JPH0570961B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0570961B2 JPH0570961B2 JP14861885A JP14861885A JPH0570961B2 JP H0570961 B2 JPH0570961 B2 JP H0570961B2 JP 14861885 A JP14861885 A JP 14861885A JP 14861885 A JP14861885 A JP 14861885A JP H0570961 B2 JPH0570961 B2 JP H0570961B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency divider
- closed loop
- mixer
- amplifier
- varactor diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は再生型のマイクロ波アナログ分周器に
関するものである。
関するものである。
マイクロ波アナログ分周器は現在通信装置等な
どに幅広く使われている。一方、近年実用化が進
んでいるモノリシツクIC構成の衛星放送装置の
局部発振器の安定化にも必要となつてきている。
どに幅広く使われている。一方、近年実用化が進
んでいるモノリシツクIC構成の衛星放送装置の
局部発振器の安定化にも必要となつてきている。
マイクロ波アナログ分周器においては、周波数
inの入力信号に対し、out=in/N(ただしN
=2,3,4,…)の周波数成分を有する信号が
出力される。このような分周器の動作帯域の中心
周波数は分周器の閉ループ回路の総遅延時間によ
つて決定されるが、前記中心周波数を変更するた
めには、前記遅延時間を変化させる必要がある。
inの入力信号に対し、out=in/N(ただしN
=2,3,4,…)の周波数成分を有する信号が
出力される。このような分周器の動作帯域の中心
周波数は分周器の閉ループ回路の総遅延時間によ
つて決定されるが、前記中心周波数を変更するた
めには、前記遅延時間を変化させる必要がある。
第3図に従来例のマイクロ波アナログ分周器を
示す。同図において、ミキサー11の出力端子に
ローパスフイルタ12、増幅器13が縦続接続さ
れ、増幅器13の出力端子がミキサー11の一つ
の入力端子に接続され、閉ループを構成してい
る。このマイクロ波アナログ分周器の閉ループの
固有周波数をnとすれば、分周器の動作帯域の
中心周波数はN・nであり、入力信号の周波数
inはN・nの近傍であれば、分周器は動作し、
out=in/Nの周波数成部を有する信号が出力
される。前記固有周波数nは閉ループ回路の総
遅延時間によつて決定される。従つて、第3図の
ような従来の分周器では、前記遅延時間は一定で
あるから、従来では分周器の動作帯域の調整が不
可能であつた。このため、従来は分周器の動作帯
域の中心周波数を変化させる必要が生じた場合に
は回路の再設計および分周器全体の作り直しが必
要であつた。
示す。同図において、ミキサー11の出力端子に
ローパスフイルタ12、増幅器13が縦続接続さ
れ、増幅器13の出力端子がミキサー11の一つ
の入力端子に接続され、閉ループを構成してい
る。このマイクロ波アナログ分周器の閉ループの
固有周波数をnとすれば、分周器の動作帯域の
中心周波数はN・nであり、入力信号の周波数
inはN・nの近傍であれば、分周器は動作し、
out=in/Nの周波数成部を有する信号が出力
される。前記固有周波数nは閉ループ回路の総
遅延時間によつて決定される。従つて、第3図の
ような従来の分周器では、前記遅延時間は一定で
あるから、従来では分周器の動作帯域の調整が不
可能であつた。このため、従来は分周器の動作帯
域の中心周波数を変化させる必要が生じた場合に
は回路の再設計および分周器全体の作り直しが必
要であつた。
本発明の目的は、前記欠点を除去し、容易に動
作帯域の中心周波数の変更を可能にしたマイクロ
波アナログ分周器を提供することにある。
作帯域の中心周波数の変更を可能にしたマイクロ
波アナログ分周器を提供することにある。
本発明はミキサーの出力端子にローパスフイル
タ、増幅器を縦続接続し、さらに前記増幅器の出
力端子を前記ミキサーの一つの入力端子に接続し
て構成される閉ループ回路を備えたマイクロ波ア
ナログ分周器において、前記閉ループ回路の主伝
送線路上にバラクタダイオードを直列に設け、該
パラクタダイオードのバイアス電圧を可変とした
ことを特徴とするマイクロ波アナログ分周器であ
る。
タ、増幅器を縦続接続し、さらに前記増幅器の出
力端子を前記ミキサーの一つの入力端子に接続し
て構成される閉ループ回路を備えたマイクロ波ア
ナログ分周器において、前記閉ループ回路の主伝
送線路上にバラクタダイオードを直列に設け、該
パラクタダイオードのバイアス電圧を可変とした
ことを特徴とするマイクロ波アナログ分周器であ
る。
以下に本発明の実施例を説明する。
第1図に本発明の動作帯域調整可能のマイクロ
波アナログ分周器の構成を示す。同図において、
マイクロ波アナログ分周器がミキサー1の出力端
子5にローパスフイルタ2、増幅器3が縦続接続
され、増幅器3の出力端子がミキサー1の入力端
子に接続されて閉ループを構成している点は従来
と同じである。本発明はこの閉ループの主伝送線
路にバラクタダイオード4を介装したものであ
る。ミキサー、ローパスフイルタ、増幅器および
バラクタダイオードの遅延時間をそれぞれτn,
τ,τa,τdとすると、分周器の閉ループ回路の固
有周波数nは(1)式のように表される。
波アナログ分周器の構成を示す。同図において、
マイクロ波アナログ分周器がミキサー1の出力端
子5にローパスフイルタ2、増幅器3が縦続接続
され、増幅器3の出力端子がミキサー1の入力端
子に接続されて閉ループを構成している点は従来
