JPH0571818U - 液晶プロジェクタの光学系部品取り付け構造 - Google Patents
液晶プロジェクタの光学系部品取り付け構造Info
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- JPH0571818U JPH0571818U JP10449991U JP10449991U JPH0571818U JP H0571818 U JPH0571818 U JP H0571818U JP 10449991 U JP10449991 U JP 10449991U JP 10449991 U JP10449991 U JP 10449991U JP H0571818 U JPH0571818 U JP H0571818U
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】組み立て時の作業性の向上と製品性能の低下の
抑制にある。 【構成】液晶パネル5,7,10の投影側に位置する、
合成用ダイクロイックミラー6,12、全反射ミラー1
1及び投射レンズ13の各取付部21,22,24,2
3を、基枠25として一体成形し、夫々合成用ダイクロ
イックミラー6,12,全反射ミラー11及び投射レン
ズ13をとりつける。組み立て時に、この基枠25をプ
ロジェクタの基板14に固定する。
抑制にある。 【構成】液晶パネル5,7,10の投影側に位置する、
合成用ダイクロイックミラー6,12、全反射ミラー1
1及び投射レンズ13の各取付部21,22,24,2
3を、基枠25として一体成形し、夫々合成用ダイクロ
イックミラー6,12,全反射ミラー11及び投射レン
ズ13をとりつける。組み立て時に、この基枠25をプ
ロジェクタの基板14に固定する。
Description
【0001】
本考案は、白色光を三原色に分離し、夫々液晶パネル(LCD)で変調させた 後再び合成して、フルカラーの映像を投射するようにした液晶プロジェクタに関 する。
【0002】
従来、テレビ画像,パソコンやワープロ等の出力画像を液晶パネルに表示して 、これをそのまま拡大投映する装置として、上述のような液晶プロジェクタが知 られている。 従来の液晶プロジェクタの一例として、図3の概略正面図に示すような構造の ものがある。即ち、光源1から射出された白色光は、分離用ダイクロイックミラ ー2で例えば赤色光を透過させ、反射した光は分離用ダイクロイックミラー3で 例えば青色光を反射させると共に緑色光を透過させる。 そして、赤色光は全反射ミラー4で反射された後液晶パネル5を透過して合成 用ダイクロイックミラー6を透過し、液晶パネル7を透過した青色光がこのダイ クロイックミラー6で反射されることで赤色光と青色光が合成される。又、緑色 光は液晶パネル10を透過した後全反射ミラー11で反射され、合成用ダイクロ イックミラー12を透過するが、赤と青の合成光がこのダイクロイックミラー1 2で反射されることで三色光が合成される。 そして、この合成光は投射レンズ13を介して図示しないスクリーン上にフル カラー画像として拡大投射されるようになっている。
【0003】 このような液晶プロジェクタの組み立てに際しては、図3及びそのB−B線断 面図である図4に示すように、プロジェクタの基板14と押さえ板15との間に 、ダイクロイックミラー取付板16,17、投射レンズ取付板18及び全反射ミ ラー取付板19をネジ止めしておき、これに合成用ダイクロイックミラー6,1 2、投射レンズ13及び全反射ミラー11を夫々組み込むようにしていた。又、 光源1、分離用ダイクロイックミラー2,3及び全反射ミラー4等他の光学系部 品も、図示しない取付板を介して同様に基板14と押さえ板15との間に固定す るようにしていた。 しかも、これら各光学系部品は、三枚の液晶パネル5,7,10の画像が重ね られて色ずれのない一つの画像として投射し得るように、精密に位置決めして光 軸合わせが成されなければならない。
【0004】
しかしながら、このような取付構造では、組み立て時に機械的及び光学的治具 を使用して各取付板の取り付け位置及び角度を調整した後でネジ止めすると、ネ ジを締め付けることにより、取り付け位置及び角度に狂いが生じ易く、再度位置 及び角度調整をしながら締め付け作業をしなければならず、そのため調整の手間 が大きくかかり、作業性が悪かった。又、組み立て後に液晶プロジェクタの振動 や落下等によって、各取付板位置及び角度に狂いが生じることがあった。 特に、液晶パネル5,7,10から投射側(スクリーン側)光路に位置する合 成用ダイクロイックミラー6,12,投射レンズ13及び全反射ミラー11等の 光学系部品の取り付け位置及び角度に狂いがあると、色ずれの発生や解像度の低 下等投射される像の品質に著しい悪影響を与え、液晶プロジェクタの性能を低下 させるという欠点があった。
【0005】 本考案は、このような課題に鑑みて、特に液晶パネルから投射側光路に位置す る光学系部品を容易且つ正確に取り付け固定し得る液晶プロジェクタの光学系部 品取り付け構造を提供することを目的とする。
【0006】
本考案による液晶プロジェクタの光学系部品取り付け構造は、光源からの投射 光を分離用ダイクロイックミラーによって三原色の色光に分離し、各光路の色光 を夫々液晶パネルを透過させた後合成用ダイクロイックミラー及び全反射ミラー を介して再び合成して、投射レンズを通して投影するようにした液晶プロジェク タにおいて、合成用ダイクロイックミラー,全反射ミラー及び投射レンズを、一 体成形した基枠に取り付けるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
液晶プロジェクタの組み立て時に、合成用ダイクロイックミラー,全反射ミラ ー及び投射レンズは予め一体成形した基枠に取り付けられているから、この基枠 をプロジェクタ内に取り付ける際に一体に位置調整すればよく、これら光学系部 品は液晶プロジェクタに取り付ける時に個々に位置や角度を調整する必要はなく 、迅速且つ容易に取り付け作業を完了することができる。 しかも、これら合成用ダイクロイックミラー,全反射ミラー及び投射レンズは 液晶パネルの投射側に位置しているため、各液晶パネルを透過した後の画像情報 を含む各光の合成及び結像が正確に行われる。
【0008】
