JPH0584773U - パワーウインド用駆動部 - Google Patents
パワーウインド用駆動部Info
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- JPH0584773U JPH0584773U JP033043U JP3304392U JPH0584773U JP H0584773 U JPH0584773 U JP H0584773U JP 033043 U JP033043 U JP 033043U JP 3304392 U JP3304392 U JP 3304392U JP H0584773 U JPH0584773 U JP H0584773U
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- housing
- control circuit
- circuit structure
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Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】パワーウインドのウインドガラスを開閉動作さ
せるための駆動部における部品の一体化を図り、構成部
品点数の低減及び組付け工数の低減を図る。 【構成】 ハウジング11と、このハウジング11に取
着された駆動源としてのモータ14と、このモータ14
によりプーリ26を減速回転動作する伝動機構24,2
5と、モータの回転状態を検出するセンサ手段33,3
4と、このセンサ手段の検出信号に基づいてモータ14
の回転を制御する制御回路構体29とを備え、伝動機構
24,25,センサ手段33,34,及び制御回路構体
29をハウジング11内に一体的に内装する。
せるための駆動部における部品の一体化を図り、構成部
品点数の低減及び組付け工数の低減を図る。 【構成】 ハウジング11と、このハウジング11に取
着された駆動源としてのモータ14と、このモータ14
によりプーリ26を減速回転動作する伝動機構24,2
5と、モータの回転状態を検出するセンサ手段33,3
4と、このセンサ手段の検出信号に基づいてモータ14
の回転を制御する制御回路構体29とを備え、伝動機構
24,25,センサ手段33,34,及び制御回路構体
29をハウジング11内に一体的に内装する。
Description
【0001】
本考案は自動車等の車両に適用されてウインドガラスをモータ等によって開閉 動作させるパワーウインドに関し、特にそのモータを含む駆動部の構造に関する 。
【0002】
パワーウインドはモータ等によってウインドガラス(窓ガラス)を開閉動作さ せる構成とされており、例えば図3に示す構成がとられている。同図は模式的な 構成図であり、自動車のウインドの下側車体内に上下方向にレール2が延設され 、スライダ3を上下に摺動可能に保持している。このスライダ3にはワイヤ4が 連結され、ワイヤ4はレール2の上下端に配設されたプーリ5に巻き掛けられて パワーウインド用駆動部1に連結され、この駆動部1に設けたモータが駆動され たときにワイヤ4を介してスライダ3が上下移動される。又、スライダ3にはウ インドガラス6が取着され、スライダ3と共に上下移動されたときにサッシ7で 画成されるウインド空間を開閉する。
【0003】
ところで、この種のパワーウインドにおいては、ウインドガラス6とサッシ7 との間に手や首等を挟み込むことを防止するための対策として、ウインドガラス 6の開閉動作、即ちモータの回転を検出しながらモータの回転方向や回転速度を 制御する構成がとられることがある。このため、従来からパワーウインドの一部 にモータ回転を検出するためのセンサ手段や、モータ回転を制御するための制御 回路が設けられる。従来、このようなセンサ手段や制御回路は駆動部とは別個に 用意されており、これらを駆動部に取着し、或いは駆動部とは別体に車両の車体 に取着させる構成がとられている。このため、パワーウインドを構成する部品数 が多くなり、しかもパワーウインドを車両に組付ける際の工数が繁雑になるとい う問題が生じている。 本考案の目的は、部品の一体化を図り、構成部品点数の低減及び組付け工数の 低減を図ったパワーウインド用駆動部を提供することにある。
【0004】
本考案は、ハウジングと、このハウジングに取着された駆動源としてのモータ と、このモータによりプーリを減速回転動作する伝動機構と、モータの回転状態 を検出するセンサ手段と、このセンサ手段の検出信号に基づいてモータの回転を 制御する制御回路構体とを備えるパワーウインド用駆動部であって、伝動機構, センサ手段,及び制御回路構体をハウジング内に一体的に内装する。 ここで、モータのマグネット部と制御回路構体とはモータの軸方向に離間配置 する。 又、センサ手段は、モータの回転軸に固定されたマグネットと、このマグネッ トの周囲に配置された1以上のホール素子で構成され、マグネットは回転軸に取 着されてモータの摺接片を支持する円筒状の基板に支持し、ホール素子はハウジ ングに取着されてモータのブラシを支持する基板に支持させる。
