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JPH06105124A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH06105124A
JPH06105124A JP4251053A JP25105392A JPH06105124A JP H06105124 A JPH06105124 A JP H06105124A JP 4251053 A JP4251053 A JP 4251053A JP 25105392 A JP25105392 A JP 25105392A JP H06105124 A JPH06105124 A JP H06105124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
pixel
image signal
scanning direction
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4251053A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kamata
政則 鎌田
Akihiro Nagai
章浩 永井
Yasuhide Makino
安秀 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP4251053A priority Critical patent/JPH06105124A/ja
Publication of JPH06105124A publication Critical patent/JPH06105124A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字画像データまたは写真等の面積変調した
中間調データのそれぞれに最適な補間方法で画素拡大を
行ない、また自然な中間調を再現する。 【構成】 転送されてきた画信号の特徴すなわち白と黒
の変化点が多いか少ないかを画像データ判定部3で判定
することにより、その画信号が中間調データであるか文
字画像データであるかを判定し、その判定結果に基づ
き、中間調データの場合は画信号と同一の信号で画素補
間し、文字画像データの場合は印字する注目画素の内容
から補間データを作成して画素補間する。また、判定の
結果、文字画像データの場合は最高濃度レベルで印字す
るか印字しないかのどちらかを決定し、中間調データの
場合は、印字する注目画素の周辺データから印字濃度レ
ベルを決定し、その濃度レベルに応じてドット自体によ
る印字濃度やドット寸法を変化させて、より自然な中間
調を再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置等に
使用される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置では、転送され
る画素密度(Odot/mm)より記録密度(Pdot/mm)の方
が多い場合、画素補間によりP/O倍し、転送された寸
法と記録寸法とが同一になるように画素拡大を行なって
いた。画素補間の方法として、図9に示すように、転送
データの画信号と同一信号をP/O倍する方法が知られ
ている。この方法は、画信号と同一信号でP/O倍する
ため、白と黒の面積比率が転送データと変わらないた
め、面積変調等の中間調データに適しているが、文字等
の2値データは階段状にぎざぎざになるため不適当であ
る。これに対し、図10に示すように、印字画素の周辺
画素の信号から画素補間する方法は、印字画素の周辺画
素のデータから階段状のぎざぎざを目立たなくなるよう
に補間するため、文字画像データには適しているが、転
送データに対して白と黒の面積比率が変化してしまうた
め階調性を失い、中間調データには不適当であった。
【0003】一般に、文字画像データは白と黒の2値信
号として入力され、、写真画像データは中間調を再現す
るため面積変調した2値信号として入力され、それぞれ
2値信号に応じて記録を行なっていた。文字画像データ
の特徴は、画信号の白と黒のドットが連続していること
であり、中間調データの特徴は、中間濃度を表現するた
め、画信号の白と黒のドットがある決められた面積範囲
内に点在していることである。したがって、文字画像デ
ータは白と黒の画信号の変化点が少なく、中間調データ
は白と黒の画信号の変化点が多いということができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の記録装置では、画素拡大する際に、文字画像データ
