[go: up one dir, main page]

JPH05507706A - フッ素化方法 - Google Patents

フッ素化方法

Info

Publication number
JPH05507706A
JPH05507706A JP91510987A JP51098791A JPH05507706A JP H05507706 A JPH05507706 A JP H05507706A JP 91510987 A JP91510987 A JP 91510987A JP 51098791 A JP51098791 A JP 51098791A JP H05507706 A JPH05507706 A JP H05507706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
molar ratio
formula
chcl
alkanes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP91510987A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2810232B2 (ja
Inventor
ナッパ、マリオ・ジョセフ
Original Assignee
イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー filed Critical イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Publication of JPH05507706A publication Critical patent/JPH05507706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2810232B2 publication Critical patent/JP2810232B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/20Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
    • C07C17/202Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction
    • C07C17/206Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction the other compound being HX
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C19/00Acyclic saturated compounds containing halogen atoms
    • C07C19/08Acyclic saturated compounds containing halogen atoms containing fluorine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/07Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of hydrogen halides
    • C07C17/087Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of hydrogen halides to unsaturated halogenated hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/20Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
    • C07C17/21Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms with simultaneous increase of the number of halogen atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フッ素化方法 発明の分野 本発明は、五フッ化ニオビウム(Nb205)または五フッ化タンタル(Ta2 o、、)及びクロロスルホン酸(HOSOC1)および塩化チオニル(SOCl 2)の存在中で、ハロゲン化アルケンまたはアルカンをフッ化水素と接触させる ことにより、フッ素化アルカンを製造する方法に関する。
発明の背景 A、E、フェアリング、ジャーナル オブ フルオリンケミストリー、13.7 −18 (1979)は、フッ化水素をテトラ−およびトリクロロエタンおよび 関連の化合物に添加するための触媒として五フッ化タンタルを使用することを開 示している。また、この触媒はフッ素−塩素交換反応に有用である。しかしなが ら、バッチ試験の条件[HF/CCl2=CC12−2,5、温度−150℃、 反応時間6時間]下で、例えばBF3、TaCl5、Ta205、CoF3、V  O、ZrC1、NbCl5、HgO,及びWCl6等の触媒は、HFのテトラ クロロエチレンへの添加に対し、触媒活性を示さない。
