JPH06118512A - 密着露光装置 - Google Patents
密着露光装置Info
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- JPH06118512A JPH06118512A JP4266155A JP26615592A JPH06118512A JP H06118512 A JPH06118512 A JP H06118512A JP 4266155 A JP4266155 A JP 4266155A JP 26615592 A JP26615592 A JP 26615592A JP H06118512 A JPH06118512 A JP H06118512A
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- JP
- Japan
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- squeeze roller
- roller
- plate
- light
- cover sheet
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- Pending
Links
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- FBOUIAKEJMZPQG-AWNIVKPZSA-N (1E)-1-(2,4-dichlorophenyl)-4,4-dimethyl-2-(1,2,4-triazol-1-yl)pent-1-en-3-ol Chemical compound C1=NC=NN1/C(C(O)C(C)(C)C)=C/C1=CC=C(Cl)C=C1Cl FBOUIAKEJMZPQG-AWNIVKPZSA-N 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
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Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 写真感光材料に版を重ね更にカバーシートで
覆って密着露光するときのスクイズローラに駆動をかけ
て、応答遅れをなくしてしわ防止する。 【構成】 スクイズローラにモータ駆動又は固定ガイド
レールへの接触転動により発生する回転駆動力を伝達
し、スクイズローラの移動と同時にスクイズローラを駆
動回転せしめる構成とした。
覆って密着露光するときのスクイズローラに駆動をかけ
て、応答遅れをなくしてしわ防止する。 【構成】 スクイズローラにモータ駆動又は固定ガイド
レールへの接触転動により発生する回転駆動力を伝達
し、スクイズローラの移動と同時にスクイズローラを駆
動回転せしめる構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷版の検版のた
め、写真感光材料に版を密着露光する装置の密着を良好
にする技術に関する。
め、写真感光材料に版を密着露光する装置の密着を良好
にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷版は色分解版のY,M,C版と、ス
ミ(墨)版とがあり、これらを順に重ね刷りしてフルカ
ラーの印刷が出来る仕組みになっている。印刷版の作成
は複雑であるため、注文通りの出来上りにするには検版
と校正が必要であるが、各版は色分解版であるため、そ
れぞれを単独で見ても印刷したときにどのような結果が
出るか分からない。従って単純に試し刷りを行なってみ
るのが結果を見易いのであるが、本番の印刷の工程を全
て実施しなければ結果を出せないという大変面倒な手間
がかかり、改良が求められていた。
ミ(墨)版とがあり、これらを順に重ね刷りしてフルカ
ラーの印刷が出来る仕組みになっている。印刷版の作成
は複雑であるため、注文通りの出来上りにするには検版
と校正が必要であるが、各版は色分解版であるため、そ
れぞれを単独で見ても印刷したときにどのような結果が
出るか分からない。従って単純に試し刷りを行なってみ
るのが結果を見易いのであるが、本番の印刷の工程を全
て実施しなければ結果を出せないという大変面倒な手間
がかかり、改良が求められていた。
【0003】このニーズに応えるべく、写真感光材料に
版を重ねて密着露光を行なうという簡便な方法で従来の
インクを使った本番の印刷に等しい仕上り結果を得られ
る検版システムがコニカ株式会社より最近発表され発売
された。この検版システムは、上方に開閉可能の遮光手
段を設けた暗箱内の昇降式露光台の上部平面に感光材料
を載置展延して、該露光台に吸着したのち、上記遮光手
