JPH0549782A - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
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- JPH0549782A JPH0549782A JP3216909A JP21690991A JPH0549782A JP H0549782 A JPH0549782 A JP H0549782A JP 3216909 A JP3216909 A JP 3216909A JP 21690991 A JP21690991 A JP 21690991A JP H0549782 A JPH0549782 A JP H0549782A
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Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 泡拘束状態に陥った時、中間脱水工程を中止
し、次段のすすぎ工程に移行するのではなく、泡拘束修
正工程に移行して、十分なすすぎを行う。 【構成】 脱水槽2が泡拘束状態に陥ったとき、中間脱
水工程を中止し、泡拘束修正工程に移行し、泡の拡散を
行い、修正工程中、布の片寄りによるアンバランスが発
生すれば、アンバランス修正を行う布片寄り修正工程を
有した泡拘束修正工程を設ける。もし、泡拘束修正工程
を所定回数行っても泡拘束が解消されない場合は、その
旨を使用者に報知する報知手段を設ける。
し、次段のすすぎ工程に移行するのではなく、泡拘束修
正工程に移行して、十分なすすぎを行う。 【構成】 脱水槽2が泡拘束状態に陥ったとき、中間脱
水工程を中止し、泡拘束修正工程に移行し、泡の拡散を
行い、修正工程中、布の片寄りによるアンバランスが発
生すれば、アンバランス修正を行う布片寄り修正工程を
有した泡拘束修正工程を設ける。もし、泡拘束修正工程
を所定回数行っても泡拘束が解消されない場合は、その
旨を使用者に報知する報知手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全自動洗濯機の制御方法
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の全自動洗濯機は、特公平
3−11240に開示されているように、中間脱水時の
脱水槽の回転数が所定時間内に所定回転数まで上昇した
かどうか検知し、所定回転数までに達しないときは、脱
水槽が泡拘束状態に陥ったと判断し、中間脱水工程を中
止して、次段のすすぎ工程に移行し、給水によって泡の
拡散を行い泡拘束の解消を図っている。そして、すすぎ
時に水の濁度変化を光学的に検出し、すすぎ具合を自動
的に判定してすすぎ工程を終了させている。また、すす
ぎ工程を時間制御する全自動洗濯機では、中間脱水を途
中で中止し、次段のすすぎ工程に移行している。
3−11240に開示されているように、中間脱水時の
脱水槽の回転数が所定時間内に所定回転数まで上昇した
かどうか検知し、所定回転数までに達しないときは、脱
水槽が泡拘束状態に陥ったと判断し、中間脱水工程を中
止して、次段のすすぎ工程に移行し、給水によって泡の
拡散を行い泡拘束の解消を図っている。そして、すすぎ
時に水の濁度変化を光学的に検出し、すすぎ具合を自動
的に判定してすすぎ工程を終了させている。また、すす
ぎ工程を時間制御する全自動洗濯機では、中間脱水を途
中で中止し、次段のすすぎ工程に移行している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特公平3−11240
においては、中間脱水工程の中止によるすすぎ不足の懸
念は少々あるものの実際には殆ど問題になることはない
と云っているが、当方の実験結果においては、泡拘束を
した時は、通常以上の微細な泡が発生し、通常と同一ま
たはそれ以上のすすぎ回数が必要となる。
においては、中間脱水工程の中止によるすすぎ不足の懸
念は少々あるものの実際には殆ど問題になることはない
と云っているが、当方の実験結果においては、泡拘束を
した時は、通常以上の微細な泡が発生し、通常と同一ま
たはそれ以上のすすぎ回数が必要となる。
【0004】特に、水の濁度変化を検出する濁度検知器
を有しない時間制御型の全自動洗濯機においては、泡拘