【0005】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の駆動部の一実 施例の断面構成図である。ハウジング11は金属材等で形成されており、複数箇 所には車両の車体に固定するためのネジ挿通穴12が設けられ、かつその側面一 部に設けた開口部13にはモータ14が取着される。このモータ14は円筒状を したモータケース15の中心位置に、一端部をモータケース15に他端部をハウ ジング11にそれぞれスラスト軸受16で軸支した回転軸17を有し、この回転 軸17には鉄芯とコイルで構成されるロータ18を取着している。又、モータケ ース15の内周面にはマグネットで構成されるステータ19を取着している。更 に、前記回転軸17には摺接片20を設けた円筒状の基板21を固定し、これに は前記ハウジング11の開口部13にネジ止め等により取着した円板状基板22 に支持させた導電ブラシ23を摺接させてブラシ部を構成している。又、前記回 転軸17の他端部にはウォーム24を一体形成している。
【0006】 前記ハウジング11内には、前記ウォーム24に噛合されて伝動機構を構成す る大径のウォームギヤ25が軸支持され、このウォームギヤ25には大径のプー リ26が一体に設けられている。このプーリ26には図3に示したパワーウイン ドのワイヤ4が巻き掛けられる。又、ハウジング11の他の箇所には回路基板2 7がネジ28によって内装支持されており、この回路基板27には前記モータ1 4の回転を制御する制御回路が構築されて制御回路構体29を構成している。こ の制御回路構体29を構成する部品としては、ワンチップマイクロコンピュータ 30やモータ14の電流路を切り替えるリレースイッチ31があり、前記回路基 板27に一体的に搭載される。ここで、この制御回路構体29は、前記モータ1 4のステータ19を構成するマグネットとは、回転軸17の軸方向に離間される よう配置されることが好ましい。更に、ハウジング11の一部にはコネクタ32 が構成され、図外の外部コネクタと嵌合することで外部の各種スイッチや電源等 と制御回路構体29との電気接続が行われる。
【0007】 更に、前記ハウジング11の開口部位置の回転軸17には、図2に図1のA− A線断面図を示すように、円環状をしたマグネットセンサ33が固定される。こ こでは、このマグネットセンサ33は前記モータ14のブラシ部を構成している 摺接片20を支持している円筒状基板21を利用して回転軸17に一体的に支持 させている。又、このハウジング11の開口部13に取着した前記円板状基板2 2には、前記導電ブラシ23と反対側の面に2個のホール素子34を搭載してい る。これらホール素子34は前記マグネットセンサ33の円周2箇所において、 両者間に90度の円周角を画成するように配置しており、回転軸17と共に回転 されるマグネットセンサ33の磁極を感知してパルス信号を発生でき、このパル ス信号を利用することで回転軸17の回転速度等を検出するセンサ手段として構 成される。 尚、この円板状基板22と前記制御回路構体29の回路基板27とはジャンパ ー線35等により相互に電気接続を行っている。
【0008】 この構成の駆動部1によれば、コネクタ32を通して外部電源が供給されると 、モータ14が駆動される。このモータ14の駆動により回転軸17が軸転され 、ウォーム24とウォームギヤ25との噛合によりプーリ26を回転させ、ワイ ヤ4を回動してウインドガラス6を開閉動作させる。又、この回転軸17が回転 されると、これに固定したマグネットセンサ33も一体的に回転され、これに伴 ってホール素子34からそれぞれパルス信号が発生される。すると、制御回路構 体29のマイクロコンピュータ30は、このパルス信号に基づいてモータ14の 回転方向や回転速度等を検出し、更にウインドガラス6の開閉状態等を検出した 上でリレースイッチ31を制御し、モータ14の回転を制御し、結果としてウイ ンドガラスを所要の開閉動作させることになる。
【0009】 したがって、モータの回転を検出するセンサ手段と、モータの回転を制御する ための制御回路構体とを、モータ及びそのギヤ機構等と共に1つのハウジングに 組込むことができ、この駆動部のみでパワーウインドの電気系の殆どを構成する ことが可能となる。したがって、図3に示したレール2,スライダ3、ワイヤ4 等と共にこの駆動部1を一体的に組立てて1つのユニットとして構成しておけば 、自動車等へのパワーウインドの組み付けはこの1つのユニットを組み込むだけ けでよく、作業を極めて容易なものにすることができる。
【0010】 又、ここでは、制御回路構体29をモータ14のステータ19を構成するマグ ネットに対して回転軸17の軸方向に離間させるようにハウジングを構成してい るので、このマグネットの磁界が制御回路構体29に影響することが少なくなり 、マグネットにより制御回路構体へのEMI障害を未然に防止することができる 。 更に、ここでは、センサ手段を構成するマグネットセンサ33を、モータのブ ラシ部を構成する摺接片20を支持する円筒状基板21によって回転軸17に支 持させているため、ブラシ部を組み付けるのと同時にマグネットセンサ33の組 み付けが完了される。一方、ホール素子34もハウジング11の開口部に取着し た円板状基板22に導電ブラシ23と共に搭載されているため、円板状基板22 をハウジング11に取着すれば、導電ブラシ23とホール素子34とを同時に組 み付けることになり、この作業も簡略化できる。
【0011】
以上説明したように本考案は、パワーウインドを構成するモータをハウジング に取着するとともに、このハウジング内にモータの伝動機構,センサ手段,及び 制御回路構体を一体的に内装しているので、駆動部を1つのユニットとして構成 でき、パワーウインドを構成する部品点数を低減し、車両へのパワーウインドの 組付作業を簡略化することができる効果がある。 又、モータのマグネット部と制御回路構体とをモータの軸方向に離間配置する ことで、制御回路構体をモータが原因とされるEMI障害から防止することがで きる。又、センサ手段は、モータの回転軸に固定されたマグネットと、その周囲 に配置された1以上のホール素子で構成し、かつマグネットはモータの摺接片を 支持する円筒状の基板に支持し、ホール素子はモータのブラシを支持する基板に 支持しているので、駆動部自体の部品点数を低減することもできる。
