JPH06169061A - 入出力保護装置 - Google Patents
入出力保護装置Info
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- JPH06169061A JPH06169061A JP2729592A JP2729592A JPH06169061A JP H06169061 A JPH06169061 A JP H06169061A JP 2729592 A JP2729592 A JP 2729592A JP 2729592 A JP2729592 A JP 2729592A JP H06169061 A JPH06169061 A JP H06169061A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 35
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 12
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 9
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 33
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 33
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 12
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Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入出力保護装置を小型化し、静電破壊耐量を
向上させ、しかも大幅なコスト上昇を招かない構造にす
る。 【構成】 アイソレーション層6の上方には、保護抵抗
4のコンタクト部とアイソレーション層6の間の基板表
面のアイソレーション層6付近を被うメタル層16が設
けられ、このメタル層16はアイソレーション層6と電
気的に接続されており、絶縁膜8aに埋め込まれてい
る。メタル層16は、メタル配線10に生じたサージに
よって保護抵抗4とアイソレーション層6の間の基板表
面に電界が発生するのを防いで静電破壊を防ぐ。
向上させ、しかも大幅なコスト上昇を招かない構造にす
る。 【構成】 アイソレーション層6の上方には、保護抵抗
4のコンタクト部とアイソレーション層6の間の基板表
面のアイソレーション層6付近を被うメタル層16が設
けられ、このメタル層16はアイソレーション層6と電
気的に接続されており、絶縁膜8aに埋め込まれてい
る。メタル層16は、メタル配線10に生じたサージに
よって保護抵抗4とアイソレーション層6の間の基板表
面に電界が発生するのを防いで静電破壊を防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電破壊耐量を向上させ
た入出力保護装置に関するものであり、例えばCMOS
半導体装置の入力保護装置として、又は電源電圧以上の
高電圧がかかる端子の保護装置などとして利用されるも
のに関するものである。
た入出力保護装置に関するものであり、例えばCMOS
半導体装置の入力保護装置として、又は電源電圧以上の
高電圧がかかる端子の保護装置などとして利用されるも
のに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の入力保護抵抗の一例を図3に示
す。N型シリコン基板2の表面に保護抵抗4がP型拡散
層として形成されており、基板表面で保護抵抗4の周囲
にはN型拡散層によるアイソレーション層6が保護抵抗
4を取り囲むように形成されている。基板表面を被って
フィールド酸化膜8が形成され、フィールド酸化膜8に
設けられたコンタクトホールを介してパッドにつながる
メタル配線10が保護抵抗4に接続されている。12は
抵抗4とメタル配線10を接続するコンタクトである。
す。N型シリコン基板2の表面に保護抵抗4がP型拡散
層として形成されており、基板表面で保護抵抗4の周囲
にはN型拡散層によるアイソレーション層6が保護抵抗
4を取り囲むように形成されている。基板表面を被って
フィールド酸化膜8が形成され、フィールド酸化膜8に
設けられたコンタクトホールを介してパッドにつながる
メタル配線10が保護抵抗4に接続されている。12は
抵抗4とメタル配線10を接続するコンタクトである。
【0003】この入力保護抵抗では、静電破壊耐圧は入
力ピンや出力ピンが電源ピンや接地ピンに対して正バイ
アスされるか負バイアスされるかによって異なる。保護
抵抗4が基板2に対して逆バイアスされる場合の静電破
