JPH0613407A - 薄膜半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
薄膜半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH0613407A JPH0613407A JP4166020A JP16602092A JPH0613407A JP H0613407 A JPH0613407 A JP H0613407A JP 4166020 A JP4166020 A JP 4166020A JP 16602092 A JP16602092 A JP 16602092A JP H0613407 A JPH0613407 A JP H0613407A
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Abstract
タのオフリーク電流を低減することを目的とする。 【構成】 メインゲート電極上に第2の絶縁膜を成膜
し、これにゲートコンタクトホールを形成してメインゲ
ート電極と導通したサブゲート電極を設ける。または、
テーパー形状のメインゲート電極を形成しそれを直接酸
化させることによって第2の絶縁膜を形成し、ゲートコ
ンタクトホールをあけてからサブゲート電極を形成す
る。サブゲート電極はメインゲート電極を完全にオーバ
ーラップするように形成する。さらに、サブゲート電極
をマスクとしてイオン注入をおこなってソース、ドレイ
ン領域を形成する。また、メインゲート電極をマスクと
してLDD領域を形成してもよい。 【効果】 大きなオン電流を確保したままでオフリーク
電流の低減が実現された。端子数は従来同様3端子であ
る。
Description
ス基板のような絶縁性非晶質材料上に形成されるプレー
ナー型の薄膜半導体装置において、オン電流が大きく、
オフリーク電流の極めて少ない薄膜半導体装置の構造お
よびその製造方法に関する。
増大させるためは絶縁基板上に結晶性の優れた半導体薄
膜を形成することが必要であり、固相成長法あるいはレ
ーザーアニール法等の方法が知られている{SOI構造
形成技術、産業図書}。
におけるリーク電流は、ドレイン領域近傍の電界強度に
強く依存しており、ゲート電圧をオフ側に大きくして行
くとオフリーク電流は大きくはね上がる。オフリーク電
流を低減させるためには、LDD(Lightly d
oped drain)構造あるいはオフセットゲート
構造を形成することが有効であることが知られている。
ト構造においては、異方性エッチングを利用してゲート
電極側壁を設けるなどの複雑な工程が必要であった。ま
た、チャネル部のオフセット領域は高抵抗であるため
に、オン電流が低減してしまうという問題点があった。
下を抑えるために、第1のゲート電極のほかに電気的に
絶縁された第2のゲート電極をもうけ、第1のゲート電
極に対して独立にオフセット領域の導通状態を制御する
方法がある。{Extended Abstracts
of the 22nd Conferenceon
Solid State Devices and
Materials,Sendai,1990,pp.
1011−1014}。これについて図16に示す。1
6−1はソース領域、16−2はドレイン領域、16−
3は多結晶シリコン膜、16−4はゲート絶縁膜、そし
て16−5が第1のゲート電極、16−6が第2のゲー
ト電極であり、16−7はオフセット領域を示してい
る。しかし、ゲート電極が2個存在し、これでは4端子
の薄膜トランジスタになってしまう。
法によれば、ゲート電極側壁形成という困難な工程が必
要となる。また、オフセット領域が存在するためにオン
電流が低下するという問題点がある。さらに、オン電流
低減を抑えるために第2のゲート電極を設ける方法があ
るが、これでは4端子の薄膜トランジスタになってしま
うという問題点がある。
し、簡単な工程でオフセットゲート構造あるいはLDD
構造をつくり込むことによって、きわめてオフリーク電
流が低く、オフ領域でのオフリーク電流の跳ね上がりを
抑え、しかもオン電流の大きな優れた3端子薄膜トラン
ジスタを実現することを目的としている。
ドレイン領域、ゲート絶縁膜およびゲート電極を有する
プレーナー型薄膜半導体装置において、ゲート絶縁膜の
上にメインゲート電極を有し、該メインゲート電極のう
えにコンタクトホールを有する第2の絶縁膜をはさんで
前記メインゲート電極と電気的に導通されたサブゲート
電極を有し、該サブゲート電極をマスクとして自己整合
的にソース領域およびドレイン領域が形成されているこ
とを特徴とする。
インゲート電極長をLmとすると、すくなくともLs>L
mの条件を満たすことを特徴とする。
ート電極を完全にオーバーラップしていることを特徴と
する。
於て、(a) 絶縁性非晶質材料上に第1の半導体層を
形成し、該半導体層上にゲート絶縁膜を成膜する工程、
(b) 前記ゲート絶縁膜上にメインゲート電極を形成
する工程、(c) 前記メインゲート電極の上に第2の
絶縁膜を成膜する工程、(d) 前記第2の絶縁膜にゲ
ートコンタクトホールを形成し、前記メインゲート電極
の1部を露出させる工程、(e) 前記メインゲート電
極を完全にオーバーラップするようなサブゲート電極を
形成する工程、(f) 前記サブゲート電極をマスクと
してリン、ヒ素あるいはボロン等の不純物をイオン注入
することにより、前記サブゲート電極に対して自己整合
的に、ソース領域、ドレイン領域およびオフセット領域
を形成する工程、(g) 層間絶縁膜を積層する工程、
(h) 前記第1の半導体層とのコンタクトを形成する
ために、フォト工程により、前記層間絶縁膜にコンタク
トホールを形成し、電極を形成する工程を少なくとも有
することを特徴とする。
ドレイン領域、ゲート絶縁膜およびゲート電極を有する
プレーナー型薄膜半導体装置において、ゲート絶縁膜の
上にテーパー形状のメインゲート電極を有し、該メイン
ゲート電極を酸化させて該メインゲート電極上に第2の
絶縁膜を形成し、該第2の絶縁膜にコンタクトホールを
形成して前記メインゲート電極と電気的に導通されたサ
ブゲート電極を有し、該サブゲート電極をマスクとして
自己整合的にソース領域およびドレイン領域が形成され
ていることを特徴とする。
インゲート電極長をLmとすると、すくなくともLs>L
mの条件を満たすことを特徴とする。
ート電極を完全にオーバーラップしていることを特徴と
する。
(a) 絶縁性非晶質材料上に第1の半導体層を形成
し、該半導体層上にゲート絶縁膜を成膜する工程、
(b) 前記ゲート絶縁膜上にテーパーエッチングによ
りテーパー形状のメインゲート電極を形成する工程、
(c) 前記メインゲート電極を直接酸化させて、第2
の絶縁膜を成膜する工程、(d) 前記第2の絶縁膜に
ゲートコンタクトホールを形成し、前記メインゲート電
極の1部を露出させる工程、(e) 前記メインゲート
電極を完全にオーバーラップするようなサブゲート電極
を形成する工程、(f) 前記サブゲート電極をマスク
としてリン、ヒ素あるいはボロン等の不純物をイオン注
入することにより、前記サブゲート電極に対して自己整
合的に、ソース領域、ドレイン領域およびオフセット領
域を形成する工程、(g) 層間絶縁膜を積層する工
程、(h) 前記第1の半導体層とのコンタクトを形成
するために、フォト工程により、前記層間絶縁膜にコン
タクトホールを形成し、電極を形成する工程を少なくと
も有することを特徴とする。
ドレイン領域、ゲート絶縁膜およびゲート電極を有する
プレーナー型薄膜半導体装置において、ゲート絶縁膜の
上にメインゲート電極を有し、該メインゲート電極をマ
スクとして低濃度の不純物をイオン注入してLDD(L
ightly Doped Drain)領域が形成さ
れ、該メインゲート電極のうえにコンタクトホールを有
