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JPH06154168A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

Info

Publication number
JPH06154168A
JPH06154168A JP4316713A JP31671392A JPH06154168A JP H06154168 A JPH06154168 A JP H06154168A JP 4316713 A JP4316713 A JP 4316713A JP 31671392 A JP31671392 A JP 31671392A JP H06154168 A JPH06154168 A JP H06154168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alignment
optical system
eye
image
circuit
Prior art date
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Granted
Application number
JP4316713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3262866B2 (ja
Inventor
Koji Nishio
幸治 西尾
Akio Morimoto
章夫 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP31671392A priority Critical patent/JP3262866B2/ja
Priority to US08/157,260 priority patent/US5430507A/en
Publication of JPH06154168A publication Critical patent/JPH06154168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3262866B2 publication Critical patent/JP3262866B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/14Arrangements specially adapted for eye photography
    • A61B3/15Arrangements specially adapted for eye photography with means for aligning, spacing or blocking spurious reflection ; with means for relaxing
    • A61B3/152Arrangements specially adapted for eye photography with means for aligning, spacing or blocking spurious reflection ; with means for relaxing for aligning

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低倍率の際にアライメントを速やかに行なう
ことができ、高倍率の際にも常に鮮明な被検眼像を得る
ことのできる眼科装置を提供する。 【構成】 被検眼を照明する照明光学系と、照明光学系
で照明される被検眼を観察する観察光学系と、この観察
光学系と前記被検眼とのアライメントを検出するアライ
メント検出手段とを備え、前記観察光学系は少なくとも
2つの異なる倍率で被検眼を観察できる眼科装置におい
て、前記アライメント検出手段60,70のアライメン
トの許容値を変える許容値可変手段151〜153,1
61〜163を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、観察光学系と被検眼
とのアライメントを検出するアライメント検出手段を備
え、前記観察光学系は異なる倍率で被検眼を観察できる
眼科装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から角膜内皮細胞像を観察・撮影す
る眼科装置が知られている。かかる眼科装置では、被検
眼と装置光学系との相対位置関係を目測でおよそ合わせ
てから前眼部観察光学系により被検眼の前眼部像を画面
