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JPH06105452A - 負荷制御装置 - Google Patents

負荷制御装置

Info

Publication number
JPH06105452A
JPH06105452A JP4255169A JP25516992A JPH06105452A JP H06105452 A JPH06105452 A JP H06105452A JP 4255169 A JP4255169 A JP 4255169A JP 25516992 A JP25516992 A JP 25516992A JP H06105452 A JPH06105452 A JP H06105452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
reference value
value
storing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4255169A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nagao
伸二 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4255169A priority Critical patent/JPH06105452A/ja
Publication of JPH06105452A publication Critical patent/JPH06105452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護条件に最適な異常判定用基準値を自動的
に設定する。 【構成】 制御回路11の論理演算回路14は、電流変
換器5からの検出信号を異常判定用基準値と比較して異
常の有無を判定し異常時に電磁接触器4の開放指令を出
力する。この制御回路11には、電動機2の起動電流を
起動開始から一定間隔でサンプリングしてその起動時間
と起動電流を記憶する記憶回路17が設けられており、
論理演算回路14は、記憶回路17の記憶データに基づ
き保護特性を演算する機能を有する一方、その演算結果
を自動設定回路18に設定し得る機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁接触器等の開閉器
を用いて電動機の開閉制御、保護を行う負荷制御装置に
係り、特に保護動作を行うための判定用基準値を自動的
に設定し得るようにした負荷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コントロールセンタの単位装置等
においては、マイクロコンピュータを応用することによ
り誘導電動機の運転・停止制御、保護、監視等の多数の
機能を備えた負荷制御装置を収納したものが供されてい
る。この種の負荷制御装置の保護機能は、電動機の主回
路電流を異常判定用基準値と比較する監視を常時行い、
過負荷、欠相、地絡等の異常を検出すると主回路に接続
した電磁接触器を開路することにより、電動機を保護
し、さらに異常原因を外部に表示するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
コントロールセンタにおいて、異常判定用基準値の設定
は、据え付け現場において電動機の起動電流,起動時間
および定常電流を実際に計測し、その計測値から基準値
を決めてこれを設定するようにしている。しかしこの場
合において、設定電流が定常値より大きすぎると過負荷
保護ができなくなり、設定時間が短いと起動時に誤動作
し、逆に長すぎると電動機の耐量を越えて保護ができな
くなる問題がある。そこで、本発明の目的は、保護条件
に最適な異常判定用基準値を自動的に設定できる負荷制
御装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による負荷制御装
置は、電源母線および電動機間の主回路を開閉する電磁
接触器と、主回路電流を検出する電流変換器と、前記電
流変換器からの検出信号を異常判定用基準値と比較して
異常の有無を判定し異常時に電磁接触器の開放指令を出
力する論理演算回路を有する負荷制御装置において、電
動機の起動電流を起動開始から一定間隔でサンプリング
してその起動時間と起動電流を記憶する記憶回路を設
け、論理演算回路は、前記記憶回路の記憶データに基づ
き保護特性を演算する機能を有する一方、その演算結果
を自動設定回路に設定し得る機能を有することを特徴と
する。
【0005】
【作用】電動機の試験運転など最初の運転で、起動開始
後、一定時間ごとに電流値を自動計測し、この時の電流
と時間を記憶回路に記憶させる。論理演算回路はこの記
憶データを用い、例えば下記(1)式よりI2 t一定と
して演算し、その最大値を異常判定用基準値として自動
設定回路に設定する。 (サンプリング電流値i×k)2 ×(サンプリング時間
t)……(1) ここでkは試験によって得られた起動特性のばらつきを
考慮した係数である。
【0006】
【実施例】以下、本発明をコントロールセンタに適用し
た一実施例について図面を参照しながら説明する。即
ち、図1にはコントロールセンタの1ユニット分の回路
構成が示されている。この図1において、1は負荷であ
る誘導電動機2に電源を供給する三相の主回路で、この
主回路1には、配線用遮断器3、電磁接触器4、主回路
電流を検出するための電流変換器5および主回路の零相
電流を検出する零相変流器6が主回路器具として介在さ
れている。配線用遮断器3の負荷側と電磁接触器4の電
流側との間の主回路1の二相間には操作用変圧器7の一
次巻線7aが接続されている。この操作用変圧器7の二
次巻線7bの出力電圧は、操作回路用電源として母線8
に印加される。この母線8にはこれを一方の電源線とす
るように電磁接触器4のコイル4a、及び補助接点4
b、起動操作スイッチ9、停止操作スイッチ10の各一
端が接続され、これらの各他端は制御回路11の操作信
号出力端子11a、及び操作信号入力端子11bに接続
されている。これにより制御回路11は起動操作スイッ
チ9からの起動信号及び停止操作スイッチ10からの停
止信号を受けてコイル4aを通断電することにより、電
磁接触器4の開閉を行うと共に、電流変換器5、零相変
流器6からの電流信号を入力して誘導電動機2の過負荷
保護、欠相保護、地絡保護等の保護動作を行う機能を有
している。制御回路11の電源は電磁接触器4のコイル
4a等により発生する開閉ノイズの侵入を防ぐために、
操作用変圧器7の二次側とは絶縁された三次巻線7cよ
り供給されるようになっている。
【0007】また制御回路11は、電流変換器5および
零相変流器6から出力された主回路電流の大きさに応じ
た検出電流を入力する電流検出回路12、この電流検出
回路12からの検出信号を演算して主回路電流の異常を
監視すると共に、電磁接触器4を開閉する駆動回路13
に指令を出力する論理演算回路14、主回路電流値や主
