JPH0775392B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH0775392B2 JPH0775392B2 JP2160351A JP16035190A JPH0775392B2 JP H0775392 B2 JPH0775392 B2 JP H0775392B2 JP 2160351 A JP2160351 A JP 2160351A JP 16035190 A JP16035190 A JP 16035190A JP H0775392 B2 JPH0775392 B2 JP H0775392B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- color
- closed
- data
- command
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
- G06T11/40—Filling a planar surface by adding surface attributes, e.g. colour or texture
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T15/00—3D [Three Dimensional] image rendering
- G06T15/50—Lighting effects
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Graphics (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カラー複写機等の画像記録装置における画像
処理装置に係り、特に、指定された閉領域を指定された
色でベタに塗る処理(以下、この処理を塗り絵と称す)
を行う画像処理装置に関するものである。
処理装置に係り、特に、指定された閉領域を指定された
色でベタに塗る処理(以下、この処理を塗り絵と称す)
を行う画像処理装置に関するものである。
[従来の技術] CCD等で構成されるラインセンサで原稿画像を読み取
り、画像処理を行った後にカラーハードコピーを出力す
る画像記録装置が知られている。その構成の概略を第10
図に示す。第10図において、IIT(イメージ入力ターミ
ナル)1はCCD等で構成されるラインセンサを有してお
り、白黒またはカラーの原稿を所定の密度、例えば16do
t/mmで読み取り、B,G,Rの3原色信号を生成し、更に該
3原色信号を所定のビット数、例えば8ビット(256階
調)のディジタル画像データ以下、単に画像データと称
す)に変換し、IPS(イメージ処理システム)2に出力
する。
り、画像処理を行った後にカラーハードコピーを出力す
る画像記録装置が知られている。その構成の概略を第10
図に示す。第10図において、IIT(イメージ入力ターミ
ナル)1はCCD等で構成されるラインセンサを有してお
り、白黒またはカラーの原稿を所定の密度、例えば16do
t/mmで読み取り、B,G,Rの3原色信号を生成し、更に該
3原色信号を所定のビット数、例えば8ビット(256階
調)のディジタル画像データ以下、単に画像データと称
す)に変換し、IPS(イメージ処理システム)2に出力
する。
IPS102は、IIT101から出力された8ビットのB,G,Rの画
像データを入力し、Y(黄),M(マゼンタ),C(シア
ン),K(黒)の4色の現像色信号に変換した後、プロセ
スカラーの現像色信号X、即ち現在の現像プロセスで現
像される色、をセレクトし、これを2値化してプロセス
カラーの現像色信号のオン/オフデーにしてIOT(イメ
ージ出力ターミナル)3に出力するものである。また、
IPS102においては色の再現性、階調の再現性、精細度の
再現性等を向上させるために種々のデータ処理を行う。
IPS102は種々に達成できるが、その一例として本出願人
が先に提案したIPS102の構成例を第11図に示す。
像データを入力し、Y(黄),M(マゼンタ),C(シア
ン),K(黒)の4色の現像色信号に変換した後、プロセ
スカラーの現像色信号X、即ち現在の現像プロセスで現
像される色、をセレクトし、これを2値化してプロセス
カラーの現像色信号のオン/オフデーにしてIOT(イメ
ージ出力ターミナル)3に出力するものである。また、
IPS102においては色の再現性、階調の再現性、精細度の
再現性等を向上させるために種々のデータ処理を行う。
IPS102は種々に達成できるが、その一例として本出願人
が先に提案したIPS102の構成例を第11図に示す。
END変換(Equivalent Neutral Density;等価中性濃度変
換)モジュール301は、IIT101で得られたカラー原稿の
光学読み取り信号をグレーバランスしたカラー信号に調
整(変換)するためのモジュールであり、グレイ原稿を
読み取った場合にそのレベル(黒→白)に対応して常に
等しい階調でB、G、Rのカラー分解信号に変換して出
力する変換テーブルが16面用意されている。
換)モジュール301は、IIT101で得られたカラー原稿の
光学読み取り信号をグレーバランスしたカラー信号に調
整(変換)するためのモジュールであり、グレイ原稿を
読み取った場合にそのレベル(黒→白)に対応して常に
等しい階調でB、G、Rのカラー分解信号に変換して出
力する変換テーブルが16面用意されている。
カラーマスキングモジュール302は、B,G,Rの色分解信号
をY,M,Cの現像色信号に変換するものであり、マトリク
ス演算を行い、或いはテーブルを用いて求める。
をY,M,Cの現像色信号に変換するものであり、マトリク
ス演算を行い、或いはテーブルを用いて求める。
原稿サイズ検出モジュール303は、プリスキャン時の原
稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプランテンカ
ラーの消去(枠消し)処理とを行うものである。原稿が
傾いている場合や矩形でない場合には、上下左右の最大
値と最小値(x1,x2、y1,y2)が検出、記憶される。
稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプランテンカ
ラーの消去(枠消し)処理とを行うものである。原稿が
傾いている場合や矩形でない場合には、上下左右の最大
値と最小値(x1,x2、y1,y2)が検出、記憶される。
カラー変換モジュール305は、特定の領域において指定
された色による変換処理を行うものであり、領域画像制
御モジュールから入力されるエリア信号にしたがってカ
ラー変換エリアでない場合には原稿のY,M,Cをそのまま
送出し、カラー変換エリアに入ると、指定された色を検
出して変換色のY,M,Cを送出する。
された色による変換処理を行うものであり、領域画像制
御モジュールから入力されるエリア信号にしたがってカ
ラー変換エリアでない場合には原稿のY,M,Cをそのまま
送出し、カラー変換エリアに入ると、指定された色を検
出して変換色のY,M,Cを送出する。
UCR(Under Color Removal;下色除去)&黒生成モジュ
ール305は、色の濁りが生じないように適量のKを生成
し、その量に応じてY、M、Cを等量減ずる(下色除
去)処理を行うものであり、墨の混入および低明度高彩
度色の彩度低下を防ぐようにしている。
ール305は、色の濁りが生じないように適量のKを生成
し、その量に応じてY、M、Cを等量減ずる(下色除
去)処理を行うものであり、墨の混入および低明度高彩
度色の彩度低下を防ぐようにしている。
空間フィルターモジュール306は、デジタルフィルタ、
モジュレーションテーブルにより網点除去情報及びエッ
ジ強調情報を生成し、写真や網点印刷の原稿の場合には
平滑化し、文字や線画の原稿の場合にはエッジ強調を行
うものである。
モジュレーションテーブルにより網点除去情報及びエッ
ジ強調情報を生成し、写真や網点印刷の原稿の場合には
平滑化し、文字や線画の原稿の場合にはエッジ強調を行
うものである。
IOT103は、IPS102からのオン/オフ信号に従ってY,M,C,
Kの各プロセスカラーにより、4フルカラーコピーの場
合4回のコピーサイクルを実行し、フルカラー原稿の再
生を可能にしているが、実際には、信号処理により論理
的に求めたカラーを忠実に再生するには、IOT103の特性
を考慮した微妙な調整が必要である。
Kの各プロセスカラーにより、4フルカラーコピーの場
合4回のコピーサイクルを実行し、フルカラー原稿の再
生を可能にしているが、実際には、信号処理により論理
的に求めたカラーを忠実に再生するには、IOT103の特性
を考慮した微妙な調整が必要である。
TRC(Tone Reproduction Control;色調補正制御)モジ
ュール307は、再現性の向上を図るためのものであり、
エリア信号に従った濃度調整、コントラスト調整、ネガ
ポジ反転、カラーバランス調整、文字モード、すかし合
成等の編集機能を持っている。
ュール307は、再現性の向上を図るためのものであり、
エリア信号に従った濃度調整、コントラスト調整、ネガ
ポジ反転、カラーバランス調整、文字モード、すかし合
成等の編集機能を持っている。
縮拡処理モジュール308は、ラインバッファを用いてデ
ータを読み/書きする際に間引き補完、付加補完するこ
とによってFS方向の縮拡処理を行うものである。また、
ラインバッファに書き込んだデータを途中から読み出し
たり、タイミングを遅らせて読み出したりすることによ
ってFS方向のシフトイメージ処理することができ、繰り
返し読み出すことによって繰り返し処理することがで
き、反対の方から読み出すことによって鏡像処理するこ
ともできる。SS方向にはIIT101のスキャンのスピードを
2倍速から1/4倍速まで変化させ50%から400%までの縮
拡を行う。
ータを読み/書きする際に間引き補完、付加補完するこ
とによってFS方向の縮拡処理を行うものである。また、
ラインバッファに書き込んだデータを途中から読み出し
たり、タイミングを遅らせて読み出したりすることによ
