JPH06145042A - 浴剤組成物 - Google Patents
浴剤組成物Info
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- JPH06145042A JPH06145042A JP32250892A JP32250892A JPH06145042A JP H06145042 A JPH06145042 A JP H06145042A JP 32250892 A JP32250892 A JP 32250892A JP 32250892 A JP32250892 A JP 32250892A JP H06145042 A JPH06145042 A JP H06145042A
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Abstract
剤成分として油性成分と界面活性剤成分を封入した界面
活性剤含有継ぎ目無しカプセル化物を含有することを特
徴とする浴剤組成物。 【効果】本発明によると、粉体成分に油性成分を配合す
る際、賦形する必要がないため、皮膚等に効能のある油
性成分を多量に配合した浴剤組成物を提供することがで
きる。さらに、界面活性剤成分がカプセル化物に配合さ
れているため、油性成分を良好に乳化分散させることが
できるので有用である。
Description
分と界面活性剤成分を封入したカプセル化物を配合して
なる顆粒状及び/又は粉末状の浴剤組成物に関する。
入浴剤としては、粉末状の入浴剤、液状の入浴剤等種々
のものが知られている。また、カプセル化物を含有する
入浴剤としては、特開平3−287524号公報、特開
平4−26616号公報においてカプセル化した内容物
の長期安定性を目的として、油性成分や香料をカプセル
化物として配合した入浴剤が開示されている。しかし、
該カプセル化物中には界面活性剤成分が含有されていな
いため、これらのカプセル化物の内容物は浴湯中では湯
面上に浮遊し浴湯への乳化分散が不可能であった。
プセル化物であるカプセル粒子は知られているが、界面
活性剤成分を含有した継ぎ目無しカプセル粒子は知られ
ていない。その理由としては、植物油等の油性成分を内
容物とし界面活性剤成分を含有しない従来の継ぎ目無し
カプセル粒子は、特公昭36−3700号公報に開示さ
れているごとく界面張力を利用して作られるため、内溶
液にHLBの高い界面活性剤成分を含む場合は、内容物
と皮膜との界面張力がかなり低下してしまうためカプセ
ル化が難しいためであり、内容物として界面活性剤成分
を含む継ぎ目無しカプセル粒子を製造することは困難で
あった。
特開平1−238519号公報にはHLBが比較的高い
非イオン性界面活性剤を含有したカプセル粒子に関する
開示がある。しかし、このカプセル粒子は、カプセル充
填機により充填して製造しているため皮膜に継ぎ目があ
り、外観上好ましくないばかりか、継ぎ目からの内容物
の漏れが懸念されたり、また平均皮膜厚さの不均一性に
より、個々のカプセル粒子の溶解速度に差異が生ずると
いう問題があった。
開昭55−99177号公報には、多重ノズルを用いて
得られる多層構造を有する継ぎ目無しカプセル粒子が開
示されているが、実質的に界面活性を有する成分を内容
物とするカプセル粒子の開示はなされていない。また、
特開平3−52639号公報には、親水性物質である内
容物と皮膜との間に界面活性能を有するショ糖の低級脂
肪酸エステルを介在させたシームレスカプセルが開示さ
れている。しかし、界面活性剤成分および油性成分を内
容物として含有するカプセル粒子については開示されて
いない。
成分と界面活性剤成分を封入した界面活性剤含有継ぎ目
無しカプセル化物を配合することにより、浴湯での油性
成分の乳化分散を向上させることが期待されているが、
未だそのような界面活性剤含有継ぎ目無しカプセル化物
を含有する浴剤組成物は見いだされていないのが実情で
ある。従って、本発明の目的は、浴用剤基剤中に浴用剤
成分として油性成分と界面活性剤成分を封入した界面活
性剤含有継ぎ目無しカプセル化物を含有する浴剤組成物
を提供することにある。
題を解決すべく鋭意研究した。その結果、油性成分と界
面活性剤成分を含有する継ぎ目無しカプセル粒子よりな