と同じである。本発明はこの閉ループの主伝送線
路にバラクタダイオード4を介装したものであ
る。ミキサー、ローパスフイルタ、増幅器および
バラクタダイオードの遅延時間をそれぞれτn,
τ,τa,τdとすると、分周器の閉ループ回路の固
有周波数nは(1)式のように表される。
n1/2(τn+τ+τa+τd) (1)
そこで、分周器の動作帯域の中心周波数cは(2)
式のようになる。
式のようになる。
c=N・n=N/2(τn+τ+τa+τd)(2)
(2)式において、ミキサー、ローパスフイルタお
よび増幅器の遅延時間τn,τ,τaは一定で、バラ
クタダイオードの遅延時間τdは可変である。バラ
クタダイオード4のバイアス電圧Vdを変えるこ
とによつて、第2図に示すように、バラクタダイ
オードの容量Cdが変化し、その結果として遅延
時間τdを変化させることができる。従つて、(2)式
および第2図から、バラクタダイオードのバイア
ス電圧を変えることによつて分周器の閉ループ回
路の総リアクタンス、その結果として前記閉ルー
プ回路の総遅延時間を制御することができ、分周
器の動作帯域を調整することができる。
よび増幅器の遅延時間τn,τ,τaは一定で、バラ
クタダイオードの遅延時間τdは可変である。バラ
クタダイオード4のバイアス電圧Vdを変えるこ
とによつて、第2図に示すように、バラクタダイ
オードの容量Cdが変化し、その結果として遅延
時間τdを変化させることができる。従つて、(2)式
および第2図から、バラクタダイオードのバイア
ス電圧を変えることによつて分周器の閉ループ回
路の総リアクタンス、その結果として前記閉ルー
プ回路の総遅延時間を制御することができ、分周
器の動作帯域を調整することができる。
本発明によればバラクタダイオードのバイアス
電圧を変えるだけで、マイクロ波アナログ分周器
の動作帯域を容易に調整することができるため、
動作中心周波数変更のための再設計、再試作の必
要はなくなるという大きな効果がある。
電圧を変えるだけで、マイクロ波アナログ分周器
の動作帯域を容易に調整することができるため、
動作中心周波数変更のための再設計、再試作の必
要はなくなるという大きな効果がある。
第1図は本発明のマイクロ波アナログ分周器の
ブロツク図、第2図はバラクタダイオードの容量
および遅延時間とバイアス電圧の関係を示す図、
第3図は従来例のマイクロ波アナログ分周器のブ
ロツク図である。 1……ミキサー、2……ローパスフイルタ、3
……増幅器、4……バラクタダイオード、5……
ミキサー出力端子、Vd……バイアス電圧。
ブロツク図、第2図はバラクタダイオードの容量
および遅延時間とバイアス電圧の関係を示す図、
第3図は従来例のマイクロ波アナログ分周器のブ
ロツク図である。 1……ミキサー、2……ローパスフイルタ、3
……増幅器、4……バラクタダイオード、5……
ミキサー出力端子、Vd……バイアス電圧。
Claims (1)
- 1 ミキサーの出力端子にローパスフイルタ、増
幅器を縦続接続し、さらに前記増幅器の出力端子
を前記ミキサーの一つの入力端子に接続して構成
される閉ループ回路を備えたマイクロ波アナログ
分周器において、前記閉ループ回路の主伝送線路
上にバラクタダイオードを直列に設け、該バラク
タダイオードのバイアス電圧を可変としたことを
特徴とするマイクロ波アナログ分周器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14861885A JPS628602A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | マイクロ波アナログ分周器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14861885A JPS628602A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | マイクロ波アナログ分周器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS628602A JPS628602A (ja) | 1987-01-16 |
JPH0570961B2 true JPH0570961B2 (ja) | 1993-10-06 |
Family
ID=15456809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14861885A Granted JPS628602A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | マイクロ波アナログ分周器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS628602A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007208589A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Univ Of Tokyo | 周波数分周器 |
US8466721B2 (en) * | 2010-01-22 | 2013-06-18 | Panasonic Corporation | Injection locked frequency divider and PLL circuit |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP14861885A patent/JPS628602A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS628602A (ja) | 1987-01-16 |
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