JPH11112462A - デジタル放送の受信機 - Google Patents
デジタル放送の受信機Info
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- JPH11112462A JPH11112462A JP10067547A JP6754798A JPH11112462A JP H11112462 A JPH11112462 A JP H11112462A JP 10067547 A JP10067547 A JP 10067547A JP 6754798 A JP6754798 A JP 6754798A JP H11112462 A JPH11112462 A JP H11112462A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
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- H04H40/18—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
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- H04L27/26—Systems using multi-frequency codes
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/16—Multiple-frequency-changing
- H03D7/165—Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 VHF帯およびLバンドのDABを受信でき
る受信機において、その構成を簡略化する。 【解決手段】 局部発振信号S51を形成する局部発振回
路51と、局部発振信号S51を1/2分周して局部発振
信号S52を形成する分周回路52とを設ける。Lバンド
の受信信号を、局部発振信号S51により中間周波信号S
35にダウンコンバートする。VHF帯の受信信号を、局
部発振信号S52により中間周波信号S15にアップコンバ
ートする。Lバンドの受信時には、中間周波信号S35を
局部発振信号S19により中間周波信号S18に周波数変換
する。VHF帯の受信時には、中間周波信号S15を局部
発振信号S19により中間周波信号S18に周波数変換す
る。中間周波信号S18に対して、A/D変換と、I成分
およびQ成分の分離とを行ってI成分およびQ成分のデ
ジタル信号を得、これらデジタル信号からもとのデジタ
ルデータを得る。
る受信機において、その構成を簡略化する。 【解決手段】 局部発振信号S51を形成する局部発振回
路51と、局部発振信号S51を1/2分周して局部発振
信号S52を形成する分周回路52とを設ける。Lバンド
の受信信号を、局部発振信号S51により中間周波信号S
35にダウンコンバートする。VHF帯の受信信号を、局
部発振信号S52により中間周波信号S15にアップコンバ
ートする。Lバンドの受信時には、中間周波信号S35を
局部発振信号S19により中間周波信号S18に周波数変換
する。VHF帯の受信時には、中間周波信号S15を局部
発振信号S19により中間周波信号S18に周波数変換す
る。中間周波信号S18に対して、A/D変換と、I成分
およびQ成分の分離とを行ってI成分およびQ成分のデ
ジタル信号を得、これらデジタル信号からもとのデジタ
ルデータを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルオーデ
ィオ放送の受信機に関する。
ィオ放送の受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】位相変調を用いたデジタル通信として、
DAB(デジタルオーディオ放送)がある。このDAB
は、ヨーロッパでは、EUREKA147の規格にした
がって実施されているが、その送信側における信号処理
は次のとおりである。
DAB(デジタルオーディオ放送)がある。このDAB
は、ヨーロッパでは、EUREKA147の規格にした
がって実施されているが、その送信側における信号処理
は次のとおりである。
【0003】(1) 最大で64チャンネルのデジタルオーデ
ィオデータを、チャンネルごとにMPEGオーディオの
レイヤIIによりデータ圧縮する。 (2) (1) 項の結果の各チャンネルのデータに、畳み込み
符号化および時間軸のインターリーブにより誤り訂正用
のエンコード処理を行う。 (3) (2) 項の結果を1つのチャンネルに多重化する。こ
のとき、PADなどの補助的なデータも付加する。 (4) (3) 項の結果を、周波数軸でインターリーブ処理す
るとともに、同期用のシンボルを付加する。 (5) (4) の結果をOFDM処理(直交周波数分割多重処
理)し、さらにD/A変換する。 (6) (5) 項の結果によりメインキャリア信号をQPSK
変調(直交変調)し、このQPSK信号を送信する。
ィオデータを、チャンネルごとにMPEGオーディオの
レイヤIIによりデータ圧縮する。 (2) (1) 項の結果の各チャンネルのデータに、畳み込み
符号化および時間軸のインターリーブにより誤り訂正用
のエンコード処理を行う。 (3) (2) 項の結果を1つのチャンネルに多重化する。こ
のとき、PADなどの補助的なデータも付加する。 (4) (3) 項の結果を、周波数軸でインターリーブ処理す
るとともに、同期用のシンボルを付加する。 (5) (4) の結果をOFDM処理(直交周波数分割多重処
理)し、さらにD/A変換する。 (6) (5) 項の結果によりメインキャリア信号をQPSK
変調(直交変調)し、このQPSK信号を送信する。
【0004】そして、このDABは、VHF帯(174.92
8 〜239.2 MHzの周波数帯)と、Lバンド(1452.96 〜
1490.624MHzの周波数帯)とを使用して放送されてい
る。
8 〜239.2 MHzの周波数帯)と、Lバンド(1452.96 〜
1490.624MHzの周波数帯)とを使用して放送されてい
る。
【0005】したがって、VHF帯およびLバンドのD
ABを受信できる受信機は、例えば図5に示すように構
成されている。
ABを受信できる受信機は、例えば図5に示すように構
成されている。
【0006】すなわち、図5において、VHF帯のDA
Bの受信時には、その放送波信号がアンテナ11により
受信され、この受信信号が、同調回路12→高周波アン
プ13→同調回路14の信号ラインを通じてミキサ回路
15に供給されるとともに、局部発振回路16からミキ
サ回路15に局部発振信号S16が供給される。
Bの受信時には、その放送波信号がアンテナ11により
受信され、この受信信号が、同調回路12→高周波アン
プ13→同調回路14の信号ラインを通じてミキサ回路
15に供給されるとともに、局部発振回路16からミキ
サ回路15に局部発振信号S16が供給される。
【0007】この場合、同調回路12、14の同調周波
数は、リスナの同調操作にしたがって、174.928 〜239.
2 MHzの周波数範囲を変化するものである。また、局部
発振信号S16の周波数f16も、同調回路12、14の同
調周波数に連動して、136.016 〜200.288 MHzの周波数
範囲を変化するものである。
数は、リスナの同調操作にしたがって、174.928 〜239.
