JPH0610001U - 台 車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 台車の台上に粘着層を設けて、簡単に着脱が
できるように、かつ、のせる物が台車よりすべらず、
又、離脱しないようにしたもの。 【構成】 板（１）の上に粘着層（２）を設け、板
（１）の下にキャスター（３）を２個以上設けたことを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、台の上に粘着層を設けた台車に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、キャスターの取付部を平面とし、該平面に粘着層を設けたものが提案（ 例えば、実開昭６０−１６０２０３号公報、実開平２−１２８６０５号公報参照 ）されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、前記の粘着層を設けたキャスターは、１個１個独立したものである為 に、 （イ）それぞれを適正な位置に設置するのに手間がかかった。又、はずす時にも 同様の手間がかかった。 （ロ）床面等に、凹凸があった場合には、はずれやすかった。 以上のような欠点があったので、収納、整理箱のようにひんぱんに押し入れ等 より出し入れされたり、又積み上げたり、おろしたりされるものにあっては、こ のキャスターの使用は困難な点があった。本考案は、これらの欠点を解消する為 になされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

板（１）の上に粘着層（２）を設ける。板（１）の下にキャスター（３）を、 ２個以上設ける。 以上の構成から成る台車である。

【０００５】

【作用】

のせる物（５）の裏面に、その物（５）の大きさに合わせて、本考案の台車１ 台を、又は２台以上を適正な位置に設置する。

【０００６】

【実施例】

本考案の実施例は次の通りである。 板（１）の上に、粘着層（２）を設ける。板（１）の下に、キャスター（３） を２個以上固定して取り付ける。 台車を複数で用いる場合は、キャスター（３）の数は、１台の台車に２個取り 付ける。 台車を１台のみで使用する場合には、キャスター（３）は３個以上を取り付け る。 粘着層は永久接着のものも含む。 本考案は以上のような構成で、これを使用する時は、のせる物（５）の裏面に 、その物の大きさに合わせて、台車１台を、又は２台以上を１組みとして、もっ とも安定する適正な位置に設置する。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、以上のような構成をとっているので、もっとも安定する適正な位置 にすばやく、かつ簡単に設置することができ、かつ取りはずしをすることもでき る。 ゆえに、本考案の台車はひんぱんに押し入れ等より出し入れされたり、しかも 、積み上げたりおろしたりするような収納、整理箱等においては、特に効果を発 揮するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視説明図

【図２】本考案の使用状態を示す斜視説明図

【符号の説明】

１ 板 ２ 粘着層 ３ キャスター ４ のせる物

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 板（１）の上に粘着層（２）を設け、板
   （１）の下にキャスター（３）を、２個以上設けて成る
   台車。