する第2の絶縁膜をはさんで前記メインゲート電極と電
気的に導通されたサブゲート電極を有し、該サブゲート
電極をマスクとして高濃度の不純物をイオン注入して自
己整合的にソース領域およびドレイン領域が形成されて
いることを特徴とする薄膜半導体装置。
インゲート電極長をLmとすると、すくなくともLs>L
mの条件を満たすことを特徴とする。
ート電極を完全にオーバーラップしていることを特徴と
する。
於て、(a) 絶縁性非晶質材料上に第1の半導体層を
形成し、該半導体層上にゲート絶縁膜を成膜する工程、
(b) 前記ゲート絶縁膜上にメインゲート電極を形成
する工程、(c) 前記メインゲート電極の上に第2の
絶縁膜を成膜する工程、(d) 前記メインゲート電極
をマスクとして、1×1019cm-3以下の低濃度のリ
ン、ヒ素あるいはボロン等の不純物をイオン注入するこ
とにより、LDD領域を形成する工程、(e) 前記第
2の絶縁膜にゲートコンタクトホールを形成し、前記メ
インゲート電極の1部を露出させる工程、(f) 前記
メインゲート電極を完全にオーバーラップするようなサ
ブゲート電極を形成する工程、(g) 前記サブゲート
電極をマスクとして1×1019cm-3以上の高濃度のリ
ン、ヒ素あるいはボロン等の不純物をイオン注入するこ
とにより、前記サブゲート電極に対して自己整合的に、
ソース領域、ドレイン領域およびオフセット領域を形成
する工程、(h) 層間絶縁膜を積層する工程、(i)
前記第1の半導体層とのコンタクトを形成するため
に、フォト工程により、前記層間絶縁膜にコンタクトホ
ールを形成し、電極を形成する工程を少なくとも有する
ことを特徴とする。
ト絶縁膜およびゲート電極を有するプレーナー型薄膜半
導体装置において、ゲート絶縁膜の上にテーパー形状の
メインゲート電極を有し、該メインゲート電極をマスク
として低濃度の不純物をイオン注入してLDD(Lig
htly Doped Drain)領域が形成され、
該メインゲート電極を酸化させて該メインゲート電極上
に第2の絶縁膜を形成し、該第2の絶縁膜にコンタクト
ホールを形成して前記メインゲート電極と電気的に導通
されたサブゲート電極を有し、該サブゲート電極をマス
クとして高濃度の不純物をイオン注入して自己整合的に
ソース領域およびドレイン領域が形成されていることを
特徴とする。
インゲート電極長をLmとすると、すくなくともLs>L
mの条件を満たすことを特徴とする。
ート電極を完全にオーバーラップしていることを特徴と
する。
於て、(a) 絶縁性非晶質材料上に第1の半導体層を
形成し、該半導体層上にゲート絶縁膜を成膜する工程、
(b) 前記ゲート絶縁膜上にテーパーエッチングによ
りテーパー形状のメインゲート電極を形成する工程、
(c) 前記メインゲート電極をマスクとして、1×1
019cm-3以下の低濃度のリン、ヒ素あるいはボロン等
の不純物をイオン注入することにより、LDD領域を形
成する工程、(d) 前記メインゲート電極を直接酸化
させて、第2の絶縁膜を成膜する工程、(e) 前記第
2の絶縁膜にゲートコンタクトホールを形成し、前記メ
インゲート電極の1部を露出させる工程、(f) 前記
メインゲート電極を完全にオーバーラップするようなサ
ブゲート電極を形成する工程、(g) 前記サブゲート
電極をマスクとして1×1019cm-3以上の高濃度のリ
ン、ヒ素あるいはボロン等の不純物をイオン注入するこ
とにより、前記サブゲート電極に対して自己整合的に、
ソース領域、ドレイン領域およびオフセット領域を形成
する工程、(h) 層間絶縁膜を積層する工程、(i)
前記第1の半導体層とのコンタクトを形成するため
に、フォト工程により、前記層間絶縁膜にコンタクトホ
ールを形成し、電極を形成する工程を少なくとも有する
ことを特徴とする。
に示す。本発明によって提案する4個の構造を示す。詳
しくは製造方法に沿って説明するのでまず簡単に説明す
る。図1(a)と(b)はオフセットゲート構造、図1
(c)と(d)はLDD構造を示している。1−1はメ
インゲート電極、1−2はサブゲート電極、1−3はゲ
ート絶縁膜、1−4は第2の絶縁膜、1−5はソース領
域、1−6はドレイン領域、1−7はテーパー形状のメ
インゲート電極、1−8はLDD領域を示している。以
下に、実施例1から4として、図1(a)から(d)の
製造方法をそれぞれ説明する。
オフセットゲート構造を有する薄膜トランジスタについ
て、製造プロセスにそって説明する。
膜を成膜する。前記絶縁性非晶質材料としては、石英基
板、ガラス基板、窒化膜あるいはSiO2膜等が用いら
れる。石英基板を用いる場合はプロセス温度は1200
℃程度まで許容されるが、ガラス基板を用いる場合は、
600℃以下の低温プロセスに制限される。以下では、
石英基板を用い、前記非単結晶半導体薄膜として固相成
長Si薄膜を用いた場合を実施例として説明する。もち
ろん、固相成長Si薄膜ばかりでなく、減圧CVD法や
プラズマCVD法あるいはスパッタ法等で成膜された多
結晶Si薄膜やSOI(Silicon on Ins
ulator)を用いても本発明を実現することができ
る。
示すように石英基板2−1上に、SiH4とH2の混合ガ
スを、13.56MHzの高周波グロー放電により分解
させて非晶質Si膜2−2を堆積させる。前記混合ガス
のSiH4 分圧は10〜20%、デポ中の内圧は0.5
〜1.5torr程度である。基板温度は250℃以
下、180℃程度が適している。赤外吸収測定より結合
水素量を求めたところ約8atomic%であった。前
記非晶質Si膜2−2の堆積前のチェンバーをフレオン
洗浄し、続いて堆積させられた非晶質Si膜は2×10
18cm-3の弗素を含んでいる。従って、本発明において
は、前記フレオン洗浄後、ダミーの堆積を行ってから、
実際の堆積を行う。あるいは、フレオン洗浄を廃止し、
ビーズ処理等の別の方法でチェンバーの洗浄を行う。
00℃で熱処理して水素を放出させる。この工程は、水
素の爆発的な脱離を防ぐことを目的としている。
せる。固相成長方法は、石英管による炉アニールが便利
である。アニール雰囲気としては、窒素ガス、水素ガ
ス、アルゴンガス、ヘリウムガスなどを用いる。1×1
0-6 から1×10-10Torrの高真空雰囲気でアニー
ルを行ってもよい。固相成長アニール温度は500℃〜
700℃とする。この様な低温アニールでは選択的に、
結晶成長の活性化エネルギーの小さな結晶方位を持つ結
晶粒のみが成長し、しかもゆっくりと大きく成長する。
発明者の実験において、アニール温度600℃、アニー
ル時間16時間で固相成長させることにより2μm以上
の大粒径シリコン薄膜が得られている。図2(b)にお
いて、2−3は固相成長シリコン薄膜を示している。
作製方法について説明したが、そのほかに、LPCVD
法あるいはスパッタ法や蒸着法等の方法でシリコン薄膜
を作製してもよい。
リソグラフィ法によって図2(c)に示されているよう
に島状にパターニングする。
ート酸化膜2−4を形成する。該ゲート酸化膜の形成方
法としてはLPCVD法、あるいは光励起CVD法、あ
るいはプラズマCVD法、ECRプラズマCVD法、あ
るいは高真空蒸着法、あるいはプラズマ酸化法、あるい
は高圧酸化法などのような500℃以下の低温方法があ
る。該低温方法で成膜されたゲート酸化膜は、熱処理す
ることによってより緻密で界面準位の少ない優れた膜と
なる。非晶質絶縁基板2−1として石英基板を用いる場
合は、熱酸化法によることができる。該熱酸化法にはd
ry酸化法とwet酸化法とがある。約800℃以上で
酸化膜が生成される。石英基板を用いるにはたとえば1
000℃以上のなるべく高い温度でdry酸化させるの
が適している。ゲート酸化膜の膜厚は、500Åから1
500Å程度が適している。
をチャネルイオン注入し、チャネルドープしてもよい。