るカプセル化物を浴用剤基剤中に配合することにより、
該カプセル化物の内容物を浴湯中で良好に乳化分散する
ことが可能となることを見いだし、本発明を完成するに
到った。
粉末状の浴用剤基剤中に浴用剤成分として油性成分と界
面活性剤成分を封入した界面活性剤含有継ぎ目無しカプ
セル化物を含有することを特徴とする浴剤組成物に関す
る。ここで、界面活性剤含有継ぎ目無しカプセル化物中
の界面活性剤成分が、非イオン性界面活性剤より選ばれ
る1種または2種以上の混合物である場合が好適であ
り、さらに該非イオン性界面活性剤のHLBが、7〜1
8である場合が好適である。また、界面活性剤含有継ぎ
目無しカプセル化物を得る好適な方法は、順次増大する
直径を有する多重ノズルを用いた方法であり、このよう
な方法により得られるカプセル化物を用いるのが好適で
ある。
カプセル化物は、内層と外層とからなるカプセル粒子
(以下、単にカプセル粒子と略す場合がある)である。
外層は皮膜形成体を有する層であり、皮膜形成体を形成
させるのに用いる皮膜形成用液体は、皮膜形成体を溶融
液としたものか、あるいは皮膜形成体を含有する溶液で
ある。この皮膜形成体は例えば冷却等の物理的手段また
は架橋反応等の化学的手段により硬化またはゲル化する
物質であれば、特に限定されるものではないが、本発明
においては浴用剤の成分として配合して用いることか
ら、水との親和性の高い天然、半合成又は合成の親水性
高分子体が好ましく用いられる。
ばにかわ、ゼラチン、コラーゲンタンパク、カゼイン、
アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、ファーセレラ
ン、タマリンドガム、ペクチン、アラビアガム、グアー
ガム、キサンタンガム、トラガントガム、ローカストビ
ーンガム、寒天、澱粉等の天然親水性高分子;カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸
フタル酸セルロース、アルギン酸プロピレングリコール
エステル、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱
粉、カチオン澱粉等の半合成親水性高分子;及びポリア
クリル酸ソーダ、ポリエチレンイミン、ポリビニルアル
コール、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリド
ン等の合成親水性高分子等が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。これらの親水性高分子体は、単
独で又は2種以上を混合して用いられる。
水溶性多価アルコールおよびその誘導体の1種又は2種
以上を添加しても良い。水溶性多価アルコールおよびそ
の誘導体を添加する場合は、皮膜形成体に対して通常5
〜100重量%、好ましくは10〜80重量%添加す
る。添加される水溶性多価アルコールおよびその誘導体
としては、例えばグリセリン、ソルビット、エチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、酸化エチレン−酸化
プロピレン共重合体、オリゴサッカライド、グリセリド
類等が例示されるが、特にこれらに限定されるものでは
ない。
有する層であり、単層または同心状の2層以上からな
る。各層には(1)油性成分と界面活性剤成分とを含有
する水性分散体よりなる層、(2)油性成分と界面活性
剤成分とからなる層、(3)油性成分の層、(4)界面
活性剤成分の層などが適宜組み合わされて形成されてい
る。
性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面
活性剤、及び両性界面活性剤の1種又は2種以上から選
ばれるものであるが、本発明においてはカプセル粒子の
崩壊後、浴湯中で内溶液が皮膚と接触することから、よ
り皮膚刺激性が少ない非イオン性界面活性剤の1種又は
2種以上から選ばれるものが特に好ましい。
れるものではないが、例えばグリセリン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
プロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンアルキルエーテル、ポリエチレングリ
コール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪
酸エステル等が挙げられる。
活性剤のHLBは、浴湯中でカプセル粒子が崩壊したと
きに内容物の油性成分が良好に乳化し得るように、通常
7〜18、好ましくは8〜13のものがよい。HLBが
7未満だと油性成分の乳化能が不十分であり、HLBが
18より大きいとカプセル化が困難となる。非イオン性
界面活性剤を2種以上混合する場合は、混合後のHLB
が7〜18であればよく、カプセル粒子内のHLBを調
整するためにHLBが7未満の非イオン性界面活性剤を
同様に混合してもよい。本発明におけるカプセル粒子
は、好ましくは後述のように多重ノズルを用いて各層を
形成するための液体を連続的に吐出させて製造される
が、HLBの調整に用いるHLBが7未満の非イオン性
界面活性剤は、内層用の各液体のうち、いずれの液体に
混合されてもよい。
れるものではないが、例えばラウリル硫酸ナトリウム、
ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アン
モニウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、
ステアリン酸ナトリウム、半硬化牛脂肪酸ナトリウム、
半硬化牛脂肪酸カリウム、オレイン酸カリウム、ヒマシ
油カリウム、アルキルナフタレンスルフォン酸ソーダ、
ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、アルキルジフェ
ニルエーテルジスルフォン酸ナトリウム、アルキルリン
酸ジエタノールアミン、アルキルリン酸カリウム、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタノールア
ミン、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫
酸ナトリウム等が挙げられる。
れるものではないが、例えばラウリルトリメチルアンモ
ニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムク
ロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ジス
テアリルジメチルアンモニウムクロリド、アルキルベン
ジルジメチルアンモニウムクロリド、ステアリルアミン
オレエート、ステアリルアミンアセテート、ステアリル
アミン塩酸塩等が挙げられる。
のではないが、例えば、アルキルジメチルアミノ酢酸ベ
タイン、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキル
カルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウムベタ
イン、レシチン、ラウリルアミノプロピオン酸、アルキ
ルジアミノエチルグリシン等が挙げられる。
のではないが、カプセル粒子内の全油性成分と界面活性
剤の重量比率で、通常49:1〜1:3、好ましくは1
9:1〜1.5:1の範囲である。界面活性剤の使用量
が全油性成分に対する重量比率で49:1よりも小さく
なると、内溶液が水と接触した時に油性成分が分離して
油浮き等の現象が生じ安定な乳化液が得られず、1:3
よりも多いとカプセル化が困難になる。
れるものではないが、例えば油脂類、ロウ類、炭化水素
類、高級脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類、精
油類、シリコーン油類から選ばれる1種又は2種以上の
混合物が好ましい。
ホホバ油、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、カ
カオ脂、ゴマ油、パーシック油、ヒマシ油、ヤシ油、ミ
ンク油、牛脂、豚脂等の天然油脂、またはこれらの天然
油脂を水素添加して得られる硬化油及びミリスチン酸グ
リセリド、2−エチルヘキサン酸グリセリド等の合成ト
リグリセリド等が挙げられる。ロウ類としては、例えば
カルナウバロウ、鯨ロウ、ミツロウ、ラノリン等が挙げ
