JPH0612205Y2 - 熱電併給装置 - Google Patents
熱電併給装置Info
- Publication number
- JPH0612205Y2 JPH0612205Y2 JP1988014654U JP1465488U JPH0612205Y2 JP H0612205 Y2 JPH0612205 Y2 JP H0612205Y2 JP 1988014654 U JP1988014654 U JP 1988014654U JP 1465488 U JP1465488 U JP 1465488U JP H0612205 Y2 JPH0612205 Y2 JP H0612205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- engine
- combined heat
- cooling water
- bypass passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/14—Combined heat and power generation [CHP]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、ガスエンジン等の機関により発電機を駆動し
て発電を行うと同時に、機関により発生した熱エネルギ
を廃熱回収して給湯などに利用する熱電併給装置に関す
る。
て発電を行うと同時に、機関により発生した熱エネルギ
を廃熱回収して給湯などに利用する熱電併給装置に関す
る。
B.考案の概要 本考案は、発電機を駆動する機関に冷却水を循環させ、
その冷却水により該機関の廃熱を回収して温水として利
用する熱電併給装置において、機関に冷却水を送給する
送水ポンプの吸込み側と吐出側とをバイパス通路で連通
すると共にこのバイパス通路に流量調整手段を介装さ
せ、流量調整手段でバイパス通路を流れる水量を変化さ
せることで送水ポンプの実質的な吐出圧及び流量を可変
とし、系全体に対する送水ポンプ性能のマッチングを容
易にしたものである。
その冷却水により該機関の廃熱を回収して温水として利
用する熱電併給装置において、機関に冷却水を送給する
送水ポンプの吸込み側と吐出側とをバイパス通路で連通
すると共にこのバイパス通路に流量調整手段を介装さ
せ、流量調整手段でバイパス通路を流れる水量を変化さ
せることで送水ポンプの実質的な吐出圧及び流量を可変
とし、系全体に対する送水ポンプ性能のマッチングを容
易にしたものである。
C.従来の技術 近年、省エネルギの観点から、発電機を駆動するガスエ
ンジン等の機関の廃熱を熱エネルギとして有効に回収し
て活用し、エネルギの総合効率を高めた熱電併給装置が
考えられている。
ンジン等の機関の廃熱を熱エネルギとして有効に回収し
て活用し、エネルギの総合効率を高めた熱電併給装置が
考えられている。
第2図は従来の熱電併給装置の一例を表わす概略構成図
である。第2図に示すように、本装置では、ディーゼル
ガスエンジン11によって発電機12を駆動して電気出
力を得る一方、循環冷却水によりエンジン11及びエン
ジン排気部13を冷却し、そこで温められた冷却水から
熱エネルギを回収する。すなわち、冷却水は、低温水槽
14から送水ポンプ15によりエンジン11内に送給さ
れ、そこでエンジン11を冷却すると共に、その後排ガ
ス温水器16内に導かれて排気部13を冷却し、温水と
なって高温水槽17に戻される。一方、高温水槽17内
の温水は、ポンプ18によって水対水熱交換器19に導
かれ、その熱エネルギがポンプ20で送水されている流
水に熱出力として取出される。また、熱交換器19で熱
が奪われた温水は低温水槽14に戻されるようになって
いる。
である。第2図に示すように、本装置では、ディーゼル
ガスエンジン11によって発電機12を駆動して電気出
力を得る一方、循環冷却水によりエンジン11及びエン
ジン排気部13を冷却し、そこで温められた冷却水から
熱エネルギを回収する。すなわち、冷却水は、低温水槽
14から送水ポンプ15によりエンジン11内に送給さ
れ、そこでエンジン11を冷却すると共に、その後排ガ
ス温水器16内に導かれて排気部13を冷却し、温水と
なって高温水槽17に戻される。一方、高温水槽17内
の温水は、ポンプ18によって水対水熱交換器19に導
かれ、その熱エネルギがポンプ20で送水されている流
水に熱出力として取出される。また、熱交換器19で熱
が奪われた温水は低温水槽14に戻されるようになって
いる。
D.考案が解決しようとする課題 ところで、上述の冷却水の循環回路において、エンジン
11に冷却水を送給する送水ポンプ15の容量、吐出圧
力、送水量等は装置全体の配管系に適したものでなくて
はならない。すなわち、送水ポンプ15の能力が不足し
