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JPH05502219A - 安定な治療用放射性核種およびそれを調製する方法 - Google Patents

安定な治療用放射性核種およびそれを調製する方法

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JPH05502219A
JPH05502219A JP2514506A JP51450690A JPH05502219A JP H05502219 A JPH05502219 A JP H05502219A JP 2514506 A JP2514506 A JP 2514506A JP 51450690 A JP51450690 A JP 51450690A JP H05502219 A JPH05502219 A JP H05502219A
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JP
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radionuclide
therapeutic
stabilizer
group
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Application number
JP2514506A
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English (en)
Inventor
ヴァンダーヘイデン ジャン―ルック
フリッツバーグ アラン アール
バガジ ジョセフ イー
フーミン スー
ヴェンカテサン プラサンナ
Original Assignee
ネオルクス コーポレイション
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Filing date
Publication date
Application filed by ネオルクス コーポレイション filed Critical ネオルクス コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 安定な治療用放射性核種およびそれを調製する方法発明の技術分野 本発明は、一般に安定な治療用(stable therapeutic)放射 性核種−標識組成物に、およびその調製およびその安定化方法に放射線標識組成 物は医学診断および治療において重要な道具である。この組成物は深い静脈血栓 の診断、リンパ節病理学の研究、および新生物の検出、期(staging)お よび処理を包含する多くの技術に用いられている。インビボ診断または治療適用 についての放射線標識組成物を用いる場合には、放射性核種標的組織に選択的に 局在することが重要である。それ故、一般に、放射性核種か標的剤(targe ting agents)に結合して、興味ある特定の細胞または組織により選 択的に結合または吸着させる。
一般的に、放射性核種はキレート化剤に結合し、キレート化剤は標的部分(ta rgeting moiety)に結合して標的細胞または組織の特異集団に選 択的に結合することのできる放射線標識組成物を生成する。
* * va T c 、 Iコ1 ■、12コ I、 I I 7 m Sn 、 l1l(n 、 IIコIn s g7Ru、71Br、)7Br、21p l、 、+1)’、 @7Ga、 **Zrおよび@4cuのような放射性核種 は診断画像化剤(diagnostic imaging agents)とし て用いるのに提案されている。* I mT cは特に有望な1種の診断画像化 剤である。テクネチウム−99mは、生理食塩水をモリブデン含有マトリックス を介して溶離することによって発生器において工業的に作られている。かかる溶 出液において、準安定性テクネチウム同位体は化学的に安定な酸化過テクネチウ ム酸塩形態99°TcO,−で確められている。過テクネチウム酸塩99 m  ’[’cは+7の原子価状態を有しているために、放射性核種組織画像化のため のもっとも一般的に使用されているキャリヤーと複合しない。それ故、 I 9  a Tc 04−は、 ′@“TcOa−等優性食塩水と第一錫、第一鉄およ び第一クロム塩のようなテクネチウム還元体および硫酸および塩化水素酸のよう な酸とを混合することによって、 99“TcO”+および99 m T c  O□“のような低い酸化状態に、一般に還元される。
2Pおよび+311のような治療用(therapeutic)放射性核種は真 性赤血球増加性および転移性(metastatic)甲状腺がん腫のような悪 性腫瘍の治療に用いられている。多くの放射性核種は、α−エミッター(emi tters)、低い、中間のおよび高い範囲のβ−エミッター、および電子捕獲 および/または内部転移(オージェを子)を介して作用する放射性核種を包含す る治療適用に用いられている。 211 A tのようなα−エミッター源は比 較的に限られているけnども、β−源ははるかに多い。47sc、@7cu、1 31■、+525m、 IQQpd 、105Rhおよびl@aReを包含する 多くの中間範囲のβ−源は治療適用に提案されている。1311は抗体−指向治 療(antibody−directed therapy)にしばしば用いら れているが、しかし放射した多量の高エネルギーγ−線および脱ハロゲン化のた めに高い非標的毒性を受ける。 1311治療用組成物の脱ハロゲン化に関連し た関係は、欧州公告特許第0203.764号明細書に記載されているようにバ ラ−ヨードフェニル部分の付着によって実質的に減少されている。治療投与に潜 在的に適当な広い範囲のβ−粒子源は22P、soyおよび11117eを含ん ている。また、18$117eおよび1■Reは、普通のγ−カメラ器機を用い て容易に監視するレニウム放射性薬品の生物分配を与える99“Tcのγ−放射 と実質的に同じエネルギーでγ−線を放射する。
β−放射する(beta emitting)放射性核種を含む治療用組成物は 調製中およびインビトロ貯蔵中に放射分解を受ける。放射分解中、放射性核種か らの放射は分子間−および分子内−分解を生ずる錯体または化合物、または近似 の他の化合物の他の成分を侵す。放射性核種キレート、放射性核種キレート標的 剤結合、または標的剤の特異性付与部分の分解または破壊は非標的放射能を生ず るから、放射線分解崩壊は重大な安全関係を提起する。機能標的剤に結合しない 放射能は非標的組織に蓄積し、および投与前または投与中における放射性核種組 成物の分解は標的ポテンシャルを著しく低下し、このために治療用放射性核種組 成物の毒性を高めることになる。特に、インビボ投与に試みる治療用の放射性核 種調剤に関して、放射性部分を標的部分に安定して結合し、標的剤の特異性を保 護することか重要である。