フッ化水素の不飽和化合物への添加に対し、触媒として五フッ化タンタルを使用 することは、米国特許4,258,255において、フェアリングにより開示さ れている。
脱水剤を無水T a F sを調製するために使用することは、米国特許4,1 24.692において、キムにより開示されている。
冷却剤及びブロー剤等の流体製品の代用品として有用な高フツ素化、ハロゲン含 宵アルカンを製造するための経済的で優れた方法を提供することの必要性がこの 分野で興味が起こっている。
本発明は、Ta OまたはNb2O5、脱水剤、例えばHO3OCI (クロロ スルホン酸)、及び5OC1つ (エンカチオニル)及び過剰のHFを含むシス テムを用いて、塩素化されたアルカンの塩素置換のためのオレフィン及び/また はフッ素への触媒化されたHF添加により得られたフッ素化アルカンの製造のた めの低コストな方法を提供する。
発明の概要 本発明の方法は、0ないし185℃の温度で、実質的に無水の条件下で、Nb  O及びTa205から選択される少なくとも1つの触媒の存在中で、下記一般式 %式% (式中R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、及びRは、H,F、CI、 Br、またはCIZ2工+1(式中、ZはHSFSCl、またはBr、xは1− 10の整数)であり、かつ式中R−R及びR5−Rgの少なくとも1つは、Br またはCIまたは臭素または塩素−置換基である)て表されるハロゲン化アルカ ンとハロゲン化アルケンから選択される出発物質を、HF及び少なくとも1つの 脱水剤と接触し、反応生成物を製造する工程、 反応生成物を触媒との接触から取り除き、出発物質より多い、少なくとも1つま たはそれ以上のフッ素原子を有するフッ素化アルカンを単離する工程とを含み、 TaまたはNbに対するHFのモル比は1ないし150であり、TaまたはNb に対する脱水剤のモル比は1ないし30であり、かつTaまたはNbに対する出 発物質のモル比は100未満である。
好ましくは、本発明の方法は、0ないし185℃の温度で、実質的に無水の条件 下で、Nb O及びTa205から選択される少なくとも1つの触媒の存在中で 、下記一般式%式% (式中R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、及びRは、HSF、CI、 Br、またはCZ (式中、Z8 I 2I+1 はHSFSCl、またはBr、xは1−10の整数)であり、かつ式中R−R及 びR5R8の少なくとも1つは、BrまたはC1または臭素または塩素−置換基 である)で表されるハロゲン化アルカンとハロゲン化アルケンから選択される出 発物質を、HF5HO3O2C1及び5OC12と接触し、反応生成物を製造す る工程と、反応生成物を触媒との接触から取り除き、出発物質より多い、少なく とも1つまたはそれ以上のフッ素原子を有するフッ素化アルカンを単離する工程 とを含み、TaまたはNbに対するHFのモル比は1ないし150、Taまたは Nbに対するHO5O2C1のモル比は1ないし30、かつTaまたはNbに対 する5oC12のモル比は0゜5ないし20であり、TaまたはNbに対する出 発物質のモル比は100未満である。
発明の詳細な説明 本発明にかかるフッ素化アルカンは、ハロゲン化アルケンまたはアルカン出発物 質よりも多い、少なくとも1またはそれ以上の、好ましくは2またはそれ以上の フッ素原子を含み、及び少なくとも1つのこのフッ素原子はハロゲン置換反応の 結果もたらされる。例えば、出発ハロゲン化アルケンまたはアルカンが各々CC I =CC12またはC13CHC12であるとき、より好ましい生成物は、C F CHCl2及びCC1CHC12であり、及び出発ハロゲン化アルケン及び アルカンが、各々CI C−CHClまたはCC13Cである。出発ハロゲン化 アルケンまたはアルカンが、各々CI C=CHまたはCI C−CH3である とき、生成物は、そのプロセスの条件により、CFCl2CH3,CF2CIC H、及びCF3CH3となり得る。
最適のハロゲン置換度を達成するために、ハロゲン化有機出発物質は酸化金属、 好ましくは五酸化タンタルまたは五酸化ニオブと接触し、ハロゲン化アルカンま たはアルケンとTaまたはNbとのモル比は100未満である。触媒、好ましく は五酸化タンタルは、汎用されており、比較的安価な(例えば五塩化タンタルま たは五フッ化タンタルと比較して)結晶性固体であり、単独、もしくは担体例え ばカーボンまたはフッ素化アルミナ上で使用され得る。ニオブまたはタンタルの 他の酸化物例えば〜工02X(R20) 、MOX3 (H2O) 、AMOX  (HO) 、AMO2X3 (R20)n 52n 、ここで、rAJは、少なくとも1つの二価のカチオンまたは2つの一価のカチ オンであり、「M」はNbまたはTa。