ってFS方向のシフトイメージ処理することができ、繰り
返し読み出すことによって繰り返し処理することがで
き、反対の方から読み出すことによって鏡像処理するこ
ともできる。SS方向にはIIT101のスキャンのスピードを
2倍速から1/4倍速まで変化させ50%から400%までの縮
拡を行う。
スクリーンジェネレータ309は、プロセスカラーの階調
現像色信号をオン/オフの2値化現像色信号に変換し出
力するものであり、閾値マトリクスと階調表現されたデ
ータ値との比較による2値化処理とエラー拡散処理を行
っている。
現像色信号をオン/オフの2値化現像色信号に変換し出
力するものであり、閾値マトリクスと階調表現されたデ
ータ値との比較による2値化処理とエラー拡散処理を行
っている。
領域画像制御モジュール311は、所定の数、例えば7
つ、の矩形領域および優先順位が設定可能なものであ
り、それぞれの領域に対応して領域の制御情報が設定さ
れる。制御情報としては、カラー変換やモノカラーかフ
ルカラーか等のカラーモード、写真や文字等のモジュレ
ーションセレクト情報、TRC307のセレクト情報、スクリ
ーンジェネレータ309のセレクト情報等があり、カラー
マスキグモジュール302、カラー変換モジュール304、UC
Rモジュール305、空間フィルター306、TRCモジュール30
7の制御に用いられる。
つ、の矩形領域および優先順位が設定可能なものであ
り、それぞれの領域に対応して領域の制御情報が設定さ
れる。制御情報としては、カラー変換やモノカラーかフ
ルカラーか等のカラーモード、写真や文字等のモジュレ
ーションセレクト情報、TRC307のセレクト情報、スクリ
ーンジェネレータ309のセレクト情報等があり、カラー
マスキグモジュール302、カラー変換モジュール304、UC
Rモジュール305、空間フィルター306、TRCモジュール30
7の制御に用いられる。
編集制御モジュールは、矩形でなく例えば円グラフ等の
原稿を読み取り、形状の限定されない指定領域に対する
塗り絵処理を可能にするものであり、コマンド0〜コマ
ンド15をフィルパターン、フィルロジック、ロゴ等の処
理を行うコマンドとして設定し処理している。
原稿を読み取り、形状の限定されない指定領域に対する
塗り絵処理を可能にするものであり、コマンド0〜コマ
ンド15をフィルパターン、フィルロジック、ロゴ等の処
理を行うコマンドとして設定し処理している。
以上のようにIIT101の原稿読み取り信号について、まず
END変換した後カラーマスキングし、フルカラーデータ
での処理の方が効率的な原稿サイズや枠消し、カラー変
換の処理を行ってから下色除去および墨の生成をして、
プロセスカラーに絞っている。しかし、空間フィルター
やカラー変調、TRC、縮拡等の処理は、プロセスカラー
のデータを処理することによって、フルカラーのデータ
で処理する場合より処理量を少なくし、使用する変換テ
ーブルの数を1/3にすると共に、その分、種類を多くし
て変調の柔軟性、色の再現性、階調の再現性、精細度の
再現性を高めている。
END変換した後カラーマスキングし、フルカラーデータ
での処理の方が効率的な原稿サイズや枠消し、カラー変
換の処理を行ってから下色除去および墨の生成をして、
プロセスカラーに絞っている。しかし、空間フィルター
やカラー変調、TRC、縮拡等の処理は、プロセスカラー
のデータを処理することによって、フルカラーのデータ
で処理する場合より処理量を少なくし、使用する変換テ
ーブルの数を1/3にすると共に、その分、種類を多くし
て変調の柔軟性、色の再現性、階調の再現性、精細度の
再現性を高めている。
IOT103は、トナー現像等によりY,M,C,Kの4色を現像す
るもので、周知の構成でよい。例えば、IOT103が、有機
感材ベルト等で構成される感光体に、IPS102から出力さ
れた画像データで変調されたレーザ光により静電潜像を
形成してトナー現像を行うものであるとすると、IOT103
においては、スクリーンジェネレータ309で生成された
2値化現像色信号を入力し、16dot/mmに対応するように
ほぼ縦80μmφ、幅60μmφの楕円形状のレーザビーム
をオン/オフして中間調の画像を再現する。また、スク
リーンジェネレータ309で生成されたオン/オフの2値
化信号と入力の階調信号との量子化誤差を検出し、フィ
ードバックすることによってエラー拡散処理を行い、マ
クロ的にみたときの階調の再現性を良くしている。
るもので、周知の構成でよい。例えば、IOT103が、有機
感材ベルト等で構成される感光体に、IPS102から出力さ
れた画像データで変調されたレーザ光により静電潜像を
形成してトナー現像を行うものであるとすると、IOT103
においては、スクリーンジェネレータ309で生成された
2値化現像色信号を入力し、16dot/mmに対応するように
ほぼ縦80μmφ、幅60μmφの楕円形状のレーザビーム
をオン/オフして中間調の画像を再現する。また、スク
リーンジェネレータ309で生成されたオン/オフの2値
化信号と入力の階調信号との量子化誤差を検出し、フィ
ードバックすることによってエラー拡散処理を行い、マ
クロ的にみたときの階調の再現性を良くしている。
UI(ユーザインターフェース)104は、コピー枚数、用
紙サイズ、コピーを4色フルカラーで行うか白黒で行う
かというカラーモードの設定、どのような編集処理を行
うかという編集処理設定等の種々のコピーモードの設定
を行うものであり、周知の構成のものでもよい。
紙サイズ、コピーを4色フルカラーで行うか白黒で行う
かというカラーモードの設定、どのような編集処理を行
うかという編集処理設定等の種々のコピーモードの設定
を行うものであり、周知の構成のものでもよい。
エディットパッド105は、デジタイザで構成され、編集
を施す領域の設定を行う場合に使用するもので、本発明
が対象としている塗り絵処理においては原稿中の閉領域
内の1点を指定する場合に使用される。
を施す領域の設定を行う場合に使用するもので、本発明
が対象としている塗り絵処理においては原稿中の閉領域
内の1点を指定する場合に使用される。
CPU(中央制御装置)106は、当該画像記録装置全体の動
作を統括して管理するものであり、UI104で設定された
コピーモードおよびエディットパッド105で設定された
領域または点に基づいて、IIT101、IPS102およびIOT103
の動作を制御するものである。
作を統括して管理するものであり、UI104で設定された
コピーモードおよびエディットパッド105で設定された
領域または点に基づいて、IIT101、IPS102およびIOT103
の動作を制御するものである。
上述したように、第10図に示す構成の画像記録装置にお
いては、種々の原稿の画像に対して種々の編集を施すこ
とが可能なのであるが、次に塗り絵処理について説明す
る。なお、以下の説明においては塗り絵処理に関する事
項のみについて説明するが、その他種々の編集処理を行
うことができるようになされていることは上述した通り
である。また、塗り絵処理においては原稿は白黒原稿が
使用されるものとする。
いては、種々の原稿の画像に対して種々の編集を施すこ
とが可能なのであるが、次に塗り絵処理について説明す
る。なお、以下の説明においては塗り絵処理に関する事
項のみについて説明するが、その他種々の編集処理を行
うことができるようになされていることは上述した通り
である。また、塗り絵処理においては原稿は白黒原稿が
使用されるものとする。
塗り絵処理はIPS102のエリアコマンドメモリ312および
カラーパレットビデオスイッチ313で行われるが、い
ま、第12図に示す原稿107に描画された閉領域108を赤色
で塗りつぶすものとするが、まず、ユーザは、UI104で
編集処理の中から塗り絵処理を選択し、塗りつぶす色と
して赤を選択すると共に、原稿107をエディットパッド1
05上に載置して当該閉領域108内の任意の点Pを指示す
る。その後、原稿107をプラテン上に載置してUI104でス
タートボタンによりコピーの開始を指示すると、CPU106
は、まず、IIT101にプリスキャンを指示して原稿107の
画像を読み取り、閉領域108を検出して当該閉領域108を
エリアコマドメモリ312に書き込む。この処理が終了す
ると、CPU106はIIT101に本スキャンを指示して原稿107
の読み取りを開始させると同時に、本スキャンに同期し
てエリアコマンドメモリ312から閉領域データを読み出
して、閉領域データにより現在読み取りを行っている画
素位置が閉領域108の内部であると判断された場合に
は、カラーパレットビデオスイッチ313は赤色データを
出力し、閉領域108の外部であると判断される場合には
原稿107の画像データを出力する。
カラーパレットビデオスイッチ313で行われるが、い
ま、第12図に示す原稿107に描画された閉領域108を赤色
で塗りつぶすものとするが、まず、ユーザは、UI104で
編集処理の中から塗り絵処理を選択し、塗りつぶす色と
して赤を選択すると共に、原稿107をエディットパッド1
05上に載置して当該閉領域108内の任意の点Pを指示す
る。その後、原稿107をプラテン上に載置してUI104でス
タートボタンによりコピーの開始を指示すると、CPU106
は、まず、IIT101にプリスキャンを指示して原稿107の
画像を読み取り、閉領域108を検出して当該閉領域108を
エリアコマドメモリ312に書き込む。この処理が終了す
ると、CPU106はIIT101に本スキャンを指示して原稿107
の読み取りを開始させると同時に、本スキャンに同期し
てエリアコマンドメモリ312から閉領域データを読み出
して、閉領域データにより現在読み取りを行っている画
素位置が閉領域108の内部であると判断された場合に
は、カラーパレットビデオスイッチ313は赤色データを
出力し、閉領域108の外部であると判断される場合には
原稿107の画像データを出力する。
[発明が解決しようとする課題] 以上のようにして、原稿に描画されている閉領域および
塗りつぶす色を指定するだけで容易に塗り絵を行うこと