または中間調データのそれぞれに適した画素補間方法が
あるにも拘らず、ユーザがそのいずれかを選択しなけれ
ばならず、1頁内に文字画像データと中間調データとが
混在する場合には、一方のデータには適するが他方のデ
ータに適さないという問題があった。
【0005】また、写真画像等の中間調データは、中間
濃度を表現するために、ある単位面積で白画素と黒画素
とを点在させて白と黒の面積比率を可変にしているが、
十分な中間調を得ることができず、不自然さが残る問題
があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、最適な補間方法で画素拡大を行なうこと
のできる記録装置を提供することを目的とする。
【0007】本発明はまた、自然な中間調記録を行なう
ことのできる記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、転送されてきた画信号における白と黒の
変化点の多い少ないかにより中間調データであるか文字
画像データであるかを判定し、中間調データの場合は、
画信号と同一の信号で補間し、文字画像データの場合
は、印字する注目画素の内容から補間データを作成する
ようにしたものである。
【0009】本発明はまた、同様にして中間調データで
あるか文字画像データであるかを判定した結果、文字画
像データの場合は、印字する注目画素の内容に応じて最
高濃度で印字するか否かを決定し、中間調データの場合
は、印字する注目画素の周辺データから印字濃度レベル
を決定して画素毎に濃度変調を行なって記録するように
したものである。
【0010】
【作用】本発明は、上記の構成によって、転送されてき
た画信号の特徴すなわち白と黒の変化点が多いか少ない
かによってその画信号が中間調データであるか文字画像
データであるかを判定するようにしたので、その判定結
果に基づいてそのデータに最適な方法で画素拡大を行な
うことができる。
【0011】本発明はまた、判定の結果、中間調データ
の場合は、印字する注目画素の周辺データから印字濃度
レベルを決定し、その濃度レベルに応じて印字ドットの
濃度やドット寸法を変化させて記録するようにしたの
で、より自然な中間調の記録を行なうことができる。
【0012】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて説明する。図1は本発明の第1の実施例における
記録装置の概略構成を示すブロック図である。図1にお
いて、1は記録装置全体を制御する主制御部、2は転送
されてきた画信号を1頁分記憶する第1記憶部、3は画
信号の内容から中間調データであるか文字画像データで
あるかを判定する画像データ判定部、4は周辺画素から
図8に示すような4×4のマトリックスに基づいて補間
データを求め、補間拡大された画信号を1頁分記憶する
第2記憶部、5は第2記憶部4から転送されてきた画信
号に応じて印字を行なう記録部である。
【0013】図2は画像データ判定部3の構成を示すブ
ロック図である。図2において、6は注目画素を含む主
走査方向の画素の白と黒の変化点の数を検出して出力す
る主走査方向変化点数検出回路、7は注目画素を含む副
走査方向の画素の白と黒の変化点の数を検出して出力す
る副走査変化点数検出回路、8は所定値Aと主走査変化
点数検出回路6の出力値aとを比較し、所定値Aより出
力値aが大きい場合に“1”を出力する第1比較器、9
は所定値Bと副走査変化点数検出回路7の出力値bとを
比較して、所定値Bより出力値bが大きい場合に“1”
を出力する第2比較器であり、10は第1および第2比
較器8、9の出力の論理積をとる論理積回路である。
【0014】主走査変化点数検出回路6は、図3に示す
ように、排他的論理和回路11と加算器12とで構成さ
れ、相隣合う画素が異なっている箇所の数を計数して出
力する。本実施例では、図7の横軸に示すように9画素
を想定している。
【0015】副走査変化点数検出回路7は、図4に示す
ように、排他的論理和回路13と加算器14とで構成さ
れ、相隣合う画素が異なっている箇所の数を計数して出
力する。本実施例では、図7の縦軸に示すように5画素
を想定している。
【0016】次に上記実施例の動作について、図5に示
す信号タイミング図を参照しながら説明する。本実施例
では、8ドット/mmの画素密度で転送されてきたデー
タを16ドット/mmの記録密度で画素拡大する際の記
録例について説明する。主制御部1は、第1記憶部2に
