JPH0546023A - 現像剤補給方法及びその装置 - Google Patents
現像剤補給方法及びその装置Info
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- JPH0546023A JPH0546023A JP3200166A JP20016691A JPH0546023A JP H0546023 A JPH0546023 A JP H0546023A JP 3200166 A JP3200166 A JP 3200166A JP 20016691 A JP20016691 A JP 20016691A JP H0546023 A JPH0546023 A JP H0546023A
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- nozzle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像剤がこぼれたり、手が汚れたりすること
なく現像剤収容部に対して現像剤を補給する。 【構成】 現像剤収容部5の壁面に設けられ弾性のある
部材で密封された補給用開口部8に、先端が尖突状の充
填ノズル32を挿入し、充填ノズル32から現像剤を吐
出することによって現像剤収容部5内に現像剤を補給す
る。
なく現像剤収容部に対して現像剤を補給する。 【構成】 現像剤収容部5の壁面に設けられ弾性のある
部材で密封された補給用開口部8に、先端が尖突状の充
填ノズル32を挿入し、充填ノズル32から現像剤を吐
出することによって現像剤収容部5内に現像剤を補給す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やファクシミリ、
プリンタ等の電子写真方式で画像を形成する画像形成装
置に用いられる現像装置の現像剤収容部に対して現像剤
を補給する方法及びその装置に関するものである。
プリンタ等の電子写真方式で画像を形成する画像形成装
置に用いられる現像装置の現像剤収容部に対して現像剤
を補給する方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記方式の画像形成装置において
は、装置本体内に設けられた現像装置内に収容された現
像剤が無くなると、現像装置に設けられた補給用開口の
蓋を開いて現像剤を補給するようにしたものがあった
が、装置本体内で現像剤を補給する作業は煩雑でありか
つ装置本体内に現像剤がこぼれて汚れる等の問題がある
ため、装置本体に対して現像装置を着脱可能に装着し、
現像装置内に収容した現像剤が無くなると現像装置を交
換するようにしたものが提案されている。
は、装置本体内に設けられた現像装置内に収容された現
像剤が無くなると、現像装置に設けられた補給用開口の
蓋を開いて現像剤を補給するようにしたものがあった
が、装置本体内で現像剤を補給する作業は煩雑でありか
つ装置本体内に現像剤がこぼれて汚れる等の問題がある
ため、装置本体に対して現像装置を着脱可能に装着し、
現像装置内に収容した現像剤が無くなると現像装置を交
換するようにしたものが提案されている。
【0003】更に、画像担持体や現像装置に対するメン
テナンスを不要ならしめるため、画像担持体や現像装置
を一体化した作像カートリッジを設け、これを装置本体
に着脱自在に装着するようにした画像形成装置も、例え
ば特開昭57−154225号公報や特開昭61−27
9870号公報等にて従来から知られている。
テナンスを不要ならしめるため、画像担持体や現像装置
を一体化した作像カートリッジを設け、これを装置本体
に着脱自在に装着するようにした画像形成装置も、例え
ば特開昭57−154225号公報や特開昭61−27
9870号公報等にて従来から知られている。
【0004】その作像カートリッジにおいては、メンテ
ナンスを不要にするために画像担持体の寿命と作像カー
トリッジ内に収容されている現像剤を消費してしまう時
期とが一致するように現像剤が収容され、作像カートリ
ッジを使い捨てにするように成されている。