ているとエンジン11の冷却が十分に行われず、逆に能
力が過大だとエンジン11の冷却が必要以上に行われて
エンジン11の効率、つまり発電効率が低下し、いずれ
もエネルギの総合効率の低下に繋がる。
11に冷却水を送給する送水ポンプ15の容量、吐出圧
力、送水量等は装置全体の配管系に適したものでなくて
はならない。すなわち、送水ポンプ15の能力が不足し
ているとエンジン11の冷却が十分に行われず、逆に能
力が過大だとエンジン11の冷却が必要以上に行われて
エンジン11の効率、つまり発電効率が低下し、いずれ
もエネルギの総合効率の低下に繋がる。
ところが、この送水ポンプ15に必要とされる性能は装
置全体の配管系のルート、配管材の径及び使用機器等の
諸条件に依っており、従来はこれらの諸条件がすべて決
定された後でなければ送水ポンプ15の仕様を決定でき
ないという問題点があった。さらに、決定後において、
例えば現地での配管ルートの変更等のように条件が変化
した場合、それに迅速に対応することは困難であった。
置全体の配管系のルート、配管材の径及び使用機器等の
諸条件に依っており、従来はこれらの諸条件がすべて決
定された後でなければ送水ポンプ15の仕様を決定でき
ないという問題点があった。さらに、決定後において、
例えば現地での配管ルートの変更等のように条件が変化
した場合、それに迅速に対応することは困難であった。
本考案は、このような熱電併給装置における従来の問題
点を解決するものであり、エンジンに冷却水を送給する
送水ポンプの系全体に対するマッチングの容易化を図っ
た熱電併給装置を提供することを目的としている。
点を解決するものであり、エンジンに冷却水を送給する
送水ポンプの系全体に対するマッチングの容易化を図っ
た熱電併給装置を提供することを目的としている。
E.課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本考案にかかる熱電併給装置
では、発電機を駆動する機関に冷却水を循環させ、その
冷却水により該機関の廃熱を回収して温水として利用す
る熱電併給装置において、前記機関に前記冷却水を送給
する送水ポンプの吸込み側と吐出側とをバイパス通路で
連通すると共に該バイパス通路に流量調整手段を介装し
た。
では、発電機を駆動する機関に冷却水を循環させ、その
冷却水により該機関の廃熱を回収して温水として利用す
る熱電併給装置において、前記機関に前記冷却水を送給
する送水ポンプの吸込み側と吐出側とをバイパス通路で
連通すると共に該バイパス通路に流量調整手段を介装し
た。
F.作用 冷却水の一部は送水ポンプを通らずにバイパス通路を通
って流れ、且つそこを流れる水量が流量調整手段により
制御され、このバイパス通路内を流れる冷却水が送水ポ
ンプの機関に対する実質的な吐出圧力、吐出水量を変化
させる。
って流れ、且つそこを流れる水量が流量調整手段により
制御され、このバイパス通路内を流れる冷却水が送水ポ
ンプの機関に対する実質的な吐出圧力、吐出水量を変化
させる。
G.実施例 以下、本考案の一実施例を第1図により説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかる熱電併給装置の概略
構成図である。第1図において、第2図に示した従来の
装置と同じ部分には同じ符号を付し、以下の説明では重
複する説明は省略する。
構成図である。第1図において、第2図に示した従来の
装置と同じ部分には同じ符号を付し、以下の説明では重
複する説明は省略する。
第1図に示すように、ディーゼルガスエンジン11に冷
却水を送給するための送水ポンプ15の吸込み側aと吐
出側bとがバイパス通路21で連通され、そのバイパス
通路21の途中に流量調整手段である弁22が介装され
たものである。
却水を送給するための送水ポンプ15の吸込み側aと吐
出側bとがバイパス通路21で連通され、そのバイパス
通路21の途中に流量調整手段である弁22が介装され
たものである。
このような構成によれば、エンジン11に送給される冷
却水の一部は送水ポンプ15を通らずにバイパス通路2
1を通って流れ、且つその流量は流量調整弁22によっ
て制御することができる。従って、流量調整弁22を微
調整してバイパス通路21を流れる冷却水の量を変える
ことで、送水ポンプ15のエンジン11に対する実質的
な吐出圧力や吐出流量を変化させることが可能となる。
却水の一部は送水ポンプ15を通らずにバイパス通路2
1を通って流れ、且つその流量は流量調整弁22によっ
て制御することができる。従って、流量調整弁22を微
調整してバイパス通路21を流れる冷却水の量を変える
ことで、送水ポンプ15のエンジン11に対する実質的
な吐出圧力や吐出流量を変化させることが可能となる。
例えば、送水ポンプ15の能力を装置全体の設計の段階
で考えられる最大の吐出圧力に合致したものに選定して