2 MHzの周波数範囲を変化するものである。また、局部
発振信号S16の周波数f16も、同調回路12、14の同
調周波数に連動して、136.016 〜200.288 MHzの周波数
範囲を変化するものである。
【0008】こうして、ミキサ回路15において、VH
F帯の放送波信号のうち、受信を希望する放送波信号S
12(周波数f12)が、ダウンコンバージョンにより周波
数f15 f15=f12−f16 =(174.928 〜239.2 MHz)−(136.016 〜200.288 MHz) =38.912MHz の中間周波信号S15に周波数変換される。
F帯の放送波信号のうち、受信を希望する放送波信号S
12(周波数f12)が、ダウンコンバージョンにより周波
数f15 f15=f12−f16 =(174.928 〜239.2 MHz)−(136.016 〜200.288 MHz) =38.912MHz の中間周波信号S15に周波数変換される。
【0009】そして、この中間周波信号S15が、中間周
波フィルタ用のバンドパスフィルタ17を通じてミキサ
回路18に供給されるとともに、局部発振回路19にお
いて、所定の周波数f19(=36.864MHz)の局部発振信
号S19が形成され、この局部発振信号S19がミキサ回路
18に供給される。
波フィルタ用のバンドパスフィルタ17を通じてミキサ
回路18に供給されるとともに、局部発振回路19にお
いて、所定の周波数f19(=36.864MHz)の局部発振信
号S19が形成され、この局部発振信号S19がミキサ回路
18に供給される。
【0010】こうして、ミキサ回路18において、中間
周波信号S15は、ダウンコンバージョンにより周波数f
18 f18=f15−f19 =38.912MHz−36.864MHz =2.048 MHz の中間周波信号S18に周波数変換される。
周波信号S15は、ダウンコンバージョンにより周波数f
18 f18=f15−f19 =38.912MHz−36.864MHz =2.048 MHz の中間周波信号S18に周波数変換される。
【0011】そして、この中間周波信号S18が、中間周
波フィルタ用のバンドパスフィルタ21および中間周波
増幅用のアンプ22を通じてA/Dコンバータ回路23
に供給されてデジタル中間周波信号にA/D変換され、
この信号が直交復調回路24に供給されてI成分のデー
タおよびQ成分のデータがデジタル復調される。
波フィルタ用のバンドパスフィルタ21および中間周波
増幅用のアンプ22を通じてA/Dコンバータ回路23
に供給されてデジタル中間周波信号にA/D変換され、
この信号が直交復調回路24に供給されてI成分のデー
タおよびQ成分のデータがデジタル復調される。
【0012】さらに、これらデータがFFT回路25に
供給されてOFDM復調され、そのOFDM復調された
データがビタビデコーダ回路26に供給されてデインタ
ーリーブおよびエラー訂正が行われるとともに、番組
(チャンネル)の選択が行われて目的とする番組のデジ
タルオーディオデータが選択される。
供給されてOFDM復調され、そのOFDM復調された
データがビタビデコーダ回路26に供給されてデインタ
ーリーブおよびエラー訂正が行われるとともに、番組
(チャンネル)の選択が行われて目的とする番組のデジ
タルオーディオデータが選択される。
【0013】続いて、この選択されたデータがデータ伸
長回路27に供給されてMPEGデータ伸長が行われ、
データ伸長回路27からは、目的とする番組のデジタル
オーディオデータがもとのデータ長のデータに伸長され
て取り出され、この取り出されたデジタルオーディオデ
ータがD/Aコンバータ回路28に供給されてアナログ
オーディオ信号にD/A変換され、この信号が端子29
に取り出される。
長回路27に供給されてMPEGデータ伸長が行われ、
データ伸長回路27からは、目的とする番組のデジタル
オーディオデータがもとのデータ長のデータに伸長され
て取り出され、この取り出されたデジタルオーディオデ
ータがD/Aコンバータ回路28に供給されてアナログ
オーディオ信号にD/A変換され、この信号が端子29
に取り出される。
【0014】一方、LバンドのDABの受信時には、そ
の放送波信号S32がアンテナ31により受信され、この
受信信号S32が、バンドパスフィルタ32→高周波アン
プ33→バンドパスフィルタ34の信号ラインを通じて
ミキサ回路35に供給されるとともに、局部発振回路3
6からミキサ回路35に所定の周波数f36の局部発振信
号S36が供給される。
の放送波信号S32がアンテナ31により受信され、この
受信信号S32が、バンドパスフィルタ32→高周波アン
プ33→バンドパスフィルタ34の信号ラインを通じて
ミキサ回路35に供給されるとともに、局部発振回路3
6からミキサ回路35に所定の周波数f36の局部発振信
号S36が供給される。
【0015】この場合、バンドパスフィルタ32、34
は、Lバンドの周波数範囲1452.96〜1490.624MHzを通
過帯域とするものである。また、局部発振信号S36の周
波数f36は、受信周波数にかかわらず1251.424MHzとさ
れている。
は、Lバンドの周波数範囲1452.96〜1490.624MHzを通
過帯域とするものである。また、局部発振信号S36の周
波数f36は、受信周波数にかかわらず1251.424MHzとさ
れている。
【0016】こうして、ミキサ回路35において、Lバ
ンドの放送波信号S32は、ダウンコンバージョンにより
周波数f35 f35=f32−f36 =(1452.96 〜1490.624MHz)−1251.424MHz =201.536 〜239.2 MHz の中間周波信号S35に周波数変換される。
ンドの放送波信号S32は、ダウンコンバージョンにより
周波数f35 f35=f32−f36 =(1452.96 〜1490.624MHz)−1251.424MHz =201.536 〜239.2 MHz の中間周波信号S35に周波数変換される。
【0017】そして、この中間周波信号S35が、中間周
波フィルタ用のバンドパスフィルタ37および中間周波
増幅用のアンプ38を通じて同調回路14に供給され
る。この場合、同調回路14の同調周波数f14は、Lバ
ンドの放送波信号のうち、受信を希望する放送波信号の