これは、Nch薄膜トランジスタのスレッシュホルド電
圧がマイナス側にシフトすることを防ぐことを目的とし
ている。前記非晶質シリコン膜のデポ膜厚が500〜1
500Å程度の場合は、ボロンのドーズ量は1×1012
〜5×1012cm-2程度が適している。前記非晶質シリ
コン膜の膜厚が500Å以下の薄い場合にはボロンドー
ズ量を少なくし、目安としては1×1012cm-2以下に
する。また、前記膜厚が1500Å以上の厚い場合には
ボロンドーズ量を多くし、目安としては5×1012cm
-2以上にする。
シリコン膜の堆積時にボロンを添加してもよい。これ
は、シリコン膜堆積時にチャンバー中にシランガスと共
にジボランガス(B2H6)を流して反応させることによ
って得られる。
ゲート電極2−5を形成する。該メインゲート電極材料
としては多結晶シリコン薄膜、あるいはモリブデンシリ
サイドやタングステンシリサイドやチタンシリサイドな
どのようなシリサイド膜、あるいはアルミニュウムやク
ロムなどのような金属膜、あるいはITOやSnO2な
どのような透明性導電膜などを用いることができる。成
膜方法としては、CVD法、スパッタ法、真空蒸着法、
プラズマCVD法等の方法があるが、ここでの詳しい説
明は省略する。
の絶縁膜2−6を成膜する。該第2の絶縁膜材料として
は、酸化膜あるいは窒化膜などを用いる。窒化膜の形成
方法としては、LPCVD法あるいはプラズマCVD法
などが簡単である。反応には、アンモニアガス(N
H3)とシランガスと窒素ガスとの混合ガス、あるいは
シランガスと窒素ガスとの混合ガスなどを用いる。膜厚
は、厚すぎるとオン電流の低下が著しく、逆に薄すぎる
とオフリーク電流低減の効果がなくなってしまう。そこ
で、この第2の絶縁膜の膜厚は、オン電流とオフリーク
電流の関係から最適値を求める必要があるが、約500
Åから3000Å程度が適している。
ソグラフィ法により前記第2の絶縁膜2−6にゲートコ
ンタクトホール2−7を形成し、前記メインゲート電極
の1部を露出させる。
ゲート電極2−8を形成する。該サブゲート電極材料
は、前記メインゲート電極材料と基本的に同じなのでこ
こでの説明は省略する。サブゲート電極2−8はメイン
ゲート電極2−5を完全にオーバーラップさせる。前記
メインゲート電極パターン端からサブゲート電極パター
ン端までの距離Lはオフセット領域を表わしており、図
中では2−9で示されている。該オフセット長Lは、イ
オン注入された不純物の横方向拡散長Yj の値に依って
最適化されなければならないが、薄膜トランジスタにお
いては1.5μm〜4μm程度が適している。図中では
ゲート電極の両側にLが等しくなるように示している
が、これは必ずしも等しくならなくてもよい。
法により、前記第1の半導体層にアクセプター型または
ドナー型の不純物をイオン注入し、自己整合的にソース
領域およびドレイン領域を形成する。図2(d)におい
て、2−10は高濃度にイオン注入されたソース領域、
および2−11はドレイン領域を示している。
ロン(B)等を用いる。前記ドナー型の不純物として
は、リン(P)あるいはひ素(As)等を用いる。不純
物添加方法としては、イオン注入法の他に、レーザード
ーピング法あるいはプラズマドーピング法などの方法が
ある。2−11で示される矢印は不純物のイオンビーム
を表している。前記絶縁性非晶質材料2−1として石英
基板を用いた場合には熱拡散法を使うことができる。不
純物ドーズ量は、1×1014から1×1017cm-2程度
とする。不純物濃度に換算すると、ソース2−10およ
びドレイン領域2−11で約1×1019から1×1022
cm-3程度である。
2−13を積層する。該層間絶縁膜材料としては、酸化
膜あるいは窒化膜などを用いる。絶縁性が良好ならば膜
厚はいくらでもよいが、数千Åから数μm程度が普通で
ある。窒化膜の形成方法としては、LPCVD法あるい
はプラズマCVD法などが簡単である。反応には、アン
モニアガス(NH3) とシランガスと窒素ガスとの混合
ガス、あるいはシランガスと窒素ガスとの混合ガスなど
を用いる。 続いて、前記層間絶縁膜の緻密化と前記ソ
ース領域及びドレイン領域の活性化と結晶性の回復を目
的として活性化アニールを行う。活性化アニールの条件
としては、N2 ガス雰囲気中で800〜1000℃程度
に低温化し、アニール時間を20分〜1時間程度とす
る。900〜1000℃では20分程度のアニールで不
純物はかなり活性化される。800〜900℃では20
分から1時間のアニールをする。一方、はじめに500
〜800℃で1〜20時間程度のアニールにより結晶性
を充分に回復させた後、900〜1000℃の高温で活
性化させるという2段階活性化アニール法も効果があ
る。また、赤外線ランプやハロゲンランプを用いたRT
A(Rapid Thermal Annealin
g)法も効果がある。さらには、レーザービーム等を用
いたレーザー活性化法を利用することも効果がある。
ン注入法、あるいはプラズマ窒化膜からの水素の拡散法
などの方法で水素イオンを導入すると,結晶粒界に存在
するダングリングボンドや、ゲート酸化膜界面などに存
在する欠陥や、ソース、ドレイン部とチャネル部との接
合部に存在する欠陥が不活性化される。この様な水素化
工程は、層間絶縁膜2−13を積層する前におこなって
もよい。または、後に述べる、ソース電極とドレイン電
極を形成してから前記水素化工程を行ってもよい。
2−13にコンタクトホールをフォトエッチングにより
形成する。そして同図に示すようにソース電極2−14
およびドレイン電極2−15を形成する。該ソース電極
及びドレイン電極は、アルミニュウムあるいはクロムな
どの金属材料で形成する。この様にして薄膜トランジス
タが形成される。
発明について説明する。シリコン薄膜形成からゲート酸
化膜形成までの工程は、図5(a)から図5(d)まで
の図で表わされている。これらの工程は実施例1の項で
述べた内容と同様なのでここでの詳しい説明は省略す
る。石英基板を用い、前記非単結晶半導体薄膜として固
相成長Si薄膜を用いた場合を実施例として説明する。
もちろん、固相成長Si薄膜ばかりでなく、減圧CVD
法やプラズマCVD法あるいはスパッタ法等で成膜され
た多結晶Si薄膜やSOI(Silicon on I
nsulator)を用いても本発明を実現することが
できる。
る。テーパー形状のゲート電極は、エッチングガスとし
て酸素ガス(O2) を混合させてプラズマエッチングす
る事によって作製する。通常は、フレオンガス(C
F4) によって多結晶シリコンあるいはシリサイド膜あ
るいはポリサイド膜等をプラズマエッチングする。この
時、O2 ガスを混合させるとマスクとなっているレジス
トもエッチング除去しながらゲート電極を加工していく
ことになる。従って、図5(e)で示したようなテーパ
ー形状のゲート電極5−5が形成される。O2ガスのガ
ス分圧を大きくすると、よりなだらかなテーパー形状に
なる。このように、分圧比によりテーパー形状を制御す
ることができる。
記メインゲート電極を直接酸化させることにより第2の
絶縁膜5−6を成膜する。該第2の絶縁膜の形成方法は
ゲート酸化膜形成方法の説明の時に少し述べた。熱酸化
法やプラズマ酸化法や高圧酸化法等の方法が考えられ
る。熱酸化法に関しては前に述べたので省略する。プラ
ズマ酸化法は、酸素プラズマ中でシリコン膜を直接酸化
させるもので、600°C以下の低温でも酸化膜が形成
できるという特徴を持っている。高圧酸化法は、高圧酸
素雰囲気中でシリコンを直接酸化させるものである。約
10000Torrから370000Torrという高
圧酸素雰囲気中では600°Cの低温で酸化膜を形成す
ることができる。ゲート酸化膜形成後なので第2の絶縁
膜はなるべく低温で形成することが望ましい。膜厚は、