段の上に設けた版固定手段に版を載置展延して、上記遮
光手段の上方の遮光カバーを閉成してから、上記遮光手
段を開放して、該写真感光材料と版とを直面させると共
に、上記遮光カバー内に設けた移動式スクイズローラで
該版の上から押圧することにより、版と感光材料とを該
露光台に密着させる。そして該遮光カバー内に設けた光
源により該版を感光材料に密着露光する。
版を重ねて密着露光を行なうという簡便な方法で従来の
インクを使った本番の印刷に等しい仕上り結果を得られ
る検版システムがコニカ株式会社より最近発表され発売
された。この検版システムは、上方に開閉可能の遮光手
段を設けた暗箱内の昇降式露光台の上部平面に感光材料
を載置展延して、該露光台に吸着したのち、上記遮光手
段の上に設けた版固定手段に版を載置展延して、上記遮
光手段の上方の遮光カバーを閉成してから、上記遮光手
段を開放して、該写真感光材料と版とを直面させると共
に、上記遮光カバー内に設けた移動式スクイズローラで
該版の上から押圧することにより、版と感光材料とを該
露光台に密着させる。そして該遮光カバー内に設けた光
源により該版を感光材料に密着露光する。
【0004】次に、上記遮光手段を閉じて上記版と写真
感光材料との間に該遮光手段を割り込ませて、写真感光
材料を暗箱内に収納して遮光したのち、上記遮光カバー
を開いて上記版を取外し、次の版に交換固定して上記と
同手順で露光を行なう。
感光材料との間に該遮光手段を割り込ませて、写真感光
材料を暗箱内に収納して遮光したのち、上記遮光カバー
を開いて上記版を取外し、次の版に交換固定して上記と
同手順で露光を行なう。
【0005】このようにY,M,C,スミ版について順
次露光を行なってのち、該感光材料を該露光台から取外
し移動して現像処理を行なうとフルカラーの試し刷りに
相当するプリントが得られる。
次露光を行なってのち、該感光材料を該露光台から取外
し移動して現像処理を行なうとフルカラーの試し刷りに
相当するプリントが得られる。
【0006】このようにインクを使用せずに印刷結果を
見られるので、版のミス検出が簡便に行なえるうえ、版
の集成をすぐに着手出来るというメリットがある。上記
版を写真感光材料との密着を良くするこが、版の網点の
再現性等のために必須条件となるため、色々工夫されて
いるが、その一つの手段として、上記版の上に更に透明
カバーシートを重ねて、このカバーシートの上から、端
から順にスクイズローラで押圧することによって、透明
カバーシートと版と、写真感光材料と露光台との密着を
良くして、露光台に設けた吸着手段で全体を吸着して固
定するようにしている。
見られるので、版のミス検出が簡便に行なえるうえ、版
の集成をすぐに着手出来るというメリットがある。上記
版を写真感光材料との密着を良くするこが、版の網点の
再現性等のために必須条件となるため、色々工夫されて
いるが、その一つの手段として、上記版の上に更に透明
カバーシートを重ねて、このカバーシートの上から、端
から順にスクイズローラで押圧することによって、透明
カバーシートと版と、写真感光材料と露光台との密着を
良くして、露光台に設けた吸着手段で全体を吸着して固
定するようにしている。
【0007】ところが、上記スクイズローラは、これま
で駆動をかけず、透明カバーシートに接触駆動する構成
としていたから、該スクイズローラの移動時の加減速度
時に上記カバーシートをひきずり、しわを発生し易かっ
た。
で駆動をかけず、透明カバーシートに接触駆動する構成
としていたから、該スクイズローラの移動時の加減速度
時に上記カバーシートをひきずり、しわを発生し易かっ
た。
【0008】このしわは版と感光材料との密着を悪くす
ると共に、該しわ部での光線の偏向によって、露光ムラ
を生じることになり好ましくない。その原因は、上記ス
クイズローラが弾性体であるため、押圧による弾性変形
が移動速度と、スクイズローラ回転周速度との相違を生
じてしまうためと思われる。また、スクイズローラを弾
性体としない場合は、密着性が安定して得られず、スク
イズムラが発生するから好ましくないので、弾性体を使
用せざるをえないから、上記問題が発見し易かった。
ると共に、該しわ部での光線の偏向によって、露光ムラ
を生じることになり好ましくない。その原因は、上記ス
クイズローラが弾性体であるため、押圧による弾性変形
が移動速度と、スクイズローラ回転周速度との相違を生
じてしまうためと思われる。また、スクイズローラを弾
性体としない場合は、密着性が安定して得られず、スク
イズムラが発生するから好ましくないので、弾性体を使
用せざるをえないから、上記問題が発見し易かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな従来技術の欠点に鑑みて、スクイズローラのひきず