ナンスを不要にするために画像担持体の寿命と作像カー
トリッジ内に収容されている現像剤を消費してしまう時
期とが一致するように現像剤が収容され、作像カートリ
ッジを使い捨てにするように成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像担持体
は近年寿命の長いものが比較的簡単に得られるようにな
っているがまだ比較的高価であり、一方画像形成装置は
コンパクト化の要請があって作像カートリッジも小型に
する必要が生じてきているため、画像担持体の寿命に合
わせて現像剤の収容容量を大きくすることはこのような
要請に反することになり、実際にも画像担持体の寿命が
十分残っている状態で作像カートリッジを交換して捨て
てしまわなければならないという問題を生じてきた。
は近年寿命の長いものが比較的簡単に得られるようにな
っているがまだ比較的高価であり、一方画像形成装置は
コンパクト化の要請があって作像カートリッジも小型に
する必要が生じてきているため、画像担持体の寿命に合
わせて現像剤の収容容量を大きくすることはこのような
要請に反することになり、実際にも画像担持体の寿命が
十分残っている状態で作像カートリッジを交換して捨て
てしまわなければならないという問題を生じてきた。
【0006】そこで、作像カートリッジを回収して現像
剤を補給することが考えられ、そのために現像剤収容部
に補給口を設けてその蓋をあけて充填したり、現像剤収
容部にトナーホッパーを嵌着するようにしてトナーホッ
パーごと交換することが考えられるが、その場合現像剤
がこぼれたり、作業者の手が汚れたりするという問題が
あった。
剤を補給することが考えられ、そのために現像剤収容部
に補給口を設けてその蓋をあけて充填したり、現像剤収
容部にトナーホッパーを嵌着するようにしてトナーホッ
パーごと交換することが考えられるが、その場合現像剤
がこぼれたり、作業者の手が汚れたりするという問題が
あった。
【0007】また、この問題は上記のように現像装置を
着脱自在に装着したものについても同様に当てはまる。
着脱自在に装着したものについても同様に当てはまる。
【0008】そこで本発明は、現像剤がこぼれたり、手
が汚れたりすることなく現像剤収容部に対して現像剤を
補給することができる現像剤補給方法及びその装置を提
供するものである。
が汚れたりすることなく現像剤収容部に対して現像剤を
補給することができる現像剤補給方法及びその装置を提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、現像剤収容部の壁面に設けられ弾性のある
部材で密封された補給用開口部に、先端が尖突状の充填
ノズルを挿入し、充填ノズルから現像剤収容部内に現像
剤を吐出することを特徴とする。
するために、現像剤収容部の壁面に設けられ弾性のある
部材で密封された補給用開口部に、先端が尖突状の充填
ノズルを挿入し、充填ノズルから現像剤収容部内に現像
剤を吐出することを特徴とする。
【0010】又、本発明の現像剤補給装置は、先端部が
円錐状又は紡錘状でその側面又は先端にノズル穴を有す
る充填ノズルと、充填ノズルに向けて現像剤を送出する
手段とを備えていることを特徴とする。
円錐状又は紡錘状でその側面又は先端にノズル穴を有す
る充填ノズルと、充填ノズルに向けて現像剤を送出する
手段とを備えていることを特徴とする。
【0011】現像剤を送出する手段としては、充填ノズ
ルに連通する収容空間内に収容されている現像剤を充填
ノズルに向けて押し出す手段にて構成でき、その押し出
し手段としては現像剤を収容したシリンダ部とピストン
部材や、現像剤を収容したチューブにて構成できる。
ルに連通する収容空間内に収容されている現像剤を充填
ノズルに向けて押し出す手段にて構成でき、その押し出
し手段としては現像剤を収容したシリンダ部とピストン
部材や、現像剤を収容したチューブにて構成できる。
【0012】又、現像剤を送出する手段として、現像剤
を気体との混合状態で気体とともに送出する手段にて構
成することもできる。
を気体との混合状態で気体とともに送出する手段にて構
成することもできる。