束したときは、1回目の中間脱水工程の途中で中止する
ため、洗濯水の脱水による絞り出しおよびすすぎによる
泡の拡散が1回不足することになり、すすぎ不足となっ
ていた。
を有しない時間制御型の全自動洗濯機においては、泡拘
束したときは、1回目の中間脱水工程の途中で中止する
ため、洗濯水の脱水による絞り出しおよびすすぎによる
泡の拡散が1回不足することになり、すすぎ不足となっ
ていた。
【0005】また、脱水時洗濯物のアンバランスは、振
動によって、泡立ちが助長され、泡拘束しやすくなる原
因にもなっていた。
動によって、泡立ちが助長され、泡拘束しやすくなる原
因にもなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】洗い,中間脱水,すすぎ
等各工程を所定のプログラムに従って、順次自動的に実
行し、中間脱水時に脱水槽の回転数を検知し、該回転数
がモータ駆動後、一定時間内に所定値に達しないとき
は、上記脱水槽が泡拘束状態に陥ったと判断し、実行中
の主プログラムの中間脱水工程を中止し、前記泡拘束修
正工程に移行した後、再度前記主プログラムの中間脱水
工程に移行するようにする。
等各工程を所定のプログラムに従って、順次自動的に実
行し、中間脱水時に脱水槽の回転数を検知し、該回転数
がモータ駆動後、一定時間内に所定値に達しないとき
は、上記脱水槽が泡拘束状態に陥ったと判断し、実行中
の主プログラムの中間脱水工程を中止し、前記泡拘束修
正工程に移行した後、再度前記主プログラムの中間脱水
工程に移行するようにする。
【0007】なお、泡拘束修正工程を所定回数行って
も、泡拘束が解消されないときは運転を停止し、警報も
しくは表示で報知する。そして、泡拘束修正工程中に、
布片寄り修正工程を設ける。
も、泡拘束が解消されないときは運転を停止し、警報も
しくは表示で報知する。そして、泡拘束修正工程中に、
布片寄り修正工程を設ける。
【0008】
【作用】脱水槽の回転数を検知し、該回転数が一定時間
内に所定値に達しない時には、上記脱水槽が泡拘束状態
に陥ったと判断し、実行中の主プログラムの中間脱水工
程を中止し、泡拘束修正工程に移行し、洗濯時と同水位
まで給水し、すすぎ工程を行い水槽と脱水槽の間にある
泡を水に溶かし、拡散させる。
内に所定値に達しない時には、上記脱水槽が泡拘束状態
に陥ったと判断し、実行中の主プログラムの中間脱水工
程を中止し、泡拘束修正工程に移行し、洗濯時と同水位
まで給水し、すすぎ工程を行い水槽と脱水槽の間にある
泡を水に溶かし、拡散させる。
【0009】さらに、排水時に水位を前記洗濯水位より
一段下まで下げて、パルセータを小刻みに動かして、布
の片寄りを修正する。
一段下まで下げて、パルセータを小刻みに動かして、布
の片寄りを修正する。
【0010】そして、元の中止した中間脱水工程に戻
り、以後当初設定されたプログラム通り運転を行う。
り、以後当初設定されたプログラム通り運転を行う。
【0011】
【実施例】以下図面に示した本発明の実施例について詳
細に説明する。図1は本発明の実施例における全自動洗
濯機の制御系を示すブロック図で、図2,図3は同じく
フローチャートである。
細に説明する。図1は本発明の実施例における全自動洗
濯機の制御系を示すブロック図で、図2,図3は同じく
フローチャートである。
【0012】1は水槽、2は洗濯槽を兼ねる脱水槽で、
周側壁には多数の穴2aが開いている。3はパルセー
タ、4は給水ホース、5は給水弁、6は給水弁制御部、
7は排水ホース、8は排水弁、9は排水弁制御部、10
は導圧パイプ、11は水位検知器、12はモータ、13
はモータ制御部、14はモータプーリ、15はプーリベ
ルト、16はセンタープーリ、17はブレーキ,クラッ
チ及び速度機構を内蔵したメカボックス、18はセンタ
ープーリ16と同じシャフトに取り付けられたパルスジ
ェネレータ、19はパルスジェネレータ18の出力信号
から回転数を検知する回転数検知部で、このパルスジェ
ネレータ18と回転数検知部19とで回転数検知装置を
形成している。20は外箱で水槽1及び制御部等を収納
している。21は脱水時の布の片寄りから生じるアンバ
ランスを検知するアンバランス検知器である。22は主
にマイクロコンピュータよりなるシーケンス制御部であ
る。
周側壁には多数の穴2aが開いている。3はパルセー