厚すぎるとオン電流の低下が著しく、逆に薄すぎるとオ
フリーク電流低減の効果がなくなってしまう。そこで、
この第2の絶縁膜の膜厚は、オン電流とオフリーク電流
の関係から最適値を求める必要があるが、約500Åか
ら3000Å程度が適している。
ソグラフィ法により前記第2の絶縁膜5−6にゲートコ
ンタクトホール5−7を形成し、前記メインゲート電極
の1部を露出させる。
ゲート電極5−8を形成する。該サブゲート電極材料
は、前記メインゲート電極材料と基本的に同じなのでこ
こでの説明は省略する。サブゲート電極5−8はメイン
ゲート電極5−5を完全にオーバーラップさせる。前記
メインゲート電極パターン端からサブゲート電極パター
ン端までの距離Lはオフセット領域を表わしており、図
中では5−9で示されている。該オフセット長Lは、イ
オン注入された不純物の横方向拡散長Yjの値に依って
最適化されなければならないが、薄膜トランジスタにお
いては1.5μm〜4μm程度が適している。図中では
ゲート電極の両側にLが等しくなるように示している
が、これは必ずしも等しくならなくてもよい。
法により、前記第1の半導体層にアクセプター型または
ドナー型の不純物をイオン注入し、自己整合的にソース
領域およびドレイン領域を形成する。図6(d)におい
て、5−10は高濃度にイオン注入されたソース領域、
および5−11はドレイン領域を示している。
ロン(B)等を用いる。前記ドナー型の不純物として
は、リン(P)あるいはひ素(As)等を用いる。不純
物添加方法としては、イオン注入法の他に、レーザード
ーピング法あるいはプラズマドーピング法などの方法が
ある。5−12で示される矢印は不純物のイオンビーム
を表している。前記絶縁性非晶質材料5−1として石英
基板を用いた場合には熱拡散法を使うことができる。不
純物ドーズ量は、1×1014から1×1017cm-2程度
とする。不純物濃度に換算すると、ソース5−10およ
びドレイン領域5−11で約1×1019から1×1022
cm-3程度である。
5−13を積層する。該層間絶縁膜材料としては、酸化
膜あるいは窒化膜などを用いる。絶縁性が良好ならば膜
厚はいくらでもよいが、数千Åから数μm程度が普通で
ある。窒化膜の形成方法としては、LPCVD法あるい
はプラズマCVD法などが簡単である。反応には、アン
モニアガス(NH3) とシランガスと窒素ガスとの混合
ガス、あるいはシランガスと窒素ガスとの混合ガスなど
を用いる。 続いて、前記層間絶縁膜の緻密化と前記ソ
ース領域及びドレイン領域の活性化と結晶性の回復を目
的として活性化アニールを行う。活性化アニールの条件
としては、N2 ガス雰囲気中で800〜1000℃程度
に低温化し、アニール時間を20分〜1時間程度とす
る。900〜1000℃では20分程度のアニールで不
純物はかなり活性化される。800〜900℃では20
分から1時間のアニールをする。一方、はじめに500
〜800℃で1〜20時間程度のアニールにより結晶性
を充分に回復させた後、900〜1000℃の高温で活
性化させるという2段階活性化アニール法も効果があ
る。また、赤外線ランプやハロゲンランプを用いたRT
A(Rapid Thermal Annealin
g)法も効果がある。さらには、レーザービーム等を用
いたレーザー活性化法を利用することも効果がある。
ン注入法、あるいはプラズマ窒化膜からの水素の拡散法
などの方法で水素イオンを導入すると,結晶粒界に存在
するダングリングボンドや、ゲート酸化膜界面などに存
在する欠陥や、ソース、ドレイン部とチャネル部との接
合部に存在する欠陥が不活性化される。この様な水素化
工程は、層間絶縁膜5−13を積層する前におこなって
もよい。または、後に述べる、ソース電極とドレイン電
極を形成してから前記水素化工程を行ってもよい。
5−13にコンタクトホールをフォトエッチングにより
形成する。そして同図に示すようにソース電極5−14
およびドレイン電極5−15を形成する。該ソース電極
及びドレイン電極は、アルミニュウムあるいはクロムな
どの金属材料で形成する。この様にして薄膜トランジス
タが形成される。
本発明における第3の発明の実施例について説明する。
絶縁性非晶質材料上に、非単結晶半導体薄膜を成膜す
る。前記絶縁性非晶質材料としては、石英基板、ガラス
基板、窒化膜あるいはSiO2 膜等が用いられる。石英
基板を用いる場合はプロセス温度は1200℃程度まで
許容されるが、ガラス基板を用いる場合は、600℃以
下の低温プロセスに制限される。以下では、石英基板を
用い、前記非単結晶半導体薄膜として固相成長Si薄膜
を用いた場合を実施例として説明する。シリコン薄膜形
成からゲート酸化膜形成までの工程は図8(a)から図
8(d)までに表わされている。これらの工程は実施例
1や実施例2の項で述べたのでここでの詳しい説明は省
略する。
る。図8(e)に示されるように、メインゲート電極8
−5を形成する。該メインゲート電極材料としては多結
晶シリコン薄膜、あるいはモリブデンシリサイドやタン
グステンシリサイドやチタンシリサイドなどのようなシ
リサイド膜、あるいはアルミニュウムやクロムなどのよ
うな金属膜、あるいはITOやSnO2 などのような透
明性導電膜などを用いることができる。成膜方法として
は、CVD法、スパッタ法、真空蒸着法、プラズマCV
D法等の方法があるが、ここでの詳しい説明は省略す
る。
9(a)に示すようなLDD領域8−6を形成する。メ
インゲート電極8−5をマスクとして自己整合的にLD
D領域8−6を形成する。8−7は不純物のイオンビー
ムをあらわしている。ソース、ドレイン領域と同様に、
Nch薄膜トランジスタの場合はドナー型の不純物を、
Pch薄膜トランジスタの場合はアクセプター型の不純
物を添加する。LDD領域の不純物濃度は、前記ソー
ス、ドレイン領域の不純物濃度よりも少なくする。イオ
ン注入法を用いる場合はイオン注入ドーズ量としては、
1×1012〜1×1014cm-2程度とする。不純物濃度
では1×1017〜1×1019cm-3程度となる。不純物
添加方法としては、イオン注入法の他に、先にも述べた
ように、レーザードーピング法あるいはプラズマドーピ
ング法などの方法がある。
の絶縁膜8−8を成膜する。該第2の絶縁膜材料として
は、酸化膜あるいは窒化膜などを用いる。窒化膜の形成
方法としては、LPCVD法あるいはプラズマCVD法
などが簡単である。反応には、アンモニアガス(N
H3)とシランガスと窒素ガスとの混合ガス、あるいは
シランガスと窒素ガスとの混合ガスなどを用いる。膜厚
は、厚すぎるとオン電流の低下が著しく、逆に薄すぎる
とオフリーク電流低減の効果がなくなってしまう。そこ
で、この第2の絶縁膜の膜厚は、オン電流とオフリーク
電流の関係から最適値を求める必要があるが、約500
Åから3000Å程度が適している。
ソグラフィ法により前記第2の絶縁膜8−8にゲートコ
ンタクトホール8−9を形成し、前記メインゲート電極
の1部を露出させる。
ゲート電極8−10を形成する。該サブゲート電極材料
は、前記メインゲート電極材料と基本的に同じなのでこ
こでの説明は省略する。サブゲート電極8−10はメイ
ンゲート電極8−5を完全にオーバーラップさせる。前
記メインゲート電極パターン端からサブゲート電極パタ
ーン端までの距離LはLDD長を表わしており、図中で
は8−11で表されている。該オフセット長Lは、イオ
ン注入された不純物の横方向拡散長Yj の値に依って最
適化されなければならないが、薄膜トランジスタにおい
ては1.5μm〜4μm程度が適している。図中ではゲ
ート電極の両側にLが等しくなるように示しているが、
これは必ずしも等しくならなくてもよい。
入法により、前記第1の半導体層にアクセプター型また
はドナー型の不純物をイオン注入し、自己整合的にソー