周波数に対応して変更されるものであり、また、局部発
振回路16の発振周波数f16は、同調回路14の同調周
波数f14に対応して、162.624 〜200.288 MHzの周波数
範囲を変化するものである。
波フィルタ用のバンドパスフィルタ37および中間周波
増幅用のアンプ38を通じて同調回路14に供給され
る。この場合、同調回路14の同調周波数f14は、Lバ
ンドの放送波信号のうち、受信を希望する放送波信号の
周波数に対応して変更されるものであり、また、局部発
振回路16の発振周波数f16は、同調回路14の同調周
波数f14に対応して、162.624 〜200.288 MHzの周波数
範囲を変化するものである。
【0018】したがって、ミキサ回路15において、受
信を希望する放送波信号の中間周波信号S14が、ダウン
コンバージョンにより周波数f15 f15=f14−f16 =(201.536 〜239.2 MHz)−(162.624 〜200.288 MHz) =38.912MHz の中間周波信号S15に周波数変換される。
信を希望する放送波信号の中間周波信号S14が、ダウン
コンバージョンにより周波数f15 f15=f14−f16 =(201.536 〜239.2 MHz)−(162.624 〜200.288 MHz) =38.912MHz の中間周波信号S15に周波数変換される。
【0019】そして、この中間周波信号S15が、以降の
回路において上記のように処理されるので、Lバンドの
DABによるオーディオ信号が端子29に取り出され
る。
回路において上記のように処理されるので、Lバンドの
DABによるオーディオ信号が端子29に取り出され
る。
【0020】以上が、VHF帯およびLバンドのDAB
を受信できる受信機のアウトラインである。
を受信できる受信機のアウトラインである。
【0021】図6は、局部発振回路16、19、36の
具体例を示すもので、これはPLLにより構成され、さ
らに、この例においては、PLLの可変分周回路がパル
ススワロータイプのカウンタにより構成されている場合
である。
具体例を示すもので、これはPLLにより構成され、さ
らに、この例においては、PLLの可変分周回路がパル
ススワロータイプのカウンタにより構成されている場合
である。
【0022】すなわち、パルススワロータイプのカウン
タ42が、プリスケーラ42Pと、メインカウンタ42
Mと、スワローカウンタ42Sとにより構成される。そ
して、VCO41の発振信号が、プリスケーラ42Pお
よびメインカウンタ42Mにより所定の周波数に分周さ
れてから位相比較回路43に供給される。また、形成回
路44から基準周波数の信号が比較回路43に供給され
る。そして、比較回路43の比較出力が、ループフィル
タ45を通じてVCO41にその制御信号として供給さ
れる。
タ42が、プリスケーラ42Pと、メインカウンタ42
Mと、スワローカウンタ42Sとにより構成される。そ
して、VCO41の発振信号が、プリスケーラ42Pお
よびメインカウンタ42Mにより所定の周波数に分周さ
れてから位相比較回路43に供給される。また、形成回
路44から基準周波数の信号が比較回路43に供給され
る。そして、比較回路43の比較出力が、ループフィル
タ45を通じてVCO41にその制御信号として供給さ
れる。
【0023】さらに、このPLLが、局部発振回路16
として使用されるときには、メインカウンタ42Mの分
周比が受信周波数に対応して変更され、局部発振回路1
9、36として使用されるときには、メインカウンタ4
2Mの分周比は固定される。そして、VCO41の発振
信号が、ミキサ回路15、18あるいは35に局部発振
信号S16、S19あるいはS36として供給される。
として使用されるときには、メインカウンタ42Mの分
周比が受信周波数に対応して変更され、局部発振回路1
9、36として使用されるときには、メインカウンタ4
2Mの分周比は固定される。そして、VCO41の発振
信号が、ミキサ回路15、18あるいは35に局部発振
信号S16、S19あるいはS36として供給される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】VHF帯およびLバン
ドのDABを受信できる受信機は、上述のように構成す
ることができるが、上述の受信機においては、局部発振
回路16、19、36として例えば図6に示すようなP
LLを3個必要になるので、回路規模が大きくなり、そ
の結果、受信機の小型化の障害となってしまう。また、
同様の理由により、消費電力が大きくなってしまう。
ドのDABを受信できる受信機は、上述のように構成す
ることができるが、上述の受信機においては、局部発振
回路16、19、36として例えば図6に示すようなP
LLを3個必要になるので、回路規模が大きくなり、そ
の結果、受信機の小型化の障害となってしまう。また、
同様の理由により、消費電力が大きくなってしまう。
【0025】さらに、図7に示すように、VHF帯で
は、受信信号S12の周波数範囲は174.928 〜239.2 MHz
であり、局部発振信号S16の周波数範囲は136.016 〜20
0.288MHzである。そして、この局部発振信号S16によ
り受信信号S12を第1中間周波信号S15にダウンコンバ
ートしているので、そのイメージ周波数fimg は97.104
〜161.376 MHzとなり、イメージ周波数fimg が受信信
号S12の周波数帯に近接してしまう。したがって、同調
回路12、14のQを十分に高くしてイメージ周波数f
img に対して十分な減衰特性を得ないと、イメージ妨害
除去特性が悪くなってしまう。
は、受信信号S12の周波数範囲は174.928 〜239.2 MHz
であり、局部発振信号S16の周波数範囲は136.016 〜20
0.288MHzである。そして、この局部発振信号S16によ
り受信信号S12を第1中間周波信号S15にダウンコンバ
ートしているので、そのイメージ周波数fimg は97.104
〜161.376 MHzとなり、イメージ周波数fimg が受信信
号S12の周波数帯に近接してしまう。したがって、同調
回路12、14のQを十分に高くしてイメージ周波数f
img に対して十分な減衰特性を得ないと、イメージ妨害
除去特性が悪くなってしまう。