rXJはF、CI、Brであり、rnJは0〜25の数である、を使用すること ができる。
触媒との組み合わせにおいて、最適なハロゲン置換およびその結果得られるフッ 素化アルカンの高収率を達成するためには、タンタルまたはニオブ触媒に対し、 好ましくは1より多くないし150モル当量のHF、さらに好ましくは、少なく とも10ないし140モル当量、及びさらにまた好ましくは20ないし130モ ル当量を使用する。
触媒とHFとの組み合わせにおいて、最適なハロゲン置換およびその結果得られ るフッ素化アルカンの高収率を達成するためには、タンタルまたはニオブに対し 、好ましくは工ないし30モル当量のHO502C1,さらに好ましくは3ない し20モル当量、さらにまた好ましくは5ないし18モル当量を使用する。また 、HO802C1と等価の他のもの例えばHO302F、HO3O2CF3.H O3O2CH3゜So 、HSo /So3.H2SO4または他のS O3等 価のものまたは担体等を使用することができる。
触媒、HF、及びHO8O2C1またはこれと等価のものの組み合わせにおいて 、最適なハロゲン置換およびその結果得られるフッ素化アルカンの高収率を達成 するためには、出発アルケンまたはアルカンに対し、好ましくは0.5ないし2 0モル当量の5OC12、さらに好ましくは0.75ないし10モル当量及びさ らにまた好ましくは工ないし6モル当量を使用する。また、一般式CYY−Y″ −(C=0)X。
で表される他の脱水剤を使用することができ、式中Y、Y”。
及びY″は、H,F、CIまたはBr5XはF、C1またはBrである。他の使 用可能な脱水剤は、C1(C=0)(C−0)CI、POCl3.PCl5.P Cl3.So。
CI 、 BCI 、 S L C14、CI (C−0) CI、 CI(C =O)F、及び)’ (C=0)Fから選択され得る。
種々のアルケン及びアルカンを出発物質として用いることができる。好ましいハ ロゲン化アルケンは、一般式RIR2C−CR3R4で表わされ、式中R1,R 2,R3,及びR4は、H,F、CI、またはBrであるか、もしくは一般式C Z 式中ZはH,F、 CI、またはBrからなる群X 2I÷1+ から選択される少なくとも1種で表され、かつRt 、 R2。
R3及びR4のうち少なくとも1つはBr、CI、臭素または塩素置換基のいず れかである。好ましいアルカンは、一般式R5R6R7R8Cで表され、式中R s 、R6,R7は、H,F、CI、またはBrであるか、もしくはCX Z2 X+1で表され、この式中ZはH,F、CI、またはBrからなる群の少なくと も1種から選択され、かつXは、1ないし10であり、またさらに、R8は、B rまたはCIである。とくに好ましいハロゲン化アルケン及びアルカンは、CC 1つ=CC12,CHCl−CCl2.CH2−CCl2. シス−またはトラ ンス−CHCl−CHCl、CH,=CHC1,CC13CHC12,CCl3 CH2Cl、CH2CICH2C1,CHC12CHC12,及びCCl3CH 3である。
本発明の優れた点は、反応物中の少量の水分が乾燥剤の組み合わせ例えば5OC I 及びHO8O2C1により、除去され得ることである。例えば、Ta205 及びHFの反応:(Ta O及び10 HF −−一2 T a F + 5  H20) R生成物である水は、本発明のプロセス中、乾燥剤により除去去れる 。
本発明の他の優れた点は、乾燥剤が自然に存在する水、水和の水、または金属酸 化物とHFとの反応中に形成される水を除去するので、タンタルまたはニオブ触 媒を入れる際に、予防措置を取る必要が無いことにある。T a 20 sは、 ユニで述べる出発アルケンまたはアルカンのどれとも触媒活性を示さないので、 乾燥剤の存在中で、Ta205が、触媒として作用するとは考えられない。従来 技術(US4,124゜692)は、脱水剤例えばCHX 、CX 、C0X2 .及びC8X 等を用いてフルオロタンタル酸からT a F sを作ることが 可能であり、式中Xは、CI、Brまたはその混合物であるが、脱水は、タンタ ルに対する酸素の高い原子比(0/Ta=2.5)を有するフルオロタンタル酸 をに導くものではないことを示している。さらに、この従来技術は、過剰のHF (例えばタンタル化合物をフルオロタンタル酸に添加するために要求される過剰 の量)は、脱水剤がHFと反応してフルオロ誘導体を形成するために、脱水剤と 接触する前に除去されることを示している。このため、T a 205が触媒と して作用することは、特定の比率の脱水剤及びクロロスルホン酸とともに用いら れるときでさえも、全く予想できなかった。
HFは、汎用されているものであり、反応に直接利用することができる。ハロゲ ン化されたアルケン及びアルカン、及び乾燥剤は、水をわずかに含むか、または 全く含まず、同様に直接利用することができる。
反応は、液相または気相中で、自然の圧力または大気圧ないし過圧の定圧下で行 われる。液相及び気相プロセスの両方は、バッチ、半連続的、及び連続的の様式 の操作を含む。