表示し、この前眼部像を見ながら被検眼と装置本体との
上下左右方向のアライメントを行なう。この後、照明光
学系の観察用照明光源からの照明光を被検眼の角膜に向
けて照射するとともに画面表示を切り換えて、角膜から
の反射光束を受光して画面に角膜内皮細胞像を表示させ
る。そして、被検眼と装置本体との前後方向のアライメ
ントを行なって、角膜内皮細胞像を観察・撮影する。
【0003】この眼科装置は、ピントの合った像を得る
ために上下左右方向のアライメントが完了されているこ
とを条件に、前後方向のアライメントが完了した際に角
膜内皮細胞像を撮影するようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この眼科装
置は、被検眼の前眼部像を画面表示するしている場合よ
り角膜内皮細胞像を画面表示している場合の方が高倍率
となっている。他方、上下左右方向のアライメントの許
容値は固定され、前眼部像を画面表示して行なう上下左
右方向のアライメントの許容値と、角膜内皮細胞像が画
面表示されている際、すなわち、撮影時における上下左
右方向のアライメントの許容値とが同じになっている。
【0005】このため、アライメントの許容値が大きく
設定されていると、前眼部像を画面表示して行なう上下
左右方向のアライメントは速やかに行なうことはできる
が、高倍率で撮影する角膜内皮細胞像は鮮明に撮影され
ない場合がある。また、アライメントの許容値が小さく
設定されていると、角膜内皮細胞像を鮮明に撮影するこ
とはできるが、許容値が小さいために前眼部像を画面表
示して行なう上下左右方向のアライメントに手間取って
しまい、角膜内皮細胞像の画面表示に移行するのに長時
間要してしまう等の問題があった。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、低倍率の際にアライメントを速や
かに行なうことができ、高倍率の際にも常に鮮明な被検
眼像を得ることのできる眼科装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、被検眼を照明する照明光学系と、照明光
学系で照明される被検眼を観察する観察光学系と、この
観察光学系と前記被検眼とのアライメントを検出するア
ライメント検出手段とを備え、前記観察光学系は少なく
とも2つの異なる倍率で被検眼を観察できる眼科装置に
おいて、前記アライメント検出手段のアライメントの許
容値を変える許容値可変手段を設けたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】この発明は、許容値可変手段によってアライメ
ントの許容値が変えられるので、低倍率のとき許容値を
大きく設定し、高倍率のとき許容値を小さく設定するこ
とにより、低倍率の際にアライメントを速やかに行なう
ことができ、高倍率にしても常に鮮明な被検眼像を得る
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係わる眼科装置の1つであ
る角膜内皮細胞観察装置の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1において、前眼部観察光学系1は、ハ
ーフミラー2、対物レンズ3、ハーフミラー4、光路切
り換えミラー5、CCD(撮像素子)6から大略構成さ
れ、O1はその光軸である。前眼部観察光学系1は低倍
率に設定されている。被検眼Eの前眼部は前眼部照明光
源7によって照明される。ハーフミラー2はアライメン
ト指標光投影手段としてのアライメント光学系8の一部
を構成している。
【0011】アライメント光学系8は、図2に示す様
に、アライメント用光源9、ピンホール板10、投影レ
ンズ11、絞り12、ハーフミラー13を有する。
【0012】ピンホール板10は投影レンズ11の焦点
に配置され、ピンホール板10を透過したアライメント
指標光は、投影レンズ11により平行光束(アライメン
ト光束K)とされ、ハーフミラー13を介してハーフミ
ラー2に導かれる。その平行光束はハーフミラー2によ
り反射されて角膜Cに導かれるものである。ハーフミラ
ー13は固視標投影光学系14の一部を構成している。
【0013】固視標投影光学系14は、左眼用と右眼用
とを備え、各々固視標光源15、ピンホール板16、複
数の固視標光源15を提示するための光学部材17、投
影レンズ18を有する。
【0014】固視標光源15は、図示外の装置本体の可
動に連係して、右眼検査のときには右眼用のものが自動
的に点灯され、左眼検査のときには左眼用のものが自動