りを防止し、版と写真感光材料及び透明カバーシートの
密着を良くする密着露光装置を提供することを課題目的
としている。
うな従来技術の欠点に鑑みて、スクイズローラのひきず
りを防止し、版と写真感光材料及び透明カバーシートの
密着を良くする密着露光装置を提供することを課題目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するこの
発明の密着露光装置は、開閉可能の遮光カバーを閉成し
て包囲した内方で、露光台上に載置した写真感光材料上
に印刷版を重ね、更に該印刷版の上に透明カバーシート
を重ね、該透明カバーシートを上方から押圧するスクイ
ズローラを、前記遮光カバー内で前記透明カバーシート
全面上を移動可能に設け、上記スクイズローラの移動と
共に、前記透明カバーシートと印刷版と写真感光材料と
を前記露光台に密着させたのち、前記遮光カバー内に設
けた光源により、前記透明カバーシートと印刷版を通し
て写真感光材料に該印刷版を密着露光する如くした密着
露光装置において、前記スクイズローラの移動開始と同
時に、該スクイズローラを移動速度と等速の周速で駆動
回転し、かつ前記スクイズローラの停止と同時に、該ス
クイズローラの駆動回転を停止することを特徴とするも
のである。
発明の密着露光装置は、開閉可能の遮光カバーを閉成し
て包囲した内方で、露光台上に載置した写真感光材料上
に印刷版を重ね、更に該印刷版の上に透明カバーシート
を重ね、該透明カバーシートを上方から押圧するスクイ
ズローラを、前記遮光カバー内で前記透明カバーシート
全面上を移動可能に設け、上記スクイズローラの移動と
共に、前記透明カバーシートと印刷版と写真感光材料と
を前記露光台に密着させたのち、前記遮光カバー内に設
けた光源により、前記透明カバーシートと印刷版を通し
て写真感光材料に該印刷版を密着露光する如くした密着
露光装置において、前記スクイズローラの移動開始と同
時に、該スクイズローラを移動速度と等速の周速で駆動
回転し、かつ前記スクイズローラの停止と同時に、該ス
クイズローラの駆動回転を停止することを特徴とするも
のである。
【0011】
【作用】この発明におけるスクイズローラとは、露光台
の写真感光材料載置面にほぼ平行に移動し、該露光台上
に固定した写真感光材料と、その上に位置決めした印刷
版と、更にその上からかぶせた透明カバーシートとを押
圧し、該透明カバーシート下や、版と感光材料との間、
及び写真感光材料と露光台との間に介在・残留する空気
を追い出して、これらをすべて密着させるためのもので
あって、単独で支え、移動してもよいが、構造簡略化の
ために移動光源ユニットの一部に固設する。
の写真感光材料載置面にほぼ平行に移動し、該露光台上
に固定した写真感光材料と、その上に位置決めした印刷
版と、更にその上からかぶせた透明カバーシートとを押
圧し、該透明カバーシート下や、版と感光材料との間、
及び写真感光材料と露光台との間に介在・残留する空気
を追い出して、これらをすべて密着させるためのもので
あって、単独で支え、移動してもよいが、構造簡略化の
ために移動光源ユニットの一部に固設する。
【0012】この発明における駆動回転とは、該スクイ
ズローラを移動するときに、透明カバーとの接触によ
り、駆動をかけなければ従動転動する方向への回転力を
駆動手段をもってかけて、回転することを意味し、特に
移動の初期と終端近傍又は、加減速時に駆動回転するこ
とを意味し、駆動をかけない場合には、回転の遅れ等に
よって、透明カバーシートに無理な力を加えてしまい、
しわを発生してしまうところの回転遅れをなくす効果を
呈するものである。
ズローラを移動するときに、透明カバーとの接触によ
り、駆動をかけなければ従動転動する方向への回転力を
駆動手段をもってかけて、回転することを意味し、特に
移動の初期と終端近傍又は、加減速時に駆動回転するこ
とを意味し、駆動をかけない場合には、回転の遅れ等に
よって、透明カバーシートに無理な力を加えてしまい、
しわを発生してしまうところの回転遅れをなくす効果を
呈するものである。
【0013】この発明における駆動回転は、該スクイズ
ローラの移動スタートと同時に該スクイズローラの回転
を開始し、移動の停止と同時に停止する如く制御する制
御手段を接続した電動モータによるか又は、該スクイズ
ローラを回転可能に固設した移動光源から間接的に回転
力の伝達を受けてもよい。
ローラの移動スタートと同時に該スクイズローラの回転
を開始し、移動の停止と同時に停止する如く制御する制
御手段を接続した電動モータによるか又は、該スクイズ
ローラを回転可能に固設した移動光源から間接的に回転
力の伝達を受けてもよい。
【0014】但し、移動光源から間接的に回転力の伝達
を受ける場合には、移動光源の移動が先となり、従って
スクイズローラの移動が先で、続いて回転が始まるとい
