JP3617708B2 - 角膜内皮細胞観察撮影装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、角膜内皮細胞を観察、撮影する角膜内皮細胞観察撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、被検眼の角膜内皮細胞像を観察・撮影する角膜内皮細胞観察撮影装置として、照明光を被検眼の角膜に向けて斜めから照射する照明光学系と、角膜内皮細胞を含めて角膜からの反射光を斜め方向から受像して観察・撮影する観察撮影光学系と、被検眼に対する装置本体のアライメントを行うアライメント検出光学系とを備えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の角膜内皮細胞観察撮影装置は、アライメント検出光学系が唯一つであり、検出範囲の大きさを広くするために受光レンズに低倍率のものを用いると位置検出精度が低下し、位置検出精度を高めるために受光レンズに高倍率のものを用いると検出範囲の大きさが狭くなるという問題があり、検出範囲の大きさを広く採りつつ位置検出精度を高めることは、従来の角膜内皮細胞観察撮影装置では困難であって、通常、検者はアライメント検出光学系によるアライメント指標が画面に提示される状態となるように前眼部像を観察しながら装置を移動させる必要があるのであるが、検者のこの負担を軽減するために検出範囲の大きさ(アライメント許容範囲)を広くしようとして受光レンズに低倍率のものを用いると位置検出精度(アライメント精度)が低下するため、角膜内皮細胞像のピントが甘くなる傾向にあり、受光レンズに高倍率のものを用いると、検出範囲の大きさ(アライメント許容範囲)が狭くなり、検者のアライメント操作に関する負担が増大することとなる。角膜内皮細胞観察撮影装置には、アライメント検出信号に基づいて自動的に装置本体の移動を行なう構成のものがあるが、この場合にも、被検眼に対する装置本体のアライメントが所定の検出範囲に入るまでは、検者が装置本体を手動で移動させなければならず、上記問題点を根本的に解消できるものではない。
【0004】
このように従来の角膜内皮細胞観察撮影装置では、アライメント検出範囲の大きさ(アライメント許容範囲)を広くしようとすると位置検出精度(アライメント精度)が低下し、位置検出精度(アライメント精度)を高めようとしようとするとアライメント検出範囲の大きさ(アライメント許容範囲)が狭くなるという問題があり、本発明はこの問題点を解消することができる角膜内皮細胞観察撮影装置を提供することを目的とする。
【0005】
請求項1に記載の角膜内皮細胞観察撮影装置は、照明光を被検眼の角膜に向けて斜めから照射する照明光学系と、前記角膜内皮細胞を含めて前記角膜からの反射像を受像して観察、撮影する観察撮影光学系と、前記角膜内皮細胞の合焦状態を検出する合焦状態検出手段と、前記被検眼の前眼部を照明する一対の光源を有する前眼部照明光学系と、角膜内皮細胞撮像用のCCDカメラを有して前記被検眼の前眼部を前記CCDカメラに受像すると共に前記一対の虚像を前記CCDカメラに受像して虚像の間隔に基づき検出範囲が相対的に広くて位置検出精度が相対的に低いアライメントを実行するのに用いられる前眼部観察光学系と、前記被検眼にアライメント指標光を投影するアライメント指標光投影手段と、検出範囲が相対的に狭くて位置検出精度が相対的に高いアライメントを実行するために前記被検眼からの反射指標光束を受光検出して前記被検眼に対して装置本体をアライメントするアライメント検出センサとを備え、検出範囲が相対的に広くて位置検出精度が相対的に低いアライメントから検出範囲が相対的に狭くて位置検出精度が相対的にアライメントに自動的に切り換えられることを特徴とする。
