JPH05549B2 - - Google Patents
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- JPH05549B2 JPH05549B2 JP61034329A JP3432986A JPH05549B2 JP H05549 B2 JPH05549 B2 JP H05549B2 JP 61034329 A JP61034329 A JP 61034329A JP 3432986 A JP3432986 A JP 3432986A JP H05549 B2 JPH05549 B2 JP H05549B2
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- cylinder
- pressure
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- ignition timing
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Landscapes
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は内燃機関の点火時期制御装置に関し、
より具体的には内燃機関の気筒内圧力の変動を検
出して機関運転の過渡状態を検知することによつ
て点火時期を補正し過渡応答性を向上させた内燃
機関の点火時期制御装置に関する。尚、本明細書
で「過渡状態」とは、機関運転の加速又は減速を
意味するものとして使用する。
より具体的には内燃機関の気筒内圧力の変動を検
出して機関運転の過渡状態を検知することによつ
て点火時期を補正し過渡応答性を向上させた内燃
機関の点火時期制御装置に関する。尚、本明細書
で「過渡状態」とは、機関運転の加速又は減速を
意味するものとして使用する。
(従来の技術)
従来の内燃機関の点火時期制御装置にあつて
は、機関回転数及び負荷状態により点火時期主制
御値を決定すると共に、機関冷却水温、スロツト
ル弁開度、マニホルド負圧乃至はアクセルペダル
踏込量等により機関運転の過渡状態を検出して前
記主制御値を補正していた。その一例として、特
公昭58−40027号乃至は特開昭61−16272号公報記
載の装置を挙げることが出来る。
は、機関回転数及び負荷状態により点火時期主制
御値を決定すると共に、機関冷却水温、スロツト
ル弁開度、マニホルド負圧乃至はアクセルペダル
踏込量等により機関運転の過渡状態を検出して前
記主制御値を補正していた。その一例として、特
公昭58−40027号乃至は特開昭61−16272号公報記
載の装置を挙げることが出来る。
更に、近時特公昭58−33394号公報記載の技術
の如く内燃機関の気筒内圧力を検出して圧力最大
角が目標角度に位置する様に点火時期を制御する
技術も提案されているが、その場合にあつても過
渡状態は従来通り機関冷却水温等から検出するこ
とが提案されており、その一例として特公昭56−
21913号公報記載の技術を挙げることが出来る。
の如く内燃機関の気筒内圧力を検出して圧力最大
角が目標角度に位置する様に点火時期を制御する
技術も提案されているが、その場合にあつても過
渡状態は従来通り機関冷却水温等から検出するこ
とが提案されており、その一例として特公昭56−
21913号公報記載の技術を挙げることが出来る。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、第1の従来装置にあつては過渡
状態を検出するために多くの検出手段及びその処
理回路を必要としていたため装置構成が複雑にな
る不都合があつた。更には、過渡状態の検出に際
しても、機関冷却水温等の変動を通じていわば間
接的に検出していたため検出精度も十分とは云い
難く、又フイードバツク制御ではないためその補
正効果に多くを期待し得ないものであつた。それ
故主制御値は精緻に決定しておかざるを得ず、補
正は副次的に使用する程度であつたため、必然的
に主制御値マツプが増大しそれを格納するために
大容量のメモリを備えざるを得ないと云う欠点が
あつた。更に、過渡状態の検出も間接的であつた
ため、過渡応答性においても十分とは云い難く、
ドライバビリテイへの配慮も十分とは云い難いも
のであつた。又、第2の特公昭56−21913号公報
記載の従来例にあつても過渡状態の検出に多数の
検出手段及びその処理回路が必要である点で同様
の不都合を免れ得なかつた。又、機関の燃焼状態
を直接検出して目標角と現実の圧力最大角の偏差
を求めその偏差を解消する方向に制御値を決定す
るフイードバツク制御は採用してはいるが、その
偏差解消、特に過渡状態での偏差解消をドライバ
ビリテイを損なうことなく、どのように行うかに
ついては何等示唆するものではなかつた。又、過
渡状態時頻発し易いノツキングについても何等対
策を備えるものではなかつた。
状態を検出するために多くの検出手段及びその処
理回路を必要としていたため装置構成が複雑にな
る不都合があつた。更には、過渡状態の検出に際
しても、機関冷却水温等の変動を通じていわば間
接的に検出していたため検出精度も十分とは云い
難く、又フイードバツク制御ではないためその補
正効果に多くを期待し得ないものであつた。それ
故主制御値は精緻に決定しておかざるを得ず、補
正は副次的に使用する程度であつたため、必然的
に主制御値マツプが増大しそれを格納するために
大容量のメモリを備えざるを得ないと云う欠点が
あつた。更に、過渡状態の検出も間接的であつた
ため、過渡応答性においても十分とは云い難く、
ドライバビリテイへの配慮も十分とは云い難いも
のであつた。又、第2の特公昭56−21913号公報
記載の従来例にあつても過渡状態の検出に多数の
検出手段及びその処理回路が必要である点で同様
の不都合を免れ得なかつた。又、機関の燃焼状態
を直接検出して目標角と現実の圧力最大角の偏差
を求めその偏差を解消する方向に制御値を決定す
るフイードバツク制御は採用してはいるが、その
偏差解消、特に過渡状態での偏差解消をドライバ
ビリテイを損なうことなく、どのように行うかに
ついては何等示唆するものではなかつた。又、過
渡状態時頻発し易いノツキングについても何等対
策を備えるものではなかつた。
従つて、本発明の目的は、従来装置の前記した
欠点を解消し、機関の気筒内圧力を検出して機関
の燃焼状態を直接検知して点火時期をフイードバ
ツク制御すると共に、特にその圧力変動を測定し
てそれのみによつて機関運転の過渡状態を検出し
て圧力最大角目標値を段階的に遅角補正し、過渡
応答性及びドライバビリテイを向上させると共に
ノツキングを未然に防止し、更に燃焼状態から検
出することによつて過渡状態をより正確に把握す
ることが出来ると共に検出手段及びその処理回路
の個数を低減する様にした内燃機関の点火時期制