う若干の遅れが生じるため、万全の対策とは言えない
が、駆動をかけない場合よりも回転開始が早い分だけし
わ発生を防止出来るので、簡易ながら効果がある。
を受ける場合には、移動光源の移動が先となり、従って
スクイズローラの移動が先で、続いて回転が始まるとい
う若干の遅れが生じるため、万全の対策とは言えない
が、駆動をかけない場合よりも回転開始が早い分だけし
わ発生を防止出来るので、簡易ながら効果がある。
【0015】移動光源から間接的に回転力を伝達を受け
る具体的な構成としては、該移動光源を移動方向にガイ
ドするガイドレールに接触転動するローラで回転力を発
生し、このローラの回転をギヤ等で、該スクイズローラ
に伝達して、該スクイズローラの移動と共に該回転力で
スクイズローラが回る如くする方法がある。好ましく
は、別途設けた電動モータ等により駆動をかけること
で、上記若干の遅れを無くす制御をするとよい。
る具体的な構成としては、該移動光源を移動方向にガイ
ドするガイドレールに接触転動するローラで回転力を発
生し、このローラの回転をギヤ等で、該スクイズローラ
に伝達して、該スクイズローラの移動と共に該回転力で
スクイズローラが回る如くする方法がある。好ましく
は、別途設けた電動モータ等により駆動をかけること
で、上記若干の遅れを無くす制御をするとよい。
【0016】
【実施例】以下、この発明を添付図面に示す実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0017】図1は、この発明の密着露光装置の左方に
自動現像機を連結した検版システム全体の正面断面図、
図2は側面断面図で、遮光カバー120を開いた状態を2
点鎖線で示し、図3は移動光源ユニット300の詳しい断
面図、図4は、他の実施例を示す移動光源ユニット300
の詳しい断面図である。
自動現像機を連結した検版システム全体の正面断面図、
図2は側面断面図で、遮光カバー120を開いた状態を2
点鎖線で示し、図3は移動光源ユニット300の詳しい断
面図、図4は、他の実施例を示す移動光源ユニット300
の詳しい断面図である。
【0018】まず図3において、スクイズローラ303
は、移動光源ユニット300に、上下動可能に固設すると
共に、軸304回りに回転可能にしてあり、スクイズロー
ラ303にはギヤ305を固設して駆動伝達ギヤ306を介し
て、ローラ駆動モータ307の軸に設けたギヤ308に連結し
ている。
は、移動光源ユニット300に、上下動可能に固設すると
共に、軸304回りに回転可能にしてあり、スクイズロー
ラ303にはギヤ305を固設して駆動伝達ギヤ306を介し
て、ローラ駆動モータ307の軸に設けたギヤ308に連結し
ている。
【0019】ローラ駆動モータ307は、図示しない制御
手段により、移動光源ユニット300のスタートと同時に
回転開始し、停止と同時に停止する如く制御される。モ
ータからスクイズローラまでのギヤ伝達によるロスタイ
ムを考慮して、移動光源ユニット300の移動スタートと
同時に、スクイズローラ303が回転を始めることは可能
である。更に停止についても同様に同時にすることは可
能である。
手段により、移動光源ユニット300のスタートと同時に
回転開始し、停止と同時に停止する如く制御される。モ
ータからスクイズローラまでのギヤ伝達によるロスタイ
ムを考慮して、移動光源ユニット300の移動スタートと
同時に、スクイズローラ303が回転を始めることは可能
である。更に停止についても同様に同時にすることは可
能である。
【0020】ローラ駆動モータ307の回転数はスクイズ
ローラ303の周速度が、移動速度に一致させる。この構
成におけるスクイズ動作は、移動光源ユニット300によ
る露光動作とは切り離して独立に行なわれ、スクイズ動
作が終了すると、スクイズローラ303は上方に退避し、
透明カバーシート8から離れる。
ローラ303の周速度が、移動速度に一致させる。この構
成におけるスクイズ動作は、移動光源ユニット300によ
る露光動作とは切り離して独立に行なわれ、スクイズ動
作が終了すると、スクイズローラ303は上方に退避し、
透明カバーシート8から離れる。
【0021】図4に示す他の実施例では、モータは使用
せず移動光源ユニット300の移動方向に平行に設けた固
定レール308に対し、上下動可能に移動光源ユニット300
に設けたスクイズローラ303と一体に上下動する従動ロ
ーラ309をスクイズローラ303を下方に下げたときに固定
レール308に接触する如く設けてある。
せず移動光源ユニット300の移動方向に平行に設けた固
定レール308に対し、上下動可能に移動光源ユニット300
に設けたスクイズローラ303と一体に上下動する従動ロ
ーラ309をスクイズローラ303を下方に下げたときに固定