タ、4は給水ホース、5は給水弁、6は給水弁制御部、
7は排水ホース、8は排水弁、9は排水弁制御部、10
は導圧パイプ、11は水位検知器、12はモータ、13
はモータ制御部、14はモータプーリ、15はプーリベ
ルト、16はセンタープーリ、17はブレーキ,クラッ
チ及び速度機構を内蔵したメカボックス、18はセンタ
ープーリ16と同じシャフトに取り付けられたパルスジ
ェネレータ、19はパルスジェネレータ18の出力信号
から回転数を検知する回転数検知部で、このパルスジェ
ネレータ18と回転数検知部19とで回転数検知装置を
形成している。20は外箱で水槽1及び制御部等を収納
している。21は脱水時の布の片寄りから生じるアンバ
ランスを検知するアンバランス検知器である。22は主
にマイクロコンピュータよりなるシーケンス制御部であ
る。
【0013】上記構成において、洗い工程中、槽内の水
位情報は、導圧パイプ10を通じて水位検知器11に圧
力として与えられている。シーケンス制御部22は、洗
い工程終了を判定すると、モータ制御部13への出力を
OFFし、モータを停止させる。
位情報は、導圧パイプ10を通じて水位検知器11に圧
力として与えられている。シーケンス制御部22は、洗
い工程終了を判定すると、モータ制御部13への出力を
OFFし、モータを停止させる。
【0014】モータ12の回転はモータプーリ14、プ
ーリベルト15、センタープーリ16によりメカボック
ス17に伝わる。そしてメカボックス17に内蔵のクラ
ッチ機構の働きにより、洗い・すすぎ工程時にはパルセ
ータ3のみが回転し、脱水工程時には、パルセータ3と
脱水槽2とが同一方向に回転するようになっている。つ
まり、洗い工程終了時にモータ12を停止させると、パ
ルセータ3が停止する。モータ停止した後、マイクロコ
ンピュータ22のカウンタをM=0とする。そして、排
水弁制御部9にON信号を出力し、排水弁8を開き、槽
内の水を排水ホース7を通じて排水する。排水完了を水
位検知器11が検知して、該信号がシーケンス制御部2
2に伝わると、モータ制御部13へのON信号が入り、
モータ12を駆動する。そしてメカボックス17に内蔵
のクラッチ機構の働きにより、モータ12の回転がセン
タープーリ16から脱水槽2とパルセータ3の回転につ
ながる。すなわち、脱水槽2が回転して遠心力により、
洗濯物に含まれている水を絞り出す、中間脱水が始ま
る。同時にシーケンス制御部22は中間脱水時間tをカ
ウント開始する。通常、泡拘束が起こらない状態では1
0秒以内に脱水槽2の回転数は高速回転迄立ち上がる。
ーリベルト15、センタープーリ16によりメカボック
ス17に伝わる。そしてメカボックス17に内蔵のクラ
ッチ機構の働きにより、洗い・すすぎ工程時にはパルセ
ータ3のみが回転し、脱水工程時には、パルセータ3と
脱水槽2とが同一方向に回転するようになっている。つ
まり、洗い工程終了時にモータ12を停止させると、パ
ルセータ3が停止する。モータ停止した後、マイクロコ
ンピュータ22のカウンタをM=0とする。そして、排
水弁制御部9にON信号を出力し、排水弁8を開き、槽
内の水を排水ホース7を通じて排水する。排水完了を水
位検知器11が検知して、該信号がシーケンス制御部2
2に伝わると、モータ制御部13へのON信号が入り、
モータ12を駆動する。そしてメカボックス17に内蔵
のクラッチ機構の働きにより、モータ12の回転がセン
タープーリ16から脱水槽2とパルセータ3の回転につ
ながる。すなわち、脱水槽2が回転して遠心力により、
洗濯物に含まれている水を絞り出す、中間脱水が始ま
る。同時にシーケンス制御部22は中間脱水時間tをカ
ウント開始する。通常、泡拘束が起こらない状態では1
0秒以内に脱水槽2の回転数は高速回転迄立ち上がる。
【0015】一方、泡拘束状態では脱水槽2はゆっくり
回転するばかりでいつまでたっても高速回転に入らな
い。その時間経過と回転数の関係を図4に示した。従っ
て、中間脱水時間tが所定の時間t1になった時点で、
回転数検知部19の出力から脱水槽2の回転数Nを検知
して、所定の回転数N1との大小比較をすれば、泡拘束
の有無検知できる。
回転するばかりでいつまでたっても高速回転に入らな
い。その時間経過と回転数の関係を図4に示した。従っ
て、中間脱水時間tが所定の時間t1になった時点で、
回転数検知部19の出力から脱水槽2の回転数Nを検知
して、所定の回転数N1との大小比較をすれば、泡拘束
の有無検知できる。
【0016】モータの回転数をn1,モータプーリ14
とセンタープーリ16のプーリ比をP1,パルスジェネ
レータ18の磁極数をP2とすると、センタープーリ1
6の回転数はn1×P1で示され、脱水槽2の回転数Nも
N=n1×P1で示される。パルスジェネレータ18の出
力パルス数P3はセンタープーリ16の回転数をP2倍し
たものに等しいから、P3=n1×P1×P2=N×P2と
なり、パルスジェネレータ18の出力パルス数と脱水槽
2の回転数の関係は、P3=N×P2で示される正常に脱
水槽2の回転数Nが所定の回転数N1以上に立ち上がっ
た場合は、そのまま所定の中間脱水時間t2がくるまで
中間脱水を継続して、モータ12の駆動を停止する。高
速回転していた脱水槽2は慣性回転する。シーケンス制
御部22で慣性脱水時間t′をカウントと、所定の時間
t3になれば排水弁制御部9にOFF信号を出力して排
水弁8を閉じ、メカボックス17に内蔵のブレーキ機構
により、脱水槽2を停止させる。そして、給水弁制御部
6にON信号を出力して給水弁5を開き、1回目すすぎ
のための給水を行う。
とセンタープーリ16のプーリ比をP1,パルスジェネ
レータ18の磁極数をP2とすると、センタープーリ1
6の回転数はn1×P1で示され、脱水槽2の回転数Nも
N=n1×P1で示される。パルスジェネレータ18の出
力パルス数P3はセンタープーリ16の回転数をP2倍し
たものに等しいから、P3=n1×P1×P2=N×P2と
なり、パルスジェネレータ18の出力パルス数と脱水槽
2の回転数の関係は、P3=N×P2で示される正常に脱
水槽2の回転数Nが所定の回転数N1以上に立ち上がっ
た場合は、そのまま所定の中間脱水時間t2がくるまで
中間脱水を継続して、モータ12の駆動を停止する。高
速回転していた脱水槽2は慣性回転する。シーケンス制
御部22で慣性脱水時間t′をカウントと、所定の時間
t3になれば排水弁制御部9にOFF信号を出力して排
水弁8を閉じ、メカボックス17に内蔵のブレーキ機構
により、脱水槽2を停止させる。そして、給水弁制御部
6にON信号を出力して給水弁5を開き、1回目すすぎ
のための給水を行う。
【0017】一方、泡拘束状態を検知した場合、即ちN
<N1となり泡拘束修正工程に移行する。脱水槽2の回
転が非常にゆっくりであるから、慣性回転がほとんど無
く、モータ12の駆動を停止し、上記と同様に慣性脱水
時間t′=t3になれば排水弁8を閉じ、ブレーキ機構
により脱水槽2を停止させる。
<N1となり泡拘束修正工程に移行する。脱水槽2の回
転が非常にゆっくりであるから、慣性回転がほとんど無
く、モータ12の駆動を停止し、上記と同様に慣性脱水
時間t′=t3になれば排水弁8を閉じ、ブレーキ機構
により脱水槽2を停止させる。
【0018】そしてマイクロコンピュータ22内で演算
M=M+1を行う(モータ停止時にM=0にリセットし
ているのでM=1が入力される)。Mは泡拘束修正工程
に移行した回数を数え、事前に設定した泡拘束修正工程
移行回数M1(実施例ではM1=2に設定)がM<M1で
あると、給水弁5を開き1回目すすぎのための給水を行
う。
M=M+1を行う(モータ停止時にM=0にリセットし
ているのでM=1が入力される)。Mは泡拘束修正工程
に移行した回数を数え、事前に設定した泡拘束修正工程
移行回数M1(実施例ではM1=2に設定)がM<M1で
あると、給水弁5を開き1回目すすぎのための給水を行
う。
【0019】泡拘束状態時に、水槽1と脱水槽2の間に
集まっていた泡は給水が始まると、脱水槽周側壁の穴2
aを通じて脱水槽2の中で、もどってきつつ水に溶けて
拡散する。泡拡散工程の所定水位まで給水すると、泡拡
散工程でt6時間運転する(基本的には、洗い工程と同
様なモータ駆動を行うが泡を水に拡散させやすい水流に
設定)。
集まっていた泡は給水が始まると、脱水槽周側壁の穴2
aを通じて脱水槽2の中で、もどってきつつ水に溶けて
拡散する。泡拡散工程の所定水位まで給水すると、泡拡
散工程でt6時間運転する(基本的には、洗い工程と同
様なモータ駆動を行うが泡を水に拡散させやすい水流に
設定)。
【0020】次に布片寄り修正工程(泡拡散工程の水位
より一段下の水位としてモータ駆動を小刻みに動作させ
る。例えば右回転0.5秒−停止0.5秒−左回転0.