請求項2に記載の角膜内皮細胞観察撮影装置は、前記アライメント検出手段の検出情報に基づき、前記被検眼に対して装置本体がアライメントされるように、前記装置本体を駆動させる駆動手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図6は、この発明の角膜内皮細胞観察撮影装置の構成を示す側面図で、1は電源が内蔵されたベースである。ベース1の上部には架台2がコントロールレバー3の操作により前後左右動可能に設けられている。コントロールレバー3には撮影スイッチ4が設けられ、この撮影スイッチ4は手動撮影モードのときに用いられる。架台2の上部にはモータ5、支柱6が設けられている。モータ5と支柱6とは図示を略すピニオン・ラックにより結合され、支柱6はモータ5によって上下動される。支柱6の上端にはテーブル7が設けられている。
【0010】
テーブル7には支柱8、モータ9が設けられている。支柱8の上端にはテーブル10が摺動可能に設けられている。テーブル10の後端には、図5に示すようにラック11が設けられている。モータ9の出力軸にはピニオン12が設けられ、ピニオン12はラック11に噛み合わされている。また、テーブル10の上部にはモータ13と支柱14とが設けられている。モータ13の出力軸にはピニオン15が設けられている。支柱14の上部には装置本体ケース16が摺動可能に設けられている。装置本体ケース16の側部にはラック17が設けられている。ラック17はピニオン15と噛合されている。符号100は信号の処理、モータ9、13等の制御を行なう制御部である。装置本体は被検眼に対する上下左右前後方向のアライメント情報に基づき自動的に駆動されるものであるが、その詳細は後述する。
【0011】
装置本体ケース16内には、図1(A)、(B)、(C)に示す光学系が収納されている。この光学系は、被検眼Eの前眼部を観察する前眼部観察光学系21、被検眼Eの角膜Cに指標光を投影するアライメント指標光投影光学系22、角膜Cに固視標光を投影する固視標光投影光学系23、装置本体と被検眼とのアライメント操作の際に使用されるアライメントパターン投影光学系24、角膜Cに斜めから照明光を照射する照明光学系25、角膜Cの角膜内皮細胞像を観察・撮影する観察撮影光学系26を備えている。前眼部観察光学系21は、被検眼Eの左右に位置して前眼部をダイレクトに照明する一対の前眼部観察光源31、ハーフミラー32、対物レンズ33、ハーフミラー34、前眼部観察時に光路内から退避され且つ角膜Cの観察・撮影時に光路内に挿入される遮光板35、CCDカメラ36を備え、O1はその光路の光軸である。前眼部照明光源31によって照明された被検眼Eの前眼部像は、ハーフミラー32を透過した後、対物レンズ33、ハーフミラー34を経由して、CCDカメラ36に導かれる。
【0012】
アライメント指標光投影光学系22は、図1(B)に示すように赤外光を出射するアライメント用光源37、ピンホール板38、ハーフミラー39、ピンホール板38に焦点を一致させるようにして光路上に配置された投影レンズ40、絞り41、ハーフミラー32を有する。アライメント用光源37から出射されてピンホール板38を通過したアライメント指標光Kは、ハーフミラー39に反射された後、投影レンズ40により平行光束とされて絞り41を通過し、ハーフミラー32により反射されて、角膜Cに導かれ、このアライメント指標光Kは図1(C)に示すように、角膜Cの頂点Pと角膜Cの曲率中心O2との間の中間位置に輝点像Rを形成するようにして角膜表面Tで反射される。角膜Cからの反射指標光束は、ハーフミラー32、対物レンズ33を介してハーフミラー34に導かれる。このハーフミラー34に導かれた反射指標光束の一部はハーフミラー34に反射されてPSD等の位置検出が可能なアライメント検出センサ42に導かれる。残りの反射指標光束はハーフミラー34を透過してCCDカメラ36に導かれる。固視標光投影光学系23は、可視光を出射する固視標用光源43、ピンホール板44、ハーフミラー39、投影レンズ40、絞り41、ハーフミラー32を有する。固視標用光源43から出射された固視標光は、ピンホール板44、ハーフミラー39を経て投影レンズ40により平行光束とされた後、絞り41を通過してハーフミラー32により反射される。被検者はこのハーフミラー32で反射された固視標光を固視目標として注視することにより視線が固定される。
