JP2000310823A - 反射型プロジェクタ装置 - Google Patents
反射型プロジェクタ装置Info
- Publication number
- JP2000310823A JP2000310823A JP11119579A JP11957999A JP2000310823A JP 2000310823 A JP2000310823 A JP 2000310823A JP 11119579 A JP11119579 A JP 11119579A JP 11957999 A JP11957999 A JP 11957999A JP 2000310823 A JP2000310823 A JP 2000310823A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- polarizing
- prism
- light
- prisms
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- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学部品間の位置ずれによるレジストレーシ
ョンずれを改善することができ、高解像度の映像を映出
することができると共に、歩留まりを向上させることが
でき、安価に実現することができる反射型プロジェクタ
装置を提供する。 【解決手段】 偏光プリズム9〜11は、ブラケット3
1〜33に収納保持されている。反射型液晶素子12〜
14を保持する保持板15〜17は、ブラケット31〜
33に固定されている。合成プリズム22には、スペー
サ34〜36が接着固定されている。ブラケット31〜
33をスペーサ34〜36にねじ止めすることによっ
て、偏光プリズム9〜11と反射型液晶素子12〜14
と合成プリズム22とを、1つのブロック50′として
形成する。
ョンずれを改善することができ、高解像度の映像を映出
することができると共に、歩留まりを向上させることが
でき、安価に実現することができる反射型プロジェクタ
装置を提供する。 【解決手段】 偏光プリズム9〜11は、ブラケット3
1〜33に収納保持されている。反射型液晶素子12〜
14を保持する保持板15〜17は、ブラケット31〜
33に固定されている。合成プリズム22には、スペー
サ34〜36が接着固定されている。ブラケット31〜
33をスペーサ34〜36にねじ止めすることによっ
て、偏光プリズム9〜11と反射型液晶素子12〜14
と合成プリズム22とを、1つのブロック50′として
形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型の液晶素子
を用いた反射型プロジェクタ装置に関する。
を用いた反射型プロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像を大画面にて映出したいという要望
が高まっていることから、映像をスクリーンに投射する
プロジェクタ装置が普及してきている。図5,図6は、
反射型の液晶素子を用いた従来の反射型プロジェクタ装
置の構成を示す図であり、図5は上面図、図6は側面図
である。なお、図6の左右方向は、図5における紙面に
直交する方向に相当する。
が高まっていることから、映像をスクリーンに投射する
プロジェクタ装置が普及してきている。図5,図6は、
反射型の液晶素子を用いた従来の反射型プロジェクタ装
置の構成を示す図であり、図5は上面図、図6は側面図
である。なお、図6の左右方向は、図5における紙面に
直交する方向に相当する。
【0003】例えばキセノンアークランプであるランプ
1より発せられた白色光は、レンズ2,3によって集光
され、色分解ミラー4に入射される。色分解ミラー4に
入射された白色光の内、青色(B)光は色分解ミラー4
を透過し、黄色光は色分解ミラー4で反射して色分解ミ
ラー5に入射される。色分解ミラー5に入射された黄色
光の内、赤色(R)光は色分解ミラー4を透過して偏光
プリズム9に入射される。色分解ミラー5に入射された
黄色光の内、緑色(G)光は色分解ミラー5で反射して
偏光プリズム10に入射される。
1より発せられた白色光は、レンズ2,3によって集光
され、色分解ミラー4に入射される。色分解ミラー4に
入射された白色光の内、青色(B)光は色分解ミラー4
を透過し、黄色光は色分解ミラー4で反射して色分解ミ
ラー5に入射される。色分解ミラー5に入射された黄色
光の内、赤色(R)光は色分解ミラー4を透過して偏光
プリズム9に入射される。色分解ミラー5に入射された
黄色光の内、緑色(G)光は色分解ミラー5で反射して
偏光プリズム10に入射される。
【0004】色分解ミラー4を透過したB光は、リレー
レンズ6を介して色分解ミラー7に入射される。このB
光は色分解ミラー7で反射し、リレーレンズ8を介して
偏光プリズム11に入射される。リレーレンズ6,8
は、B光の光路長を、R光,G光の光路長と合わせるた
めのものである。なお、B光は、色分解ミラー4を透過
した時点で既に分離されているので、色分解ミラー7の
代わりに通常の反射ミラーを用いてもよい。
レンズ6を介して色分解ミラー7に入射される。このB
光は色分解ミラー7で反射し、リレーレンズ8を介して
偏光プリズム11に入射される。リレーレンズ6,8
は、B光の光路長を、R光,G光の光路長と合わせるた
めのものである。なお、B光は、色分解ミラー4を透過
した時点で既に分離されているので、色分解ミラー7の
代わりに通常の反射ミラーを用いてもよい。
【0005】偏光プリズム9に入射されたR光はその接
合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素子12に入
射される。液晶素子12に入射されたS波成分は液晶素
子12で反射してP波成分となり、偏光プリズム9の接
合面を透過して合成プリズム22に入射される。偏光プ