転送要求信号WRQを出力する。第1記憶部2は、転送
要求信号WRQが入力されると、図示されない外部回路
に転送要求信号REQを出力する。この外部回路は、転
送要求信号REQが入力されると、画信号有効区間信号
ENBをオンし、画信号クロックCLKに同期して画信
号PiX転送する。第1記憶部2は、転送されてきた画
信号PiXを順次記憶する。図示しない外部回路は、1
頁分の画信号の転送を終了すると、画信号有効区間信号
ENBをオフする。主制御部1は、画信号有効区間信号
ENBがオフされると、第1記憶部2にデータ読み出し
要求RRQを出力する。第1記憶部2は、データ読み出
し要求RRQが入力されると、転送クロックCKに同期
して、主走査変化点数検出回路6に注目画素を含む図7
に示す9画素を出力し、副走査変化点数検出回路7に注
目画素を含む図7に示す5画素を出力し、第2記憶部4
に注目画素の周辺4×4画素を出力する。第1比較器8
は、予め設定してある所定値Aと主走査変化点数検出回
路6の出力値aとを比較し、出力値aが所定値Aよりも
大きい場合に“1”を出力する。第2比較器9は、比較
器8と同様に、所定値Bと副走査変化点数検出回路7の
出力値bとを比較し、出力値bが所定値Bより大きい場
合“1”を出力する。論理積回路10は、入力がともに
“1”である場合に出力hとして“1”を出力し、それ
以外は“0”を出力する。したがって、論理積回路10
の出力hが“1”の場合は、変化点数が所定値よりも大
きい場合であり、ディザ等の面積変調による中間調デー
タと判定する。第2記憶部4は、論理積回路10から出
力hとして“1”が入力されると、注目画素の信号と同
一信号を図9のように主走査方向および副走査方向とも
2倍(8ビット/mmを16ビット/mm)に変換して
記憶する。また、論理積回路10の出力hが“0”の場
合は、変化点数が少なくとも一方の所定値よりも小さい
場合であり、文字画像データと判定する。第2記憶部4
は、論理積回路10から出力hとして“0”が入力され
ると、図8のような注目画素を含む4×4のマトリック
スから図10のような補間データを決定し、画素数を主
走査方向および副走査方向とも2倍にして記憶する。以
降、同様にして画信号クロックCLKに同期して順次記
憶する。
【0017】第1記憶部2は、1頁分の画信号の転送を
終了すると、転送終了信号REDを出力する。主制御部
1は、転送終了信号REDが入力されると、第2記憶部
4に読み出し開始信号RSTを出力し、記録部5に記録
開始信号PSTを出力する。第2記憶部4は、読み出し
開始信号RSTが入力されると、記録部5に転送クロッ
クPCKに同期して画信号PiXを出力する。記録部5
は、記録開始信号PSTが入力されると、転送クロック
PCKに従って順次画信号PiXを入力し、記録する。
第2記憶部4は、1頁分の画信号PiXを転送終了する
と、終了信号FiNを出力し、主制御部1は、この終了
信号FiNを受けて記録動作を終了させる。
【0018】上記第1の実施例における画像データ判定
部3は、図6のように変換テーブル15として構成する
こともできる。この変換テーブル15は、ROM等の記
憶素子で構成され、予め注目画素を含む主走査方向の9
画素と副走査方向の5画素の画信号パターンに対し、中
間調データまたは文字画像データのいずれかを対応させ
てある。すなわち、中間調データの場合は、論理積回路
10の出力hは“1”を出力し、文字画像データの場合
は“0”を出力する。他の動作は上記説明と同様であ
る。
【0019】なお、上記実施例では、画像データの判定
に主走査方向9画素、副走査方向5画素を使用したが、
この数値に限らず少なくとも注目画素を含んでいれば、
他の数値を使用することができる。また、補間データを
決定する注目画素の周辺を4×4のマトリックスで行な
ったが、この数値に限定されるものではない。
【0020】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて説明する。図11は本発明の第2の実施例におけ
る記録装置の概略構成を示すブロック図である。図11
において、21は記録装置全体を制御する主制御部、2
2は転送されてきた画信号を1頁分記憶する第1記憶
部、23は画信号の内容から中間調データであるか文字
画像データであるかを判定する画像データ判定部、24
は図18に示すような3×3のマトリックスから注目画
素の濃度レベルを求め、各画像データに応じた画素の濃
度レベルを算出する画素レベル変換部、25は各画素の
濃度レベル情報を1頁分記憶する第2記憶部、26は第
