスタQ1,Q2の夫々のコレクタは、能
動負荷回路2を構成するPNPトランジスタQ3,Q4
を介して電源回路Vccに接続されている。
【0020】トランジスタQ1のコレクタとトランジス
タQ3のコレクタとの接続点にはPNPトランジスタQ
5のエミッタが接続され、トランジスタQ5のコレクタ
は定電流源回路I1 を介して接地されている。トランジ
スタQ2のコレクタとトランジスタQ4のコレクタとの
接続点にはPNPトランジスタQ6のエミッタが接続さ
れ、トランジスタQ6のコレクタは定電流源回路I2 を
介して接地されている。トランジスタQ5とトランジス
タQ6のベ−スは、電源回路Vccの電源電圧からトラン
ジスタQ3のベ−ス・エミッタ間電圧VBEとトランジス
タQ5のコレクタ・エミッタ間飽和電圧VCESAT との和
だけ低い電圧を与える電源回路Vbiasに接地されてい
る。
タQ3のコレクタとの接続点にはPNPトランジスタQ
5のエミッタが接続され、トランジスタQ5のコレクタ
は定電流源回路I1 を介して接地されている。トランジ
スタQ2のコレクタとトランジスタQ4のコレクタとの
接続点にはPNPトランジスタQ6のエミッタが接続さ
れ、トランジスタQ6のコレクタは定電流源回路I2 を
介して接地されている。トランジスタQ5とトランジス
タQ6のベ−スは、電源回路Vccの電源電圧からトラン
ジスタQ3のベ−ス・エミッタ間電圧VBEとトランジス
タQ5のコレクタ・エミッタ間飽和電圧VCESAT との和
だけ低い電圧を与える電源回路Vbiasに接地されてい
る。
【0021】トランジスタQ5のコレクタとトランジス
タQ3,トランジスタQ4のベ−スとの間には能動負荷
回路2を構成する抵抗R1が配設され、トランジスタQ
6のコレクタとトランジスタQ3,トランジスタQ4の
ベ−スとの間には能動負荷回路2を構成する抵抗R2が
配設されている。尚、Vref は、入力差動対1を直流的
にバイアスする直流バイアス電圧電源である。
タQ3,トランジスタQ4のベ−スとの間には能動負荷
回路2を構成する抵抗R1が配設され、トランジスタQ
6のコレクタとトランジスタQ3,トランジスタQ4の
ベ−スとの間には能動負荷回路2を構成する抵抗R2が
配設されている。尚、Vref は、入力差動対1を直流的
にバイアスする直流バイアス電圧電源である。
【0022】第3図に示した本発明による差動増幅器に
於いては、差動増幅対1が電源回路Vccからトランジス
タQ3,Q4を介して電源供給されて直流バイアス電圧
電源Vref からの入力に応じて差動増幅動作を行う。
於いては、差動増幅対1が電源回路Vccからトランジス
タQ3,Q4を介して電源供給されて直流バイアス電圧
電源Vref からの入力に応じて差動増幅動作を行う。
【0023】能動負荷回路2を構成するトランジスタQ
3のコレクタと入力差動対1を構成するトランジスタQ
1との接続点にはトランジスタQ5のエミッタが接続さ
れ、能動負荷回路2を構成するトランジスタQ4のコレ
クタと入力差動対1を構成するトランジスタQ2との接
続点にはトランジスタQ6のエミッタが接続されてお
り、トランジスタQ5,Q6のベ−スは、電源回路Vcc
の電源電圧からトランジスタQ3のベ−ス・エミッタ間
電圧VBEとトランジスタQ5のコレクタ・エミッタ間飽
和電圧VCESAT との和だけ低い電圧を与える電源回路V
biasに接地されているので、トランジスタQ1のコレク
タとトランジスタQ3のコレクタとの接続点と、トラン
ジスタQ2のコレクタとトランジスタQ4のコレクタと
の接続点に於ける電位は、電源回路Vccよりトランジス
タQ3とトランジスタQ4のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCESAT 0.15Vだけ低い電圧に固定される。
3のコレクタと入力差動対1を構成するトランジスタQ
1との接続点にはトランジスタQ5のエミッタが接続さ
れ、能動負荷回路2を構成するトランジスタQ4のコレ
クタと入力差動対1を構成するトランジスタQ2との接
続点にはトランジスタQ6のエミッタが接続されてお
り、トランジスタQ5,Q6のベ−スは、電源回路Vcc
の電源電圧からトランジスタQ3のベ−ス・エミッタ間
電圧VBEとトランジスタQ5のコレクタ・エミッタ間飽
和電圧VCESAT との和だけ低い電圧を与える電源回路V
biasに接地されているので、トランジスタQ1のコレク
タとトランジスタQ3のコレクタとの接続点と、トラン
ジスタQ2のコレクタとトランジスタQ4のコレクタと
の接続点に於ける電位は、電源回路Vccよりトランジス
タQ3とトランジスタQ4のコレクタ・エミッタ間飽和
電圧VCESAT 0.15Vだけ低い電圧に固定される。
【0024】従って、入力差動対1を構成する第1,第
2のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽
和電圧VCEを0.15Vと固定した場合、第1の電流源
回路Ibiasによる電圧降下は、0.55Vまで即ち0.
