JPH059089A - 結晶の成長方法 - Google Patents
結晶の成長方法Info
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- JPH059089A JPH059089A JP18416291A JP18416291A JPH059089A JP H059089 A JPH059089 A JP H059089A JP 18416291 A JP18416291 A JP 18416291A JP 18416291 A JP18416291 A JP 18416291A JP H059089 A JPH059089 A JP H059089A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 絶縁物基体上に決められた範囲内の大きさを
有する島状の非単結晶半導体薄膜をパターニングし、こ
の半導体薄膜をランプ加熱による一括処理によって一旦
溶融したのち再結晶させ、ここに得られる単結晶を種結
晶として結晶を成長させる。 【効果】 レーザー等のビームアニールを使用しないの
で、高い生産性が達成でき、また最初にパターニングす
る島状半導体膜の面積の「バラツキ」に対する依存性も
極めて少なく、安定して結晶が得られる。
有する島状の非単結晶半導体薄膜をパターニングし、こ
の半導体薄膜をランプ加熱による一括処理によって一旦
溶融したのち再結晶させ、ここに得られる単結晶を種結
晶として結晶を成長させる。 【効果】 レーザー等のビームアニールを使用しないの
で、高い生産性が達成でき、また最初にパターニングす
る島状半導体膜の面積の「バラツキ」に対する依存性も
極めて少なく、安定して結晶が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体単結晶薄膜の形
成方法に係り、特にSOI構造の高性能電子素子を形成
するためのシリコン薄膜の成長に適した結晶の成長方法
に関する。
成方法に係り、特にSOI構造の高性能電子素子を形成
するためのシリコン薄膜の成長に適した結晶の成長方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁基体上の半導体薄膜に電子素子を形
成する所謂SOI構造は、素子間や素子と基体と間の寄
生容量の低下等のメリットから、高性能素子への応用が
有望視されている。しかし絶縁物基体が非晶質である場
合には、通常、に堆積する膜は非晶質か、よくても多結
晶膜になってしまい、これが素子の高性能化にとって大
きな障害となる。そこで絶縁物基体上に堆積した非単結
晶の膜を、レーザービームや電子ビームによって全面ア
ニールして単結晶化し、この膜に素子を形成する試みが
なされている(Electronics,Nov.22.pp039-40,1979)。
またレーザービームや電子ビームによってアニールする
部分を、全面でなく、予めパターニングした島状領域内
とし、これによって単結晶化された特定の領域内に1つ
の素子を形成する方法(特開昭59−210638号公
報)や、同様に島状領域をレーザーまたは電子ビームア
ニールにより単結晶化し、これを種結晶として結晶成長
させる方法(特公昭60−46074号公報)等が知ら
れている。島状領域を1つの素子領域として単結晶化し
たり、これを種結晶としてエピタキシャル成長するの
は、ビームの掃引方向に沿ってできる粒界を避け、また
単結晶領域を拡大することを目的としている。
成する所謂SOI構造は、素子間や素子と基体と間の寄
生容量の低下等のメリットから、高性能素子への応用が
有望視されている。しかし絶縁物基体が非晶質である場
合には、通常、に堆積する膜は非晶質か、よくても多結
晶膜になってしまい、これが素子の高性能化にとって大
きな障害となる。そこで絶縁物基体上に堆積した非単結
晶の膜を、レーザービームや電子ビームによって全面ア
ニールして単結晶化し、この膜に素子を形成する試みが
なされている(Electronics,Nov.22.pp039-40,1979)。
またレーザービームや電子ビームによってアニールする
部分を、全面でなく、予めパターニングした島状領域内
とし、これによって単結晶化された特定の領域内に1つ
の素子を形成する方法(特開昭59−210638号公
報)や、同様に島状領域をレーザーまたは電子ビームア
ニールにより単結晶化し、これを種結晶として結晶成長
させる方法(特公昭60−46074号公報)等が知ら
れている。島状領域を1つの素子領域として単結晶化し
たり、これを種結晶としてエピタキシャル成長するの
は、ビームの掃引方向に沿ってできる粒界を避け、また
単結晶領域を拡大することを目的としている。
