JPH0564101A - チユーナ装置を共有する少なくとも2種類の復調回路を備えた受信装置 - Google Patents
チユーナ装置を共有する少なくとも2種類の復調回路を備えた受信装置Info
- Publication number
- JPH0564101A JPH0564101A JP3244181A JP24418191A JPH0564101A JP H0564101 A JPH0564101 A JP H0564101A JP 3244181 A JP3244181 A JP 3244181A JP 24418191 A JP24418191 A JP 24418191A JP H0564101 A JPH0564101 A JP H0564101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output
- demodulation
- frequency
- tuner device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なる変調方式の信号(例えばFM変調,M
SK変調)を受信する場合でも、チューナを共用して、
回路構成を簡単化し、小型、コスト低廉、部品点数小の
受信装置を提供する。 【構成】 チューナ装置(高周波増幅回路3、可変同調
フィルタ5、ミクサ回路8、IF増幅回路9,13、中
間周波フィルタ11、局部発振回路10、AGC回路1
4、選局回路15)を、FM復調回路20とMSK復調
回路21に共用させ、選局回路15に端子32から与え
る選局データと関連して、端子35に入力するデータに
より、切り換え回路22でどちらかの復調回路を選択す
る。
SK変調)を受信する場合でも、チューナを共用して、
回路構成を簡単化し、小型、コスト低廉、部品点数小の
受信装置を提供する。 【構成】 チューナ装置(高周波増幅回路3、可変同調
フィルタ5、ミクサ回路8、IF増幅回路9,13、中
間周波フィルタ11、局部発振回路10、AGC回路1
4、選局回路15)を、FM復調回路20とMSK復調
回路21に共用させ、選局回路15に端子32から与え
る選局データと関連して、端子35に入力するデータに
より、切り換え回路22でどちらかの復調回路を選択す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューナ装置を共有す
る少なくとも2種類の復調回路を備えた受信装置に関す
るものである。放送衛星からのFM変調された映像信号
(映像及び音)を受信するには、FM復調回路が必要で
あり、また通信衛星からのMSK変調された音楽信号を
受信するには、MSK復調回路が必要であるが、本発明
は、例えば、これらのような2種類の復調回路を、チュ
ーナ装置を共有させて、備えた受信装置に関するもので
ある。
る少なくとも2種類の復調回路を備えた受信装置に関す
るものである。放送衛星からのFM変調された映像信号
(映像及び音)を受信するには、FM復調回路が必要で
あり、また通信衛星からのMSK変調された音楽信号を
受信するには、MSK復調回路が必要であるが、本発明
は、例えば、これらのような2種類の復調回路を、チュ
ーナ装置を共有させて、備えた受信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来技術においては、例えば、衛星放送
用受信機では、ダウンコンバートして受信した1つの第
1中間周波信号を第2中間周波信号に変換した後、復調
する構成であったり、特開昭63−30049号公報に
示されるように、2個の第1中間周波信号を入力する入
力端子と第1中間周波信号を第2中間周波信号に変換す
る回路を有するチューナ装置の構成は開示されている
が、2種類の復調回路を備えていて切り替えて用いる構
成まで開示したものはない。
用受信機では、ダウンコンバートして受信した1つの第
1中間周波信号を第2中間周波信号に変換した後、復調
する構成であったり、特開昭63−30049号公報に
示されるように、2個の第1中間周波信号を入力する入
力端子と第1中間周波信号を第2中間周波信号に変換す
る回路を有するチューナ装置の構成は開示されている
が、2種類の復調回路を備えていて切り替えて用いる構
成まで開示したものはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による受
信機では、複数の入力端子を持つ構成でありながら、受
信する信号は1種類の被変調信号であるため、異なる変
調方式の信号を受信する場合に、その変調方式の数だけ
チューナ装置が必要となり、その結果、構成が複雑とな
りコストも高くなるという問題があった。
信機では、複数の入力端子を持つ構成でありながら、受
信する信号は1種類の被変調信号であるため、異なる変
調方式の信号を受信する場合に、その変調方式の数だけ
チューナ装置が必要となり、その結果、構成が複雑とな
りコストも高くなるという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決し、異なる変
調方式の信号を受信する場合にも、チューナ装置は共用
することができて、構成が簡素化されコスト的にも低廉
である受信装置を提供することにある。
調方式の信号を受信する場合にも、チューナ装置は共用
することができて、構成が簡素化されコスト的にも低廉
である受信装置を提供することにある。
【0005】具体的に述べれば、例えば、放送衛星を用
いたFM変調の映像信号と、通信衛星を用いたMSK変
調(直交変調方式の1つ)の音楽信号を、屋外のコンバ
ータで周波数変換された1GHz帯の第1中間周波信号
として入力し、FM変調の映像信号を選局するときはF
M復調信号を出力し、MSK変調の音楽信号を選局する
ときはMSK復調信号を出力することが可能であるよう
に、異なる変調方式の信号を入力した場合でも、チュー
ナ装置は共用にしておき、復調回路だけ、それぞれの変
調方式に応じた復調回路を動作させて復調信号を出力す
ることのできる受信機を提供することを、本発明は目的
とする。
いたFM変調の映像信号と、通信衛星を用いたMSK変
調(直交変調方式の1つ)の音楽信号を、屋外のコンバ
ータで周波数変換された1GHz帯の第1中間周波信号
として入力し、FM変調の映像信号を選局するときはF
M復調信号を出力し、MSK変調の音楽信号を選局する
ときはMSK復調信号を出力することが可能であるよう
に、異なる変調方式の信号を入力した場合でも、チュー
ナ装置は共用にしておき、復調回路だけ、それぞれの変
調方式に応じた復調回路を動作させて復調信号を出力す
ることのできる受信機を提供することを、本発明は目的
とする。
【0006】ここで、MSK復調というのは、オーム社
発行・図解電子回路入門シリーズ・「ディジタル変復調
回路の基礎」・喜安監修・関清三著に詳しい説明がある
ので、必要があれば、参照されたい。
発行・図解電子回路入門シリーズ・「ディジタル変復調
回路の基礎」・喜安監修・関清三著に詳しい説明がある
ので、必要があれば、参照されたい。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、入力信号を
周波数変換するチューナ装置の出力を2分配し、それぞ
れの出力に別系統の復調回路を接続する構成とすること
により達成される。このとき、チューナ装置の利得制御
においては、2つの復調回路に要求される入力信号レベ
ルに応じたそれぞれの基準電圧を設定し、チューナ装置
の利得制御回路を共用化する構成とするとともに、選局
回路の周波数シンセサイザにおいては、2つの復調回路
に応じたそれぞれの比較周波数を選択できる構成とし
た。
周波数変換するチューナ装置の出力を2分配し、それぞ
れの出力に別系統の復調回路を接続する構成とすること
により達成される。このとき、チューナ装置の利得制御