9Vまでの電源回路Vccに対して動作可能となり、低電
源電位を用いた場合にも良好な高利得特性を発揮する差
動増幅を行う差動増幅器が提供可能となる。
2のトランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間飽
和電圧VCEを0.15Vと固定した場合、第1の電流源
回路Ibiasによる電圧降下は、0.55Vまで即ち0.
9Vまでの電源回路Vccに対して動作可能となり、低電
源電位を用いた場合にも良好な高利得特性を発揮する差
動増幅を行う差動増幅器が提供可能となる。
【0025】第4図は、第3図に示した本発明による差
動増幅器の応用例で、第3図に示した差動増幅器にPN
PトランジスタQ8,Q9からなるエミッタ接地電流増
幅段とトランジスタQ10,Q11からなる折り返しカ
レントミラ−回路を追加して負帰還構成した例を示す。
動増幅器の応用例で、第3図に示した差動増幅器にPN
PトランジスタQ8,Q9からなるエミッタ接地電流増
幅段とトランジスタQ10,Q11からなる折り返しカ
レントミラ−回路を追加して負帰還構成した例を示す。
【0026】又、第3図に示した電源回路Vbiasを抵抗
R3とベ−ス・コレクタ間がダイオ−ド接続されたトラ
ンジスタQ7と定電流源回路I3との直列回路で構成し
ている。
R3とベ−ス・コレクタ間がダイオ−ド接続されたトラ
ンジスタQ7と定電流源回路I3との直列回路で構成し
ている。
【0027】第4図の如く構成される差動増幅器に於い
ては、差動増幅対の差動出力1からエミッタ接地電流増
幅段を構成するトランジスタQ8,Q9を動作させるB
級動作的な電流増幅が行われるため、差動増幅対からの
エミッタ接地電流増幅器を構成するトランジスタQ5,
Q6に対するバイアス電流を絞った場合でも負荷駆動能
力が高く、また、能動負荷回路2を構成するトランジス
タQ3,Q4とエミッタ接地電流増幅段を構成するトラ
ンジスタQ8,Q9とが無信号時にカレントミラ−動作
を行うため、抵抗R1,R2の値のバラツキ及び直流電
流利得バラツキに対して出力電流バラツキを小さくする
ことが可能となる。
ては、差動増幅対の差動出力1からエミッタ接地電流増
幅段を構成するトランジスタQ8,Q9を動作させるB
級動作的な電流増幅が行われるため、差動増幅対からの
エミッタ接地電流増幅器を構成するトランジスタQ5,
Q6に対するバイアス電流を絞った場合でも負荷駆動能
力が高く、また、能動負荷回路2を構成するトランジス
タQ3,Q4とエミッタ接地電流増幅段を構成するトラ
ンジスタQ8,Q9とが無信号時にカレントミラ−動作
を行うため、抵抗R1,R2の値のバラツキ及び直流電
流利得バラツキに対して出力電流バラツキを小さくする
ことが可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明による差動増幅器においては、低
い電圧源を用いた場合にも高利得の増幅動作が営まれ
る。
い電圧源を用いた場合にも高利得の増幅動作が営まれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】第1図に示した第1の実施例の応用例を示す回
路図。
路図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図。
【図4】第3図に示した第2の実施例の応用例を示す回
路図。
路図。
【図5】従来の差動増幅器の回路図。
【符号の説明】 1……入力差動対, 2……能動負荷回路。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (2)
- 【請求項1】 エミッタが共通に接続された同一極性の
一対の第1、第2のトランジスタからなる入力差動対
と;上記入力差動対の共通エミッタと第1の電源電位と
の間に配設された第1の電流源回路と;上記第1のトラ
ンジスタのコレクタと第2の電源電位との間に配設され
た第2の電流源回路と;上記第2のトランジスタのコレ
クタと第2の電源電位との間に配設され、上記第2の電
流源回路と同値の第3の電流源回路と;コレクタが上記
第1のトランジスタのコレクタに接続され,エミッタが
上記第1の電源電位に接続された第3のトランジスタ,
コレクタが上記第2のトランジスタのコレクタに接続さ
れ,エミッタが上記第1の電源電位に接続され上記第3
のトランジスタと同一極性の第4のトランジスタ,上記
第3,4のトランジスタのベ−スの共通接続点と上記第
3,4のトランジスタの夫々のコレクタ間に第1,2の
負荷抵抗を配設して成る能動負荷回路。 - 【請求項2】 エミッタが共通に接続された同一極性の
一対の第1、第2のトランジスタからなる入力差動対
と;上記入力差動対の共通エミッタと第1の電源電位と
の間に配設された第1の電流源回路と;上記第1のトラ
ンジスタのコレクタと第2の電源電位との間に配設され
た能動負荷回路を構成する上記第1のトランジスタと逆
極性の第3のトランジスタと;上記第2のトランジスタ
のコレクタと上記第2の電源電位との間に配設された能
動負荷回路を構成する上記第2のトランジスタと逆極性
の第4のトランジスタと;上記第1,第3のトランジス
タのコレクタの接続点と上記第1の電源電位との間に配
設された上記第1のトランジスタと逆極性の第5のトラ
ンジスタ;上記第2,第4のトランジスタのコレクタの
接続点と上記第1の電源電位との間に配設された上記第
2のトランジスタと逆極性の第6のトランジスタ;上記
第3,第4のトランジスタの共通ベ−スと上記第5のト
ランジスタのコレクタとの間に配設された能動負荷回路
を構成する第1の抵抗と;上記第3,第4のトランジス
タの共通ベ−スと上記第6のトランジスタのコレクタと
の間に配設された能動負荷回路を構成する第2の抵抗
と;上記第5,第6のトランジスタの共通ベ−スを上記
第2の電源電圧に於ける電位より上記第3,4のトラン
ジスタのコレクタ・エミッタ間飽和電圧と上記第5,第
6のトランジスタベ−ス・エミッタ間電圧の和だけ低い
電位に接地する第3の電源電位とを備えた差動増幅回
路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06196945A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 差動増幅回路 |
KR1019930028765A KR970005292B1 (ko) | 1992-12-24 | 1993-12-21 | 차동증폭회로 |
