JPH0618315Y2 - 針式時計 - Google Patents
針式時計Info
- Publication number
- JPH0618315Y2 JPH0618315Y2 JP1986017443U JP1744386U JPH0618315Y2 JP H0618315 Y2 JPH0618315 Y2 JP H0618315Y2 JP 1986017443 U JP1986017443 U JP 1986017443U JP 1744386 U JP1744386 U JP 1744386U JP H0618315 Y2 JPH0618315 Y2 JP H0618315Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- timepiece
- wheel
- shaft
- hand shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、針式時計に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、針式時計は内部に駆動機構等を備えた時計ムーブ
メントを時計ケース内に収納し、このケース内に収納し
た時計ムーブメントの駆動機構部に時、分等の指針を取
り付けて回動させ、時刻を表示させるようになってい
る。
メントを時計ケース内に収納し、このケース内に収納し
た時計ムーブメントの駆動機構部に時、分等の指針を取
り付けて回動させ、時刻を表示させるようになってい
る。
しかして、時計ケース内に時計ムーブメントを収納した
針式時計においては、時計ムーブメントを時計ケース内
に収納するために、必然的に時計が厚くなってしまいデ
ザイン性のすぐれた薄型時計を製作することがむずかし
く、また、コスト高となる欠点を有している。一方、例
えば特開昭60−188870号公報に記載されている
如く、針の中に歯車等の輪列機構を配置してデザイン性
の向上を計ることが考えられているが、このような構成
であると針を動かすのに大きな力を必要とするばかり
か、歯車等をバランス良く配置しなければならないとい
った欠点があった。
針式時計においては、時計ムーブメントを時計ケース内
に収納するために、必然的に時計が厚くなってしまいデ
ザイン性のすぐれた薄型時計を製作することがむずかし
く、また、コスト高となる欠点を有している。一方、例
えば特開昭60−188870号公報に記載されている
如く、針の中に歯車等の輪列機構を配置してデザイン性
の向上を計ることが考えられているが、このような構成
であると針を動かすのに大きな力を必要とするばかり
か、歯車等をバランス良く配置しなければならないとい
った欠点があった。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、部品点数が少なく、デザイン性に
すぐれ、しかも、薄型化に適した針式時計を提供するこ
とにある。
目的とするところは、部品点数が少なく、デザイン性に
すぐれ、しかも、薄型化に適した針式時計を提供するこ
とにある。
[考案の要点] この考案は、上述した目的を達成するために、指針を駆
動する時計機構部を指針の内部に収納し且つこの時計機
構部が固定された状態を保持出来るようにしたことを要
旨とするものである。
動する時計機構部を指針の内部に収納し且つこの時計機
構部が固定された状態を保持出来るようにしたことを要
旨とするものである。
[実施例] 以下、図面を参照して、この考案の実施例を壁掛時計に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
第1図乃至第3図はこの考案の1実施例を示すもので、
第1図は壁面に取り付けられた壁掛時計の斜視図、第2
図は壁掛時計の要部拡大断面図、第3図は第2図で示す
要部の正面構造部である。
第1図は壁面に取り付けられた壁掛時計の斜視図、第2
図は壁掛時計の要部拡大断面図、第3図は第2図で示す
要部の正面構造部である。
第1図において、1は壁掛時計であり、この時計1は外
観が指針である短針(時針)2と長針(分針)3とで形
成されている。そして、文字板に対応する部分は壁面4
を用いており、この時計1には更に第2図、第3図で示
すように短針2内に時計機構部5が収納されている。
観が指針である短針(時針)2と長針(分針)3とで形
成されている。そして、文字板に対応する部分は壁面4
を用いており、この時計1には更に第2図、第3図で示
すように短針2内に時計機構部5が収納されている。
この時計機構部5は、輪列受及び地板を一体的に形成し
た輪列受部材5aを有し、輪列受部材5aは支持部材6
に固定されていて、支持部材6が壁面4に固定されてい
る。
た輪列受部材5aを有し、輪列受部材5aは支持部材6
に固定されていて、支持部材6が壁面4に固定されてい
る。
そして、輪列受部材5a内には第3図に示すように、輪
列7、電池8、LSI9、水晶発振器10、ステータ1
1及びロータ12が配置されていて、ロータカナ13が
輪列7の1つである中間車14と噛合っている。また、
中間車14のカナ15には四番車16が噛合っていて、
四番車16のカナ17には三番車18が噛合い、三番車
18のカナ19には四番車16と同軸位置で回転自在に
保持されている二番車20が噛合っている。
列7、電池8、LSI9、水晶発振器10、ステータ1
1及びロータ12が配置されていて、ロータカナ13が
輪列7の1つである中間車14と噛合っている。また、
中間車14のカナ15には四番車16が噛合っていて、
四番車16のカナ17には三番車18が噛合い、三番車
18のカナ19には四番車16と同軸位置で回転自在に
保持されている二番車20が噛合っている。
この二番車20には長針3を取り付けるための分針軸2
0aが突設されており、この二番車20には更に上記分
針軸20aを軸として筒車21が回転自在に組み付けら
れている。また、二番車20のカナ22が日の裏車23
に噛合わされ、さらに筒車21は日の裏車23に噛合っ
て連動されていて、筒車21の時針軸21aに短針2が
取り付けられている。
0aが突設されており、この二番車20には更に上記分
針軸20aを軸として筒車21が回転自在に組み付けら
れている。また、二番車20のカナ22が日の裏車23
に噛合わされ、さらに筒車21は日の裏車23に噛合っ
て連動されていて、筒車21の時針軸21aに短針2が
取り付けられている。
短針2は固定部2aが前記時針軸21aに固着されてい
て、時計機構部5を覆う大きさと厚さとをもって形成さ