【0013】
アライメントパターン投影光学系24は、ハーフミラー34に臨むようにして設けられた投影レンズ47、アライメントパターン投影光源45、アライメントパターン板46から構成されているアライメントパターン板46には矩形枠状パターンが形成され、アライメントパターン板46を透過したパターン形成光束はハーフミラー34の裏面で反射されてCCDカメラ36に結像される。CCDカメラ36はモニタ装置に画像信号を出力する。モニタ装置の画面48には、前眼部観察時には、図2(A)〜図2(C)に示すように、被検眼Eの前眼部像E´、輝点Rに対応する輝点像R´、矩形枠状パターン像42´、一対の前眼部照明光源31に基づく一対の輝点像31´が表示される。なお、符号Puは瞳孔を示す。
【0014】
一対の輝点像31´の間隔及びその大きさは、装置本体と被検眼Eとの間のZ方向距離によって変化し、図2(A)に示すように、装置本体と被検眼Eとの間のZ方向距離が概略適正作動距離にあるときには光量分布がシャープでかつ光学的設計により定まる所定の間隔Lが得られ、装置本体と被検眼Eとの間のZ方向距離が適正作動距離よりも大きい時には光量分布がぼやけてかつ所定の間隔Lよりも小さな間隔L0が得られ、装置本体と被検眼Eとの間のZ方向距離が適正作動距離よりも小さい時には光量分布ppがぼやけてかつ所定の間隔Lよりも大きな間隔L0´が得られる。従って、一対の輝点像31´、31´の間隔及びその明るさを観測することにより被検眼Eに対して装置本体が適正作動距離にあるか、被検眼Eに近すぎるか、被検眼Eから遠すぎるかを判断することができる。
【0015】
CCDカメラ36と一対の前眼部照明光源31とは、従って、アライメント検出手段として機能し、そのCCDカメラ36の検出範囲はその受像面の全領域(画面48の表示面全体)であるが、このCCDカメラ36の位置検出精度は本来は前眼部の照明に用いられる光源31を流用してアライメント検出を行うものであるので低い。これに対して、アライメント検出センサ42はアライメントの検出専用に設けられ、その検出範囲はCCDカメラ36の検出範囲よりも狭くかつその位置検出精度が高く、図2(D)はそのCCDカメラ36のアライメント検出範囲とアライメント検出センサ42の検出範囲とを示しており、符号42aはアライメント検出センサ42の検出範囲、符号48aはCCDカメラ36の検出範囲を示している。
【0016】
制御部100はCCDカメラ36の検出信号に基づき適正作動距離からのずれ量を演算し、装置本体をそのずれ量が小さくなる方向に自動的に制御し、適正作動距離からのずれ量が所定値以下となった時にCCDカメラ36に基づく検出範囲からアライメント検出センサ42に基づく検出範囲に切り替える。
【0017】
被検眼Eに対する装置本体の上下左右方向の位置は、輝点像R´の位置によって検出され、図2(E)に示すように、輝点像R´が矩形枠状パターン42´の位置の外側にあるとき(中心からのずれ量がΔx、Δyのとき)、制御部100はCCDカメラ36の検出信号に基づき上下左右方向のずれ量を演算し、輝点像R´が矩形枠状パターン42´の位置の内側にあるときアライメント検出センサ42の出力に基づいて上下左右方向のずれ量を演算し、装置本体の光軸が被検眼の光軸に一致するように自動的に駆動される。
【0018】
このようにして、被検眼Eに対する装置本体の上下左右前後方向のアライメント調整が実行される。
【0019】