ができるが、閉領域の形状、サイズによっては、指定さ
れた閉領域の内部に指定した色が塗られない部分、いわ
ゆる白抜けが生じることがあり、特に、濃い色でベタ塗
りされる場合には非常に目立つものであった。
塗りつぶす色を指定するだけで容易に塗り絵を行うこと
ができるが、閉領域の形状、サイズによっては、指定さ
れた閉領域の内部に指定した色が塗られない部分、いわ
ゆる白抜けが生じることがあり、特に、濃い色でベタ塗
りされる場合には非常に目立つものであった。
塗り絵処理の際に生じる白抜けの理由について説明する
と次のようである。まず、エリアコマンドメモリ312に
書き込まれる閉領域データは、イメージデータとして格
納される。なぜなら、勿論、例えば閉領域の輪郭を検出
し、そのアドレスを格納することも可能ではあるが、そ
の演算には時間を要するのに対して、塗り絵処理におい
ては本スキャンに同期して現在読み取っている画素が閉
領域の内部か外部かを高速に行わなければならないの
で、閉領域データをアドレスデータを持つようにするこ
とは得策ではないからである。従って、エリアコマンド
メモリ312は、例えば第13図に示すように、指定された
閉領域108の内部の画素には「1」が、外部の画素には
「0」が書き込まれた構成となされる。これによれば、
本スキャンと同期してエリアコマンドメモリ312の画素
を順次読み出し、画素の値が「1」であるか「0」であ
るかによって閉領域の内部か外部かを判断することがで
きるので、高速に塗り絵処理を行うことができることは
明らかであろう。
と次のようである。まず、エリアコマンドメモリ312に
書き込まれる閉領域データは、イメージデータとして格
納される。なぜなら、勿論、例えば閉領域の輪郭を検出
し、そのアドレスを格納することも可能ではあるが、そ
の演算には時間を要するのに対して、塗り絵処理におい
ては本スキャンに同期して現在読み取っている画素が閉
領域の内部か外部かを高速に行わなければならないの
で、閉領域データをアドレスデータを持つようにするこ
とは得策ではないからである。従って、エリアコマンド
メモリ312は、例えば第13図に示すように、指定された
閉領域108の内部の画素には「1」が、外部の画素には
「0」が書き込まれた構成となされる。これによれば、
本スキャンと同期してエリアコマンドメモリ312の画素
を順次読み出し、画素の値が「1」であるか「0」であ
るかによって閉領域の内部か外部かを判断することがで
きるので、高速に塗り絵処理を行うことができることは
明らかであろう。
以上は塗り絵を行う領域が一つに限られる場合である
が、多くの領域に対してそれぞれ所望の色で塗り絵を可
能とするためには、各閉領域を区別する必要があるか
ら、エリアコマンドメモリ312は多くの容量を必要とす
る。例えば、15の閉領域に対して塗り絵可能とする場合
には、各領域を区別するためには4ビット必要であるか
ら、第13図に示すようなプレーンメモリが4枚必要とな
る。第14図はその場合の例を示す図であり、閉領域110
に対してはFHが、閉領域111に対してはEHが割り当てら
れている様子を示しており、この場合にはエリアコマン
ドメモリ312からは本スキャンに同期して4ビットのデ
ータが順次読み出され、読み出されたデータがOHであれ
ば画像データが、FHであれば閉領域110に設定された色
データが、EHであれば閉領域111に設定された色データ
が、それぞれカラーパレットビデオスイッチ313から出
力されることになる。
が、多くの領域に対してそれぞれ所望の色で塗り絵を可
能とするためには、各閉領域を区別する必要があるか
ら、エリアコマンドメモリ312は多くの容量を必要とす
る。例えば、15の閉領域に対して塗り絵可能とする場合
には、各領域を区別するためには4ビット必要であるか
ら、第13図に示すようなプレーンメモリが4枚必要とな
る。第14図はその場合の例を示す図であり、閉領域110
に対してはFHが、閉領域111に対してはEHが割り当てら
れている様子を示しており、この場合にはエリアコマン
ドメモリ312からは本スキャンに同期して4ビットのデ
ータが順次読み出され、読み出されたデータがOHであれ
ば画像データが、FHであれば閉領域110に設定された色
データが、EHであれば閉領域111に設定された色データ
が、それぞれカラーパレットビデオスイッチ313から出
力されることになる。
以上のように、複数の閉領域データをイメージとして格
納する場合には多くの容量を必要とする。例えば、当該
画像記録装置がA3サイズまでの原稿を読み取り可能と
し、エリアコマンドメモリ312の4枚のプレーンメモリ
がIIT101の読み取り密度と同じく16dot/mmの密度を有す
るものとすると、最低でも1枚のプレーンメモリについ
て、297×420×162ビットは必要であり、エリアコマン
ドメモリ312全体としては膨大な容量が必要となり、コ
スト高いものになってしまう。しかしながら、高品質の
ものを安価に提供することが求められている現状におい
てはコストの低減は避けられないものであり、そこで、
エリアコマンドメモリ312の容量を低減することが行わ
れる。いま、IIT101で読み取られた16dot/mmの画像デー
タが1/4に圧縮された4dot/mmの密度でエリアコマンドメ
モリ312に格納されるものとすると、エリアコマンドメ
モリ312に格納される閉領域データは第15図にしめすよ
うになる。IIT101において16dot/mmの密度で読み取られ
た画像データが第15図(a)のようであるとすると、該
画像データの4×4画素が圧縮されてエリアコマンドメ
モリ312の1画素となる。そして、例えば4×4画素の
中に一つでも黒、即ち「1」の値を有する画素がある場
合にはエリアコマンドメモリの画素を黒とするものとす
ると、閉領域を形成する輪郭線は第15図(b)の斜線部
で示すようになり、従って同図中113で示す白抜きで示
されている画素のみが閉領域の内部として認識されて、
「1」が割り当てられる。このように閉領域の内部の画
素に対してのみ「1」を割り当てることの意味は明らか
である。なぜなら、このようにすることによって、画素
の値が「1」である場合には閉領域の内部であると判断
でき、このことによって閉領域の内部に指定された色を
塗ることができるからである。なお、閉領域の内部の画
素に対して「0」を割り当ててもよいものであり、要す
るに閉領域の内部の画素であるか、外部の画素であるか
が識別できればよいことは明らかである。
納する場合には多くの容量を必要とする。例えば、当該
画像記録装置がA3サイズまでの原稿を読み取り可能と
し、エリアコマンドメモリ312の4枚のプレーンメモリ
がIIT101の読み取り密度と同じく16dot/mmの密度を有す
るものとすると、最低でも1枚のプレーンメモリについ
て、297×420×162ビットは必要であり、エリアコマン
ドメモリ312全体としては膨大な容量が必要となり、コ
スト高いものになってしまう。しかしながら、高品質の
ものを安価に提供することが求められている現状におい
てはコストの低減は避けられないものであり、そこで、
エリアコマンドメモリ312の容量を低減することが行わ
れる。いま、IIT101で読み取られた16dot/mmの画像デー
タが1/4に圧縮された4dot/mmの密度でエリアコマンドメ
モリ312に格納されるものとすると、エリアコマンドメ
モリ312に格納される閉領域データは第15図にしめすよ
うになる。IIT101において16dot/mmの密度で読み取られ
た画像データが第15図(a)のようであるとすると、該
画像データの4×4画素が圧縮されてエリアコマンドメ
モリ312の1画素となる。そして、例えば4×4画素の
中に一つでも黒、即ち「1」の値を有する画素がある場
合にはエリアコマンドメモリの画素を黒とするものとす
ると、閉領域を形成する輪郭線は第15図(b)の斜線部
で示すようになり、従って同図中113で示す白抜きで示
されている画素のみが閉領域の内部として認識されて、
「1」が割り当てられる。このように閉領域の内部の画
素に対してのみ「1」を割り当てることの意味は明らか
である。なぜなら、このようにすることによって、画素
の値が「1」である場合には閉領域の内部であると判断
でき、このことによって閉領域の内部に指定された色を
塗ることができるからである。なお、閉領域の内部の画
素に対して「0」を割り当ててもよいものであり、要す
るに閉領域の内部の画素であるか、外部の画素であるか
が識別できればよいことは明らかである。
本スキャン時にはこの閉領域データが同期して読み出さ
れ、4×4画素に拡大されて現在読み取られている画像
データが閉領域の内部の画素であるか、外部の画素であ
るかが判断されるのであるが、第15図(b)の場合には
閉領域の内部と判断されるのは、エリアコマンドメモリ
中の113で示される画素のみであるから、結局第15図
(c)において右下がりの斜線で示す部分は塗りつぶし
が行われず白抜けの状態となる。
れ、4×4画素に拡大されて現在読み取られている画像
データが閉領域の内部の画素であるか、外部の画素であ
るかが判断されるのであるが、第15図(b)の場合には
閉領域の内部と判断されるのは、エリアコマンドメモリ
中の113で示される画素のみであるから、結局第15図
(c)において右下がりの斜線で示す部分は塗りつぶし
が行われず白抜けの状態となる。
以上のように、エリアコマンドメモリの容量を節約した
場合には塗り絵処理において白抜けが発生することは避
けられないものであった。そして、特に、閉領域に塗ら
れる色が濃い色である場合には、白抜けの部分は濃い色
と閉領域の輪郭線である黒で囲まれることになるので、
非常に見苦しいものである。
場合には塗り絵処理において白抜けが発生することは避
けられないものであった。そして、特に、閉領域に塗ら
れる色が濃い色である場合には、白抜けの部分は濃い色
と閉領域の輪郭線である黒で囲まれることになるので、
非常に見苦しいものである。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、塗り絵