99′″Tc、および1I16Reおよびll5Reを含む放射性レニウムは■ A族同族体である。レニウムおよびテクネチウムは大きさ、形状、双極子モーメ ント、形式電荷、イオン移動度、親油性などのような多くの物理的特性を共有し ている。例えば、99 m7 cについて開発されたおよび/または使用された 多くのキレート化剤はレニウム放射性核種と用いるのに適当である。しかしなが ら、レニウム放射性核種を含む研究は、まだ比較的予備段階であることから放射 性レニウム治療組成物の特性についてあまり知られていない。高酸化状態に移動 する低酸化状悪の不安定なレニウム錯体の結果として形成する過レニウム酸塩( Re04− )はレニウム放射性核種組成物の一次分解生成物である。
E、 Deutsch氏らによる[治療および診断核医学におけるレニウムおよ びテクネチウム元素の同位体の使用に関するレニウムおよびテクネチウムの化学 」と題する文献、r Nucl、 Med。
Biol、 J Vol、 13. No、 4 、465〜477 (198 6)l:は、テクネチウムおよびレニウム放射性核種の比較特性、および治療お よび診断核医学についての適用について記載されている。テクネチウムおよびレ ニウムはいずれもレドックス化学的性質を示し、過テクネチウム酸塩および過レ ニウム酸塩のそれぞれはキレート化剤との化学反応の前に低酸化状態に転換する 必要かある。レニウムの化学的性質はテクネチウムの性質と異なるが、しかしな がらレニウム放射性薬品の開発はしばしば9Q″″Tc放射性薬品の既知の化学 的および生物学的挙動において断定することができない。極めて関連する化学的 相違点は、レニウム錯体が、過レニウム酸塩の形態において、テクネチウム類似 体より高酸化状態で熱力学的に極めて安定であることである。それ故、レニウム 組成物はそのテクネチウム類似体より還元し難く、および還元レニウム放射性薬 品は類似のテクネチウム放射性薬品より極めて容易に過レニウム酸塩に後方に再 酸化する傾向かあり、還元レニウム放射性薬品は過テクネチウム酸塩に後方に再 酸化する。
Deutsch氏らにより、 ”’Re(Sn)−HEDP (HEDP=(1 −ヒドロキシエチルインデン)ジホスホネートおよび(’ ”Re(DMPE) z)“、CDMPE=1.2−ビス(ジメチルホスフィノ)エタン〕を包含する * * @TcTc骨素探索one−seeking)用放射性薬品のレニウム 放射性核種類似体を調製している。これらの共役体(conjugates)に おいて、放射性核種は無機ジホスホン酸塩標的剤に直接に結合する。研究者はレ ニウム製剤の特性およびそのインビボ生物分配を相当する9 9 va T c 類似体と比較している。レニウム錯体の過レニウム酸塩への分解はテクネチウム 類似体の過テクネチウム酸塩への分解よりはるかに優勢であった。過レニウム酸 塩の存在は最初の合成における過レニウム酸塩の不完全還元、付随的酸素による レニウム錯体の過レニウム酸塩の再酸化、およびレニウム放射性核種錯体の不均 化に帰因した。Deutsch氏らは、レニウム放射性核種調剤のクロマトグラ フ精製が満足な純度レベルを得るのに必要であることを見出している。アスコル ビン酸を酸化防止剤として用いるのに提案されたが、しかし精製調剤は嫌気処理 を必要とし、発生後、できるたけ速やく用いるようにしている。Deutsch 氏らは、準安定な骨かんの診断に用いた0s″Tc(Sn) −HEDP放射性 医薬品に類似する骨への転移かんの軽減治療における”’Re(Sn)−HED P放射性医薬品の好結果の展開はレニウム放射性核種のレドックス特性を制御す る能力に影響することを確めている。
治療用放射性核種の安定化は治療用の放射性核種共役体の分野に繰り返し挑戦さ れている。一般に、放射性組成物の安定化は、他の構造的に類似する化学組成物 の安定化より所望とする特性を失なわないで達成することが極めて困難である。
治療用放射性核種組成物は診断用の放射性核種組成物と異なる挙動をし、かつ一 般に安定性が乏しい。
治療用放射性核種組成物の分解は、一般に速やがてあり、臨床用の放射性核種製 剤は投与の直前に調製されている。この事は、治療の容易さか実験容易さを有し ており、および当業技術者か放射性核種をキレート化し、かつ放射性核種を標的 部分に共役することを含む放射性材料の取扱いに必要であることを要求している 。さらに、有意な供給源は、治療用放射性核種組成物の精製後、ただちに患者に 与えられるようにする。製剤が汚染され、または純度要件を満たさない場合には 、患者は二回目の製剤についての相当な時間待つか、または外傷を受けるしばら くの間を待つようにする。この遅延は患者に外傷を与え、かつ有効な容易さおよ び個人の力量を浪費することになる。治療用放射性核種組成物の効果的なインビ トロ安定化は治療用の放射性核種組成物の中心的に制御された製剤にし、これに より高純度レベルの治療用組成物に著しく影響をうけやすくする。
発明の概要 本発明の方法は有効量の安定剤を加えることによって治療用放射性核種を安定化 することである。治療用放射性核種組成物の効果的なインビトロ安定化は、組成 物をインビボ患者投与に試みる場合に臨界的である。放射性核種組成物の純度レ ベルは、一般に標的に結合した放射性核種対調剤中の全放射性核種の比として測 定する。ヒトに投与できる放射性核種調剤の純度に関する制限は厳格にする。一 般に、調剤は少なくとも90%純粋にし、少なくとも95%純粋にするのが好ま しい。勿論、高純度レベルは好ましいが、しかし約90%以下の純度レベルはイ ンビボヒト投与に適当でない。
治療用放射線標識化合物と用いる安定剤は次に示す特性を有するのが好ましい: すなわち、使用条件下で毒物学的に許容しうること;インビボ投与に適当である こと:化合物を標的細胞または組織に与えるのに妨げないこと;および使用前の 調製および貯蔵中の適度な期間において調剤が安定であることである。
本発明において用いる安定剤の重要な利益の1つは調製し、精製した放射線標識 組成物を少なくとも数時間にわたって、および数日間にわたってインビトロ貯蔵 できると共に、許容しうる純度レベルを維持できることである。
本明細書において用いられている「治療用放射性核種組成物」とは標的部分と錯 化したまたは結合した治療特性を有する放射性核種を意味する。本発明の治療用 放射性核種組成物はレニウム放射性核種のようなレドックス化学的性質を示す治 療用の放射性核種を組合わせるのが好ましく、および/または過酸化物のような 放射線分解生成物、および1311のような遊離基を生ずるように分解する傾向 がある。本発明の治療用放射性核種組成物はl@6Re、l118Reなどのよ うなβ−線放射同位体を含むのか好ましく、かかる同位体はキレート化剤のよう な種々の他の成分および標的部分と錯化または結合することかてきる。蛋白質標 的部分に結合するキレート化剤に結合した治療用放射性核種を含む治療用放射線 免疫共役体(therapeutic radio−immuno−con j ugates)は特に好ましい。β−およびγ−線を放射するレニウム放射性核 種、118Reおよび1g8Reは本発明の安定な治療用組成物に用いるのに好 ましい。