御装置を提供することにある。
欠点を解消し、機関の気筒内圧力を検出して機関
の燃焼状態を直接検知して点火時期をフイードバ
ツク制御すると共に、特にその圧力変動を測定し
てそれのみによつて機関運転の過渡状態を検出し
て圧力最大角目標値を段階的に遅角補正し、過渡
応答性及びドライバビリテイを向上させると共に
ノツキングを未然に防止し、更に燃焼状態から検
出することによつて過渡状態をより正確に把握す
ることが出来ると共に検出手段及びその処理回路
の個数を低減する様にした内燃機関の点火時期制
御装置を提供することにある。
更には、燃焼状態を直接検出する手段を設けて
圧力最大角θpmaxを目標値に集束せしめること
によつて所謂M.B.Tに一段と接近した点火を可
能にして出力向上を図ると共に過渡状態において
も出力の低下を最小限に止め、併せて過渡状態時
及びM.B.T付近点火時頻発し易いノツキングを
も回避するようにした内燃機関の点火時期制御装
置を提供することを目的とする。
圧力最大角θpmaxを目標値に集束せしめること
によつて所謂M.B.Tに一段と接近した点火を可
能にして出力向上を図ると共に過渡状態において
も出力の低下を最小限に止め、併せて過渡状態時
及びM.B.T付近点火時頻発し易いノツキングを
も回避するようにした内燃機関の点火時期制御装
置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために本発明は第1図に
示す如く、多気筒内燃機関の気筒に配設されその
気筒内圧力を検出する気筒内圧力検出手段10、
該気筒内圧力検出手段に接続され、その出力を入
力して気筒内圧力の最大値を演算する圧力最大値
演算手段12、該圧力最大値演算手段に接続さ
れ、その出力を入力して複数の気筒間における気
筒内圧力最大値の変動率を求め、該変動率を所定
値と比較して機関運転の過渡状態と判定する過渡
状態判定手段14、内燃機関の回転部近傍に配置
され所定クランク角度において信号を発生するク
ランク角信号発生手段16、該クランク角信号発
生手段及び前記気筒内圧力検出手段に接続され、
それらの出力を入力して気筒内圧力最大角を演算
する圧力最大角演算手段18、該圧力最大角演算
手段及び前記圧力最大値演算手段、過渡状態検出
手段並びにクランク角信号発生手段に接続され、
それらの出力を入力して圧力最大角が目標値に位
置する様に機関の点火時期を設定する点火時期設
定手段20、及び該点火時期設定手段に接続さ
れ、その出力を入力して機関燃焼室混合気に点火
する点火手段22とを備え、過渡状態が検出され
た際は圧力最大角目標値を定常運転状態時に比し
所定量遅角補正すると共に次回点火すべき気筒の
点火時期を前記所定量より少ない値補正する如く
構成したものである。
示す如く、多気筒内燃機関の気筒に配設されその
気筒内圧力を検出する気筒内圧力検出手段10、
該気筒内圧力検出手段に接続され、その出力を入
力して気筒内圧力の最大値を演算する圧力最大値
演算手段12、該圧力最大値演算手段に接続さ
れ、その出力を入力して複数の気筒間における気
筒内圧力最大値の変動率を求め、該変動率を所定
値と比較して機関運転の過渡状態と判定する過渡
状態判定手段14、内燃機関の回転部近傍に配置
され所定クランク角度において信号を発生するク
ランク角信号発生手段16、該クランク角信号発
生手段及び前記気筒内圧力検出手段に接続され、
それらの出力を入力して気筒内圧力最大角を演算
する圧力最大角演算手段18、該圧力最大角演算
手段及び前記圧力最大値演算手段、過渡状態検出
手段並びにクランク角信号発生手段に接続され、
それらの出力を入力して圧力最大角が目標値に位
置する様に機関の点火時期を設定する点火時期設
定手段20、及び該点火時期設定手段に接続さ
れ、その出力を入力して機関燃焼室混合気に点火
する点火手段22とを備え、過渡状態が検出され
た際は圧力最大角目標値を定常運転状態時に比し
所定量遅角補正すると共に次回点火すべき気筒の
点火時期を前記所定量より少ない値補正する如く
構成したものである。
(作用)
気筒間の圧力変動率を演算し、該演算値が所定
範囲内にあるか否か判断し、所定範囲外であれば
過渡状態と判断し、圧力最大角目標値を段階的に
遅角補正する様に構成したので、過渡時の応答性
とドライバビリテイとが向上すると共に、ノツキ
ングを未然に防止することができ、また検出手段
等の個数を低減することができる。
範囲内にあるか否か判断し、所定範囲外であれば
過渡状態と判断し、圧力最大角目標値を段階的に
遅角補正する様に構成したので、過渡時の応答性
とドライバビリテイとが向上すると共に、ノツキ
ングを未然に防止することができ、また検出手段
等の個数を低減することができる。
(実施例)
以下、添付図面に即して本発明の実施例を説明
する。尚、第2図は本発明に係る装置のブロツク
図及び第3図はその波形図である。
する。尚、第2図は本発明に係る装置のブロツク
図及び第3図はその波形図である。
第2図において、符号24は内燃機関を示し、
実施例の場合4気筒を備える。各気筒にはその燃
焼室を臨む位置に前記気筒内圧力検出手段たる圧
電型センサ10を配設する。該センサ出力は、電
荷−電圧変換器又は高インピーダンス回路(共に
図示せず)を介してローパス・フイルタ26に入
力される。該フイルタのカツトオフ周波数は、ノ
ツキング周波数成分よりも高く設定し、ノツキン
グ時の高周波数も検出可能とする。
実施例の場合4気筒を備える。各気筒にはその燃
焼室を臨む位置に前記気筒内圧力検出手段たる圧
電型センサ10を配設する。該センサ出力は、電
荷−電圧変換器又は高インピーダンス回路(共に
図示せず)を介してローパス・フイルタ26に入
力される。該フイルタのカツトオフ周波数は、ノ
ツキング周波数成分よりも高く設定し、ノツキン
グ時の高周波数も検出可能とする。
ローパス・フイルタ26の次段には、マルチプ
レクサ28が接続される。該マルチプレクサは後
述の制御ユニツト42の指令によりフイルタ出力
を気筒爆発順に次段に選択的に入力せしめる。
レクサ28が接続される。該マルチプレクサは後
述の制御ユニツト42の指令によりフイルタ出力
を気筒爆発順に次段に選択的に入力せしめる。
該マルチプレクサの次段にはピークホールド回
路30が接続され、その出力をピークホールドし
て第3図に示す如く出力する。該回路は、演算増
幅器30aを含んでなり、その非反転入力端子に
前記マルチプレクサ出力が接続される。該演算増
幅器は、ダイオード30b,30cを介してボル
テージフオロア接続される第2の演算増幅器30
dの非反転入力端子に接続され、その出力は抵抗
30eを介して第1演算増幅器30aの反転入力
端子に負帰還され、該負帰還回路にはダイオード
30f、抵抗30gが介挿される。前記抵抗30
cと第2演算増幅器30dとの間において、接続
線は抵抗30hとコンデンサ30iとを介して接
