JPH06179461A - 詰め替え容易な包装袋 - Google Patents
詰め替え容易な包装袋Info
- Publication number
- JPH06179461A JPH06179461A JP35290292A JP35290292A JPH06179461A JP H06179461 A JPH06179461 A JP H06179461A JP 35290292 A JP35290292 A JP 35290292A JP 35290292 A JP35290292 A JP 35290292A JP H06179461 A JPH06179461 A JP H06179461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- contents
- bag
- refilling
- tsuruguchi
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軟包装材で構成される包装袋であって、鶴口
形状の注出口を固定した状態で形成することにより、流
通工程に於ける破損を防止し、しかも、注出に際し、内
容物がこぼれにくく、詰め替えが容易な包装袋を提供す
る。 【構成】 軟包装材で構成される包装袋であって、袋の
一端の外縁部及び上部をヒートシールによる封緘加工を
施し、鶴口形状の注出口24を固定した状態で形成し、
且つ内容物充填部25と鶴口注出口24を分離したシー
ル部領域23にカット用のミシン目26を施し、更に、
鶴口注出口24の上部に開封用のVノッチを設けて、内
容物を注出する際に、内容物がこぼれず、詰め替え容器
に容易に移し替えることができる構成とした。
形状の注出口を固定した状態で形成することにより、流
通工程に於ける破損を防止し、しかも、注出に際し、内
容物がこぼれにくく、詰め替えが容易な包装袋を提供す
る。 【構成】 軟包装材で構成される包装袋であって、袋の
一端の外縁部及び上部をヒートシールによる封緘加工を
施し、鶴口形状の注出口24を固定した状態で形成し、
且つ内容物充填部25と鶴口注出口24を分離したシー
ル部領域23にカット用のミシン目26を施し、更に、
鶴口注出口24の上部に開封用のVノッチを設けて、内
容物を注出する際に、内容物がこぼれず、詰め替え容器
に容易に移し替えることができる構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟包装材料から構成さ
れる詰め替えが容易な液体用包装袋に関するものであ
る。
れる詰め替えが容易な液体用包装袋に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、軟包装材料からなる液体用包装袋
として、材料構成、包装形態及び開封方法は以下のよう
なものが使用されている。材料構成は延伸合成プラスチ
ックフイルム/熱可塑性樹脂、延伸合成プラスチックフ
イルム/一軸延伸合成プラスチックフイルム/熱可塑性
樹脂、延伸合成プラスチックフイルム/バリヤー性フイ
ルム(又はアルミ箔)/熱可塑性樹脂、等があり、袋の
形態としては平パウチ、スタンドパック、ピロータイプ
のパウチ等がある。開封方法には図3〜図6に示すよう
なカット方法が使用されている。図3〜図6に示すよう
な注出口及びその開封方法は以下のような問題点が指摘
されている。 図3:カットした注出口が詰め替え容器の口に入らない
ため注出しにくい。 図4:図3と同様詰め替え容器に注出しにくい。 図5:液体容器の口に入るので、注ぎ易いが、鶴口部が
固定されていないため、流通時に鶴口部が折れ曲がった
り、引っ掛かっかたりして、破れたり、裂けたりする。 図6:図5と同様鶴口部が折れ曲がったり、引っ掛かっ
かたりして、破れたり、裂けたりする。
として、材料構成、包装形態及び開封方法は以下のよう
なものが使用されている。材料構成は延伸合成プラスチ
ックフイルム/熱可塑性樹脂、延伸合成プラスチックフ
イルム/一軸延伸合成プラスチックフイルム/熱可塑性
樹脂、延伸合成プラスチックフイルム/バリヤー性フイ
ルム(又はアルミ箔)/熱可塑性樹脂、等があり、袋の
形態としては平パウチ、スタンドパック、ピロータイプ
のパウチ等がある。開封方法には図3〜図6に示すよう
なカット方法が使用されている。図3〜図6に示すよう
な注出口及びその開封方法は以下のような問題点が指摘
されている。 図3:カットした注出口が詰め替え容器の口に入らない