【図1】本考案にかかるパワーウインド用駆動部の断面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A線に相当する断面図である。
【図3】本考案が適用されるパワーウインドの一例を示
す模式的な構成図である。
す模式的な構成図である。
1 パワーウインド駆動部 6 ウインドガラス 11 ハウジング 14 モータ 17 回転軸 21 円筒状基板 22 円板状基板 24 ウォーム 26 プーリ 27 回路基板 29 制御回路構体 33 マグネットセンサ 34 ホール素子
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングに取着さ
れた駆動源としてのモータと、このモータによりプーリ
を減速回転動作する伝動機構と、前記モータの回転状態
を検出するセンサ手段と、このセンサ手段の検出信号に
基づいて前記モータの回転を制御する制御回路構体とを
備えるパワーウインド用駆動部において、前記伝動機
構,センサ手段,及び制御回路構体を前記ハウジング内
に一体的に内装したことを特徴とするパワーウインド用
駆動部。 - 【請求項2】 前記モータのマグネット部と、前記制御
回路構体とをモータの軸方向に離間配置してなる請求項
1のパワーウインド用駆動部。 - 【請求項3】 センサ手段は、モータの回転軸に固定さ
れたマグネットと、このマグネットの周囲に配置された
1以上のホール素子で構成され、マグネットは前記回転
軸に取着されてモータの摺接片を支持する円筒状の基板
に支持し、前記ホール素子はハウジングに取着されてモ
ータのブラシを支持する基板に支持してなる請求項1又
は2のパワーウインド用駆動部。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992033043U JP2568785Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | パワーウインド用駆動部 |
US08/047,437 US5351439A (en) | 1992-04-21 | 1993-04-15 | Power window apparatus having improved safety device |
GB9307931A GB2266389B (en) | 1992-04-21 | 1993-04-16 | Power window apparatus having improved safety device |
GB9514231A GB2289351B (en) | 1992-04-21 | 1993-04-16 | Power window apparatus having improved safety device |
DE4312865A DE4312865C2 (de) | 1992-04-21 | 1993-04-20 | Antriebseinheit für ein energiebetriebenes Fenster |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992033043U JP2568785Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | パワーウインド用駆動部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584773U true JPH0584773U (ja) | 1993-11-16 |
JP2568785Y2 JP2568785Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=12375766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992033043U Expired - Lifetime JP2568785Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | パワーウインド用駆動部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568785Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016524892A (ja) * | 2013-05-20 | 2016-08-18 | セブコン リミテッド | 車両制御装置および車両制御方法 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP1992033043U patent/JP2568785Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016524892A (ja) * | 2013-05-20 | 2016-08-18 | セブコン リミテッド | 車両制御装置および車両制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2568785Y2 (ja) | 1998-04-15 |
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