においては、2つの復調回路に要求される入力信号レベ
ルに応じたそれぞれの基準電圧を設定し、チューナ装置
の利得制御回路を共用化する構成とするとともに、選局
回路の周波数シンセサイザにおいては、2つの復調回路
に応じたそれぞれの比較周波数を選択できる構成とし
た。
【0008】また、入力信号が2つのケーブルで伝送さ
れる場合には、チューナ装置の入力を2入力構成とし、
中間周波数フィルタを2つの異なったバンド幅のフィル
タを内蔵したフィルタとして、それを切り替えて使用す
る構成とする。
れる場合には、チューナ装置の入力を2入力構成とし、
中間周波数フィルタを2つの異なったバンド幅のフィル
タを内蔵したフィルタとして、それを切り替えて使用す
る構成とする。
【0009】さらに、回路間の信号接続は、平衡伝送方
式とした。とくに、用いる復調回路が、位相同期ループ
方式FM復調回路と直交信号復調回路の場合、位相同期
ループ方式FM復調回路の位相同期ループを直交信号復
調回路を構成する同期検波回路の90゜移相器として用
いる構成とした。
式とした。とくに、用いる復調回路が、位相同期ループ
方式FM復調回路と直交信号復調回路の場合、位相同期
ループ方式FM復調回路の位相同期ループを直交信号復
調回路を構成する同期検波回路の90゜移相器として用
いる構成とした。
【0010】
【作用】本発明では、異なる変調方式の信号を選択的に
受信し、復調してベースバンド信号を出力する受信装置
において、それぞれの復調回路は、入力信号中心周波数
を等しくする。従って、異なる変調方式であっても、入
力信号を中間周波信号に変換するチューナ装置は共通に
使用でき、復調回路の構成素子である電圧制御発振器の
共用化が可能になる。
受信し、復調してベースバンド信号を出力する受信装置
において、それぞれの復調回路は、入力信号中心周波数
を等しくする。従って、異なる変調方式であっても、入
力信号を中間周波信号に変換するチューナ装置は共通に
使用でき、復調回路の構成素子である電圧制御発振器の
共用化が可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。なお、以下の説明でAGCはAutomat
ic Gain Control(自動利得制御回
路)、PLLはPhase Locked Loop
(位相同期ループ)の略号である。
説明する。なお、以下の説明でAGCはAutomat
ic Gain Control(自動利得制御回
路)、PLLはPhase Locked Loop
(位相同期ループ)の略号である。
【0012】図1は、本発明の第1の実施例を示すブロ
ック図である。同図において、1は入力端子、3は高周
波増幅回路、5は可変同調フィルタ、7は利得可変のR
F増幅回路、8はミクサ回路、9は利得可変のIF増幅
回路、10は局部発振回路、11は中間周波フィルタ、
13は利得可変のIF増幅回路、14はAGC回路、1
5は選局回路、20はFM復調回路(第1の復調回
路)、21はMSK復調回路(第2の復調回路)、22
は切り換え回路、32は選局データ入力端子、35は制
御端子、である。
ック図である。同図において、1は入力端子、3は高周
波増幅回路、5は可変同調フィルタ、7は利得可変のR
F増幅回路、8はミクサ回路、9は利得可変のIF増幅
回路、10は局部発振回路、11は中間周波フィルタ、
13は利得可変のIF増幅回路、14はAGC回路、1
5は選局回路、20はFM復調回路(第1の復調回
路)、21はMSK復調回路(第2の復調回路)、22
は切り換え回路、32は選局データ入力端子、35は制
御端子、である。
【0013】本実施例は、高周波信号を受信してベース
バンド信号を出力するフロントエンドであり、1つの高
周波入力端子をもち、FM変調信号とMSK変調信号を
選択的に復調することのできるシステムを示したものと
云うことができる。
バンド信号を出力するフロントエンドであり、1つの高
周波入力端子をもち、FM変調信号とMSK変調信号を
選択的に復調することのできるシステムを示したものと
云うことができる。
【0014】図1を参照する。入力端子1への入力信号
は、高周波増幅回路3で増幅する。高周波増幅回路3の
後段には、不要波抑圧用の可変同調フィルタ5を配置
し、選局回路15からの選局電圧が印加され、通過帯域
中心周波数を可変する。その後段には、増幅利得可変の
RF増幅回路7、ミクサ回路8、利得可変のIF増幅回
路9、中間周波数フィルタ11、利得可変のIF増幅回
路13を接続し、選局回路15からの選局電圧により、
所望の周波数を発振する局部発振回路10の信号を、ミ
クサ回路8に入力することにより、ミクサ回路8は周波
数変換回路を構成している。
は、高周波増幅回路3で増幅する。高周波増幅回路3の
後段には、不要波抑圧用の可変同調フィルタ5を配置
し、選局回路15からの選局電圧が印加され、通過帯域
中心周波数を可変する。その後段には、増幅利得可変の
RF増幅回路7、ミクサ回路8、利得可変のIF増幅回
路9、中間周波数フィルタ11、利得可変のIF増幅回
路13を接続し、選局回路15からの選局電圧により、
所望の周波数を発振する局部発振回路10の信号を、ミ
クサ回路8に入力することにより、ミクサ回路8は周波
数変換回路を構成している。
【0015】選局回路15は、端子32に入力される選
局データにより、同調電圧を発生する回路である。ま
た、AGC回路14により、利得可変のIF増幅回路1
3の出力レベルが一定レベルになるように、増幅利得可
変のRF増幅回路7、利得可変のIF増幅回路9、利得
可変のIF増幅回路13の各増幅利得を制御する。
局データにより、同調電圧を発生する回路である。ま
た、AGC回路14により、利得可変のIF増幅回路1
3の出力レベルが一定レベルになるように、増幅利得可
変のRF増幅回路7、利得可変のIF増幅回路9、利得
可変のIF増幅回路13の各増幅利得を制御する。
【0016】利得可変のIF増幅回路13の出力を、切
り換え回路22に入力し、切り換え回路22の出力の一
方をFM復調回路20に、もう一方をMSK復調回路2
1に入力し、それぞれの復調出力を出力端子16と出力
端子17に接続する。FM復調回路20およびMSK復
調回路21は、入力されたそれぞれの変調方式の中間周
波数信号を復調し、ベースバンド信号を出力する回路部
である。切り換え回路22は、端子32へ印加される選
局データと関連して、端子35に入力されるデータによ
り、接続する復調回路を選択する。
り換え回路22に入力し、切り換え回路22の出力の一
方をFM復調回路20に、もう一方をMSK復調回路2
1に入力し、それぞれの復調出力を出力端子16と出力
端子17に接続する。FM復調回路20およびMSK復
調回路21は、入力されたそれぞれの変調方式の中間周
波数信号を復調し、ベースバンド信号を出力する回路部
である。切り換え回路22は、端子32へ印加される選
局データと関連して、端子35に入力されるデータによ
り、接続する復調回路を選択する。
【0017】本フロントエンドの構成によれば、2つの
復調回路の入力中心周波数が等しいため、入力信号の中
から希望信号を選択する回路、すなわち高周波増幅回路
3から利得可変のIF増幅回路13までのチューナ部
を、後段の変調方式によらず共通化できるため、小型で
部品点数の少ないフロントエンドが得られる。また、選
局回路や、復調系制御回路をフロントエンド内に取り込
むことで使い勝手に優れるフロントエンドが得られる。
復調回路の入力中心周波数が等しいため、入力信号の中
から希望信号を選択する回路、すなわち高周波増幅回路
3から利得可変のIF増幅回路13までのチューナ部
を、後段の変調方式によらず共通化できるため、小型で
部品点数の少ないフロントエンドが得られる。また、選
局回路や、復調系制御回路をフロントエンド内に取り込
むことで使い勝手に優れるフロントエンドが得られる。