US08/171,644 US5376897A (en) | 1992-12-24 | 1993-12-22 | Differential amplifier circuit providing high gain output at low power supply voltage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06196945A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 差動増幅回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06196945A true JPH06196945A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18363280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP43A Pending JPH06196945A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 差動増幅回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5376897A (ja) |
JP (1) | JPH06196945A (ja) |
KR (1) | KR970005292B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030082848A (ko) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | 실리콤텍(주) | 가변이득 증폭회로 |
KR100693821B1 (ko) * | 2005-10-31 | 2007-03-12 | 삼성전자주식회사 | 차동 증폭기 및 이를 위한 액티브 로드 |
JP2010103739A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Seiko Epson Corp | 差動増幅回路、高速シリアルインターフェース回路、集積回路装置及び電子機器 |
US10559434B2 (en) | 2016-04-28 | 2020-02-11 | Lsis Co., Ltd. | Control circuit for electric leakage circuit breaker |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0183824B1 (ko) * | 1995-08-16 | 1999-04-15 | 김광호 | 자기기록장치 및 방법 |
DE69627672D1 (de) * | 1996-12-16 | 2003-05-28 | St Microelectronics Srl | Methode zur Feststellung der Auswirkungen von Plasmabehandlungen auf Halbleiterscheiben |
US5939944A (en) * | 1997-12-16 | 1999-08-17 | Burr-Brown Corporation | NPN push-pull output stage with folded cascode JFETs |
US6157255A (en) * | 1999-01-28 | 2000-12-05 | Agilent Technologies | High performance operational amplifier |
IT1395084B1 (it) * | 2008-12-22 | 2012-09-05 | St Microelectronics Srl | Dispositivo elettronico di amplificazione a specchio di corrente per amplificatori di potenza integrati |
RU2616573C1 (ru) * | 2015-11-16 | 2017-04-17 | Федеральное Государственное Бюджетное Образовательное Учреждение Высшего Профессионального Образования "Донской Государственный Технический Университет" (Дгту) | Дифференциальный операционный усилитель |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8003197A (nl) * | 1980-06-02 | 1982-01-04 | Philips Nv | Geintegreerde versterkerschakeling. |
JPH0263206A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-02 | Toshiba Corp | カレントミラー回路 |
JPH0770935B2 (ja) * | 1989-10-06 | 1995-07-31 | 株式会社東芝 | 差動電流増幅回路 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP43A patent/JPH06196945A/ja active Pending
-
1993
- 1993-12-21 KR KR1019930028765A patent/KR970005292B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-12-22 US US08/171,644 patent/US5376897A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030082848A (ko) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | 실리콤텍(주) | 가변이득 증폭회로 |
KR100693821B1 (ko) * | 2005-10-31 | 2007-03-12 | 삼성전자주식회사 | 차동 증폭기 및 이를 위한 액티브 로드 |
JP2010103739A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Seiko Epson Corp | 差動増幅回路、高速シリアルインターフェース回路、集積回路装置及び電子機器 |
US10559434B2 (en) | 2016-04-28 | 2020-02-11 | Lsis Co., Ltd. | Control circuit for electric leakage circuit breaker |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970005292B1 (ko) | 1997-04-15 |
US5376897A (en) | 1994-12-27 |
KR940017113A (ko) | 1994-07-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000801 |