的に点灯される。固視標投影光学系14からの固視標光
はハーフミラー13、ハーフミラー2を介して被検眼E
に導かれる。
【0015】その際、固視標光は光学部材17の反射面
において複数回反射されることにより、複数個の固視標
光源像が被検眼Eに提示される。被検者は、その視度に
応じた固視標光源像を固視し、アライメント調整はその
固視標光源像を固視させつつ行うものである。
【0016】アライメント光束Kは、角膜Cの表面で反
射される。そのアライメント光束Kは角膜頂点Pと角膜
曲率中心O2との間の中間位置に輝点像Rを形成するよ
うにしてその表面で反射される。その反射光束はハーフ
ミラー2を介して対物レンズ3に導かれる。
【0017】対物レンズ3に導かれた反射光束は、その
一部がハーフミラー4によって反射され、残りの光束は
ハーフミラー4を通過する。ハーフミラー4により反射
された反射光束は受光手段としてのアライメント検出セ
ンサー19に導かれる。アライメント検出センサー19
には、位置検出可能なセンサー、例えば、ポジションセ
ンサー(PSD)等が用いられている。
【0018】光路切り換えミラー5は、常時は前眼部観
察光学系1の光路から退避されている。また、光路切り
換えミラー5は、その一面に遮光面5aを有し、その他
面に全反射面5bを有する。ハーフミラー4を通過した
光束は、CCD6に導かれて結像され、CCD6に輝点
像が形成される。ハーフミラー4はその裏面においてア
ライメントパターン投影光学系21からの光束を反射す
る。
【0019】アライメントパターン投影光学系21は、
アライメントパターン用光源22、アライメントパター
ン板23、投影レンズ24から概略なっている。
【0020】アライメントパターン板23には円環状パ
ターンが形成されている。円環状パターンを形成するパ
ターン形成光束はハーフミラー4によって反射されてC
CD6に導かれ、CCD6に円環状パターン像が形成さ
れ撮像される。
【0021】CCD6で撮像される円環状パターン像
は、図3に示すように、モニター100の画面25に被
検眼Eの前眼部像26とともに円環状パターン像27と
して表示される。また、モニター100にはCCD6に
輝点像が形成されているので輝点像R’も表示されるこ
ととなる。
【0022】この輝点像R’が円環状パターン像27内
に位置するように、装置本体を上下(Y方向)、左右
(X方向)に振らせてアライメント調整を行い、被検眼
Eの眼球光軸O2と装置光軸O1とをほぼ合致させる。こ
の輝点像R’が円環状パターン像27内にあるとき、後
述する演算回路60(図6参照)がXY方向のアライメ
ントが設定された許容値S1内にあると判断してアライ
メント信号を出力する。
【0023】また、装置本体を被検眼Eに対して前後
(Z方向)にずらして作動距離を設定する。この作動距
離が適正範囲内であるか否かは、図示しないアライメン
ト照明光源によるアライメント光を角膜Cに投影して、
この投影像を後述するラインセンサ48に受光させ、こ
の受光する投影像の番地位置が所定値T1内にあるか否
かで判断するものである。
【0024】前眼部観察光学系1の両側には、照明光学
系28と観察光学系29とが設けられている。観察光学
系29は高倍率に設定されており、この高倍率で後述す
る角膜内皮細胞像を観察や撮影できるようになってい
る。照明光学系28は被検眼Eの角膜Cに向けて斜め方
向から照明光束を照射する。
【0025】この照明光学系28は、観察用の照明光源
30、集光レンズ31、赤外フィルター32、撮影用の
照明光源(撮影光源)33、集光レンズ34、スリット
板35、光学部材36、投光レンズ37を有する。各光
源30,33は集光レンズ31に関して共役である。
【0026】照明光源30にはハロゲンランプが用いら
れ、照明光源33にはキセノンランプが用いられる。照
明光源30から出射された光束は、集光レンズ31、赤
外フィルター32を経て照明光源33の配設位置で一旦
収束される。この赤外光束は照明光源33から射出され
たかのようにして集光レンズ34に導かれる。この集光
レンズ34により集光された赤外光束はスリット板35
に導かれる。スリット板35には細長い長方形状のスリ
ット38が形成されている。赤外光束はこのスリット3
8を通過して投光レンズ37に導かれる。
【0027】36は光路長補正用の光学部材である。図
1に示した状態は内皮細胞観察時に光路中に挿入した状
態である。可視光での撮影時には退避して光路長を補正
するので凸レンズで構成されている。また、これとは逆
に観察時に光路中に光学部材36を挿入せず撮影時に挿