【0018】図2は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。同図において、図1におけるのと同じも
のには同じ符号を付した。図2に示す実施例は、図1に
示した第1の実施例における中間周波数フィルタ11
を、第1の通過帯域幅を持つ中間周波数フィルタ(12
−1)と第2の通過帯域幅を持つ中間周波数フィルタ
(12−2)の並列接続により構成した実施例である。
中間周波数フィルタ(12−1)と中間周波数フィルタ
(12−2)は、端子32へ印加される選局データと関
連して、制御端子33、34に印加される電圧で1つの
通過帯域幅が選択される。
ック図である。同図において、図1におけるのと同じも
のには同じ符号を付した。図2に示す実施例は、図1に
示した第1の実施例における中間周波数フィルタ11
を、第1の通過帯域幅を持つ中間周波数フィルタ(12
−1)と第2の通過帯域幅を持つ中間周波数フィルタ
(12−2)の並列接続により構成した実施例である。
中間周波数フィルタ(12−1)と中間周波数フィルタ
(12−2)は、端子32へ印加される選局データと関
連して、制御端子33、34に印加される電圧で1つの
通過帯域幅が選択される。
【0019】本フロントエンドの構成によれば、2つの
復調回路の入力中心周波数が等しいため、チューナ部を
変調方式によらず、また、中間周波数帯域幅や変調度に
よらず共通化できるため、小型で部品点数の少ないフロ
ントエンドが得られる。また、選局回路や、復調系制御
回路をフロントエンド内に取り込むことで使い勝手に優
れるフロントエンドが得られる。
復調回路の入力中心周波数が等しいため、チューナ部を
変調方式によらず、また、中間周波数帯域幅や変調度に
よらず共通化できるため、小型で部品点数の少ないフロ
ントエンドが得られる。また、選局回路や、復調系制御
回路をフロントエンド内に取り込むことで使い勝手に優
れるフロントエンドが得られる。
【0020】図3は、本発明の第3の実施例を示すブロ
ック図である。本実施例は、高周波信号を受信してベー
スバンド信号を出力するフロントエンドであり、2つの
高周波入力端子1,2をもち、FM変調信号とMSK変
調信号を復調するシステムであると言える。
ック図である。本実施例は、高周波信号を受信してベー
スバンド信号を出力するフロントエンドであり、2つの
高周波入力端子1,2をもち、FM変調信号とMSK変
調信号を復調するシステムであると言える。
【0021】高周波入力端子を1,2と二つ持たせたの
は、放送衛星を受信するアンテナと、通信衛星を受信す
るアンテナと、を別個に備える場合に対応させるためで
ある。放送衛星と通信衛星は別個の衛星であるから、そ
れぞれの受信に最適な方位は相違するのが普通であるか
ら、そのような場合には、それぞれに専用のアンテナを
設けることが望まれるわけである。
は、放送衛星を受信するアンテナと、通信衛星を受信す
るアンテナと、を別個に備える場合に対応させるためで
ある。放送衛星と通信衛星は別個の衛星であるから、そ
れぞれの受信に最適な方位は相違するのが普通であるか
ら、そのような場合には、それぞれに専用のアンテナを
設けることが望まれるわけである。
【0022】図3を参照する。入力端子1への入力信号
は高周波増幅回路3で増幅し、入力端子2への入力信号
は高周波増幅回路4で増幅する。端子32へ印加される
選局データと関連して、制御端子30,31に印加され
る制御電圧で1つの高周波増幅回路のみを動作させ、入
力端子1に入力される信号と入力端子2に入力される信
号のうちの一方を選択する。
は高周波増幅回路3で増幅し、入力端子2への入力信号
は高周波増幅回路4で増幅する。端子32へ印加される
選局データと関連して、制御端子30,31に印加され
る制御電圧で1つの高周波増幅回路のみを動作させ、入
力端子1に入力される信号と入力端子2に入力される信
号のうちの一方を選択する。
【0023】高周波増幅回路3と高周波増幅回路4の出
力を、不要波抑圧用の可変同調フィルタ5に接続し、可
変同調フィルタ5には、選局回路15からの選局電圧が
印加され通過帯域中心周波数を可変する。その後段に
は、増幅利得可変のRF増幅回路7、ミクサ回路8、利
得可変のIF増幅回路9、中間周波数フィルタ11、利
得可変のIF増幅回路13を接続し、選局回路15から
の選局電圧により所望の周波数を発振する局部発振回路
10の信号を、ミクサ回路8に入力することにより、周
波数変換回路を構成している。
力を、不要波抑圧用の可変同調フィルタ5に接続し、可
変同調フィルタ5には、選局回路15からの選局電圧が
印加され通過帯域中心周波数を可変する。その後段に
は、増幅利得可変のRF増幅回路7、ミクサ回路8、利
得可変のIF増幅回路9、中間周波数フィルタ11、利
得可変のIF増幅回路13を接続し、選局回路15から
の選局電圧により所望の周波数を発振する局部発振回路
10の信号を、ミクサ回路8に入力することにより、周
波数変換回路を構成している。
【0024】選局回路15は、端子32に入力される選
局データにより、同調電圧を発生する回路である。ま
た、AGC回路14により、利得可変のIF増幅回路1
3の出力レベルが一定レベルになるように、増幅利得可
変のRF増幅回路7、利得可変のIF増幅回路9、利得
可変のIF増幅回路13の増幅利得を制御する。
局データにより、同調電圧を発生する回路である。ま
た、AGC回路14により、利得可変のIF増幅回路1
3の出力レベルが一定レベルになるように、増幅利得可
変のRF増幅回路7、利得可変のIF増幅回路9、利得
可変のIF増幅回路13の増幅利得を制御する。
【0025】利得可変のIF増幅回路13の出力を、切
り換え回路22に入力し、切り換え回路22の出力の一
方をFM復調回路20に、もう一方をMSK復調回路2
1に入力し、それぞれの復調出力を出力端子16と出力
端子17に接続する。FM復調回路20およびMSK復
調回路21は、入力されたそれぞれの変調方式の中間周
波数信号を復調し、ベースバンド信号を出力する回路部
である。切り換え回路22は、端子32へ印加される選
局データと関連して、端子35に入力されるデータによ
り、接続する復調回路を選択する。
り換え回路22に入力し、切り換え回路22の出力の一
方をFM復調回路20に、もう一方をMSK復調回路2
1に入力し、それぞれの復調出力を出力端子16と出力
端子17に接続する。FM復調回路20およびMSK復
調回路21は、入力されたそれぞれの変調方式の中間周
波数信号を復調し、ベースバンド信号を出力する回路部
である。切り換え回路22は、端子32へ印加される選
局データと関連して、端子35に入力されるデータによ
り、接続する復調回路を選択する。
【0026】本フロントエンドの構成によれば、2つの
復調回路の入力中心周波数が等しいため、チューナ部を
変調方式によらず共通化できるうえ、2つの変調方式の
信号が異なる伝送路により入力されても、チューナ部の
大部分を共通使用できるため、小型で部品点数が少ない
フロントエンドが得られる。また、高周波入力の切り換
えを内部で行う多機能化を備え、選局回路や復調系制御
回路をフロントエンド内に取り込むことで使い勝手に優
れるフロントエンドが得られる。
復調回路の入力中心周波数が等しいため、チューナ部を
変調方式によらず共通化できるうえ、2つの変調方式の
信号が異なる伝送路により入力されても、チューナ部の
大部分を共通使用できるため、小型で部品点数が少ない
フロントエンドが得られる。また、高周波入力の切り換
えを内部で行う多機能化を備え、選局回路や復調系制御
回路をフロントエンド内に取り込むことで使い勝手に優
れるフロントエンドが得られる。
【0027】図4は、本発明の第4の実施例を示すブロ
ック図である。同図において、入力端子1への入力信号
は、高周波増幅回路3で増幅し、入力端子2への入力信
号は高周波増幅回路4で増幅する。端子32へ印加され