ため注出しにくい。 図4:図3と同様詰め替え容器に注出しにくい。 図5:液体容器の口に入るので、注ぎ易いが、鶴口部が
固定されていないため、流通時に鶴口部が折れ曲がった
り、引っ掛かっかたりして、破れたり、裂けたりする。 図6:図5と同様鶴口部が折れ曲がったり、引っ掛かっ
かたりして、破れたり、裂けたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、軟包装材で構成
された液体の詰め替え用包装袋は、詰め替え時に内容物
がこぼれず、取り扱いやすくするために、注出口や開封
方法に種々工夫を凝らした方法を採用している。図3や
図4のように、注出口が短い場合は詰め替え容器の口に
入らないため、液体がこぼれ易く、注ぎ難い。又、図5
や図6のように、注出口を長くすれば、詰め替え容器の
口に注出口が入り、注ぎ易くなるが、注出口が固定され
ていないため、流通時に注出口が折れ曲がったり、引っ
掛ったりして破損するので、特別な取扱が必要となり不
便である。本発明は、これらの課題を解決するために、
鶴口形状の注出口を固定した状態で形成することによ
り、流通時の破損を防止し、しかも、内容物を注出する
際に、液体がこぼれ難く、注出し易く、詰め替えが容易
な包装袋を提供することを目的とする。
された液体の詰め替え用包装袋は、詰め替え時に内容物
がこぼれず、取り扱いやすくするために、注出口や開封
方法に種々工夫を凝らした方法を採用している。図3や
図4のように、注出口が短い場合は詰め替え容器の口に
入らないため、液体がこぼれ易く、注ぎ難い。又、図5
や図6のように、注出口を長くすれば、詰め替え容器の
口に注出口が入り、注ぎ易くなるが、注出口が固定され
ていないため、流通時に注出口が折れ曲がったり、引っ
掛ったりして破損するので、特別な取扱が必要となり不
便である。本発明は、これらの課題を解決するために、
鶴口形状の注出口を固定した状態で形成することによ
り、流通時の破損を防止し、しかも、内容物を注出する
際に、液体がこぼれ難く、注出し易く、詰め替えが容易
な包装袋を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】軟包装材料からなる詰め
替え用液体包装袋であって、袋の一端の外縁部及び上部
にヒートシール加工を施して鶴口形状の注出口を設け、
且つ内容物充填部と鶴口形状の注出口を分離したシール
部領域にミシン目加工を施し、更に、鶴口注出口の上部
に開封用のノッチを設け、充填内容物を注出する際に、
ミシン目をカットすることにより内容物充填部と鶴口注
出口をはなし、鶴口注出口の上部に設けたノッチを利用
して開封する方法とした。詰め替え容器への注ぎ易さ
は、包装袋に注出口を設け、その注出口を鶴口形状にす
ることにより解決することができる。この場合、鶴口が
袋本体とはなれているため、鶴口が自由に動き、流通工
程に於いて、折り曲げや引っ掛かり等による破れが発生
する。本発明では、注出口を鶴口形状とし、且つその鶴
口の部分を袋本体と一体化し、流通時の破損防止を図っ
た。更に、鶴口部のミシン目加工により、開封時には、
鶴口注出口を袋本体からはなし、注出口上部のノッチか
ら開封し、長い注出口を利用して内容物を容器へ注出で
きる構成とし、内容物をこぼすことなく容易に詰め替え
容器に移すことが可能となった。
替え用液体包装袋であって、袋の一端の外縁部及び上部
にヒートシール加工を施して鶴口形状の注出口を設け、
且つ内容物充填部と鶴口形状の注出口を分離したシール
部領域にミシン目加工を施し、更に、鶴口注出口の上部
に開封用のノッチを設け、充填内容物を注出する際に、
ミシン目をカットすることにより内容物充填部と鶴口注
出口をはなし、鶴口注出口の上部に設けたノッチを利用
して開封する方法とした。詰め替え容器への注ぎ易さ
は、包装袋に注出口を設け、その注出口を鶴口形状にす
ることにより解決することができる。この場合、鶴口が
袋本体とはなれているため、鶴口が自由に動き、流通工
程に於いて、折り曲げや引っ掛かり等による破れが発生
する。本発明では、注出口を鶴口形状とし、且つその鶴
口の部分を袋本体と一体化し、流通時の破損防止を図っ
た。更に、鶴口部のミシン目加工により、開封時には、
鶴口注出口を袋本体からはなし、注出口上部のノッチか
ら開封し、長い注出口を利用して内容物を容器へ注出で
きる構成とし、内容物をこぼすことなく容易に詰め替え
容器に移すことが可能となった。