安定剤は、好ましくはヒト患者にインビボ投与するのに適当な水溶液の状態の治 療調剤に導入する。適当な安定剤としては酸化防止剤、例えばアスコルビン酸、 ゲンチシン酸および機能的に類似する化合物、および攻撃剤(challeng ing agents)、例えばインビボ投与できるDTPA (DTPA=ジ エチレントリアミンペンタアセテート) 、EDTA (EDTA=エチレンジ アミンテトラアセテート〕などを例示することかできる。一般に、酸化防止剤は 放射性核種をその還元状態に維持するか、攻撃剤は酸化、例えばFe+3/Fe +2を促進する結合しないまたはゆるく結合した金属を有する錯体を形成する。
安定剤を治療調剤の精製中に用いた溶出液に含有する場合に、安定性か高められ ることを観察した。
アスコルビン酸は好ましい安定剤である。また、相容性のアルブミン部分および 血清蛋白質を本発明における安定剤に混合することかできる。酸化防止剤または 攻撃剤と組合わせたH3Aを含む安定剤は、治療用放射性核種組成物を1日また は2日以上にわたる長期間の安定化を与えることができる。
放射性レニウム化合物の既知のまたは予期する特性を考慮して、安定剤、例えば アスコルビン酸、単独または他の安定剤との組合わせは治療用放射性核種組成物 の長期にわたる安定化を与えることは予期しないことである。本発明における安 定剤の使用は、嫌気条件下て結合(conjugation)および/または精 製を実施し、および精製後たゾちに調剤を使用するきびしい安定化手段を適用す る必要性を除去することかできる。本発明における安定剤は、放射性成分(例え ばILJe、l1lRe)を再酸化するおよび放射線分解の作用に帰因する治療 用放射性核種組成物の分解を効果的に減少する。数時間から数日間にわたる長期 インビトロ安定性は本発明による安定剤により得ることかでき、および治療調剤 の有効性および効力を高めると共に、通常の非標的細胞および組織における毒性 を軽減する。
本発明の安定な治療用放射性核種組成物は種々の放射線標識組成物を含んでいる 。放射線免疫共役体は、治療用放射性部分(therapeutic radi oactive moiety)かある標的細胞および/または組織についての 特異性を有する蛋白質標的部分に結合する1種の好ましいクラスの組成物である 。本発明の組成物に用いるのを企図する治療用放射性核種はIaJe、 +88 Re、1533m1”Y、1°5Rh、 131工なとのようなβ(およびγ) 放射放射性核種を包含している。また、ランタニド系列の放射性同位体は治療効 果を示し、かつ本発明の治療用放射性核種組成物に適当に使用できることが確め られている。+7以下の酸化状態を有する+ 86 ReおよびIs*Reを包 含する還元レニウム放射性核種は本発明の治療用組成物に用いるのに好ましい。
本発明の治療用放射性核種組成物に混合する適当な標的部分は蛋白質およびポリ ペプチドを含む標的部分を含んでおり、これらは炭水化物部分、例えば多糖、糖 蛋白質または炭水化物部分を有する他の化合物を含んでいる。好ましい蛋白質標 的剤は抗体、受容体(特に、レクチンのような細胞表面受容体)、酵素(例えば 、繊維素溶解酵素)、生物的応答変性剤(biologicresponse  modifiers) (例えば、インターロイキン、インターフェロン、リン フ才力イン、エリトロポエチン、成長因子、コロ二刺激因子なと)、ペプチドホ ルモンおよびそのフラグメントを包含している。また、徴集台アルブミン(MA A)などのような徴集台蛋白質(microaggregated prote ins)は標的部分として用いることができる。単クローン性抗体またはそのフ ラグメントは特に好ましい蛋白質標的部分である。多くのうち、使用できる上記 単クローン性抗体は抗−TAC、または他のインターロイキン−2受容体抗体、  9.2.27およびNRん化−05〜250キロダルトンのヒト黒色腫−結合 プロテオグリカン、 NRLU−10〜37−40キロダルトンの全がん腫(p ancarcinoma)糖蛋白質2クロニ特異性を有するNRCO−02、お よび0VB−3〜未確認の腫瘍−結合抗原を例示できる。また、既知のまたはま だ分離されていない多くの抗体は本発明において適当に用いることができる。ハ イブリドーマから、または遺伝蛋白質工学技術により誘導した抗体は用いること ができる。
標的部分(targeting moieties)は必要により変えることが でき、意図する治療適用に必要なできるだけ長い生物活性を維持する。例えば、 組変えRNA技術により生成し、かつ非ヒト源から誘導した特異性決定蛋白質、 およびヒト源から誘導した他の蛋白質を有するキメラ抗体は治療用放射性材料に 共役して本発明による放射線免疫共役体を得ることがてきる。本発明において用 いる抗体は完全な(intact)分子、そのフラグメント、またはその機能同 等物(functional equivalents)を含んでいる。抗体フ ラグメントとしては、例えば普通の方法によって、または遺伝または蛋白質工学 技術によって生成できるF(ab’ )z、Fab ’、FabおよびFvフラ グメントを挙げることができる。また、単鎖抗体と称する工業的(engine ered)抗体を用いることができる。
レニウム放射性核種を含む放射線免疫共役体は、一般に放射性核種をキレート化 剤において安定に結合し、次いて放射性核種金属キレートの部分を蛋白質標的部 分に結合することによって生成する。多くの金属キレート化剤はs9“Tcのよ うな診断剤をキレート化する技術において知られており、多くのキレート化剤は 186Reおよび1ssReなどのような治療用放射性核種をキレート化するの に適当である。窒素および硫黄供与体原子を有する金属キレート化合物、例えば ジチオジアミノカルボン酸およびジチオジアミドカルボン酸(N=S2キレート 化剤として知られている)、およびチオトリアサ キレート化合物(N3Sキレ ート化剤として知られている)が好ましい。次の一般式を有するキレート化合物 が好ましい: 式中: TはHまたは硫黄保護基を示し; XはそれぞれH2または0を示し: Mは放射性核種イオンを示し、これには1または2個の酸素原子を結合すること ができ; Rはそれぞれ水素、アルキル、ジェミナル ジアルキル、システィン以外のアミ ノ酸の非アルキル側鎖(Rがアルキル基である場合に、アルキル側鎖をおおう) 、および−(CH2)、 −Zを示し; Zは−C00H1共役基、または標的化合物を示し:nは1〜約4の整数を示し : R′はH2、−(CH2)。−Z、または1または2個以上の置換極性基を有す るアルキル基を示し;および化合物は、Zが共役基または標的化合物である少な くとも1個の−(CH2)n−Z置換基を示す。