る選局データと関連して、制御端子30,31に印加さ
れる制御電圧で、1つの高周波増幅回路のみを動作さ
せ、入力端子1に入力される信号と入力端子2に入力さ
れる信号のうちの、一方を選択する。
ック図である。同図において、入力端子1への入力信号
は、高周波増幅回路3で増幅し、入力端子2への入力信
号は高周波増幅回路4で増幅する。端子32へ印加され
る選局データと関連して、制御端子30,31に印加さ
れる制御電圧で、1つの高周波増幅回路のみを動作さ
せ、入力端子1に入力される信号と入力端子2に入力さ
れる信号のうちの、一方を選択する。
【0028】高周波増幅回路3の出力を、不要波抑圧用
の可変同調フィルタ5に接続し、高周波増幅回路4の出
力を、不要波抑圧用の可変同調フィルタ6に接続し、可
変同調フィルタ5と可変同調フィルタ6には、選局回路
15からの選局電圧がそれぞれ印加され通過帯域中心周
波数を可変する。このときの可変同調フィルタ5と可変
同調フィルタ6に印加する電圧は、異なる電圧とし、一
方が通過帯域となる電圧の場合、他方は減衰域となる電
圧が選局回路15から印加される。
の可変同調フィルタ5に接続し、高周波増幅回路4の出
力を、不要波抑圧用の可変同調フィルタ6に接続し、可
変同調フィルタ5と可変同調フィルタ6には、選局回路
15からの選局電圧がそれぞれ印加され通過帯域中心周
波数を可変する。このときの可変同調フィルタ5と可変
同調フィルタ6に印加する電圧は、異なる電圧とし、一
方が通過帯域となる電圧の場合、他方は減衰域となる電
圧が選局回路15から印加される。
【0029】その後段には、増幅利得可変のRF増幅回
路7、ミクサ回路8、利得可変のIF増幅回路9、中間
周波数フィルタ11、利得可変のIF増幅回路13を接
続し、選局回路15からの選局電圧により、所望の周波
数を発振する局部発振回路10の信号をミクサ回路8に
入力することにより、ミクサ回路8は周波数変換回路を
構成している。
路7、ミクサ回路8、利得可変のIF増幅回路9、中間
周波数フィルタ11、利得可変のIF増幅回路13を接
続し、選局回路15からの選局電圧により、所望の周波
数を発振する局部発振回路10の信号をミクサ回路8に
入力することにより、ミクサ回路8は周波数変換回路を
構成している。
【0030】選局回路15は、端子32に入力される選
局データにより、同調電圧を発生する回路である。利得
可変のIF増幅回路13の出力を、切り換え回路22に
入力し、切り換え回路22の出力の一方をFM復調回路
20に、もう一方をMSK復調回路21に入力し、それ
ぞれの復調出力を出力端子16と出力端子17に接続す
る。FM復調回路20およびMSK復調回路21は、入
力されたそれぞれの変調方式の中間周波数信号を復調
し、ベースバンド信号を出力する回路部である。切り換
え回路22は、端子32へ印加される選局データと関連
して、端子35に入力されるデータにより、接続する復
調回路を選択する。
局データにより、同調電圧を発生する回路である。利得
可変のIF増幅回路13の出力を、切り換え回路22に
入力し、切り換え回路22の出力の一方をFM復調回路
20に、もう一方をMSK復調回路21に入力し、それ
ぞれの復調出力を出力端子16と出力端子17に接続す
る。FM復調回路20およびMSK復調回路21は、入
力されたそれぞれの変調方式の中間周波数信号を復調
し、ベースバンド信号を出力する回路部である。切り換
え回路22は、端子32へ印加される選局データと関連
して、端子35に入力されるデータにより、接続する復
調回路を選択する。
【0031】本フロントエンドの構成によれば、図3に
示した第3の実施例のそれと同様の効果の他、選択した
入力側と選択しない入力側で、同調フィルタの特性を通
過域と減衰域に設定することができるため、不必要な入
力からの信号の漏れ込みを小さくでき、入力端子間のア
イソレーション特性に優れたフロントエンドが得られる
効果もある。
示した第3の実施例のそれと同様の効果の他、選択した
入力側と選択しない入力側で、同調フィルタの特性を通
過域と減衰域に設定することができるため、不必要な入
力からの信号の漏れ込みを小さくでき、入力端子間のア
イソレーション特性に優れたフロントエンドが得られる
効果もある。
【0032】図5は、本発明の第5の実施例を示すブロ
ック図であり、図1の第1の実施例に示した不要波抑圧
用の可変同調フィルタ5、増幅利得可変のRF増幅回路
7、ミクサ回路8、利得可変のIF増幅回路9、中間周
波数フィルタ11、利得可変のIF増幅回路13、局部
発振回路10をそれぞれ平衡型回路で構成し、可変同調
フィルタ5以降の回路間接続を平衡型とした実施例であ
る。
ック図であり、図1の第1の実施例に示した不要波抑圧
用の可変同調フィルタ5、増幅利得可変のRF増幅回路
7、ミクサ回路8、利得可変のIF増幅回路9、中間周
波数フィルタ11、利得可変のIF増幅回路13、局部
発振回路10をそれぞれ平衡型回路で構成し、可変同調
フィルタ5以降の回路間接続を平衡型とした実施例であ
る。
【0033】本フロントエンドの構成によれば、図1の
第1の実施例で説明した効果の他に、平衡回路でチュー
ナを構成するため、局部発振信号の入力側あるいは出力
側への漏洩が小さく、復調回路に用いる電圧制御発振器
の発振信号の、チューナへの漏れ込みを小さくできるた
め、妨害特性などに優れたフロントエンドが得られる。
第1の実施例で説明した効果の他に、平衡回路でチュー
ナを構成するため、局部発振信号の入力側あるいは出力
側への漏洩が小さく、復調回路に用いる電圧制御発振器
の発振信号の、チューナへの漏れ込みを小さくできるた
め、妨害特性などに優れたフロントエンドが得られる。
【0034】図6は、本発明の第6の実施例を示すブロ
ック図であり、図1の第1の実施例のAGC回路14
を、検出回路40、比較回路41、増幅回路42、第1
の比較電圧発生回路43、第2の比較電圧発生回路4
4、制御端子36、および切り換え回路45により構成
したものである。
ック図であり、図1の第1の実施例のAGC回路14
を、検出回路40、比較回路41、増幅回路42、第1
の比較電圧発生回路43、第2の比較電圧発生回路4
4、制御端子36、および切り換え回路45により構成
したものである。
【0035】図6において、利得可変のIF増幅回路1
3の出力レベルを検出回路40で検知し、その出力電圧
を比較回路41の一方の入力側に入力する。第1の比較
電圧発生回路43の出力電圧と、第2の比較電圧発生回
路44の出力電圧と、の間を切り換え(SW)回路45
で切り換え、何れか一方を選択し、所望の電圧を比較回
路41の他方の入力側に入力する。
3の出力レベルを検出回路40で検知し、その出力電圧
を比較回路41の一方の入力側に入力する。第1の比較
電圧発生回路43の出力電圧と、第2の比較電圧発生回
路44の出力電圧と、の間を切り換え(SW)回路45
で切り換え、何れか一方を選択し、所望の電圧を比較回
路41の他方の入力側に入力する。
【0036】比較回路41は、両入力電圧の差分電圧を
出力し、増幅回路42で増幅の後、増幅利得可変のRF
増幅回路7、利得可変のIF増幅回路9、利得可変のI
F増幅回路13にそれぞれ出力する。第1の比較電圧発
生回路43の出力電圧と、第2の比較電圧発生回路44
の出力電圧の、何れを選択するかは、制御端子36に印
加される制御信号で決める。
出力し、増幅回路42で増幅の後、増幅利得可変のRF
増幅回路7、利得可変のIF増幅回路9、利得可変のI
F増幅回路13にそれぞれ出力する。第1の比較電圧発
生回路43の出力電圧と、第2の比較電圧発生回路44
の出力電圧の、何れを選択するかは、制御端子36に印
加される制御信号で決める。
【0037】本フロントエンドの構成によれば、図1の
第1の実施例で述べた効果の他に、第1の復調回路20
の入力レベルと、第2の復調回路21の入力レベルの、
最適値が異なる場合でも、AGC回路14の大部分を共
