JPH0568398B2 - - Google Patents
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- JPH0568398B2 JPH0568398B2 JP59034449A JP3444984A JPH0568398B2 JP H0568398 B2 JPH0568398 B2 JP H0568398B2 JP 59034449 A JP59034449 A JP 59034449A JP 3444984 A JP3444984 A JP 3444984A JP H0568398 B2 JPH0568398 B2 JP H0568398B2
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- Japan
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- pivot shaft
- crankshaft
- shaft
- engine
- starter motor
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 6
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、ユニツトスイング式車輌に用いられ
るバランサ軸およびスタータモータを有するエン
ジンに関するものである。
るバランサ軸およびスタータモータを有するエン
ジンに関するものである。
（従来技術）
スクータなどの車輌で、エンジンと伝動装置と
後輪とを一体化して動力ユニツトとし、この動力
ユニツトをピボツト軸により直接またはリンクを
介して間接に車体フレームに上下揺動自在に連結
したユニツトスイング式のものがある。この種の
車輌では、後輪の路面追従性を向上させ走行安定
性を高めるために、動力ユニツトのピボツト軸回
りの慣性モーメントを小さくすることが望まし
い。しかしエンジンに振動吸収用のバランサ軸や
スタータモータを装着する場合には、一般にエン
ジン部分が大型化しクランク軸がピボツト軸から
遠くなり易く、ピボツト軸回りの慣性モーメント
が大きくなるという問題があつた。ここにエンジ
ンを４サイクルエンジンとした場合にはエンジン
の重さが増えるため、この慣性モーメントは一層
大きくなり易い。またスクータ等で用いる小型の
４サイクルエンジンでは潤滑の都合からクランク
室下部の容積を大きくすることが望ましい。
後輪とを一体化して動力ユニツトとし、この動力
ユニツトをピボツト軸により直接またはリンクを
介して間接に車体フレームに上下揺動自在に連結
したユニツトスイング式のものがある。この種の
車輌では、後輪の路面追従性を向上させ走行安定
性を高めるために、動力ユニツトのピボツト軸回
りの慣性モーメントを小さくすることが望まし
い。しかしエンジンに振動吸収用のバランサ軸や
スタータモータを装着する場合には、一般にエン
ジン部分が大型化しクランク軸がピボツト軸から
遠くなり易く、ピボツト軸回りの慣性モーメント
が大きくなるという問題があつた。ここにエンジ
ンを４サイクルエンジンとした場合にはエンジン
の重さが増えるため、この慣性モーメントは一層
大きくなり易い。またスクータ等で用いる小型の
４サイクルエンジンでは潤滑の都合からクランク
室下部の容積を大きくすることが望ましい。
（発明の目的）
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので
あり、エンジンにバランサ軸およびスタータモー
タを設けたにもかかわらず、動力ユニツトのピボ
ツト軸回りの慣性モーメントを小さくでき、後輪
の路面追従性を向上させて走行安定性を高めるこ
とが可能であり、また潤滑にも適したエンジンの
配置とすることができるユニツトスイング式車輌
のエンジンを提供することを目的とする。
あり、エンジンにバランサ軸およびスタータモー
タを設けたにもかかわらず、動力ユニツトのピボ
ツト軸回りの慣性モーメントを小さくでき、後輪
の路面追従性を向上させて走行安定性を高めるこ
とが可能であり、また潤滑にも適したエンジンの
配置とすることができるユニツトスイング式車輌
のエンジンを提供することを目的とする。
（発明の構成）
本発明は、ピボツト軸をスタータモータ、クラ
ンク軸およびバランサ軸が取囲むようにこれらを
配置することによつて、前記目的を達成したもの
である。すなわち本発明によればこの目的は、４
サイクルエンジン、伝動装置および後輪を一体化
して動力ユニツトとし、この動力ユニツトをピボ
ツト軸により車体フレームに上下揺動自在に連結
したユニツトスイング式車輌において、前記エン
ジンのシリンダを縦置きとしてクランクケース前
端に前記ピボツト軸を配設する一方、前記ピボツ
ト軸とこれに平行なクランク軸との間でこれら両