られる。炭化水素類としては、例えば流動パラフィン、
ワセリン、パラフィンマイクロクリスタリンワックス、
セレシン、スクワラン、プリスタン等が挙げられる。高
級脂肪酸類としては、例えばラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン
酸、リノール酸、リノレン酸、ラノリン酸、イソステア
リン酸等が挙げられる。高級アルコール類としては、例
えばラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリ
ルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコー
ル、コレステロール、2−ヘキシルデカノール等が挙げ
られる。エステル類としては、例えばオクタン酸セチ
ル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ミリスチン酸イソプ
ロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸イソプ
ロピル、アジピン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチ
ル、オレイン酸デシル等が挙げられる。精油類として
は、例えばハッカ油、ジャスミン油、ショウ脳油、ヒノ
キ油、トウヒ油、リュウ油、テレピン油、ケイ皮油、ヘ
ルガモット油、ミカン油、ショウブ油、パイン油、ラベ
ンダー油、ベイ油、クローブ油、ヒバ油、バラ油、ユー
カリ油、レモン油、ペパーミント油、ローズ油、セージ
油、メントール、シネオール、オイゲノール、シトラー
ル、シトロネラール、ボルネオール、リナロール、ゲラ
ニオール、カンファー、チモール、スピラントール、ピ
ネン、リモネン、テルペル系化合物等が挙げられる。シ
リコーン油類としては、例えばジメチルポリシロキサン
等が例示されるが、これらに限定されるものではない。
方法は、順次増大する直径を有する少なくとも3重以上
の多重ノズルを用いて該多重ノズルの最外ノズルから皮
膜形成用液体を、他のノズルから油性成分および界面活
性剤成分を含有する各種の内層用の液体を気相又は液相
中で連続的に吐出させて多層液滴を形成させ、次いで該
多層液滴の皮膜形成用液体を硬化またはゲル化させて界
面活性剤含有継ぎ目無しカプセル化物を得ることにより
行われる(特願平4−179023号、特願平4−19
3327号)。
形成体を含有する溶液を用いる場合、皮膜形成体として
前記のような親水性高分子を用いて0.1〜80重量%
の溶液とするのが好ましく、より好ましくは1〜50重
量%の溶液とする。溶媒としては特に限定されるもので
はないが水が好ましい。
界面活性剤成分とを含有する水性分散体、油性成分と界
面活性剤成分とからなる液体、油性成分や界面活性剤成
分のみからなる液体が使用される。
性分散体を調製するには、油性成分を界面活性剤により
水中で直接油性成分を乳化させるか又は油中水分散型エ
マルションから水中油分散型エマルションへの転相を介
して水中で油性成分を乳化させることにより得られる。
水性分散体中の界面活性剤濃度は特に限定されるもので
はないが、水性分散体中の油性成分に対して通常10〜
300重量%、好ましくは50〜250重量%である。
界面活性剤濃度が10重量%より小さいと、浴湯中でカ
プセルが崩壊した時に内容物の油性成分が乳化せず、3
00重量%より大きいと水性分散体の粘度が増大しカプ
セル粒子生成時におけるカプセル粒子生成の成功率が低
減するため好ましくない。また、水性分散体中の油性成
分濃度は特に限定されるものではないが、水に対して通
常2〜150重量%、好ましくは5〜130重量%であ
る。油性成分濃度が150重量%より大きいと水性分散
体の粘度が増大しカプセル粒子生成時におけるカプセル
粒子の形成性が低減するため好ましくなく、2重量%よ
り小さいと均一な水性分散体が得られないため好ましく
ない。
の調製において、油性成分の濃度は特に限定されるもの
ではないが、界面活性剤成分に対して0.01〜300
重量%、好ましくは0.1〜200重量%である。油性
成分が0.01重量%より小さいと粘度の変化等の添加
による効果が少なく、300重量%より大きいと内溶液