地されると共に、リセツト信号線30jと抵抗3
01を介して動作するトランジスタ30kのコレ
クタ端子に接続される。
路30が接続され、その出力をピークホールドし
て第3図に示す如く出力する。該回路は、演算増
幅器30aを含んでなり、その非反転入力端子に
前記マルチプレクサ出力が接続される。該演算増
幅器は、ダイオード30b,30cを介してボル
テージフオロア接続される第2の演算増幅器30
dの非反転入力端子に接続され、その出力は抵抗
30eを介して第1演算増幅器30aの反転入力
端子に負帰還され、該負帰還回路にはダイオード
30f、抵抗30gが介挿される。前記抵抗30
cと第2演算増幅器30dとの間において、接続
線は抵抗30hとコンデンサ30iとを介して接
地されると共に、リセツト信号線30jと抵抗3
01を介して動作するトランジスタ30kのコレ
クタ端子に接続される。
ピークホールド回路30の次段には、A/D変
換回路32が接続される。該変換回路は、ピーク
ホールド回路よりその出力を入力し、所定の単位
時間乃至角度ごとにデジタル変換し、そのデータ
最大値が圧力最大値Pmaxを示す。或いは、ピー
クホールドリセツト以前の所定のクランク角度時
デジタル変換し、該デジタル値を圧力最大値
Pmaxとしても良い(第3図)。
換回路32が接続される。該変換回路は、ピーク
ホールド回路よりその出力を入力し、所定の単位
時間乃至角度ごとにデジタル変換し、そのデータ
最大値が圧力最大値Pmaxを示す。或いは、ピー
クホールドリセツト以前の所定のクランク角度時
デジタル変換し、該デジタル値を圧力最大値
Pmaxとしても良い(第3図)。
又、ピークホールド回路30の次段には、A/
D変換回路32と並列に比較回路34が接続さ
れ、更にその後段にパルスダウンエツジ検出回路
36が接続される。比較回路34は演算増幅器3
4a及びその出力側に接続された電圧源34b及
び抵抗34cよりなり、その反転入力端子には前
記ピークホールド回路出力が入力されると共に、
その非反転入力端子側には前記マルチプレクサ出
力が直接入力され、両者の入力値に微差が与えて
あることから圧力最大値発生位置においてパルス
信号を出力する如く構成する(第3図)。尚、第
3図に示す如く、該パルスは、ノツキングが発生
しない場合には最大値発生位置で原則として1個
のパルスを(同図a)、ノツキングが発生して高
周波成分が重畳した場合には該位置のみならずセ
ンサ(マルチプレクサ)出力がピークホールド出
力を超える度にその都度パルスを出力し、結果的
に複数個のパルスを出力する如く(同図b)構成
する。又、パルスダウンエツジ検出回路36は、
抵抗36a、コンデンサ36b、抵抗36c、イ
ンバータ36d及びNORゲート36eより構成
され、前記比較回路出力パルスの立下りエツジタ
イミングを把えて後述の回路が処理し易い様所定
時間幅のパルスを出力する(第3図)。
D変換回路32と並列に比較回路34が接続さ
れ、更にその後段にパルスダウンエツジ検出回路
36が接続される。比較回路34は演算増幅器3
4a及びその出力側に接続された電圧源34b及
び抵抗34cよりなり、その反転入力端子には前
記ピークホールド回路出力が入力されると共に、
その非反転入力端子側には前記マルチプレクサ出
力が直接入力され、両者の入力値に微差が与えて
あることから圧力最大値発生位置においてパルス
信号を出力する如く構成する(第3図)。尚、第
3図に示す如く、該パルスは、ノツキングが発生
しない場合には最大値発生位置で原則として1個
のパルスを(同図a)、ノツキングが発生して高
周波成分が重畳した場合には該位置のみならずセ
ンサ(マルチプレクサ)出力がピークホールド出
力を超える度にその都度パルスを出力し、結果的
に複数個のパルスを出力する如く(同図b)構成
する。又、パルスダウンエツジ検出回路36は、
抵抗36a、コンデンサ36b、抵抗36c、イ
ンバータ36d及びNORゲート36eより構成
され、前記比較回路出力パルスの立下りエツジタ
イミングを把えて後述の回路が処理し易い様所定
時間幅のパルスを出力する(第3図)。
従つて、基準位置、例えばTDC位置よりパル
ス発生位置までの時間を計測してその計測値
Tpmaxを角度に変換すれば圧力最大角θpmaxが
算出可能であり、又発生パルスの数を計数すれば
ノツキング発生の有無が検出可能である。尚、同
図cの如く、センサが故障した場合は、時間計測
が終了してもパルスは生じない。
ス発生位置までの時間を計測してその計測値
Tpmaxを角度に変換すれば圧力最大角θpmaxが
算出可能であり、又発生パルスの数を計数すれば
ノツキング発生の有無が検出可能である。尚、同
図cの如く、センサが故障した場合は、時間計測
が終了してもパルスは生じない。
前記内燃機関24の回転部近傍には、前記クラ
ンク角信号発生手段たるクランク角センサ16が
設けられ、所定クランク角度、例えば4気筒の爆
発が第1、第3、第4、第2気筒の順で一巡する
720度毎に気筒判別信号を、又180度毎に各気筒の
TDC位置においてTDC信号を、更に該TDC信号
を細分した所定角度毎に角度計測用信号を出力す
る。従つて、気筒判別信号発生後TDC信号を計
数することにより気筒を判別することが出来る。
尚、該角度計測用信号により機関回転数も算出す
ることが出来る。
ンク角信号発生手段たるクランク角センサ16が
設けられ、所定クランク角度、例えば4気筒の爆
発が第1、第3、第4、第2気筒の順で一巡する
720度毎に気筒判別信号を、又180度毎に各気筒の
TDC位置においてTDC信号を、更に該TDC信号
を細分した所定角度毎に角度計測用信号を出力す
る。従つて、気筒判別信号発生後TDC信号を計
数することにより気筒を判別することが出来る。
尚、該角度計測用信号により機関回転数も算出す
ることが出来る。
尚、前記気筒判別信号は、圧力センサから得ら
れる所定の振幅値を基に所要の検知信号を得る様
構成しても良い。
れる所定の振幅値を基に所要の検知信号を得る様
構成しても良い。
又、該内燃機関24には、機関の負荷状態を検
出するセンサとして、負圧センサ38が内燃機関
のスロツトル弁40とインテーク・マニホルド
(図示せず)の間の適宜位置に設けられる。該セ
ンサをもつて前記クランク角センサと共に機関の
運転状態を検出して圧力センサ異常時のバツクア
ツプとすると共に、後述の如く基本点火時期演算
にも所望により使用可能とする。
出するセンサとして、負圧センサ38が内燃機関
のスロツトル弁40とインテーク・マニホルド
(図示せず)の間の適宜位置に設けられる。該セ
ンサをもつて前記クランク角センサと共に機関の
運転状態を検出して圧力センサ異常時のバツクア
ツプとすると共に、後述の如く基本点火時期演算
にも所望により使用可能とする。
該センサ群16,38、A/D変換回路32並
びにパルスダウンエツジ検出回路36の次段に