入しようとする場合には、平行平面板或は凹レンズにす
ればよい。
【0028】尚、アライメントが完了した状態では、ス
リット板35と角膜Cとは投光レンズ37に関して略共
役であり、角膜Cにはスリット光束が照射される。この
スリット光束は角膜Cをその表面から内部に向かって横
切る。
【0029】一方、観察撮影光学系29は対物レンズ3
9、光路長補正部材40、ハーフミラー41、マスク4
2、光路長補正部材43、リレーレンズ44、ミラー4
5、変倍レンズ46、合焦レンズ47、光路切り換えミ
ラー5から大略構成されている。
【0030】光路切り換えミラー5はアライメント検出
センサー19の検出出力に基づいて前眼部観察光学系1
の光路に自動的に挿入される。アライメントが完了した
状態では、マスク42と角膜Cとは対物レンズ39に関
してほぼ共役である。
【0031】スリット光束は角膜Cにおいて散乱反射さ
れる。即ち、スリット光束の一部は空気と角膜Cとの境
界面である角膜表面においてまず反射される。この角膜
表面からの散乱反射光束の光量が最も多く、角膜内皮細
胞Nからの散乱反射光束の光量は相対的に小さく、しか
も、角膜実質からの反射光束の光量が最も小さい。散乱
反射光束は対物レンズ39により集光されて光路長補正
部材40を経て、ハーフミラー41に導かれる。
【0032】光路長補正部材40は、図1に示したよう
に、赤外照明光での観察時にその光路へ挿入され、可視
光での撮影時にはその光路から退避される。このときの
光路長補正部材40は凸レンズが使用される。また、逆
に、撮影時に平行平面板或は凹レンズを光路長補正部材
40としてその光路へ挿入することにより、基準位置に
角膜内皮細胞像を形成させ、観察時に光路補正部材40
をその光路から退避させることも可能である。
【0033】散乱反射光束の一部はハーフミラー41に
より反射されてラインセンサー48に導かれる。また、
ハーフミラー41を通過した散乱反射光束はマスク42
に導かれて、角膜内皮細胞Nを含めた角膜断面像がマス
ク42の配設位置に形成される。
【0034】マスク42は角膜内皮細胞像を形成する以
外の余分の反射光束を遮光する役割を果たす。角膜内皮
細胞像を形成する散乱反射光束は、光路長補正部材4
3、リレーレンズ44、ミラー45、変倍レンズ46、
合焦レンズ47を介して光路切り換えミラー5に導か
れ、光路切り換えミラー5の全反射面5bにより反射さ
れた後、CCD6に結像される。
【0035】このとき、モニター100には、図4に示
すように、CCD6に結像された角膜内皮細胞像49及
び位置情報提供手段としての矢印50が表示される。
尚、図4において、51はマスク42によって遮光され
ないとした場合の角膜表面からの反射光束により形成さ
れる光像であり、52は角膜実質からの散乱反射光束に
よる光像である。
【0036】矢印50は、アライメント検出センサー1
9から演算回路60(図6参照)に出力された位置デー
タに基づいて画面25に合成表示される。
【0037】この演算回路(アライメント検出手段)6
0は、XY方向のアライメントが完了した状態、すなわ
ち、被検眼Eの眼球光軸O2と装置光軸O1とが合致した
状態を基準にして、実時間のアライメント検出センサー
19に受光されているアライメント光源9の角膜Cから
の反射光にズレがあるか否かを判断すると同時に、この
判断結果を演算して信号処理することにより装置本体の
角膜Cに対するXY方向のアライメント状態を検出す
る。そして、演算回路60は、検出したアライメント状
態が設定された許容値S2内にあるか否かを判断し、許
容値外であるとき許容値からのズレに応じた矢印50を
合成表示させる。
【0038】ラインセンサー48は、角膜Cの断面方向
に対して図5(ロ)に示すように配置されている。スリ
ット36による散乱反射光束の強度分布は図5(イ)に
示すようなものとなる。図5(イ)において、符号Uは
角膜Cの表面Tにおいて散乱反射された散乱反射光束に
よるピークである。符号Vは角膜Cの内皮細胞部分のピ
ークである。そのピークUは光像51に対応し、ピーク
Vは光像49に対応する。
【0039】ラインセンサー48の各番地の素子の出力
は、図1に示すように、合焦判断回路(アライメント検
出手段)70に入力される。合焦判断回路70は図5
(イ)に示すように、ピークU及びピークVを含む信号
全てを記憶して演算処理することにより、そのピークV
の番地を判断する。そして、合焦判断回路70はそのピ
ークVの番地Lがラインセンサー48の中心番地Qを中
心にして設定された許容値T2内にあるか否かを判断す
る。
【0040】装置本体Hを被検眼Eの前眼部に向かって
