JPH0570911B2 - - Google Patents
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- JPH0570911B2 JPH0570911B2 JP61231440A JP23144086A JPH0570911B2 JP H0570911 B2 JPH0570911 B2 JP H0570911B2 JP 61231440 A JP61231440 A JP 61231440A JP 23144086 A JP23144086 A JP 23144086A JP H0570911 B2 JPH0570911 B2 JP H0570911B2
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- heating
- metal plate
- plate
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 22
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
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- General Induction Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は鉄、鋼板等の金属板の加熱装置に関
する。
する。
従来技術
たとえば鉄板や鋼板の圧延作業においては、圧
延時の圧力あるいは圧延速度の制御による制御圧
延を行なつて板厚を制御しているが、材質を改善
するために、圧延後板幅方向に均熱加熱し、同時
に冷却を行なう方法が用いられている。
延時の圧力あるいは圧延速度の制御による制御圧
延を行なつて板厚を制御しているが、材質を改善
するために、圧延後板幅方向に均熱加熱し、同時
に冷却を行なう方法が用いられている。
この目的のために以下に述べるようなリニアイ
ンダクタを用いた加熱方式が提案されている。
ンダクタを用いた加熱方式が提案されている。
リニアインダクタは第6図と第7図に示す如
く、鉄心1に直線状の導体2を収納したシンプル
な構造のものを導体2が厚板鋼板3の幅方向に向
くようにして、厚板3を挟んで上下に対向配置し
たものである。なお厚板3はその長手方向に適宜
速度で送給される。
く、鉄心1に直線状の導体2を収納したシンプル
な構造のものを導体2が厚板鋼板3の幅方向に向
くようにして、厚板3を挟んで上下に対向配置し
たものである。なお厚板3はその長手方向に適宜
速度で送給される。
そしてこの導体2に適宜周波数の交流を印加す
ることにより厚板3に誘導加熱を行なわせる。
ることにより厚板3に誘導加熱を行なわせる。
このリニアインダクタによる加熱方法は、被加
熱物である厚板3の幅が種々異なること、板厚の
範囲が広いことなどの大きな被加熱物の形状の変
化に対応し易い加熱方式であるという特徴を有す
る。リニアインダクタの基本加熱原理は第6図と
第7図の断面図に示すように、厚板3の透磁率、
固有抵抗、及び加熱周波数に応じて、リニアイン
ダクタ2による磁束Φ1の如くトランバース加熱
になり又磁束Φ2,Φ3による板の表面加熱になる
ものであるが、いずれの場合も、これらの磁束に
よつてインダクタ2の導体に流れる電流と反対の
方向の加熱電流を厚板3中に流して加熱を行うも
のである。
熱物である厚板3の幅が種々異なること、板厚の
範囲が広いことなどの大きな被加熱物の形状の変
化に対応し易い加熱方式であるという特徴を有す
る。リニアインダクタの基本加熱原理は第6図と
第7図の断面図に示すように、厚板3の透磁率、
固有抵抗、及び加熱周波数に応じて、リニアイン
ダクタ2による磁束Φ1の如くトランバース加熱
になり又磁束Φ2,Φ3による板の表面加熱になる
ものであるが、いずれの場合も、これらの磁束に
よつてインダクタ2の導体に流れる電流と反対の
方向の加熱電流を厚板3中に流して加熱を行うも
のである。
上記のリニアインダクタによる加熱時の電流分
布を説明する。
布を説明する。
第6図のように配したインダクタ2の場合それ
による加熱電流は導体の真下に導体と反対方向の
主電流2Iが流れその返りの電流1Iが左右に流
れるものであり、第8図の如くになる。
による加熱電流は導体の真下に導体と反対方向の
主電流2Iが流れその返りの電流1Iが左右に流
れるものであり、第8図の如くになる。
加熱電力はこれらの電流とその分布に応じた厚
板3の抵抗のI2R(ジユール熱)電力である。