リズム10に入射されたG光はその接合面でS波成分の
みが反射し、反射型液晶素子13に入射される。液晶素
子13に入射されたS波成分は液晶素子13で反射して
P波成分となり、偏光プリズム10の接合面を透過して
合成プリズム22に入射される。
合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素子12に入
射される。液晶素子12に入射されたS波成分は液晶素
子12で反射してP波成分となり、偏光プリズム9の接
合面を透過して合成プリズム22に入射される。偏光プ
リズム10に入射されたG光はその接合面でS波成分の
みが反射し、反射型液晶素子13に入射される。液晶素
子13に入射されたS波成分は液晶素子13で反射して
P波成分となり、偏光プリズム10の接合面を透過して
合成プリズム22に入射される。
【0006】偏光プリズム11に入射されたB光はその
接合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素子14に
入射される。液晶素子14に入射されたS波成分は液晶
素子14で反射してP波成分となり、偏光プリズム11
の接合面を透過して合成プリズム22に入射される。な
お、液晶素子12〜14には、周知のように、映像に応
じた電圧がかけられ、入射されたR,G,B光がそれぞ
れ変調される。
接合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素子14に
入射される。液晶素子14に入射されたS波成分は液晶
素子14で反射してP波成分となり、偏光プリズム11
の接合面を透過して合成プリズム22に入射される。な
お、液晶素子12〜14には、周知のように、映像に応
じた電圧がかけられ、入射されたR,G,B光がそれぞ
れ変調される。
【0007】合成プリズム22に入射されたR,G,B
光は合成プリズム22によって合成され、投射レンズ2
3によって図示していないスクリーンに投射される。こ
のようにして、スクリーンには映像が表示される。
光は合成プリズム22によって合成され、投射レンズ2
3によって図示していないスクリーンに投射される。こ
のようにして、スクリーンには映像が表示される。
【0008】次に、各光学部品の取り付け構造について
説明する。液晶素子12〜14は、それぞれ、保持板1
5〜17に固着されている。これらの保持板15〜17
が、それぞれ、ブラケット18〜20に装着されてい
る。即ち、四角形状である保持板15〜17の4つの角
部には、それぞれ、孔15a〜17aが形成されてい
る。この孔15a〜17aに、ブラケット18〜20の
腕部18a〜20aが挿入され、孔15a〜17aの周
囲部と腕部18a〜20aとが例えば半田21によって
固定されている。なお、液晶素子12〜14を保持した
保持板15〜17は、投射レンズ23のフォーカス位置
や液晶素子12〜14間の相対位置を調整された後に、
偏光プリズム9〜11に接着固定されたブラケット18
〜20に固定される。
説明する。液晶素子12〜14は、それぞれ、保持板1
5〜17に固着されている。これらの保持板15〜17
が、それぞれ、ブラケット18〜20に装着されてい
る。即ち、四角形状である保持板15〜17の4つの角
部には、それぞれ、孔15a〜17aが形成されてい
る。この孔15a〜17aに、ブラケット18〜20の
腕部18a〜20aが挿入され、孔15a〜17aの周
囲部と腕部18a〜20aとが例えば半田21によって
固定されている。なお、液晶素子12〜14を保持した
保持板15〜17は、投射レンズ23のフォーカス位置
や液晶素子12〜14間の相対位置を調整された後に、
偏光プリズム9〜11に接着固定されたブラケット18
〜20に固定される。
【0009】このようにして液晶素子12〜14を保持
したブラケット18〜20は、それぞれ、偏光プリズム
9〜11に接着固定されている。図6に示すように、偏
光プリズム9〜11は台座24に接着固定され、合成プ
リズム22は台座25に接着固定されている。台座2
4,25に接着固定された偏光プリズム9〜11と合成
プリズム22は、これらの部品間における相対位置がず
れないよう、例えばアルミダイキャスト製のベース30
にねじ止め固定されている。投射レンズ23もベース3
0にねじ止め固定されている。
したブラケット18〜20は、それぞれ、偏光プリズム
9〜11に接着固定されている。図6に示すように、偏
光プリズム9〜11は台座24に接着固定され、合成プ
リズム22は台座25に接着固定されている。台座2
4,25に接着固定された偏光プリズム9〜11と合成
プリズム22は、これらの部品間における相対位置がず
れないよう、例えばアルミダイキャスト製のベース30
にねじ止め固定されている。投射レンズ23もベース3
0にねじ止め固定されている。
【0010】以上のランプ1〜投射レンズ23及びベー
ス30は、さらに全体として、光学ベース100に位置
決めされて、ねじ止め等によって固定されている。これ
らの光学部品が全て正しく位置決めされていると、図7
に示すように、R,G,B光がずれることなく、レジス
トレーションずれのない映像がスクリーン上に投射され
ることとなる。
ス30は、さらに全体として、光学ベース100に位置
決めされて、ねじ止め等によって固定されている。これ
らの光学部品が全て正しく位置決めされていると、図7
に示すように、R,G,B光がずれることなく、レジス
トレーションずれのない映像がスクリーン上に投射され
ることとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
製の偏光プリズム9〜11や合成プリズム22と、台座
24,25との線膨張係数の違いや、台座24,25と
ベース30との線膨張係数の違い等によって、偏光プリ
ズム9〜11や液晶素子12〜14、または、合成プリ
ズム22の間で相対位置がずれてしまう。すると、図8