ス領域およびドレイン領域を形成する。図10(a)に
おいて、8−12は高濃度にイオン注入されたソース領
域、および8−13はドレイン領域を示している。
ロン(B)等を用いる。前記ドナー型の不純物として
は、リン(P)あるいはひ素(As)等を用いる。不純
物添加方法としては、イオン注入法の他に、レーザード
ーピング法あるいはプラズマドーピング法などの方法が
ある。8−11で示される矢印は不純物のイオンビーム
を表している。前記絶縁性非晶質材料8−1として石英
基板を用いた場合には熱拡散法を使うことができる。不
純物ドーズ量は、1×1014から1×1017cm-2程度
とする。不純物濃度に換算すると、ソース8−12およ
びドレイン領域8−13で約1×1019から1×1022
cm-3程度である。
膜8−15を積層する。該層間絶縁膜材料としては、酸
化膜あるいは窒化膜などを用いる。絶縁性が良好ならば
膜厚はいくらでもよいが、数千Åから数μm程度が普通
である。窒化膜の形成方法としては、LPCVD法ある
いはプラズマCVD法などが簡単である。反応には、ア
ンモニアガス(NH3) とシランガスと窒素ガスとの混
合ガス、あるいはシランガスと窒素ガスとの混合ガスな
どを用いる。 続いて、前記層間絶縁膜の緻密化と前記
ソース領域及びドレイン領域の活性化と結晶性の回復を
目的として活性化アニールを行う。活性化アニールの条
件としては、N2 ガス雰囲気中で800〜1000℃程
度に低温化し、アニール時間を20分〜1時間程度とす
る。900〜1000℃では20分程度のアニールで不
純物はかなり活性化される。800〜900℃では20
分から1時間のアニールをする。一方、はじめに500
〜800℃で1〜20時間程度のアニールにより結晶性
を充分に回復させた後、900〜1000℃の高温で活
性化させるという2段階活性化アニール法も効果があ
る。また、赤外線ランプやハロゲンランプを用いたRT
A(Rapid Thermal Annealin
g)法も効果がある。さらには、レーザービーム等を用
いたレーザー活性化法を利用することも効果がある。
ン注入法、あるいはプラズマ窒化膜からの水素の拡散法
などの方法で水素イオンを導入すると,結晶粒界に存在
するダングリングボンドや、ゲート酸化膜界面などに存
在する欠陥や、ソース、ドレイン部とチャネル部との接
合部に存在する欠陥が不活性化される。この様な水素化
工程は、層間絶縁膜8−15を積層する前におこなって
もよい。または、後に述べる、ソース電極とドレイン電
極を形成してから前記水素化工程を行ってもよい。
膜8−15にコンタクトホールをフォトエッチングによ
り形成する。そして同図に示すようにソース電極8−1
6およびドレイン電極8−17を形成する。該ソース電
極及びドレイン電極は、アルミニュウムあるいはクロム
などの金属材料で形成する。この様にして薄膜トランジ
スタが形成される。
たテーパー形状のメインゲート電極を応用したLDD構
造薄膜トランジスタの作製方法について説明する。シリ
コン薄膜形成からゲート酸化膜形成までの工程は図11
(a)から図11(d)までに示されている。これらの
工程については実施例の1から3の項で述べたのでここ
での詳しい説明は省略する。
る。
形状のメインゲート電極11−5を形成する。該メイン
ゲート電極材料としては多結晶シリコン薄膜、あるいは
モリブデンシリサイドやタングステンシリサイドやチタ
ンシリサイドなどのようなシリサイド膜、あるいは多結
晶シリコン膜上にシリサイド膜を積層したポリサイド
膜、あるいはアルミニュウムやクロムなどのような金属
膜、あるいはITOやSnO2 などのような透明性導電
膜などを用いることができる。成膜方法としては、CV
D法、スパッタ法、真空蒸着法、プラズマCVD法等の
方法があるが、ここでの詳しい説明は省略する。
ガスとして酸素ガス(O2) を混合させてプラズマエッ
チングする事によって作製する。通常は、フレオンガス
(CF4) によって多結晶シリコンあるいはシリサイド
膜あるいはポリサイド膜等をプラズマエッチングする。
この時、O2 ガスを混合させるとマスクとなっているレ
ジストもエッチング除去しながらゲート電極を加工して
いくことになる。従って、図11(e)で示したような
テーパー形状のゲート電極11−5が形成される。O2
ガスのガス分圧を大きくすると、よりなだらかなテーパ
ー形状になる。このように、分圧比によりテーパー形状
を制御することができる。
12(a)に示すようなLDD領域11−6を形成す
る。メインゲート電極11−5をマスクとして自己整合
的にLDD領域11−6を形成する。11−7は不純物
のイオンビームをあらわしている。ソース、ドレイン領
域と同様に、Nch薄膜トランジスタの場合はドナー型
の不純物を、Pch薄膜トランジスタの場合はアクセプ
ター型の不純物を添加する。LDD領域の不純物濃度
は、前記ソース、ドレイン領域の不純物濃度よりも少な
くする。イオン注入法を用いる場合はイオン注入ドーズ
量としては、1×1012〜1×1014cm-2程度とす
る。不純物濃度では1×1017〜1×1019cm-3程度
となる。不純物添加方法としては、イオン注入法の他
に、先にも述べたように、レーザードーピング法あるい
はプラズマドーピング法などの方法がある。
前記メインゲート電極を直接酸化させることにより第2
の絶縁膜11−8を成膜する。該第2の絶縁膜の形成方
法はゲート酸化膜形成方法の説明の時に少し述べた。熱
酸化法やプラズマ酸化法や高圧酸化法等の方法が考えら
れる。熱酸化法に関しては前に述べたので省略する。プ
ラズマ酸化法は、酸素プラズマ中でシリコン膜を直接酸
化させるもので、600°C以下の低温でも酸化膜が形
成できるという特徴を持っている。高圧酸化法は、高圧
酸素雰囲気中でシリコンを直接酸化させるものである。
約10000Torrから370000Torrという
高圧酸素雰囲気中では600°Cの低温で酸化膜を形成
することができる。ゲート酸化膜形成後なので第2の絶
縁膜はなるべく低温で形成することが望ましい。膜厚
は、厚すぎるとオン電流の低下が著しく、逆に薄すぎる
とオフリーク電流低減の効果がなくなってしまう。そこ
で、この第2の絶縁膜の膜厚は、オン電流とオフリーク
電流の関係から最適値を求める必要があるが、約500
Åから3000Å程度が適している。
リソグラフィ法により前記第2の絶縁膜11−8にゲー
トコンタクトホール11−9を形成し、前記メインゲー
ト電極の1部を露出させる。
ブゲート電極11−10を形成する。該サブゲート電極
材料は、前記メインゲート電極材料と基本的に同じなの
でここでの説明は省略する。サブゲート電極11−10
はメインゲート電極11−5を完全にオーバーラップさ
せる。前記メインゲート電極パターン端からサブゲート
電極パターン端までの距離LはLDD長を表わしてお
り、図中では11−11で表されている。該オフセット
長Lは、イオン注入された不純物の横方向拡散長Yjの
値に依って最適化されなければならないが、薄膜トラン
ジスタにおいては1.5μm〜4μm程度が適してい
る。図中ではゲート電極の両側にLが等しくなるように
示しているが、これは必ずしも等しくならなくてもよ
い。
入法により、前記第1の半導体層にアクセプター型また
はドナー型の不純物をイオン注入し、自己整合的にソー
ス領域およびドレイン領域を形成する。図13(a)に
おいて、11−12は高濃度にイオン注入されたソース
領域、および11−13はドレイン領域を示している。
ロン(B)等を用いる。前記ドナー型の不純物として
は、リン(P)あるいはひ素(As)等を用いる。不純
物添加方法としては、イオン注入法の他に、レーザード
ーピング法あるいはプラズマドーピング法などの方法が
ある。11−14で示される矢印は不純物のイオンビー
ムを表している。前記絶縁性非晶質材料11−1として