【0005】次に、本発明による詰め替え包装袋を製造
する場合の材料、袋の形態、製造方法等について記す。
延伸基材としては、二軸延伸したポリエチレンテレフタ
レート、ナイロン、ポリプロピレン等のフイルムがあ
り、これらフイルムは必要に応じて印刷による化粧加工
を施して使用してもよい。この延伸基材に必要とする物
性は、包装材としての物理的強度と共に内面に使用され
る熱可塑性樹脂より融点が高いことが要求される。フイ
ルムの厚さは10〜50μmが好ましい。内面に使用さ
れる熱可塑性樹脂はヒートシール性があることが必要で
あり、低密度ポリエチレン(LDPE)、リニアー低密
度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン・酢酸ビニル
共重合体(EVA)、無延伸ポリプロピレン(CPP)
等が使用できる。厚さは30〜200μmが好ましい。
中間層としては、アルミ箔、エチレン・酢酸ビニル共重
合体ケン化物(EVOH)、ポリアクリルニトリル、A
l等の金属又はSiOx 等の金属酸化物の蒸着フイルム
等を使用し、バリヤー性機能を持たせることができる。
する場合の材料、袋の形態、製造方法等について記す。
延伸基材としては、二軸延伸したポリエチレンテレフタ
レート、ナイロン、ポリプロピレン等のフイルムがあ
り、これらフイルムは必要に応じて印刷による化粧加工
を施して使用してもよい。この延伸基材に必要とする物
性は、包装材としての物理的強度と共に内面に使用され
る熱可塑性樹脂より融点が高いことが要求される。フイ
ルムの厚さは10〜50μmが好ましい。内面に使用さ
れる熱可塑性樹脂はヒートシール性があることが必要で
あり、低密度ポリエチレン(LDPE)、リニアー低密
度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン・酢酸ビニル
共重合体(EVA)、無延伸ポリプロピレン(CPP)
等が使用できる。厚さは30〜200μmが好ましい。
中間層としては、アルミ箔、エチレン・酢酸ビニル共重
合体ケン化物(EVOH)、ポリアクリルニトリル、A
l等の金属又はSiOx 等の金属酸化物の蒸着フイルム
等を使用し、バリヤー性機能を持たせることができる。
【0006】シール外縁部に形成させるノッチは公知の
Iノッチ、Vノッチ、UVノッチ等が利用できるが、そ
の他に積層された端面に対し連続した溝状の孔を形成さ
せてもよい。(TCカット、マジックカット等) 袋の形状としては四方シール型、三方シール型、ピロー
型、合掌貼り型、封筒貼り型、スタンドパック型等の形
態が利用される。本発明の包装材を複合化するには、一
般に使用されているドライラミネートやエクストルージ
ョンラミネートが利用できる。
Iノッチ、Vノッチ、UVノッチ等が利用できるが、そ
の他に積層された端面に対し連続した溝状の孔を形成さ
せてもよい。(TCカット、マジックカット等) 袋の形状としては四方シール型、三方シール型、ピロー
型、合掌貼り型、封筒貼り型、スタンドパック型等の形
態が利用される。本発明の包装材を複合化するには、一
般に使用されているドライラミネートやエクストルージ
ョンラミネートが利用できる。
【0007】
【作用】本発明により、軟包装材より構成される詰め替
え用の包装袋の場合でも、注出口を鶴口形状にし、その
鶴口注出口を袋本体と一体化しておき、使用時にミシン
目より切り離して内容物を注出すれば、内容物をこぼす
ことなく容易に詰め替えが可能となる。更に、液体を充
填した大形袋の場合は、詰め替え作業は非常に困難であ
るが、本発明の包装袋を使用すれば、従来の問題点を解
決して、容易に詰め替え作業ができるようになる。
え用の包装袋の場合でも、注出口を鶴口形状にし、その
鶴口注出口を袋本体と一体化しておき、使用時にミシン
目より切り離して内容物を注出すれば、内容物をこぼす
ことなく容易に詰め替えが可能となる。更に、液体を充
填した大形袋の場合は、詰め替え作業は非常に困難であ
るが、本発明の包装袋を使用すれば、従来の問題点を解
決して、容易に詰め替え作業ができるようになる。
【0008】
【実施例】次に、実施例に基づいて、本発明を詳細に説
明する。図1〜図2は第1の実施例を示した図である。
図1は積層フイルムの構成図であり、図2は本発明によ
る包装袋を示す図である。二軸延伸ナイロンフイルム1
5μm (東洋紡(株)製:N1100)のコロナ処理
面にウレタン系接着剤(武田薬品工業(株)製:A51
5/A12)を乾燥時の塗布量として3.5g/m2 な
るようにコーティングし、一軸延伸ポリエチレンフイル
ム25μm(タマポリ(株)製:タマイーグルLS)と
ドライラミネートし、更にリニアー低密度ポリエチレン
フイルム120μm(大日本樹脂(株)製:SRーS
T)とドライラミネートして、図1に示すようなフイル
ム構成の積層フイルムを作製した。この積層フイルムを
使用して、図2に示すように、外寸法100×200m
m、外周部のシール部分8mm、鶴口首部の幅50m
m、鶴口の長さ64mmとした三方ベタシール形状の袋
を作製した。更に、鶴口形成のためのベタシール領域の
内容物充填部と鶴口部の間にミシン目カットを入れ、鶴
口部の天側に開封用のVノッチを設けて、詰め替え用包
装袋とした。尚、内容物の充填は鶴口注出口形成部の反
対側より行い、充填後にシールして製品とする。上記包
装袋に充填した製品は、先ずミシン目をカットして鶴口
注出口を袋からはなし、次に鶴口上部のVノッチから開
封して、鶴口注出口を詰め替え容器に入れて内容物を容
器に移す。
明する。図1〜図2は第1の実施例を示した図である。
図1は積層フイルムの構成図であり、図2は本発明によ
る包装袋を示す図である。二軸延伸ナイロンフイルム1
5μm (東洋紡(株)製:N1100)のコロナ処理
面にウレタン系接着剤(武田薬品工業(株)製:A51
5/A12)を乾燥時の塗布量として3.5g/m2 な
るようにコーティングし、一軸延伸ポリエチレンフイル
ム25μm(タマポリ(株)製:タマイーグルLS)と
ドライラミネートし、更にリニアー低密度ポリエチレン
フイルム120μm(大日本樹脂(株)製:SRーS
T)とドライラミネートして、図1に示すようなフイル
ム構成の積層フイルムを作製した。この積層フイルムを
使用して、図2に示すように、外寸法100×200m
m、外周部のシール部分8mm、鶴口首部の幅50m
m、鶴口の長さ64mmとした三方ベタシール形状の袋
を作製した。更に、鶴口形成のためのベタシール領域の
内容物充填部と鶴口部の間にミシン目カットを入れ、鶴
口部の天側に開封用のVノッチを設けて、詰め替え用包
装袋とした。尚、内容物の充填は鶴口注出口形成部の反
対側より行い、充填後にシールして製品とする。上記包
装袋に充填した製品は、先ずミシン目をカットして鶴口
注出口を袋からはなし、次に鶴口上部のVノッチから開
封して、鶴口注出口を詰め替え容器に入れて内容物を容
器に移す。
【0009】また、以下のようなフイルム構成として大
形袋(0.5L〜2L)に利用することもできる。即
ち、 二軸延伸ナイロンフイルム25μm(東洋紡
(株)製:N1100)、一軸延伸ポリエチレンフイル
ム25μm(タマポリ(株)製:タマイーグルLS)及
びリニアー低密度ポリエチレンフイルム180μm(大
日本樹脂(株)製:SRーST)を使用して、上記の実
施例と同様に、ドライラミネートして積層フイルムを作
製する。この積層フイルムを使用して、内容量に合わせ
て袋の寸法を決め、外周部のシール部分、鶴口形成のた
めのベタシール、カット用のミシン目、Vノッチ等を上
記の実施例に準じて行えば、必要とする大形袋が得られ
る。例えば、外寸法180×350mm、外周部のシー
ル部分12mm、鶴口首部の幅60mm、鶴口の長さ7
0mmの大形袋として、シャンプー、液体洗剤等の詰め
替え用に利用することができる。
形袋(0.5L〜2L)に利用することもできる。即
ち、 二軸延伸ナイロンフイルム25μm(東洋紡
(株)製:N1100)、一軸延伸ポリエチレンフイル
ム25μm(タマポリ(株)製:タマイーグルLS)及
びリニアー低密度ポリエチレンフイルム180μm(大
日本樹脂(株)製:SRーST)を使用して、上記の実
施例と同様に、ドライラミネートして積層フイルムを作
製する。この積層フイルムを使用して、内容量に合わせ
て袋の寸法を決め、外周部のシール部分、鶴口形成のた
めのベタシール、カット用のミシン目、Vノッチ等を上
記の実施例に準じて行えば、必要とする大形袋が得られ
る。例えば、外寸法180×350mm、外周部のシー
ル部分12mm、鶴口首部の幅60mm、鶴口の長さ7
0mmの大形袋として、シャンプー、液体洗剤等の詰め
替え用に利用することができる。
【0010】
【本発明の効果】本発明により、軟包装材より構成され
る詰め替え用包装袋の場合でも、注出口を鶴口形状に
し、その鶴口注出口を袋本体と一体化しておき、使用時
にミシン目より切り離して開封し、その鶴口注出口を利
用して内容物の詰め替えを行えば、内容物をこぼすこと
なく容易に詰め替えが可能となる。また、液体を充填し
た大形袋の場合は、詰め替え作業は非常に困難である
が、本発明の包装袋を使用すれば、従来の問題点を解決
して、容易に詰め替え作業ができるようになる。更に、
鶴口注出口が袋本体と一体化しているため、従来の四方
シール袋やピロータイプの袋等と同じに取り扱うことが
できる。従って、内容物の充填作業や流通時の取扱いに
おいても、特別な作業工程や取扱方法の必要がなく、作
業効率の向上が図れる。
る詰め替え用包装袋の場合でも、注出口を鶴口形状に
し、その鶴口注出口を袋本体と一体化しておき、使用時
にミシン目より切り離して開封し、その鶴口注出口を利
用して内容物の詰め替えを行えば、内容物をこぼすこと
なく容易に詰め替えが可能となる。また、液体を充填し
た大形袋の場合は、詰め替え作業は非常に困難である
が、本発明の包装袋を使用すれば、従来の問題点を解決
して、容易に詰め替え作業ができるようになる。更に、
鶴口注出口が袋本体と一体化しているため、従来の四方
シール袋やピロータイプの袋等と同じに取り扱うことが
できる。従って、内容物の充填作業や流通時の取扱いに
おいても、特別な作業工程や取扱方法の必要がなく、作
業効率の向上が図れる。
【図1】第1の実施例で作製した積層フイルムの構成図
【図2】本発明による包装袋の平面図
【図3】従来技術による注出口及びその開封方法を示し
た図
た図
【図4】従来技術による注出口及びその開封方法を示し
た図
た図
【図5】従来技術による鶴口注出口及びその開封方法を
示した図
示した図
【図6】従来技術による長い注出口及びその開封方法を
示した図
示した図
11 基材のナイロンフイルム 12 ウレタン系接着剤 13 一軸延伸ポリエチレンフイルム 14 リニアー低密度ポリエチレンフイルム 21 本発明の包装袋 22 ヒートシール部 23 鶴口部形成のためのベタシール部 24 鶴口形状の注出口 25 内容物充填部 26 ミシン目 27 開封用ノッチ 28 内容物充填後のシール部 31 注出口
Claims (1)
- 【請求項1】 軟包装材料からなる液体の詰め替え用包
装袋であって、袋の一端の外縁部及び上部にヒートシー
ル加工を施して鶴口形状の注出口を設け、且つ内容物充
填部と鶴口形状の注出口を分離したシール部領域にミシ
ン目加工を施し、更に、鶴口注出口の上部に開封用のノ
ッチを設けたことを特徴とする詰め替え容易な包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35290292A JPH06179461A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 詰め替え容易な包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35290292A JPH06179461A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 詰め替え容易な包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06179461A true JPH06179461A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18427236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35290292A Pending JPH06179461A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 詰め替え容易な包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06179461A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5806983A (en) * | 1996-07-05 | 1998-09-15 | Colgate-Palmolive Company | Pouch having radio frequency energy sealable layer |
US6260735B1 (en) | 2000-05-12 | 2001-07-17 | Colgate-Palmolive Company | Uniform dispensing dual chamber sachet |
JP2013224167A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Toppan Printing Co Ltd | 包装袋 |
JP2022185537A (ja) * | 2021-06-02 | 2022-12-14 | 朗 高野 | 包装容器 |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP35290292A patent/JPH06179461A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5806983A (en) * | 1996-07-05 | 1998-09-15 | Colgate-Palmolive Company | Pouch having radio frequency energy sealable layer |
US6260735B1 (en) | 2000-05-12 | 2001-07-17 | Colgate-Palmolive Company | Uniform dispensing dual chamber sachet |
JP2013224167A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Toppan Printing Co Ltd | 包装袋 |
JP2022185537A (ja) * | 2021-06-02 | 2022-12-14 | 朗 高野 | 包装容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2007010693A1 (ja) | 詰替パウチ | |
JP2001018989A (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JPH1179195A (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JPH1191807A (ja) | 注出口付きパウチ | |
JPH10305850A (ja) | 注出具付き包装袋 | |
JP2004051103A (ja) | プルタブ付き易開封性スタンディングパウチおよび包装体 | |
JP3883632B2 (ja) | スタンディングパウチ | |
JP2001206387A (ja) | 容易絞り出し性パウチ | |
JP4765156B2 (ja) | 滑止め機能を有する注ぎ口付包装袋 | |
JPH06179461A (ja) | 詰め替え容易な包装袋 | |
JP4220073B2 (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP3935540B2 (ja) | スタンディングパウチ | |
JP2001002089A (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP4121617B2 (ja) | パウチ | |
JP4303841B2 (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP2000072155A (ja) | 四面体状の小袋包装体 | |
JP4334702B2 (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP4268255B2 (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP4467705B2 (ja) | 注ぎ出し口形成パウチ | |
JP2000153851A (ja) | 注出口付き自立袋 | |
JP3868568B2 (ja) | スタンディングパウチ | |
JP4011735B2 (ja) | 詰め替え用パウチ及びその製造方法 | |
JPH0761453A (ja) | 包装袋 | |
JP2001018990A (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP2003252350A (ja) | 注出口付包装容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020226 |