【0026】しかし、そのためには、同調回路12、1
4を構成するコイルおよび可変容量ダイオードとしてQ
の高いものが必要となり、あるいは同調回路12、14
を多段構成としたり、複同調回路などに構成する必要が
ある。したがって、やはり受信機の小型化の障害となる
とともに、コストの上昇を招いてしまう。
4を構成するコイルおよび可変容量ダイオードとしてQ
の高いものが必要となり、あるいは同調回路12、14
を多段構成としたり、複同調回路などに構成する必要が
ある。したがって、やはり受信機の小型化の障害となる
とともに、コストの上昇を招いてしまう。
【0027】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
ようとするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明においては、LバンドおよびVHF帯のデジタル放送
を受信する受信機において、第1の局部発振信号を形成
する第1の局部発振回路と、上記第1の局部発振信号を
1/2分周して第2の局部発振信号を形成する分周回路
と、上記Lバンドの受信信号を上記第1の局部発振信号
により第1の中間周波信号に周波数変換する第1のミキ
サ回路と、上記VHF帯の受信信号を上記第2の局部発
振信号により第2の中間周波信号に周波数変換する第2
のミキサ回路と、第3の局部発振信号を形成する第2の
局部発振回路と、第3のミキサ回路とを有し、上記第1
の局部発振信号の周波数は上記Lバンドの受信信号の周
波数よりも低くされて上記第1のミキサ回路においてダ
ウンコンバージョンにより上記Lバンドの受信信号が上
記第1の中間周波信号に周波数変換され、上記第2の局
部発振信号の周波数は上記VHF帯の受信信号の周波数
よりも高くされて上記第2のミキサ回路においてアップ
コンバージョンにより上記VHF帯の受信信号が上記第
1の中間周波信号に等しい周波数の上記第2の中間周波
信号に周波数変換され、上記第3のミキサ回路には、上
記Lバンドの受信時、上記第1のミキサ回路からの上記
第1の中間周波信号が供給され、上記VHF帯の受信
時、上記第2のミキサ回路からの上記第2の中間周波信
号が供給され、その供給された中間周波信号が上記第3
のミキサ回路において上記第3の局部発振信号により第
3の中間周波信号に周波数変換され、この第3の中間周
波信号に対して、A/D変換と、I成分およびQ成分の
分離とが行われてI成分およびQ成分のデジタル信号が
形成され、これらI成分およびQ成分のデジタル信号か
らもとのデジタルデータが取り出されるようにしたデジ
タル放送の受信機とするものである。したがって、第1
局部発振回路の発振信号を使用してLバンドおよびVH
F帯の受信信号から第1中間周波信号への周波数変換が
行われる。
明においては、LバンドおよびVHF帯のデジタル放送
を受信する受信機において、第1の局部発振信号を形成
する第1の局部発振回路と、上記第1の局部発振信号を
1/2分周して第2の局部発振信号を形成する分周回路
と、上記Lバンドの受信信号を上記第1の局部発振信号
により第1の中間周波信号に周波数変換する第1のミキ
サ回路と、上記VHF帯の受信信号を上記第2の局部発
振信号により第2の中間周波信号に周波数変換する第2
のミキサ回路と、第3の局部発振信号を形成する第2の
局部発振回路と、第3のミキサ回路とを有し、上記第1
の局部発振信号の周波数は上記Lバンドの受信信号の周
波数よりも低くされて上記第1のミキサ回路においてダ
ウンコンバージョンにより上記Lバンドの受信信号が上
記第1の中間周波信号に周波数変換され、上記第2の局
部発振信号の周波数は上記VHF帯の受信信号の周波数
よりも高くされて上記第2のミキサ回路においてアップ
コンバージョンにより上記VHF帯の受信信号が上記第
1の中間周波信号に等しい周波数の上記第2の中間周波
信号に周波数変換され、上記第3のミキサ回路には、上
記Lバンドの受信時、上記第1のミキサ回路からの上記
第1の中間周波信号が供給され、上記VHF帯の受信
時、上記第2のミキサ回路からの上記第2の中間周波信
号が供給され、その供給された中間周波信号が上記第3
のミキサ回路において上記第3の局部発振信号により第
3の中間周波信号に周波数変換され、この第3の中間周
波信号に対して、A/D変換と、I成分およびQ成分の
分離とが行われてI成分およびQ成分のデジタル信号が
形成され、これらI成分およびQ成分のデジタル信号か
らもとのデジタルデータが取り出されるようにしたデジ
タル放送の受信機とするものである。したがって、第1
局部発振回路の発振信号を使用してLバンドおよびVH
F帯の受信信号から第1中間周波信号への周波数変換が
行われる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1において、VHF帯のDAB
の受信時には、その放送波信号がアンテナ11により受
信され、この受信信号が、同調回路12→高周波アンプ
13→同調回路14の信号ラインを通じて第1ミキサ回
路15に供給されるとともに、第1局部発振回路51の
発振信号S51が分周回路52に供給されて1/2の周波
数の信号S52に分周され、この分周信号S52がミキサ回
路15に第1局部発振信号として供給される。
の受信時には、その放送波信号がアンテナ11により受
信され、この受信信号が、同調回路12→高周波アンプ
13→同調回路14の信号ラインを通じて第1ミキサ回
路15に供給されるとともに、第1局部発振回路51の
発振信号S51が分周回路52に供給されて1/2の周波
数の信号S52に分周され、この分周信号S52がミキサ回
路15に第1局部発振信号として供給される。
【0030】この場合、同調回路12、14の同調周波
数は、リスナの同調操作にしたがって、174.928 〜239.
2 MHzの周波数範囲を変化するものである。また、発振
信号S51の周波数f51も、同調回路12、14の同調周
波数に連動して、1024.672〜1153.216MHzの周波数範囲
を変化するものであり、この結果、分周信号S52の周波
数f52も同調回路12、14の同調周波数に連動して、
512.336 〜576.608 MHzの周波数範囲を変化するもので
ある。
数は、リスナの同調操作にしたがって、174.928 〜239.