が水と接触した時に油性成分が分離して油浮き等の現象
が生じ、安定な乳化液が得られず好ましくない。
またはゲル化させるには、該皮膜形成用液体を物理的ま
たは化学的手段により硬化またはゲル化させて界面活性
剤含有継ぎ目無しカプセル粒子を生成させる。ここで物
理的手段としては例えば皮膜形成用液体を冷却した硬化
剤と接触させて冷却することにより硬化させる方法等
が、また化学的手段としては皮膜形成用液体と硬化剤と
の化学反応によりゲル化させる方法等が用いられる。
的手段により硬化またはゲル化する液体であれば特に限
定されるものではないが、冷却により硬化させる場合
は、皮膜形成用液体および硬化して得られる皮膜形成体
に対して実質的に溶解性を有しない物質が適宜使用され
る。例えば、油脂類、ロウ類、炭化水素類、高級脂肪酸
類、高級アルコール類、エステル類、精油類、シリコー
ン油類から選ばれる1種又は2種以上の混合物の油類が
用いられる。冷却温度も皮膜形成用液体が硬化するよう
な温度であれば特に限定されるものではない。
る場合は、例えばアルギン酸ナトリウムでは、塩化カル
シウム、リン酸カルシウムを含む溶液、ポリビニルアル
コールでは、ほう砂、ホルマリン、塩酸を含む水溶液、
ゼラチンでは塩化カルシウム、硝酸ジルコニウムを含む
水溶液等が適宜選択され、皮膜形成用液体とこれらの硬
化剤とが架橋等の反応をすることよりゲル化が生じる。
は、内層が単層のものを使用してもよい。このような単
層を形成するには、前記のようにして得られた内層が同
心状の2層以上の層構造を有するカプセル粒子を乾燥さ
せることにより、内層の各層が一体となり単層とするこ
とができる。本発明におけるカプセル粒子内の水分濃度
は、通常25重量%以下、好ましくは20重量%以下、
さらに好ましくは15重量%以下である。25重量%を
超えると粒子表面の粘着性が高く乾燥粒子として用いる
場合好ましくない。
プセル粒子の平均皮膜厚さtは、下記の式より求めるこ
とができる。
Q1 /I V2 :カプセル粒子皮膜体積〔cm3 〕=W2 /ρ2 =
Q2 /I W1 :カプセル粒子内層重量〔g〕 W2 :カプセル粒子皮膜重量〔g〕 Q1 :ノズルからの内層液の総流量〔cm3 /min〕 Q2 :ノズルからの皮膜形成用液体の総流量〔cm3 /
min〕 ρ1 :内層液の平均密度〔g/cm3 〕 ρ2 :皮膜形成用液体の密度〔g/cm3 〕 I:カプセル粒子生成個数〔個/min〕
Dは、特に限定されるものではないが0.2mm〜2c
mが好ましい。ただし平均粒子径Dは重量平均で示され
たものである。また、該カプセル粒子の平均皮膜厚さ
は、特に限定されるものではないが、通常0.01mm
〜5mmの範囲であり、好ましくは0.03mm〜1m
mである。5mmより大きいとカプセルを溶解させて内
容物を放出させる場合、多大な溶解時間を要し好ましく
なく、0.01mm以下ではカプセル粒子生成時に皮膜
形成体が崩壊しやすくカプセル生成の成功率が著しく低
下する為好ましくない。ここに言う平均皮膜厚さとは、
公知の測定技術、例えばマイクロメータ等で測定したも
のである。
粒状及び/又は粉末状の浴用剤基剤の原料としては、そ
の浴剤組成物の目的とする効能・効果に応じて異なる
が、通常、無機塩類、無機酸類、有機酸類、生薬類、色
素類、ビタミン類、香料類などから選ばれる1種又は2
種以上の成分を適宜選択し、組み合わせて使用すればよ
い。これら原料の具体例を挙げると、以下の如くであ
る。
ム、ホウ砂、硫酸ナトリウム、硫化ナトリウム、セスキ
炭酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウ
ム、ポリリン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、酸化カ
ルシウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、塩化カリウム、硫化カリウム、硫酸アルミ
ニウム、ミョウバン等
息香酸等 (エ)生薬類 ウイキョウ、オウバク、カミツレ、桂皮、紅花、芍薬、
ショウキョウ、菖蒲,センキュウ、トウキ、チンピ、ソ
ウジュツ、カノコソウ、ピャクシ、トウシ、薄荷、ブク
リョウ、人参等