れている。そして、支持部材6の近傍には逃げ孔2bが
設けられている。
て、時計機構部5を覆う大きさと厚さとをもって形成さ
れている。そして、支持部材6の近傍には逃げ孔2bが
設けられている。
一方、長針3は、固定部3aが分針軸20aに固着され
ている。なお、長針3はデザイン上幅と厚さが短針2と
略同じに形成してある。
ている。なお、長針3はデザイン上幅と厚さが短針2と
略同じに形成してある。
また、輪列受部材5aに収納された時計機構部5は支持
部材6によって支持されビス24によって壁面4に固定
されており、短針2及び長針3の各指針はこの支持部材
6の固定支持によって安定した時刻表示の回転を行う。
なお、支持部材6の固定手段は図示する構造に限定する
ものではない。
部材6によって支持されビス24によって壁面4に固定
されており、短針2及び長針3の各指針はこの支持部材
6の固定支持によって安定した時刻表示の回転を行う。
なお、支持部材6の固定手段は図示する構造に限定する
ものではない。
よって、この実施例ではロータ12の回転に伴って二番
車20が回転し、この二番車20に固着されている長針
3が時計方向に回転される。また、二番車20の回転は
筒車21に伝達され、この筒車21に固着されている短
針2が時計方向に回転される。なお、短針2内の時計機
構部5は定位置にとどまっている。
車20が回転し、この二番車20に固着されている長針
3が時計方向に回転される。また、二番車20の回転は
筒車21に伝達され、この筒車21に固着されている短
針2が時計方向に回転される。なお、短針2内の時計機
構部5は定位置にとどまっている。
なお、前記実施例において、時計機構部は短針2内に収
納されているが、上記収納は長針側であってもよい。ま
た、時計機構部5を三針式とすることにより指針に秒針
を付加させることもできる。
納されているが、上記収納は長針側であってもよい。ま
た、時計機構部5を三針式とすることにより指針に秒針
を付加させることもできる。
一方、文字板を必要とする場合には適宜手段によってこ
れを壁面に設けるものとする。
れを壁面に設けるものとする。
尚、本考案は壁掛時計に限定されるものではない。
[考案の効果] この考案は、以上詳細に説明したように、時計機構部を
指針の内部に固定的に収納させてあたかも指針のみが単
独で動いているように構成したことにより、非常にシン
プルでユニークな薄型としても針式時計を提供できる。
指針の内部に固定的に収納させてあたかも指針のみが単
独で動いているように構成したことにより、非常にシン
プルでユニークな薄型としても針式時計を提供できる。
第1図乃至第3図はこの考案の1実施例を示すもので、
第1図は壁面に取り付けられた壁掛時計の斜視図、第2
図は壁掛時計の要部拡大断面図、第3図は第2図で示す
要部の正面構造図である。 2……短針、3……長針、5……時計機構部。
第1図は壁面に取り付けられた壁掛時計の斜視図、第2
図は壁掛時計の要部拡大断面図、第3図は第2図で示す
要部の正面構造図である。 2……短針、3……長針、5……時計機構部。
Claims (1)
- 【請求項1】内部にモータ及びこのモータによって回転
駆動される時針軸並びに分針軸を有する輪列機構を収納
し、上面より前記時針軸及び分針軸の先端が突出され下
面に前記時針軸及び分針軸と同軸位置に支持部が突出形
成された時計機構収納部材と、 この時計機構収納部材の上面より突出された前記時針軸
先端に固定され前記時計機構収納部材を内部に収納し下
面より前記支持部が突出される外観が針形状の第一の針
部材と、 この第一の針部材に重ねて配置され、時計機構収納部材
の上面より突出された前記分針軸先端に固定された外観
が針形状の第二の針部材と、 を具備したことを特徴とする針式時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986017443U JPH0618315Y2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 針式時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986017443U JPH0618315Y2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 針式時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133183U JPS62133183U (ja) | 1987-08-22 |
JPH0618315Y2 true JPH0618315Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=30810211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986017443U Expired - Lifetime JPH0618315Y2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 針式時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618315Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2563847B2 (ja) * | 1990-07-17 | 1996-12-18 | 全宏 上田 | 時 計 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5387761A (en) * | 1977-01-13 | 1978-08-02 | Citizen Watch Co Ltd | Wall clock |
JPS60188870A (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-26 | Rhythm Watch Co Ltd | 装飾時計 |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP1986017443U patent/JPH0618315Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133183U (ja) | 1987-08-22 |
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