離反接近させる(装置光学系をZ方向に移動させる)と
ピークVの番地Lが移動する。装置本体HはピークVの
番地Lが許容値T2内にあるとき、角膜内皮細胞が合焦
されるように設計されている。合焦判断回路70はピー
クVの番地Lが設定された許容値T2内にあるときに合
焦信号を出力する。
【0041】すなわち、Z方向のアライメントは、前眼
部を観察する場合では図示しないアライメント光源によ
るアライメント光の投影像により行い、角膜内皮細胞を
観察する場合には、角膜の散乱反射光束によって行な
う。
【0042】図6は、角膜内皮撮影装置の制御系の構成
を示したブロック図である。図6において、151はX
Y方向における前眼部用のアライメントの許容値S1を
設定する設定回路、152はXY方向における角膜内皮
細胞像用のアライメントの許容値S2を設定する設定回
路である。この許容値S2は許容値S1より小さな値に設
定されている。
【0043】153はミラー駆動回路20によって切り
換る切換スイッチで、この切換スイッチ153はミラー
駆動回路20がミラー5を実線位置へ移動させている間
破線位置へ切り換る。そして、切換スイッチ153と設
定回路151,152とでアライメントの許容値を変え
る許容値可変手段が構成される。
【0044】演算回路60はXYセンサ19が出力する
XYデータが設定回路151,152によって設定され
た許容値S1,S2内であるか否かを判断し、許容値内で
あればアライメント信号を出力する。
【0045】161はZ方向における前眼部用のアライ
メントの許容値T1を設定する設定回路、162はZ方
向における角膜内皮細胞像用のアライメントの許容値T
2を設定する設定回路で、この許容値T2は許容値T1よ
り小さな値に設定されている。163はミラー駆動回路
20によって切り換る切換スイッチで、この切換スイッ
チ163はミラー駆動回路20がミラー5を実線位置へ
移動させている間破線位置へ切り換る。そして、切換ス
イッチ163と設定回路161,162とでアライメン
トの許容値を変える許容値可変手段が構成される。
【0046】合焦判断回路70は、上記で説明したピー
クVの番地Lが許容値T1,T2内にあるか否かを判断
し、許容値T1,T2内であれば合焦信号を出力する。
【0047】154は演算回路60からのアライメント
信号と合焦判断回路70からの合焦信号とが入力したと
きにアライメント完了信号を出力するアンド回路、この
アンド回路154からアライメント完了信号が出力され
るとミラー駆動回路20が動作してミラー5を実線位置
へ移動させる。155はミラー駆動回路20が動作して
アンド回路154からアライメント完了信号が出力され
た際に発光信号を出力するアンド回路、このアンド回路
155から発光信号が出力されると発光駆動回路101
が動作してキセノンランプ33を発光させる。156は
CCD6で撮像される角膜内皮細胞像を記録する記録装
置、157はマイクロコンピュータ等から構成される制
御装置であり、この制御装置157は前眼部照明光源
7,アライメント用光源9,固視標光源15,ハロゲンラ
ンプ30等を制御したりするものである。
【0048】次に、上記のように構成される実施例の作
用について説明する。
【0049】先ず、検者は、図3に示すように、前眼部
観察光学系1により画面25に表示された前眼部像26
を見ながら、コントロールレバーを操作して輝点像R’
が所定の円環状サークル27に近づくように装置本体を
概略操作する。これにより、輝点像R’を形成する散乱
反射光束がアライメント検出センサー19に導かれる。
【0050】この場合、切換スイッチ153は実線で示
すように設定回路151に接続されている。
【0051】アライメント検出センサー19によりその
輝点像R’のXY方向の位置情報が検出され、演算回路
60はアライメント検出センサ19が出力するXYデー
タに基づいて輝点像R’が設定回路151で設定された
許容値S1内であるか否か、すなわち、円環状サークル
27内であるか否かを判断し、許容値S1内であればア
ライメント信号を出力する。
【0052】一方、図示しないアライメント光源による
アライメント光が角膜Cに向けて投影され、この投影像
が対物レンズ39、光路長補正部材40、ハーフミラー
41を介してラインセンサー48上に形成される。この
場合、切換スイッチ163が実線で示すように設定回路
161に接続されて許容値T1が設定されているので、
合焦判断回路70はラインセンサー48上における投影
像の位置が許容値T1内であると判断すると合焦信号を
出力する。