【0003】またエネルギービームを使用せずに、絶縁
基体上に複数の単結晶を成長させるSOI技術の分野に
おいては、例えば表面材料間の核形成密度の差による選
択核形成に基づいた方法が提案されている(T.Yonehara
et al.(1987)Extended Abstracts of the 19th SSDM p
191)。この結晶形成方法を図3を用いて説明する。まず
図3−Aに示すように核形成密度の小さい表面303を
もつ基体301上に、表面303よりも核形成密度の大
きい表面をもつ適宜な直径の領域302,302’を適
当な間隔で配設する。この基体301に所定の結晶形成
処理を施すと、領域302,302’の表面にのみ堆積
物の核304,304’が発生し、表面303の上には
核発生が起こらない(図3−B)。そこで領域302,
302’の表面を核形成面、表面303を非核形成面と
呼ぶ。核形成面302に発生した核304をさらに成長
させれば結晶粒305となり(図3−C)、核形成面3
02の領域を越えて非核形成面303の上にまで成長
し、やがて隣の核形成面302’から成長してきた結晶
粒305’と接して粒界307が形成される。従来、こ
の結晶形成方法においては、核形成面302,302’
に非晶質Si3N4、非核形成面303にSiO2を用
い、CVD法によってSi単結晶を複数個形成した例
(上記論文参照)、およびSiO2を非核形成面303
とし、収束イオンビームによりSiイオンを非核形成面
303に注入し、核形成面302,302’となる領域
を形成し、CVD法によりSi単結晶を複数個形成した
例(1988年第35回応用物理学関係連合講演会、2
8p−M−9)が報告されている。なお、この結晶成長
法を以後「選択核成長法」と呼ぶ。
基体上に複数の単結晶を成長させるSOI技術の分野に
おいては、例えば表面材料間の核形成密度の差による選
択核形成に基づいた方法が提案されている(T.Yonehara
et al.(1987)Extended Abstracts of the 19th SSDM p
191)。この結晶形成方法を図3を用いて説明する。まず
図3−Aに示すように核形成密度の小さい表面303を
もつ基体301上に、表面303よりも核形成密度の大
きい表面をもつ適宜な直径の領域302,302’を適
当な間隔で配設する。この基体301に所定の結晶形成
処理を施すと、領域302,302’の表面にのみ堆積
物の核304,304’が発生し、表面303の上には
核発生が起こらない(図3−B)。そこで領域302,
302’の表面を核形成面、表面303を非核形成面と
呼ぶ。核形成面302に発生した核304をさらに成長
させれば結晶粒305となり(図3−C)、核形成面3
02の領域を越えて非核形成面303の上にまで成長
し、やがて隣の核形成面302’から成長してきた結晶
粒305’と接して粒界307が形成される。従来、こ
の結晶形成方法においては、核形成面302,302’
に非晶質Si3N4、非核形成面303にSiO2を用
い、CVD法によってSi単結晶を複数個形成した例
(上記論文参照)、およびSiO2を非核形成面303
とし、収束イオンビームによりSiイオンを非核形成面
303に注入し、核形成面302,302’となる領域
を形成し、CVD法によりSi単結晶を複数個形成した
例(1988年第35回応用物理学関係連合講演会、2
8p−M−9)が報告されている。なお、この結晶成長
法を以後「選択核成長法」と呼ぶ。
【0004】また上記結晶成長方法と類似したもので、
選択核形成の代わりに凝集現象を利用して半導体結晶の
種結晶形成を行ない、これを選択的に成長させる技術が
報告されている(1989年第50回応用物理学会学術
講演会、27a−C−11)。この結晶形成方法は、非
単結晶性の半導体薄膜を適宜な直径、間隔で絶縁物基体
上に配設し、この基体を水素雰囲気中で熱処理を施すこ
とにより、非単結晶性半導体膜が凝集を起こし、半球状
に形状を変化させながらその結晶性も単結晶へと変化し
ていくという現象を利用している。そして得られた単結
晶を種結晶として結晶を選択的に成長させる。なお、こ
の結晶成長法を以後「凝集種結晶成長法」と呼ぶ。
選択核形成の代わりに凝集現象を利用して半導体結晶の
種結晶形成を行ない、これを選択的に成長させる技術が
報告されている(1989年第50回応用物理学会学術
講演会、27a−C−11)。この結晶形成方法は、非
単結晶性の半導体薄膜を適宜な直径、間隔で絶縁物基体
上に配設し、この基体を水素雰囲気中で熱処理を施すこ
とにより、非単結晶性半導体膜が凝集を起こし、半球状
に形状を変化させながらその結晶性も単結晶へと変化し
ていくという現象を利用している。そして得られた単結
晶を種結晶として結晶を選択的に成長させる。なお、こ