2 MHzの周波数範囲を変化するものである。また、発振
信号S51の周波数f51も、同調回路12、14の同調周
波数に連動して、1024.672〜1153.216MHzの周波数範囲
を変化するものであり、この結果、分周信号S52の周波
数f52も同調回路12、14の同調周波数に連動して、
512.336 〜576.608 MHzの周波数範囲を変化するもので
ある。
【0031】したがって、ミキサ回路15において、V
HF帯の放送波信号のうち、受信を希望する放送波信号
S12(周波数f12)が、アップコンバージョンにより周
波数f15 f15=f52−f12 =(512.336 〜576.608 MHz)−(174.928 〜239.2 MHz) =337.408 MHz の第1中間周波信号S15に周波数変換される。
HF帯の放送波信号のうち、受信を希望する放送波信号
S12(周波数f12)が、アップコンバージョンにより周
波数f15 f15=f52−f12 =(512.336 〜576.608 MHz)−(174.928 〜239.2 MHz) =337.408 MHz の第1中間周波信号S15に周波数変換される。
【0032】そして、この第1中間周波信号S15が、中
間周波フィルタ用のバンドパスフィルタ17を通じて第
2ミキサ回路18に供給されるとともに、第2局部発振
回路19において、所定の周波数f19(=335.36MHz)
の第2局部発振信号S19が形成され、この局部発振信号
S19がミキサ回路18に供給される。
間周波フィルタ用のバンドパスフィルタ17を通じて第
2ミキサ回路18に供給されるとともに、第2局部発振
回路19において、所定の周波数f19(=335.36MHz)
の第2局部発振信号S19が形成され、この局部発振信号
S19がミキサ回路18に供給される。
【0033】こうして、ミキサ回路18において、中間
周波信号S15は、ダウンコンバージョンにより周波数f
18 f18=f15−f19 =337.408 MHz−335.36MHz =2.048 MHz の第2中間周波信号S18に周波数変換される。
周波信号S15は、ダウンコンバージョンにより周波数f
18 f18=f15−f19 =337.408 MHz−335.36MHz =2.048 MHz の第2中間周波信号S18に周波数変換される。
【0034】そして、この第2中間周波信号S18が、中
間周波フィルタ用のバンドパスフィルタ21および中間
周波増幅用のアンプ22を通じてA/Dコンバータ回路
23に供給されてデジタル中間周波信号にA/D変換さ
れ、この信号が直交復調回路24に供給されてI成分の
データおよびQ成分のデータがデジタル復調される。
間周波フィルタ用のバンドパスフィルタ21および中間
周波増幅用のアンプ22を通じてA/Dコンバータ回路
23に供給されてデジタル中間周波信号にA/D変換さ
れ、この信号が直交復調回路24に供給されてI成分の
データおよびQ成分のデータがデジタル復調される。
【0035】さらに、これらデータがFFT回路25に
供給されてOFDM復調され、そのOFDM復調された
データがビタビデコーダ回路26に供給されてデインタ
ーリーブおよびエラー訂正が行われるとともに、番組
(チャンネル)の選択が行われて目的とする番組のデジ
タルオーディオデータが選択される。
供給されてOFDM復調され、そのOFDM復調された
データがビタビデコーダ回路26に供給されてデインタ
ーリーブおよびエラー訂正が行われるとともに、番組
(チャンネル)の選択が行われて目的とする番組のデジ
タルオーディオデータが選択される。
【0036】続いて、この選択されたデータがデータ伸
長回路27に供給されてMPEGデータ伸長が行われ、
データ伸長回路27からは、目的とする番組のデジタル
オーディオデータがもとのデータ長のデータに伸長され
て取り出され、この取り出されたデジタルオーディオデ
ータがD/Aコンバータ回路28に供給されてアナログ
オーディオ信号にD/A変換され、この信号が端子29
に取り出される。
長回路27に供給されてMPEGデータ伸長が行われ、
データ伸長回路27からは、目的とする番組のデジタル
オーディオデータがもとのデータ長のデータに伸長され
て取り出され、この取り出されたデジタルオーディオデ
ータがD/Aコンバータ回路28に供給されてアナログ
オーディオ信号にD/A変換され、この信号が端子29
に取り出される。
【0037】一方、LバンドのDABの受信時には、そ
の放送波信号S32がアンテナ31により受信され、この
受信信号S32が、バンドパスフィルタ32→高周波アン
プ33→バンドパスフィルタ34の信号ラインを通じて
第1ミキサ回路35に供給されるとともに、第1局部発
振回路51からの発振信号S51がミキサ回路35に第1
局部発振信号として供給される。
の放送波信号S32がアンテナ31により受信され、この
受信信号S32が、バンドパスフィルタ32→高周波アン
プ33→バンドパスフィルタ34の信号ラインを通じて
第1ミキサ回路35に供給されるとともに、第1局部発
振回路51からの発振信号S51がミキサ回路35に第1
局部発振信号として供給される。
【0038】この場合、バンドパスフィルタ32、34
は、Lバンドの周波数範囲1452.96〜1490.624MHzを通
過帯域とするものである。また、局部発振信号S51の周
波数f51は、リスナの同調操作にしたがって、1115.552
〜1153.216MHzの周波数範囲を変化するものである。
は、Lバンドの周波数範囲1452.96〜1490.624MHzを通
過帯域とするものである。また、局部発振信号S51の周
波数f51は、リスナの同調操作にしたがって、1115.552
〜1153.216MHzの周波数範囲を変化するものである。
【0039】したがって、ミキサ回路35において、L
バンドの放送波信号S32のうち、受信を希望する放送波
信号が、ダウンコンバージョンにより周波数f35 f35=f32−f51 =(1452.96 〜1490.624MHz)−(1115.552〜1153.216MHz) =337.408 MHz =f15 の第1中間周波信号S35に周波数変換される。
バンドの放送波信号S32のうち、受信を希望する放送波
信号が、ダウンコンバージョンにより周波数f35 f35=f32−f51 =(1452.96 〜1490.624MHz)−(1115.552〜1153.216MHz) =337.408 MHz =f15 の第1中間周波信号S35に周波数変換される。
【0040】そして、この第1中間周波信号S35は、V
HF帯のDABを受信したときの第1中間周波信号S15
と等価であるから、バンドパスフィルタ17以降の回路
に順に供給されてVHF帯のDABの受信時と同様に処
理され、端子29にLバンドのDABによるオーディオ
信号が取り出される。
HF帯のDABを受信したときの第1中間周波信号S15
と等価であるから、バンドパスフィルタ17以降の回路
に順に供給されてVHF帯のDABの受信時と同様に処
理され、端子29にLバンドのDABによるオーディオ