反応は、通常0℃ないし185℃、好ましくは35℃ないし160℃の温度で行 なわれる。
圧力は、重要ではない。大気及び自然の圧力は、最も好適であり、好ましい。置 換反応における塩化水素の生成に起因するいかなる過剰な圧力でも、ガス抜きの ための手段を設けることができ、この手段は、副生成物の生成を最小限にすると いう利点を提供する。
反応容器は、HF及び「強酸」システムに耐える材料から構成される。例として 、ステンレススチール、高ニッケル合金例えば「ハステロイ(Has t e  11oy)J及び「インコネル(Inconel)J等、プラスチック例えばポ リテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリエチレン、 及びポリプロピレン等、及びセラミック材料例えばアルファーシリコンカーバイ ド及び窒化アルミニウム等があげられる。無水HF中における五個タンタル及び 三価ニオブシステムの強酸性のため、高ニッケル合金が好ましい。
液相反応は、タンタルまたはニオブの酸化物及びハロゲン化アルケンまたはハロ ゲン化アルカン、チオニルクロリド、及びクロロスルホン酸をどのようなオーダ ーでも容器中に導入することにより行なわれる。一般的に、Ta205、出発ア ルケン及びアルカン、5OC12、及びHOSO2C1は、不活性雰囲気チャン バー中の反応容器内に入れられる。反応容器を冷却し、必要量のHFを容器内に 凝縮する。容器は、フッ化水素の導入前に排気され得る。容器の内容物を適当な 反応温度に上げ、所望の反応が起こるために十分長い時間、振盪または攪拌する ことにより掻き混ぜる。
生成物は、どのような周知の技術によっても例えば蒸留、または氷に投入し、苛 性アルカリ溶液で洗浄し、その後水洗することにより単離される。
上記のように設定された反応条件下で、Ta205またはN b 205の一部 は、M (CI) m (F) n (0) o (S03Cl)p (S03 F)q (SO3M)rの形になり得、9式中m+n+p+q+2o+rは、5 に等しく、MはNbまたはTaである。
本発明により製造されるフッ素化されたアルカンは、冷却剤、溶媒、ブロー剤、 洗浄剤、噴射剤、絶縁性流体、滅菌剤ガスのキャリヤ及び消火剤として有用であ る。
以下の実施例では、特にことわらない限り、割合はすべてモル比、温度はすべて セ氏である。反応はすべて市販の無水HFを用い、水を排除して行なった。生成 した混合物を、ガスクロマトグラフィー(GC)及び質量分光器(M S )ま たはGCMSにより分析し、個々の生成物を同定した。結果はGC面積パーセン トで表す。
実施例1 150ccのステンレススチール一端閉塞シリンダに、ドライボックス中で、T a205 (10,1g、0.0229モル) 、HO5O2C1(47,2g 、0.405モル)、5OCI2 (16,4g、0.138モル)及びCCl 2=CC12(11,2g、0.0675モル)を加えた。HF(20,4g、 1.04モル)を真空−ライン蒸留により添加した。次に、シリンダを、10℃ で作用する還流冷却器に取り付け、圧力ゲージ及び背圧調節器を500psiに 設定した。反応物を含むシリンダを158℃に設定されたオイルバスに浸漬し、 反応温度をシリンダ内に設けられた熱電対によりモニターして、148−152 ℃で2時間維持した。このとき、圧力は500psiを超えた。有機生成物は、 反応シリンダの内容物を反応の終わりに、ディップ レッグ(dip leg) を有する移動シリンダに真空移動することにより単離された。次に、移動シリン ダの内容物を氷上に窒素ガスを用いて移動した。4.8gの有機物を単離し、以 下のように分析した。CHCl2CFCl2 (0,9%)、CHCl CF  CI (94,9%)、及びCHCl2CF3(1,4%)、及び極微量の他の 有機物。
実施例2 150ccのステンレススチール一端閉塞シリンダに、ドライボックス中で、T a205 (8,1g、0.0183モル)、HO5O2CI (37,7g、 0.324モル)、5oc12 (13,1g、0.110モル)及びペルクレ ン(perc 1ene)(8,9g、0.0537モル)を加えた。
HF (20,4g、1.04モル)を真空−ライン蒸留により添加した。次に 、シリンダを、10℃で作用する還流冷却器に取り付け、圧力ゲージ及び背圧調 節器を500psiに設定した。反応物を含むシリンダを158℃に設定された オイルバスに浸漬し、反応温度をシリンダ内に設けられた熱雷対によりモニター して、148−152℃で2時間維持した。
このとき、圧力は500psiを超えた。有機生成物は、反応シリンダの内容物 を反応の終わりに、ディップ レッグを有する移動シリンダに真空移動すること により単離された。
次に、移動シリンダの内容物を氷上に窒素ガスを用いて移動した。3.7gの有 機物を単離し、以下のように分析した。
CHCl CPCI (1,5%)、CHCCIF2 (94%)、及びCHC l2CF3 (0,6%)、及び極微量の他の有機物。
比較例2A 以下はT a F 5を使用した比較例である。