処理を行う場合に、イメージで格納される閉領域データ
の密度とIITで読み取られる密度が異なっている場合に
おいても白抜けが発生することがない画像処理装置を提
供することを目的とするものである。
処理を行う場合に、イメージで格納される閉領域データ
の密度とIITで読み取られる密度が異なっている場合に
おいても白抜けが発生することがない画像処理装置を提
供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置
は、入力された画像データをより低い画像密度に密度変
換する第1手段と、第1手段の出力と、入力された閉領
域の指定点に基づいて閉領域を示すデータを生成する第
2手段と、前記第2手段により生成された閉領域を示す
データを格納する第3手段と、前記第3手段から読み出
された閉領域を示すデータの元の画素密度に拡大変換す
るに際して閉領域を示すデータを主走査方向及び副走査
方向に対して所定のビット数だけ拡大して出力する第4
手段と、前記第4手段から出力された閉領域を示すデー
タに基づいて画像データに対して当該閉領域に設定され
た編集処理を施して後段に出力する第5手段とを備える
ことを特徴とする。
は、入力された画像データをより低い画像密度に密度変
換する第1手段と、第1手段の出力と、入力された閉領
域の指定点に基づいて閉領域を示すデータを生成する第
2手段と、前記第2手段により生成された閉領域を示す
データを格納する第3手段と、前記第3手段から読み出
された閉領域を示すデータの元の画素密度に拡大変換す
るに際して閉領域を示すデータを主走査方向及び副走査
方向に対して所定のビット数だけ拡大して出力する第4
手段と、前記第4手段から出力された閉領域を示すデー
タに基づいて画像データに対して当該閉領域に設定され
た編集処理を施して後段に出力する第5手段とを備える
ことを特徴とする。
[作用] 本発明の画像処理装置は、第1手段〜第5手段の五つの
手段を備える。
手段を備える。
第1手段は入力された画像データにより低い画素密度に
密度変換するものであり、この第1手段によって密度変
換された画像データは第2手段に入力される。
密度変換するものであり、この第1手段によって密度変
換された画像データは第2手段に入力される。
第2手段は、第1手段から出力された画像データと、入
力された閉領域の指定点に基づいて閉領域を示すデータ
を生成する。そして、この第2手段で生成された閉領域
を示すデータは第3手段に格納される。
力された閉領域の指定点に基づいて閉領域を示すデータ
を生成する。そして、この第2手段で生成された閉領域
を示すデータは第3手段に格納される。
第4手段は、第3手段から読み出された閉領域を示すデ
ータを元の画素密度に拡大変換するが、このとき、閉領
域を示すデータを主走査方向及び副走査方向に対して所
定のビット数だけ拡大して出力する。
ータを元の画素密度に拡大変換するが、このとき、閉領
域を示すデータを主走査方向及び副走査方向に対して所
定のビット数だけ拡大して出力する。
そして、第5手段は、第4手段から出力された閉領域を
示すデータに基づいて画像データに対して当該閉領域に
設定された編集処理を施して後段に出力する。
示すデータに基づいて画像データに対して当該閉領域に
設定された編集処理を施して後段に出力する。
以上のような本発明においては閉領域に示すデータが主
走査方向及び副走査方向に所定のビット数だけ拡大され
るので、これによりユーザによって指定された閉領域の
内部を拡張することができ、以て従来の塗り絵処理で生
じていた白抜けを有効に防止することができる。
走査方向及び副走査方向に所定のビット数だけ拡大され
るので、これによりユーザによって指定された閉領域の
内部を拡張することができ、以て従来の塗り絵処理で生
じていた白抜けを有効に防止することができる。
[実施例] 以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る画像処理装置の一実施例の構成を
示す図であり、図中、1はCPU、2はイメージ縮拡回路
(以下、IREと称す)、3はダイレクトメモリアクセス
コントローラ(以下、DMCと称す)、4は画像処理回
路、5はプレーンメモリ、6はFIFO(First In First O
ut Memory)、7はパレット回路、8は遅延回路を示
す。
示す図であり、図中、1はCPU、2はイメージ縮拡回路
(以下、IREと称す)、3はダイレクトメモリアクセス
コントローラ(以下、DMCと称す)、4は画像処理回
路、5はプレーンメモリ、6はFIFO(First In First O
ut Memory)、7はパレット回路、8は遅延回路を示
す。
第1図の構成において、CPU1は第10図のCPU106に相当す
るものであり、PLT7は第11図のカラーパレットビデオス
イッチ313に相当するものであり、その他のIRE2、DMC
3、画像処理回路4、プレーンメモリ5、FIFOおよび遅
延回路8は第11図のエリアコマンドメモリ312を構成す
るものであり、第10図のIIT101、IOT103、UI104、エデ
ィットパッド105、およびIPS102のその他のモジュール
については従来と同様であるので省略されている。
るものであり、PLT7は第11図のカラーパレットビデオス
イッチ313に相当するものであり、その他のIRE2、DMC
3、画像処理回路4、プレーンメモリ5、FIFOおよび遅
延回路8は第11図のエリアコマンドメモリ312を構成す
るものであり、第10図のIIT101、IOT103、UI104、エデ
ィットパッド105、およびIPS102のその他のモジュール
については従来と同様であるので省略されている。
次に塗り絵処理における第1図の構成の動作について説
明する。
明する。
図示しないUIにより塗り絵処理および色が選択され、図
示しないエディットパッドにより点が指示され、更にス
タート開始を指示されると、CPU1はそれらの入力データ
を取り込んで、まず、IIT(図示せず)にプリスキャン
を行わせる。プリスキャンで読み取られた原稿の画像デ
ータはIRE2で密度変換が行われると共に、変換された画
素の値が決定される。なお、以下の説明においては、II
Tの読み取り密度は16dot/mmであり、IRE2ではそれが4do
t/mmの密度に圧縮変換されるものとする。このような画
素密度を圧縮するための構成は従来知られているので、
その詳細については省略する。
示しないエディットパッドにより点が指示され、更にス
タート開始を指示されると、CPU1はそれらの入力データ
を取り込んで、まず、IIT(図示せず)にプリスキャン
を行わせる。プリスキャンで読み取られた原稿の画像デ
ータはIRE2で密度変換が行われると共に、変換された画
素の値が決定される。なお、以下の説明においては、II
Tの読み取り密度は16dot/mmであり、IRE2ではそれが4do
t/mmの密度に圧縮変換されるものとする。このような画
素密度を圧縮するための構成は従来知られているので、
その詳細については省略する。
密度変換後の画素を黒とするか白とするかを決定する方
法は種々考えられるが、例えば上述したように読み取ら
れた4×4画素中に一つでも黒画素があった場合には変
換後の1画素を黒とすることもできるし、4×4の16画
素の中の所定位置の9画素程度を評価してその中に一て
でも黒画素があった場合には変換後の画素を黒とするよ
うにしてもよい。
法は種々考えられるが、例えば上述したように読み取ら
れた4×4画素中に一つでも黒画素があった場合には変
換後の1画素を黒とすることもできるし、4×4の16画
素の中の所定位置の9画素程度を評価してその中に一て
でも黒画素があった場合には変換後の画素を黒とするよ
うにしてもよい。
このようにして変換された画素データはDMC3により画像
処理回路4に転送され、画素処理回路4において指定さ
れた閉領域を示すデータ(以下、このデータをエリアコ
マンドと称す)が生成され、プレーンメモリ5に格納さ
れる。
処理回路4に転送され、画素処理回路4において指定さ
れた閉領域を示すデータ(以下、このデータをエリアコ
マンドと称す)が生成され、プレーンメモリ5に格納さ
れる。
プレーンメモリ5は第2図に示すように、OH〜BEB8FHの
ワードアドレスを有するRAMで構成され、これらの領域
は、ワーク領域としてのワークプレーンPWおよびマスク
プレーンPMと実際にエリアコマンドが格納される4つの
プレーンP3〜P0に分割されている。
ワードアドレスを有するRAMで構成され、これらの領域
は、ワーク領域としてのワークプレーンPWおよびマスク
プレーンPMと実際にエリアコマンドが格納される4つの
プレーンP3〜P0に分割されている。
以上の構成においてエリアコマンドの生成がどのように
行われるかを第3図、第4図を参照して説明する。第3
図、第4図はそれぞれワークプレーンPW,マスクプレー
ンPMにおけるエリアコマンドの生成過程を示す概念図で
あり、斜線部分は画素の値が「1」、その他の部分は画
素の値が「0」であるとする。まず、IRE2から送出され
る密度変換後の画素データは第3図(a)に示すように
順次ワークプレーンPWに書き込まれる。このときマスク
プレーンPMは第4図(a)のようにクリアされた状態に
なされている。ワークプレーンPWへの書き込みが終了す
ると、画像処理回路4は、CPU1から通知されているユー
ザが指定したQ,R(第3図(b))に相当する座標を中
心として、閉領域の輪郭線即ち画素の値が「1」である
範囲内の画素について、マスクプレーンPM上の画素を
「1」で塗りつぶす(第4図(b))。これにより原稿
上の他の閉領域が描画されていたとしても、その内部の
点が指定されていない場合にはマスクプレーンPM上では
塗りつぶしが行われないことが分かる。即ち、原稿を読
み取った段階では第3図(a)の10、11、12で示すよう
に3つの閉領域が得られたしても、内部の点が指定され
ていない閉領域12については、その輪郭が抽出されない
のである。
行われるかを第3図、第4図を参照して説明する。第3
図、第4図はそれぞれワークプレーンPW,マスクプレー