共役基は所望の標的部分の基と反応して放射性核種金属キレートを標的剤に結合 する官能基である。蛋白質標的部分は種々の官能基、例えばキレート化剤の適当 な共役基との反応に役に立つカルボン酸(COOH)または遊離アミン(−NH 2)基を含んでいる。例えば、キレート化剤の活性エステルは蛋白質のりシン残 基の遊離アミン基と反応してアミド基を形成する。あるいは、また蛋白質および /またはキレート化剤は付加反応性官能基を露出または付着するように誘導する ことができる。誘導は任意の多くの結合分子を付着することを含んでいる。ある いは、また誘導は、例えばキレート化剤のマレイミド共役基と反応する遊離スル ホヒドリル基を生ずる蛋白質の化学処理を含んでいる。
蛋白質標的剤と反応する好ましい共役基にはエステルが存在する。「Z」で示す 共役基として利用できるエステル水性媒質においてポリペプチドと共有アミド結 合を与えるエステルである。いずれかの反応エステルは、特定の放射性核種によ って、ペプチド化学の技術において知られているような蛋白質、および共役の条 件を与える。使用される一般のエステルとしては〇−オよびp−ニトロフェニル 、2−クロロ−4−二トロフェニル、シアノメチル、2−メルカプトピリジル、 ヒドロキシベンズトリアゾール、N−ヒドロキシ サクシンイミド、トリクロロ フェニル、テトラフルオロフェニル、チオフェニル、テトラフルオロチオフェニ ル、0−ニトロ−p−スルホフェニル、N−ヒドロキシフタルイミドなどを挙げ ることかできる。
あるいは、また標的剤か炭水化物部分を有する場合には、誘導は炭水化物の化学 処理、例えば糖蛋白質抗体の糖部分を過ヨウ素酸塩により遊離アルデヒド基を生 成するグリコール開裂を含んでいる。抗体の遊離アルデヒド基はキレート化剤の 遊離アミンまたはヒドラジン共役基と反応してこれに放射性核種金属キレートを 結合する。
適当な金属キレート化剤は欧州公開特許第0188256号および第02840 71号明細書、および米国特許出願第07/367、502号明細書(1989 年6月16日出願)に記載されている(これらの文献を引用例としてこ−に加え る。)。また、当業技術において知られている他の金属キレート化剤は本発明の 治療用放射性核種組成物に適当に用いることができる。
キレート化剤は相当する放射性核種金属キレートを形成するように放射線標識し 、次いでキレートを「予備形成キレート手段」において標的部分に付着する。放 射線標識標的部分を作る他の手段は「後形成キレート手段(post−form ed chelate appro−ach) Jであり、この場合キレート化 合物を、先づ蛋白質または炭水化物標的分子に付着する。次いで、生成する共役 体(conju−gate)を放射性核種金属と反応して標的分子に結合した放 射性核種金属キレートを生成する。
放射線標識レニウム免疫共役体を次のようにして作ることかてきる:使用する治 療用放射性核種によるが、多くの技術を放射性核種金属キレートを作るのに利用 することができる。過レニウム酸塩(ReO,−)は、一般にキレート化剤と反 応する前にRed” 、ReO□“などに還元する。本発明の1例において、過 レニウム酸塩は第一錫化合物などと反応して還元し、くえん酸のような転移剤( transfer agent)と反応して弱いくえん酸レニウム錯体を生成す る。次いで、還元レニウム放射性核種くえん酸塩錯体をキレート化剤と反応させ 、放射性核種をリガンド(キレート化剤)に転移する。この反応は活性エステル 部分または他の共役基を有する放射性核種キレート中間体を生成する。
キレート化反応が完了した後、緩衝剤(pH9,5〜10)を導入したキレート 化放射性核種溶液のpHを上げる。次いで、標的部分の緩衝溶液をキレート化放 射性核種と混合する。放射性核種金属キレート中間体の活性エステル部分は、一 般に蛋白質標的剤のりシン残留物にアミド結合により結合するが、しかし、また 他のタイプの結合を用いることができる。
共役反応が完了した後、放射性核種組成物を精製して未反応成分、望ましくない 反応副生物および分解生成物を除去する。
分子量によって分離するゲル透過カラム、および帯電特性によって分離するイオ ン交換クマロトグラフィー、例えばQAE陰イオン交換を包含する種々の精製技 術を用いることができる。
本発明の好適例を抗体に結合したレニウム放射性核種キレートを含む放射性免疫 共役体について記載したけれども、他のタイプの標的部分を本発明の安定な治療 用放射性核種組成物に用いることかできる。治療用放射性核種は、当業技術にお いて知られている技術を用いて他の蛋白質標的部分に結合することかできる。キ レート化剤および/または既知の結合分子を用いて放射性核種を他の標的剤に結 合することができ、また直接標識技術を用いることができる。
放射性ハロゲン標識標的剤を含む放射線免疫共役体は、一般に小さい放射線標識 分子により生成し、次いて小さい放射性ハロゲン化分子を蛋白質標的剤に結合す る。例えば、治療用放射性核種12111は式”x−Ar−Rを有する小さい分 子に混入するのか好ましい。この式において、 9Xは放射性ハロゲン(”’I )を示し:Arは芳香族またはへテロ芳香族環を示し;およびRは放射性ハロゲ ンを置換する環Arを著しく活性化しない、および蛋白質標的剤の生物活性を保 護する、ゆるやかな、例えばアシル化条件下で蛋白質標的部分に結合するのに適 当な官能基を有する短鎖の置換基を示す。Ar環としては、例えばベンゼン、ピ リジン、フランおよびチオフェンか好ましい。放射性ハロゲン3Xは、放射性ハ ロゲンを脱ハロゲナーセ酵素により異化作用を受けやすくしない、置換基Rに関 するAr環のp−またはm−位が好ましい。Ar環における放射性ハロゲンの炭 素原子への付着は、芳香族またはへテロ芳香族環の炭素−炭素結合の高められた 結合強さのために、アルキル炭素原子に付着するのか好ましい。Ar環の性質は 臨界的てなく、単環、二環式、三環式にすることができ、または多くの環を含む ことができるが、しかじ単環が好ましい。Ar環はすべての炭素原子からなり、 または窒素、酸素または硫黄のようなヘテロ原子を含有することができる。 ” xおよびRを除いて、Ar環におけるニトロ、スルホン酸、カルボン酸またはジ アルキルアミノ基のような極性置換基による置換は水溶液における溶解性を高め るので好ましい。
rR,+は次の要件に合った任意の置換基を示す。第1に、R置換基は、Ar環 を電子性置換基に向は著しく活性にしないようにする。換言すると、Rは、Ar に結合した場合に、遊離ヒドロキシまたは第一アミノ置換によって生じた増加の 程度にArの電子密度が増加する置換基にすることができない。第2に、Rを短 鎖の置換基にする必要かあり、このために結合しないまたは開裂した放射性ハロ ゲン化分子は腎臓により速やかに除去することができる。それ故、Rはアリール 結合と蛋白質共役についての官能基との間にアルキルまたは他のスペーサー鎖( spacerchain)を含めることができるか、しかしこのスペーサー鎖は 5個以下、好ましくは3個以下の直鎖炭素原子を含有することが好ましい。第3 に、R置換基は、ゆるやかな共役条件下で、蛋白質のアミノ酸または炭水化物残 留物、糖蛋白質、または他の蛋白質標的部分における相当する官能基(または共 役付着位置)に共有付着するのに利用される官能基(こ\に「Q」と称する)を 有する必要かある。代表的なR置換基はイミド エステル、アルキルイミド エ ステル、アミドアルキルイミド エステル、イミダート(imidate)エス テル、アルキルイミダート エステルおよびアミドアルキルイミダート エステ ルを包含している。