の結晶成長法を以後「凝集種結晶成長法」と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】上記のようなSO
I構造の形成方法のうち、最初に挙げたレーザービーム
や電子ビームを用いるものにおいては、アニール領域が
全面であろうとなかろうと、CVDによる結晶成長方法
に比べて生産性の面で著しく劣る。これはCVDによる
結晶成長が通常多数枚の基体(ウェハー)を一括処理で
きるのに対し、エネルギービームを使用するものは基体
1枚ずつしか処理できず、しかも1枚の基体上で収束さ
れたビームをある決められた速度でスキャンしなければ
ならないからである。
I構造の形成方法のうち、最初に挙げたレーザービーム
や電子ビームを用いるものにおいては、アニール領域が
全面であろうとなかろうと、CVDによる結晶成長方法
に比べて生産性の面で著しく劣る。これはCVDによる
結晶成長が通常多数枚の基体(ウェハー)を一括処理で
きるのに対し、エネルギービームを使用するものは基体
1枚ずつしか処理できず、しかも1枚の基体上で収束さ
れたビームをある決められた速度でスキャンしなければ
ならないからである。
【0006】一方、前述のCVDによる結晶成長方法に
おいては、「選択核成長法」では核形成領域の大きさ
が、また「凝集種結晶成長法」では凝集前の非単結晶半
導体薄膜の大きさがそれぞれ均一でない場合、ある点で
結晶が成長しなかったり、またある点では「核」や「種
結晶」が複数個できてしまい、その結果多結晶が成長し
てしまったりする可能性が少なからず存在するという問
題がある。特に基体の面積が大きくなればなる程、島状
にパターニングする際に、形成される島状領域の面積は
露光装置の照度の均一性に依存するために、上記の問題
が大きくなってくる。
おいては、「選択核成長法」では核形成領域の大きさ
が、また「凝集種結晶成長法」では凝集前の非単結晶半
導体薄膜の大きさがそれぞれ均一でない場合、ある点で
結晶が成長しなかったり、またある点では「核」や「種
結晶」が複数個できてしまい、その結果多結晶が成長し
てしまったりする可能性が少なからず存在するという問
題がある。特に基体の面積が大きくなればなる程、島状
にパターニングする際に、形成される島状領域の面積は
露光装置の照度の均一性に依存するために、上記の問題
が大きくなってくる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の結晶の成長方法
は、非晶質絶縁物基体もしくは表面に非晶質絶縁物層を
堆積した基体上に島状の半導体薄膜を設ける工程と、こ
の半導体薄膜をランプ加熱による熱処理によって一旦溶
融し、ついで再結晶化させることにより単一体の単結晶
へ変化させる工程と、生成した単結晶を種結晶として半
導体単結晶を成長させる工程とを具備することを特徴と
する。
は、非晶質絶縁物基体もしくは表面に非晶質絶縁物層を
堆積した基体上に島状の半導体薄膜を設ける工程と、こ
の半導体薄膜をランプ加熱による熱処理によって一旦溶
融し、ついで再結晶化させることにより単一体の単結晶
へ変化させる工程と、生成した単結晶を種結晶として半
導体単結晶を成長させる工程とを具備することを特徴と
する。
【0008】すなわち本発明は、絶縁物基体上に決めら
れた範囲内の大きさを有する島状の非単結晶半導体薄膜
をパターニングし、この半導体薄膜をランプ加熱による
一括処理によって一旦溶融し、再結晶させたときに得ら
れる単結晶を種結晶として結晶を成長させることを特徴
とする。この方法によれば、レーザー等のビームアニー
ルを使用しないので、高い生産性が達成できる。また溶
融と固化という2つの単純な系での操作なので、最初に
パターニングする島状半導体膜の面積の「バラツキ」に
対する依存性も極めて少なく、安定して結晶が得られ
る。
れた範囲内の大きさを有する島状の非単結晶半導体薄膜
をパターニングし、この半導体薄膜をランプ加熱による
一括処理によって一旦溶融し、再結晶させたときに得ら
れる単結晶を種結晶として結晶を成長させることを特徴
とする。この方法によれば、レーザー等のビームアニー
ルを使用しないので、高い生産性が達成できる。また溶
融と固化という2つの単純な系での操作なので、最初に
パターニングする島状半導体膜の面積の「バラツキ」に
対する依存性も極めて少なく、安定して結晶が得られ
る。
【0009】つぎに本発明の好ましい実施態様を図1に
もとづいて説明する。
もとづいて説明する。
【0010】A.表面に核形成密度の小さい非核形成面
103を有する基体101上にシリコン膜102を堆積
する。この際、まず非核形成面を有する基体101とし
ては、石英基体、その他のセラミックス等の任意基体、