信号が取り出される。
【0041】なお、VHF帯とLバンドとの受信バンド
の切り換えは、例えば、VHF帯の受信時には、回路3
3、35の電源がオフにされ、Lバンドの受信時には、
回路13、15、52の電源がオフにされることによ
り、実現される。
の切り換えは、例えば、VHF帯の受信時には、回路3
3、35の電源がオフにされ、Lバンドの受信時には、
回路13、15、52の電源がオフにされることによ
り、実現される。
【0042】こうして、この受信機によれば、VHF帯
およびLバンドのDABを受信することができるが、こ
の場合、特に上述の受信機によれば、局部発振回路は、
回路51、19の2個でよいので、回路規模を小さくす
ることができ、受信機を小型化することができる。ま
た、同様の理由により、消費電力を少なくできる。
およびLバンドのDABを受信することができるが、こ
の場合、特に上述の受信機によれば、局部発振回路は、
回路51、19の2個でよいので、回路規模を小さくす
ることができ、受信機を小型化することができる。ま
た、同様の理由により、消費電力を少なくできる。
【0043】さらに、図2に示すように、VHF帯で
は、受信信号S12の周波数範囲は174.928 〜239.2 MHz
であり、局部発振信号S52の周波数範囲は512.336 〜57
6.608MHzである。そして、この局部発振信号S52によ
り受信信号S12を第1中間周波信号S15にアップコンバ
ートしているので、そのイメージ周波数fimg は849.74
4 〜914.016 MHzとなり、イメージ周波数fimg は受信
信号S12の周波数帯から大きく離れる。
は、受信信号S12の周波数範囲は174.928 〜239.2 MHz
であり、局部発振信号S52の周波数範囲は512.336 〜57
6.608MHzである。そして、この局部発振信号S52によ
り受信信号S12を第1中間周波信号S15にアップコンバ
ートしているので、そのイメージ周波数fimg は849.74
4 〜914.016 MHzとなり、イメージ周波数fimg は受信
信号S12の周波数帯から大きく離れる。
【0044】したがって、同調回路12、14のQがそ
れほど高くなくても、イメージ周波数fimg に対して十
分な減衰特性を得ることができ、良好なイメージ妨害除
去特性を得ることができる。あるいは、通常のパック部
品、例えばコイルおよびコンデンサにより構成されたロ
ーパスフィルタを同調回路12の前段に設ければ、イメ
ージ妨害除去特性を改善できるので、同調回路12、1
4のQはさらに要求されなくなる。したがって、同調回
路12、14を構成するコイルおよび可変容量ダイオー
ドとして特別にQの高いものを必要とせず、あるいは同
調回路12、14を簡単な構成とすることができ、その
結果、受信機の小型化に寄与できるとともに、受信機の
コストを低減することができる。さらに、同調回路1
2、14の調整を簡略化することもでき、この点からも
コストを下げることができる。
れほど高くなくても、イメージ周波数fimg に対して十
分な減衰特性を得ることができ、良好なイメージ妨害除
去特性を得ることができる。あるいは、通常のパック部
品、例えばコイルおよびコンデンサにより構成されたロ
ーパスフィルタを同調回路12の前段に設ければ、イメ
ージ妨害除去特性を改善できるので、同調回路12、1
4のQはさらに要求されなくなる。したがって、同調回
路12、14を構成するコイルおよび可変容量ダイオー
ドとして特別にQの高いものを必要とせず、あるいは同
調回路12、14を簡単な構成とすることができ、その
結果、受信機の小型化に寄与できるとともに、受信機の
コストを低減することができる。さらに、同調回路1
2、14の調整を簡略化することもでき、この点からも
コストを下げることができる。
【0045】図3に示す例においては、アナログ処理部
分をバイポーラプロセスを用いたICにより構成した場
合である。ただし、この図においては、紙面の都合で、
IC化していない周辺の回路は図示を省略している。
分をバイポーラプロセスを用いたICにより構成した場
合である。ただし、この図においては、紙面の都合で、
IC化していない周辺の回路は図示を省略している。
【0046】そして、符号60で囲った部分がICとさ
れている。また、局部発振回路51がPLLにより構成
され、このPLL(局部発振回路)51を構成する回路
のうち、プリスケーラ151がIC60の内部に設けら
れ、残る回路がIC152とされている。さらに、局部
発振回路19もPLLにより構成され、このPLL(局
部発振回路)19を構成する回路のうち、VCO191
がIC60の内部に設けられ、残る回路がIC192と
されている。
れている。また、局部発振回路51がPLLにより構成
され、このPLL(局部発振回路)51を構成する回路
のうち、プリスケーラ151がIC60の内部に設けら
れ、残る回路がIC152とされている。さらに、局部
発振回路19もPLLにより構成され、このPLL(局
部発振回路)19を構成する回路のうち、VCO191
がIC60の内部に設けられ、残る回路がIC192と
されている。
【0047】そして、IC152のVCO(図示せず)
から発振信号S51が取り出され、この信号S51がバッフ
ァアンプ61〜63を通じてそれぞれの回路に供給され
ることにより、回路の干渉が防止される。さらに、VH
F帯の受信時には、アンプ61の電源もオフにされ、L
バンドの受信時には、アンプ62の電源もオフにされ、
たとえ選択していない方の受信バンドに大入力の信号が
受信されても、その影響を受けないようにされる。
から発振信号S51が取り出され、この信号S51がバッフ
ァアンプ61〜63を通じてそれぞれの回路に供給され
ることにより、回路の干渉が防止される。さらに、VH
F帯の受信時には、アンプ61の電源もオフにされ、L
バンドの受信時には、アンプ62の電源もオフにされ、
たとえ選択していない方の受信バンドに大入力の信号が
受信されても、その影響を受けないようにされる。
【0048】また、ミキサ回路35、15からの第1中
間周波信号はアンプ64、65を通じて次段の回路に供
給される。さらに、ミキサ回路18の次段には可変利得
アンプ66が設けられるとともに、このアンプ66にA
GC電圧V66が供給され、A/Dコンバータ回路23
(図1を参照)に供給される信号のレベルが、そのA/
Dコンバータ回路23のダイナミックレンジに見合った
大きさに、AGC制御される。
間周波信号はアンプ64、65を通じて次段の回路に供
給される。さらに、ミキサ回路18の次段には可変利得
アンプ66が設けられるとともに、このアンプ66にA
GC電圧V66が供給され、A/Dコンバータ回路23
(図1を参照)に供給される信号のレベルが、そのA/
Dコンバータ回路23のダイナミックレンジに見合った
大きさに、AGC制御される。
【0049】さらに、アンプ33、13が可変利得アン
プとされるとともに、アンプ64、65からの第1中間
周波信号S35、S15がレベル検出回路67に供給されて
その第1中間周波信号S35、S15のレベルを示す検出電