蛋白質部分への共役のために適当な官能基Qはフェノールエステル(例えばp− 二トロフェノール)、イミドエステル(例えばスクシンイミド エステル)、イ ミダート エステル、無水物、アシルスクシンイミド、アルデヒド、イソチオシ アネート、チオール、ジアゾ、アミン、ヒドラジン、アルキル ハロゲン化物、 ミハエリ受容体(Michael acceptor) a 、 β−不不飽和 力水ボニル化合物例えばマレイミド、および分子が蛋白質に共有結合を介して付 着するのに使用できる他の基を包含している。また、R置換基が官能基Qの先駆 物質を有する式■の小さい放射性ハロゲン化分子を与えることができる。適当な 先駆物質はQかフェノールエステルであるカルボン酸、イミドエステル、無水物 、アシルスクシンイミドまたはマレイミド:Qがイミダートエステルであるニト リル:Qがアルデヒドであるアルコール、Qかイソチオシアネート、チオール、 ヒドラジンまたはアミンであるハロゲン化物;およびQかジアゾまたはマレイミ ドであるアミンを包含している。
本発明において代表的な小さい放射性ハロゲン化分子は次の式を有する化合物を 包含している: (式中、Xは131■のような放射性ハロゲン;nは整数;およびQは上述する 官能基を示す) 放射性ハロゲンは芳香族環Arのどこにでも位置することができるが、しかしp −またはm−置換は、デョーデナーゼ(deiodinase)酵素によりステ アリンネ安定(stearic 1nstability)および異化作用に影 響されやすくない放射性ハロゲンにするために好ましい。スペーサー成分(CH 2)、、は12個まで、好ましくは5個以下の直鎖炭素原子を有する直鎖または 側鎖アルキルまたはヘテロアルキル基にすることができる。もっとも好ましい例 においては、3個以上の直鎖炭素原子が官能基を芳香族環から分離する(すなわ ち、n=0.1.2または3)。診断画像についてのバックグランド活性を速や かに明確にするために、および生体器官への放射線量を最小にするために、アル キル スペーサ−成分を短くする必要があり、このために非共役および化学的ま たは酵素的に開裂した放射性ハロゲン化化合物は、心臓または肝臓における脂肪 酸分解通路を経由するより、むしろ、腎臓を介して速やかにきれいにすることが できる。他方において、ある適用において、放射線標識アリール環と蛋白質との 間の短いアルキルまたはヘテロアルキル スペーサーか望ましい。
本発明における小さい放射性ハロゲン化分子を次に例示するが、これに制限され るものでない二N−スクシンイミジル−3−(4’ −(13’I)ヨードフェ ニル)−プロピオネート;メチル−3−(4’ −(+3’I)ヨードフェニル )プロピオイミダート二N−スクシンイミジル−4−(”’I)ヨードベンゾエ ート、メチル−4−(”’I)ヨードベンズゴミダート:N−スクシンイミジル −4−[: +2’I)ヨードベンズアミドアセテートまたはN−スクシンイミ ジル−4−(”’r)ヨードヒブチート(iodohippurate) ;メ チル−4−(”’I)ヨードベンズアミドアセトイミダート、および4− (” りヨードベンズアミドアセトニトリル。
また、式”x −Ar −Rを有する化合物を合成する方法について記載する。
簡単に云うと、以下に記載する方法学を官能基Qまたは官能基Qについての先駆 物質を有するハロ芳香族誘導体のメタレート任意位置異性体に用いることができ る。メタレーションには5n(n−Bu)zまたはSnMezのようなトリアル キル錫試薬が用いられる。生成アリール錫化合物を位置−特異的反応において、 次の有機水銀または有機硼素試薬、すなわち、HgX2、Hg(OAc)2、B Z3またはBZ、 (こ\にXはBr、■または好ましくはC1を示し、および Zはアルキルまたはアルコキシを示す)の1種でトランスメタレート化する(t ransmetalated)ことができる。スタニル化(stannylat ed)またはメタレート化(metalated)化合物は、好ましくは官能基 Qを形成した後、メタレーション反応を介して放射性ハロゲン化する。
蛋白質剤に結合する小さい放射性ハロゲン化分子は欧州公告特許出願第0203 .764および0289.187号明細書に記載されている(これらの文献を引 用例としてこ\に加える)。
また、次の式を有する小さいビニル放射性ハロゲン化分子は蛋白質標的剤に結合 することができる:式中、。Xは放射性ハロゲン、例えば+211を示し、 C =Cは二重結合を示し;R1およびR2は水素原子、アルキルまたは置換アルキ ル基、アリールまたは置換アリール基、ヘテロアルキル基、ヘテロアリール基、 または混合アルキルアリール基を示し;およびYはYが水素原子にできない以外 はR1およびR2についての任意の基を示し、かつ蛋白質の生物活性を保護する 条件下で蛋白質に結合するのに適当な官能基を有する。
これらの化合物は上述する単クローン性抗体のような蛋白質に結合して診断およ び治療適用についての試薬を得ることかできる。
安定剤は本発明の治療用放射性核種組成物に混合する。適当な安定剤としては、 例えばインビトロ ヒト投与に適当な酸化防止剤および攻撃剤を示すことができ る。酸化防止剤、例えばアスコルビン酸、ゲンチシン酸;その誘導体、例えばそ のニコチンアミド錯体、および機能的に類似する化合物:攻撃剤、例えばDTP A、EDTAなと;および製薬的に許容しうる塩、エステル、アミドおよびその 混合物を含む安定剤が好ましい安定剤である。アスコルビン酸は、適当な高い純 度レベルで入手しやすく、広い濃度範囲にわたってインビボ投与することができ 、治療用放射線標識化合物と化学的または物理的に反応しなく、かつ高レベルの 安定活性が得られるから、特に好ましい安定剤である。
本発明の安定組成物は有効量の安定剤を含み、この有効量の安定剤は治療用放射 性核種を還元状態に維持し、かつ蛋白質標的部分に安定結合するのに十分な量の 安定剤を示す。一般に、放射線免疫共役体を含む治療用放射性核種組成物は患者 に約20〜30m1の容量で注射することかできる。この調剤は約1〜約15m g/ffiの安定剤、例えば酸化防止剤または攻撃剤、特に好ましくは約7〜l omg/mlの安定剤を含めることかできる。それ故、各放射性核種調剤におけ る安定剤全量は約20〜約500mg 、好ましくは約120〜約300mgに することができる。一般に、所望の安定性を得るのに要求される量の安定剤は全 体として高められ、放射性核種の活性を高める。