【0013】又、必要に応じて充填ノズルのノズル穴に
逆止弁機構が設けられる。
逆止弁機構が設けられる。
【0014】
【作用】本発明の上記構成では、先端が尖突状の充填ノ
ズルを、弾性のある部材で密封された補給用開口部に挿
入してこの充填ノズルから現像剤を補給するので、充填
ノズルの外周が密封された状態で現像剤を現像剤収容部
に補給でき、従って充填ノズルを補給用開口部に挿入す
るだけの簡単な作業で、現像剤が外部にこぼれたり、手
が汚れたりすることなく現像剤を補給できる。
ズルを、弾性のある部材で密封された補給用開口部に挿
入してこの充填ノズルから現像剤を補給するので、充填
ノズルの外周が密封された状態で現像剤を現像剤収容部
に補給でき、従って充填ノズルを補給用開口部に挿入す
るだけの簡単な作業で、現像剤が外部にこぼれたり、手
が汚れたりすることなく現像剤を補給できる。
【0015】又、本発明の現像剤補給装置を用いると、
上記補給方法を簡便に実施でき、特に側面にノズル穴を
有する充填ノズルを用いると、その先端が滑らかである
ため充填ノズルの挿入が容易である。又、ノズル穴に逆
止弁機構を設けると充填ノズルの先端部まで現像剤が収
容されていても挿入前に充填ノズルから現像剤がこぼれ
ることがない。又、現像剤の送出手段としてシリンダ部
とピストン部材やチューブを用いると極めて簡単な構成
となり、安価に提供できる。さらに、気体との混合状態
で送出するようにすると、現像剤を確実に安定して送出
できる。
上記補給方法を簡便に実施でき、特に側面にノズル穴を
有する充填ノズルを用いると、その先端が滑らかである
ため充填ノズルの挿入が容易である。又、ノズル穴に逆
止弁機構を設けると充填ノズルの先端部まで現像剤が収
容されていても挿入前に充填ノズルから現像剤がこぼれ
ることがない。又、現像剤の送出手段としてシリンダ部
とピストン部材やチューブを用いると極めて簡単な構成
となり、安価に提供できる。さらに、気体との混合状態
で送出するようにすると、現像剤を確実に安定して送出
できる。
【0016】
【実施例】以下図1〜図4に示す本発明の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0017】図4は作像カートリッジ1を示している。
この作像カートリッジ1は現像装置部2と廃トナー収容
部3とを連結して構成され、かつ廃トナー収容部3の現
像装置部2との連結端部には感光ドラム4が配設されて
いる。
この作像カートリッジ1は現像装置部2と廃トナー収容
部3とを連結して構成され、かつ廃トナー収容部3の現
像装置部2との連結端部には感光ドラム4が配設されて
いる。
【0018】現像装置部2は現像剤を収容する現像剤収
容部5と現像機構部6とを備えている。現像機構部6に
は、感光ドラム4に対して現像剤の均一な薄層を供給し
て感光ドラム4上の静電潜像をトナー現像する現像ロー
ラ7と、現像ローラ7の背部から現像剤を帯電させなが
ら現像ローラ7に供給するファーブラシ8が配設されて
いる。現像ローラ7にはその外周面に供給された現像剤
を均一な薄層に形成する弾性ブレード7aが圧接されて
いる。この弾性ブレード7aはウレタンゴム、シリコー
ンゴム等のゴムブレードやばね用りん青銅、ばね鋼等の
金属ブレードが有用である。
容部5と現像機構部6とを備えている。現像機構部6に
は、感光ドラム4に対して現像剤の均一な薄層を供給し
て感光ドラム4上の静電潜像をトナー現像する現像ロー
ラ7と、現像ローラ7の背部から現像剤を帯電させなが
ら現像ローラ7に供給するファーブラシ8が配設されて
いる。現像ローラ7にはその外周面に供給された現像剤
を均一な薄層に形成する弾性ブレード7aが圧接されて
いる。この弾性ブレード7aはウレタンゴム、シリコー
ンゴム等のゴムブレードやばね用りん青銅、ばね鋼等の
金属ブレードが有用である。
【0019】廃トナー収容部3において、感光ドラム4
の背部にはクリーニングブレード9が圧接させられ、こ
れによって感光ドラム4上から掻き取られた残留トナー
が廃トナー収容部3内に収容される。この収容のために