は、制御ユニツト42が接続され、それらの出力
を入力する。該制御ユニツトは、前記圧力最大値
演算手段12、過渡状態検出手段14、圧力最大
角演算手段18及び点火時期設定手段20として
機能するものであり、実施例の場合、入出力イン
タフエース42a、CPU42b、メモリ42c
及びクロツク42dよりなるマイクロ・コンピユ
ータで構成する。尚、該CPUには、前記パル
ス・カウンタ及びクロツク42dのパルスを計数
して時間計測するタイマ・カウンタ、並びにノツ
キング制御用に点火サイクルを計数するサイク
ル・カウンタ並びにノツキング終息後の点火数を
計数する進角カウンタを備える(図示せず)。
びにパルスダウンエツジ検出回路36の次段に
は、制御ユニツト42が接続され、それらの出力
を入力する。該制御ユニツトは、前記圧力最大値
演算手段12、過渡状態検出手段14、圧力最大
角演算手段18及び点火時期設定手段20として
機能するものであり、実施例の場合、入出力イン
タフエース42a、CPU42b、メモリ42c
及びクロツク42dよりなるマイクロ・コンピユ
ータで構成する。尚、該CPUには、前記パル
ス・カウンタ及びクロツク42dのパルスを計数
して時間計測するタイマ・カウンタ、並びにノツ
キング制御用に点火サイクルを計数するサイク
ル・カウンタ並びにノツキング終息後の点火数を
計数する進角カウンタを備える(図示せず)。
該制御ユニツトの次段には、前記点火手段たる
点火装置22が接続され、その出力を受けて機関
燃焼室内の混合気に点火プラグ(図示せず)を介
して着火する。又、前記ピークホールド回路30
のリセツト動作もリセツト線30jを通じて該ユ
ニツトより指令する。
点火装置22が接続され、その出力を受けて機関
燃焼室内の混合気に点火プラグ(図示せず)を介
して着火する。又、前記ピークホールド回路30
のリセツト動作もリセツト線30jを通じて該ユ
ニツトより指令する。
更に該ユニツトは、クランク角センサ16の入
力を受け、気筒状態を識別しマルチプレクサ28
にゲートの選択を指令する。
力を受け、気筒状態を識別しマルチプレクサ28
にゲートの選択を指令する。
続いて、第3図波形図を参照しつゝ第4図及び
第5図フロー・チヤートを中心に、本発明に係る
装置の動作を説明する。
第5図フロー・チヤートを中心に、本発明に係る
装置の動作を説明する。
先ず、ステツプ50において、気筒を判別し、気
筒アドレスC/A=nを付して気筒を特定する。
これは、前述のクランク角センサ信号の気筒判別
信号及びTDC信号の到着により行なう。本制御
が、気筒毎に行なうのを特徴とするためである。
筒アドレスC/A=nを付して気筒を特定する。
これは、前述のクランク角センサ信号の気筒判別
信号及びTDC信号の到着により行なう。本制御
が、気筒毎に行なうのを特徴とするためである。
該TDC信号の到着と同時に、ステツプ52にお
いて前記のタイマ・カウンタ(TC)及びパル
ス・カウンタ(PC)をスタートさせ、第3図に
示す時間計測及びパルス計数を開始する。尚、そ
れ以前にBTDC所定角度でマルチプレクサ28
を介して所定クランク角度において当該気筒の圧
力センサ出力が入力しつつあるものとする。
いて前記のタイマ・カウンタ(TC)及びパル
ス・カウンタ(PC)をスタートさせ、第3図に
示す時間計測及びパルス計数を開始する。尚、そ
れ以前にBTDC所定角度でマルチプレクサ28
を介して所定クランク角度において当該気筒の圧
力センサ出力が入力しつつあるものとする。
続いて、ステツプ54においてATDC所定角度、
例えば30度経過後、両カウンタの計数値を参照す
る。第3図に示す如く、タイマ・カウンタが圧力
最大値発生位置を充分超えて時間計測を終わつた
にもかかわらずパルス・カウンタ値が“0”であ
つてパルスが発生していない場合には圧力センサ
が異常と判断し得る(第3図c)。
例えば30度経過後、両カウンタの計数値を参照す
る。第3図に示す如く、タイマ・カウンタが圧力
最大値発生位置を充分超えて時間計測を終わつた
にもかかわらずパルス・カウンタ値が“0”であ
つてパルスが発生していない場合には圧力センサ
が異常と判断し得る(第3図c)。
然らざる場合はステツプ56においてパルス・カ
ウンタ値が所定値を超えているか否かのノツキン
グ発生の有無を判断する。尚、該所定値は通常
“1”とするが、ノイズ等で正常燃焼でも複数個
のパルスが発生する恐れも考慮して“2”以上の
値としても良い。
ウンタ値が所定値を超えているか否かのノツキン
グ発生の有無を判断する。尚、該所定値は通常
“1”とするが、ノイズ等で正常燃焼でも複数個
のパルスが発生する恐れも考慮して“2”以上の
値としても良い。
パルス・カウント値が所定値より小さい場合に
はノツキング発生せずと判断し、ステツプ58にお
いて圧力最大角θpmaxを求める。これは圧力最
大値発生位置までの経過時間Tpmaxに変換値k
を乗じれば良い。変換値k=((回転数rpm×360
度)/60秒)で求める。
はノツキング発生せずと判断し、ステツプ58にお
いて圧力最大角θpmaxを求める。これは圧力最
大値発生位置までの経過時間Tpmaxに変換値k
を乗じれば良い。変換値k=((回転数rpm×360
度)/60秒)で求める。
続いて、ステツプ60において圧力最大値Pmax
を算出する。これは、A/D変換値の最大値を参
照することにより行なう。
を算出する。これは、A/D変換値の最大値を参
照することにより行なう。
続いて、ステツプ62において圧力変動率
ΔPmaxを演算するが、これはサブ・ルーチンと
して、第5図に示す。以下、第6図も参照しつつ
このサブ・ルーチンを説明すると、先ず、ステツ
プ62aにおいて、ステツプ60で算出した今次気筒
の最大圧力値PmaxをPmnとして記憶し、続いて
ステツプ62bにおいて前回点火した気筒(気筒ア
ドレス=n−1)の記憶されていた圧力最大値
(以下「Pmn−1」という)(第6図)及び同様
に記憶されていた同一気筒(気筒アドレス=n)
の4点火前の前サイクルにおける圧力値(以下
「Pmn−4」という)を読み出す。尚、第1回目
の動作のときは、これらの値は適宜初期設定す
る。
ΔPmaxを演算するが、これはサブ・ルーチンと
して、第5図に示す。以下、第6図も参照しつつ
このサブ・ルーチンを説明すると、先ず、ステツ
プ62aにおいて、ステツプ60で算出した今次気筒
の最大圧力値PmaxをPmnとして記憶し、続いて
ステツプ62bにおいて前回点火した気筒(気筒ア
ドレス=n−1)の記憶されていた圧力最大値
(以下「Pmn−1」という)(第6図)及び同様
に記憶されていた同一気筒(気筒アドレス=n)
の4点火前の前サイクルにおける圧力値(以下
「Pmn−4」という)を読み出す。尚、第1回目
の動作のときは、これらの値は適宜初期設定す
る。
続いて、ステツプ62cにおいて、今次気筒の値