通化できるため、さらに回路の簡略化が達成される。
第1の実施例で述べた効果の他に、第1の復調回路20
の入力レベルと、第2の復調回路21の入力レベルの、
最適値が異なる場合でも、AGC回路14の大部分を共
通化できるため、さらに回路の簡略化が達成される。
【0038】図7は、本発明の第7の実施例を示すブロ
ック図であり、図1の第1の実施例の選局回路15を、
分周器51、プログラマブル分周器52、位相比較器5
3、ローパスフィルタ54、水晶発振回路55、プログ
ラマブル分周器56、選局信号処理回路57、および制
御端子32で構成した実施例である。
ック図であり、図1の第1の実施例の選局回路15を、
分周器51、プログラマブル分周器52、位相比較器5
3、ローパスフィルタ54、水晶発振回路55、プログ
ラマブル分周器56、選局信号処理回路57、および制
御端子32で構成した実施例である。
【0039】図7において、局部発振回路10の発振信
号を分周器51を介し、プログラマブル分周器52で、
選局信号処理回路57からの分周比設定信号に従い分周
する。他方、水晶発振回路55の発振信号を、プログラ
マブル分周器56で、選局信号処理回路57からの分周
比設定信号に従い、分周する。そしてプログラマブル分
周器52からの信号と、プログラマブル分周器56から
の信号とを、位相比較器53で比較し、その差の出力を
ローパスフィルタ54を介して、局部発振回路10に印
加してその発振周波数を制御する。
号を分周器51を介し、プログラマブル分周器52で、
選局信号処理回路57からの分周比設定信号に従い分周
する。他方、水晶発振回路55の発振信号を、プログラ
マブル分周器56で、選局信号処理回路57からの分周
比設定信号に従い、分周する。そしてプログラマブル分
周器52からの信号と、プログラマブル分周器56から
の信号とを、位相比較器53で比較し、その差の出力を
ローパスフィルタ54を介して、局部発振回路10に印
加してその発振周波数を制御する。
【0040】選局信号処理回路57は、制御端子32に
入力される選局データにより、プログラマブル分周器5
2の分周比を定める回路で、さらに、FM復調回路20
を動作させる場合と、MSK復調回路21を動作させる
場合で、プログラマブル分周器56の分周比設定を変え
る機能も持つ。
入力される選局データにより、プログラマブル分周器5
2の分周比を定める回路で、さらに、FM復調回路20
を動作させる場合と、MSK復調回路21を動作させる
場合で、プログラマブル分周器56の分周比設定を変え
る機能も持つ。
【0041】本フロントエンドの構成によれば、図1の
第1の実施例で述べた効果の他に、2つの変調方式の信
号で、局部発振回路に要求される発振特性、例えば、発
振スペクトラム純度、位相雑音、最小周波数ステップ幅
が異なる場合でも、フロントエンドの大部分を共通化で
きるため、回路の簡略化が達成されるという利点があ
る。
第1の実施例で述べた効果の他に、2つの変調方式の信
号で、局部発振回路に要求される発振特性、例えば、発
振スペクトラム純度、位相雑音、最小周波数ステップ幅
が異なる場合でも、フロントエンドの大部分を共通化で
きるため、回路の簡略化が達成されるという利点があ
る。
【0042】図8は、本発明の第8の実施例を示すブロ
ック図であり、本実施例は、第1図の実施例の、FM復
調回路をPLL方式FM復調回路とし、MSK復調回路
をコスタスループ方式MSK復調回路とし、PLL方式
FM復調回路のPLL回路を、コスタスループ方式MS
K復調回路の90°移相器に兼用したフロントエンド示
したものと言える。
ック図であり、本実施例は、第1図の実施例の、FM復
調回路をPLL方式FM復調回路とし、MSK復調回路
をコスタスループ方式MSK復調回路とし、PLL方式
FM復調回路のPLL回路を、コスタスループ方式MS
K復調回路の90°移相器に兼用したフロントエンド示
したものと言える。
【0043】図8において、60は切り換え回路、61
は位相比較器、62はループアンプ、63、69、7
0、71はそれぞれローパスフィルタ、65、66はそ
れぞれ電圧制御発振器、67、68、72、73はそれ
ぞれ乗算器、74、75はそれぞれ判定回路、76はク
ロック再生回路、77はディジタル信号処理回路、であ
る。
は位相比較器、62はループアンプ、63、69、7
0、71はそれぞれローパスフィルタ、65、66はそ
れぞれ電圧制御発振器、67、68、72、73はそれ
ぞれ乗算器、74、75はそれぞれ判定回路、76はク
ロック再生回路、77はディジタル信号処理回路、であ
る。
【0044】位相比較器61、ループアンプ62、ロー
パスフィルタ63、電圧制御発振器65のループによ
り、PLL方式FM復調回路20が構成され、出力端子
16からベースバンド信号が出力される。制御端子35
に入力されるデータにより、FM復調回路20を選択す
る場合は、切り換え回路22、60で、利得可変のIF
増幅回路13の出力側(チューナ装置の出力側)と位相
比較器61の入力側が接続されるように切り換えを行
う。
パスフィルタ63、電圧制御発振器65のループによ
り、PLL方式FM復調回路20が構成され、出力端子
16からベースバンド信号が出力される。制御端子35
に入力されるデータにより、FM復調回路20を選択す
る場合は、切り換え回路22、60で、利得可変のIF
増幅回路13の出力側(チューナ装置の出力側)と位相
比較器61の入力側が接続されるように切り換えを行
う。
【0045】一方、MSK復調回路を選択する場合は、
切り換え回路22で、利得可変のIF増幅回路13の出
力信号(チューナ装置の出力信号)を乗算器67、68
に加えるように切り換えを行い、乗算器67、68にお
いて、電圧制御発振器66、65の信号とそれぞれ乗算
し、同期検波し、第1のローパスフィルタ69および第
2のローパスフィルタ70を用いて高周波成分を除き、
いわゆるI、Qのベースバンド信号とする。
切り換え回路22で、利得可変のIF増幅回路13の出
力信号(チューナ装置の出力信号)を乗算器67、68
に加えるように切り換えを行い、乗算器67、68にお
いて、電圧制御発振器66、65の信号とそれぞれ乗算
し、同期検波し、第1のローパスフィルタ69および第
2のローパスフィルタ70を用いて高周波成分を除き、
いわゆるI、Qのベースバンド信号とする。
【0046】これらの信号は、第1の判定回路74、第
2の判定回路75で、1または−1に判定され、ディジ
タル信号処理回路77を介した後、復調出力端子17か
ら出力される。先のI、Qのベースバンド信号は、乗算
器73で乗算され、クロック再生回路76と乗算器72
に出力し、クロック再生回路76の再生クロック信号と
で乗算した後、ローパスフィルタ71を介し、電圧制御
発振器66を制御するとともに、ローパスフィルタ63
の出力と合成する。
2の判定回路75で、1または−1に判定され、ディジ
タル信号処理回路77を介した後、復調出力端子17か
ら出力される。先のI、Qのベースバンド信号は、乗算
器73で乗算され、クロック再生回路76と乗算器72
に出力し、クロック再生回路76の再生クロック信号と
で乗算した後、ローパスフィルタ71を介し、電圧制御
発振器66を制御するとともに、ローパスフィルタ63
の出力と合成する。
【0047】また、制御端子35に入力されるデータ
で、切り換え回路60は、電圧制御発振器66の発振信
号を位相比較器61の一方の入力側に入力するように接
続され、MSK復調回路が構成される。
で、切り換え回路60は、電圧制御発振器66の発振信
号を位相比較器61の一方の入力側に入力するように接
続され、MSK復調回路が構成される。
【0048】本実施例によれば、MSK復調回路が構成
されるとき、PLL回路(20)は90°位相器として
動作し、電圧制御発振器66と電圧制御発振器65の信
号間の位相差は、90°となり、安定な特性を得ること