板3の抵抗のI2R(ジユール熱)電力である。
ところでこの加熱電力による昇温特性は最も均
熱な状態のリニアインダクタ配置に於て、第9図
のようになる。即ち、厚板3の幅方向の端部の温
度が高いが、その近傍で一旦谷間のごとき最低温
度の部分があり中央で均熱分布になる。
熱な状態のリニアインダクタ配置に於て、第9図
のようになる。即ち、厚板3の幅方向の端部の温
度が高いが、その近傍で一旦谷間のごとき最低温
度の部分があり中央で均熱分布になる。
この特性は次のような加熱実験で確認できた。
(1) 加熱電力 400KW(上下一対)
(2) 加熱周波数 700〜1000Hz
(3) 温度差 △T=50〜100deg、
発明が解決すべき課題
上述のようにリニアインダクタによる従来の加
熱方式では、厚板3の幅方向の端部近傍で加熱が
不均一になるという問題が生じる。
熱方式では、厚板3の幅方向の端部近傍で加熱が
不均一になるという問題が生じる。
したがつてこの発明はリニアインダクタを用い
た金属板の加熱装置において生じる不均一な加熱
温度分布をなくして、板の端部でも均一な加熱温
度分布が得られる加熱装置を提供することを目的
とする。
た金属板の加熱装置において生じる不均一な加熱
温度分布をなくして、板の端部でも均一な加熱温
度分布が得られる加熱装置を提供することを目的
とする。
課題を解決する手段
この発明の加熱装置は金属板の表裏面にてリニ
アインダクタが互いに対向するようにして別個に
配設されかつ上記各リニアインダクタが上記金属
板の幅方向沿いに配向された第1加熱部材を、上
記金属板の長手方向沿いに2つ配置した、上記金
属板を加熱する主加熱部材と、 上記主加熱部材を構成する2つの上記第1加熱
部材間の領域に、上記金属板の表裏面にてリニア
インダクタが互いに対向するようにして別個に配
設され上記各リニアインダクタが上記金属板の長
手方向沿いに配向された第2加熱部材を、上記金
属板の幅方向の両端部近傍にそれぞれ配置し、上
記主加熱部材による上記金属板の長手方向を流れ
る誘導電流の方向を打ち消す方向に誘導電流が発
生するように上記第2加熱部材に含まれる導体に
電流を流すことで上記金属板を加熱する補助加熱
部材とを備えたことを特徴とする。
アインダクタが互いに対向するようにして別個に
配設されかつ上記各リニアインダクタが上記金属
板の幅方向沿いに配向された第1加熱部材を、上
記金属板の長手方向沿いに2つ配置した、上記金
属板を加熱する主加熱部材と、 上記主加熱部材を構成する2つの上記第1加熱
部材間の領域に、上記金属板の表裏面にてリニア
インダクタが互いに対向するようにして別個に配
設され上記各リニアインダクタが上記金属板の長
手方向沿いに配向された第2加熱部材を、上記金
属板の幅方向の両端部近傍にそれぞれ配置し、上
記主加熱部材による上記金属板の長手方向を流れ
る誘導電流の方向を打ち消す方向に誘導電流が発
生するように上記第2加熱部材に含まれる導体に
電流を流すことで上記金属板を加熱する補助加熱
部材とを備えたことを特徴とする。
作 用
2つの並んだ第1加熱部材によつて誘導される
電流は第3図あるいは第5図にイで示すように板
の端縁に集中して流れる。
電流は第3図あるいは第5図にイで示すように板
の端縁に集中して流れる。
第2加熱部材は板の端縁部に沿つて配置され、
この第2加熱部材による誘導電流の一部は上記第
1加熱部材による誘導電流を打ち消す方向に流
れ、板端部での過熱を防止する。さらに第2加熱
部材による電流のうち、板の端縁から少し内側に
入つた部分を流れる電流は板の加熱に寄与して、
第9図における低温部分T0を板の中央部と近似
した温度に加熱する。これによつて均一な加熱が
実現できる。
この第2加熱部材による誘導電流の一部は上記第
1加熱部材による誘導電流を打ち消す方向に流
れ、板端部での過熱を防止する。さらに第2加熱
部材による電流のうち、板の端縁から少し内側に
入つた部分を流れる電流は板の加熱に寄与して、
第9図における低温部分T0を板の中央部と近似
した温度に加熱する。これによつて均一な加熱が
実現できる。
実施例
以下この発明の一実施例を図面とともに説明す
る。
る。
第1図に示すように主加熱部材を構成する第1
加熱部材(以下、主加熱リニアインダクタと記
す)1−1と1−2とが圧延された鋼板にてなる
厚板3の長手方向(Xで示す)に所定の間隔をお
いて設けられる。主加熱リニアインダクタ1−1
と1−2とはそれぞれ第7図に示した場合と同様
に、板厚3の両側で互いに対向するように設けら
れる。