もしくはこれらの基体表面に常圧CVD、減圧CVD、
プラズマCVD、スパッタ等の方法でSiOx、または
SiNyを主成分とする膜を堆積したものなどが使用で
きる。基体101は、シリコンの融点よりも高い融点を
有する材料であることが好ましいが、基体101が透明
基体である場合、基体自体は可視または赤外光を吸収し
ないで、シリコン膜のみが光を吸収して加熱されるの
で、シリコンより融点が低い材料を用いてもよい場合
(シリコンの溶融を数秒〜数十秒で行なう場合)があ
る。基体101上に堆積するシリコン膜102は、減圧
CVD、プラズマCVD、スパッタ等で堆積すればよ
い。膜質は多結晶であっても非晶質であっても構わな
い。膜厚は0.05μm以上、2μm以下が好ましく、
より好ましくは0.1μm以上、1μm以下である。そ
の理由としては、シリコン膜102が0.05μmより
薄いと、溶融したシリコンの表面張力によりシリコンが
分断してしまい、また2μmよりも厚いと、溶融状態か
ら固化する際に複数箇所から結晶化が始まり、得られる
種結晶の内部に粒界が生じてしまう、即ち多結晶になっ
てしまう可能性が大きくなる、ということが挙げられ
る。最適な膜厚は0.5μm前後である。
103を有する基体101上にシリコン膜102を堆積
する。この際、まず非核形成面を有する基体101とし
ては、石英基体、その他のセラミックス等の任意基体、
もしくはこれらの基体表面に常圧CVD、減圧CVD、
プラズマCVD、スパッタ等の方法でSiOx、または
SiNyを主成分とする膜を堆積したものなどが使用で
きる。基体101は、シリコンの融点よりも高い融点を
有する材料であることが好ましいが、基体101が透明
基体である場合、基体自体は可視または赤外光を吸収し
ないで、シリコン膜のみが光を吸収して加熱されるの
で、シリコンより融点が低い材料を用いてもよい場合
(シリコンの溶融を数秒〜数十秒で行なう場合)があ
る。基体101上に堆積するシリコン膜102は、減圧
CVD、プラズマCVD、スパッタ等で堆積すればよ
い。膜質は多結晶であっても非晶質であっても構わな
い。膜厚は0.05μm以上、2μm以下が好ましく、
より好ましくは0.1μm以上、1μm以下である。そ
の理由としては、シリコン膜102が0.05μmより
薄いと、溶融したシリコンの表面張力によりシリコンが
分断してしまい、また2μmよりも厚いと、溶融状態か
ら固化する際に複数箇所から結晶化が始まり、得られる
種結晶の内部に粒界が生じてしまう、即ち多結晶になっ
てしまう可能性が大きくなる、ということが挙げられ
る。最適な膜厚は0.5μm前後である。
【0011】B.通常のフォトリソグラフィーおよびエ
ッチング技術を用いて、堆積したシリコン膜102を、
適宜な間隔をもって島状にパターニングして島状領域1
02a,102bを形成する。この島状領域は、一辺が
5μm以下の矩形、もしくはこれに相当する面積の多角
形または円形のものである。これは、面積がこれより大
きいと、膜厚が厚い場合と同様に複数箇所から結晶化が
始まり、種結晶が多結晶化してしまうからである。島状
領域の面積の下限は特に決められるものではないが、通
常の露光装置で安定的に得られる島状パターンの大きさ
として、一辺が0.5μm程度以上が好ましい。露光装
置の「照度ムラ」やその他の不確定要因を考慮に入れる
ならば、より好ましくは一辺が2μm以上4μm以下の
大きさとなる。
ッチング技術を用いて、堆積したシリコン膜102を、
適宜な間隔をもって島状にパターニングして島状領域1
02a,102bを形成する。この島状領域は、一辺が
5μm以下の矩形、もしくはこれに相当する面積の多角
形または円形のものである。これは、面積がこれより大
きいと、膜厚が厚い場合と同様に複数箇所から結晶化が
始まり、種結晶が多結晶化してしまうからである。島状
領域の面積の下限は特に決められるものではないが、通
常の露光装置で安定的に得られる島状パターンの大きさ
として、一辺が0.5μm程度以上が好ましい。露光装
置の「照度ムラ」やその他の不確定要因を考慮に入れる
ならば、より好ましくは一辺が2μm以上4μm以下の
大きさとなる。
【0012】因みにレーザービームや電子ビームにより
アニールする場合は、ビームをスキャンしながらアニー
ルするので、島状領域の大きさは5μm以上でもよいこ
とになる。またランプ加熱による一括処理の場合は、島
状領域の大きさが重要なパラメータになる。
アニールする場合は、ビームをスキャンしながらアニー
ルするので、島状領域の大きさは5μm以上でもよいこ
とになる。またランプ加熱による一括処理の場合は、島
状領域の大きさが重要なパラメータになる。
【0013】C.島状にパターニングされたシリコン膜
をランプ加熱でアニールする前に、通常の場合シリコン