ができる。
されるとき、PLL回路(20)は90°位相器として
動作し、電圧制御発振器66と電圧制御発振器65の信
号間の位相差は、90°となり、安定な特性を得ること
ができる。
【0049】図9は、本発明の第9の実施例を示すブロ
ック図で、本実施例は、図1の第1の実施例のFM復調
回路を、PLL方式FM復調回路とし、MSK復調回路
をコスタスループ方式MSK復調回路としたフロントエ
ンドを示したものであると言える。
ック図で、本実施例は、図1の第1の実施例のFM復調
回路を、PLL方式FM復調回路とし、MSK復調回路
をコスタスループ方式MSK復調回路としたフロントエ
ンドを示したものであると言える。
【0050】図9において、61は位相比較器、62は
ループアンプ、63、69、70、71はローパスフィ
ルタ、65、66は電圧制御発振器、67、68、7
2、73は乗算器、74、75は判定回路、76はクロ
ック再生回路、77はディジタル信号処理回路、78は
90°位相器である。
ループアンプ、63、69、70、71はローパスフィ
ルタ、65、66は電圧制御発振器、67、68、7
2、73は乗算器、74、75は判定回路、76はクロ
ック再生回路、77はディジタル信号処理回路、78は
90°位相器である。
【0051】制御回路80と制御回路81は、制御端子
35に入力される信号により、電圧制御発振器65、6
6の発振動作をオン、オフさせる。位相比較器61、ル
ープアンプ62、ローパスフィルタ63、電圧制御発振
器65のループによりPLL方式FM復調回路20が構
成され、制御端子35に入力される信号により、FM復
調回路20を選択する場合は、切り換え回路22で、利
得可変のIF増幅回路13と位相比較器61を接続し、
制御回路80で電圧制御発振器65をオンし、制御回路
81で電圧制御発振器66をオフし、出力端子16から
ベースバンド信号が出力される。
35に入力される信号により、電圧制御発振器65、6
6の発振動作をオン、オフさせる。位相比較器61、ル
ープアンプ62、ローパスフィルタ63、電圧制御発振
器65のループによりPLL方式FM復調回路20が構
成され、制御端子35に入力される信号により、FM復
調回路20を選択する場合は、切り換え回路22で、利
得可変のIF増幅回路13と位相比較器61を接続し、
制御回路80で電圧制御発振器65をオンし、制御回路
81で電圧制御発振器66をオフし、出力端子16から
ベースバンド信号が出力される。
【0052】一方、MSK復調回路を選択する場合は、
制御端子35に入力される信号により、制御回路81に
より、電圧制御発振器66をオンさせ、切り換え回路2
2で利得可変のIF増幅回路13の出力と乗算器67、
68を接続し、入力信号を乗算器67、68で、電圧制
御発振器66の信号と90°位相器78を介した信号で
それぞれ乗算し、同期検波し、第1のローパスフィルタ
69および第2のローパスフィルタ70を用いて高周波
成分を除き、いわゆるI、Qのベースバンド信号を出力
する。
制御端子35に入力される信号により、制御回路81に
より、電圧制御発振器66をオンさせ、切り換え回路2
2で利得可変のIF増幅回路13の出力と乗算器67、
68を接続し、入力信号を乗算器67、68で、電圧制
御発振器66の信号と90°位相器78を介した信号で
それぞれ乗算し、同期検波し、第1のローパスフィルタ
69および第2のローパスフィルタ70を用いて高周波
成分を除き、いわゆるI、Qのベースバンド信号を出力
する。
【0053】これらの信号は、第1の判定回路74、第
2の判定回路75で、1または−1に判定されディジタ
ル信号処理回路77を介した後、復調出力端子17から
出力される。先のI、Qのベースバンド信号は、乗算器
73で乗算され、クロック再生回路76と乗算器72に
出力し、クロック再生回路76の再生クロック信号とで
乗算した後、ローパスフィルタ71を介し、電圧制御発
振器66を制御する。また、制御端子35に入力される
信号で制御回路80により、電圧制御発振器65をオフ
させる。
2の判定回路75で、1または−1に判定されディジタ
ル信号処理回路77を介した後、復調出力端子17から
出力される。先のI、Qのベースバンド信号は、乗算器
73で乗算され、クロック再生回路76と乗算器72に
出力し、クロック再生回路76の再生クロック信号とで
乗算した後、ローパスフィルタ71を介し、電圧制御発
振器66を制御する。また、制御端子35に入力される
信号で制御回路80により、電圧制御発振器65をオフ
させる。
【0054】本実施例によれば、それぞれの復調回路に
電圧制御発振器を有していても、選択しない復調回路の
電圧制御発振器をオフさせるため、妨害はない。したが
って、妨害信号によるビートあるいは、誤り率の劣化の
ない安定な特性を得ることができる。
電圧制御発振器を有していても、選択しない復調回路の
電圧制御発振器をオフさせるため、妨害はない。したが
って、妨害信号によるビートあるいは、誤り率の劣化の
ない安定な特性を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
FM変調信号と直交信号変調信号といった2つの異なる
変調方式の信号を受信し復調する受信機の、チューナの
部分を共用化して用いるとともに、2つの復調回路の一
部をも共用化して用いる構成とするため、回路の簡略化
が行なえ、異なる方式の伝送信号に対しても、1つの受
信装置で対応できるため、使い勝手性に優れ、小形で安
価な受信装置を提供できるという利点がある。
FM変調信号と直交信号変調信号といった2つの異なる
変調方式の信号を受信し復調する受信機の、チューナの
部分を共用化して用いるとともに、2つの復調回路の一
部をも共用化して用いる構成とするため、回路の簡略化
が行なえ、異なる方式の伝送信号に対しても、1つの受
信装置で対応できるため、使い勝手性に優れ、小形で安
価な受信装置を提供できるという利点がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】本発明の第6の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】本発明の第7の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図8】本発明の第8の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】本発明の第9の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
1,2…入力端子、3,4…高周波増幅回路、5,6…
可変同調フィルタ、7…利得可変のRF増幅回路、8…
ミクサ回路、9、13…利得可変のIF増幅回路、10
…局部発振回路、11…中間周波数フィルタ、14…A
GC回路、15…選局回路、22…切り換え回路、20
…FM復調回路(第1の復調回路)、21…MSK復調
回路(第2の復調回路)、16、17…出力端子、3
0、31、32、33、34、35…制御端子
可変同調フィルタ、7…利得可変のRF増幅回路、8…
ミクサ回路、9、13…利得可変のIF増幅回路、10
…局部発振回路、11…中間周波数フィルタ、14…A
GC回路、15…選局回路、22…切り換え回路、20
…FM復調回路(第1の復調回路)、21…MSK復調
回路(第2の復調回路)、16、17…出力端子、3
0、31、32、33、34、35…制御端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 昭夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メデイア研究所内 (72)発明者 野田 正樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メデイア研究所内