本発明における安定剤は精製後、治療用放射性核種組成物に加えることができる 。しかしながら、好適例によると、精製カラムを放射性核種組成物の溶離前に、 安定剤を含む水溶液で調整し、精製生成物を安定剤を含む溶液て溶離する。一般 に、約1mg/mlまたはこれ以上、好ましくは約20mg/mlの濃度のアス コルビン酸水溶液は精製カラムの調整および溶離に好ましい。
また、DTPAおよびEDTAの水溶液はカラム調整および溶離について約20 mg/mlまでの濃度にするのが好ましい。
上述する安定剤のほかに、相溶しうるアルブミン部分および/または血清蛋白質 、特にヒト血清アルブミン(HSA)を1または2種以上の上述する安定剤と組 合わせて用いる場合に、長時間にわたる安定性を得ることができてる。相溶しつ るアルブミン部分および血清蛋白質は患者に投与する際に、実質的に有害な免疫 応答を誘導しない。適当なアルブミン部分としては、例えば全(天然の)ヒト血 清アルブミン(HSA> 、および自然源および工業源から誘導した非ヒト ア ルブミン部分:天然の(全またはフラグメント)アルブミン部分に類似するまた は優れている特性を示す変性第1、第2、第3または第4構造を有するアルブミ ン部分;機能的に重要なHSA ドメインを含むアルブミン誘導体;、および米 国特許出願第07/459.068号明細書に記載されているように天然アルブ ミンと異なる第2および/または第3および/または第4構造を有する「再生J アルブミン部分を挙げることができる。また、多くの血清蛋白質は安定効果を示 し、本発明における安定剤として用いることができる。
HSAを酸化防止剤または攻撃剤と組合わせることは安定効果を高めることが研 究により確められている。HSA 、同様にアスコルビン酸は十分に高い純度レ ベルで入手しゃすく;治療用放射性核種化合物と反応しなく、および広い投与レ ベルにわたって患者にインビボ投与することかできる。調剤について約50〜約 500mg 、好ましくは約220mgの投与レベルか好ましい。HSAは精製 後、放射性核種組成物と混合するのが好ましい。
本発明の治療用放射性核種組成物はヒトまたは他の哺乳類宿主に注射することを 意図している。従って、適当な製造手段およびインビトロ貯蔵手段は適当に無菌 で、発熱物質を含まない組成物を得るようにする。必要としないけれども、製薬 的に許容されうる増量剤または充填剤を用いて安定剤および(随意の)キャリヤ ーを稀釈して必要な少量の上記化合物を簡単に秤量することができる。塩化ナト リウムおよびグリコースは好ましいキャリヤーであり、塩化ナトリウムは等張溶 液が得やすいために、特に好ましい。
本発明の安定な治療用放射性核種組成物は必要に応じて稀釈し、哺乳類宿主に、 種々の環境に影響するが、静脈内に、動脈内に、腹膜に、腫瘍内に注射すること によって投与することができる。インビボ投与に適当な治療用1t@Re組成物 は約25〜約60On+Ci活性、一般に約100〜約300mC1活性の放射 能レベルを有するのが好ましい。インビボ患者治療に調製された治療用組成物は 標的部分、一般に抗体(Ab)またはフラグメントに関して約4μCi/μg  Ab〜約8μCi/μg Abの比較的に高い比活性を有するのが好ましい。患 者に投与するのに望ましい調剤の放射能および比活性のレベルは標的部分、物理 的特性、患者の健康、治療条件などを含む多くのファクターに影響される。
溶離治療用放射性核種組成物の純度は、患者に投与する前に調へて、純度レベル か製薬的に許容しうろことを確める必要かある。純度測定は瞬間薄層クロマトグ ラフィー(ITLC)および高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)を包含す る種々の技術によって行うことができる。12%TCA溶剤を用いるITLCは 速やかに測定でき、溶液において抗体または他の標的部分に錯化および結合した レニウムの割合を正確に測定することかできる。移動相としてpH7で、0.2 Mりん酸緩衝剤を用いるゾルパックス ジオール(Zorbax dial)に よるHPLCは不純物および分解生成物を確認するのに、および純度レベルを確 めるのに用いることができる。
実験計画案および結果について次の記載はレニウム放射性核種を抗体に結合して 治療用放射性核種組成物およびこの組成物の安定化を得る放射線標識および共役 技術について説明している。本発明は制限されるものでないが、しかし、むしろ 本明細書の特許請求の範囲を維持する目的のための特定実験計画案および結果に ついて記載している。
+5sReについての放射線標識および共役技術臨床治療適用についての1″R e放射性核種組成物の調製は次のユニのプロセス段階を含んでいる; (1)  ”’Reリガンド エステルの形成; (2) ”’Reリガンド エステルの 標的部分への共役:(3) 11Re反応混合物の精製:および(4)患者投与 前における最終稀釈および試験。放射性核種の取扱いを含むすべての手順は適当 な遮蔽環境、例えば透明な鉛ガラス煉瓦、鉛煉瓦および鉛シートで遮蔽した層流 フードで行って放射線標識プロセス中、放射線にさらされるのを少なくする。さ らに、調剤はインビボ投与するようにするから、厳格な無菌技術で観察する。
一般に約50〜約800mC1の所望活性および約0.01〜約0.3mgの所 望の質量を有する可溶性過レニウム酸塩の形態の11′Reを反応ガラスびんに 移す。可溶性過レニウム酸塩(”’Re04−)はユニバーシティ オブ ミズ ーリ リサーチ リアクターから得ることができる。可溶性過レニウム酸塩は約 1mgの塩化第一錫、25mgのくえん酸、1mgのゲンチシン酸および75m gのラクトースを含む転移剤組成物と反応する。塩化第−錫還元剤対レニウムの 比はモル基準で約1:1〜約10:1にして効果的な還元を得るようにし、およ びくえん酸対レニウムの比は約25コ1〜約500:1にしてくえん酸塩/レニ ウム中間体を効果的に生ずるようにする。キレート化剤はイソプロパツールのよ うな有機溶剤に溶解し、約250〜約800μgの量で導入して約1=1〜約1 =1.5、好ましくは約1:1.3のll6Re対キレート化剤提供比を達成す るようにする。キレート化反応混合物を85〜95°Cに加熱し、反応を約30 分間にわたり行う。キレート化反応の所望生成物は活性エステル部分を有するキ レート化放射性核種(18$117e)である。
レニウム放射性核種組成物についての1種の好ましいキレート化剤はMAGG  −GABAと称され、次に示すキレート化活性エステル形態の構造を有している : 反応混合物のエステル純度はクロマトグラフ技術により定めることができる。