Pmnを前記値Pmn−1、Pmn−4で除算して変
動率ΔPmax A、及びΔPmax Bを演算し、ステ
ツプ62dにおいて先ず変動率ΔPmax Aが“1+
所定不感帯領域”を超えているか否か判断する。
該所定不感帯領域は、例えば“0.1”の如く適宜
設定する。
Pmnを前記値Pmn−1、Pmn−4で除算して変
動率ΔPmax A、及びΔPmax Bを演算し、ステ
ツプ62dにおいて先ず変動率ΔPmax Aが“1+
所定不感帯領域”を超えているか否か判断する。
該所定不感帯領域は、例えば“0.1”の如く適宜
設定する。
超えている場合、即ち今次の圧力が該所定値以
上増加しているには、続いてステツプ62eにおい
て他の変動率ΔPmax Bが“1+所定不感帯領
域”を超えているか否か判断し、超えている場合
は変動率が比較的大きく従つて機関運転が過渡状
態にあると判断し、ステツプ62fにおいて圧力最
大角目標値θpoを第1所定角補正、即ち遅角側に
変更し、ノツキングを未然に防止すると共に排ガ
ス組成の悪化も未然に回避する。尚、ここで云う
第1所定角とは、ノツキング等を未然に防止する
に十分な角度を意味する。
上増加しているには、続いてステツプ62eにおい
て他の変動率ΔPmax Bが“1+所定不感帯領
域”を超えているか否か判断し、超えている場合
は変動率が比較的大きく従つて機関運転が過渡状
態にあると判断し、ステツプ62fにおいて圧力最
大角目標値θpoを第1所定角補正、即ち遅角側に
変更し、ノツキングを未然に防止すると共に排ガ
ス組成の悪化も未然に回避する。尚、ここで云う
第1所定角とは、ノツキング等を未然に防止する
に十分な角度を意味する。
又、ステツプ62dにおいて超えていないと判断
された場合には、ステツプ62gにおいて前記変動
率ΔPmax Aが“1−所定不感帯領域”を下廻る
か否か判断し、下廻る場合には続いてステツプ
62hにおいて他の変動率ΔPmax Bが“1−所定
不感帯領域”を下廻るか否か判断し、同様に下廻
ると判断された場合も過渡状態とし、遅角補正を
行なう。即ち、本発明者は機関運転と気筒内最大
圧力変動率の因果関係に着目して本発明をなした
ものであり、判定に際し今次気筒圧力値を直前の
別の爆発気筒の圧力値及び前サイクルの同一気筒
の圧力値と二重に比較することによつて遺漏無き
を期し、気筒間変動に因る誤判定が生じることが
ない様に構成したものである。
された場合には、ステツプ62gにおいて前記変動
率ΔPmax Aが“1−所定不感帯領域”を下廻る
か否か判断し、下廻る場合には続いてステツプ
62hにおいて他の変動率ΔPmax Bが“1−所定
不感帯領域”を下廻るか否か判断し、同様に下廻
ると判断された場合も過渡状態とし、遅角補正を
行なう。即ち、本発明者は機関運転と気筒内最大
圧力変動率の因果関係に着目して本発明をなした
ものであり、判定に際し今次気筒圧力値を直前の
別の爆発気筒の圧力値及び前サイクルの同一気筒
の圧力値と二重に比較することによつて遺漏無き
を期し、気筒間変動に因る誤判定が生じることが
ない様に構成したものである。
目標角を変更した後、ステツプ62iにおいて、
次の点火気筒の点火補正角θtを第2所定角遅角側
に設定する。尚、減算は遅角を意味する。ここで
云う第2所定角は、前記第1所定角より少ない値
を意味する。従つて、ステツプ62lに於いて点火
補正角θtが第1所定角より大きい場合は第1所定
角に設定されるものである(ステツプ62m)。即
ち、後述の如く、本制御は気筒毎に行なうのを原
則とするが、この点火補正角θtは次の点火気筒
(気筒アドレス=n+1)に与えられるものであ
るが、この補正量を目標角補正量より少ない値に
することによつて点火気筒毎に徐々に遅角せし
め、4点火以後の同一気筒において略目標値に到
達する如く構成し、よつて点火時期の急変による
ドライバビリテイの悪化を避けるものである。即
ち、今次気筒で過渡状態になれば、次の気筒以降
も同様の状態に陥ると予想され、同程度の補正角
を次々次点火気筒に与えることになり、4点火後
の同一気筒で変更目標角に略一致すると予想され
るからである。従つて、該第2所定角とは、4点
火後の累積値が前記第1所定角に略等しくなる程
度の値を意味する。
次の点火気筒の点火補正角θtを第2所定角遅角側
に設定する。尚、減算は遅角を意味する。ここで
云う第2所定角は、前記第1所定角より少ない値
を意味する。従つて、ステツプ62lに於いて点火
補正角θtが第1所定角より大きい場合は第1所定
角に設定されるものである(ステツプ62m)。即
ち、後述の如く、本制御は気筒毎に行なうのを原
則とするが、この点火補正角θtは次の点火気筒
(気筒アドレス=n+1)に与えられるものであ
るが、この補正量を目標角補正量より少ない値に
することによつて点火気筒毎に徐々に遅角せし
め、4点火以後の同一気筒において略目標値に到
達する如く構成し、よつて点火時期の急変による
ドライバビリテイの悪化を避けるものである。即
ち、今次気筒で過渡状態になれば、次の気筒以降
も同様の状態に陥ると予想され、同程度の補正角
を次々次点火気筒に与えることになり、4点火後
の同一気筒で変更目標角に略一致すると予想され
るからである。従つて、該第2所定角とは、4点
火後の累積値が前記第1所定角に略等しくなる程
度の値を意味する。
尚、ステツプ62e、62g及び62hにおいて否定さ
れた場合には圧力変動率が所定範囲内にあつて比
較的小さいので、過渡状態とは判断せず、前記圧
力最大角目標値θpoは初期設定値に設定され、点
火補正角θtに遅角補正値が無い場合、補正を加え
ないものとし、又所定角遅角補正値が有る場合
は、点火気筒毎に第2所定角づつ徐々に進角し、
点火時期急変によるドライバビリテイの悪化を避
ける様にする(ステツプ62j、62n、62o、62k)。
又、比較対象として2点火以前の気筒、及び同一
気筒であつても前サイクルより前のサイクルを選
択しても良いこと論を待たない。
れた場合には圧力変動率が所定範囲内にあつて比
較的小さいので、過渡状態とは判断せず、前記圧
力最大角目標値θpoは初期設定値に設定され、点
火補正角θtに遅角補正値が無い場合、補正を加え
ないものとし、又所定角遅角補正値が有る場合
は、点火気筒毎に第2所定角づつ徐々に進角し、
点火時期急変によるドライバビリテイの悪化を避
ける様にする(ステツプ62j、62n、62o、62k)。
又、比較対象として2点火以前の気筒、及び同一
気筒であつても前サイクルより前のサイクルを選
択しても良いこと論を待たない。
再び第4図に戻ると、ステツプ62のサブ・ルー
チンの後、ステツプ64において、圧力最大角目標
値θpoとステツプ58で演算した実際の圧力最大角
θpmaxを比較して偏差Δθpmaxを求める。尚、前
記サブ・ルーチンにおいて目標値が補正された場
合は、補正後の目標値をθpoとする。