膜上に保護層106を堆積する。保護層106がない
と、融解したシリコンが一部蒸発してしまったり、流動
したりまたは飛び散ったりすることがある。保護層10
6の材質はSiO2が最も好ましく、他にはSiO2層の
上にSi3N4層がある2層構造のものなども良好に使用
できる。保護層106の厚さは0.2〜1μm程度でよ
い。また予め保護層を施さなくても、加熱処理を酸素雰
囲気中で行なうと、半導体膜102の表面にSiO2層
が形成されながらアニールされるので、これが保護層の
役割を十分に果たす。
をランプ加熱でアニールする前に、通常の場合シリコン
膜上に保護層106を堆積する。保護層106がない
と、融解したシリコンが一部蒸発してしまったり、流動
したりまたは飛び散ったりすることがある。保護層10
6の材質はSiO2が最も好ましく、他にはSiO2層の
上にSi3N4層がある2層構造のものなども良好に使用
できる。保護層106の厚さは0.2〜1μm程度でよ
い。また予め保護層を施さなくても、加熱処理を酸素雰
囲気中で行なうと、半導体膜102の表面にSiO2層
が形成されながらアニールされるので、これが保護層の
役割を十分に果たす。
【0014】D.上記基体をランプ加熱装置によって熱
処理を行ない、基体上のシリコン膜102からなる島状
領域102a,102bを溶融し、再び結晶化して単一
の単結晶シリコン104a,104bを得る。通常、薄
膜を熱処理する場合には、基体からの熱伝導によってな
されることが多いが、基体が透明基体の場合には、基体
が光を吸収しないために温度が上がらず、従って薄膜の
アニール効果が得られないこともある。そのような場合
には、シリコン膜の膜厚を大きくすることにより膜自体
の光吸収量を大きく取り、アニール効果を上げることも
できる。また基体をSiC等の光吸収量の大きいサセプ
ターの上に接触させて置き、サセプターからの熱伝導に
よってシリコン膜をアニールすることもできる。
処理を行ない、基体上のシリコン膜102からなる島状
領域102a,102bを溶融し、再び結晶化して単一
の単結晶シリコン104a,104bを得る。通常、薄
膜を熱処理する場合には、基体からの熱伝導によってな
されることが多いが、基体が透明基体の場合には、基体
が光を吸収しないために温度が上がらず、従って薄膜の
アニール効果が得られないこともある。そのような場合
には、シリコン膜の膜厚を大きくすることにより膜自体
の光吸収量を大きく取り、アニール効果を上げることも
できる。また基体をSiC等の光吸収量の大きいサセプ
ターの上に接触させて置き、サセプターからの熱伝導に
よってシリコン膜をアニールすることもできる。
【0015】単結晶化したシリコン104a,104b
は、溶融していたときに、その表面張力により外形を多
少変化させる場合があるが、結晶成長の種結晶として用
いるのに何ら支障は無い。
は、溶融していたときに、その表面張力により外形を多
少変化させる場合があるが、結晶成長の種結晶として用
いるのに何ら支障は無い。
【0016】E.保護層106がある場合には、これを
エッチングして、種結晶としてのシリコン104a,1
04bを露出させた後に、通常のエピタキシャル装置等
によりシリコン単結晶105a,105bの選択成長を
行なう。保護層106がSiO2であれば、フッ酸系の
エッチング液でエッチングできる。シリコンの単結晶成
長はCVD法で行なうが、ソースガスとしてSiC
l4,SiHCl3,SiH2,Cl2等のクロロシラン
系、SiF4,SiH2F2等のフロロシラン系、Si
H4,Si2H6等のシラン系が使用できる。選択成長を
行なうのでHCl等のエッチングガスを添加し、H2ガ
スをキャリアとして成長させる。成長温度は900〜1
200℃、成長圧力は数Torr〜250Torr程度
の範囲内で行なうのが好ましい。
エッチングして、種結晶としてのシリコン104a,1
04bを露出させた後に、通常のエピタキシャル装置等
によりシリコン単結晶105a,105bの選択成長を
行なう。保護層106がSiO2であれば、フッ酸系の
エッチング液でエッチングできる。シリコンの単結晶成
長はCVD法で行なうが、ソースガスとしてSiC
l4,SiHCl3,SiH2,Cl2等のクロロシラン
系、SiF4,SiH2F2等のフロロシラン系、Si
H4,Si2H6等のシラン系が使用できる。選択成長を
行なうのでHCl等のエッチングガスを添加し、H2ガ
スをキャリアとして成長させる。成長温度は900〜1
200℃、成長圧力は数Torr〜250Torr程度
の範囲内で行なうのが好ましい。
【0017】なお、結晶は単結晶特有のファセットをも
って3次元的に成長するので、素子を形成するためには
結晶を平坦化する必要がある。