に示すように、R,G,B光がずれてしまい、スクリー
ン上に投射される映像には、レジストレーションずれが
発生してしまうこととなる。なお、図8は、一例とし
て、R光用の液晶素子12が実線で示す位置から破線の
位置へとずれ、B光用の偏光プリズム11が実線で示す
位置から破線の位置へとずれた場合を示している。
製の偏光プリズム9〜11や合成プリズム22と、台座
24,25との線膨張係数の違いや、台座24,25と
ベース30との線膨張係数の違い等によって、偏光プリ
ズム9〜11や液晶素子12〜14、または、合成プリ
ズム22の間で相対位置がずれてしまう。すると、図8
に示すように、R,G,B光がずれてしまい、スクリー
ン上に投射される映像には、レジストレーションずれが
発生してしまうこととなる。なお、図8は、一例とし
て、R光用の液晶素子12が実線で示す位置から破線の
位置へとずれ、B光用の偏光プリズム11が実線で示す
位置から破線の位置へとずれた場合を示している。
【0012】このようなレジストレーションずれは、液
晶素子12〜14が小型化したり、必要とされる解像度
が高くなるほど問題となる。最近のプロジェクタ装置で
は、従来より増して、レジストレーションずれのない高
解像度が要求されており、各光学部品間の位置ずれは大
きな問題となっていた。一般的に、各光学部品間の位置
ずれをなくそうとすると、歩留まりが低下し、生産コス
トが上昇して、プロジェクタ装置が高価となってしま
う。従って、歩留まりを向上させることができ、各光学
部品間の位置ずれを安価な構成でなくすことが求められ
る。
晶素子12〜14が小型化したり、必要とされる解像度
が高くなるほど問題となる。最近のプロジェクタ装置で
は、従来より増して、レジストレーションずれのない高
解像度が要求されており、各光学部品間の位置ずれは大
きな問題となっていた。一般的に、各光学部品間の位置
ずれをなくそうとすると、歩留まりが低下し、生産コス
トが上昇して、プロジェクタ装置が高価となってしま
う。従って、歩留まりを向上させることができ、各光学
部品間の位置ずれを安価な構成でなくすことが求められ
る。
【0013】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、光学部品間の位置ずれによるレジストレー
ションずれを改善することができ、高解像度の映像を映
出することができると共に、歩留まりを向上させること
ができ、安価に実現することができる反射型プロジェク
タ装置を提供することを目的とする。
ものであり、光学部品間の位置ずれによるレジストレー
ションずれを改善することができ、高解像度の映像を映
出することができると共に、歩留まりを向上させること
ができ、安価に実現することができる反射型プロジェク
タ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、光源(1)からの白色光
を3原色光に分離する分離手段(4,5)と、前記3原
色光をそれぞれ偏光する第1〜第3の偏光プリズム(9
〜11)と、前記第1〜第3の偏光プリズムによって偏
光された前記3原色光が入射され、この3原色光を変調
して前記第1〜第3の偏光プリズムへと反射する第1〜
第3の反射型液晶素子(12〜14)と、前記第1〜第
3の偏光プリズムを透過した前記3原色光を合成する合
成プリズム(22)とを備えた反射型プロジェクタ装置
において、前記第1〜第3の偏光プリズムを保持するブ
ラケット(31〜33)と、前記合成プリズムに固定さ
れた部材(34〜36)とを有し、前記第1〜第3の偏
光プリズムと、前記第1〜第3の反射型液晶素子と、前
記合成プリズムとを、1つのブロック(50′)として
形成し、前記ブラケットを前記部材にねじ止めしたこと
を特徴とする反射型プロジェクタ装置を提供するもので
ある。
の技術の課題を解決するため、光源(1)からの白色光
を3原色光に分離する分離手段(4,5)と、前記3原
色光をそれぞれ偏光する第1〜第3の偏光プリズム(9
〜11)と、前記第1〜第3の偏光プリズムによって偏
光された前記3原色光が入射され、この3原色光を変調
して前記第1〜第3の偏光プリズムへと反射する第1〜
第3の反射型液晶素子(12〜14)と、前記第1〜第
3の偏光プリズムを透過した前記3原色光を合成する合
成プリズム(22)とを備えた反射型プロジェクタ装置
において、前記第1〜第3の偏光プリズムを保持するブ
ラケット(31〜33)と、前記合成プリズムに固定さ
れた部材(34〜36)とを有し、前記第1〜第3の偏
光プリズムと、前記第1〜第3の反射型液晶素子と、前
記合成プリズムとを、1つのブロック(50′)として
形成し、前記ブラケットを前記部材にねじ止めしたこと
を特徴とする反射型プロジェクタ装置を提供するもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の反射型プロジェク
タ装置について、添付図面を参照して説明する。図1は
本発明の反射型プロジェクタ装置の一実施例を示す上面
図、図2は本発明の反射型プロジェクタ装置の一実施例
を示す側面図、図3は比較例を示す上面図、図4は比較
例を示す側面図である。なお、図1〜図4において、図
5,図6と同一部分には同一符号が付してある。なお、
図2,図4の左右方向は、図1,図3における紙面に直
交する方向に相当する。
タ装置について、添付図面を参照して説明する。図1は
本発明の反射型プロジェクタ装置の一実施例を示す上面
図、図2は本発明の反射型プロジェクタ装置の一実施例
を示す側面図、図3は比較例を示す上面図、図4は比較
例を示す側面図である。なお、図1〜図4において、図
5,図6と同一部分には同一符号が付してある。なお、
図2,図4の左右方向は、図1,図3における紙面に直
交する方向に相当する。
【0016】まず、図3,図4に示す比較例について説
明する。図3,図4に示す比較例は、本出願人が、特願