チンの後、ステツプ64において、圧力最大角目標
値θpoとステツプ58で演算した実際の圧力最大角
θpmaxを比較して偏差Δθpmaxを求める。尚、前
記サブ・ルーチンにおいて目標値が補正された場
合は、補正後の目標値をθpoとする。
続いて、ステツプ66において、ノツキング補正
量KNRが“0”でないか否か、即ちノツキング補
正量の残量を前記メモリ42cを参照して判断
し、残量が“0”であれば次のステツプ68におい
て偏差Δθpmaxが遅れか進みかを判断する。偏差
補正量θpcは、遅れであれば前回のθpc(初期設定
“0”)に適宜設定した第3所定角だけ加えて進角
せしめた値とし(ステツプ70)、進みであれば第
3所定角減算して遅角せしめた値とし(ステツプ
72)、偏差がなければ前回の値のままに止める。
(ステツプ74)。尚、この第3所定角を比較的小さ
い値に設定すれば偏差との解消を段階的に徐々に
行なうので、同様にドライバビリテイを向上させ
ることが出来る。尚、減算は前述の如く遅角補正
を、又加算は進角補正を意味する。
量KNRが“0”でないか否か、即ちノツキング補
正量の残量を前記メモリ42cを参照して判断
し、残量が“0”であれば次のステツプ68におい
て偏差Δθpmaxが遅れか進みかを判断する。偏差
補正量θpcは、遅れであれば前回のθpc(初期設定
“0”)に適宜設定した第3所定角だけ加えて進角
せしめた値とし(ステツプ70)、進みであれば第
3所定角減算して遅角せしめた値とし(ステツプ
72)、偏差がなければ前回の値のままに止める。
(ステツプ74)。尚、この第3所定角を比較的小さ
い値に設定すれば偏差との解消を段階的に徐々に
行なうので、同様にドライバビリテイを向上させ
ることが出来る。尚、減算は前述の如く遅角補正
を、又加算は進角補正を意味する。
尚、前記ステツプ56においてノツキングが検出
された場合には直ちにノツキング補正角KNR(初
期設定“0”)から適宜設定した第4の所定角を
減算した値遅角せしめ(ステツプ76)、遅角量が
第4所定角より大きい値に適宜設定した第5所定
角に達するまで遅角し(ステツプ78、80)、偏差
補正量θpcは今回点火時の値とする(ステツプ
82)。又、ステツプ66においてノツキング補正残
量がある場合には、ノツキング終息後所定時間乃
至点火数待つて前記第4所定角づゝ進角側に戻し
(ステツプ84、86)、偏差Δθpmaxが目標値に対し
進みの際は進角側へ戻す必要が無いのでθpcを第
3所定角だけ遅角せしめ(ステツプ88、72)、遅
れの際は補正量θpcを不変とする(ステツプ82)。
尚、ノツキング終息後の所定時間(点火数)の計
測は、前記制御ユニツトCPU内のサイクル・カ
ウンタ及び進角カウンタを使用する。
された場合には直ちにノツキング補正角KNR(初
期設定“0”)から適宜設定した第4の所定角を
減算した値遅角せしめ(ステツプ76)、遅角量が
第4所定角より大きい値に適宜設定した第5所定
角に達するまで遅角し(ステツプ78、80)、偏差
補正量θpcは今回点火時の値とする(ステツプ
82)。又、ステツプ66においてノツキング補正残
量がある場合には、ノツキング終息後所定時間乃
至点火数待つて前記第4所定角づゝ進角側に戻し
(ステツプ84、86)、偏差Δθpmaxが目標値に対し
進みの際は進角側へ戻す必要が無いのでθpcを第
3所定角だけ遅角せしめ(ステツプ88、72)、遅
れの際は補正量θpcを不変とする(ステツプ82)。
尚、ノツキング終息後の所定時間(点火数)の計
測は、前記制御ユニツトCPU内のサイクル・カ
ウンタ及び進角カウンタを使用する。
続いて、ステツプ90において前記補正量θpcと
ノツキング補正量KNRを加算した値をフイードバ
ツク補正量θfとする。尚、前記のセンサ異常と判
断された場合には(ステツプ54)、適宜設定した
第6所定角遅角せしめた値をフイードバツク補正
量とする(ステツプ92)。
ノツキング補正量KNRを加算した値をフイードバ
ツク補正量θfとする。尚、前記のセンサ異常と判
断された場合には(ステツプ54)、適宜設定した
第6所定角遅角せしめた値をフイードバツク補正
量とする(ステツプ92)。
続いて、ステツプ94において、かく求めたフイ
ードバツク補正量θfを同一気筒(気筒アドレス=
n)の次サイクルの補正値と使用する様、一旦記
憶(乃至既に記憶されている場合は書替)する。
前述の如く、本制御は気筒毎であるため、前述の
手順で求めたノツキング補正量を含む補正量は全
て当該気筒にのみ反映されることになるので、気
筒毎の格別の燃焼状態に応じた制御が可能とな
る。
ードバツク補正量θfを同一気筒(気筒アドレス=
n)の次サイクルの補正値と使用する様、一旦記
憶(乃至既に記憶されている場合は書替)する。
前述の如く、本制御は気筒毎であるため、前述の
手順で求めたノツキング補正量を含む補正量は全
て当該気筒にのみ反映されることになるので、気
筒毎の格別の燃焼状態に応じた制御が可能とな
る。
続いて、ステツプ96において次に点火すべき気
筒(気筒アドレス=n+1)の記憶されていたフ
イードバツク補正量θfを読出し(初期設定
“0”)、当該気筒の点火を指令する。その際、点
火時期は、基本点火時期+θf+θtで指令される。
尚、この“θt”及び前記ステツプ90での“KNR”
はそれ自体負の量(遅角量)であるので、“+”
と表現したが結果的には減算、即ち遅角を意味す
る。このθfは前ステツプで読出された当該気筒用
フイードバツク補正量であり、θtは第5図サブ・
ルーチンで求めた過渡状態時の遅角補正量であ
る。従つて、該補正量θtのみが気筒を超えて補正
量として使用されるのであり、このように圧力目
標値補正量より小量の補正量を次の気筒に反映さ
せることにより、過渡時においても段階的に遅角
させることになり、ドライバビリテイが向上す
る。かく段階的な遅角であつても、気筒内圧力を
検出して燃焼状態を直接監視することによつて過
渡状態を検出する構成とした結果、その検出が比
較的迅速であるので、何等支障ないものであり、
又、ノツキング制御も併せて可能とした結果、過
渡時に生じ易いノツキング対策も十分行なつたも
のである。
筒(気筒アドレス=n+1)の記憶されていたフ
イードバツク補正量θfを読出し(初期設定
“0”)、当該気筒の点火を指令する。その際、点
火時期は、基本点火時期+θf+θtで指令される。
尚、この“θt”及び前記ステツプ90での“KNR”
はそれ自体負の量(遅角量)であるので、“+”
と表現したが結果的には減算、即ち遅角を意味す
る。このθfは前ステツプで読出された当該気筒用
フイードバツク補正量であり、θtは第5図サブ・
ルーチンで求めた過渡状態時の遅角補正量であ
る。従つて、該補正量θtのみが気筒を超えて補正
量として使用されるのであり、このように圧力目
標値補正量より小量の補正量を次の気筒に反映さ