照明光学系25は、ハロゲンランプからなる観察用照明光源49、集光レンズ50、赤外フィルター51、キセノンランプからなる撮影用照明光源52、集光レンズ53、ダイクロイックミラー54、スリット板55、投光レンズ56、開口絞り57を有し、O3はその光軸である。なお、観察用照明光源49に赤外LEDを用いて場合、赤外フィルター51は不要である。観察用照明光源49は観察時に発光され、撮影用照明光源52は撮影時に発光され、観察用照明光源49から出射された赤外光は、集光レンズ50によって集光されつつ赤外フィルター51を透過し、ダイクロイックミラー54によって反射されてスリット板55に導かれ、撮影用照明光源52から出射された可視光は集光レンズ53により集光されつつダイクロイックミラー54を透過してスリット板55に導かれる。スリット板55を通過した光束は、投光レンズ56、開口絞り57を通って角膜Cに導かれ、その角膜Cが横断照明される。図3はその角膜の表面及び角膜内皮からのスリット光の反射状態を示し、スリット光束の一部は空気と角膜Cとの境界面である角膜表面Tにおいてまず反射される。その角膜表面Tからの反射光束Lの光量が最も多い。角膜内皮細胞Nからの散乱反射光束Mの光量は相対的に小さい。角膜実質M´からの反射光束L´の光量が最も小さい。
【0020】
観察撮影光学系26は、対物レンズ58、ハーフミラー59、マスク60、全反射ミラー61、リレーレンズ62、前眼部観察時には光路(光軸O4上)内に挿入されかつ角膜Cの観察・撮影時には光路内から退避される遮光板63、前眼部観察光束の妨げとならない位置に配設されると共に物面側(被検眼E側)の傾斜角θと同一角をもって傾斜する全反射ミラー64、CCDカメラ36を有し、O4はその光軸である。角膜Cからの反射光束は、対物レンズ58により集光されてハーフミラー59に導かれる。角膜Cからの反射光束の一部はこのハーフミラー59により反射されて合焦位置検出センサ65に導かれ、角膜Cからの反射光束の残りはハーフミラー59を通過する。ハーフミラー59を通過した反射光束はマスク60の位置で一旦結像されて、マスク60により角膜内皮細胞像を形成する以外の余分の反射光束が遮蔽される。このマスク60を通過した反射光束は全反射ミラー61に反射され、リレーレンズ62により集束されつつ全反射ミラー64に反射された後、CCDカメラ36上に角膜内皮細胞の像を高倍率で形成する。なお、マスク60の位置は可視の撮影光での角膜内皮細胞像の焦点位置にある。また、CCDカメラ36上の角膜内皮細胞像も可視の撮影光での焦点位置にある。
【0021】
合焦位置検出センサー65は、ここでは、ラインセンサから構成され、図4(イ)において、横軸はそのラインセンサを構成する各素子の番地、縦軸はその各素子上での光量の大きさを示し、角膜Cの断面方向に対して合焦位置検出センサー65は、図4(ロ)に示すように配置され、角膜Cからの反射光束の強度分布は図4(イ)に示すようなものとなる。その図4(イ)において、符号Uは角膜Cの表面Tにおいて反射された反射光束によるピーク、符号Vは角膜Cの内皮細胞部分のピークであり、ピークUは光像67に対応し、ピークVは光像68に対応する。合焦位置検出センサー65の各番地の素子の出力は、合焦判断回路66に入力され、合焦判断回路66は図4(イ)に示すように、ピークU及びピークVを含む全ての検出信号を記憶して演算処理することにより、そのピークVの番地を判断する。そして、合焦判断回路66はそのピークVの番地Lが合焦位置検出センサー65の中心番地Qに一致するか否かを判断し、これにより、角膜内皮の合焦状態(Z方向の正確なアライメント)が検出できる。
【0022】
すなわち、制御部100は微細な範囲で装置本体Hを被検眼Eの前眼部に向かって離反接近させ(装置光学系をZ方向に移動させ)、これによりピークVの番地Lが移動する。装置本体HはピークVの番地Lが中心番地Qに一致するとき、角膜内皮細胞が合焦されるように設計されているので、合焦判断回路66はピークVの番地Lが中心番地Qと一致したときに合焦信号を出力し、これによって、照明光源31が発光され、被検眼Eが可視光により照明され、撮影が自動的に行われる。
【0023】