加熱部材(以下、主加熱リニアインダクタと記
す)1−1と1−2とが圧延された鋼板にてなる
厚板3の長手方向(Xで示す)に所定の間隔をお
いて設けられる。主加熱リニアインダクタ1−1
と1−2とはそれぞれ第7図に示した場合と同様
に、板厚3の両側で互いに対向するように設けら
れる。
2−1,2−2はそれぞれ主加熱リニアインダ
クタの導体を示しており、各導体2−1,2−2
は厚板3の幅方向に延在するように配置され、リ
ニアインダクタの鉄心内に収納されている。
クタの導体を示しており、各導体2−1,2−2
は厚板3の幅方向に延在するように配置され、リ
ニアインダクタの鉄心内に収納されている。
11−1,11−2は、補助加熱部材を構成す
る第2加熱部材(以下、補助加熱リニアインダク
タと記す)で2つの主加熱リニアインダクタ1−
1,1−2の間において厚板3の幅方向端縁に接
近した位置に設けられ、その直線状の導体12−
1,12−2がそれぞれ板の幅方向と直角な方
向、いいかえると厚板3の長手方向に向くように
配置される。厚板3の裏面側にも上記補助加熱リ
ニアインダクタ11−1,11−2に対向するよ
うに補助加熱リニアインダクタ11−3,11−
4(11−4図示せず)が設けられる。
る第2加熱部材(以下、補助加熱リニアインダク
タと記す)で2つの主加熱リニアインダクタ1−
1,1−2の間において厚板3の幅方向端縁に接
近した位置に設けられ、その直線状の導体12−
1,12−2がそれぞれ板の幅方向と直角な方
向、いいかえると厚板3の長手方向に向くように
配置される。厚板3の裏面側にも上記補助加熱リ
ニアインダクタ11−1,11−2に対向するよ
うに補助加熱リニアインダクタ11−3,11−
4(11−4図示せず)が設けられる。
補助加熱リニアインダクタ11−1,11−2
等は第7図に示したものと同様に直線状の導体1
2−1,12−2を鉄心内に収納してなるもので
ある。
等は第7図に示したものと同様に直線状の導体1
2−1,12−2を鉄心内に収納してなるもので
ある。
なおこの実施例では補助加熱リニアインダクタ
11は実施例として第2図に示すようにその鉄
心の外側端縁13を厚板3の端縁3aと一致させ
る配置と、実施例として第4図に示すように導
体12−1,12−3を厚板3の端縁3aと一致
させる配置とが示される。
11は実施例として第2図に示すようにその鉄
心の外側端縁13を厚板3の端縁3aと一致させ
る配置と、実施例として第4図に示すように導
体12−1,12−3を厚板3の端縁3aと一致
させる配置とが示される。
各補助加熱リニアインダクタの導体には適宜周
波数の交流を印加する。
波数の交流を印加する。
実施例
第2図のように主加熱用の2つの主加熱リニア
インダクタ1−1,1−2間の厚板端部に補助加
熱リニアインダクタの鉄心端部13を厚板3の端
部近傍に置いた上インダクタ電流をそれぞれ、a
→b、c→d、e→f、g→hの方向に流す。
インダクタ1−1,1−2間の厚板端部に補助加
熱リニアインダクタの鉄心端部13を厚板3の端
部近傍に置いた上インダクタ電流をそれぞれ、a
→b、c→d、e→f、g→hの方向に流す。
この時厚板3中に流れる電流は、点線の如くに
なるが2個の主加熱リニアインダクタ1−1,1
−2相互の電流は点線イのようになる。このイの
電流の厚板の端部を流れる電流は端部過熱の原因
となる。
なるが2個の主加熱リニアインダクタ1−1,1
−2相互の電流は点線イのようになる。このイの
電流の厚板の端部を流れる電流は端部過熱の原因
となる。
ここで補助加熱リニアインダクタ11−1,1
1−2による電流を観察すると次のことが分か
る。
1−2による電流を観察すると次のことが分か
る。
補助加熱リニアインダクタ11−1,11−
2の電流は端部過熱原因となつているイの電流
の厚板の端部を流れる電流と相殺する方向に流
れている。
2の電流は端部過熱原因となつているイの電流
の厚板の端部を流れる電流と相殺する方向に流
れている。
補助加熱リニアインダクタ11−1,11−
2の電流が前述主加熱リニアインダクタ1−
1,1−2の加熱不足の部分を補う形になつて
いる。
2の電流が前述主加熱リニアインダクタ1−
1,1−2の加熱不足の部分を補う形になつて
いる。
以上の、の効果によつて主加熱リニアイン
ダクタの加熱不足を補助加熱リニアインダクタで
補い厚板3の均一加熱が行えるようになる。
ダクタの加熱不足を補助加熱リニアインダクタで
補い厚板3の均一加熱が行えるようになる。
実施例
第4図のように主加熱用の2つの主加熱リニア