次いで、キレート化放射性核種の活性エステル部分を蛋白質標的部分のリジン残 留物に共役する。約100μmの炭酸ナトリウム緩衝剤(l M、 pH= 1 0.0)を+86117e−リガンド エステル反応混合物に導入し、標的部分 (一般に全またはフラグメント抗体)の水溶液を導入して約0.1:1〜約25 .1、好ましくは約2.1〜約5=1のレニウム対抗体提供比を得る。付加炭酸 塩緩衝剤を導入して兵役反応混合物のpHを約9.0〜9.5に上げる。共役反 応は撹拌しながら室温で約10〜約12分間にわたって行う。50μmのリジン (250μl/ml)を(必要に応じて)加えて共役反応を停止する。次いで、 反応混合物を、例えばセファデックス(Sephadex) G −25カラム を用いるサイズ排除により、またはイオン交換クロマトグラフィーにより精製す る。本発明の好適例により安定な放射性核種組成物を得るために、精製カラムを 安定剤を含む水溶液で予備調整しくpreconditioned)、安定化溶 液を精製放射性核種共役体の溶離に用いるのが好ましい。
共役反応混合物を、患者投与のために、必要に応じて稀釈するか、または試験目 的のために数個の部分に分けることができる。
例工 ”’Re MAGG GABA NRCO02F(ab’ )2放射線免疫共役 体調剤のインビトロ安定性を全時間にわたって監視した。2種の放射線免疫共役 体調剤を上述する標準放射線標識および共役技術を用いて作った。各放射線標識 免疫共役体調剤をPBS溶液を用いて溶離し、精製溶離共役体を安定剤として5 %H3A溶液(約220mg HSA )を収容したガラスびんに収集した。調 剤■の全活性は約25mCiであり、調剤■の全活性は約100mciであった 。
調剤■を2つのグループに分け、1つのグループの試料を精製し、収集し、4° Cに貯蔵し、および他の試料を精製し、収集し、37°Cて貯蔵して温度か放射 線免疫共役体の分解割合に影響するかとうかを調へた。
放射性核種調剤の安定性を種々の時間間隔て調へて調剤の純度レベルを監視した 。安定性をITLC(12%TCA溶剤J) i二より、放射線免疫共役体調剤 に結合を残留する放射能の害I合としてff、ll定した。約90%以下、好ま しくは約95%以下の純度レベル(よイ放射線免疫共役体純度 ”I′Re MAGG GABA NRCO02F(ab’ )2調剤I=25 mCi 調剤K = 100mC1時間 4°C37°C時間 37°C 上記結果は、高いレベルの放射能を有する放射線免疫共役体調剤は時間にわたっ て有意に低い安定性を示している。調剤I(25mCi)は約24時間までの時 間にわたって満足な安定性を存しているか、調剤II (100mCi)は約4 時間までだけ満足な安定性を示しているだけであった。精製し、収集しかつ4° Cおよび37°Cで貯蔵した調剤間には、有意な相違は見られなかった。HSA は低い放射能レベルで満足な安定化を与えるか、しかし適度なレベルの安定性を 有する放射性核種組成物(100mCi)は満足な安定性を示さなかった。一般 に、高い全および比活性調剤は極めて著しい分解問題がある。
例■ 安定性を時間にわたって調べた。NR2ADは非標的特異的(不適切な)単クロ ーン性抗体である。全(最初の)調剤活性は約137mC1、および6.Oac i/ μg Abの比活性を有する2、67:1生成共役体を与える”’Re  : Abであった。調剤は上述する標準放射線標識および共役技術を用いて作っ た。共役反応混合物を3種の試料に分け、PD−10カラムで精製した。
調剤■は、放射線免疫共役体温合物をPBSて溶離した対照調剤であり、安定剤 は使用しなかった。調剤■は精製放射性核種共役体のカラム調整(column  conditio旧ng)および溶離について用いた安定剤として1−0mg /mlのアスコルビン酸を用いた。
調剤■は精製共役体のカラム調整および溶離についての20mg/mlのアスコ ルビン酸溶液を用いた。さら」こ、調剤■は別に調製し、調剤■の条件と同じ条 件下で精製したか、しかし220mgのH3Aを収集ガラスびんに加えた。結果 を次の表に示す:放射線標疫共役体純度 ”’Re MAGG−GABA−NR2AD時間 調剤■ 調剤■ 調剤■ 調 剤■上記試験結果は、高い濃度のアスコルビン酸(20mg/mlは1mg/m lに匹敵する)は高い安定化効果を与え、およびアスコルビン酸およびH3Aの 組合わせは高い長時間安定化効果を示している。精製カラムを調製するのにおよ びカラム溶出液として用いたiong/mlのアスコルビン酸を含む安定化溶液 は約18時間まで満足な安定性を示している。調剤■に用いた20倍の高い濃度 のアスコルビン酸は調剤Iおよび■と比べて有意に向上した安定性を示しており 、および調剤■に用いた20mg/mlのアスコルビン酸/220mgのH3A 安定剤は少なくとも96時間にわたって9596以上の放射性核種組成物純度を 維持することを示している。
例■ 比較的に高い比活性を有するIs@Re−〜!AGG −GABA −NRCO −02F(ab’ )2放射線免疫共役体を上述する標準放射線標識および結合 技術(conjugation techniques)により調製した。全( 初期の)調剤活性は約216mC1であり、および比活性は7.3μCi/μg  Abであった。調剤を2種の試料に分け、安定性を時間にわたって測定するよ うに監視した。調剤■は安定剤を用いて、しかも共役反応混合物をPBSで溶離 した標準対照調剤であり、および調剤■は上述する例■に記載した調剤■に類似 させた。試験結果を次の表に示す: 放射線標疫共役体純度 ”’Re MAGG GABA NRCO02F(ab’ )2時 間 調剤I  調剤■ 上記結果は、例■において得た結果、すなわち、精製カラムを調整し、かつ収集 ガラスびんに供給したH3Aとの組合わせの放射線免疫共役体温合物を溶離する のに20mg/mlのアスコルビン酸溶液を用いる安定化技術が有意に高められ た長期安定性を与えることを確めた。安定剤を含有しない対照調剤は精製後、た だちに限界的に許容しうる程度の純度を示したにすぎなかった。放射線標識免疫 共役体の長時間安定性(はぼ6日)か7.3μCi/μg Abの高いIuRe 比活性で得られた。
例■ 例■に記載した試験を”’Re−MAGG−GABA−NRLLI−10放射線 免疫共役体の安定性を試験するのに繰返し行った。調剤を2種の試料に分け、調 剤Iおよび■を例■に記載したように精製した。試験結果を次の表に示す。
放射線免疫共役体純度 ”’Re−MAGG−GABA−NRLU−10時 間 調剤I 調剤■ 精製カラムを予備調整し、かつHSAと組合わせの放射線免疫共役体反応混合物 を溶離するのに20mg/mlのアスコルピ°ン酸溶液を用いる安定化技術か6 日までの著しく高められた長時間安定性を示し、および高い初期調剤純度を得j こ。結果(ま調剤1の高い比活性の観点において、特に有意である。