って3次元的に成長するので、素子を形成するためには
結晶を平坦化する必要がある。
【0018】[第1実施例]図1を用いて第1実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0019】1.図1−Aに示す基体101として、4
インチ径の溶融石英基体を用いた。この基体(非核形成
面)101上に、減圧CVD法により多結晶Si膜10
2を0.5μm堆積した。堆積条件はSiH4ガスを用
い、温度620℃、流量50[sccm]、圧力0.3
Torrで、50分間の堆積を行なった。
インチ径の溶融石英基体を用いた。この基体(非核形成
面)101上に、減圧CVD法により多結晶Si膜10
2を0.5μm堆積した。堆積条件はSiH4ガスを用
い、温度620℃、流量50[sccm]、圧力0.3
Torrで、50分間の堆積を行なった。
【0020】2.図1−Bに示すように、堆積した多結
晶シリコン膜102を島状にパターニングし、他をエッ
チングした。島状領域102a,102bの大きさは直
径3μmの円形とし、50μmの間隔をもって正方マト
リックス点上に配設した。
晶シリコン膜102を島状にパターニングし、他をエッ
チングした。島状領域102a,102bの大きさは直
径3μmの円形とし、50μmの間隔をもって正方マト
リックス点上に配設した。
【0021】3.多結晶シリコン膜からなる島状領域1
02a,102bを含む基体101上に、常圧CVDを
用いてSiO2の保護層106を0.5μm堆積した
(図1−C)。
02a,102bを含む基体101上に、常圧CVDを
用いてSiO2の保護層106を0.5μm堆積した
(図1−C)。
【0022】4.ついで基体をラピッド・サーマル・ア
ニーラー(急速熱処理装置)にセットして熱処理を行な
い、島状領域102a,102bを溶融した。このとき
SiCでできたサセプター上に基体を置き、サセプター
温度1480℃で3分間の処理を行なった。基体は熱処
理後約30秒程で室温まで冷却され、図1−Dに示すよ
うな単一の単結晶シリコン104a,104bが得られ
た。
ニーラー(急速熱処理装置)にセットして熱処理を行な
い、島状領域102a,102bを溶融した。このとき
SiCでできたサセプター上に基体を置き、サセプター
温度1480℃で3分間の処理を行なった。基体は熱処
理後約30秒程で室温まで冷却され、図1−Dに示すよ
うな単一の単結晶シリコン104a,104bが得られ
た。
【0023】5.バッファードフッ酸を用いて保護層1
06を除去した後、エピタキシャル反応炉内に基体をセ
ットし、種結晶シリコン104a,104bを中心にシ
リコンの単結晶を成長させた。成長条件は次のとおりで
あった。
06を除去した後、エピタキシャル反応炉内に基体をセ
ットし、種結晶シリコン104a,104bを中心にシ
リコンの単結晶を成長させた。成長条件は次のとおりで
あった。
【0024】ソースガス/エッチングガス/キャリアガ
ス :SiH2Cl2/HCl/H2 ガス流量:0.53/1.80/100(l/mi
n.) 堆積温度:1030℃ 堆積圧力:80Torr 堆積時間:45min この結果、図1−Eに示すように、シリコン単結晶10
5aが種結晶シリコン104aを中心に成長し、隣り合
う種結晶シリコン104bから成長してきたシリコン単
結晶105bと衝突して粒界107を生じた。そしてシ
リコン単結晶105a,105b上に素子を形成するた
めに、結晶上部を通常のシリコンウェハーの鏡面研磨技
術を応用して平坦化したところ、一辺が50μmの正方
形の単結晶領域がマトリックス状に得られた。
ス :SiH2Cl2/HCl/H2 ガス流量:0.53/1.80/100(l/mi
n.) 堆積温度:1030℃ 堆積圧力:80Torr 堆積時間:45min この結果、図1−Eに示すように、シリコン単結晶10
5aが種結晶シリコン104aを中心に成長し、隣り合
う種結晶シリコン104bから成長してきたシリコン単
結晶105bと衝突して粒界107を生じた。そしてシ
リコン単結晶105a,105b上に素子を形成するた
めに、結晶上部を通常のシリコンウェハーの鏡面研磨技
術を応用して平坦化したところ、一辺が50μmの正方
形の単結晶領域がマトリックス状に得られた。
【0025】[第2実施例]図1を用いて第2実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0026】1.図1−Aに示す基体101として、4
インチ径の溶融石英基体を用いた。この基体101の非
核形成面上に減圧CVD法により多結晶シリコン膜10
2を1μm堆積した。堆積条件はSiH4ガスを用い、
温度620℃、流量50[sccm]、圧力0.3To