せることにより、過渡時においても段階的に遅角
させることになり、ドライバビリテイが向上す
る。かく段階的な遅角であつても、気筒内圧力を
検出して燃焼状態を直接監視することによつて過
渡状態を検出する構成とした結果、その検出が比
較的迅速であるので、何等支障ないものであり、
又、ノツキング制御も併せて可能とした結果、過
渡時に生じ易いノツキング対策も十分行なつたも
のである。
この基本点火時期演算は、気筒内圧力のみから
行つて前記圧力最大角目標角θpoを算出しても良
く、或いは、前記負圧センサ38及びクランク角
センサ16より機関の運転状態を検出して行つて
も良い。機関回転数−負圧から基本点火時期を演
算する場合であつても、点火した後現実の圧力最
大角と目標角との偏差を検出し、それによる補正
角で回転数−負荷のマツプ値を変更して次の点火
に備え、これの順次繰り返して目標角へフイード
バツク制御するので、回転数−負荷マツプ値は小
量で良く、従つて小容量のメモリを使用すれば足
る。
行つて前記圧力最大角目標角θpoを算出しても良
く、或いは、前記負圧センサ38及びクランク角
センサ16より機関の運転状態を検出して行つて
も良い。機関回転数−負圧から基本点火時期を演
算する場合であつても、点火した後現実の圧力最
大角と目標角との偏差を検出し、それによる補正
角で回転数−負荷のマツプ値を変更して次の点火
に備え、これの順次繰り返して目標角へフイード
バツク制御するので、回転数−負荷マツプ値は小
量で良く、従つて小容量のメモリを使用すれば足
る。
次に、第7図は検出の遅れを示す説明図であ
る。かくの如くTDC検出遅れ角乃至時間(θTD又
はTTD)及び最大圧力位置検出遅れ角乃至時間
(θSD又はTSD)が生じるので、実際の圧力最大角
θpmaxACT乃至(経過時間TpmaxACT)は
θpmaxACT=θTD+(θpmax−θSD)で求めなければ
ならない。
る。かくの如くTDC検出遅れ角乃至時間(θTD又
はTTD)及び最大圧力位置検出遅れ角乃至時間
(θSD又はTSD)が生じるので、実際の圧力最大角
θpmaxACT乃至(経過時間TpmaxACT)は
θpmaxACT=θTD+(θpmax−θSD)で求めなければ
ならない。
又、第8図は、本装置の第2の実施例であつ
て、ピークホールド回路に代え、微分回路30′
を使用したものである。従つて、マルチプレクサ
入力は一方ではA/D変換回路32に入力されて
A/D変換されると共に、並列に該微分回路3
0′にも入力され、最大値発生位置でゼロクロス
出力を比較回路34に送出し、次段回路36で所
定幅パルスを出力せしめて制御ユニツト42に入
力する。
て、ピークホールド回路に代え、微分回路30′
を使用したものである。従つて、マルチプレクサ
入力は一方ではA/D変換回路32に入力されて
A/D変換されると共に、並列に該微分回路3
0′にも入力され、最大値発生位置でゼロクロス
出力を比較回路34に送出し、次段回路36で所
定幅パルスを出力せしめて制御ユニツト42に入
力する。
(発明の効果)
本発明は気筒内圧力を検知してその圧力変化か
ら機関運転の過渡状態を検出すると共に、それに
よつて圧力最大角目標値を段階的に遅角補正する
如く構成したので、過渡時応答性とドライバビリ
テイとを向上させると共に、ノツキングを未然に
防止することができる。また燃焼状態から検出す
ることによつて過渡状態をより正確に把握するこ
とができると共に、過渡状態を検出するセンサ及
び処理回路の個数を低減出来る利点を有する。
又、基本点火時期は気筒内圧力のみから演算乃至
は従来と同様機関回転数と負荷から演算すること
も可能であり、機関回転数と負荷等から演算する
場合であつても気筒燃焼状態も併せて検出して目
標角へ集束する様フイードバツク制御する結果、
主制御値マツプは極めて粗いもので足り、小容量
のメモリで装置を構成出来る利点を備える。
ら機関運転の過渡状態を検出すると共に、それに
よつて圧力最大角目標値を段階的に遅角補正する
如く構成したので、過渡時応答性とドライバビリ
テイとを向上させると共に、ノツキングを未然に
防止することができる。また燃焼状態から検出す
ることによつて過渡状態をより正確に把握するこ
とができると共に、過渡状態を検出するセンサ及
び処理回路の個数を低減出来る利点を有する。
又、基本点火時期は気筒内圧力のみから演算乃至
は従来と同様機関回転数と負荷から演算すること
も可能であり、機関回転数と負荷等から演算する
場合であつても気筒燃焼状態も併せて検出して目
標角へ集束する様フイードバツク制御する結果、
主制御値マツプは極めて粗いもので足り、小容量
のメモリで装置を構成出来る利点を備える。
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本
発明に係る装置のブロツク図、第3図はその出力
波形図、第4図及び第5図は該装置の動作を示す
フロー・チヤート、第6図は第5図フロー・チヤ
ートの内容を説明する説明図、第7図は検出の遅
れの対策を示す説明図及び第8図は本発明の第2
実施例を示す説明図である。 10……気筒内圧力検出手段(圧力センサ)、
12……圧力最大値演算手段、14……過渡状態
検出手段、16……クランク角信号発生手段(ク
ランク角センサ)、18……圧力最大角演算手段、
20……点火時期設定手段、22……点火手段
(点火装置)42……制御ユニツト(マイクロ・
コンピユータ)。
発明に係る装置のブロツク図、第3図はその出力
波形図、第4図及び第5図は該装置の動作を示す
フロー・チヤート、第6図は第5図フロー・チヤ
ートの内容を説明する説明図、第7図は検出の遅
れの対策を示す説明図及び第8図は本発明の第2
実施例を示す説明図である。 10……気筒内圧力検出手段(圧力センサ)、
12……圧力最大値演算手段、14……過渡状態
検出手段、16……クランク角信号発生手段(ク
ランク角センサ)、18……圧力最大角演算手段、
20……点火時期設定手段、22……点火手段
(点火装置)42……制御ユニツト(マイクロ・
コンピユータ)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 a 多気筒内燃機関の気筒に配設され、その
気筒内圧力を検出する気筒内圧力検出手段、 b 該気筒内圧力検出手段に接続され、その出力
を入力して気筒内圧力の最大値を演算する圧力
最大値演算手段、 c 該圧力最大値演算手段に接続され、その出力
を入力して複数の気筒間における気筒内圧力最
大値の変動率を求め、該変動率を所定値と比較
して機関運転の過渡状態を判定する過渡状態判
定手段、 d 内燃機関の回転部近傍に配置され、所定クラ
ンク角度において信号を発生するクランク角信
号発生手段、 e 該クランク角信号発生手段及び前記気筒内圧
力検出手段に接続され、それらの出力を入力し
て気筒内圧力最大角を演算する圧力最大角演算