5秒のようにする)により布の片寄りを修正した後、元
のメインプログラムに戻り、再度すすぎIの工程をくり
かえす。そして、再度中間脱水を行った時、回転数Nが
N≧N1であれば、所定時間t2経過後モータ12を停止
し、排水弁8を閉じて、給水を行い以下順次メインプロ
グラムに沿って運転を行う。
より一段下の水位としてモータ駆動を小刻みに動作させ
る。例えば右回転0.5秒−停止0.5秒−左回転0.
5秒のようにする)により布の片寄りを修正した後、元
のメインプログラムに戻り、再度すすぎIの工程をくり
かえす。そして、再度中間脱水を行った時、回転数Nが
N≧N1であれば、所定時間t2経過後モータ12を停止
し、排水弁8を閉じて、給水を行い以下順次メインプロ
グラムに沿って運転を行う。
【0021】しかし、上記の場合において、回転数Nが
N<N1であると再度泡拘束を検出するとモータ駆動を
停止し、慣性時間t′=t3後排水弁8を閉じ、マイコ
ン22のカウンタがM=M+1の演算によりM=1+1
(1回目の泡拘束修正チャートに移行した時にM=1と
なっていたため)となり、M=2が代入され(事前にM
1=2に設定)、M≧M1となり、警報表示を洗濯機本体
の表示部(図示せず)に表示するとともに、警報を発す
る等の動作を行い運転を停止する。
N<N1であると再度泡拘束を検出するとモータ駆動を
停止し、慣性時間t′=t3後排水弁8を閉じ、マイコ
ン22のカウンタがM=M+1の演算によりM=1+1
(1回目の泡拘束修正チャートに移行した時にM=1と
なっていたため)となり、M=2が代入され(事前にM
1=2に設定)、M≧M1となり、警報表示を洗濯機本体
の表示部(図示せず)に表示するとともに、警報を発す
る等の動作を行い運転を停止する。
【0022】前記のような、泡拘束修正に移行する回数
M1を当該洗濯機の使用状況や、種々の実験結果からあ
らかじめ定めることにより、必要以上に泡拘束修正工程
への移行を防止して、水、電気の無駄使いを防止すると
ともに、洗剤の使いすぎが原因であるため警告表示を行
うことが可能となる。
M1を当該洗濯機の使用状況や、種々の実験結果からあ
らかじめ定めることにより、必要以上に泡拘束修正工程
への移行を防止して、水、電気の無駄使いを防止すると
ともに、洗剤の使いすぎが原因であるため警告表示を行
うことが可能となる。
【0023】なお、脱水時の布の片寄りから生ずるアン
バランスにより、水槽の異常振動が生じた時、その振幅
の大きさを検出するアンバランス検知器21を備え、ア
ンバランスを検出したとき、メインプログラムの脱水工
程を中止して、別に設けた工程に移行して、モータ12
を停止し、排水弁を閉じ、給水し、すすぎを行った後、
布片寄り修正工程に移行して再度メインプログラムの脱
水工程に戻るように制御方法を備えた洗濯機において
は、前記アンバランス修正工程を泡拘束修正工程に用い
てもよい。この場合、マイコン22の内の同一プログラ
ムで処理可能となり、メモリ容量的に有利となり安価に
できる。
バランスにより、水槽の異常振動が生じた時、その振幅
の大きさを検出するアンバランス検知器21を備え、ア
ンバランスを検出したとき、メインプログラムの脱水工
程を中止して、別に設けた工程に移行して、モータ12
を停止し、排水弁を閉じ、給水し、すすぎを行った後、
布片寄り修正工程に移行して再度メインプログラムの脱
水工程に戻るように制御方法を備えた洗濯機において
は、前記アンバランス修正工程を泡拘束修正工程に用い
てもよい。この場合、マイコン22の内の同一プログラ
ムで処理可能となり、メモリ容量的に有利となり安価に
できる。
【0024】
【発明の効果】以上の如く本発明の制御方法によれば、
中間脱水時に脱水槽が泡拘束状態に陥ると、中間脱水工
程を中止して、泡拘束修正工程に移行し、泡を拡散させ
た後、所定のメインプログラムに沿った回数のすすぎが
行なわれ、従来の次段のすすぎ工程に移行していた場合
のすすぎ不足が解消される。
中間脱水時に脱水槽が泡拘束状態に陥ると、中間脱水工
程を中止して、泡拘束修正工程に移行し、泡を拡散させ
た後、所定のメインプログラムに沿った回数のすすぎが
行なわれ、従来の次段のすすぎ工程に移行していた場合
のすすぎ不足が解消される。
【0025】また、泡拘束修正工程にあらかじめ回数を
設定しておき、設定した回数で泡拘束が解消されない時
は運転を停止し、警報もしくは表示の報知手段を設けて
いるので、使用者に異常を知らせるとともに、余分な修
正工程をくりかえし、水、電気の無駄使いを防止でき、
強いては、使用者に洗剤の使いすぎを報知できる。
設定しておき、設定した回数で泡拘束が解消されない時
は運転を停止し、警報もしくは表示の報知手段を設けて
いるので、使用者に異常を知らせるとともに、余分な修
正工程をくりかえし、水、電気の無駄使いを防止でき、
強いては、使用者に洗剤の使いすぎを報知できる。
【0026】さらに、泡拘束修正工程に布片寄り修正工
程を入れることにより、泡拘束後、再度中間脱水した場
合に、布の片寄りから生ずるアンバランスによる泡立ち
の助長を低減し、再度泡拘束することを防止できる。
程を入れることにより、泡拘束後、再度中間脱水した場
合に、布の片寄りから生ずるアンバランスによる泡立ち
の助長を低減し、再度泡拘束することを防止できる。
【0027】なお、本発明の泡拘束修正工程は特別な濁
度検知器等のすすぎ度の検知装置を用いることなく設け
ることができるので安価にできるという利点もある。
度検知器等のすすぎ度の検知装置を用いることなく設け
ることができるので安価にできるという利点もある。
【図1】本発明の実施例における全自動洗濯機の制御系
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】同じく、洗い工程から運転停止までを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【ず3】同じく図2の続きのフローチャートである。
【図4】中間脱水時の経過時間と脱水槽回転数の関係を
示すものである。
示すものである。
1 水槽 2 脱水槽 12 モータ 18 パルスジェネレータ 19 回転数検知部 21 アンバランス検知装置
Claims (3)
- 【請求項1】 洗い,中間脱水,すすぎ等各工程を所定
のプログラムに従って順次自動的に実行し、中間脱水工
程に脱水槽の回転数を検知する検知手段と、 該回転数がモータ駆動後一定時間内に所定値に達したか
否かを判定する判定手段とを具備した全自動洗濯機にお
いて、脱水槽が所定値に達しない場合は、泡拘束状態に
陥ったと判断し、実行中の主プログラムの中間脱水工程
を中止し、再度前記主プログラムの中間脱水工程に移行
する泡拘束修正工程とを設けたことを特徴とする全自動
洗濯機。 - 【請求項2】 前記泡拘束修正工程を所定回数行って
も、泡拘束が解消されない時は、運転を停止する運転停
止手段と、報知手段とを設けたことを特徴とする請求項
1記載の全自動洗濯機。 - 【請求項3】 前記泡拘束修正工程に、布片寄り修正工
程を設けたことを特徴とする請求項1記載の全自動洗濯
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216909A JP2784107B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216909A JP2784107B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 全自動洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549782A true JPH0549782A (ja) | 1993-03-02 |
JP2784107B2 JP2784107B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=16695821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3216909A Expired - Fee Related JP2784107B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 全自動洗濯機 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2784107B2 (ja) |
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- 1991-08-28 JP JP3216909A patent/JP2784107B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2784107B2 (ja) | 1998-08-06 |
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