以下、本考案の好適な一実施例を図1及び図2に基づいて説明するが、上述の 従来技術と同様の部分又は部材には同一の符号を用いてその説明を省略する。 尚、図1は本実施例による液晶プロジェクタの各光学系を示す概略構成図、図 2は図1のA−A線断面図である。 図1において、各液晶パネル5,7,10の投影側(スクリーン側)各光路に 位置するダイクロイックミラー取付部21,22、投射レンズ取付部23及び全 反射ミラー取付部24は、各合成用ダイクロイックミラー6,12、投射レンズ 13及び全反射ミラー11が、光路上相互に所定の角度及び位置に夫々取り付け られるように、基枠25として一体成形されている(図2参照)。そして、合成 用ダイクロイックミラー6はダイクロイックミラー取付部21に、合成用ダイク ロイックミラー12はダイクロイックミラー取付部22に、全反射ミラー11は 全反射ミラー取付部24に、そして投射レンズ13は投射レンズ取付部23に夫 々固定されている。
【0009】 そのため、基枠25を基板14上の所定位置に固定すれば、これらの光学系は 同時に角度及び位置調整が成されていることになる。 又、各液晶パネル5,7,10と光源1との間の分離用ダイクロイックミラー 2,3と全反射ミラー4は、夫々従来技術と同様に基板14と押さえ板15との 間に個々にネジ止めされているが、図上各取付板等は省略されている。
【0010】 本実施例は上述のように構成されているから、液晶プロジェクタの組み立て時 において、合成用ダイクロイックミラー6,12、全反射ミラー11そして投射 レンズ13が夫々固定されている基枠25を、基板14上の所定位置に固定すれ ば、合成用ダイクロイックミラー6,12、全反射ミラー11及び投射レンズ1 3は同時に位置決めされたことになる。従って、個々に角度及び位置調整する必 要がない。 又、分離用ダイクロイックミラー2,3及び全反射ミラー4は、押さえ板15 に個々にネジ止めされることになるから、ネジの締め付けによって多少その角度 や位置が正規の位置からズレることがあるが、液晶パネルを透過する前の位置に あるから、多少のズレは投射画像の解像度や色ずれ等の品質にさほど影響を与え ない。
【0011】 従って、この液晶プロジェクタによって各液晶パネル5,7,10を拡大投射 する場合、各液晶パネル5,7,10を透過した各色光の光束は、全反射ミラー 11で反射され且つ合成用ダイクロイックミラー6,12を通過及び反射するこ とで精密に合成され、投射レンズ13を介して良好な解像力で拡大投射される。
【0012】 上述のように本実施例は、液晶プロジェクタの組み立て時において、液晶パネ ル5,7,10より投影側の光学系部品について個々に位置や角度の調整をする 必要がなく、調整を容易にできて作業性を向上させることができる。又、各取付 部を一体に成形したから、組み立て後に振動や落下等を生じても、これら各光学 系部品のズレが発生することがなく、製品性能の低下を防止することができる。
【0013】 尚、上述の実施例では各液晶パネル5,7,10と光源1との間の光学系部品 は個々にネジ止め等で固定するようにしたが、これらの光学系部品も各取付板を 一体に成形した基枠に取り付けるようにしてもよい(或いはこの基枠を基枠25 と一体に構成してもよい)。そのように構成すれば、組み立て時に、二つの基枠 間で位置及び角度調整して基板14に夫々取り付け固定するだけでよいから、組 み立て作業と調整作業を一層容易にすることができて、投射画像の品質も一層向 上させることができる。
【0014】
上述のように本考案に係る液晶プロジェクタの光学系取り付け構造は、少なく とも合成用ダイクロイックミラーと投射レンズを一体成形された基枠に取り付け るようにしたから、組み立て時の光学系部品の調整作業を簡単且つ容易にして、 作業性を高めることができ且つ製品性能の低下を抑制できる。又、振動や落下等 によっても光学系部品のズレの発生を防止して製品性能の低下を抑制することが できる。
【図1】本考案の一実施例による液晶プロジェクタの概
略構成を示す正面図である。
略構成を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来技術による液晶プロジェクタの概略構成を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
2,3 分離用ダイクロイックミラー 4,11 全反射ミラー 5,7,10 液晶パネル 6,12 合成用ダイクロイックミラー 13 投射レンズ 21,22 合成用ダイクロイックミラー取付部 23 投射レンズ取付部 25 基枠
Claims (1)
- 【請求項1】光源からの投射光を分離用ダイクロイック
ミラーによって三原色の色光に分離し、各光路の色光を
夫々液晶パネルを透過させた後少なくとも合成用ダイク
ロイックミラーを介して再び合成して投射レンズを通し
て投影するようにした液晶プロジェクタにおいて、少な
くとも前記合成用ダイクロイックミラー及び投射レンズ
を、一体成形した基枠に取り付けるようにしたことを特
徴とする光学系部品取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10449991U JPH0571818U (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 液晶プロジェクタの光学系部品取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10449991U JPH0571818U (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 液晶プロジェクタの光学系部品取り付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571818U true JPH0571818U (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=14382213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10449991U Pending JPH0571818U (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 液晶プロジェクタの光学系部品取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0571818U (ja) |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP10449991U patent/JPH0571818U/ja active Pending
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