壊耐量が最も小さい。このときの静電破壊耐量は、保護
抵抗4を形成する拡散層が基板2に対して逆バイアスさ
れるため、この接合の逆バイアスサージ電流耐圧により
決まる。特に、メタル配線10の電位によって基板表面
に反転層ができやすい。実際に破壊は保護抵抗4のコン
タクト部とアイソレーション6の間の基板表面で起こ
り、静電破壊耐量を向上させるためには基板表面での電
界集中を避けるための構造とする必要がある。その対策
の1つは保護抵抗4のコンタクト部とアイソレーション
6の間の基板表面の距離を長くすることであり、これに
よりある程度改善することができるが、一般には基板表
面の距離の増大はパッド間隔の増大となってコスト増加
の問題へとつながる。
力ピンや出力ピンが電源ピンや接地ピンに対して正バイ
アスされるか負バイアスされるかによって異なる。保護
抵抗4が基板2に対して逆バイアスされる場合の静電破
壊耐量が最も小さい。このときの静電破壊耐量は、保護
抵抗4を形成する拡散層が基板2に対して逆バイアスさ
れるため、この接合の逆バイアスサージ電流耐圧により
決まる。特に、メタル配線10の電位によって基板表面
に反転層ができやすい。実際に破壊は保護抵抗4のコン
タクト部とアイソレーション6の間の基板表面で起こ
り、静電破壊耐量を向上させるためには基板表面での電
界集中を避けるための構造とする必要がある。その対策
の1つは保護抵抗4のコンタクト部とアイソレーション
6の間の基板表面の距離を長くすることであり、これに
よりある程度改善することができるが、一般には基板表
面の距離の増大はパッド間隔の増大となってコスト増加
の問題へとつながる。
【0004】そこで、小型で静電破壊耐量の大きな保護
抵抗を得るために、基板内部に表面放電電圧よりも小さ
なブレークダウン電圧を有する接合を形成することによ
り、バルク内で電流を流し、静電破壊耐量の向上を図る
入力保護装置が提案されている(特公昭64−1094
4号公報参照)。
抵抗を得るために、基板内部に表面放電電圧よりも小さ
なブレークダウン電圧を有する接合を形成することによ
り、バルク内で電流を流し、静電破壊耐量の向上を図る
入力保護装置が提案されている(特公昭64−1094
4号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】引用例で提案された入
力保護装置では、拡散層を追加する必要があるため、プ
ロセス工期が長くなり、またレイアウト面積が大きくな
る欠点がある。その結果、コスト上昇を招く。本発明は
小型化できるとともに静電破壊耐量を向上させることが
でき、しかも大幅なコスト上昇を招かない簡単な構造の
入出力保護装置を提供することを目的とするものであ
る。
力保護装置では、拡散層を追加する必要があるため、プ
ロセス工期が長くなり、またレイアウト面積が大きくな
る欠点がある。その結果、コスト上昇を招く。本発明は
小型化できるとともに静電破壊耐量を向上させることが
でき、しかも大幅なコスト上昇を招かない簡単な構造の
入出力保護装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の入出力保護装置
では、基板表面で第1導電型拡散層による入力保護抵抗
の周囲が第2導電型拡散層によるアイソレーション層で
囲まれており、アイソレーション層と入力保護抵抗との
間の基板表面の少なくとも一部が導電体層で被われてい
る。好ましい一態様では、アイソレーション層と前記導
電体層が電気的に接続されている。好ましい他の態様で
は、アイソレーション層と前記導電体層が電気的に絶縁
され、前記導電体層が一定電位に固定されている。
では、基板表面で第1導電型拡散層による入力保護抵抗
の周囲が第2導電型拡散層によるアイソレーション層で
囲まれており、アイソレーション層と入力保護抵抗との
間の基板表面の少なくとも一部が導電体層で被われてい
る。好ましい一態様では、アイソレーション層と前記導
電体層が電気的に接続されている。好ましい他の態様で
は、アイソレーション層と前記導電体層が電気的に絶縁
され、前記導電体層が一定電位に固定されている。
【0007】
【実施例】図1は一実施例を表わす。図3と同一の部分
には同一の符号を用いる。N型シリコン基板2の表面に
P型拡散層にてなる保護抵抗4が形成されており、保護
抵抗4の周囲にN型拡散層にてなるアイソレーション層
6が形成されている。ここまでの構造は図3と同じであ
る。基板2上には絶縁膜8aが形成され、絶縁膜8a上
にはパッドにつながるメタル配線10が形成され、その
メタル配線10と保護抵抗4を接続するために絶縁膜8
aにはコンタクトホールが形成され、そのコンタクトホ
ールではメタル層14を介してメタル配線10と保護抵
抗4が接続されている。
には同一の符号を用いる。N型シリコン基板2の表面に
P型拡散層にてなる保護抵抗4が形成されており、保護
抵抗4の周囲にN型拡散層にてなるアイソレーション層
6が形成されている。ここまでの構造は図3と同じであ
る。基板2上には絶縁膜8aが形成され、絶縁膜8a上
にはパッドにつながるメタル配線10が形成され、その
メタル配線10と保護抵抗4を接続するために絶縁膜8
aにはコンタクトホールが形成され、そのコンタクトホ
ールではメタル層14を介してメタル配線10と保護抵
抗4が接続されている。
【0008】アイソレーション層6の上方には、保護抵
抗4のコンタクト部とアイソレーション層6の間の基板
表面のアイソレーション層6付近を被うメタル層16が
設けられ、このメタル層16はアイソレーション層6と
電気的に接続されており、絶縁膜8aに埋め込まれてい
る。メタル層16はアイソレーション層6の内側の基板
表面の全領域を被っているわけではなく、保護抵抗4の
コンタクト部の周囲の基板表面上を主として被ってい
る。しかし、メタル層16はアイソレーション層6の内
側の全基板表面上を被っていてもよい。
抗4のコンタクト部とアイソレーション層6の間の基板
表面のアイソレーション層6付近を被うメタル層16が
設けられ、このメタル層16はアイソレーション層6と
電気的に接続されており、絶縁膜8aに埋め込まれてい
る。メタル層16はアイソレーション層6の内側の基板
表面の全領域を被っているわけではなく、保護抵抗4の
コンタクト部の周囲の基板表面上を主として被ってい
る。しかし、メタル層16はアイソレーション層6の内
側の全基板表面上を被っていてもよい。
【0009】メタル層14,16は例えばアルミニウム
やアルミニウムにわずかなシリコンなどを含有したアル
ミニウム合金である。メタル層14,16は低抵抗化さ
れた多結晶シリコン層に置き換えることもできる。図1
の実施例では、メタル層16は、入力パッドからメタル
配線10に生じたサージによって保護抵抗4とアイソレ
ーション層6の間の基板表面に電界が発生するのを防い
で静電破壊を防いでいる。
やアルミニウムにわずかなシリコンなどを含有したアル
ミニウム合金である。メタル層14,16は低抵抗化さ
れた多結晶シリコン層に置き換えることもできる。図1
の実施例では、メタル層16は、入力パッドからメタル
配線10に生じたサージによって保護抵抗4とアイソレ
ーション層6の間の基板表面に電界が発生するのを防い
で静電破壊を防いでいる。
【0010】次に、図1の実施例を製造する方法につい
て説明する。シリコン基板2に保護抵抗4とアイソレー
ション層6を形成した後、基板表面をフィールド酸化膜
で被う。フィールド酸化膜にはコンタクト14が形成さ
れる領域とアイソレーション層6上の領域にコンタクト
ホールを形成する。メタル層を堆積し、写真製版とエッ
チングによりパターン化を施して、コンタクト用メタル
層14とメタル層16を形成する。
て説明する。シリコン基板2に保護抵抗4とアイソレー
ション層6を形成した後、基板表面をフィールド酸化膜
で被う。フィールド酸化膜にはコンタクト14が形成さ
れる領域とアイソレーション層6上の領域にコンタクト
ホールを形成する。メタル層を堆積し、写真製版とエッ
チングによりパターン化を施して、コンタクト用メタル
層14とメタル層16を形成する。
【0011】次に、全面をCVD法により絶縁膜で多
い、その絶縁膜にはコンタクト14上にコンタクトホー
ルを形成する。その後、全面にメタル層を堆積し、写真
製版とエッチングによりメタル配線10を形成して、メ
タル層14を介してメタル配線10と保護抵抗4とを接
続する。図1の実施例ではメタル層16はアイソレーシ
ョン層6と電気的に接続されているが、メタル層6とア
イソレーション層16は絶縁されていてもよい。
い、その絶縁膜にはコンタクト14上にコンタクトホー
ルを形成する。その後、全面にメタル層を堆積し、写真
製版とエッチングによりメタル配線10を形成して、メ
タル層14を介してメタル配線10と保護抵抗4とを接
続する。図1の実施例ではメタル層16はアイソレーシ
ョン層6と電気的に接続されているが、メタル層6とア
イソレーション層16は絶縁されていてもよい。
【0012】図2は第2の実施例を表わす。図1の実施
例と比較すると、絶縁層8aに埋め込まれているメタル
層16はアイソレーション層6とは絶縁されており、か
つアイソレーション層16は一体的に形成された配線1
8を介して固定電位、例えば電源電位に固定されてい
る。図2の実施例は図1の実施例と同じ効果をもつほ
か、メタル配線10に正のサージが印加された場合、保
護抵抗4の拡散層をソース、メタル配線16をゲート、
近くに存在するP型アイソレーション層18をドレイン
とする寄生フィールドMOSトランジスタがオンとなっ
て電荷を逃す。これにより、内部回路を破壊から保護す
る働きをもつ。実施例で、基板2として表現されている
部分はエピタキシャル層である場合も含んでいる。
例と比較すると、絶縁層8aに埋め込まれているメタル
層16はアイソレーション層6とは絶縁されており、か
つアイソレーション層16は一体的に形成された配線1
8を介して固定電位、例えば電源電位に固定されてい
る。図2の実施例は図1の実施例と同じ効果をもつほ
か、メタル配線10に正のサージが印加された場合、保
護抵抗4の拡散層をソース、メタル配線16をゲート、
近くに存在するP型アイソレーション層18をドレイン
とする寄生フィールドMOSトランジスタがオンとなっ
て電荷を逃す。これにより、内部回路を破壊から保護す
る働きをもつ。実施例で、基板2として表現されている
部分はエピタキシャル層である場合も含んでいる。
【0013】
【発明の効果】本発明では保護抵抗の周囲を取り囲むア
イソレーション層の上部で、アイソレーション層と保護
抵抗の間の基板表面の少なくとも一部を被うように導電
体層を形成したので、アイソレーション層と保護抵抗と
の間の基板表面に電界が集中するのを避けることができ
て静電破壊耐量が大きくなり、また、アイソレーション
層と保護抵抗との間の距離を短かくしても静電破壊耐量
を大きく維持することができるので、保護装置全体を小
型化することができ、ひいては低コスト化することがで
きる。また、本発明の入出力保護装置は電源電圧以上の
高い電圧がかかる端子としても用いることができ、その
場合に保護抵抗からアイソレーション層への表面リーク
を抑えることができる。
イソレーション層の上部で、アイソレーション層と保護
抵抗の間の基板表面の少なくとも一部を被うように導電
体層を形成したので、アイソレーション層と保護抵抗と
の間の基板表面に電界が集中するのを避けることができ
て静電破壊耐量が大きくなり、また、アイソレーション
層と保護抵抗との間の距離を短かくしても静電破壊耐量
を大きく維持することができるので、保護装置全体を小
型化することができ、ひいては低コスト化することがで
きる。また、本発明の入出力保護装置は電源電圧以上の
高い電圧がかかる端子としても用いることができ、その
場合に保護抵抗からアイソレーション層への表面リーク
を抑えることができる。
【図1】第1の実施例を示す図であり、(A)は概略平
面図、(B)は(A)のX−X線位置での断面図であ
る。
面図、(B)は(A)のX−X線位置での断面図であ
る。
【図2】第2の実施例を示す図であり、(A)は概略平
面図、(B)は(A)のY−Y線位置での断面図であ
る。
面図、(B)は(A)のY−Y線位置での断面図であ
る。
【図3】従来の入力保護装置を示す図であり、(A)は
概略平面図、(B)は(A)のZ−Z線位置での断面図
である。
概略平面図、(B)は(A)のZ−Z線位置での断面図
である。
4 保護抵抗 6 アイソレーション層 8a 絶縁膜 10 メタル配線 14 コンタクト用メタル層 16 アイソレーション層付近の基板上部を被うメ
タル層
タル層
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】この入力保護抵抗では、静電破壊耐圧は入
力ピンや出力ピンが電源ピンや接地ピンに対して正バイ
アスされるか負バイアスされるかによって異なる。保護
抵抗4が基板2に対して逆バイアスされる場合の静電破
壊耐量が最も小さい。このときの静電破壊耐量は、保護
抵抗4を形成する拡散層が基板2に対して逆バイアスさ
れるため、この接合の逆バイアスサージ電流耐量により
決まる。特に、メタル配線10の電位によって基板表面
に反転層ができやすい。実際に破壊は保護抵抗4のコン
タクト部とアイソレーション6の間の基板表面で起こ
り、静電破壊耐量を向上させるためには基板表面での電
界集中を避けるための構造とする必要がある。その対策
の1つは保護抵抗4のコンタクト部とアイソレーション
6の間の基板表面の距離を長くすることであり、これに
よりある程度改善することができるが、一般には基板表
面の距離の増大はパッド間隔の増大となってコスト増加
の問題へとつながる。
力ピンや出力ピンが電源ピンや接地ピンに対して正バイ
アスされるか負バイアスされるかによって異なる。保護
抵抗4が基板2に対して逆バイアスされる場合の静電破
壊耐量が最も小さい。このときの静電破壊耐量は、保護
抵抗4を形成する拡散層が基板2に対して逆バイアスさ
れるため、この接合の逆バイアスサージ電流耐量により
決まる。特に、メタル配線10の電位によって基板表面
に反転層ができやすい。実際に破壊は保護抵抗4のコン
タクト部とアイソレーション6の間の基板表面で起こ
り、静電破壊耐量を向上させるためには基板表面での電
界集中を避けるための構造とする必要がある。その対策
の1つは保護抵抗4のコンタクト部とアイソレーション
6の間の基板表面の距離を長くすることであり、これに
よりある程度改善することができるが、一般には基板表
面の距離の増大はパッド間隔の増大となってコスト増加
の問題へとつながる。
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (3)
- 【請求項1】 基板表面で第1導電型拡散層による入力
保護抵抗の周囲が第2導電型拡散層によるアイソレーシ
ョン層で囲まれており、前記アイソレーション層と前記
入力保護抵抗との間の基板表面の少なくとも一部が導電
体層で被われている入出力保護装置。 - 【請求項2】 前記アイソレーション層と前記導電体層
が電気的に接続されている請求項1に記載の入出力保護
装置。 - 【請求項3】 前記アイソレーション層と前記導電体層
が電気的に絶縁され、前記導電体層が一定電位に固定さ
れている請求項1に記載の入出力保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2729592A JPH06169061A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 入出力保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2729592A JPH06169061A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 入出力保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06169061A true JPH06169061A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=12217100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2729592A Pending JPH06169061A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 入出力保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06169061A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08316426A (ja) * | 1995-05-16 | 1996-11-29 | Nittetsu Semiconductor Kk | Mos型半導体装置およびその製造方法 |
JP2002009162A (ja) * | 2000-05-31 | 2002-01-11 | Agere Systems Optoelectronics Guardian Corp | 静電気放電保護装置 |
JP2008305857A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | 光半導体装置 |
US7709899B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-05-04 | Ricoh Company, Ltd. | Semiconductor apparatus |
JP2010109251A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Elpida Memory Inc | 半導体装置 |
JP2011228740A (ja) * | 2011-07-08 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 光半導体装置 |
WO2014132311A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | パナソニック株式会社 | 半導体装置 |
JP2018206934A (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-27 | 株式会社日立製作所 | 炭化ケイ素半導体装置およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP2729592A patent/JPH06169061A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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