圧が取り出され、この検出電圧が加算回路68を通じて
アンプ33、13に利得の制御信号として供給され、A
GCが行われる。また、ベースバンドのI成分およびQ
成分のレベルを示す電圧V68が形成され、この電圧V68
も加算回路68を通じてアンプ33、13に利得の制御
信号として供給され、AGCが行われる。
プとされるとともに、アンプ64、65からの第1中間
周波信号S35、S15がレベル検出回路67に供給されて
その第1中間周波信号S35、S15のレベルを示す検出電
圧が取り出され、この検出電圧が加算回路68を通じて
アンプ33、13に利得の制御信号として供給され、A
GCが行われる。また、ベースバンドのI成分およびQ
成分のレベルを示す電圧V68が形成され、この電圧V68
も加算回路68を通じてアンプ33、13に利得の制御
信号として供給され、AGCが行われる。
【0050】図4は、IC60において、ベースバンド
のI成分およびQ成分を得てからデジタル処理を行う場
合である。ただし、この図においても、紙面の都合で、
IC化していない周辺の回路は図示を省略している。
のI成分およびQ成分を得てからデジタル処理を行う場
合である。ただし、この図においても、紙面の都合で、
IC化していない周辺の回路は図示を省略している。
【0051】そして、バンドパスフィルタ17からの第
1中間周波信号S15(S15=S35、f15=f35=337.40
8 MHz)が、第2ミキサ回路18I、18Qに供給され
る。また、VCO191の発振周波数f19が第1中間周
波数f15に等しくされ、その発振信号S19がミキサ回路
18Qに第2局部発振信号として供給されるとともに、
信号S19が移相回路69に供給されて信号S19に対して
位相が90°ずれた信号S69とされ、この信号S69がミキ
サ回路18Iに供給される。
1中間周波信号S15(S15=S35、f15=f35=337.40
8 MHz)が、第2ミキサ回路18I、18Qに供給され
る。また、VCO191の発振周波数f19が第1中間周
波数f15に等しくされ、その発振信号S19がミキサ回路
18Qに第2局部発振信号として供給されるとともに、
信号S19が移相回路69に供給されて信号S19に対して
位相が90°ずれた信号S69とされ、この信号S69がミキ
サ回路18Iに供給される。
【0052】こうして、ミキサ回路18I、18Qにお
いて、中間周波信号S15がベースバンドのI信号SI お
よびQ信号SQ に周波数変換され、これら信号SI 、S
Q がミキサ回路18I、18Qから取り出される。
いて、中間周波信号S15がベースバンドのI信号SI お
よびQ信号SQ に周波数変換され、これら信号SI 、S
Q がミキサ回路18I、18Qから取り出される。
【0053】そして、これら信号SI 、SQ が、レベル
制御用の利得制御アンプ66I、66Qを通じてA/D
コンバータ回路23I、23Qに供給されてデジタルデ
ータにA/D変換され、これらデータがデジタルローパ
スフィルタ(図示せず)に供給されて不要成分が除去さ
れてから図1に示すFFT回路25以降の処理が実行さ
れてオーディオ信号が取り出される。
制御用の利得制御アンプ66I、66Qを通じてA/D
コンバータ回路23I、23Qに供給されてデジタルデ
ータにA/D変換され、これらデータがデジタルローパ
スフィルタ(図示せず)に供給されて不要成分が除去さ
れてから図1に示すFFT回路25以降の処理が実行さ
れてオーディオ信号が取り出される。
【0054】なお、このとき、信号SI 、SQ をA/D
変換したデジタルデータから、レベルを示す電圧V66、
V66が形成され、この電圧V66、V66によりアンプ66
I、66Qの利得が制御され、A/Dコンバータ回路2
3I、23Qに供給される信号SI 、SQ のレベルが、
そのA/Dコンバータ回路23I、23Qのダイナミッ
クレンジに見合った大きさに、AGC制御される。
変換したデジタルデータから、レベルを示す電圧V66、
V66が形成され、この電圧V66、V66によりアンプ66
I、66Qの利得が制御され、A/Dコンバータ回路2
3I、23Qに供給される信号SI 、SQ のレベルが、
そのA/Dコンバータ回路23I、23Qのダイナミッ
クレンジに見合った大きさに、AGC制御される。
【0055】このような構成によれば、バンドパスフィ
ルタ17を簡略化してコストを低減することができる。
ルタ17を簡略化してコストを低減することができる。
【0056】すなわち、図3のIC60においては、バ
ンドパスフィルタ17によりイメージ信号(イメージ周
波数=f15−2・f18=333.312 MHz)を除去するの
で、バンドパスフィルタ17は、周波数f15(=337.40
8 MHz)を通過させ、これに近接したイメージ周波数を
阻止する急峻なカットオフ特性でなければならない。し
かし、図4のIC60においては、バンドパスフィルタ
17によりイメージ信号を除去する必要がないので、そ
のカットオフ特性は緩やかでよく、したがって、バンド
パスフィルタ17を簡略化することができ、そのコスト
を低減することができる。
ンドパスフィルタ17によりイメージ信号(イメージ周
波数=f15−2・f18=333.312 MHz)を除去するの
で、バンドパスフィルタ17は、周波数f15(=337.40
8 MHz)を通過させ、これに近接したイメージ周波数を
阻止する急峻なカットオフ特性でなければならない。し
かし、図4のIC60においては、バンドパスフィルタ
17によりイメージ信号を除去する必要がないので、そ
のカットオフ特性は緩やかでよく、したがって、バンド
パスフィルタ17を簡略化することができ、そのコスト
を低減することができる。
【0057】なお、上述においては、A/Dコンバータ
回路23、24I、24Qから後段のデジタル処理をハ
ードウェアにより実現しているが、DSPおよびそのソ
フトウェアにより実現することもできる。
回路23、24I、24Qから後段のデジタル処理をハ
ードウェアにより実現しているが、DSPおよびそのソ
フトウェアにより実現することもできる。
【0058】また、分周回路52を、局部発振回路51
を構成するPLLの可変分周回路の一部と兼用すること
もできる。さらに、局部発振回路51において、局部発
振信号S52を形成してミキサ回路15に供給するととも
に、その信号S52を逓倍回路により2逓倍して局部発振
信号S51を形成してミキサ回路35に供給することもで
きる。
を構成するPLLの可変分周回路の一部と兼用すること
もできる。さらに、局部発振回路51において、局部発
振信号S52を形成してミキサ回路15に供給するととも
に、その信号S52を逓倍回路により2逓倍して局部発振
信号S51を形成してミキサ回路35に供給することもで
きる。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、局部発振回路の数を
減らすことができるので、回路規模を小さくすることが
でき、受信機を小型化することができる。また、同様の
理由により、消費電力を少なくできる。