廃トナー収容部3の感光ドラム4の後方の底部近くにパ
ドル10が設けられ、感光ドラム4から掻き取られたト
ナーを廃トナー収容部3内に掻き込むようになってい
る。又、感光ドラム4の上部位置、即ちクリーニングブ
レード9より感光ドラム4回転方向下手位置に、感光ド
ラム4を均一に帯電する帯電チャージャ11が配設され
ている。
の背部にはクリーニングブレード9が圧接させられ、こ
れによって感光ドラム4上から掻き取られた残留トナー
が廃トナー収容部3内に収容される。この収容のために
廃トナー収容部3の感光ドラム4の後方の底部近くにパ
ドル10が設けられ、感光ドラム4から掻き取られたト
ナーを廃トナー収容部3内に掻き込むようになってい
る。又、感光ドラム4の上部位置、即ちクリーニングブ
レード9より感光ドラム4回転方向下手位置に、感光ド
ラム4を均一に帯電する帯電チャージャ11が配設され
ている。
【0020】なお、感光ドラム4はアルミニウム等の金
属基台の表面に酸化亜鉛、セレンや有機光導電性材料等
の光導電層を形成したものであり、画像露光によって静
電潜像を形成する。又、感光ドラム4と現像ローラ7と
は双方の軸に設けた位置決めローラ(図示せず)同士を
当接させて所定のギャップを保っている。
属基台の表面に酸化亜鉛、セレンや有機光導電性材料等
の光導電層を形成したものであり、画像露光によって静
電潜像を形成する。又、感光ドラム4と現像ローラ7と
は双方の軸に設けた位置決めローラ(図示せず)同士を
当接させて所定のギャップを保っている。
【0021】現像剤収容部5内には現像剤をファーブラ
シ8に供給しながら撹拌する現像剤供給パドル12と、
トナーのブロック化を防止する撹拌翼13とが設けられ
ている。現像剤収容部5の上部開口14には蓋15が装
着され、接着や溶着等適宜な方法で一体固着されてい
る。この蓋15には、空気抜き穴16が形成されるとと
もに、半透膜17によって閉じられている。半透膜17
は空気を通して現像剤を通さない性質のものを採用して
いる。
シ8に供給しながら撹拌する現像剤供給パドル12と、
トナーのブロック化を防止する撹拌翼13とが設けられ
ている。現像剤収容部5の上部開口14には蓋15が装
着され、接着や溶着等適宜な方法で一体固着されてい
る。この蓋15には、空気抜き穴16が形成されるとと
もに、半透膜17によって閉じられている。半透膜17
は空気を通して現像剤を通さない性質のものを採用して
いる。
【0022】現像剤収容部5の側壁には、現像剤補給用
の開口部18が形成され、その内面側に開口部18の周
縁の外側に適当な距離をあけて矩形状の枠19が突設さ
れている。この枠19内には独立発泡スポンジ等の弾性
体から成るとともに開口部18の中央部を横断する切断
面21にて2分割された弾性封止体20が圧縮状態で圧
入され、枠19の内面及び側壁内面に接着されている。
又、弾性封止体20の切断面21は、図1に仮想線で示
すように、圧縮前の自然状態では現像剤収容部5の外側
に向かって互いに広がるように傾斜して形成されてお
り、枠19内に圧入した状態で図1に矢印で示すように
切断面21における圧接力が現像剤収容部5内に近づく
程高くなるようにしている。
の開口部18が形成され、その内面側に開口部18の周
縁の外側に適当な距離をあけて矩形状の枠19が突設さ
れている。この枠19内には独立発泡スポンジ等の弾性
体から成るとともに開口部18の中央部を横断する切断
面21にて2分割された弾性封止体20が圧縮状態で圧
入され、枠19の内面及び側壁内面に接着されている。
又、弾性封止体20の切断面21は、図1に仮想線で示
すように、圧縮前の自然状態では現像剤収容部5の外側
に向かって互いに広がるように傾斜して形成されてお
り、枠19内に圧入した状態で図1に矢印で示すように
切断面21における圧接力が現像剤収容部5内に近づく
程高くなるようにしている。
【0023】以上のように構成された作像カートリッジ
1は、図示は省略するが、例えばプリンタにおける上下
に開閉可能な上部フレームに装着され、上部フレームを
下部フレームに対して閉じたとき、図4に示すように、