手段、 f 該圧力最大角演算手段及び前記圧力最大値演
算手段、過渡状態判定手段並びにクランク角信
号発生手段に接続され、それらの出力を入力し
て圧力最大角が目標値に位置する様に機関の点
火時期を設定する点火時期設定手段、及び g 該点火時期設定手段に接続され、その出力を
入力して機関燃焼室混合気に点火する点火手
段、 とを備え、過渡状態と判定された際は圧力最大角
目標値を定常運転状態時に比し所定量遅角補正す
ると共に、次に点火すべき気筒の点火時期を前記
所定量より少ない値を補正することを特徴とする
内燃機関の点火時期制御装置。 2 前記過渡状態判定手段は、複数の爆発気筒間
における圧力最大値の変動率を求め、該変動率が
所定範囲内にあるか否か判断し、所定範囲内にな
いと判断されるとき過渡状態と判定することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の内燃機関の
点火時期制御装置。 3 前記複数の爆発気筒は、異なる爆発気筒同士
及びサイクル間の同一爆発気筒同士であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内燃機関
の点火時期制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3432986A JPS62195462A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
US07/007,220 US4718382A (en) | 1986-02-19 | 1987-01-27 | Device for controlling ignition timing in internal combustion engine |
DE19873704838 DE3704838A1 (de) | 1986-02-19 | 1987-02-16 | Vorrichtung zum regeln des zuendzeitpunkts bei brennkraftmaschinen |
GB8703622A GB2186912B (en) | 1986-02-19 | 1987-02-17 | Device for controlling ignition timing in internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3432986A JPS62195462A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195462A JPS62195462A (ja) | 1987-08-28 |
JPH05549B2 true JPH05549B2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=12411112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3432986A Granted JPS62195462A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62195462A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006040934A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Honda Motor Co., Ltd. | エンジンの仕事量を算出する装置および方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833394A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピ−カシステムおよびその製造法 |
JPS5939974A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-05 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関の点火時期制御装置 |
JPS60111935A (ja) * | 1983-11-24 | 1985-06-18 | Nissan Motor Co Ltd | 燃焼監視装置 |
JPS6116272A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-24 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の点火時期制御装置 |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP3432986A patent/JPS62195462A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833394A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピ−カシステムおよびその製造法 |
JPS5939974A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-05 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関の点火時期制御装置 |
JPS60111935A (ja) * | 1983-11-24 | 1985-06-18 | Nissan Motor Co Ltd | 燃焼監視装置 |
JPS6116272A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-24 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006040934A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Honda Motor Co., Ltd. | エンジンの仕事量を算出する装置および方法 |
US7657359B2 (en) | 2004-10-14 | 2010-02-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Apparatus and method for calculating work load of engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62195462A (ja) | 1987-08-28 |
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