150ccのステンレススチール一端閉塞シリンダに、ドライボックス中で、T  a F s (5、6g 、0 、 0203モル)、HOS02C1(41 ,6g、0.357モル)、5OCI2 (14,4g、0. 121モル)及 びベルクレン(8,9g、0.0597モル)を加えた。HF (22,5g、 1゜125モル)を真空−ライン蒸留により添加した。次に、シリンダを、10 ℃で作用する還流冷却器に取り付け、圧力ゲージ及び背圧調節器を500psi に設定した。反応物を含むシリンダを158℃に設定されたオイルバスに浸漬し 、反応温度をシリンダ内に設けられた熱電対によりモニターして、141−14 6℃で2.5時間維持した。このとき、圧力は500psiを超えた。有機生成 物は、反応シリンダの内容物を反応の終わりに、ディップ レッグを有する移動 シリンダに真空移動することにより単離された。次に、移動シリンダの内容物を 氷上に窒素ガスを用いて移動した。5. 50gの有機物を単離し、以下のよう に分析した。CHCl2CCIF(0,4%)、CHCl2CCl2F2 (9 6%)。
CHCl2CF3 (2,3%)であり、(本発明に用いられる)TaO及びT  a F sは、同様の触媒活性を示す。
実施例3 150ccのステンレススチール一端閉塞シリンダに、ドライボックス中で、T  a205(8,1g、0. 0183モル)、5OCI2 (13,1g、0 .110モル)及びベルクレン(8,9g、0.0538モル)を加えた。HF  (22゜5g、1.125モル)を真空−ライン蒸留により添加した。
次に、シリンダを、0℃で作用する還流冷却器に取り付け、圧力ゲージ及び背圧 調節器を500psiに設定した。反応物を含むシリンダを158℃に設定され たオイルバスに浸漬し、反応温度をシリンダ内に設けられた熱電対によりモニタ ーして、1B2−137℃で2時間維持した。このとき、圧力は470ps i を超えた。有機生成物は、反応シリンダの内容物を反応の終わりに、ディップ  レッグを有する移動シリンダに真空移動することにより単離された。次に、移動 シリンダの内容物を氷上に窒素ガスを用いて移動した。5.37gの有機物を単 離し、以下のように分析した。CCl2−CCl (87,1%)及びCHCl  CCl2F (8,5%)、及び極微量の他の有機物。
以下の実施例は、5OC12が1つの脱水剤として作用するが、その脱水在中に HO802C1を含むことが好ましい150ccのステンレススチール一端閉塞 シリンダに、ドライボックス中で、Ta205 (5,7g、0.0129モル )、HO302C1(26,7g、0.229モル)及びペルクレン(6,3g 、0.040モル)を加えた。HF (21゜4g、1.07モル)を真空−ラ イン蒸留により添加した。
次に、シリンダを、0℃で作用する還流冷却器に取り付け、圧力ゲージ及び背圧 調節器を500psiに設定した。反応物を含むシリンダを160℃に設定され たオイルバスに浸漬し、反応温度をシリンダ内に設けられた熱電対によりモニ、 ターして、147−154℃で2.25時間維持した。このとき、圧力は470 psiを超えた。有機生成物は、反応シリンダの内容物を反応の終わりに、ディ ップ し・ソゲを有する移動シリンダに真空移動することにより単離された。次 に、移動シリンダの内容物を氷上に窒素ガスを用いて移動した。
3.7gの有機物を単離し、以下のように分析した。CCl2 =CCl2(4 9,3%)、CHClっCC1,F (3,6゜5%) 、CHCl2CClF 2 (7,9%)、CHCl2CCl3 (1,6%)及び極微量の他の有機物 。
以下の実施例は、HO5O,CIが単独で作用するが、脱水剤としてHO5OC 1と共に5OC12を含むことが好ましいことを示す。
実施例5 150ccの「ハステロイ」C一端閉塞攪拌ボンベに、Nb2O、、(12,0 g、0.045モル)、HO802C1(69,9g、0.600モル) 、5 OCI2 (19,6g。
0.165モル)及びCHCl=CC12(197g、1゜50モル)を加えた 。HF (230g、11.5モル)を真空−ライン蒸留により添加した。容器 を85℃に加熱して2時間おいた。圧力は2000psiを超えた。反応の終わ りで、ボンベを0℃に冷却し、苛性アルカリスクラバーを通してガス抜きした。
次に、内容物を氷の上に注ぎ、有機物を単離し、以下のように分析した。CH2 CI FCI、(90%)、CHC1=CC12(6,7%)、CH2ClCC 13(2,4%)及び極微量の他の有機物。
要約書 触媒をニオブ及びタンタルの酸化物から選択し、0ないし185℃の温度で、ハ ロゲン化アルカンまたはハロゲン化アルケンの出発物質を、触媒に対し工ないし 150モル当量のHF、触媒に対し工ないし30モル当量の脱水剤、及び触媒に 対し100モル当量未満の出発物質と接触させることにより、フッ素化アルカン を製造する方法。好ましい脱水剤は、クロロスルホン酸及び塩化チオニルの組み 合わせである。
国a!1杏輔牛 に訂−?llm−1砿閤 JP−1? −5640694KIIhns −NanII −Rien