例■ 3種の安定剤、アスコルビン酸、ゲンチシン酸およびDTPAを類似条件下で試 験して放射線免疫共役体のインビトロ安定イヒ(こついての効力を調べた。 ” ’Re−MAGG−GABA−NR2AD放射線免疫共役体を上述する標準放射 線標識および結合技術により作った。調剤は約5.1μCi/μg Abの活性 を有していた。各精製カラムを安定剤を含有する調整溶液で処理し、放射線免疫 共役体温合物を安定剤溶液を用いて溶離した。安定剤としては、調剤Iては20 mg/mlのアスコルビン酸;調剤■では20mg/mlのゲンチシン酸:およ び調剤■ては20mg/mlのDTPAを用いた。試験結果を次の表に示す: 放射線免疫共役体純度 ’ ” ’ Re −MAGG −GABA −NR2AD時間 調剤工 調剤 ■ 調剤■ (アスコルビン酸) (ゲンチシン酸) (DTPA)上記結果は、アスコルビ ン酸か長時間安定化を与えるか、しかしゲンチシン酸が約24時間にわたる満足 な安定化を与えることを示している。DTPA調剤は満足な安定性が約4時間に わたる程度であることを示している。各安定剤は、放射線免疫共役体を溶離しお よびPBSで貯蔵した調剤と比べた安定化効果を示している。アスコルビン酸は 好ましい長時間安定剤である。
例■ アスコルビン酸、ゲンチシン酸およびDTPAを含む安定剤におけるHSAの効 果を評価するために、例■に記載したと同じ安定化試験を繰返し行った。 ”6 Re−MAGG−GABA−NRLU−10放射線免疫共役体を上述する標準放 射線標識および結合技術により作った。調剤の比活性は約6.1μCi/μg  Abであった。調剤工、■および■に用いた安定剤は、例■(「A」欄)に記載 するようにして、HSA (220mg)を収集ガラスびんに追加供給した。「 B欄」はHSAを加えない場合を示している。試験結果を次の表に示す: 放射線免疫共役体純度 ”’Re−MAGG−GABA−NRLLI−10時間 調剤工 調剤■ 調剤 ■ (アスコルビン酸)(ゲンチノン酸’) (DTPA)上記結果は、HSAを他 の安定剤、例えばアスコルビン酸、ゲンチシン酸またはDTPAと組合わせて用 いた場合に、放射線免疫上述するように、本発明をある好適例について記載して いるが、本発明は追加具体例を実施でき、および本発明の基本原理を逸脱しない かぎり種々変更を加えることができる。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条7の第1項)平成4年 3月 19日

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.標的部分に結合した186Re、188Re、90Y、153Smおよび1 05Rhからなる群から選択した治療用放射性核種およびその混合物、および酸 化防止剤および攻撃剤からなる群から選択した有効量の安定剤およびその混合物 を含み、治療用放射性核種組成物の純度を少なくとも約4時間にわたり少なくと も約90%のレベルに維持するようにしたことを特徴とする安定な治療用放射性 核種組成物。
  2. 2.治療用放射性核種が186Reまたは188Reである請求の範囲1記載の 組成物。
  3. 3.治療用放射性核種を186Reとし、組成物が約4μCi/μgの標的剤対 約8μCi/μgの比活性を有する請求の範囲2記載の組成物。
  4. 4.前記安定剤が、さらに相容性アルブミン部分および相容性血清蛋白質からな る群から選択した成分およびその混合物を含む請求の範囲1記載の組成物。
  5. 5.前記安定剤が、 さらにHSAを含む請求の範囲1記載の組成物。
  6. 6.前記安定剤がアスコルビン酸および機能的に類似するその誘導体を含む請求 の範囲1記載の組成物。
  7. 7.前記安定剤が、 さらにHSAを含む請求の範囲6記載の組成物。
  8. 8.約1〜約15mg/mlの安定剤を含む請求の範囲1記載の組成物。
  9. 9.約50〜約500mgのヒト血清アルブミンを含む請求の範囲8記載の組成 物。
  10. 10.治療用放射性核種組成物が約20〜約500mgの安定剤を含む請求の範 囲1記載の組成物。
  11. 11.標的部分に結合した186Re、188Re、90Y、153Smおよび 105Rhからなる群から選択した治療用放射性核種およびその混合物を含む安 定な治療用放射性核種組成物の調製方法において、前記治療用放射性核種組成物 を精製し;および精製中および精製後、酸化防止剤および攻撃剤からなる群から 選択した有効量の安定剤およびその混合物を導入して精製治療用放射性核種組成 物を少なくとも約4時間にわたり少なくとも約90%の純度レベルに維持するよ うにすることを特徴とする安定な治療用放射性核種組成物の調製方法。
  12. 12.前記精製を、共役放射性核種反応混合物を精製カラムを介してカラム溶出 液が溶離することにより行い、前記カラム溶出液が有効量の前記安定剤を含む請 求の範囲11記載の方法。
  13. 13.前記共役放射性核種反応混合物を精製カラムを介して溶離する前に、前記 精製カラムを有効量の前記安定剤を含む調整溶液で処理する請求の範囲12記載 の方法。
  14. 14.前記調整溶液および前記カラム溶出液が少なくとも約1mg/mlのアス コルビン酸を含む請求の範囲13記載の方法。
  15. 15.前記調整溶液および前記カラム溶出液が約20mg/mlのアスコルビン 酸を含む請求の範囲14記載の方法。
  16. 16.前記安定剤に、 さらにHSAを含む請求の範囲11記載の方法。
  17. 17.前記安定剤に、さらに相溶性アルブミンおよび相溶性ヒト血清蛋白質から なる群から選択した成分およびその混合物を含有させる請求の範囲11記載の方 法。
  18. 18.少なくとも約4時間のインビトロ貯蔵期間中、少なくとも約90%純度を 維持する、標的部分に安定に結合したレニウム放射性核種を含む治療用放射性核 種組成物。
  19. 19.酸化防止剤および攻撃剤からなる群から選択した安定剤およびその混合物 を含む請求の範囲18記載の組成物。
  20. 20.前記安定剤がアスコルビン酸または機能的に類似するその誘導体をHSA と組合わせて含ませた請求の範囲19記載の組成物。
  21. 21.標的部分に結合した186Re、188Re、90Y、153Smおよび 105Rhからなる群から選択した治療用放射性核種およびその混合物、酸化防 止剤および攻撃剤からなる群から選択した有効量の安定剤およびその混合物、お よび製薬的に許容しうるキャリヤーまたは稀釈剤を含むことを特徴とする治療特 性を有する薬剤。
  22. 22.請求の範囲21に規定した治療的に有効量の薬剤を患者に投与することを 特徴とする腫瘍性疾病の治療方法。
  23. 23.標的部分に結合した131Iおよび有効量の攻撃剤を含む安定な治療用放 射性核種組成物。
  24. 24.さらに、HSAを含む請求の範囲23記載の組成物。
  25. 25.標的部分に結合した131I、および酸化防止剤をHSAと組合わせて含 有する有効量の安定剤を含む安定な治療用放射性核種組成物。
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