令に定められたタール色素別表I及びIIの色素、クロロ
フィル、リボフラビン、クロシン、紅花、アントラキノ
ン等の食品添加物として認められている天然色素等 (カ)ビタミン類 ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE等 (キ)香料類 (ク)その他 硫黄、湯の花、鉱砂、雲母末、中性白土、いり糠、殺菌
剤、防腐剤、その他製剤上必要な成分等
から得られる顆粒状及び/又は粉末状の浴用剤基剤中に
浴用剤成分として、前記のような油性成分と界面活性剤
成分を封入した界面活性剤含有継ぎ目無しカプセル化物
を配合することにより調製することができる。本発明に
おけるカプセル化物の配合量は、通常0.1〜99%、
好ましくは0.5〜80%である。本発明組成物中に無
機塩類は、99.9〜1%、特に99.5〜20%配合
するのが好ましい。
明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定さ
れるものではない。
0.9mm、中間ノズル径2mm、最外ノズル径3.5
mm〕を有する装置を用いて、トリ(カプリル酸カプリ
ン酸)グリセリン〔ココナードMT花王(株)製〕6重
量%とポリオキシエチレン(平均付加モル数20)ソル
ビタントリオレエート12.6重量%〔HLB:1
1〕、ソルビタンセスキオレエート1.4重量%〔HL
B:3.7〕を混合し〔平均HLB:10.3〕、そこ
に水80重量%を投入して得られた水性分散体を最内ノ
ズルより流量3.7〔g/min〕で、また中間ノズル
よりトリ(カプリル酸カプリン酸)グリセリンを流量
4.4〔g/min〕で、最外ノズルよりゼラチン30
重量%、グリセリン4重量%、水66重量%の70℃に
保った水溶液を流量3.5〔g/min〕で、同時に気
相中に吐出させて多層液滴を生成させ、2℃に冷却した
流動パラフィンに滴下することにより、粒子内の界面活
性剤と油性成分の重量比率が1:9のカプセル粒子を得
た。該カプセル粒子の内層は、同心状の2層からなり、
最内層が油性成分と界面活性剤成分を含有する水性分散
体であり、中間層が油性成分からなり、最外層に皮膜形
成体を有する界面活性剤含有継ぎ目無しカプセル粒子で
あった。該カプセル粒子の粒子径Dをノギスで測定した
ところ平均粒子径は、5.1mmであり、粒子径分布の
変動係数は6.3%であった。平均皮膜厚さtはマイク
ロメータで測定したところ、0.74mmであった。
子を、冷蔵庫内の流動パラフィン中で12時間冷却(4
℃)させ、その後21℃湿度60%下で12時間乾燥さ
せ、粒子内の界面活性剤量と油性成分の重量比率が1:
9のカプセル粒子を得た。該カプセル粒子の内層は単層
であり、内層が実質的に油性成分と界面活性剤成分から
なり、その外側に皮膜形成体を有する界面活性剤含有継
ぎ目無しカプセル粒子であった。該カプセル粒子の粒子
径Dをノギスで測定したところ平均粒子径は、4.2m
mであり、粒子径分布の変動係数は6.6%であった。
皮膜率(皮膜重量/カプセル粒子重量)を測定したとこ
ろ、20.0%であった。また平均皮膜厚さtはマイク
ロメータで測定したところ、0.11mmであった。ま
たカプセル粒子内の水分量は3.5重量%であった。
0.7mm、外側ノズル径1.5mm〕を有する装置を
用いて、内側ノズルよりトリ(カプリル酸カプリン酸)
グリセリン〔ココナードMT花王(株)製〕を流量7.
5〔g/min〕で、また、外側ノズルよりゼラチン3
0重量%、グリセリン4重量%、水66重量%の70℃
に保った水溶液を流量5.0〔g/min〕で同時に気
相中に吐出させて、2層液滴を生成させ、2℃に冷却し
た流動パラフィンに滴下することにより、油性成分は含
有するが界面活性剤は含有しないカプセル粒子を得た。
したところ平均粒子径は、4.8mmであり、粒子径分
布の変動係数は6.2%であった。また平均皮膜厚さt
はマイクロメータで測定したところ、0.73mmであ
った。このカプセル粒子を、冷蔵庫内の流動パラフィン
中で12時間冷却(4℃)させ、その後21℃湿度60
%下で12時間乾燥させてカプセル粒子を得た。該カプ
セル粒子の粒子径Dをノギスで測定したところ平均粒子
径は、4.2mmであり、粒子径分布の変動係数は6.