インダクタ間の厚板端部に補助加熱リニアインダ
クタを配し、第4図のように補助加熱リニアイン
ダクタ11−1,11−2の導体中心を厚板3の
端部3a近傍に置いた上、インダクタ電流をそれ
ぞれ、a→b、c→d、e→f、g→hの方向に
流す。この時厚板中に流れる電流は点線の如くに
なるが、2個の主加熱リニアインダクタの相互の
電流は点線イのようになる。このイの電流の厚板
端部を流れる電流が端部過熱の原因となる。
インダクタ間の厚板端部に補助加熱リニアインダ
クタを配し、第4図のように補助加熱リニアイン
ダクタ11−1,11−2の導体中心を厚板3の
端部3a近傍に置いた上、インダクタ電流をそれ
ぞれ、a→b、c→d、e→f、g→hの方向に
流す。この時厚板中に流れる電流は点線の如くに
なるが、2個の主加熱リニアインダクタの相互の
電流は点線イのようになる。このイの電流の厚板
端部を流れる電流が端部過熱の原因となる。
ここで補助加熱リニアインダクタによる電流を
観察すると次のことが分かる。
観察すると次のことが分かる。
A 補助加熱リニアインダクタ11−1,11−
2の主電流と返り回路の電流がともに端部過熱
原因となつているイの電流の厚板端部を流れる
電流を大きく減少する方向に流れる。
2の主電流と返り回路の電流がともに端部過熱
原因となつているイの電流の厚板端部を流れる
電流を大きく減少する方向に流れる。
B 又補助加熱リニアインダクタ11−1,11
−2の返り回路の電流が前述主加熱リニアイン
ダクタの加熱不足の部分を補つている。
−2の返り回路の電流が前述主加熱リニアイン
ダクタの加熱不足の部分を補つている。
以上A、Bの効果によつて主加熱リニアインダ
クタの加熱不足を補助加熱リニアインダクタで補
い均一加熱が行える。この実施例は主加熱リニア
インダクタによる厚板3の端部の過熱度合が大き
いとき有効である。
クタの加熱不足を補助加熱リニアインダクタで補
い均一加熱が行える。この実施例は主加熱リニア
インダクタによる厚板3の端部の過熱度合が大き
いとき有効である。
発明の効果
以上詳述したように、この発明は金属板に対向
して加熱導体を幅方向に向けて配置した主加熱リ
ニアインダクタの他に、板の端縁に沿うように補
助加熱リニアインダクタを設けて、この補助加熱
インダクタの誘導電流によつて板の端縁における
過大な誘導電流を抑制するとともに、端縁から少
し内側にある部分を流れる誘導電流によつて加熱
を補充するようにしたから、板の幅方向について
均等な温度で加熱ができるようになる。したがつ
て、制御圧延後に板を加熱し、冷却することによ
り板の品質を向上させる方法において、品質を一
層向上させることができる。
して加熱導体を幅方向に向けて配置した主加熱リ
ニアインダクタの他に、板の端縁に沿うように補
助加熱リニアインダクタを設けて、この補助加熱
インダクタの誘導電流によつて板の端縁における
過大な誘導電流を抑制するとともに、端縁から少
し内側にある部分を流れる誘導電流によつて加熱
を補充するようにしたから、板の幅方向について
均等な温度で加熱ができるようになる。したがつ
て、制御圧延後に板を加熱し、冷却することによ
り板の品質を向上させる方法において、品質を一
層向上させることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す平面図、第
2図は第1図の要部の側面図、第3図は第2図の
実施例における電流分布を示す図、第4図は他の
実施例を示す側面図、第5図は第4図の実施例に
おける電流分布を示す図、第6図は従来の加熱方
式を示す平面図、第7図は第6図の要部の側面
図、第8図は第6図の加熱方式における電流分布
を示す図、第9図は第6図の加熱方式による厚板
の温度分布を示す図である。 1−1,1−2……主加熱リニアインダクタ、
2−1,2−2……導体、3……厚板、11−
1,11−2,11−3……補助加熱リニアイン
ダクタ。
2図は第1図の要部の側面図、第3図は第2図の
実施例における電流分布を示す図、第4図は他の
実施例を示す側面図、第5図は第4図の実施例に
おける電流分布を示す図、第6図は従来の加熱方
式を示す平面図、第7図は第6図の要部の側面
図、第8図は第6図の加熱方式における電流分布
を示す図、第9図は第6図の加熱方式による厚板
の温度分布を示す図である。 1−1,1−2……主加熱リニアインダクタ、
2−1,2−2……導体、3……厚板、11−
1,11−2,11−3……補助加熱リニアイン
ダクタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属板の表裏面にてリニアインダクタが互い