2記憶部25から転送されてきた濃度レベル情報に応じ
て印字を行なう記録部である。
【0021】図12は画像データ判定部23の構成を示
すブロック図である。図12において、27は注目画素
を含む主走査方向の画素の白と黒の変化点の数を検出し
て出力する主走査方向変化点数検出回路、28は注目画
素を含む副走査方向の画素の白と黒の変化点の数を検出
して出力する副走査変化点数検出回路、29は所定値A
と主走査変化点数検出回路27の出力値aとを比較し、
所定値Aより出力値aが大きい場合に“1”を出力する
第1比較器、30は所定値Bと副走査変化点数検出回路
28の出力値bとを比較して、所定値Bより出力値bが
大きい場合に“1”を出力する第2比較器であり、31
は第1および第2比較器29、30の出力の論理積をと
る論理積回路である。
【0022】主走査変化点数検出回路27は、図13に
示すように、排他的論理和回路32と加算器33とで構
成され、相隣合う画素が異なっている箇所の数を計数し
て出力する。本実施例では、図17の横軸に示すように
9画素を想定している。
【0023】副走査変化点数検出回路28は、図4に示
すように、排他的論理和回路34と加算器35とで構成
され、相隣合う画素が異なっている箇所の数を計数して
出力する。本実施例では、図17の縦軸に示すように7
画素を想定している。
【0024】次に上記実施例の動作について、図15に
示す信号タイミング図を参照しながら説明する。主制御
部21は、第1記憶部22に転送要求信号WRQを出力
する。第1記憶部22は、転送要求信号WRQが入力さ
れると、図示されない外部回路に転送要求信号REQを
出力する。この外部回路は、転送要求信号REQが入力
されると、画信号有効区間信号ENBをオンし、画信号
クロックCLKに同期して画信号PiX転送する。第1
記憶部22は、転送されてきた画信号PiXを順次記憶
する。図示しない外部回路は、1頁分の画信号の転送を
終了すると、画信号有効区間信号ENBをオフする。主
制御部21は、画信号有効区間信号ENBがオフされる
と、第1記憶部22にデータ読み出し要求RRQを出力
する。第1記憶部22は、データ読み出し要求RRQが
入力されると、転送クロックCKに同期して、主走査変
化点数検出回路27に注目画素を含む図17に示す9画
素を出力し、副走査変化点数検出回路28に注目画素を
含む図17に示す7画素を出力し、画素レベル変換部2
4に注目画素の周辺3×3画素を出力する。第1比較器
29は、予め設定してある所定値Aと主走査変化点数検
出回路27の出力値aと比較し、出力値aが所定値Aよ
りも大きい場合に“1”を出力する。第2比較器30
は、比較器29と同様に、所定値Bと副走査変化点数検
出回路28の出力値bとを比較し、出力値bが所定値B
より大きい場合“1”を出力する。論理積回路31は、
入力がともに“1”である場合に出力hとして“1”を
出力し、それ以外は“0”を出力する。したがって、論
理積回路31の出力hが“1”の場合は、変化点数が所
定値よりも大きい場合であり、ディザ等の面積変調によ
る中間調データと判定する。画素レベル変換部24は、
論理積回路31から出力hとして“1”が入力される
と、注目画素と周辺画素との状態によって濃度レベル値
を白画素の0レベルから黒画素の最高濃度レベルまでの
どれかに決定する。一例として、図19に示すように、
注目画素とその周辺の3×3画素の中で黒画素が3個あ
るときは濃度レベルを3にし、黒画素が6個あるときは
濃度レベルを6に決定して第2記憶部25に記憶させ
る。また、論理積回路31の出力hが“0”の場合は、
変化点数が少なくとも一方の所定値よりも小さい場合で
あり、文字画像データと判定する。画素レベル変換部2
4は、論理積回路31から出力hとして“0”が入力さ
れると、図18に示すように、注目画素D(0,0)が
“1”ならば濃度レベルを最高濃度レベルに決定し、
“0”ならば濃度レベルを自画素である0レベルに決定
し、第2記憶部25に記憶させる。以降、同様にして画
信号クロックCLKに同期して順次記憶する。
【0025】第1記憶部22は、1頁分の画信号の転送
を終了すると、転送終了信号REDを出力する。主制御
部21は、転送終了信号REDが入力されると、第2記
憶部25に読み出し開始信号RSTを出力し、記録部2
6に記録開始信号PSTを出力する。第2記憶部25
は、読み出し開始信号RSTが入力されると、記録部2
6に転送クロックPCKに同期して濃度レベル値PPX
を出力する。記録部26は、記録開始信号PSTが入力
されると、転送クロックPCKに従って順次濃度レベル