ンPMにおけるエリアコマンドの生成過程を示す概念図で
あり、斜線部分は画素の値が「1」、その他の部分は画
素の値が「0」であるとする。まず、IRE2から送出され
る密度変換後の画素データは第3図(a)に示すように
順次ワークプレーンPWに書き込まれる。このときマスク
プレーンPMは第4図(a)のようにクリアされた状態に
なされている。ワークプレーンPWへの書き込みが終了す
ると、画像処理回路4は、CPU1から通知されているユー
ザが指定したQ,R(第3図(b))に相当する座標を中
心として、閉領域の輪郭線即ち画素の値が「1」である
範囲内の画素について、マスクプレーンPM上の画素を
「1」で塗りつぶす(第4図(b))。これにより原稿
上の他の閉領域が描画されていたとしても、その内部の
点が指定されていない場合にはマスクプレーンPM上では
塗りつぶしが行われないことが分かる。即ち、原稿を読
み取った段階では第3図(a)の10、11、12で示すよう
に3つの閉領域が得られたしても、内部の点が指定され
ていない閉領域12については、その輪郭が抽出されない
のである。
次に、画像処理回路4は第3図(c)に示すようにマス
クプレーンPMに書き込まれているパターンをワークプレ
ーンPWへ複写する。このときマスクプレーンPMは第4図
(c)に示すようであり、第4図(b)に示す状態と同
じである。マスクプレーンPMからワークプレーンPWへの
複写が終了すると、画像処理回路4はマスクプレーンPM
上のパターンを消去し(第3図(d)、第4図
(d))、ワークプレーンPWのコーナーS(第3図
(e))のアドレスを開始点としてマスクプレーンPM上
に複写するが、このとき画素の値は反転され、「1」で
あった画素は「0」に、「0」であった画素は「1」に
なされる。
クプレーンPMに書き込まれているパターンをワークプレ
ーンPWへ複写する。このときマスクプレーンPMは第4図
(c)に示すようであり、第4図(b)に示す状態と同
じである。マスクプレーンPMからワークプレーンPWへの
複写が終了すると、画像処理回路4はマスクプレーンPM
上のパターンを消去し(第3図(d)、第4図
(d))、ワークプレーンPWのコーナーS(第3図
(e))のアドレスを開始点としてマスクプレーンPM上
に複写するが、このとき画素の値は反転され、「1」で
あった画素は「0」に、「0」であった画素は「1」に
なされる。
以上の処理により、指定された閉領域の輪郭線を抽出す
ることができ、この後、画像処理回路4はマスクプレー
ンPM上のパターンを、指定点Q,RからプレーンP3〜P0に
展開するが、この処理は上述した通りであり、まず各閉
領域について4ビットのエリアコマンドを割り当てる。
いま、CPU1により、指定点Qを含む閉領域にはFHが、指
定点Rを含む閉領域にはEHが割り当てられたとすると、
画像処理回路4は、プレーンP3を最上位ビット、プレー
ンP0を最下位ビットとしてプレーンP3〜P0に値を書き込
む。これにより、第14図に示すようにエリアコマンドが
生成される。なお、各閉領域のエリアコマンドは、例え
ば指定点が登録された順にFHからOHへ、またはその逆に
割り当てられるようになされている。
ることができ、この後、画像処理回路4はマスクプレー
ンPM上のパターンを、指定点Q,RからプレーンP3〜P0に
展開するが、この処理は上述した通りであり、まず各閉
領域について4ビットのエリアコマンドを割り当てる。
いま、CPU1により、指定点Qを含む閉領域にはFHが、指
定点Rを含む閉領域にはEHが割り当てられたとすると、
画像処理回路4は、プレーンP3を最上位ビット、プレー
ンP0を最下位ビットとしてプレーンP3〜P0に値を書き込
む。これにより、第14図に示すようにエリアコマンドが
生成される。なお、各閉領域のエリアコマンドは、例え
ば指定点が登録された順にFHからOHへ、またはその逆に
割り当てられるようになされている。
また、このとき、CPU1はPLT7に対して、各領域について
塗り絵処理を行う旨のコマンドおよび各領域について指
定された色データを通知する。
塗り絵処理を行う旨のコマンドおよび各領域について指
定された色データを通知する。
以上の処理によりプレーンメモリ5にはエリアコマンド
が格納されるが、これだけの処理では従来と同様に塗り
絵処理を行った場合には白抜けが生じてしまうので、以
上の処理が終了すると、画像処理回路4は、プレーンP3
〜P0においてエリアコマンドが設定されている領域(以
下、エリアコマンド設定領域と称す)を拡大する処理を
行う。第15図(c)から容易に理解できるように、16do
t/mmから4dot/mmに圧縮変換した場合には、白抜けとな
る部分は、FS方向およびSS方向共に圧縮変換後の画素で
最大1画素であるから、この場合には、エリアコマンド
設定領域をFS方向およびSS方向にそれぞれ1ビットずつ
拡大すれば、閉領域の内部と判断される領域が広がるか
ら、白抜けを防止することができることが分かる。この
ような処理を行うには、例えば、第2図に示すプレーン
メモリ5のプレーンP3〜P0において、まず、第1の所定
の方向、例えば図の右方向、に1ビットシフトさせて元
の画素値とシフトされた画素値との論理和を取りながら
自らの画素に書き込む。これによりエリアコマンド設定
領域を第2図の右方向に1ビット拡大することができ
る。次に同様にして、右方向に拡大されたエリアコマン
ド設定領域を第2図の左方向に拡大し、以下同様にし
て、左右方向に拡大されたエリアコマンド設定領域を図
の上下方向に拡大する処理を行う。
が格納されるが、これだけの処理では従来と同様に塗り
絵処理を行った場合には白抜けが生じてしまうので、以
上の処理が終了すると、画像処理回路4は、プレーンP3
〜P0においてエリアコマンドが設定されている領域(以
下、エリアコマンド設定領域と称す)を拡大する処理を
行う。第15図(c)から容易に理解できるように、16do
t/mmから4dot/mmに圧縮変換した場合には、白抜けとな
る部分は、FS方向およびSS方向共に圧縮変換後の画素で
最大1画素であるから、この場合には、エリアコマンド
設定領域をFS方向およびSS方向にそれぞれ1ビットずつ
拡大すれば、閉領域の内部と判断される領域が広がるか
ら、白抜けを防止することができることが分かる。この
ような処理を行うには、例えば、第2図に示すプレーン
メモリ5のプレーンP3〜P0において、まず、第1の所定
の方向、例えば図の右方向、に1ビットシフトさせて元
の画素値とシフトされた画素値との論理和を取りながら
自らの画素に書き込む。これによりエリアコマンド設定
領域を第2図の右方向に1ビット拡大することができ
る。次に同様にして、右方向に拡大されたエリアコマン
ド設定領域を第2図の左方向に拡大し、以下同様にし
て、左右方向に拡大されたエリアコマンド設定領域を図
の上下方向に拡大する処理を行う。
以上のようにしてエリアコマンドの生成が完了する。な
お、プリスキャン時においても読み取られた画像データ
は遅延回路を介してPLT7に入力されるが、このときPLT7
は動作していないので、無視される。
お、プリスキャン時においても読み取られた画像データ
は遅延回路を介してPLT7に入力されるが、このときPLT7
は動作していないので、無視される。
エリアコマンドの生成を終了すると画像の処理回路4は
CPU1に対してその旨を通知する。これにより、CPU1はII
Tに本スキャンの開始を指示し、原稿画像の読み取りが
行われ、読み取られた画像データは遅延回路8を介して
PLT7に入力される。このとき、DMC3は、画像処理回路4
を介してプレーンメモリ5のプレーンP3〜P0からエリア
コマンドを読み出し、FIFO6を介してIRE2に転送する。
なお、FIFO6は2列配置されているが、これは一方の列
がIRE2への読み出しを実行しているときに、他方の列に
エリアコマンドを書き込めるようにしているためであ
る。
CPU1に対してその旨を通知する。これにより、CPU1はII
Tに本スキャンの開始を指示し、原稿画像の読み取りが
行われ、読み取られた画像データは遅延回路8を介して
PLT7に入力される。このとき、DMC3は、画像処理回路4
を介してプレーンメモリ5のプレーンP3〜P0からエリア
コマンドを読み出し、FIFO6を介してIRE2に転送する。
なお、FIFO6は2列配置されているが、これは一方の列
がIRE2への読み出しを実行しているときに、他方の列に
エリアコマンドを書き込めるようにしているためであ
る。
そして、IRE2においては、4dot/mmから、IITにおける読
み取り密度である16dot/mmへ密度の拡大変換が行われ、
第5図に示すように、プレーンメモリ5上の1画素は4
×4画素のサイズに拡大されて、IITにおける読み取り
が行われる画素の順序でエリアコマンドが出力される。
このような密度の拡大変換を行うための構成は従来知ら
れているので、その詳細については省略する。
み取り密度である16dot/mmへ密度の拡大変換が行われ、
第5図に示すように、プレーンメモリ5上の1画素は4
×4画素のサイズに拡大されて、IITにおける読み取り
が行われる画素の順序でエリアコマンドが出力される。
このような密度の拡大変換を行うための構成は従来知ら
れているので、その詳細については省略する。
このようにして密度が拡大変換されたエリアコマンドは
PLT7へ入力される。なお、このときIRE2には画像データ
も入力されるが無視される。
PLT7へ入力される。なお、このときIRE2には画像データ
も入力されるが無視される。
PLT7に入力される画像データとエリアコマンドは同じ画
素、即ち原稿上の同一位置のものでなければならない。
そこで、第1図の構成においては、遅延回路8を設ける
ことにより、エリアコマンドをプレーンメモリ5から読
み出してIRE2で密度の拡大変換を行うに要する時間を吸
収し、画像データと同じ位置のエリアコマンドがPLT7に
入力されるようにしている。該遅延回路8は例えばパイ
プラインレジスタで構成することができる。
素、即ち原稿上の同一位置のものでなければならない。