に対向するようにして別個に配設されかつ上記各
リニアインダクタが上記金属板の幅方向沿いに配
向された第1加熱部材を、上記金属板の長手方向
沿いに2つ配置した、上記金属板を加熱する主加
熱部材と、 上記主加熱部材を構成する2つの上記第1加熱
部材間の領域に、上記金属板の表裏面にてリニア
インダクタが互いに対向するようにして別個に配
設され上記各リニアインダクタが上記金属板の長
手方向沿いに配向された第2加熱部材を、上記金
属板の幅方向の両端部近傍にそれぞれ配置し、上
記主加熱部材による上記金属板の長手方向を流れ
る誘導電流の方向を打ち消す方向に誘導電流が発
生するように上記第2加熱部材に含まれる導体に
電流を流すことで上記金属板を加熱する補助加熱
部材と、 を備えたことを特徴とする金属板の加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23144086A JPS6386293A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 金属板の加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23144086A JPS6386293A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 金属板の加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386293A JPS6386293A (ja) | 1988-04-16 |
JPH0570911B2 true JPH0570911B2 (ja) | 1993-10-06 |
Family
ID=16923573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23144086A Granted JPS6386293A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 金属板の加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6386293A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01304685A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-08 | Chubu Electric Power Co Inc | 誘導加熱装置 |
JP2001006864A (ja) * | 1999-06-25 | 2001-01-12 | Nkk Corp | 誘導加熱装置 |
JP4530746B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2010-08-25 | 東洋鋼鈑株式会社 | エンボス模様を有する樹脂被覆めっき鋼板の製造方法および製造装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318605U (ja) * | 1976-07-28 | 1978-02-17 | ||
JPS54142636A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-07 | Koshuha Netsuren Kk | Induction heater |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP23144086A patent/JPS6386293A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318605U (ja) * | 1976-07-28 | 1978-02-17 | ||
JPS54142636A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-07 | Koshuha Netsuren Kk | Induction heater |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6386293A (ja) | 1988-04-16 |
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