レール308に接触する如く設けてある。
【0022】従動ローラ309の軸に固着した伝達ギヤ310
と、スクイズローラ303の軸に固着したギヤ311とは噛み
合っていて、従動ローラ309が、移動光源ユニット300の
移動に先立って従動ローラ309が固定レール308に接触す
る如く下降すると共にスクイズローラ303は透明カバー
シート8に接触押圧する。
と、スクイズローラ303の軸に固着したギヤ311とは噛み
合っていて、従動ローラ309が、移動光源ユニット300の
移動に先立って従動ローラ309が固定レール308に接触す
る如く下降すると共にスクイズローラ303は透明カバー
シート8に接触押圧する。
【0023】そして、移動光源ユニット300のスタート
と共に固定レール308との接触抵抗により従動ローラ309
が回転し、伝達ギヤ310からギヤ311を経て、スクイズロ
ーラ303を回転する。この場合移動光源ユニット300の移
動速度が変化しても、スクイズローラ303の回転周速は
それに従って変化するので格別な制御は不要である。但
し前記の如く若干のタイムラグが生じるためしわ防止は
万全ではない。
と共に固定レール308との接触抵抗により従動ローラ309
が回転し、伝達ギヤ310からギヤ311を経て、スクイズロ
ーラ303を回転する。この場合移動光源ユニット300の移
動速度が変化しても、スクイズローラ303の回転周速は
それに従って変化するので格別な制御は不要である。但
し前記の如く若干のタイムラグが生じるためしわ防止は
万全ではない。
【0024】次に図1,2に基づいて、装置全体の作動
について概略説明する。本体100の上方に開閉可能の遮
光カバー120を設け、遮光カバー120を開いたときの本体
100の上面には原稿台141が、中央開口141Bをもって存
在する。中央開口141Bの下方には開閉式の遮光手段129
があり常には中央開口141Bを下でカバーして下方を暗
箱にしている。
について概略説明する。本体100の上方に開閉可能の遮
光カバー120を設け、遮光カバー120を開いたときの本体
100の上面には原稿台141が、中央開口141Bをもって存
在する。中央開口141Bの下方には開閉式の遮光手段129
があり常には中央開口141Bを下でカバーして下方を暗
箱にしている。
【0025】そして更に下方に昇降式の露光台200があ
り、図示の下方位置から、その上面が上記原稿台141に
近接する上方位置まで上昇可能であり、その駆動は別途
昇降モータによって行なっている。
り、図示の下方位置から、その上面が上記原稿台141に
近接する上方位置まで上昇可能であり、その駆動は別途
昇降モータによって行なっている。
【0026】露光台が下方位置にあるときに別途指示手
段により、マガジンに収納してある長尺の感光材料2は
送り出しローラ5で送られ、図示しない計尺手段で所定
の長さを決めてカッター6で切断し給送ユニット4の吸
盤3でシート状となった感光材料201を吸着し、給送ユ
ニット4の移動により、図1における左方へと搬送して
露光台200上に位置決めして載置し、吸盤3の吸引を解
除して、給送ユニット4は再び右方へと退避する。露光
台200には吸引手段を設け上記位置決めした感光材料201
を吸引固定してのち上方位置まで上昇し遮光手段129の
下で待機する。
段により、マガジンに収納してある長尺の感光材料2は
送り出しローラ5で送られ、図示しない計尺手段で所定
の長さを決めてカッター6で切断し給送ユニット4の吸
盤3でシート状となった感光材料201を吸着し、給送ユ
ニット4の移動により、図1における左方へと搬送して
露光台200上に位置決めして載置し、吸盤3の吸引を解
除して、給送ユニット4は再び右方へと退避する。露光
台200には吸引手段を設け上記位置決めした感光材料201
を吸引固定してのち上方位置まで上昇し遮光手段129の
下で待機する。
【0027】一方、遮光カバー120を開いて原稿台141に
設けたピンバー143に第1の版7に設けた穴を係合させ
版7を原稿台141上に展延し、遮光カバー120を下降させ
閉じると、遮光カバー120内のほぼ下面に張設してある
透明カバーシート8が、上記版7の上を覆う。そして、
遮光手段129を開く。
設けたピンバー143に第1の版7に設けた穴を係合させ
版7を原稿台141上に展延し、遮光カバー120を下降させ
閉じると、遮光カバー120内のほぼ下面に張設してある
透明カバーシート8が、上記版7の上を覆う。そして、
遮光手段129を開く。
【0028】次に遮光カバー120内の後方に位置して待
機していた移動光源ユニット300が図2における左方へ
と移動し、移動光源ユニット300に固設したスクイズロ
ーラ303が透明カバーシート8の上から押圧を開始し、
端から順に透明カバーシート8、版7、感光材料201
と、露光台200の密着をさせ、間のエアを追い出してい