rrで、100分間堆積を行なった。
インチ径の溶融石英基体を用いた。この基体101の非
核形成面上に減圧CVD法により多結晶シリコン膜10
2を1μm堆積した。堆積条件はSiH4ガスを用い、
温度620℃、流量50[sccm]、圧力0.3To
rrで、100分間堆積を行なった。
【0027】2.図1−Bに示すように、堆積した多結
晶シリコン膜102を島状にパターニングし、他をエッ
チングして島状領域102a,102bを形成した。島
状領域の大きさは一辺が4μmの正方形とし、50μm
の間隔をもって正方マトリックス点上に配設した。
晶シリコン膜102を島状にパターニングし、他をエッ
チングして島状領域102a,102bを形成した。島
状領域の大きさは一辺が4μmの正方形とし、50μm
の間隔をもって正方マトリックス点上に配設した。
【0028】3.上記基体をラピッド・サーマル・アニ
ーラー(急速熱処理装置)にセットして熱処理を行な
い、島状領域102a,102bを溶融した。このとき
熱処理は酸素雰囲気中で行なった。サセプタは特殊なも
のでなく、通常の石英冶具のものを用いた。熱処理の温
度はSiC基体を置いた場合に基体温度が1550℃に
なる時と同じパワーで5分間の処理を行なった。このと
き島状領域の表面にはSiO2膜が形成され、これが保
護層106の役割を果たした。基体は熱処理後、約30
秒で室温まで冷却され、図1−Dに示すような単一の単
結晶シリコン104a,104bが得られた。
ーラー(急速熱処理装置)にセットして熱処理を行な
い、島状領域102a,102bを溶融した。このとき
熱処理は酸素雰囲気中で行なった。サセプタは特殊なも
のでなく、通常の石英冶具のものを用いた。熱処理の温
度はSiC基体を置いた場合に基体温度が1550℃に
なる時と同じパワーで5分間の処理を行なった。このと
き島状領域の表面にはSiO2膜が形成され、これが保
護層106の役割を果たした。基体は熱処理後、約30
秒で室温まで冷却され、図1−Dに示すような単一の単
結晶シリコン104a,104bが得られた。
【0029】4.その後、第1実施例と全く同様に結晶
成長を行ない、第1実施例と同じ結果を得た。
成長を行ない、第1実施例と同じ結果を得た。
【0030】[第3実施例]図2を用いて第3実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0031】1.図2−Aに示す基体201として、4
インチ径のシリコン基体を用い、表面の非核形成面とし
て基体203の表面を0.5μm酸化したものを用い
た。この基体203の非核形成面上に減圧CVD法によ
り多結晶シリコン膜202を0.2μm堆積した。堆積
条件はSiH4ガスを用い、温度620℃、流量50
[sccm]、圧力0.3Torrで、20分間の堆積
を行なった。
インチ径のシリコン基体を用い、表面の非核形成面とし
て基体203の表面を0.5μm酸化したものを用い
た。この基体203の非核形成面上に減圧CVD法によ
り多結晶シリコン膜202を0.2μm堆積した。堆積
条件はSiH4ガスを用い、温度620℃、流量50
[sccm]、圧力0.3Torrで、20分間の堆積
を行なった。
【0032】2.堆積した多結晶シリコン膜202に、
ゲルマニウムイオン208をイオン注入装置を用いてド
ーピングした(図2−B)。イオンのドーズ量は2×1
016cm-2とした。
ゲルマニウムイオン208をイオン注入装置を用いてド
ーピングした(図2−B)。イオンのドーズ量は2×1
016cm-2とした。
【0033】3.ゲルマニウムをドーピングしたシリコ
ン膜202を、図2−Cに示すような島状にパターニン
グして他をエッチングして島状領域202a,202b
を形成した。このとき島状領域の大きさは一辺が4μm
の正方形で、間隔を50μmのマトリックス状に配設し
た。
ン膜202を、図2−Cに示すような島状にパターニン
グして他をエッチングして島状領域202a,202b
を形成した。このとき島状領域の大きさは一辺が4μm
の正方形で、間隔を50μmのマトリックス状に配設し
た。
【0034】4.図2−Dに示すように島状領域202
a,202bがパターニングされた基体上に、SiO2
膜からなる保護層206を常圧CVD装置を用いて0.
5μm堆積した。さらに同基体を第1実施例で用いた熱
処理装置にセットし、基体温度1350℃で7分間アニ
ールした。この結果、シリコン基体201は何の変化も
なく、ゲルマニウムをドーピングしたシリコン膜202
のみが溶融した。熱処理後基体は30秒で室温まで冷却
され、単結晶シリコン204a,204bを得た。
a,202bがパターニングされた基体上に、SiO2
膜からなる保護層206を常圧CVD装置を用いて0.