平10−357338号にて提案したものである。図
3,図4において、例えばキセノンアークランプである
ランプ1より発せられた白色光は、レンズ2,3によっ
て集光され、色分解ミラー4に入射される。色分解ミラ
ー4に入射された白色光の内、青色(B)光は色分解ミ
ラー4を透過し、黄色光は色分解ミラー4で反射して色
分解ミラー5に入射される。色分解ミラー5に入射され
た黄色光の内、赤色(R)光は色分解ミラー4を透過し
て偏光プリズム9に入射される。色分解ミラー5に入射
された黄色光の内、緑色(G)光は色分解ミラー5で反
射して偏光プリズム10に入射される。
明する。図3,図4に示す比較例は、本出願人が、特願
平10−357338号にて提案したものである。図
3,図4において、例えばキセノンアークランプである
ランプ1より発せられた白色光は、レンズ2,3によっ
て集光され、色分解ミラー4に入射される。色分解ミラ
ー4に入射された白色光の内、青色(B)光は色分解ミ
ラー4を透過し、黄色光は色分解ミラー4で反射して色
分解ミラー5に入射される。色分解ミラー5に入射され
た黄色光の内、赤色(R)光は色分解ミラー4を透過し
て偏光プリズム9に入射される。色分解ミラー5に入射
された黄色光の内、緑色(G)光は色分解ミラー5で反
射して偏光プリズム10に入射される。
【0017】色分解ミラー4を透過したB光は、リレー
レンズ6を介して色分解ミラー7に入射される。このB
光は色分解ミラー7で反射し、リレーレンズ8を介して
偏光プリズム11に入射される。リレーレンズ6,8
は、B光の光路長を、R光,G光の光路長と合わせるた
めのものである。なお、B光は、色分解ミラー4を透過
した時点で既に分離されているので、色分解ミラー7の
代わりに通常の反射ミラーを用いてもよい。
レンズ6を介して色分解ミラー7に入射される。このB
光は色分解ミラー7で反射し、リレーレンズ8を介して
偏光プリズム11に入射される。リレーレンズ6,8
は、B光の光路長を、R光,G光の光路長と合わせるた
めのものである。なお、B光は、色分解ミラー4を透過
した時点で既に分離されているので、色分解ミラー7の
代わりに通常の反射ミラーを用いてもよい。
【0018】偏光プリズム9に入射されたR光はその接
合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素子12に入
射される。液晶素子12に入射されたS波成分は液晶素
子12で反射してP波成分となり、偏光プリズム9の接
合面を透過し、スペーサガラス41を介して合成プリズ
ム22に入射される。偏光プリズム10に入射されたG
光はその接合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素
子13に入射される。液晶素子13に入射されたS波成
分は液晶素子13で反射してP波成分となり、偏光プリ
ズム10の接合面を透過し、スペーサガラス42を介し
て合成プリズム22に入射される。
合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素子12に入
射される。液晶素子12に入射されたS波成分は液晶素
子12で反射してP波成分となり、偏光プリズム9の接
合面を透過し、スペーサガラス41を介して合成プリズ
ム22に入射される。偏光プリズム10に入射されたG
光はその接合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素
子13に入射される。液晶素子13に入射されたS波成
分は液晶素子13で反射してP波成分となり、偏光プリ
ズム10の接合面を透過し、スペーサガラス42を介し
て合成プリズム22に入射される。
【0019】偏光プリズム11に入射されたB光はその
接合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素子14に
入射される。液晶素子14に入射されたS波成分は液晶
素子14で反射してP波成分となり、偏光プリズム11
の接合面を透過し、スペーサガラス43を介して合成プ
リズム22に入射される。なお、液晶素子12〜14に
は、周知のように、映像に応じた電圧がかけられ、入射
されたR,G,B光がそれぞれ変調される。
接合面でS波成分のみが反射し、反射型液晶素子14に
入射される。液晶素子14に入射されたS波成分は液晶
素子14で反射してP波成分となり、偏光プリズム11
の接合面を透過し、スペーサガラス43を介して合成プ
リズム22に入射される。なお、液晶素子12〜14に
は、周知のように、映像に応じた電圧がかけられ、入射
されたR,G,B光がそれぞれ変調される。
【0020】合成プリズム22に入射されたR,G,B
光は合成プリズム22によって合成され、投射レンズ2
3によって図示していないスクリーンに投射される。こ
のようにして、スクリーンには映像が表示される。
光は合成プリズム22によって合成され、投射レンズ2
3によって図示していないスクリーンに投射される。こ
のようにして、スクリーンには映像が表示される。
【0021】次に、各光学部品の取り付け構造について
説明する。液晶素子12〜14は、それぞれ、保持板1
5〜17に固着されている。これらの保持板15〜17
は、それぞれ、ブラケット18〜20に装着されてい
る。即ち、四角形状である保持板15〜17の4つの角
部には、それぞれ、孔15a〜17aが形成されてい
る。この孔15a〜17aに、ブラケット18〜20の
腕部18a〜20aが挿入され、孔15a〜17aの周
囲部と腕部18a〜20aとが例えば半田21によって
固定されている。なお、液晶素子12〜14を保持した
保持板15〜17は、投射レンズ23のフォーカス位置
や液晶素子12〜14間の相対位置を調整された後に、
偏光プリズム9〜11に接着固定されたブラケット18
〜20に固定される。
説明する。液晶素子12〜14は、それぞれ、保持板1