石英基板を用いた場合には熱拡散法を使うことができ
る。不純物ドーズ量は、1×1014から1×1017cm
-2程度とする。不純物濃度に換算すると、ソース11−
12およびドレイン領域11−13で約1×1019から
1×1022cm-3程度である。
膜11−15を積層する。該層間絶縁膜材料としては、
酸化膜あるいは窒化膜などを用いる。絶縁性が良好なら
ば膜厚はいくらでもよいが、数千Åから数μm程度が普
通である。窒化膜の形成方法としては、LPCVD法あ
るいはプラズマCVD法などが簡単である。反応には、
アンモニアガス(NH3) とシランガスと窒素ガスとの
混合ガス、あるいはシランガスと窒素ガスとの混合ガス
などを用いる。 続いて、前記層間絶縁膜の緻密化と前
記ソース領域及びドレイン領域の活性化と結晶性の回復
を目的として活性化アニールを行う。活性化アニールの
条件としては、N2 ガス雰囲気中で800〜1000℃
程度に低温化し、アニール時間を20分〜1時間程度と
する。900〜1000℃では20分程度のアニールで
不純物はかなり活性化される。800〜900℃では2
0分から1時間のアニールをする。一方、はじめに50
0〜800℃で1〜20時間程度のアニールにより結晶
性を充分に回復させた後、900〜1000℃の高温で
活性化させるという2段階活性化アニール法も効果があ
る。また、赤外線ランプやハロゲンランプを用いたRT
A(Rapid Thermal Annealin
g)法も効果がある。さらには、レーザービーム等を用
いたレーザー活性化法を利用することも効果がある。
ン注入法、あるいはプラズマ窒化膜からの水素の拡散法
などの方法で水素イオンを導入すると,結晶粒界に存在
するダングリングボンドや、ゲート酸化膜界面などに存
在する欠陥や、ソース、ドレイン部とチャネル部との接
合部に存在する欠陥が不活性化される。この様な水素化
工程は、層間絶縁膜11−15を積層する前におこなっ
てもよい。または、後に述べる、ソース電極とドレイン
電極を形成してから前記水素化工程を行ってもよい。
膜11−15にコンタクトホールをフォトエッチングに
より形成する。そして同図に示すようにソース電極11
−16およびドレイン電極11−17を形成する。該ソ
ース電極及びドレイン電極は、アルミニュウムあるいは
クロムなどの金属材料で形成する。この様にして薄膜ト
ランジスタが形成される。
施例2で述べた本発明のようなオフセットゲート構造に
より、オフリーク電流の極めて低い薄膜トランジスタを
実現することができる。さらに、サブゲート電極を設け
たことに依って、薄膜トランジスタをオンさせたとき
に、オフセット領域にチャネルを形成させることが可能
となった。従って従来のオフセットゲート構造薄膜トラ
ンジスタではオン電流が低下すると言う問題があった
が、本発明によってオン電流の低下を防止することが可
能となった。実施例1の項で述べたように、メインゲー
ト電極の上に第2の絶縁膜を成膜し、その上にサブゲー
ト電極を設けているのでオフセット上のゲート酸化膜の
膜厚はチャネル部のゲート酸化膜の膜厚に比べて第2の
絶縁膜の膜厚分だけ厚い。このことは図1(a)の断面
図を参照すればわかる。従って、オフセット領域の電界
強度は非常に小さくなり、その結果としてオフリーク電
流は低減される。さらに、オフリーク電流のゲート電圧
依存性がおさえられ、オフ領域における電流の跳ね上が
りを無くすることが実現される。また、メインゲート電
極とサブゲート電極とは電気的に導通しているので4端
子とはならず、通常のように3端子の薄膜トランジスタ
である。
状のゲート電極を形成し、このゲート電極を直接酸化さ
せることによって、膜堆積をしなくても第2の絶縁膜を
形成することができる。メインゲート電極をテーパー形
状にしたことにより、これを酸化させたときに端の部分
は完全に膜全体が酸化膜になる。従って、図1(b)に
示されているようにオフセット上のゲート酸化膜の膜厚
はチャネル部のゲート酸化膜の膜厚に比べて非常に厚く
なるので、オフセット領域の電界強度は非常に小さくな
る。そのためオフリーク電流は低減される。さらに、オ
フリーク電流のゲート電圧依存性がおさえられ、オフ領
域における電流の跳ね上がりを無くすることが実現され
る。しかも4端子とはならず、通常のように3端子の薄
膜トランジスタである。本発明によれば、このように大
きな効果が得られる。
域の抵抗が高いためにオン電流の低下と言う問題点が考
えられる。そこで、実施例1および実施例2で説明した
発明を応用してLDD構造を作製する方法を述べたのが
実施例3および実施例4である。本発明のようなLDD
構造により、オフリーク電流の極めて低い薄膜トランジ
スタを実現することができる。実施例3の項で述べたよ
うに、サブゲート電極を設けたことに依って、薄膜トラ
ンジスタをオンさせたときに、LDD領域にチャネルを
形成させることが可能となった。従って従来のLDD構
造薄膜トランジスタやオフセットゲート構造薄膜トラン
ジスタではオン電流が低下すると言う問題があったが、
本発明によってオン電流の低下を防止することが可能と
なった。また、図1(c)に示されるように、LDD領
域上のゲート酸化膜の膜厚はチャネル部のゲート酸化膜
の膜厚に比べて非常に厚いので、LDD領域の電界強度
は非常に小さくなる。従ってオフリーク電流は低減され
る。さらに、オフリーク電流のゲート電圧依存性がおさ
えられ、オフ領域における電流の跳ね上がりを無くする
ことが実現される。しかも4端子とはならず、通常のよ
うに3端子の薄膜トランジスタである。
状のメインゲート電極を形成し、これを直接酸化させる
ことにより、端の部分は膜全体が酸化膜になる。従っ
て、図1(d)に示されているようにLDD領域上ゲー
ト酸化膜の膜厚はチャネル部のゲート酸化膜の膜厚に比
べて非常に厚くなるので、LDD領域の電界強度は非常
に小さくなる。その結果オフリーク電流は低減される。
さらに、オフリーク電流のゲート電圧依存性がおさえら
れ、オフ領域における電流の跳ね上がりを無くすること
が実現される。しかも4端子とはならず、通常のように
3端子の薄膜トランジスタである。本発明によれば、こ
のように大きな効果が得られる。
膜トランジスタを作製するには異方性エッチングにより
ゲート電極側壁をもうけてLDD領域を形成していた
が、本発明に依って、このような複雑な工程を省略する
ことが可能となった。
のままで、オン電流の低減が極めて少なく、オフリーク
電流のきわめて少ない薄膜トランジスタを非常に簡単な
工程で作製することが可能となった。本発明は非常に大
きな効果をもたらすものである。
明の効果を図示して説明する。図14は、Nch薄膜ト
ランジスタの特性を示す図である。横軸はゲート電圧、
縦軸はドレイン電流を表している。14−1は従来の非
オフセットゲート構造薄膜トランジスタのトランジスタ
カーブである。大きなオン電流が得られるが、オフリー
ク電流が大きく、オフ領域においてゲート電圧に依存し
たオフリーク電流のはねあがりが非常に大きい。14−
2は従来のオフセットゲート構造薄膜トランジスタのト
ランジスタカーブである。オフリーク電流は低減されそ
のはね上がりも抑えられているが、オン電流が低下して
しまう。これは、オフセット領域が高抵抗領域としてチ
ャネル領域に直列につながっているからである。これに
対して本発明により作製した薄膜トランジスタのトラン
ジスタカーブは14−3に示す曲線で示されている。本
発明により、非オフセットゲート構造薄膜トランジスタ
と同程度のオン電流お確保したままで、オフリーク電流
の低減が実現される。
ト電極パターン端からサブゲート電極パターン端までの
距離つまりオフセット長Lの効果を説明する図である。
これまでの実験の結果、多結晶シリコン膜に不純物原子
をイオン注入し1000℃程度で活性化アニールを行う