そこで、第1図の構成においては、遅延回路8を設ける
ことにより、エリアコマンドをプレーンメモリ5から読
み出してIRE2で密度の拡大変換を行うに要する時間を吸
収し、画像データと同じ位置のエリアコマンドがPLT7に
入力されるようにしている。該遅延回路8は例えばパイ
プラインレジスタで構成することができる。
PLT7の構成例を第6図に示す。PLT7はカラーパレット1
5、ロジックルックアップテーブル(以下、ルックアッ
プテーブルをLUTと称す)16およびマルチプレクサ17で
構成されている。カラーパレット15は、それぞれが所定
の容量を有する15のパレットCP0〜CP15で構成されてお
り、各パレットCP0〜CP15の所定のアドレスには、ユー
ザによって指定された色を実現するための各現像色の濃
度データがCPU1によって書き込まれている。ただし、パ
レットCP0には各現像色の濃度値は0が格納されてい
る。
5、ロジックルックアップテーブル(以下、ルックアッ
プテーブルをLUTと称す)16およびマルチプレクサ17で
構成されている。カラーパレット15は、それぞれが所定
の容量を有する15のパレットCP0〜CP15で構成されてお
り、各パレットCP0〜CP15の所定のアドレスには、ユー
ザによって指定された色を実現するための各現像色の濃
度データがCPU1によって書き込まれている。ただし、パ
レットCP0には各現像色の濃度値は0が格納されてい
る。
また、ロジックLUT16には、16のアドレスLG0〜LG15が割
り当てられており、各アドレスLG0〜LG15には、ユーザ
が指定した編集処理を実現するためにマルチプレクサ17
で行うジョブを表すジョブコマンドがCPU1によって書き
込まれている。ただし、アドレスLG0には、マルチプレ
クサ17において画像データをスルーさせるためのジョブ
コマンドが書き込まれている。なお、第6図によればロ
ジックLUT16から出力されるジョブコマンドは3ビッ
ト、即ちマルチプレクサ17で行われるジョブの種類は最
大8種類、となされているが、マルチプレクサ17で行わ
れるジョブの数により変更されるものであることは明ら
かである。具体的には、例えば、ユーザが第3図(a)
の閉領域10に対して赤色による塗り絵処理が指定されて
おり、当該閉領域10にはCPU1によりFHというエリアコマ
ンドが割り当てられたとすると、CPU1は、カラーパレッ
ト15のパレットCP15の所定アドレスには、赤色を達成す
るために必要な各現像色の濃度値を、ロジックLUT16の
アドレスLG15には、塗り絵のためのジョブコマンドをそ
れぞれ書き込む。同様に、もし第3図(a)の閉領域11
に対してエリアコマンドBHが割り当てられ、緑色で塗り
絵を行うことが指定されていた場合には、CPU1は、カラ
ーパレット15のパレットCP11の所定のアドレスには、緑
色を達成するために必要な各現像色の濃度値を、ロジッ
クLUT16のアドレスLG11には、塗り絵のためのジョブコ
マンドをそれぞれ書き込む。ここで、カラーパレット15
から読み出される現像色の濃度データは、現在行われて
いる現像プロセスで現像される色に対応したデータであ
ることは当然である。具体的には、いま、例えばM(マ
ゼンタ)の現像サイクルにおいて、PLT17に入力された
エリアコマンドがOH、即ち指定された閉領域の外部、で
あるすると、カラーパレット15においてはCP0がアクセ
スされて、マゼンタ濃度値0が出力され、また、ロジッ
クIUT16においてはアドレスLG0がアクセスされて、マル
チプレクサ17において画像データをスルーするためのジ
ョブコマンドが出力される。従って、マルチプレクサ17
からは画像データが出力される。また、入力されたエリ
アコマンドがFH、即ち第3図(a)の閉領域10の内部の
画素、である場合には、カラーパレット15においてはCP
15がアクセスされて、赤色を実現するためのマゼンタ濃
度値が出力され、またロジックLUT16においてはアドレ
スLG15がアクセスされて、塗り絵処理を行うためのコマ
ンド、即ちマルチプレクサ17においてカラーパレット15
の出力を選択するためのジョブコマンドが出力される。
従って、マルチプレクサ17からは赤色を実現するための
マゼンタの濃度値が出力される。以上の処理は他の現像
色の現像プロセスにおいても同様であり、マレチプレク
サ17の出力は第11図のスクリーンジェネレータ309、IOT
インターフェース310を介してIOTに入力され、現像が行
われる。
り当てられており、各アドレスLG0〜LG15には、ユーザ
が指定した編集処理を実現するためにマルチプレクサ17
で行うジョブを表すジョブコマンドがCPU1によって書き
込まれている。ただし、アドレスLG0には、マルチプレ
クサ17において画像データをスルーさせるためのジョブ
コマンドが書き込まれている。なお、第6図によればロ
ジックLUT16から出力されるジョブコマンドは3ビッ
ト、即ちマルチプレクサ17で行われるジョブの種類は最
大8種類、となされているが、マルチプレクサ17で行わ
れるジョブの数により変更されるものであることは明ら
かである。具体的には、例えば、ユーザが第3図(a)
の閉領域10に対して赤色による塗り絵処理が指定されて
おり、当該閉領域10にはCPU1によりFHというエリアコマ
ンドが割り当てられたとすると、CPU1は、カラーパレッ
ト15のパレットCP15の所定アドレスには、赤色を達成す
るために必要な各現像色の濃度値を、ロジックLUT16の
アドレスLG15には、塗り絵のためのジョブコマンドをそ
れぞれ書き込む。同様に、もし第3図(a)の閉領域11
に対してエリアコマンドBHが割り当てられ、緑色で塗り
絵を行うことが指定されていた場合には、CPU1は、カラ
ーパレット15のパレットCP11の所定のアドレスには、緑
色を達成するために必要な各現像色の濃度値を、ロジッ
クLUT16のアドレスLG11には、塗り絵のためのジョブコ
マンドをそれぞれ書き込む。ここで、カラーパレット15
から読み出される現像色の濃度データは、現在行われて
いる現像プロセスで現像される色に対応したデータであ
ることは当然である。具体的には、いま、例えばM(マ
ゼンタ)の現像サイクルにおいて、PLT17に入力された
エリアコマンドがOH、即ち指定された閉領域の外部、で
あるすると、カラーパレット15においてはCP0がアクセ
スされて、マゼンタ濃度値0が出力され、また、ロジッ
クIUT16においてはアドレスLG0がアクセスされて、マル
チプレクサ17において画像データをスルーするためのジ
ョブコマンドが出力される。従って、マルチプレクサ17
からは画像データが出力される。また、入力されたエリ
アコマンドがFH、即ち第3図(a)の閉領域10の内部の
画素、である場合には、カラーパレット15においてはCP
15がアクセスされて、赤色を実現するためのマゼンタ濃
度値が出力され、またロジックLUT16においてはアドレ
スLG15がアクセスされて、塗り絵処理を行うためのコマ
ンド、即ちマルチプレクサ17においてカラーパレット15
の出力を選択するためのジョブコマンドが出力される。
従って、マルチプレクサ17からは赤色を実現するための
マゼンタの濃度値が出力される。以上の処理は他の現像
色の現像プロセスにおいても同様であり、マレチプレク
サ17の出力は第11図のスクリーンジェネレータ309、IOT
インターフェース310を介してIOTに入力され、現像が行
われる。
以上の処理により、指定した閉領域の内部は指定した色
で白抜けが生じることなく塗りつぶされることになる。
で白抜けが生じることなく塗りつぶされることになる。
なお、ここで閉領域の輪郭を形成する線の太さについて
説明しておくと次のようである。つまり、第15図で説明
した例においては、上述したようにしてエリアコマンド
設定領域を左右上下の4方向に次々と拡大した場合に
は、閉領域をはみ出して塗り絵が行われることになる
が、実際には1/16mmの太さの線というのは殆ど使用され
ることはなく、通常は0.25mm以上であるから、エリアコ
マンド設定領域が1ビットずつ4方向に拡大されたとし
ても、実際に閉領域の輪郭をはみ出して塗り絵が行われ
ることはないものである。もし、閉領域の輪郭線の太さ
が0.1mmであったとしても、はみ出し量は最大0.15mmと
僅かであり、しかも当該閉領域の輪郭は黒でコピーされ
るので、白抜けに匹敵するような大きな不都合はないも
のである。
説明しておくと次のようである。つまり、第15図で説明
した例においては、上述したようにしてエリアコマンド
設定領域を左右上下の4方向に次々と拡大した場合に
は、閉領域をはみ出して塗り絵が行われることになる
が、実際には1/16mmの太さの線というのは殆ど使用され
ることはなく、通常は0.25mm以上であるから、エリアコ
マンド設定領域が1ビットずつ4方向に拡大されたとし
ても、実際に閉領域の輪郭をはみ出して塗り絵が行われ
ることはないものである。もし、閉領域の輪郭線の太さ
が0.1mmであったとしても、はみ出し量は最大0.15mmと
僅かであり、しかも当該閉領域の輪郭は黒でコピーされ
るので、白抜けに匹敵するような大きな不都合はないも
のである。
以上、本発明に係る画像処理装置の一実施例について説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く種々の変形が可能である。例えば、上記実施例におい
ては遅延回路8による画像データの遅延量がエリアコマ
ンドに対する処理時間と同じに設定されているため、PL
T7に入力される画像データとエリアコマンドの画素位置
は一致するようになされている。従って、第7図(a)
に示すように閉領域の輪郭20と塗り絵が行われる領域21
との間の差、即ち白抜けの量D0は画像データで最大4画
素であるために、エリアコマンドの設定領域の拡大は左
右上下方向に1ビットずつ拡大すればよかったが、遅延
回路8による画像データの遅延量および/またはIITに
よる画像読み取りのタイミングを調整することで塗り絵
が行われる領域を当該閉領域内で移動させることがで