Claims (9)
- 【請求項1】 チューナ装置を共有する少なくとも2種
類の復調回路を備えた受信装置において、 入力高周波増幅回路(3)と、該増幅回路の出力を通過
させる固定あるいは可変の同調フィルタ(5)と、可変
局部発振回路(10)と、前記同調フィルタを通過した
出力と前記可変局部発振回路からの発振出力を入力され
周波数変換して出力する周波数混合回路(8)と、該混
合回路からの周波数変換された信号を増幅して出力する
中間周波増幅回路(9,13)と、前記中間周波増幅回
路の段間に配置する中間周波フィルタ(11)と、チャ
ンネル選択信号を入力されると選択された当該チャンネ
ルに対応する同調電圧を発生して前記可変同調フィルタ
及び可変局部発振回路へ指令する選局回路と、から成る
チュ−ナ装置と、 前記チューナ装置の出力信号レベルを検出し、それに従
って該チューナ装置における増幅利得を制御する利得制
御回路(14)と、 復調方式を異にする少なくとも2種類の復調回路と、選
局回路へ入力される前記チャンネル選択信号に依存して
定まる切り替え指令により、前記チュ−ナ装置の出力を
前記2種類の復調回路の何れかへ切り替えて入力させる
切り替え手段と、を具備して成ることを特徴とするチュ
ーナ装置を共有する少なくとも2種類の復調回路を備え
た受信装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の受信装置において、前
記中間周波フィルタは、第1の通過帯域幅を持つ第1の
帯域通過フィルタと、第2の通過帯域幅を持つ第2の帯
域通過フィルタと、前記両帯域通過フィルタの何れか一
方を選択的に有効化する選択切り換え手段と、から成る
ことを特徴とする受信装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の受信装置におい
て、前記入力高周波増幅回路は、第1の入力高周波増幅
回路と、第2の入力高周波増幅回路と、前記両入力高周
波増幅回路の何れか一方を選択的に有効化する選択切り
換え手段と、から成ることを特徴とする受信装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の受信装置におい
て、 前記入力高周波増幅回路は、第1の入力高周波増幅回路
と第2の入力高周波増幅回路により構成し、前記可変の
同調フィルタは、前記第1の入力高周波増幅回路の出力
側に接続された第1の可変同調フィルタと前記第2の入
力高周波増幅回路の出力側に接続された第2の可変同調
フィルタとにより構成し、 前記第1の入力高周波増幅回路と第2の入力高周波増幅
回路を選択的に切り換えて用いる切り替え手段を具備
し、第1の入力高周波増幅回路を選択して用いる場合に
は、前記選局回路からの出力同調電圧として、第2の可
変同調フィルタへは、第1の可変同調フィルタへ印加す
る同調電圧と異なる電圧を印加し、第2の入力高周波増
幅回路を選択して用いる場合には、前記選局回路からの
出力同調電圧として、第1の可変同調フィルタへは、第
2の可変同調フィルタへ印加する同調電圧と異なる電圧
を印加する如くしたことを特徴とする受信装置。 - 【請求項5】 請求項1,2,3又は4に記載の受信装
置において、前記固定あるいは可変の同調フィルタから
チューナ装置出力に至るまでの各回路を平衡型の回路で
構成し、各回路間を平衡接続して成ることを特徴とする
受信装置。 - 【請求項6】 請求項1,2,3,4又は5に記載の受
信装置において、前記利得制御回路は、前記チューナ装
置の出力レベルを検出する検出回路と、該検出回路から
の検出信号と第1の基準信号レベル又は第2の基準信号
レベルを入力され前記検出信号を基準信号レベルと比較
しその結果によりチューナ装置における利得の制御を行
う比較制御回路と、前記切り替え手段により前記2種類
の復調回路のうち、第1の復調回路を選択する場合には
前記第1の基準信号レベルを、前記第2の復調回路を選
択する場合には前記第2の基準信号レベルを、前記比較
制御回路に入力せしめる選択切り替え手段と、から成る
ことを特徴とする受信装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6の中の任意の一つに記載
の受信装置において、 前記選局回路は、基準周波数発振器と、位相比較器と、
前記局部発振回路からの出力信号を取り込んで直接又は
分周して前記位相比較器の一方の入力側へ入力させる第
1の分周器と、前記基準周波数発振器からの出力信号を
直接又は分周して前記位相比較器の他方の入力側へ入力
させる第2の分周器と、前記位相比較器の出力をろはし
て前記局部発振回路の制御電圧端子に印加するローパス
フィルタと、入力されるチャンネル選択信号に依存して
前記第1の復調回路を選択する場合と前記第2の復調回
路を選択する場合とで、前記第1の分周器又は第2の分
周器の分周比、或いは、前記基準周波数発振器の発振周
波数を変えてチューナ装置から出力される信号周波数を
変更する手段と、を含むことを特徴とする受信装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至7の中の任意の一つに記載
の受信装置において、 前記2種類の復調回路の中の第1の復調回路は、 前記チューナ装置からの出力信号を一方の入力側へ供給
される位相比較器(61)と、該位相比較器からの出力
を入力され増幅して出力するループアンプ(62)と、
該アンプからの増幅出力を入力されろはして出力する第
1のローパスフィルタ(63)と、該第1のローパスフ
ィルタの出力を制御電圧として入力され、チューナ装置
出力周波数に相当する周波数を発生して前記位相比較器
(61)の他方の入力側へ供給する第1の電圧制御発振
器(65)と、から構成されて前記第1のローパスフィ
ルタの出力を復調出力とするPLL回路を用いたFM復
調回路から成り、 前記2種類の復調回路の中の第2の復調回路は、 チューナ装置出力周波数に相当する周波数を発生する第
2の電圧制御発振器(66)と、前記チューナ装置から
の出力と前記第2の電圧制御発振器からの出力とを入力
され両者を乗算して出力する第1の乗算器(67)と、
該第1の乗算器の出力を入力されろはして出力する第2
のローパスフィルタ(69)と、前記チューナ装置から
の出力と前記第1の電圧制御発振器(65)からの出力
とを入力され両者を乗算して出力する第2の乗算器(6
8)と、該第2の乗算器の出力を入力されろはして出力
する第3のローパスフィルタ(70)と、からなる同期
検波回路を用い、前記第2のローパスフィルタ(69)
の出力と前記第3のローパスフィルタ(70)の出力か
ら復調出力を得る直交信号復調回路から成り、 前記第1の復調回路を選択するときは、前記チューナ装
置からの出力を、前記第1の復調回路における前記位相
比較器(61)の一方の入力側へ供給し、前記第2の復
調回路を選択するときは、前記チューナ装置からの出力
を、前記第2の復調回路における前記第1及び第2の乗
算器(67,68)側へ供給するよう接続を切り替える
第1の切り替え手段(22)と、 前記第2の復調回路を選択するときは、前記第1の復調
回路における前記位相比較器(61)の一方の入力側
を、前記チューナ装置からの出力を入力するのでなく、
前記第2の電圧制御発振器(66)の出力を入力するよ
うに接続を切り替える第2の切り替え手段(60)と、 を更に具備したことを特徴とする受信装置。 - 【請求項9】 請求項1乃至7の中の任意の一つに記載
の受信装置において、 前記2種類の復調回路の中の第1の復調回路は、 前記チューナ装置からの出力信号を一方の入力側へ供給
される位相比較器(61)と、該位相比較器からの出力
を入力され増幅して出力するループアンプ(62)と、
該アンプからの増幅出力を入力されろはして出力する第
1のローパスフィルタ(63)と、該第1のローパスフ