5%であった。皮膜率(皮膜重量/カプセル粒子重量)
を測定したところ、20.0%であった。また平均皮膜
厚さtはマイクロメータで測定したところ、0.11m
mであった。またカプセル粒子内の水分量は3.5重量
%であった。
方で配合した粉末を、60℃に加温後、押し出し造粒機
を用いて造粒し、粒径355μm以上1400μm以下
のものをふるいにて選別し、顆粒状の浴用剤基剤を調製
した。実施例1および比較例1、3については、表1に
示す処方で配合した粉末を浴用剤基剤としてそのまま用
いた。さらに実施例1〜2ではこれらの浴用剤基剤に製
造例1で調製したカプセル粒子を、比較例1〜4ではこ
れらの浴用剤基剤に比較製造例1で調製したカプセル粒
子を配合し、混合してそれぞれ浴剤組成物を得た。得ら
れた浴剤組成物を用いて、後述の試験方法により、温湯
中での溶解性、乳化分散性を調べた。結果を併せて表1
に示す。
方で配合した粉末を、60℃に加温後、押し出し造粒機
を用いて造粒し、粒径355μm以上1400μm以下
のものをふるいにて選別し、顆粒状の浴用剤基剤を調製
した。実施例3および比較例5、7については、表2に
示す処方で配合した粉末を浴用剤基剤としてそのまま用
いた。さらに実施例3〜4ではこれらの浴用剤基剤に製
造例1で調製したカプセル粒子を、比較例5〜8ではこ
れらの浴用剤基剤に比較製造例1で調製したカプセル粒
子を配合し、混合してそれぞれ浴剤組成物を得た。得ら
れた浴剤組成物を用いて、実施例1と同様にして温湯中
での溶解性、乳化分散性を調べた。結果を併せて表2に
示す。
g)温湯(40℃)150リットルに投入し、攪拌棒で
10回攪拌後、溶解状態を次の基準により目視判定し
た。 5; 不溶物が認められない。 4; 不溶物がほんのわずかに認められる。 3; 不溶物が若干認められる。 2; 不溶物がかなり認められる。 1; 不溶物が著しく認められる。
g)温湯(40℃)150リットルに投入し、攪拌棒で
10回攪拌後、乳化状態を次の基準により目視判定し
た。 5; 油浮きが認められない。 4; 油浮きがほんのわずかに認められる。 3; 油浮きが若干認められる。 2; 油浮きがかなり認められる。 1; 油浮きが著しく認められる。
に、実施例1〜4の本発明組成物は溶解性、乳化分散性
において共に優れていた。一方、界面活性剤を含有しな
いカプセル粒子を配合した比較例1〜8では、特に油浮
きが著しく認められ乳化分散性に劣る結果であった。
配合する際、賦形する必要がないため、皮膚等に効能の
ある油性成分を多量に配合した浴剤組成物を提供するこ
とができる。さらに、界面活性剤成分がカプセル化物に
配合されているため、油性成分を良好に乳化分散させる
ことができるので有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】 顆粒状及び/又は粉末状の浴用剤基剤中
に浴用剤成分として油性成分と界面活性剤成分を封入し
た界面活性剤含有継ぎ目無しカプセル化物を含有するこ
とを特徴とする浴剤組成物。 - 【請求項2】 界面活性剤含有継ぎ目無しカプセル化物
中の界面活性剤成分が、非イオン性界面活性剤より選ば
れる1種または2種以上の混合物である請求項1記載の
浴剤組成物。 - 【請求項3】 非イオン性界面活性剤のHLBが、7〜
18である請求項1又は2記載の浴剤組成物。 - 【請求項4】 界面活性剤含有継ぎ目無しカプセル化物
が、順次増大する直径を有する少なくとも3重以上の多
重ノズルを用いて該多重ノズルの最外ノズルから皮膜形
成用液体を、他のノズルから油性成分および界面活性剤
成分を含有する各種の内層用の液体を気相又は液相中で
連続的に吐出させて多層液滴を形成させ、次いで該多層
液滴の皮膜形成用液体を硬化またはゲル化させて得られ
るものである請求項1、2、又は3記載の浴剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4322508A JP2589257B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 浴剤組成物 |
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- 1992-11-06 JP JP4322508A patent/JP2589257B2/ja not_active Expired - Fee Related
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