値PPXを入力し、図20に示すように、各濃度レベル
値PPXに対応させて濃度変調を行なう。すなわち、
(a)のようにドット寸法を変化させたり、(b)のよ
うにドット自体による印字濃度を変化させて記録する。
第2記憶部25は、1頁分の濃度レベル値PPXを転送
終了すると、終了信号FiNを出力し、主制御部21
は、この終了信号FiNを受けて記録動作を終了させ
る。
【0026】上記第2の実施例における画像データ判定
部23は、図16のように変換テーブル36として構成
することもできる。この変換テーブル36は、ROM等
の記憶素子で構成され、予め注目画素を含む主走査方向
の9画素と副走査方向の7画素の画信号パターンに対
し、中間調データまたは文字画像データのいずれかを対
応させてある。すなわち、中間調データの場合は、論理
積回路10の出力hは“1”を出力し、文字画像データ
の場合は“0”を出力する。他の動作は上記説明と同様
である。
【0027】なお、上記実施例では、画像データの判定
に主走査方向9画素、副走査方向7画素を使用したが、
この数値に限らず少なくとも注目画素を含んでいれば、
他の数値を使用することができる。また、注目画素の濃
度レベルを決定する注目画素の周辺を3×3のマトリッ
クスで行なったが、この数値に限定されるものではな
い。
【0028】このように、上記各実施例では、画像デー
タ判定部が、転送されてきた画信号における白と黒の変
化点の多い少ないかにより中間調データであるか文字画
像データであるかを判定するので、1頁内に中間調デー
タと文字画像データとが混在する場合でも、それぞれの
データに適した画素補間ができるとともに、より自然な
中間調を再現することができる。 なお、上記各実施例
では、、外部回路から転送されてくる画信号から中間調
データまたは文字画像データを判定する場合について説
明したが、外部回路から予め画信号の種別が分かる場合
についてはその指示に従うようにしても同様な効果を得
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明は、転送されてき
た画信号における白と黒の変化点の多いか少ないかによ
り中間調データであるか文字画像データであるかを判定
し、中間調データの場合は、画信号と同一の信号で補間
し、文字画像データの場合は、印字する注目画素の内容
から補間データを作成するようにしたので、1頁内で中
間調データと文字画像データとが混在している場合で
も、それぞれのデータについて最適な補間をすることが
でき、画素拡大を適切に行なうことができる。
【0030】本発明はまた、同様にして中間調データで
あるか文字画像データであるかを判定した結果、中間調
データの場合は、印字する注目画素の周辺データから印
字濃度レベルを決定し、文字画像データの場合は、印字
する注目画素の内容に応じて最高濃度で印字するか否か
を決定して記録するようにしたので、文字画像データは
より鮮明に、中間調データは画素毎に濃度変調を行なう
ことにより、より自然な形で中間調を再現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における記録装置の概略
構成を示すブロック図
【図2】第1の実施例における画像データ判定部の構成
を示すブロック図
【図3】第1の実施例における主走査変化点数検出回路
の構成を示すブロック図
【図4】第1の実施例における副走査変化点数検出回路
の構成を示すブロック図
【図5】第1の実施例における動作を示す信号タイミン
グ図
【図6】第1の実施例における画像データ判定部の他の
構成を示すブロック図
【図7】第1の実施例における画像データを判定する際
の模式図
【図8】第1の実施例における補間データを決定する際
の模式図
【図9】第1の実施例における補間データの作成例を示
す模式図
【図10】第1の実施例における補間データの別の作成
例を示す模式図
【図11】本発明の第2の実施例における記録装置の概
略構成を示すブロック図
【図12】第2の実施例における画像データ判定部の構
成を示すブロック図
【図13】第2の実施例における主走査変化点数検出回
路の構成を示すブロック図
【図14】第2の実施例における副走査変化点数検出回
路の構成を示すブロック図
【図15】第2の実施例における動作を示す信号タイミ
ング図
【図16】第2の実施例における画像データ判定部の他
の構成を示すブロック図
【図17】第2の実施例における画像データを判定する
際の模式図
【図18】第2の実施例における濃度レベルを決定する
際の模式図