【0053】このように、画面25に前眼部が表示され
ている際、すなわち低倍率の際には比較的大きな許容値
S1,T1が設定されるので、XY方向のアライメントや
Z方向のアライメントは簡単に行えることとなる。
【0054】合焦判断回路70から合焦信号と、演算回
路60からアライメント信号とが出力されると、アンド
回路154からアライメント完了信号が出力され、これ
によりミラー駆動回路20が作動してミラー5が鎖線位
置から実線位置へ移動されるとともに、切換スイッチ1
53,163が破線位置へ切り換わり、演算回路60,合
焦判断回路70には許容値S2,T2が設定される。他
方、ミラー駆動回路20の作動により制御装置157が
ハロゲンランプ30を点灯させる。
【0055】ハロゲンランプ30の点灯により角膜Cに
スリット光束が照射され、画面25には角膜内皮細胞像
49と矢印50とが表示される。
【0056】検者は、角膜内皮細胞像49と矢印50の
両方を見ながらコントロールレバーを操作して矢印50
の方向に装置本体を移動することによりXY方向のズ
レ、すなわち、被検眼Eの眼球光軸O2と装置光軸O1と
のズレの修正を行うことができる。
【0057】この被検眼Eの眼球光軸O2と装置光軸O1
とのズレが許容値S2内になると、演算回路60が再度
アライメント信号を出力する。そして、コントロールレ
バーを操作して装置本体HをZ方向へ移動させて、被検
眼Eに対する装置本体HのZ方のズレが許容値T2内の
とき(番地Lが設定された許容値T2内にあるとき)、
合焦判断回路70は再度合焦信号を出力する。
【0058】演算回路60からアライメント信号と、合
焦判断回路から合焦信号が出力されると、アンド回路1
55が発光駆動回路101を駆動させ、これによりキセ
ノンランプ33が発光して角膜内皮細胞像が撮影され
る。
【0059】このように、画面25に角膜内皮細胞像が
表示されている場合、すなわち高倍率の場合には、小さ
な値の許容値S2,T2が演算回路60,合焦判断回路70
にそれぞれ設定されるので、より正確なアライメントが
行なわれることになる。この結果、高倍率であっても常
に鮮明な角膜内皮細胞像を観察や撮影することができる
こととなる。
【0060】上記実施例では、角膜内皮細胞像を観察す
る眼科装置について説明したが、これに限らず、他の眼
科装置に適用できることは勿論である。また、上記実施
例ではアライメントの許容値が2つのうちいずれかが設
定されるが、これに限るものではない。例えば、観察光
学系に変倍光学系が設けられている場合、その変倍に応
じてアライメントの許容値を3つ以上の段階に変えるよ
うにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】この発明によれば、低倍率の際にアライ
メントを速やかに行なうことができ、高倍率の際には常
に鮮明な被検眼像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる角膜内皮細胞観察装置の実施
例を示す光学系の配置を示した平面図、
【図2】この発明に係わるアライメント光学系の配置を
示す光学配置図、
【図3】前眼部像の表示状態を示した説明図、
【図4】角膜内皮細胞の断面における撮影箇所を示した
説明図、
【図5】角膜内皮細胞像とラインセンサーに受光される
光量との関係を示す図、
【図6】この発明に係わる制御系の構成を示したブロッ
ク図、
【符号の説明】
E 被検眼 1 前眼部観察光学系 28 照明光学系 29 観察光学系 60 演算回路(アライメント検出手段) 70 合焦回路(アライメント検出手段) 151 設定回路 152 設定回路 153 切換スイッチ 161 設定回路 162 設定回路 163 切換スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼を照明する照明光学系と、照明光
    学系で照明される被検眼を観察する観察光学系と、この
    観察光学系と前記被検眼とのアライメントを検出するア
    ライメント検出手段とを備え、前記観察光学系は少なく
    とも2つの異なる倍率で被検眼を観察できる眼科装置に
    おいて、 前記アライメント検出手段のアライメントの許容値を変
    える許容値可変手段を設けたことを特徴とする眼科装
    置。
  2. 【請求項2】 前記許容値可変手段は観察光学系の倍率
    に応じて切り換わることを特徴とする請求項1の眼科装
    置。
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