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.Oいし185℃の温度で、実質的に無水の条件下で、ニオブ及びタンタルの 酸化物から選択される少なくとも1つの触媒の存在中で、下記一般式 R1R2C=CR3R4及びR5R6R7R8C(式中R1、R2、R3、R4 、R5、R6、R7、及びR8は、H、F、Cl、Br、またはCxZ2x+1 (式中、ZはH、F、Cl、またはBr、xは1−10の整数)であり、かつ式 中R1−R4及びR5−R8の少なくとも1つは、BrまたはClまたは臭素ま たは塩素−置換基である)で表されるハロゲン化アルカンとハロゲン化アルケン から選択される出発物質を、HF及び少なくとも1つの脱水剤と接触し、反応生 成物を製造する工程と、 反応生成物を触媒との接触から取り除き、出発物質より多い、少なくとも1つま たはそれ以上のフッ素原子を有するフッ素化アルカンを単離する工程とを含み、 TaまたはNbに対するHFのモル比は1ないし150であり、TaまたはNb に対する脱水剤のモル比は1ないし30であり、かつTaまたはNbに対する出 発物質のモル比は100未満であるフッ素化アルカンの製造方法。
  2. 2.Oないし185℃の温度で、実質的に無水の条件下で、Nb2O5及びTa 2O5から選択される少なくとも1つの触媒の存在中で、下記一般式 R1R2C=CR3R4及びR5R6R7R8C(式中R1、R2、R3、R4 、R5、R6、R7、及びR8は、H、F、Cl、Br、またはCxZ2x+1 (式中、ZはH、F、Cl、またはBr、xは1−10の整数)であり、かつ式 中R1−R4及びR5−R8の少なくとも1つは、BrまたはClまたは臭素ま たは塩素−置換基である)で表されるハロゲン化アルカンとハロゲン化アルケン から選択される出発物質を、HF、HOSO2Cl及びSOCl2と接触し、反 応生成物を製造する工程と、反応生成物を触媒との接触から取り除き、出発物質 より多い、少なくとも1つまたはそれ以上のフッ素原子を有するフッ素化アルカ ンを単離する工程とを含み、TaまたはNbに対するHFのモル比は1ないし1 50、TaまたはNbに対するHOSO2Clのモル比は1ないし30、かつT aまたはNbに対するSOCl2のモル比は0.5ないし20であり、Taまた はNbに対する出発物質のモル比は100未満であるフッ素化アルカンの製造方 法。
  3. 3.HF量は、触媒に対し20ないし130モル等量である請求項2に記載の方 法。
  4. 4.触媒は、酸化タンタルである請求項2に記載の方法。
  5. 5.前記温度は、35ないし160℃である請求項2に記載の方法。
  6. 6.前記クロロスルホン酸は、触媒に対し、5ないし18モル当量である請求項 2に記載の方法。
  7. 7.前記塩化チオニルは、触媒に対し、1ないし6モル当量である請求項2に記 載の方法。
  8. 8.前記出発物質は、CCl2=CCl2、CHCl=CCl2、CH2=CC l2、シス−及びトランス−CHCl=CHCl、及びCH2=CHClからな る群から選択される少なくとも1種である請求項1に記載の方法。
  9. 9.前記出発物質は、CCl3CHCl2、CCl3CH2Cl、CH2ClC H2Cl及びCCl3CH3からなる群から選択される少なくとも1種である請 求項2に記載の方法。
JP3510987A 1990-06-04 1991-06-03 フッ素化方法 Expired - Fee Related JP2810232B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US53261790A 1990-06-04 1990-06-04
US532,617 1990-06-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05507706A true JPH05507706A (ja) 1993-11-04
JP2810232B2 JP2810232B2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=24122490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3510987A Expired - Fee Related JP2810232B2 (ja) 1990-06-04 1991-06-03 フッ素化方法