おき、現地にて実際に稼動させた結果それ以下の吐出圧
が適当であると判断されたときに、流量調整弁22を開
くことで簡単に吐出圧力を実質的に低下させることがで
き、最も効率の良い運転を行わせることが可能となる。
で考えられる最大の吐出圧力に合致したものに選定して
おき、現地にて実際に稼動させた結果それ以下の吐出圧
が適当であると判断されたときに、流量調整弁22を開
くことで簡単に吐出圧力を実質的に低下させることがで
き、最も効率の良い運転を行わせることが可能となる。
尚、上述の実施例では流量調整手段として弁を用いた
が、この他例えばオリフィス等の可変絞りを用いるよう
にしてもよい。
が、この他例えばオリフィス等の可変絞りを用いるよう
にしてもよい。
H.考案の効果 以上、実施例を挙げて説明したように本考案によれば、
熱電併給装置において、機関に冷却水を送給する送水ポ
ンプに流量調整手段を有するバイパス通路を設けたの
で、その流量調整手段によってバイパス通路を流れる水
量を調節することで、送水ポンプの吐出圧力、吐出流量
を簡便に制御することができ、それによって送水ポンプ
の系全体に対するマッチングを適正にしてエネルギの総
合効率を向上させることが可能となる。
熱電併給装置において、機関に冷却水を送給する送水ポ
ンプに流量調整手段を有するバイパス通路を設けたの
で、その流量調整手段によってバイパス通路を流れる水
量を調節することで、送水ポンプの吐出圧力、吐出流量
を簡便に制御することができ、それによって送水ポンプ
の系全体に対するマッチングを適正にしてエネルギの総
合効率を向上させることが可能となる。
第1図は本考案の一実施例にかかる熱電併給装置の概略
構成図、第2図は従来例にかかる熱電併給装置の概略構
成図である。 図面中、 11はエンジン、 12は発電機、 14は低温水槽、 15は送水ポンプ、 17は高温水槽、 21はバイパス通路、 22は流量調整弁である。
構成図、第2図は従来例にかかる熱電併給装置の概略構
成図である。 図面中、 11はエンジン、 12は発電機、 14は低温水槽、 15は送水ポンプ、 17は高温水槽、 21はバイパス通路、 22は流量調整弁である。
Claims (1)
- 【請求項1】発電機を駆動する機関に冷却水を循環さ
せ、その冷却水により該機関の廃熱を回収して温水とし
て利用する熱電併給装置において、前記機関に前記冷却
水を送給する送水ポンプの吸込み側と吐出側とがバイパ
ス通路で連通されると共に該バイパス通路に流量調整手
段が介装されたことを特徴とする熱電併給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988014654U JPH0612205Y2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 熱電併給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988014654U JPH0612205Y2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 熱電併給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119837U JPH01119837U (ja) | 1989-08-14 |
JPH0612205Y2 true JPH0612205Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31226050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988014654U Expired - Lifetime JPH0612205Y2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 熱電併給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612205Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2754802B2 (ja) * | 1989-11-20 | 1998-05-20 | 株式会社明電舎 | コージェネレーションシステムの熱回収装置 |
-
1988
- 1988-02-08 JP JP1988014654U patent/JPH0612205Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01119837U (ja) | 1989-08-14 |
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