【図19】第2の実施例における濃度レベルの作成例を
示す模式図
【図20】(a)第2の実施例における記録部の濃度レ
ベル値に対応させたドット寸法例を示す模式図 (b)第2の実施例における記録部の濃度レベル値に対
応させたドット濃度例を示す模式図
【符号の説明】
1 主制御部 2 第1記憶部 3 画像データ判定部 4 第2記憶部 5 記録部 6 主走査変化点数検出回路 7 副走査変化点数検出回路 8 第1比較器 9 第2比較器 10 論理積回路 11 排他的論理和回路 12 加算器 13 排他的論理和回路 14 加算器 15 変換テーブル 21 主制御部 22 第1記憶部 23 画像データ判定部 24 画素レベル変換部 25 第2記憶部 26 記録部 27 主走査変化点数検出回路 28 副走査変化点数検出回路 29 第1比較器 30 第2比較器 31 論理積回路 32 排他的論理和回路 33 加算器 34 排他的論理和回路 35 加算器 36 変換テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値で表現された画信号を主走査方向ま
    たは副走査方向に画素補間して画素拡大を行なう記録装
    置において、前記2値信号が文字画像データであるか面
    積変調した中間調データであるかを判定する手段と、中
    間調データであれば画信号と同一の信号で画素補間し、
    文字画像データであれば印字する注目画素の内容から補
    間データを作成して画素補間する手段とを備えた記録装
    置。
  2. 【請求項2】 文字画像データであるか中間調データで
    あるかを判定する手段が、2値画信号から印字する注目
    画素を含む主走査方向の画素中の画信号の変化点の数
    と、前記注目画素を含む副走査方向の画素中の画信号の
    変化点の数とを求め、前記各変化点の数を予め設定され
    てある所定値と比較し、両者とも大きい場合は前記2値
    画信号を中間調データと判定し、前記各変化点の数がど
    ちらが一方でも所定値より小さい場合は前記2値画信号
    を文字画像データと判定する請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 文字画像データであるか中間調データで
    あるかを判定する手段が、印字する注目画素を含む主走
    査方向の画素中の画信号パターンおよび副走査方向の画
    素中の画信号パターンに対し、2値画信号が中間調デー
    タであるか文字画像データであるかを予め設定されてあ
    る交換テーブルを用いて判定する請求項1記載の記録装
    置。
  4. 【請求項4】 2値で表現された画信号を主走査方向ま
    たは副走査方向に画素補間して画素拡大を行なう記録装
    置において、前記2値信号が文字画像データであるか面
    積変調した中間調データであるかを判定する手段と、文
    字画像データであれば印字する注目画素の内容に応じて
    最高濃度レベルか印字しないかのどちらかにを決定し、
    中間調データであれば印字する注目画素と周辺画素の内
    容に応じて濃度レベルを決定する手段と、決定された濃
    度レベルに応じて印字画素の濃度または画素寸法を可変
    する手段とを備えた記録装置。
  5. 【請求項5】 文字画像データであるか中間調データで
    あるかを判定する手段が、2値画信号から印字する注目
    画素を含む主走査方向の画素中の画信号の変化点の数
    と、前記注目画素を含む副走査方向の画素中の画信号の
    変化点の数とを求め、前記各変化点の数を予め設定され
    てある所定値と比較し、両者とも大きい場合は前記2値
    画信号を中間調データと判定し、前記各変化点の数がど
    ちらが一方でも所定値より小さい場合は前記2値画信号
    を文字画像データと判定する請求項4記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 文字画像データであるか中間調データで
    あるかを判定する手段が、印字する注目画素を含む主走
    査方向の画素中の画信号パターンおよび副走査方向の画
    素中の画信号パターンに対し、2値画信号が中間調デー
    タであるか文字画像データであるかを予め設定されてあ
    る交換テーブルを用いて判定する請求項4記載の記録装
    置。
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