5〜17に固着されている。これらの保持板15〜17
は、それぞれ、ブラケット18〜20に装着されてい
る。即ち、四角形状である保持板15〜17の4つの角
部には、それぞれ、孔15a〜17aが形成されてい
る。この孔15a〜17aに、ブラケット18〜20の
腕部18a〜20aが挿入され、孔15a〜17aの周
囲部と腕部18a〜20aとが例えば半田21によって
固定されている。なお、液晶素子12〜14を保持した
保持板15〜17は、投射レンズ23のフォーカス位置
や液晶素子12〜14間の相対位置を調整された後に、
偏光プリズム9〜11に接着固定されたブラケット18
〜20に固定される。
【0022】このようにして液晶素子12〜14を保持
したブラケット18〜20は、それぞれ、偏光プリズム
9〜11に接着固定されている。偏光プリズム9〜11
と合成プリズム22とは、偏光プリズム9〜11と合成
プリズム22との間の相対位置がずれないよう、それぞ
れ、スペーサガラス41〜43を介して接着固定されて
いる。即ち、液晶素子12〜14と、偏光プリズム9〜
11と、合成プリズム22は、全てが一体となった1つ
のブロック50として形成されている。
したブラケット18〜20は、それぞれ、偏光プリズム
9〜11に接着固定されている。偏光プリズム9〜11
と合成プリズム22とは、偏光プリズム9〜11と合成
プリズム22との間の相対位置がずれないよう、それぞ
れ、スペーサガラス41〜43を介して接着固定されて
いる。即ち、液晶素子12〜14と、偏光プリズム9〜
11と、合成プリズム22は、全てが一体となった1つ
のブロック50として形成されている。
【0023】この構成例では、液晶素子12〜14,偏
光プリズム9〜11,合成プリズム22以外の他の部
品、即ち、ブラケット18〜20やスペーサガラス41
〜43を含めて一体化しているが、これに限定されず、
液晶素子12〜14,偏光プリズム9〜11,合成プリ
ズム22のみを1つのブロックとして構成したものも含
む。即ち、液晶素子12〜14を偏光プリズム9〜11
に直接的に接着固定し、偏光プリズム9〜11を合成プ
リズム22に直接的に接着固定してもよいし、液晶素子
12〜14を偏光プリズム9〜11に間接的に接着固定
し、偏光プリズム9〜11を合成プリズム22に間接的
に接着固定してもよい。各部品間の直接的な接着固定
と、間接的な接着固定とを組み合わせてもよい。
光プリズム9〜11,合成プリズム22以外の他の部
品、即ち、ブラケット18〜20やスペーサガラス41
〜43を含めて一体化しているが、これに限定されず、
液晶素子12〜14,偏光プリズム9〜11,合成プリ
ズム22のみを1つのブロックとして構成したものも含
む。即ち、液晶素子12〜14を偏光プリズム9〜11
に直接的に接着固定し、偏光プリズム9〜11を合成プ
リズム22に直接的に接着固定してもよいし、液晶素子
12〜14を偏光プリズム9〜11に間接的に接着固定
し、偏光プリズム9〜11を合成プリズム22に間接的
に接着固定してもよい。各部品間の直接的な接着固定
と、間接的な接着固定とを組み合わせてもよい。
【0024】合成プリズム22の上下(図4では左右)
には、挟着板44が接着固定されており、この挟着板4
4のフランジ部44aが、例えばアルミダイキャスト製
のベース60にねじ止め固定されている。投射レンズ2
3もベース60にねじ止め固定されている。
には、挟着板44が接着固定されており、この挟着板4
4のフランジ部44aが、例えばアルミダイキャスト製
のベース60にねじ止め固定されている。投射レンズ2
3もベース60にねじ止め固定されている。
【0025】以上のランプ1〜投射レンズ23及びベー
ス60は、さらに全体として、光学ベース100に位置
決めされて、ねじ止め等によって固定されている。この
比較例では、液晶素子12〜14と、偏光プリズム9〜
11と、合成プリズム22とを1つのブロック50とし
て構成しているので、こられの光学部品間の相対位置は
ほとんどずれることがない。従って、図7に示すよう
に、R,G,B光がずれることなく、レジストレーショ
ンずれのない映像がスクリーン上に投射されることとな
る。
ス60は、さらに全体として、光学ベース100に位置
決めされて、ねじ止め等によって固定されている。この
比較例では、液晶素子12〜14と、偏光プリズム9〜
11と、合成プリズム22とを1つのブロック50とし
て構成しているので、こられの光学部品間の相対位置は
ほとんどずれることがない。従って、図7に示すよう
に、R,G,B光がずれることなく、レジストレーショ
ンずれのない映像がスクリーン上に投射されることとな
る。
【0026】以上説明した図3,図4に示す比較例で
は、光学部品間の位置ずれによるレジストレーションず
れを改善することができ、高解像度の映像を映出するこ
とができる。しかしながら、液晶素子12〜14と、偏
光プリズム9〜11と、合成プリズム22とを接着固定
によって1つのブロック50として構成しているので、
例えば偏光プリズム9〜11のいずれか1つに不具合が
あってもそれを分離して交換することが困難であるた
め、ブロック50の全体が不良となってしまう。従っ
て、歩留まりが低下し、生産コストが上昇する。また、
光学部品を正確に位置決めして接着することは、特殊な
技能を要するので、コストが高くなってしまう。
は、光学部品間の位置ずれによるレジストレーションず
れを改善することができ、高解像度の映像を映出するこ
とができる。しかしながら、液晶素子12〜14と、偏
光プリズム9〜11と、合成プリズム22とを接着固定
によって1つのブロック50として構成しているので、
例えば偏光プリズム9〜11のいずれか1つに不具合が
あってもそれを分離して交換することが困難であるた
め、ブロック50の全体が不良となってしまう。従っ
て、歩留まりが低下し、生産コストが上昇する。また、
光学部品を正確に位置決めして接着することは、特殊な