本発明では、アライメント検出手段は検出範囲の大きさが広くて位置検出精度が低い状態と検出範囲の大きさが狭くて位置検出精度が高い状態との間で自動的に切り替え可能とし、自動的に装置本体を被検眼に対して駆動させ、アライメントを行う構成としたが、検出範囲の大きさが広くて位置検出精度が低い状態のときには手動により装置本体を被検眼に対して相対的に移動させ、検出範囲の大きさが広くて位置検出精度が低い状態から検出範囲の大きさが狭くて位置検出精度が高い状態に自動的に切り替えて、検出範囲の大きさが狭くて位置検出精度が高い状態の時に装置本体を自動的に駆動させてアライメントを行う構成とすることもできる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成したので、特別に別個のアライメント検出用としての光学系を用いず、前眼部照明及び前眼部観察系を兼ねて広範囲なアライメント検出(位置検出)が可能となり、操作性が向上する。そして、アライメントの精度が所定範囲になった場合に、更に高精度のアライメントセンサ(合焦位置検出センサ)を用いれば、より一層精度の良い位置合わせを行うことができる。また、高精度のアライメントセンサ(合焦位置検出センサ)の検出情報を、角膜厚さ測定に用いる場合には、角膜厚さ測定データのアライメント誤差補正等に応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の角膜内皮細胞撮影装置の光学系を示し、(A)は主光学系の説明図、(B)はアライメント指標光投影光学系と固視標投影光学系の説明図、(C)は指標光の角膜反射状態を示す説明図である。
【図2】モニタ画面に表示された前眼部像を示し、(A)は被検眼に対して装置本体が適正作動距離にある状態を示し、(B)は被検眼に対して装置本体が遠すぎる状態を示し、(C)は被検眼に対して装置本体が近すぎる状態を示し、(D)はCCDカメラによる検出範囲とアライメントセンサによる検出範囲との関係を示し、(E)は被検眼に対して装置本体が上下左右方向にずれている状態を示している。
【図3】スリット光束の角膜での反射状態を示した説明図である。
【図4】角膜内皮細胞像と合焦位置検出センサーに受光される光量との関係を示し、(イ)は合焦位置検出センサー上での光量分布、(ロ)は角膜内皮細胞像と合焦位置検出センサーとの関係を示す図である。
【図5】本発明に係わる角膜内皮細胞観察撮影装置の要部を示す平面図である。
【図6】本発明に係わる角膜内皮細胞観察撮影装置の全体構成を示す側面図である。
【符号の説明】
C…角膜
E…被検眼
N…内皮
21…前眼部観察光学系
22…アライメント指標光投影手段
25…照明光学系
26…観察撮影光学系
31…前眼部照明光学系
36…CCDカメラ
42…アライメントセンサ
65…合焦状態検出手段
100…制御部
Claims (2)
- 照明光を被検眼の角膜に向けて斜めから照射する照明光学系と、前記角膜内皮細胞を含めて前記角膜からの反射像を受像して観察、撮影する観察撮影光学系と、前記角膜内皮細胞の合焦状態を検出する合焦状態検出手段と、前記被検眼の前眼部を照明する一対の光源を有する前眼部照明光学系と、角膜内皮細胞撮像用のCCDカメラを有して前記被検眼の前眼部を前記CCDカメラに受像すると共に前記一対の虚像を前記CCDカメラに受像して虚像の間隔に基づき検出範囲が相対的に広くて位置検出精度が相対的に低いアライメントを実行するのに用いられる前眼部観察光学系と、前記被検眼にアライメント指標光を投影するアライメント指標光投影手段と、検出範囲が相対的に狭くて位置検出精度が相対的に高いアライメントを実行するために前記被検眼からの反射指標光束を受光検出して前記被検眼に対して装置本体をアライメントするアライメント検出センサとを備え、検出範囲が相対的に広くて位置検出精度が相対的に低いアライメントから検出範囲が相対的に狭くて位置検出精度が相対的にアライメントに自動的に切り換えられることを特徴とする角膜内皮細胞観察撮影装置。
- 前記アライメント検出手段の検出情報に基づき、前記被検眼に対して装置本体がアライメントされるように、前記装置本体を駆動させる駆動手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の角膜内皮細胞観察撮影装置。
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