く。スクイズローラ303は図3に示すローラ駆動モータ3
07と制御手段とによって、上記移動光源ユニットの動作
に合せて駆動される。スクイズローラ303が全面をスク
イズ終了するとスクイズローラ303を引き上げ透明カバ
ーシート8との接触をなくしてスタート位置に戻り、移
動光源ユニット300は、光源302を点灯して走査露光を行
なう。
機していた移動光源ユニット300が図2における左方へ
と移動し、移動光源ユニット300に固設したスクイズロ
ーラ303が透明カバーシート8の上から押圧を開始し、
端から順に透明カバーシート8、版7、感光材料201
と、露光台200の密着をさせ、間のエアを追い出してい
く。スクイズローラ303は図3に示すローラ駆動モータ3
07と制御手段とによって、上記移動光源ユニットの動作
に合せて駆動される。スクイズローラ303が全面をスク
イズ終了するとスクイズローラ303を引き上げ透明カバ
ーシート8との接触をなくしてスタート位置に戻り、移
動光源ユニット300は、光源302を点灯して走査露光を行
なう。
【0029】なお図2に示す光源302は、紙面垂直方向
に長く、感光材料201の同方向の幅を均一に照射するに
充分な長さであり、またスクイズローラも同方向に長
く、同方向の透明カバーシート幅以上に設定してある。
に長く、感光材料201の同方向の幅を均一に照射するに
充分な長さであり、またスクイズローラも同方向に長
く、同方向の透明カバーシート幅以上に設定してある。
【0030】従って、1個の移動によってスクイズロー
ラ303は版7の全面にわたってスクイズ完了可能で、ま
た走査露光も1回の移動によって露光完了するものであ
る。このようにして第1の版7について露光が完了する
と、遮光手段129を閉じて版7と、感光材料201を分離し
て、感光材料201を暗箱内に収納する。次いで、遮光カ
バー120を開いて版7を取外し、第2の版をセットし、
同様の露光を行なう。そしてY,M,C,スミ版を順次
露光完了してのち、露光台200は下降し、図1に示す下
位置に至り、再び給送ユニット4を作動し、吸盤3で感
光材料201を吸着し、露光台200に作動していた吸引手段
を解除して、感光材料201を図1における左方へと移動
し、感光材料201の先端を送り出しローラ552に挟持さ
せ、送り出しローラ552を作動して更に左方へと送り自
動現像機400へと送りこんで現像処理を施す。現像完了
して乾燥した感光材料はトレー401に排出され一連の作
業が完了する。出来たプリントは、Y,M,C,スミ版
が焼きこまれて、印刷物同等の仕上りを呈するから、計
画通りに仕上っていれば各版が正しく出来ていたという
ことが確認出来る。また、計画通りに仕上っていなかっ
た場合には、どの版が違っているかを仕上りプリントか
ら検出し、当該版を修正することが可能である。このよ
うに版のチェックが簡便に出来るのであるが、構成上、
版と感光材料とが均一に密着していないと、光路長の違
いでわずかのボケが生じる。印刷版においては微細な網
点が、印刷仕上り画質を左右するから、検版についても
網点の再現性が良くなければならない。そのため、上記
スクイズが均一に行なわれる構成としてスクイズローラ
の接触従動では応答遅れで透明カバーシートのひきずり
を生じてしまうところを、上記の駆動により、応答遅れ
なく回転及び停止を行なうから、透明カバーシートのひ
きずりが生じず、従って、しわの発生がないから版と感
光材料201と露光台200及びカバーシート8の密着が良
く、露光による網点再現性が良好である。
ラ303は版7の全面にわたってスクイズ完了可能で、ま
た走査露光も1回の移動によって露光完了するものであ
る。このようにして第1の版7について露光が完了する
と、遮光手段129を閉じて版7と、感光材料201を分離し
て、感光材料201を暗箱内に収納する。次いで、遮光カ
バー120を開いて版7を取外し、第2の版をセットし、
同様の露光を行なう。そしてY,M,C,スミ版を順次
露光完了してのち、露光台200は下降し、図1に示す下
位置に至り、再び給送ユニット4を作動し、吸盤3で感
光材料201を吸着し、露光台200に作動していた吸引手段
を解除して、感光材料201を図1における左方へと移動
し、感光材料201の先端を送り出しローラ552に挟持さ
せ、送り出しローラ552を作動して更に左方へと送り自
動現像機400へと送りこんで現像処理を施す。現像完了
して乾燥した感光材料はトレー401に排出され一連の作
業が完了する。出来たプリントは、Y,M,C,スミ版
が焼きこまれて、印刷物同等の仕上りを呈するから、計
画通りに仕上っていれば各版が正しく出来ていたという
ことが確認出来る。また、計画通りに仕上っていなかっ
た場合には、どの版が違っているかを仕上りプリントか