技能を要するので、コストが高くなってしまう。
【0027】光学部品間の位置ずれによるレジストレー
ションずれを改善することができ、高解像度の映像を映
出することができるという特長を損なうことなく、歩留
まりを向上させ、生産コストを低減できるようにしたの
が、図1,図2に示す本発明の構成である。なお、図
1,図2において、図3,図4と同一部分には同一符号
を付し、その説明を適宜省略することとする。
ションずれを改善することができ、高解像度の映像を映
出することができるという特長を損なうことなく、歩留
まりを向上させ、生産コストを低減できるようにしたの
が、図1,図2に示す本発明の構成である。なお、図
1,図2において、図3,図4と同一部分には同一符号
を付し、その説明を適宜省略することとする。
【0028】図1,図2において、液晶素子12〜14
は、それぞれ、保持板15〜17に固着されている。こ
れらの保持板15〜17は、それぞれ、ブラケット31
〜33に装着されている。即ち、四角形状である保持板
15〜17の4つの角部には、それぞれ、孔15a〜1
7aが形成されている。この孔15a〜17aに、ブラ
ケット31〜33の腕部31a〜33aが挿入され、孔
15a〜17aの周囲部と腕部31a〜33aとが例え
ば半田21によって固定されている。腕部31a〜33
aは、ブラケット31〜33の一部を切り起こして設け
ればよい。なお、液晶素子12〜14を保持した保持板
15〜17は、投射レンズ23のフォーカス位置や液晶
素子12〜14間の相対位置を調整された後に、偏光プ
リズム9〜11を保持するブラケット31〜33に固定
される。
は、それぞれ、保持板15〜17に固着されている。こ
れらの保持板15〜17は、それぞれ、ブラケット31
〜33に装着されている。即ち、四角形状である保持板
15〜17の4つの角部には、それぞれ、孔15a〜1
7aが形成されている。この孔15a〜17aに、ブラ
ケット31〜33の腕部31a〜33aが挿入され、孔
15a〜17aの周囲部と腕部31a〜33aとが例え
ば半田21によって固定されている。腕部31a〜33
aは、ブラケット31〜33の一部を切り起こして設け
ればよい。なお、液晶素子12〜14を保持した保持板
15〜17は、投射レンズ23のフォーカス位置や液晶
素子12〜14間の相対位置を調整された後に、偏光プ
リズム9〜11を保持するブラケット31〜33に固定
される。
【0029】このようにして液晶素子12〜14を保持
したブラケット31〜33は、それぞれ、偏光プリズム
9〜11を挟着保持している。ブラケット31〜33
は、R,G,B光が通過する方向に開口を有する箱状に
形成されており、内部に偏光プリズム9〜11を収納し
て保持している。合成プリズム22の偏光プリズム9〜
11が対向する面には、枠状のスペーサ34〜36が接
着固定されている。合成プリズム22とスペーサ34〜
36とを別部材により一体成形して、両者を一体化して
もよい。
したブラケット31〜33は、それぞれ、偏光プリズム
9〜11を挟着保持している。ブラケット31〜33
は、R,G,B光が通過する方向に開口を有する箱状に
形成されており、内部に偏光プリズム9〜11を収納し
て保持している。合成プリズム22の偏光プリズム9〜
11が対向する面には、枠状のスペーサ34〜36が接
着固定されている。合成プリズム22とスペーサ34〜
36とを別部材により一体成形して、両者を一体化して
もよい。
【0030】ブラケット31〜33の合成プリズム22
側には、フランジ部31b〜33b(フランジ部32b
のみ図2に図示)が形成されており、ブラケット31〜
33のフランジ部31b〜33bがスペーサ34〜36
にねじ止めされている。ブラケット31〜33の一部に
は、切り起こしによって内側に突出した突出部31c〜
33c(突出部32cのみ図2に図示)が形成されてい
る。突出部31c〜33cと偏光プリズム9〜11との
間には弾性体37が設けられている。この弾性体37を
設けることによって、偏光プリズム9〜11をスペーサ
34〜36方向に押し当て、偏光プリズム9〜11と合
成プリズム22とを強固に一体化している。
側には、フランジ部31b〜33b(フランジ部32b
のみ図2に図示)が形成されており、ブラケット31〜
33のフランジ部31b〜33bがスペーサ34〜36
にねじ止めされている。ブラケット31〜33の一部に
は、切り起こしによって内側に突出した突出部31c〜
33c(突出部32cのみ図2に図示)が形成されてい
る。突出部31c〜33cと偏光プリズム9〜11との
間には弾性体37が設けられている。この弾性体37を
設けることによって、偏光プリズム9〜11をスペーサ
34〜36方向に押し当て、偏光プリズム9〜11と合
成プリズム22とを強固に一体化している。
【0031】合成プリズム22の上下(図2では左右)
には、挟着板44が接着固定されており、この挟着板4
4のフランジ部44aが、例えばアルミダイキャスト製
のベース60にねじ止め固定されている。投射レンズ2
3もベース60にねじ止め固定されている。ランプ1〜
投射レンズ23及びベース60は、さらに全体として、
光学ベース100に位置決めされて、ねじ止め等によっ
て固定されている。
には、挟着板44が接着固定されており、この挟着板4
4のフランジ部44aが、例えばアルミダイキャスト製
のベース60にねじ止め固定されている。投射レンズ2
3もベース60にねじ止め固定されている。ランプ1〜
投射レンズ23及びベース60は、さらに全体として、
光学ベース100に位置決めされて、ねじ止め等によっ
て固定されている。
【0032】以上のようにして、本発明の構成において
も、上述した比較例と同様、液晶素子12〜14と、偏
光プリズム9〜11と、合成プリズム22は、全てが一
体となった1つのブロック50′として形成されてい
る。従って、光学部品間の位置ずれによるレジストレー
ションずれを改善することができ、高解像度の映像を映