軸を含む平面の上側および下側にそれぞれスター
タモータおよびバランサ軸の中心軸線を配置し、
前記バランサ軸のバランスウエイトが前記クラン
ク軸のクランクウエブ間に間欠的に入るようにし
たことを特徴とするユニツトスイング式車輌のエ
ンジンにより達成される。
ンク軸およびバランサ軸が取囲むようにこれらを
配置することによつて、前記目的を達成したもの
である。すなわち本発明によればこの目的は、４
サイクルエンジン、伝動装置および後輪を一体化
して動力ユニツトとし、この動力ユニツトをピボ
ツト軸により車体フレームに上下揺動自在に連結
したユニツトスイング式車輌において、前記エン
ジンのシリンダを縦置きとしてクランクケース前
端に前記ピボツト軸を配設する一方、前記ピボツ
ト軸とこれに平行なクランク軸との間でこれら両
軸を含む平面の上側および下側にそれぞれスター
タモータおよびバランサ軸の中心軸線を配置し、
前記バランサ軸のバランスウエイトが前記クラン
ク軸のクランクウエブ間に間欠的に入るようにし
たことを特徴とするユニツトスイング式車輌のエ
ンジンにより達成される。
（実施例）
以下図面に基づき、本発明を詳細に説明する。
第１図は本発明の一実施例である２輪のスクー
タの側面図、第２図はそのエンジンの側断面図、
第３，４図は第２図における−線および−
線断面図である。第１図において符号１０は車
体フレームであり、ステアリング・ヘツドチユー
ブ１２、ダウンチユーブ１４、左右一対のバツク
チユーブ１６（一方のみ図示）等を備える。ヘツ
ドチユーブ１２に保持された操向軸１８の下部に
は前フオーク２０を介して前輪２０が取付けられ
ている。２４は操向ハンドル、２６は運転シート
である。
タの側面図、第２図はそのエンジンの側断面図、
第３，４図は第２図における−線および−
線断面図である。第１図において符号１０は車
体フレームであり、ステアリング・ヘツドチユー
ブ１２、ダウンチユーブ１４、左右一対のバツク
チユーブ１６（一方のみ図示）等を備える。ヘツ
ドチユーブ１２に保持された操向軸１８の下部に
は前フオーク２０を介して前輪２０が取付けられ
ている。２４は操向ハンドル、２６は運転シート
である。
３０は動力ユニツトであり、強制空冷式４サイ
クルエンジン３２、Ｖベルト式伝動装置３４、後
輪３６が一体化されたものである。この動力ユニ
ツト３０の前端は、前記車体フレーム１０の左右
一対のバツクチユーブ１６にそれぞれ固着された
左右一対のブラケツト３８（一方のみ図示）にピ
ボツト軸４０によつて連結されている。この結果
動力ユニツト３０は、このピボツト軸４０を中心
として上下に揺動可能となる。動力ユニツト３０
の後部は、緩衝ユニツト４２により弾力的にバツ
クチユーブ１６に支持されている。なお第１図で
４４は吸気清浄器、４６は気化器、４８は排気
管、５０は排気消音器、５２はエンジン冷却風の
排気ダクトである。
クルエンジン３２、Ｖベルト式伝動装置３４、後
輪３６が一体化されたものである。この動力ユニ
ツト３０の前端は、前記車体フレーム１０の左右
一対のバツクチユーブ１６にそれぞれ固着された
左右一対のブラケツト３８（一方のみ図示）にピ
ボツト軸４０によつて連結されている。この結果
動力ユニツト３０は、このピボツト軸４０を中心
として上下に揺動可能となる。動力ユニツト３０
の後部は、緩衝ユニツト４２により弾力的にバツ
クチユーブ１６に支持されている。なお第１図で
４４は吸気清浄器、４６は気化器、４８は排気
管、５０は排気消音器、５２はエンジン冷却風の
排気ダクトである。
エンジン３２は第２〜４図のように構成されて
いる。これらの図で５４はクランク軸であり、ピ
ボツト軸４０の後方にピボツト軸４０と平行に配
設され、軸受５６，５８を介して左右割りのクラ
ンクケース６０，６０ａ，６０ｂに保持されてい
る。６２はシリンダ、６４はシリンダヘツド、６
６はピストン、６８はコンロツド、７０は頭上カ
ム軸である。このカム軸７０はクランク軸５４と
の間に掛け回されたタイミングチエーン７２によ
りクランク軸５４の半分の速度で回転され、ロツ
カアーム７４，７６を介して吸気弁７８および排
気弁８０を開閉する。なお第２図には示されてい
ないがシリンダヘツド６４には点火栓が設けられ
ているのは勿論である。クランク軸５４の右端に
はマグネト発電機８４が取付けられ、クランク軸
５４の左端には始動用ワンウエイクラツチ８６お
よびＶベルト伝動装置３４の駆動側プーリ８８が
取付けられている。なお９０は発電機８４の側方
からシリンダ６２およびシリンダヘツド６４を覆
うカバーである。発電機８６に固定されたフアン
９２は、このカバー９０に設けられた空気取入口
９４から外気をカバー９０内に吸込み、シリンダ
６２およびシリンダヘツド６４に冷却風を送る。
この冷却風は前記排気ダクト５２（第１図）から
エンジン３２下方に排出される。
いる。これらの図で５４はクランク軸であり、ピ
ボツト軸４０の後方にピボツト軸４０と平行に配
設され、軸受５６，５８を介して左右割りのクラ
ンクケース６０，６０ａ，６０ｂに保持されてい
る。６２はシリンダ、６４はシリンダヘツド、６
６はピストン、６８はコンロツド、７０は頭上カ
ム軸である。このカム軸７０はクランク軸５４と
の間に掛け回されたタイミングチエーン７２によ
りクランク軸５４の半分の速度で回転され、ロツ
カアーム７４，７６を介して吸気弁７８および排
気弁８０を開閉する。なお第２図には示されてい
ないがシリンダヘツド６４には点火栓が設けられ
ているのは勿論である。クランク軸５４の右端に
はマグネト発電機８４が取付けられ、クランク軸
５４の左端には始動用ワンウエイクラツチ８６お
よびＶベルト伝動装置３４の駆動側プーリ８８が
取付けられている。なお９０は発電機８４の側方
からシリンダ６２およびシリンダヘツド６４を覆
うカバーである。発電機８６に固定されたフアン
９２は、このカバー９０に設けられた空気取入口
９４から外気をカバー９０内に吸込み、シリンダ
６２およびシリンダヘツド６４に冷却風を送る。
この冷却風は前記排気ダクト５２（第１図）から
エンジン３２下方に排出される。
９６はピボツト軸４０と平行なバランサ軸であ
り、その中心軸線は第２図に示すようにピボツト
軸４０とクランク軸５４の中心軸線を結ぶ平面よ
り下方でかつこれらピボツト軸４０とクランク軸
５４との間に位置する。このバランサ軸９６に
は、クランク軸５４のクランクウエブ５４ａ，５
４ｂ間に間欠的に入るバランスウエイト９８が一
体に形成されている。バランサ軸９６は、歯車１
００，１０２を介しクランク軸５４によりクラン
ク軸５４と等速に逆転駆動され、クランク軸５４
の回転およびピストン６６の上下動に伴なう一次
振動を吸収する。このバランサ軸９６には油路１
０４，１０６、遠心フイルタ１０８が設けられ、
潤滑油ポンプ（図示せず）から圧送された潤滑油
は、パイプ１１０により油路１０４に導かれ、遠
心フイルタ１０８で金属粉などが分離された後油
路１０６に流れる。この油路１０６内の潤滑油の
一部はバランサ軸９６に設けた噴口１１２から、
コンロツド６８の大端部を指向して噴出される。
り、その中心軸線は第２図に示すようにピボツト
軸４０とクランク軸５４の中心軸線を結ぶ平面よ
り下方でかつこれらピボツト軸４０とクランク軸
５４との間に位置する。このバランサ軸９６に
は、クランク軸５４のクランクウエブ５４ａ，５
４ｂ間に間欠的に入るバランスウエイト９８が一
体に形成されている。バランサ軸９６は、歯車１
００，１０２を介しクランク軸５４によりクラン
ク軸５４と等速に逆転駆動され、クランク軸５４
の回転およびピストン６６の上下動に伴なう一次
振動を吸収する。このバランサ軸９６には油路１
０４，１０６、遠心フイルタ１０８が設けられ、
潤滑油ポンプ（図示せず）から圧送された潤滑油
は、パイプ１１０により油路１０４に導かれ、遠
心フイルタ１０８で金属粉などが分離された後油
路１０６に流れる。この油路１０６内の潤滑油の
一部はバランサ軸９６に設けた噴口１１２から、
コンロツド６８の大端部を指向して噴出される。
１１４はスタータモータであり、その回転軸１
１６（第４図）の中心軸線はピボツト軸４０と平
行で、ピボツト軸４０とクランク軸５４の中心軸
線を結ぶ平面より上方でかつこれらピボツト軸４
０とクランク軸５４との間に位置する。このスタ
ータモータ１１４の回転軸１１６の回転は、減速
用アイドル歯車１１８を介して前記始動用ワンウ
エイクラツチ８６の歯車８６ａに伝えられる。
１６（第４図）の中心軸線はピボツト軸４０と平
行で、ピボツト軸４０とクランク軸５４の中心軸
線を結ぶ平面より上方でかつこれらピボツト軸４
０とクランク軸５４との間に位置する。このスタ
ータモータ１１４の回転軸１１６の回転は、減速
用アイドル歯車１１８を介して前記始動用ワンウ
エイクラツチ８６の歯車８６ａに伝えられる。
この実施例において、クランク軸５４の回転は
Ｖベルト伝動装置３４を介して後輪３６に伝えら
れ、クランク軸５４の回転に伴なう振動はバラン
サ軸９６によつて良好に吸収される。始動時には
スタータモータ１１４が回転し、ワンウエイクラ
ツチ８６を介してクランク軸５４が回転駆動され
る。
Ｖベルト伝動装置３４を介して後輪３６に伝えら
れ、クランク軸５４の回転に伴なう振動はバラン
サ軸９６によつて良好に吸収される。始動時には
スタータモータ１１４が回転し、ワンウエイクラ
ツチ８６を介してクランク軸５４が回転駆動され
る。
ピボツト軸４０、クランク軸５４、バランサ軸
９６およびスタータモータ１１４は、第２図に示
すように側面から見て菱型をなすから、クランク
軸５４、バランサ軸９６、スタータモータ１１４
などの重量の大きいものをピボツト軸４０に近接
して配置でき、動力ユニツト３０のピボツト軸４
０回りの慣性モーメントを小さくすることができ
る。
９６およびスタータモータ１１４は、第２図に示
すように側面から見て菱型をなすから、クランク
軸５４、バランサ軸９６、スタータモータ１１４
などの重量の大きいものをピボツト軸４０に近接
して配置でき、動力ユニツト３０のピボツト軸４
０回りの慣性モーメントを小さくすることができ
る。
本実施例ではピボツト軸４０、クランク軸５
４、バランサ軸９６およびスタータモータ１１４
が形成する菱型が横長となつているが、クランク
軸５４をさらにピボツト軸４０に接近させ、スタ
ータモータ１１４およびバランサ軸９６を上下に
一層離して縦長の菱型を形成するようにすれば、
クランク軸５４、バランサ軸９６およびスタータ
モータ１１４はピボツト軸４０を囲むようにピボ
ツト軸４０に一層接近し、慣性モーメントもさら
に小さくなる。
４、バランサ軸９６およびスタータモータ１１４
が形成する菱型が横長となつているが、クランク
軸５４をさらにピボツト軸４０に接近させ、スタ
ータモータ１１４およびバランサ軸９６を上下に
一層離して縦長の菱型を形成するようにすれば、
クランク軸５４、バランサ軸９６およびスタータ
モータ１１４はピボツト軸４０を囲むようにピボ
ツト軸４０に一層接近し、慣性モーメントもさら
に小さくなる。
また本発明ではバランサ軸９６を下にし、モー
タ１１４を上に配置したから、バランサ軸９６の
潤滑に都合が良く、またモータ１１４に泥水など
がかかりにくくなるという効果が得られる。また
スタータモータ１１４はピボツト軸４０とクラン
ク軸５４とを含む平面より上にあるので、これを
この平面より下に設ける場合のようにクランクケ
ースの下部をスタータモータの外形に沿わせて大
きくへこませる必要がない。このためクランクケ
ース下部の容積が小さくならない。一方クランク
ケース下部に配設されるバランサ軸は、クランク
ケース内に収容されるから、クランクケース下部
は容積が大きくなり、潤滑に都合が良い。
タ１１４を上に配置したから、バランサ軸９６の
潤滑に都合が良く、またモータ１１４に泥水など
がかかりにくくなるという効果が得られる。また
スタータモータ１１４はピボツト軸４０とクラン
ク軸５４とを含む平面より上にあるので、これを
この平面より下に設ける場合のようにクランクケ
ースの下部をスタータモータの外形に沿わせて大
きくへこませる必要がない。このためクランクケ
ース下部の容積が小さくならない。一方クランク
ケース下部に配設されるバランサ軸は、クランク
ケース内に収容されるから、クランクケース下部
は容積が大きくなり、潤滑に都合が良い。
（発明の効果）
本発明は以上のように、ピボツト軸とクランク
軸とを結ぶ平面の両側に、バランサ軸およびスタ
ータモータの各中心軸線が位置するように構成し
たから、クランク軸、バランサ軸およびスタータ
モータなどの重量物をピボツト軸回りに近接させ
て配置でき、動力ユニツトのピボツト軸回りの慣
性モーメントを小さくすることができる。この結
果、後輪の路面追従性が向上し、走行安定性を高
めることが可能になる。またエンジンがピボツト
軸に接近するから、ピボツト軸と後輪との距離を
短縮することも可能で、このようにした場合には
ピボツト軸回りの慣性モーメントは一層小さくな
り、走行性能は一層向上する。
軸とを結ぶ平面の両側に、バランサ軸およびスタ
ータモータの各中心軸線が位置するように構成し
たから、クランク軸、バランサ軸およびスタータ
モータなどの重量物をピボツト軸回りに近接させ
て配置でき、動力ユニツトのピボツト軸回りの慣
性モーメントを小さくすることができる。この結
果、後輪の路面追従性が向上し、走行安定性を高
めることが可能になる。またエンジンがピボツト
軸に接近するから、ピボツト軸と後輪との距離を
短縮することも可能で、このようにした場合には
ピボツト軸回りの慣性モーメントは一層小さくな
り、走行性能は一層向上する。
さらにスタータモータはピボツト軸とクランク
軸の間であつてかつこれら両軸を含む平面の上側
にあるので、クランクケース下部をこのスタータ
モータの外形に沿わせて大きくへこませる必要が
なく、クランク室下部の容量を減らすこともな
い。またこの平面の下側にあるバランサ軸はクラ
ンクケース内に収容されるから、クランクケース
内の下部の容積は増大し、潤滑に都合が良い。特
にシリンダは縦置きなので、クランクケース下部
のバランサ軸のバランスウエイトがクランクウエ
ブの間からシリンダ内部あるいはピストン下面ま
で潤滑油を飛散させるのに都合がよく、潤滑にも
適した構成となる。
軸の間であつてかつこれら両軸を含む平面の上側
にあるので、クランクケース下部をこのスタータ
モータの外形に沿わせて大きくへこませる必要が
なく、クランク室下部の容量を減らすこともな
い。またこの平面の下側にあるバランサ軸はクラ
ンクケース内に収容されるから、クランクケース
内の下部の容積は増大し、潤滑に都合が良い。特
にシリンダは縦置きなので、クランクケース下部
のバランサ軸のバランスウエイトがクランクウエ
ブの間からシリンダ内部あるいはピストン下面ま
で潤滑油を飛散させるのに都合がよく、潤滑にも
適した構成となる。
第１図は本発明の一実施例の側面図、第２図は
そのエンジンの側断面図、第３，４図は第２図に
おける−線および−線断面図である。 １０……車体フレーム、３０……動力ユニツ
ト、３２……エンジン、３４……伝動装置、３６
……後輪、４０……ピボツト軸、５４……クラン
ク軸、９６……バランサ軸、１１４……スタータ
モータ。
そのエンジンの側断面図、第３，４図は第２図に
おける−線および−線断面図である。 １０……車体フレーム、３０……動力ユニツ
ト、３２……エンジン、３４……伝動装置、３６
……後輪、４０……ピボツト軸、５４……クラン
ク軸、９６……バランサ軸、１１４……スタータ
モータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ４サイクルエンジン、伝動装置および後輪を
一体化して動力ユニツトとし、この動力ユニツト
をピボツト軸により車体フレームに上下揺動自在
に連結したユニツトスイング式車輌において、 前記エンジンのシリンダを縦置きとしてクラン
クケース前端に前記ピボツト軸を配設する一方、
前記ピボツト軸とこれに平行なクランク軸との間
でこれら両軸を含む平面の上側および下側にそれ
ぞれスタータモータおよびバランサ軸の中心軸線
を配置し、前記バランサ軸のバランスウエイトが
前記クランク軸のクランクウエブ間に間欠的に入
るようにしたことを特徴とするユニツトスイング
式車輌のエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3444984A JPS60179383A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | ユニツトスイング式車輌のエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3444984A JPS60179383A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | ユニツトスイング式車輌のエンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60179383A JPS60179383A (ja) | 1985-09-13 |
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Family
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|---|---|---|---|
| JP3444984A Granted JPS60179383A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | ユニツトスイング式車輌のエンジン |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPS60179383A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1069871C (zh) * | 1995-08-09 | 2001-08-22 | 本田技研工业株式会社 | 起动马达的减速齿轮的安装结构 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2582064B2 (ja) * | 1987-02-03 | 1997-02-19 | 本田技研工業株式会社 | バランサを備えたエンジン |
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Citations (1)
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| JPS58183373A (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-26 | ヤマハ発動機株式会社 | ４サイクルエンジンを搭載したスク−タ型自動二輪車 |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP3444984A patent/JPS60179383A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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| JPS60179383A (ja) | 1985-09-13 |
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