下部フレーム側に設けられている転写チャージャ30と
の間にプリントのための通紙パス31を形成する。又、
上部フレームの作像カートリッジ1を装着する部分の上
部には、レーザ・スキャン・ユニットが配設され、パー
ソナルコンピュータやイメージリーダ等により与えられ
る画像信号に応じて変調したレーザ光をポリゴンミラー
等の適宜な走査手段により偏向して感光ドラム4に投光
し、感光ドラム4上に画像露光を行い、帯電チャージャ
11にて一様に帯電された感光ドラム4に静電潜像を形
成する。
1は、図示は省略するが、例えばプリンタにおける上下
に開閉可能な上部フレームに装着され、上部フレームを
下部フレームに対して閉じたとき、図4に示すように、
下部フレーム側に設けられている転写チャージャ30と
の間にプリントのための通紙パス31を形成する。又、
上部フレームの作像カートリッジ1を装着する部分の上
部には、レーザ・スキャン・ユニットが配設され、パー
ソナルコンピュータやイメージリーダ等により与えられ
る画像信号に応じて変調したレーザ光をポリゴンミラー
等の適宜な走査手段により偏向して感光ドラム4に投光
し、感光ドラム4上に画像露光を行い、帯電チャージャ
11にて一様に帯電された感光ドラム4に静電潜像を形
成する。
【0024】感光ドラム4上の静電潜像は現像装置部2
で現像され、さらに通紙パス31を搬送されてくる転写
紙の裏側から転写チャージャ30が作用して感光ドラム
4上に形成された現像後のトナー像は転写紙上に転写さ
れる。
で現像され、さらに通紙パス31を搬送されてくる転写
紙の裏側から転写チャージャ30が作用して感光ドラム
4上に形成された現像後のトナー像は転写紙上に転写さ
れる。
【0025】次に、現像剤収容部5に対して現像剤を補
給するための現像剤補給装置について図3を参照して説
明する。図3において、現像剤補給装置35は一端部に
充填ノズル32を備えている。この充填ノズル32は、
図1、図2に詳細に示すように、切断面21に容易に挿
入できるようにその先端部が紡錘状に形成されており、
ノズル穴33がその側面に形成されている。また、ノズ
ル穴33には逆止弁状の舌片34が装着されている。こ
のような充填ノズル32がシリンダ部36の一端に形成
され、そのシリンダ部36内に現像剤が収容されてい
る。又、シリンダ部36の他端側からはピストン部材3
7が嵌合されており、押込軸38にてこのピストン部材
37をシリンダ部36内に押し込むことによって現像剤
がノズル穴33から吐出するように構成されている。
給するための現像剤補給装置について図3を参照して説
明する。図3において、現像剤補給装置35は一端部に
充填ノズル32を備えている。この充填ノズル32は、
図1、図2に詳細に示すように、切断面21に容易に挿
入できるようにその先端部が紡錘状に形成されており、
ノズル穴33がその側面に形成されている。また、ノズ
ル穴33には逆止弁状の舌片34が装着されている。こ
のような充填ノズル32がシリンダ部36の一端に形成
され、そのシリンダ部36内に現像剤が収容されてい
る。又、シリンダ部36の他端側からはピストン部材3
7が嵌合されており、押込軸38にてこのピストン部材
37をシリンダ部36内に押し込むことによって現像剤
がノズル穴33から吐出するように構成されている。
【0026】次に、現像剤の補給動作について説明す
る。画像形成動作を繰り返すことによって作像カートリ
ッジ1の現像剤収容部5内に収容されている現像剤が無
くなると、作像カートリッジ1は新しいものと交換され
る。そして、現像剤の無くなった作像カートリッジ1は
回収され、現像剤収容部5内に現像剤を補給して感光ド
ラム4等が寿命になるまで再使用される。
る。画像形成動作を繰り返すことによって作像カートリ
ッジ1の現像剤収容部5内に収容されている現像剤が無
くなると、作像カートリッジ1は新しいものと交換され
る。そして、現像剤の無くなった作像カートリッジ1は
回収され、現像剤収容部5内に現像剤を補給して感光ド
ラム4等が寿命になるまで再使用される。
【0027】この現像剤の補給時には、図1、図2に示
すように、現像剤をノズル穴33から吐出可能な充填ノ