出することができる。しかも、偏光プリズム9〜11
を、合成プリズム22に固定されたスペーサ34〜36
に対してねじ止めしているので、偏光プリズム9〜11
のいずれか1つに不具合があった場合には、それを分離
して交換することが可能である。これに加えて、光学部
品をねじ止めによって正確に位置決めすることは、接着
固定よりも容易であるので、歩留まりを向上させ、生産
コストを低減することが可能となる。
も、上述した比較例と同様、液晶素子12〜14と、偏
光プリズム9〜11と、合成プリズム22は、全てが一
体となった1つのブロック50′として形成されてい
る。従って、光学部品間の位置ずれによるレジストレー
ションずれを改善することができ、高解像度の映像を映
出することができる。しかも、偏光プリズム9〜11
を、合成プリズム22に固定されたスペーサ34〜36
に対してねじ止めしているので、偏光プリズム9〜11
のいずれか1つに不具合があった場合には、それを分離
して交換することが可能である。これに加えて、光学部
品をねじ止めによって正確に位置決めすることは、接着
固定よりも容易であるので、歩留まりを向上させ、生産
コストを低減することが可能となる。
【0033】本実施例では、ブラケット31〜33に、
液晶素子12〜14を保持した保持板15〜17を固定
すると共に、偏光プリズム9〜11を収納保持させてい
るが、保持板15〜17を固定するブラケットと、偏光
プリズム9〜11を収納保持もしくは固定するブラケッ
トとを別部材とし、こられの2つのブラケットを、合成
プリズム22に固定されたスペーサ34〜36に対して
ねじ止めしてもよい。また、本実施例では、ベース60
に対して、合成プリズム22を挟着保持する挟着板44
をねじ止めし、ブラケット31〜33を合成プリズム2
2に固定されたスペーサ34〜36に対してねじ止めし
ているが、ベース60に対してねじ止め等によって固定
した1つのブラケットに、合成プリズム22をねじ止め
もしくは挟着によって保持させ、そのブラケットに偏光
プリズム9〜11をねじ止めしてもよい。
液晶素子12〜14を保持した保持板15〜17を固定
すると共に、偏光プリズム9〜11を収納保持させてい
るが、保持板15〜17を固定するブラケットと、偏光
プリズム9〜11を収納保持もしくは固定するブラケッ
トとを別部材とし、こられの2つのブラケットを、合成
プリズム22に固定されたスペーサ34〜36に対して
ねじ止めしてもよい。また、本実施例では、ベース60
に対して、合成プリズム22を挟着保持する挟着板44
をねじ止めし、ブラケット31〜33を合成プリズム2
2に固定されたスペーサ34〜36に対してねじ止めし
ているが、ベース60に対してねじ止め等によって固定
した1つのブラケットに、合成プリズム22をねじ止め
もしくは挟着によって保持させ、そのブラケットに偏光
プリズム9〜11をねじ止めしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の反
射型プロジェクタ装置は、第1〜第3の偏光プリズムを
保持するブラケットと、合成プリズムに固定された部材
とを有し、第1〜第3の偏光プリズムと、第1〜第3の
反射型液晶素子と、合成プリズムとを、1つのブロック
として形成し、偏光プリズムを保持するブラケットを合
成プリズムに固定された部材にねじ止めしたので、光学
部品間の位置ずれによるレジストレーションずれを改善
することができ、高解像度の映像を映出することが可能
となると共に、歩留まりを向上させることができ、安価
に実現することができる。
射型プロジェクタ装置は、第1〜第3の偏光プリズムを
保持するブラケットと、合成プリズムに固定された部材
とを有し、第1〜第3の偏光プリズムと、第1〜第3の
反射型液晶素子と、合成プリズムとを、1つのブロック
として形成し、偏光プリズムを保持するブラケットを合
成プリズムに固定された部材にねじ止めしたので、光学
部品間の位置ずれによるレジストレーションずれを改善
することができ、高解像度の映像を映出することが可能
となると共に、歩留まりを向上させることができ、安価
に実現することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す上面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図3】比較例を示す上面図である。
【図4】比較例を示す側面図である。
【図5】従来例を示す上面図である。
【図6】従来例を示す側面図である。
【図7】レジストレーションずれのない状態を示す図で
ある。
ある。
【図8】光学部品の位置ずれによって、レジストレーシ
ョンずれが発生した状態を示す図である。
ョンずれが発生した状態を示す図である。
1 ランプ(光源) 4,5,7 色分解ミラー(分離手段) 9〜11 偏光プリズム 12〜14 反射型液晶素子 22 合成プリズム 23 投射レンズ 31〜33 ブラケット 34〜36 スペーサ(部材) 37 弾性体 50,50′ ブロック 60 ベース 100 光学ベース
Claims (1)
- 【請求項1】光源からの白色光を3原色光に分離する分
離手段と、 前記3原色光をそれぞれ偏光する第1〜第3の偏光プリ
ズムと、 前記第1〜第3の偏光プリズムによって偏光された前記
3原色光が入射され、この3原色光を変調して前記第1
〜第3の偏光プリズムへと反射する第1〜第3の反射型
液晶素子と、 前記第1〜第3の偏光プリズムを透過した前記3原色光
を合成する合成プリズムとを備えた反射型プロジェクタ
装置において、 前記第1〜第3の偏光プリズムを保持するブラケット
と、前記合成プリズムに固定された部材とを有し、前記
第1〜第3の偏光プリズムと、前記第1〜第3の反射型
液晶素子と、前記合成プリズムとを、1つのブロックと
して形成し、 前記ブラケットを前記部材にねじ止めしたことを特徴と