5μm堆積した。さらに同基体を第1実施例で用いた熱
処理装置にセットし、基体温度1350℃で7分間アニ
ールした。この結果、シリコン基体201は何の変化も
なく、ゲルマニウムをドーピングしたシリコン膜202
のみが溶融した。熱処理後基体は30秒で室温まで冷却
され、単結晶シリコン204a,204bを得た。
【0035】5.その後、第1実施例と全く同様に結晶
成長を行ない、シリコン単結晶205aが種結晶である
島状領域204aを中心に成長し、隣り合う種結晶20
4bから成長してきたシリコン単結晶205bと衝突し
て粒界207を生じた(図2−E)。この結晶は第1実
施例と同じ結果を示した。
成長を行ない、シリコン単結晶205aが種結晶である
島状領域204aを中心に成長し、隣り合う種結晶20
4bから成長してきたシリコン単結晶205bと衝突し
て粒界207を生じた(図2−E)。この結晶は第1実
施例と同じ結果を示した。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、絶縁物基体上にパ
ターニングされた島状の非単結晶シリコン薄膜をランプ
加熱により短時間に一括で熱処理して一旦溶融し、この
島状シリコンを再結晶させるときに単結晶化し、これを
種結晶として単結晶シリコンを成長させることによっ
て、従来レーザーや電子ビームを用いて種結晶を形成し
たり、またアニールした領域に直接素子を作成するよう
な方法に比べて、素子性能を低下させることなしに格段
に生産性を向上することができる。また非晶質絶縁基体
上の任意の位置から結晶核を発生させる「選択核成長
法」や、非晶質絶縁基体上の微細な島状非単結晶シリコ
ンを凝集現象を利用して単結晶化してこれを種結晶とす
る「凝集種結晶成長法」に比べて、本発明方法によれ
ば、は堆積の大きな種結晶を形成できるので、より安定
的な結晶成長ができる。
ターニングされた島状の非単結晶シリコン薄膜をランプ
加熱により短時間に一括で熱処理して一旦溶融し、この
島状シリコンを再結晶させるときに単結晶化し、これを
種結晶として単結晶シリコンを成長させることによっ
て、従来レーザーや電子ビームを用いて種結晶を形成し
たり、またアニールした領域に直接素子を作成するよう
な方法に比べて、素子性能を低下させることなしに格段
に生産性を向上することができる。また非晶質絶縁基体
上の任意の位置から結晶核を発生させる「選択核成長
法」や、非晶質絶縁基体上の微細な島状非単結晶シリコ
ンを凝集現象を利用して単結晶化してこれを種結晶とす
る「凝集種結晶成長法」に比べて、本発明方法によれ
ば、は堆積の大きな種結晶を形成できるので、より安定
的な結晶成長ができる。
【図1】本発明の第1、第2実施例における結晶成長の
工程図。
工程図。
【図2】本発明の第3実施例における結晶成長の工程
図。
図。
【図3】従来の選択核成長法による結晶成長法の説明
図。
図。
101,201 基体
102,202 多結晶シリコン膜
102a,202a 島状領域
102b,202b 島状領域
103,203 非核形成面
104a,204a 単結晶シリコン
104b,204b 単結晶シリコン
105,205 シリコン単結晶
106,206 保護層
107,207 結晶粒界
Claims (3)
- 【請求項1】 非晶質絶縁物基体もしくは表面に非晶質
絶縁物層を堆積した基体上に島状の半導体薄膜を設ける
工程と、この半導体薄膜をランプ加熱による熱処理によ
って一旦溶融し、ついで再結晶化させることにより単一
体の単結晶へ変化させる工程と、生成した単結晶を種結
晶として半導体単結晶を成長させる工程とを具備するこ
とを特徴とする結晶の成長方法。 - 【請求項2】 前記島状半導体薄膜が、シリコンを主成
分とする非単結晶膜である請求項1記載の結晶の成長方
法。 - 【請求項3】 前記島状半導体薄膜が、一辺5μm以下
の矩形、もしくはこれに相当する面積の多角形または円
形をなしている請求項1記載の結晶の成長方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18416291A JPH059089A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 結晶の成長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18416291A JPH059089A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 結晶の成長方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059089A true JPH059089A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16148453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18416291A Pending JPH059089A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 結晶の成長方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059089A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5893948A (en) * | 1996-04-05 | 1999-04-13 | Xerox Corporation | Method for forming single silicon crystals using nucleation sites |
US6596572B1 (en) * | 1995-03-28 | 2003-07-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd | Method of fabricating a thin-film transistor having a plurality of island-like regions |
US7271410B2 (en) | 1995-03-28 | 2007-09-18 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Active matrix circuit |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP18416291A patent/JPH059089A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6596572B1 (en) * | 1995-03-28 | 2003-07-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd | Method of fabricating a thin-film transistor having a plurality of island-like regions |
US7271410B2 (en) | 1995-03-28 | 2007-09-18 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Active matrix circuit |
US7407838B2 (en) | 1995-03-28 | 2008-08-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of manufacturing a semiconductor method of manufacturing a thin-film transistor and thin-film transistor |
US5893948A (en) * | 1996-04-05 | 1999-04-13 | Xerox Corporation | Method for forming single silicon crystals using nucleation sites |
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