き、特に、第7図(b)に示すように、塗り絵が行われ
る領域22を閉領域の輪郭20の2方向に一致させた場合に
は、白抜けの量D1は画素データで最大8画素であるか
ら、エリアコマンドの設定領域を2方向だけに2ビット
ずつ拡大すればよく、この場合には、上述した実施例の
ように4方向に拡大する場合に比較して、処理時間を短
縮することが可能である。
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く種々の変形が可能である。例えば、上記実施例におい
ては遅延回路8による画像データの遅延量がエリアコマ
ンドに対する処理時間と同じに設定されているため、PL
T7に入力される画像データとエリアコマンドの画素位置
は一致するようになされている。従って、第7図(a)
に示すように閉領域の輪郭20と塗り絵が行われる領域21
との間の差、即ち白抜けの量D0は画像データで最大4画
素であるために、エリアコマンドの設定領域の拡大は左
右上下方向に1ビットずつ拡大すればよかったが、遅延
回路8による画像データの遅延量および/またはIITに
よる画像読み取りのタイミングを調整することで塗り絵
が行われる領域を当該閉領域内で移動させることがで
き、特に、第7図(b)に示すように、塗り絵が行われ
る領域22を閉領域の輪郭20の2方向に一致させた場合に
は、白抜けの量D1は画素データで最大8画素であるか
ら、エリアコマンドの設定領域を2方向だけに2ビット
ずつ拡大すればよく、この場合には、上述した実施例の
ように4方向に拡大する場合に比較して、処理時間を短
縮することが可能である。
また、上記実施例においてはエリアコマンドの設定領域
の拡大量は1ビットとなされているが、本発明はこれに
限定されるものではない。即ち、上記実施例においては
画素密度を16dot/mmを4dot/mmに圧縮変換しているため
に1ビットだけ拡大すればよいが、密度変換の量が異な
っている場合には、それに応じたビット数だけエリアコ
マンドの設定領域を拡大すればよいものであり、要する
に白抜けを防止できるだけ拡大できればよいものであ
る。
の拡大量は1ビットとなされているが、本発明はこれに
限定されるものではない。即ち、上記実施例においては
画素密度を16dot/mmを4dot/mmに圧縮変換しているため
に1ビットだけ拡大すればよいが、密度変換の量が異な
っている場合には、それに応じたビット数だけエリアコ
マンドの設定領域を拡大すればよいものであり、要する
に白抜けを防止できるだけ拡大できればよいものであ
る。
更に、上記実施例においては、マルチプレクサ17は、塗
り絵処理のためのジョブコマンドが入力された場合には
カラーパレット15の出力を選択するものとしたが、これ
によれば閉領域の内部に文字、記号等が描画されていて
もコピーされないことになる。このようなことを回避す
るためには、塗り絵処理のためのジョブコマンドが入力
された場合には、マルチプレクサ17は、画像データの濃
度値とカラーパレット15から出力された濃度値とを比較
して大きい方の濃度値を選択して出力するようにすれば
よい。これによれば、画像データの濃度値とカラーパレ
ット15から出力された濃度値とがそれぞれ第8図の25、
26で示されるようであった場合には、マルチプレクサ17
の出力は同図の太い実線で示される濃度値となり、閉領
域内に黒で描画されている文字、記号等はそのままコピ
ーされるものであることは明らかである。
り絵処理のためのジョブコマンドが入力された場合には
カラーパレット15の出力を選択するものとしたが、これ
によれば閉領域の内部に文字、記号等が描画されていて
もコピーされないことになる。このようなことを回避す
るためには、塗り絵処理のためのジョブコマンドが入力
された場合には、マルチプレクサ17は、画像データの濃
度値とカラーパレット15から出力された濃度値とを比較
して大きい方の濃度値を選択して出力するようにすれば
よい。これによれば、画像データの濃度値とカラーパレ
ット15から出力された濃度値とがそれぞれ第8図の25、
26で示されるようであった場合には、マルチプレクサ17
の出力は同図の太い実線で示される濃度値となり、閉領
域内に黒で描画されている文字、記号等はそのままコピ
ーされるものであることは明らかである。
更にまた、上記実施例においては遅延回路8はパイプラ
インレジスタ等で構成されるものとしたが、ラインレジ
スタで構成することも可能である。その構成例を第9図
に示す。第9図において、画像データは、ライン同期信
号LSがライトエネーブル端子WEに入力されたことを条件
として、ライトクロック端子WCLKに入力されるビデオク
ロックによりラインメモリ30に書き込まれ、ライン同期
信号LSがリードエネーブル端子REに入力されたことを条
件として、リードクロック端子RCLKに入力されるビデオ
クロックによりラインメモリ30から読み出されるように
なされている。そして、リードエネーブル端子REに入力
されるライン同期信号LSのタイミングは遅延量設定回路
31により任意の設定可能とされている。従って、遅延量
設定回路31によるライン同期信号LSの遅延量を調整する
ことにより、画像データとエリアコマンドの対応する画
素のマルチプレクサ17に入力される時間のずれ量を任意
に設定できるので、第7図(a)に示す状態とすること
もできるし、同図(b)に示す状態とすることもできる
ものである。
インレジスタ等で構成されるものとしたが、ラインレジ
スタで構成することも可能である。その構成例を第9図
に示す。第9図において、画像データは、ライン同期信
号LSがライトエネーブル端子WEに入力されたことを条件
として、ライトクロック端子WCLKに入力されるビデオク
ロックによりラインメモリ30に書き込まれ、ライン同期
信号LSがリードエネーブル端子REに入力されたことを条
件として、リードクロック端子RCLKに入力されるビデオ
クロックによりラインメモリ30から読み出されるように
なされている。そして、リードエネーブル端子REに入力
されるライン同期信号LSのタイミングは遅延量設定回路
31により任意の設定可能とされている。従って、遅延量
設定回路31によるライン同期信号LSの遅延量を調整する
ことにより、画像データとエリアコマンドの対応する画
素のマルチプレクサ17に入力される時間のずれ量を任意
に設定できるので、第7図(a)に示す状態とすること
もできるし、同図(b)に示す状態とすることもできる
ものである。
また更に、上記実施例においては、エリアコマンドが設
定されている領域の拡大は1ビットずつシフトしながら
論理和をとることにより行うものとしたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えばプレーンP3〜P0で
ビットサーチを行って、値が「0」であるビットで、且
つ値が「1」であるビットに隣接するビットの値を
「0」から「1」に書き換るようにしてもよいし、ま
た、画像処理回路4ではエリアコマンドが設定されてい
る領域の拡大は行わずに従来の処理と同様の処理のみを
行い、IRE2の出力側に、値が「1」のビットの領域を拡
大するためのハードウェアを配置してもよいものであ
る。つまり、本発明においては、どのような手段でもよ
いが、エリアコマンドが設定されている領域を拡大でき
る手段が設けられればよいものである。
定されている領域の拡大は1ビットずつシフトしながら
論理和をとることにより行うものとしたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えばプレーンP3〜P0で
ビットサーチを行って、値が「0」であるビットで、且
つ値が「1」であるビットに隣接するビットの値を
「0」から「1」に書き換るようにしてもよいし、ま
た、画像処理回路4ではエリアコマンドが設定されてい
る領域の拡大は行わずに従来の処理と同様の処理のみを
行い、IRE2の出力側に、値が「1」のビットの領域を拡
大するためのハードウェアを配置してもよいものであ
る。つまり、本発明においては、どのような手段でもよ
いが、エリアコマンドが設定されている領域を拡大でき
る手段が設けられればよいものである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明においては、閉
領域を示すデータを白抜けが生じている方向に拡大する
ことができるので、閉領域を示すデータを格納するメモ
リ容量を節約することができる。従って、白抜けを生じ
ることがなく塗り絵処理が可能な画像処理装置を低コス
トで提供することができるものである。
領域を示すデータを白抜けが生じている方向に拡大する
ことができるので、閉領域を示すデータを格納するメモ
リ容量を節約することができる。従って、白抜けを生じ
ることがなく塗り絵処理が可能な画像処理装置を低コス
トで提供することができるものである。
第1図は本発明に係る画像処理装置の一実施例の構成を
示す図、第2図はプレーンメモリの構成例を示す図、第
3図はエリアコマンドが生成される過程を説明するため
のワークプレーンの概念図、第4図はエリアコマンドが
生成される過程を説明するためのマスクプレーンの概念
図、第5図は密度の拡大変換を説明するための図、第6
図はパレット回路の構成例を示す図、第7図は画像デー
タの遅延量と白抜けの位置およびその量を説明するため
の図、第8図はマルチプレクサの動作を説明するための
図、第9図は画像データの遅延回路の構成例を示す図、
第10図は従来の画像記録装置の概略の構成例を示す図、
第11図はIPSの構成例を示す図、第12図は塗り絵処理の
操作を説明するための図、第13図はエリアコマンドを説
明するための図、第14図はエリアコマンドを4ビットと
する場合のメモリ構成を説明するための図、第15図は従
来の画像記録装置の塗り絵処理において白抜けが生じる
理由を説明するための図である。 1……CPU、2……イメージ縮拡回路、3……ダイレク
トメモリアクセスコントローラ、4……画像処理回路、
5……プレーンメモリ、6……FIFO、7……パレット回
路、8……遅延回路。