する反射型プロジェクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11119579A JP2000310823A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 反射型プロジェクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11119579A JP2000310823A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 反射型プロジェクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000310823A true JP2000310823A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14764858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11119579A Pending JP2000310823A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 反射型プロジェクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000310823A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1298484A2 (en) | 2001-09-28 | 2003-04-02 | Hitachi, Ltd. | Liquid crystal display |
US6709110B2 (en) | 2001-06-13 | 2004-03-23 | 3M Innovative Properties Company | Optical device for projection system |
WO2006127354A1 (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus and method for mounting imagers on stress-sensitive polarizing beam splitters |
US8061844B2 (en) | 2008-06-26 | 2011-11-22 | Seiko Epson Corporation | Optical device and projector |
JP2018036563A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社Jvcケンウッド | 投射型表示装置 |
CN110944161A (zh) * | 2018-09-21 | 2020-03-31 | 深圳光峰科技股份有限公司 | 投影系统及投影显示方法 |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11119579A patent/JP2000310823A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6709110B2 (en) | 2001-06-13 | 2004-03-23 | 3M Innovative Properties Company | Optical device for projection system |
EP1298484A2 (en) | 2001-09-28 | 2003-04-02 | Hitachi, Ltd. | Liquid crystal display |
KR100793532B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2008-01-14 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 액정 표시 소자 및 그것을 이용한 표시 장치 |
US7352416B2 (en) | 2001-09-28 | 2008-04-01 | Hitachi, Ltd. | Polarization direction of incident light beam perpendicular or parallel to liquid display molecular orientation for reduced drive voltage |
WO2006127354A1 (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus and method for mounting imagers on stress-sensitive polarizing beam splitters |
US8061844B2 (en) | 2008-06-26 | 2011-11-22 | Seiko Epson Corporation | Optical device and projector |
JP2018036563A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社Jvcケンウッド | 投射型表示装置 |
CN110944161A (zh) * | 2018-09-21 | 2020-03-31 | 深圳光峰科技股份有限公司 | 投影系统及投影显示方法 |
US11448949B2 (en) | 2018-09-21 | 2022-09-20 | Appotronics Corporation Limited | Projection system and projection display method |
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