と、注入された不純物原子は約1μm横方向に拡散する
ことがわかっている。この結果がこの図に反映されてい
る。同図において、15−1はL=1μmの時のトラン
ジスタカーブを示し、15−2はL=1.5μmの時の
トランジスタカーブを示している。不純物の横方向拡散
長が約1μmあるために、L=1μmの場合はソース、
ドレイン領域がゲート電極の下まで入り込んでくる。従
って15−1のカーブで示したようにゲート電圧負の場
合のドレイン電流すなわちリーク電流は、ゲート電圧に
依存して大きくはね上がる。これに対して本発明におい
ては、L≧1.5μmとしたので不純物が横方向に拡散
してもソース、ドレイン領域がゲート電極の下までは入
り込んでくることはない。L=1.5μmの場合、片側
で約0.5μmのオフセット領域が形成されることとな
る。従って15−2のカーブで示したようにリーク電流
のゲート電圧に依存した跳ね上がりがまったくなくな
る。ただし、オフセット領域の影響でチャネル抵抗が大
きくなり、オン電流が低下することとなる。従ってLを
大きくし過ぎるとオン電流が極めて小さくなってしま
う。L=4.5μmの場合のカーブを8−3に示した。
オフセット領域は片側で約3.5μmにもなり、チャネ
ル抵抗が大きすぎて極端にオン電流が低下してしまう。
従って本発明においては、L≦4μmと規定した。本発
明の薄膜トランジスタにおいては、オンのときにはオフ
セット領域にも電界がかかるのでオン電流の低下はほと
んど抑えられる。
絶縁基板上に結晶性の優れたシリコン薄膜を作製するこ
とが可能になったのでSOI技術の発展に大きく寄与す
るものである。
タは優れた特性を有する。従来に比べて、薄膜トランジ
スタのオフリーク電流は小さくなる。またスレッシュホ
ルド電圧も小さくなりトランジスタ特性が大きく改善さ
れる。オフセットゲート構造によるオン電流の低下がま
ったくない。
ンジスタを作製することが可能となるので、ドライバー
回路を同一基板上に集積したアクティブマトリクス基板
に応用した場合にも十分な高速動作が実現される。オフ
リーク電流が非常に小さいことから画素の保持特性も向
上する。さらに、電源電圧の低減、消費電流の低減、信
頼性の向上に対して大きな効果がある。また、600℃
以下の低温プロセスによる作製も可能なので、アクティ
ブマトリクス基板の低価格化及び大面積化に対してもそ
の効果は大きい。
同一チップ内に集積した密着型イメージセンサーに応用
した場合には、読み取り速度の高速化、高解像度化、さ
らに階調をとる場合に非常に大きな効果をうみだす。高
解像度化が達成されるとカラー読み取り用密着型イメー
ジセンサーへの応用も容易となる。もちろん電源電圧の
低減、消費電流の低減、信頼性の向上に対してもその効
果は大きい。また低温プロセスによって作製することが
できるので、密着型イメージセンサーチップの長尺化が
可能となり、一本のチップでA4サイズあるいはA3サ
イズの様な大型ファクシミリ用の読み取り装置を実現で
きる。従って、センサーチップの二本継ぎのような手数
がかかり信頼性の悪い技術を回避することができ、実装
歩留りも向上される。
ァイア基板あるいはMgO・Al2O3,BP,CaF2
等の結晶性絶縁基板も用いることができる。
が、バイポーラトランジスタあるいはヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタなど薄膜を利用した素子に対しても、
本発明を応用することができる。また、三次元デバイス
のようなSOI技術を利用した素子に対しても、本発明
を応用することができる。
明したが、本発明は固相成長法ばかりではなく、LPC
VD法やその他の方法、例えばEB蒸着法やスパッタ法
やMBE法で成膜したpoly−Si薄膜を利用して薄
膜半導体装置を作成する場合にも応用することができ
る。また、一般的なMOS型半導体装置にも応用するこ
とができる。
スタの構造断面図である。
薄膜トランジスタの工程断面図である。
薄膜トランジスタの工程断面図である。ただし、図3
(a)は、図2(e)から続いている。
薄膜トランジスタの工程断面図である。ただし、図4
(a)は、図3(d)から続いている。
薄膜トランジスタの工程断面図である。
薄膜トランジスタの工程断面図である。ただし、図6
(a)は、図5(e)から続いている。
薄膜トランジスタの工程断面図である。ただし、図7
(a)は、図6(d)から続いている。
薄膜トランジスタの工程断面図である。
薄膜トランジスタの工程断面図である。ただし、図9
(a)は、図8(e)から続いている。
す薄膜トランジスタの工程断面図である。ただし、図1
0(a)は、図9(d)から続いている。
す薄膜トランジスタの工程断面図である。
す薄膜トランジスタの工程断面図である。ただし、図1
2(a)は、図11(e)から続いている。
す薄膜トランジスタの工程断面図である。ただし、図1
3(a)は、図12(d)から続いている。
タの特性図である。
示すNch薄膜トランジスタの特性図である。
スタを説明するための構造断面図である。
2の絶縁膜 5− 7 ゲートコンタクトホール 5− 8 サブゲート電極 5− 9 オフセット領域 5−10 ソース領域 5−11 ドレイン領域 8− 4 ゲート絶縁膜 8− 5 メインゲート電極 8− 6 LDD領域 8− 8 第2の絶縁膜 8− 9 ゲートコンタクトホール 8−10 サブゲート電極 8−11 LDD領域 8−12 ソース領域 8−13 ドレイン領域 11− 4 ゲート絶縁膜 11− 5 テーパー形状のメインゲート電極 11− 6 LDD領域 11− 8 メインゲート電極を酸化して形成した第2
の絶縁膜 11− 9 ゲートコンタクトホール 11−10 サブゲート電極 11−11 LDD領域 11−12 ソース領域 11−13 ドレイン領域 14− 1 従来方法により作製した非オフセットゲー
ト構造Nch薄膜トランジスタの特性 14− 2 従来方法により作製したオフセットゲート
構造Nch薄膜トランジスタの特性 14− 3 本発明により作製したNch薄膜トランジ
スタの特性 15− 1 L=1μmの場合のNch薄膜トランジス
タの特性 15− 2 L=1.5μmの場合のNch薄膜トラン
ジスタの特性 15− 3 L=4.5μmの場合のNch薄膜トラン
ジスタの特性
Claims (16)
- 【請求項1】 ソース領域、ドレイン領域、ゲート絶縁
膜およびゲート電極を有するプレーナー型薄膜半導体装
置において、ゲート絶縁膜の上にメインゲート電極を有
し、該メインゲート電極のうえにコンタクトホールを有
する第2の絶縁膜をはさんで前記メインゲート電極と電
気的に導通されたサブゲート電極を有し、該サブゲート
電極をマスクとして自己整合的にソース領域およびドレ
イン領域が形成されていることを特徴とする薄膜半導体
装置。 - 【請求項2】 請求項1のサブゲート電極長をLs、メ
インゲート電極長をLmとすると、すくなくともLs>L
mの条件を満たすことを特徴とする薄膜半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1のサブゲート電極は、メインゲ
ート電極を完全にオーバーラップしていることを特徴と
する薄膜半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1の薄膜半導体装置の製造方法に
於て、 (a) 絶縁性非晶質材料上に第1の半導体層を形成
し、該半導体層上にゲート絶縁膜を成膜する工程、 (b) 前記ゲート絶縁膜上にメインゲート電極を形成
する工程、 (c) 前記メインゲート電極の上に第2の絶縁膜を成
膜する工程、 (d) 前記第2の絶縁膜にゲートコンタクトホールを
形成し、前記メインゲート電極の1部を露出させる工