ら検出し、当該版を修正することが可能である。このよ
うに版のチェックが簡便に出来るのであるが、構成上、
版と感光材料とが均一に密着していないと、光路長の違
いでわずかのボケが生じる。印刷版においては微細な網
点が、印刷仕上り画質を左右するから、検版についても
網点の再現性が良くなければならない。そのため、上記
スクイズが均一に行なわれる構成としてスクイズローラ
の接触従動では応答遅れで透明カバーシートのひきずり
を生じてしまうところを、上記の駆動により、応答遅れ
なく回転及び停止を行なうから、透明カバーシートのひ
きずりが生じず、従って、しわの発生がないから版と感
光材料201と露光台200及びカバーシート8の密着が良
く、露光による網点再現性が良好である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の密着露
光装置は、このように構成したものであるから、スクイ
ズローラのひきずりが防止され、版と写真感光材料及び
透明カバーシートの密着を良くすることが出来るので、
精度の高い密着露光を行なうことが出来る。
光装置は、このように構成したものであるから、スクイ
ズローラのひきずりが防止され、版と写真感光材料及び
透明カバーシートの密着を良くすることが出来るので、
精度の高い密着露光を行なうことが出来る。
【図1】本発明による実施例の検版システム全体の正面
断面図。
断面図。
【図2】上記検版システムの側断面図。
【図3】本発明による第1の実施例の移動光源ユニット
の断面図。
の断面図。
【図4】本発明による他の実施例の移動光源ユニットの
断面図。
断面図。
2,201 写真感光材料 3 吸盤 4 給送ユニット 5 送り出しローラ 6 カッター 7 版 8 透明カバーシート 100 本体 120 遮光カバー 129 遮光手段 141 原稿台 143 ピンバー 200 露光台 300 移動光源ユニット 302 光源 303 スクイズローラ 304 軸 305 ギヤ 306 駆動伝達ギヤ 307 駆動モータ 308 ギヤ 309 従動ローラ 310 伝達ギヤ 311 ギヤ 400 自動現像機
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉可能の遮光カバーを閉成して包囲し
た内方で、露光台上に載置した写真感光材料上に印刷版
を重ね、更に該印刷版の上に透明カバーシートを重ね、
該透明カバーシートを上方から押圧するスクイズローラ
を、前記遮光カバー内で前記透明カバーシート全面上を
移動可能に設け、上記スクイズローラの移動と共に、前
記透明カバーシートと印刷版と写真感光材料とを前記露
光台に密着させたのち、前記遮光カバー内に設けた光源
により、前記透明カバーシートと印刷版を通して写真感
光材料に該印刷版を密着露光する如くした密着露光装置
において、前記スクイズローラの移動開始と同時に、該
スクイズローラを移動速度と等速の周速で駆動回転し、
かつ前記スクイズローラの停止と同時に、該スクイズロ
ーラの駆動回転を停止することを特徴とする密着露光装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266155A JPH06118512A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 密着露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266155A JPH06118512A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 密着露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06118512A true JPH06118512A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17427058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4266155A Pending JPH06118512A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 密着露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06118512A (ja) |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP4266155A patent/JPH06118512A/ja active Pending
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