Country Status (9)

Country Link
EP (2) EP0911310A1 (ja)
JP (1) JP2810232B2 (ja)
KR (1) KR930700394A (ja)
CN (1) CN1057047A (ja)
AU (1) AU8094591A (ja)
CA (1) CA2100976A1 (ja)
CS (1) CS167291A3 (ja)
WO (1) WO1991018853A1 (ja)
ZA (1) ZA914193B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2652573B1 (fr) * 1989-10-03 1991-12-13 Atochem Procede de fabrication du 1,1,1-chlorodifluoroethane.
BE1005983A3 (fr) * 1992-06-09 1994-04-12 Solvay Procede pour la preparation du 1,1,1,2-tetrafluoroethane.
JPH10120602A (ja) * 1996-08-06 1998-05-12 Asahi Glass Co Ltd 含水素フッ素化アルカンの製造方法
US6927312B2 (en) * 2003-11-12 2005-08-09 Honeywell International Inc. Method of removing water from hydrofluorocarbon manufacturing processes

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139606A (en) * 1974-09-30 1976-04-02 Central Glass Co Ltd Harogenkatankasuiso no futsusokaho
US4124692A (en) * 1977-12-27 1978-11-07 Exxon Research & Engineering Co. Preparation of anhydrous TaF5
DE68909598T2 (de) * 1988-06-23 1994-04-14 Du Pont Katalysiertes hydrofluorierungsverfahren.

Also Published As

Publication number Publication date
CA2100976A1 (en) 1991-12-05
KR930700394A (ko) 1993-03-15
JP2810232B2 (ja) 1998-10-15
AU8094591A (en) 1991-12-31
EP0911310A1 (en) 1999-04-28
CS167291A3 (en) 1992-02-19
WO1991018853A1 (en) 1991-12-12
CN1057047A (zh) 1991-12-18
ZA914193B (en) 1993-02-24
EP0532596A1 (en) 1993-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5616819A (en) Process for preparing fluorinated aliphatic compounds
KR101354492B1 (ko) 플루오르화 유기 화합물 제조 방법
US20070197841A1 (en) Method for producing fluorinated organic compounds
JPS5980332A (ja) 3,3,3−トリフルオロプロペン製造用触媒組成物とその製造方法
AU2916095A (en) Process for the manufacture of 1,1,1,3,3-pentafluoropropane
EP0451199A1 (en) METHOD FOR PRODUCING FLUORINE-CONTAINING HALOETHANES USING CATALYST COMPOSITIONS CONTAINING ALUMINUM FLUORIDE.
US20060122440A1 (en) Direct one-step synthesis of trifluoromethyl iodide
JP2006335770A (ja) クロロ(フルオロ)ブタンのヒドロフルオロ化法
EP0118851B1 (en) Process for producing a chlorohalobenzene
JPH05508635A (ja) ハロオレフィンのフッ素化
US3132185A (en) Improvement in the preparation of perfluoroalkyl iodides from tetrafluoroethylene
US6977316B1 (en) Direct one-step synthesis of trifluoromethyl iodide
JPH05507706A (ja) フッ素化方法
JP2700077B2 (ja) 接触フッ化水素処理方法
US2842603A (en) Preparation of perhalofluoroolefins
JP2694146B2 (ja) 触媒作用によるフッ化水素化プロセス
US5449843A (en) Method for preparing 1,1-dichloro-1-fluoroethane
US6479718B1 (en) Liquid phase process for HCFC-123
JPH04224528A (ja) フッ素含有エタン誘導体、触媒混合物、およびフッ化水素溶液の製造方法
US2436143A (en) Preparation of fluoroalkanes
US5055624A (en) Synthesis of 1,1-dichloro-1,2,2,2-tetrafluoroethane
US5214223A (en) Method of preparing fluorine-containing ethane derivatives
US6203671B1 (en) Method of producing fluorinated compounds
US2722559A (en) Fluorocarbon production at high temperatures
JPS6261572B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070731

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080731

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080731

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees