JPH0566856B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0566856B2 JPH0566856B2 JP63032555A JP3255588A JPH0566856B2 JP H0566856 B2 JPH0566856 B2 JP H0566856B2 JP 63032555 A JP63032555 A JP 63032555A JP 3255588 A JP3255588 A JP 3255588A JP H0566856 B2 JPH0566856 B2 JP H0566856B2
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- JP
- Japan
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- mold
- fiber
- flat part
- pipe
- wrap
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は例えば構造部材としての繊維強化プラ
スチツクス製の角パイプの製造方法に関する。
スチツクス製の角パイプの製造方法に関する。
従来の技術
従来は、角柱形パイプの金型を金型の中心軸を
中心にして回転しながら、金型の表面に樹脂を含
浸させたテープ状の長繊維に張力を与えながら所
定の厚さまで巻きつけた後、整形作業を行なわず
に加熱硬化させることにより製造していた。
中心にして回転しながら、金型の表面に樹脂を含
浸させたテープ状の長繊維に張力を与えながら所
定の厚さまで巻きつけた後、整形作業を行なわず
に加熱硬化させることにより製造していた。
発明が解決しようとする課題
前記従来の方法によると、角柱形パイプの金型
に巻きつけられるテープ状の長繊維は金型の隅部
(角部)では金型の板厚方向(辺の方向)への圧
縮力が働いて巻かれるが、金型の平面部では板厚
方向の圧縮力が余り働かないので平面部では樹脂
が過多となつて膨らみ、製品の板厚が大きくな
る。
に巻きつけられるテープ状の長繊維は金型の隅部
(角部)では金型の板厚方向(辺の方向)への圧
縮力が働いて巻かれるが、金型の平面部では板厚
方向の圧縮力が余り働かないので平面部では樹脂
が過多となつて膨らみ、製品の板厚が大きくな
る。
従つて巻きつけ回数が増えると製品の断面が円
形に近くなり所定の角パイプが製造できない。
形に近くなり所定の角パイプが製造できない。
また、樹脂過多の平面部では樹脂を絞ることが
できないために繊維含有率が小さくなり、製品と
して強度の大きなパイプが製造できないなどの問
題点があつた。
できないために繊維含有率が小さくなり、製品と
して強度の大きなパイプが製造できないなどの問
題点があつた。
課題を解決するための手段
前記問題点を解決するために、本発明は角柱形
パイプの金型にプリプレグの繊維強化プラスチツ
クス(補強用繊維に未硬化の樹脂を含渡させたも
の)を所定の厚さに巻きつけ、さらにその上から
離型フイルムを巻きつけた後、断面がかまぼご形
の型材の平坦部が角柱平面部の全面に当てがい、
該型材膨出部の周囲をラツピングテープで緊締し
てから熱硬化させる方法により樹脂過多による平
面部の膨らみを除去するようにした。
パイプの金型にプリプレグの繊維強化プラスチツ
クス(補強用繊維に未硬化の樹脂を含渡させたも
の)を所定の厚さに巻きつけ、さらにその上から
離型フイルムを巻きつけた後、断面がかまぼご形
の型材の平坦部が角柱平面部の全面に当てがい、
該型材膨出部の周囲をラツピングテープで緊締し
てから熱硬化させる方法により樹脂過多による平
面部の膨らみを除去するようにした。
作 用
前記方法によると断面がかまぼご形状の型材の
平坦部で角柱形パイプの平面部をなすプリプレグ
の強化繊維プラスチツクスを加圧し、該型材の膨
出部が全体として断面が円形をなすように構成し
た後、その周囲をラツピングテープで緊締したの
で平面部に加わる圧力が均等になり、樹脂過多に
よる膨らみはなくなり、金型に巻きつけたプリプ
レグ強化繊維プラスチツクスの厚さは均一とな
り、強度にもむらがなくなる。
平坦部で角柱形パイプの平面部をなすプリプレグ
の強化繊維プラスチツクスを加圧し、該型材の膨
出部が全体として断面が円形をなすように構成し
た後、その周囲をラツピングテープで緊締したの
で平面部に加わる圧力が均等になり、樹脂過多に
よる膨らみはなくなり、金型に巻きつけたプリプ
レグ強化繊維プラスチツクスの厚さは均一とな
り、強度にもむらがなくなる。
実施例
図面に示すように角柱形パイプの金型1の周囲
にプリプレグ繊維強化プラスチクス2をのり巻き
状に所定の厚さに巻きつけて所望の形状を形成
し、その上から離型フイルム3を巻き、次に断面
がかまぼこ形状の型材4の平坦部5を、プリプレ
グ強化繊維プラスチツクス2の平面部6に角柱形
パイプの金型1と狭着するように全面にわたつて
押し当てて一旦仮止めし、プリプレグ繊維強化プ
ラスチツクス2の平坦部6への加圧力が均等にな
るように、断面がかまぼこ形型材4の膨出部7の
周囲が全体として断面が円形になるように考慮し
ながら、合成樹脂からなるラツピングテープ8を
強く巻きつける。そしてこのような形状で加熱炉
で加熱し、プリプレグ強化繊維プラスチツクス2
を硬化させた後、ラツピングテープ8を緩めて断
面がかまぼこ形型材4を取り外すと角形の繊維強
化プラスチツクスパイプが得られる。
にプリプレグ繊維強化プラスチクス2をのり巻き
状に所定の厚さに巻きつけて所望の形状を形成
し、その上から離型フイルム3を巻き、次に断面
がかまぼこ形状の型材4の平坦部5を、プリプレ
グ強化繊維プラスチツクス2の平面部6に角柱形
パイプの金型1と狭着するように全面にわたつて
押し当てて一旦仮止めし、プリプレグ繊維強化プ
ラスチツクス2の平坦部6への加圧力が均等にな
るように、断面がかまぼこ形型材4の膨出部7の
周囲が全体として断面が円形になるように考慮し
ながら、合成樹脂からなるラツピングテープ8を
強く巻きつける。そしてこのような形状で加熱炉
で加熱し、プリプレグ強化繊維プラスチツクス2
を硬化させた後、ラツピングテープ8を緩めて断
面がかまぼこ形型材4を取り外すと角形の繊維強
化プラスチツクスパイプが得られる。
発明の効果
前記のような本発明の方法によれば
(ア) かまぼこ形型材の平坦部でプリプレグ繊維強
化プラスチツクスの角柱平面部を加圧するあた
り、該型材の膨出部で構成した断面が全体とし
て円形になるようにしてあるから、加圧用のラ
ツピングテープを一定の張力で巻付けるのみ
で、プリプレグ繊維強化プラスチツクスの平面
部には板厚方向に一定で均一な圧縮力が働くの
で板厚が一定で精度の高い角柱が得られる。
化プラスチツクスの角柱平面部を加圧するあた
り、該型材の膨出部で構成した断面が全体とし
て円形になるようにしてあるから、加圧用のラ
ツピングテープを一定の張力で巻付けるのみ
で、プリプレグ繊維強化プラスチツクスの平面
部には板厚方向に一定で均一な圧縮力が働くの
で板厚が一定で精度の高い角柱が得られる。
(イ) プリプレグ繊維強化プラスチツクスを、角柱
形パイプの金型に巻つける際に、のり巻を作る
ように板の上で作業できるので金型は曲げ剛性
の小さいものでよく金型代が安価で済み、従つ
て製作費も安価になる。
形パイプの金型に巻つける際に、のり巻を作る
ように板の上で作業できるので金型は曲げ剛性
の小さいものでよく金型代が安価で済み、従つ
て製作費も安価になる。
(ウ) 角柱形パイプの金型の剛性を必要としなので
細長い角柱パイプの製造が可能である。
細長い角柱パイプの製造が可能である。
第1図は本発明の一実施状況を示す概略断面
図、第2図は同斜視図、第3図は製造道程を示す
斜視図である。 1……角柱形パイプの金型、2……プリプレグ
の繊維強化プラスチツクス、3……離型フイル
ム、4……かまぼこ形型材、5……平坦部、6…
…平面部、7……膨出部、8……ラツピングテー
プ。
図、第2図は同斜視図、第3図は製造道程を示す
斜視図である。 1……角柱形パイプの金型、2……プリプレグ
の繊維強化プラスチツクス、3……離型フイル
ム、4……かまぼこ形型材、5……平坦部、6…
…平面部、7……膨出部、8……ラツピングテー
プ。
Claims (1)
- 1 角柱形パイプの金型にプリプレグの繊維強化
プラスチツクスを所定の厚さに巻きつけ、さらに
その上から離型フイルムを巻きつけた後、断面が
かまぼこ形状の型材の平坦部を角柱平面部の全面
に当てがい、該型材の膨出部の周囲をラツピング
テープで緊締した状態で、熱硬化させることを特
徴とした繊維強化プラスチツクス製角パイプの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63032555A JPH01208121A (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 繊維強化プラスチックス製角パイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63032555A JPH01208121A (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 繊維強化プラスチックス製角パイプの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01208121A JPH01208121A (ja) | 1989-08-22 |
JPH0566856B2 true JPH0566856B2 (ja) | 1993-09-22 |
Family
ID=12362166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63032555A Granted JPH01208121A (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 繊維強化プラスチックス製角パイプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01208121A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02303816A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-17 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿等の菅状体の製造法 |
JP6017864B2 (ja) * | 2012-07-04 | 2016-11-02 | 株式会社シマノ | 釣竿用筒状部材とその製法 |
JP6902753B2 (ja) * | 2017-06-05 | 2021-07-14 | 株式会社岩間工業所 | 炭素繊維強化樹脂部材の製造方法 |
-
1988
- 1988-02-15 JP JP63032555A patent/JPH01208121A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01208121A (ja) | 1989-08-22 |
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