程、 (e) 前記メインゲート電極を完全にオーバーラップ
するようなサブゲート電極を形成する工程、 (f) 前記サブゲート電極をマスクとしてリン、ヒ素
あるいはボロン等の不純物をイオン注入することによ
り、前記サブゲート電極に対して自己整合的に、ソース
領域、ドレイン領域およびオフセット領域を形成する工
程、 (g) 層間絶縁膜を積層する工程、 (h) 前記第1の半導体層とのコンタクトを形成する
ために、フォト工程により、前記層間絶縁膜にコンタク
トホールを形成し、電極を形成する工程を少なくとも有
することを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 ソース領域、ドレイン領域、ゲート絶縁
膜およびゲート電極を有するプレーナー型薄膜半導体装
置において、ゲート絶縁膜の上にテーパー形状のメイン
ゲート電極を有し、該メインゲート電極を酸化させて該
メインゲート電極上に第2の絶縁膜を形成し、該第2の
絶縁膜にコンタクトホールを形成して前記メインゲート
電極と電気的に導通されたサブゲート電極を有し、該サ
ブゲート電極をマスクとして自己整合的にソース領域お
よびドレイン領域が形成されていることを特徴とする薄
膜半導体装置。 - 【請求項6】 請求項5のサブゲート電極長をLs、メ
インゲート電極長をLmとすると、すくなくともLs>L
mの条件を満たすことを特徴とする薄膜半導体装置。 - 【請求項7】 請求項5のサブゲート電極は、メインゲ
ート電極を完全にオーバーラップしていることを特徴と
する薄膜半導体装置。 - 【請求項8】 請求項5の薄膜半導体装置の製造方法に
於て、 (a) 絶縁性非晶質材料上に第1の半導体層を形成
し、該半導体層上にゲート絶縁膜を成膜する工程、 (b) 前記ゲート絶縁膜上にテーパーエッチングによ
りテーパー形状のメインゲート電極を形成する工程、 (c) 前記メインゲート電極を直接酸化させて、第2
の絶縁膜を成膜する工程、 (d) 前記第2の絶縁膜にゲートコンタクトホールを
形成し、前記メインゲート電極の1部を露出させる工
程、 (e) 前記メインゲート電極を完全にオーバーラップ
するようなサブゲート電極を形成する工程、 (f) 前記サブゲート電極をマスクとしてリン、ヒ素
あるいはボロン等の不純物をイオン注入することによ
り、前記サブゲート電極に対して自己整合的に、ソース
領域、ドレイン領域およびオフセット領域を形成する工
程、 (g) 層間絶縁膜を積層する工程、 (h) 前記第1の半導体層とのコンタクトを形成する
ために、フォト工程により、前記層間絶縁膜にコンタク
トホールを形成し、電極を形成する工程を少なくとも有
することを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 ソース領域、ドレイン領域、ゲート絶縁
膜およびゲート電極を有するプレーナー型薄膜半導体装
置において、ゲート絶縁膜の上にメインゲート電極を有
し、該メインゲート電極をマスクとして低濃度の不純物
をイオン注入してLDD(Lightly Doped
Drain)領域が形成され、該メインゲート電極の
うえにコンタクトホールを有する第2の絶縁膜をはさん
で前記メインゲート電極と電気的に導通されたサブゲー
ト電極を有し、該サブゲート電極をマスクとして高濃度
の不純物をイオン注入して自己整合的にソース領域およ
びドレイン領域が形成されていることを特徴とする薄膜
半導体装置。 - 【請求項10】 請求項9のサブゲート電極長をLs、
メインゲート電極長をLmとすると、すくなくともLs>
Lmの条件を満たすことを特徴とする薄膜半導体装置。 - 【請求項11】 請求項9のサブゲート電極は、メイン
ゲート電極を完全にオーバーラップしていることを特徴
とする薄膜半導体装置。 - 【請求項12】 請求項9の薄膜半導体装置の製造方法
に於て、 (a) 絶縁性非晶質材料上に第1の半導体層を形成
し、該半導体層上にゲート絶縁膜を成膜する工程、 (b) 前記ゲート絶縁膜上にメインゲート電極を形成
する工程、 (c) 前記メインゲート電極の上に第2の絶縁膜を成
膜する工程、 (d) 前記メインゲート電極をマスクとして、1×1
019cm-3以下の低濃度のリン、ヒ素あるいはボロン等
の不純物をイオン注入することにより、LDD領域を形
成する工程、 (e) 前記第2の絶縁膜にゲートコンタクトホールを
形成し、前記メインゲート電極の1部を露出させる工
程、 (f) 前記メインゲート電極を完全にオーバーラップ
するようなサブゲート電極を形成する工程、 (g) 前記サブゲート電極をマスクとして1×1019
cm-3以上の高濃度のリン、ヒ素あるいはボロン等の不
純物をイオン注入することにより、前記サブゲート電極
に対して自己整合的に、ソース領域、ドレイン領域およ
びオフセット領域を形成する工程、 (h) 層間絶縁膜を積層する工程、 (i) 前記第1の半導体層とのコンタクトを形成する
ために、フォト工程により、前記層間絶縁膜にコンタク
トホールを形成し、電極を形成する工程を少なくとも有
することを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 ソース領域、ドレイン領域、ゲート絶
縁膜およびゲート電極を有するプレーナー型薄膜半導体
装置において、ゲート絶縁膜の上にテーパー形状のメイ
ンゲート電極を有し、該メインゲート電極をマスクとし
て低濃度の不純物をイオン注入してLDD(Light
ly Doped Drain)領域が形成され、該メ
インゲート電極を酸化させて該メインゲート電極上に第
2の絶縁膜を形成し、該第2の絶縁膜にコンタクトホー
ルを形成して前記メインゲート電極と電気的に導通され
たサブゲート電極を有し、該サブゲート電極をマスクと
して高濃度の不純物をイオン注入して自己整合的にソー
ス領域およびドレイン領域が形成されていることを特徴
とする薄膜半導体装置。 - 【請求項14】 請求項13のサブゲート電極長をL
s 、メインゲート電極長をLm とすると、すくなくとも
Ls >Lm の条件を満たすことを特徴とする薄膜半導体
装置。 - 【請求項15】 請求項13のサブゲート電極は、メイ
ンゲート電極を完全にオーバーラップしていることを特
徴とする薄膜半導体装置。 - 【請求項16】 請求項13の薄膜半導体装置の製造方
法に於て、 (a) 絶縁性非晶質材料上に第1の半導体層を形成
し、該半導体層上にゲート絶縁膜を成膜する工程、 (b) 前記ゲート絶縁膜上にテーパーエッチングによ
りテーパー形状のメインゲート電極を形成する工程、 (c) 前記メインゲート電極をマスクとして、1×1
019cm-3以下の低濃度のリン、ヒ素あるいはボロン等
の不純物をイオン注入することにより、LDD領域を形
成する工程、 (d) 前記メインゲート電極を直接酸化させて、第2
の絶縁膜を成膜する工程、 (e) 前記第2の絶縁膜にゲートコンタクトホールを
形成し、前記メインゲート電極の1部を露出させる工
程、 (f) 前記メインゲート電極を完全にオーバーラップ
するようなサブゲート電極を形成する工程、 (g) 前記サブゲート電極をマスクとして1×1019
cm-3以上の高濃度のリン、ヒ素あるいはボロン等の不
純物をイオン注入することにより、前記サブゲート電極
に対して自己整合的に、ソース領域、ドレイン領域およ
びオフセット領域を形成する工程、 (h) 層間絶縁膜を積層する工程、 (i) 前記第1の半導体層とのコンタクトを形成する
ために、フォト工程により、前記層間絶縁膜にコンタク
トホールを形成し、電極を形成する工程を少なくとも有
することを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。
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