回路1の異常原因等を表示する表示回路15及び異常内
容を外部に出力するための外部出力回路16から構成さ
れている。
【0008】制御回路11には、更に本発明の目的に対
応して記憶回路17が設けられ、この記憶回路17には
図2に示す起動開始から一定間隔ts でサンプリングさ
れた電流値i(i1 ……in )とその時間t(t1 ……
n )が記憶される。論理演算回路14は、この記憶回
路17に記憶されたデータに基づき異常判定用基準値を
演算する。そしてその異常判定用基準値は自動設定回路
18に設定されるようになっており、このような自動設
定はスイッチ19が手動でオン操作されているときのみ
行なわれるようになっている。
【0009】この自動設定回路18は、記憶部を有し、
上記の異常判定基準値を記憶するのみならず、過電流、
欠相、不足電流、地絡等の保護動作並びに瞬時停電再始
動、限時再始動等の制御動作を実行するための制御プロ
グラム及び保護動作を決定する機能データが記憶されて
いる。
【0010】従って異常判定用基準値を自動設定するに
は、まず設定スイッチ19をオンさせた状態で電動機2
が実負荷状態で最初に試験運転されると、電流変換器5
を介して、起動開始から一定間隔ts で電流値i(i1
……in )とその時間t(t1 ……tn )が一定期間サ
ンプリングされ、記憶回路17に記憶される。このデー
タに基づき論理演算回路14で定常状態の電流値である
定常電流Ic を求め、この定常電流Ic をn1 倍したn
1 ×Ic が定常電流状態における過負荷保護特性I1
なる。次に起動開始からサンプリング電流値iがn1 ×
c になるまでのta の期間について起動特性のばらつ
きを考慮した係数kを用い(i×k)特性を求める。こ
の(i×k)特性の各サンプリング値において(2)式
からI2 t一定の特性を計算により求める。 (i×k)2 ×t……(2) [0<t<ta
【0011】(i×k)特性の各サンプリング値におい
て求めたI2 t一定特性の最大値を異常判定用基準値と
する。ここでn2 ×Ic 以上の領域は電動機の突入電流
を避けるため配線用遮断器の保護領域とする。以上の計
算式より過負荷保護特性I1を求め、これが異常判定用
基準値として自動設定回路18に自動的に設定され、以
後この異常判定用基準値が異常判定に用いられることに
なる。なお、図2において、IMCCBは配線用遮断器の動
作特性曲線、IM は電動機電流を示す。
【0012】そして通常の状態では、電流変換器5、零
相変流器6から出力された主回路1の検出電流を電流検
出回路12により所定の信号に変換し、これを論理演算
回路14が自動設定回路18の記憶部に記憶された制御
プログラムに基づき、種々の機能データ及び異常判定用
基準値と比較する論理演算を行って過負荷、欠相、地絡
等の異常がないかどうかを常時監視する。異常が生じた
場合、論理演算回路14は駆動回路13及び表示回路1
5に電磁接触器4の開放動作指令及び異常内容の表示指
令を出力する。
【0013】上記実施例では、自動計算に前記したI2
t一定の計算式を用いたが他の計算式でも勿論よい。サ
ンプリングされた電流値と時間に合わせて保護特性の傾
きを変えることもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明の負荷制御装置によれば、電動機
の運転によって電動機の起動特性が得られ、この起動特
性より自動計算して異常判定用基準値を自動設定するの
で、常に最適な基準値を設定でき、しかも自動的に行い
得るので設定作業がきわめて容易になる等の優れた効果
を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図
【図2】電動機電流特性および保護条件である電流特性
を示す図
【符号の説明】
1は主回路、4は電磁接触器、5は電流変換器、6は零
相変流器、11は制御回路、12は電流検出回路、14
は論理演算回路、17は記憶回路、18は自動設定回路
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源母線および電動機間の主回路を開閉
    する電磁接触器と、主回路電流を検出する電流変換器
    と、前記電流変換器からの検出信号を異常判定用基準値
    と比較して異常の有無を判定し異常時に電磁接触器の開
    放指令を出力する論理演算回路を有する負荷制御装置に
    おいて、電動機の起動電流を起動開始から一定間隔でサ
    ンプリングしてその起動時間と起動電流を記憶する記憶
    回路を設け、前記論理演算回路は、前記記憶回路の記憶
    データに基づき保護特性を演算する機能を有する一方、
    その演算結果を自動設定回路に設定し得る機能を有する
    ことを特徴とする負荷制御装置。
JP4255169A 1992-09-25 1992-09-25 負荷制御装置 Pending JPH06105452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4255169A JPH06105452A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 負荷制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4255169A JPH06105452A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 負荷制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06105452A true JPH06105452A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17275017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4255169A Pending JPH06105452A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 負荷制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06105452A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100389117B1 (ko) * 1999-12-29 2003-06-25 한국 전기안전공사 단락 및 과부하 겸용 실험장치
CN109844724A (zh) * 2016-10-26 2019-06-04 日立汽车系统株式会社 车载控制装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100389117B1 (ko) * 1999-12-29 2003-06-25 한국 전기안전공사 단락 및 과부하 겸용 실험장치
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