示す図、第2図はプレーンメモリの構成例を示す図、第
3図はエリアコマンドが生成される過程を説明するため
のワークプレーンの概念図、第4図はエリアコマンドが
生成される過程を説明するためのマスクプレーンの概念
図、第5図は密度の拡大変換を説明するための図、第6
図はパレット回路の構成例を示す図、第7図は画像デー
タの遅延量と白抜けの位置およびその量を説明するため
の図、第8図はマルチプレクサの動作を説明するための
図、第9図は画像データの遅延回路の構成例を示す図、
第10図は従来の画像記録装置の概略の構成例を示す図、
第11図はIPSの構成例を示す図、第12図は塗り絵処理の
操作を説明するための図、第13図はエリアコマンドを説
明するための図、第14図はエリアコマンドを4ビットと
する場合のメモリ構成を説明するための図、第15図は従
来の画像記録装置の塗り絵処理において白抜けが生じる
理由を説明するための図である。 1……CPU、2……イメージ縮拡回路、3……ダイレク
トメモリアクセスコントローラ、4……画像処理回路、
5……プレーンメモリ、6……FIFO、7……パレット回
路、8……遅延回路。
Claims (1)
- 【請求項1】入力された画像データをより低い画素密度
に密度変換する第1手段と、 第1手段の出力と、入力された閉領域の指定点に基づい
て閉領域を示すデータを生成する第2手段と、 前記第2手段により生成された閉領域を示すデータを格
納する第3手段と、 前記第3手段から読み出された閉領域を示すデータを元
の画素密度に拡大変換するに際して閉領域を示すデータ
を主走査方向及び副走査方向に対して所定のビット数だ
け拡大して出力する第4手段と、 前記第4手段から出力された閉領域を示すデータに基づ
いて画像データに対して当該閉領域に設定された編集処
理を施して後段に出力する第5手段と を備えることを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2160351A JPH0775392B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 画像処理装置 |
US07/717,404 US5111533A (en) | 1990-06-19 | 1991-06-17 | Image processing system for the use with image recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2160351A JPH0775392B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451666A JPH0451666A (ja) | 1992-02-20 |
JPH0775392B2 true JPH0775392B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=15713102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2160351A Expired - Lifetime JPH0775392B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 画像処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5111533A (ja) |
JP (1) | JPH0775392B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0795260B2 (ja) * | 1990-10-15 | 1995-10-11 | インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン | 情報処理装置 |
JPH0779416B2 (ja) * | 1991-05-14 | 1995-08-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像編集装置 |
US5222154A (en) * | 1991-06-12 | 1993-06-22 | Hewlett-Packard Company | System and method for spot color extraction |
US5898819A (en) * | 1996-06-05 | 1999-04-27 | Microsoft Corporation | System for black and white printing of colored pages |
JP3693666B2 (ja) * | 2003-09-11 | 2005-09-07 | シャープ株式会社 | 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理方法 |
US20050264849A1 (en) * | 2004-05-28 | 2005-12-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Printer |
JP4363371B2 (ja) | 2005-07-08 | 2009-11-11 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成データ生成装置、その方法、及び、そのプログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1166005A (en) * | 1967-02-28 | 1969-10-01 | Nippon Enlarging | A Method for Enlarged Multicolor Printing and a Device therefor |
JPS59206839A (ja) * | 1983-05-10 | 1984-11-22 | Toppan Printing Co Ltd | 網点面積率入力装置 |
JPH01168163A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-07-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP2160351A patent/JPH0775392B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-06-17 US US07/717,404 patent/US5111533A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5111533A (en) | 1992-05-05 |
JPH0451666A (ja) | 1992-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2990306B2 (ja) | カラー画像記録装置のマーカドット検出方式 | |
US5459586A (en) | Image processing system provided with image enchasing and synthesizing function | |
JP3028653B2 (ja) | 画像処理装置の枠消し方式 | |
JPH0231910B2 (ja) | ||
US5200832A (en) | Color image recording device with color edit and conversion processing | |
JP3317446B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3067304B2 (ja) | カラー画像処理装置のパターン発生方式 | |
JPH04336865A (ja) | カラー画像記録装置におけるモノカラー編集方法及び装置 | |
JP3658123B2 (ja) | 画像処理方法及び装置 | |
JPH0775392B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2830918B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH09244475A (ja) | 画像出力装置及びその制御方法 | |
US7576892B2 (en) | Color image processing apparatus | |
EP0723362B1 (en) | Colour image forming apparatus | |
JPH0698149A (ja) | 画像処理装置の編集指示表示方式 | |
US6091520A (en) | Color image forming device | |
JP2951972B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3039657B2 (ja) | 画像処理装置 | |
US5537222A (en) | Image edit apparatus providing synchronization between image data and edit commands | |
JP3077241B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2921850B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2695434B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH07154582A (ja) | カラー画像編集装置 | |
JPH09116775A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH07273968A (ja) | 画像処理装置 |