減らすことができるので、回路規模を小さくすることが
でき、受信機を小型化することができる。また、同様の
理由により、消費電力を少なくできる。
【0060】さらに、同調回路のQがそれほど高くなく
ても、イメージ周波数に対して十分な減衰特性を得るこ
とができ、良好なイメージ妨害除去特性を得ることがで
きるので、同調回路を構成するコイルおよび可変容量ダ
イオードとして特別にQの高いものを必要とせず、ある
いは同調回路を簡単な構成とすることができ、その結
果、受信機の小型化に寄与できるとともに、受信機のコ
ストを低減することができる。さらに、同調回路の調整
を簡略化することもでき、この点からもコストを下げる
ことができる。
ても、イメージ周波数に対して十分な減衰特性を得るこ
とができ、良好なイメージ妨害除去特性を得ることがで
きるので、同調回路を構成するコイルおよび可変容量ダ
イオードとして特別にQの高いものを必要とせず、ある
いは同調回路を簡単な構成とすることができ、その結
果、受信機の小型化に寄与できるとともに、受信機のコ
ストを低減することができる。さらに、同調回路の調整
を簡略化することもでき、この点からもコストを下げる
ことができる。
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明を説明するための図である。
【図3】この発明の一形態の一部を示す系統図である。
【図4】この発明の一形態の一部を示す系統図である。
【図5】この発明を説明するための系統図である。
【図6】この発明を説明するための図である。
【図7】この発明を説明するための図である。
11…アンテナ、12および14…同調回路、15…第
1ミキサ回路、17…バンドパスフィルタ、18…第2
ミキサ回路、19…第2局部発振回路、21…バンドパ
スフィルタ、23…A/Dコンバータ回路、24…直交
復調回路、25…FFT回路、26…ビタビデコーダ回
路、27…データ伸長回路、28…D/Aコンバータ回
路、29…出力端子、31…アンテナ、32および34
…バンドパスフィルタ、35…第1ミキサ回路、51…
第1局部発振回路、52…分周回路
1ミキサ回路、17…バンドパスフィルタ、18…第2
ミキサ回路、19…第2局部発振回路、21…バンドパ
スフィルタ、23…A/Dコンバータ回路、24…直交
復調回路、25…FFT回路、26…ビタビデコーダ回
路、27…データ伸長回路、28…D/Aコンバータ回
路、29…出力端子、31…アンテナ、32および34
…バンドパスフィルタ、35…第1ミキサ回路、51…
第1局部発振回路、52…分周回路
Claims (2)
- 【請求項1】LバンドおよびVHF帯のデジタル放送を
受信する受信機において、 第1の局部発振信号を形成する第1の局部発振回路と、 上記第1の局部発振信号を1/2分周して第2の局部発
振信号を形成する分周回路と、 上記Lバンドの受信信号を上記第1の局部発振信号によ
り第1の中間周波信号に周波数変換する第1のミキサ回
路と、 上記VHF帯の受信信号を上記第2の局部発振信号によ
り第2の中間周波信号に周波数変換する第2のミキサ回
路と、 第3の局部発振信号を形成する第2の局部発振回路と、 第3のミキサ回路とを有し、 上記第1の局部発振信号の周波数は上記Lバンドの受信
信号の周波数よりも低くされて上記第1のミキサ回路に
おいてダウンコンバージョンにより上記Lバンドの受信
信号が上記第1の中間周波信号に周波数変換され、 上記第2の局部発振信号の周波数は上記VHF帯の受信
信号の周波数よりも高くされて上記第2のミキサ回路に
おいてアップコンバージョンにより上記VHF帯の受信
信号が上記第1の中間周波信号に等しい周波数の上記第
2の中間周波信号に周波数変換され、 上記第3のミキサ回路には、上記Lバンドの受信時、上
記第1のミキサ回路からの上記第1の中間周波信号が供
給され、上記VHF帯の受信時、上記第2のミキサ回路
からの上記第2の中間周波信号が供給され、 その供給された中間周波信号が上記第3のミキサ回路に
おいて上記第3の局部発振信号により第3の中間周波信
号に周波数変換され、 この第3の中間周波信号に対して、A/D変換と、I成
分およびQ成分の分離とが行われてI成分およびQ成分
のデジタル信号が形成され、 これらI成分およびQ成分のデジタル信号からもとのデ
ジタルデータが取り出されるようにしたデジタル放送の
受信機。 - 【請求項2】LバンドおよびVHF帯のデジタル放送を
受信する受信機において、 第1の局部発振信号を形成する第1の局部発振回路と、 上記第1の局部発振信号を2逓倍して第2の局部発振信
号を形成する逓倍回路と、 上記Lバンドの受信信号を上記第2の局部発振信号によ
り第1の中間周波信号に周波数変換する第1のミキサ回
路と、 上記VHF帯の受信信号を上記第1の局部発振信号によ
り第2の中間周波信号に周波数変換する第2のミキサ回
路と、 第3の局部発振信号を形成する第2の局部発振回路と、 第3のミキサ回路とを有し、 上記第2の局部発振信号の周波数は上記Lバンドの受信
信号の周波数よりも低くされて上記第1のミキサ回路に
おいてダウンコンバージョンにより上記Lバンドの受信
信号が上記第1の中間周波信号に周波数変換され、 上記第1の局部発振信号の周波数は上記VHF帯の受信
信号の周波数よりも高くされて上記第2のミキサ回路に
おいてアップコンバージョンにより上記VHF帯の受信
信号が上記第1の中間周波信号に等しい周波数の上記第
2の中間周波信号に周波数変換され、 上記第3のミキサ回路には、上記Lバンドの受信時、上
記第1のミキサ回路からの上記第1の中間周波信号が供
給され、上記VHF帯の受信時、上記第2のミキサ回路
からの上記第2の中間周波信号が供給され、 その供給された中間周波信号が上記第3のミキサ回路に
おいて上記第3の局部発振信号により第3の中間周波信
号に周波数変換され、 この第3の中間周波信号に対して、A/D変換と、I成
分およびQ成分の分離とが行われてI成分およびQ成分
のデジタル信号が形成され、 これらI成分およびQ成分のデジタル信号からもとのデ
ジタルデータが取り出されるようにしたデジタル放送の
受信機。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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JP10067547A JPH11112462A (ja) | 1997-08-08 | 1998-03-18 | デジタル放送の受信機 |
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-
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- 1998-08-04 US US09/128,548 patent/US6115473A/en not_active Expired - Lifetime
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