ィルタの出力を制御電圧として入力され、チューナ装置
出力周波数に相当する周波数を発生して前記位相比較器
(61)の他方の入力側へ供給する第1の電圧制御発振
器(65)と、から構成されて前記第1のローパスフィ
ルタの出力を復調出力とするPLL回路を用いたFM復
調回路から成り、 前記2種類の復調回路の中の第2の復調回路は、 チューナ装置出力周波数に相当する周波数を発生する第
2の電圧制御発振器(66)と、90°移相器(78)
と、前記チューナ装置からの出力と前記第2の電圧制御
発振器からの出力とを入力され両者を乗算して出力する
第1の乗算器(67)と、該第1の乗算器の出力を入力
されろはして出力する第2のローパスフィルタ(69)
と、前記チューナ装置からの出力と前記第2の電圧制御
発振器(66)から前記90°移相器(78)を介して
得られる出力とを入力され両者を乗算して出力する第2
の乗算器(68)と、該第2の乗算器の出力を入力され
ろはして出力する第3のローパスフィルタ(70)と、
からなる同期検波回路を用い、前記第2のローパスフィ
ルタ(69)の出力と前記第3のローパスフィルタ(7
0)の出力から復調出力を得る直交信号復調回路から成
り、 前記第1の復調回路を選択するときは、前記チューナ装
置からの出力を、前記第1の復調回路における前記位相
比較器(61)の一方の入力側へ供給し、前記第2の復
調回路を選択するときは、前記チューナ装置からの出力
を、前記第2の復調回路における前記第1及び第2の乗
算器(67,68)側へ供給するよう接続を切り替える
第1の切り替え手段(22)と、 前記第1の復調回路を選択するときは、前記第1の電圧
制御発振器(65)をオンさせ、選択しないときはオフ
させる第1の制御手段(80)と、 前記第2の復調回路を選択するときは、前記第2の電圧
制御発振器(66)をオンさせ、選択しないときはオフ
させる第2の制御手段(81)と、 を更に具備したことを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244181A JPH0564101A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | チユーナ装置を共有する少なくとも2種類の復調回路を備えた受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244181A JPH0564101A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | チユーナ装置を共有する少なくとも2種類の復調回路を備えた受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564101A true JPH0564101A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17114974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3244181A Pending JPH0564101A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | チユーナ装置を共有する少なくとも2種類の復調回路を備えた受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0564101A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5532760A (en) * | 1993-09-29 | 1996-07-02 | Uniden Corporation | Receiver capable of selectively receiving satellite broadcast TV signals and audio SCPC signals |
US6125269A (en) * | 1996-01-10 | 2000-09-26 | U.S. Philips Corporation | TV FM receiver for multimedia applications |
US6501513B1 (en) | 1998-11-27 | 2002-12-31 | Alps Electric Co., Ltd. | Television signal receiving tuner |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3244181A patent/JPH0564101A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5532760A (en) * | 1993-09-29 | 1996-07-02 | Uniden Corporation | Receiver capable of selectively receiving satellite broadcast TV signals and audio SCPC signals |
US6125269A (en) * | 1996-01-10 | 2000-09-26 | U.S. Philips Corporation | TV FM receiver for multimedia applications |
US6501513B1 (en) | 1998-11-27 | 2002-12-31 | Alps Electric Co., Ltd. | Television signal receiving tuner |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3356828B2 (ja) | Fm受信機 | |
KR0157413B1 (ko) | 지상 am 및 위성 fm-tv 방송 신호 수신기 | |
US5852784A (en) | Multiband mobile unit communication apparatus | |
US7330707B2 (en) | Hetrodyne receiver and IC | |
JPH03140020A (ja) | 受信機 | |
JPH07336283A (ja) | 線形受信機 | |
JP3309904B2 (ja) | 無線用送受信機 | |
JPH11112462A (ja) | デジタル放送の受信機 | |
JP3132491B2 (ja) | 同調型予選択フィルター | |
JPH07250115A (ja) | デジタルデータ受信装置 | |
JPH0564101A (ja) | チユーナ装置を共有する少なくとも2種類の復調回路を備えた受信装置 | |
JP3383318B2 (ja) | デジタル変調波の復調装置 | |
JP2000224061A (ja) | 放送受信機およびクロック動作回路 | |
JP4478265B2 (ja) | 受信段の制御方法および受信チャネルの帯域をダウンコンバートする装置 | |
JP2000324186A (ja) | 受信装置および方法 | |
JPH06205325A (ja) | 受信装置 | |
JPH11341373A (ja) | デジタル放送受信用チューナ | |
JP3227358B2 (ja) | チューナ装置 | |
JPH1155142A (ja) | デジタル衛星放送受信機 | |
JP2809441B2 (ja) | 衛星放送受信機 | |
JP3708234B2 (ja) | 無線装置 | |
JP3134801B2 (ja) | 共用受信機 | |
JP4074711B2 (ja) | デジタル放送受信機 | |
JP3396047B2 (ja) | 受信装置 | |
JP2890992B2 (ja) | 衛星放送受信機 |