ズル32を開口部18及び弾性封止体20の切断面21
を貫通させて現像剤収容部5内に挿入する。充填ノズル
32を挿入すると、弾性体から成る封止体20の互いに
圧接された切断面21が図2の如く充填ノズル32の外
周に密着するため、ピストン部材37をシリンダ部36
内に押し込むことによって現像剤が外部に洩れ出す恐れ
のない状態でこの充填ノズル32から現像剤収容部5内
に現像剤を補給できる。特に、弾性封止体20を独立発
泡スポンジにて構成しているため密閉性が良くかつ変形
性が良く、充填ノズル32の挿入が容易でかつ密着性が
よい。更に切断面21の圧接力を現像剤収容部5内に近
づく程高くしているため、一層充填ノズル32の挿入が
容易でかつ密着性が良くなる。また、この充填ノズル3
2による現像剤の補給時には現像剤は空気とともに吐出
されるが、蓋15に半透膜17で閉じた空気抜き穴16
を設けているので、この現像剤の補給に伴う現像剤収容
部5内の余分な空気は外部に排出される。そのため、現
像剤を円滑に補給できるとともに、現像剤の補給に伴う
吹き返しによって充填ノズル32の周囲に微細な隙間を
生じて現像剤が外部に吹き出すというようなこともな
い。かくして、充填ノズル32を差し込むだけの簡単な
作業で、現像剤が外部にこぼれたり、手が汚れたりする
ことなく現像剤を補給できる。
すように、現像剤をノズル穴33から吐出可能な充填ノ
ズル32を開口部18及び弾性封止体20の切断面21
を貫通させて現像剤収容部5内に挿入する。充填ノズル
32を挿入すると、弾性体から成る封止体20の互いに
圧接された切断面21が図2の如く充填ノズル32の外
周に密着するため、ピストン部材37をシリンダ部36
内に押し込むことによって現像剤が外部に洩れ出す恐れ
のない状態でこの充填ノズル32から現像剤収容部5内
に現像剤を補給できる。特に、弾性封止体20を独立発
泡スポンジにて構成しているため密閉性が良くかつ変形
性が良く、充填ノズル32の挿入が容易でかつ密着性が
よい。更に切断面21の圧接力を現像剤収容部5内に近
づく程高くしているため、一層充填ノズル32の挿入が
容易でかつ密着性が良くなる。また、この充填ノズル3
2による現像剤の補給時には現像剤は空気とともに吐出
されるが、蓋15に半透膜17で閉じた空気抜き穴16
を設けているので、この現像剤の補給に伴う現像剤収容
部5内の余分な空気は外部に排出される。そのため、現
像剤を円滑に補給できるとともに、現像剤の補給に伴う
吹き返しによって充填ノズル32の周囲に微細な隙間を
生じて現像剤が外部に吹き出すというようなこともな
い。かくして、充填ノズル32を差し込むだけの簡単な
作業で、現像剤が外部にこぼれたり、手が汚れたりする
ことなく現像剤を補給できる。
【0028】また、蓋15に空気抜き穴16と半透膜1
7を設けたことにより、作像カートリッジ1の取り扱い
中に作像カートリッジ1を把持する外力が現像剤収容部
5に作用して捩れや凹み等の変形を生じ、その容積が縮
小するようなことがあっても、容積縮小に伴う空気の噴
き出しが抵抗の少ない半透膜17の部分を通じて行われ
るため、現像ローラ7の部分から外部に現像剤が吹き出
すのを防止できる。
7を設けたことにより、作像カートリッジ1の取り扱い
中に作像カートリッジ1を把持する外力が現像剤収容部
5に作用して捩れや凹み等の変形を生じ、その容積が縮
小するようなことがあっても、容積縮小に伴う空気の噴
き出しが抵抗の少ない半透膜17の部分を通じて行われ
るため、現像ローラ7の部分から外部に現像剤が吹き出
すのを防止できる。
【0029】図5に現像剤補給装置の第2の実施例を示
す。図5に示す現像剤補給装置39は、現像剤を収容し
たチューブ40の開口部を、充填ノズル42を有する口
金部材41に一体固着して構成され、チューブ40を絞
ることによって現像剤を充填ノズル32から吐出させ
る。尚、その充填ノズル42は先端面にノズル穴43が
形成され、キャップ43aにて閉蓋されている。
す。図5に示す現像剤補給装置39は、現像剤を収容し
たチューブ40の開口部を、充填ノズル42を有する口
金部材41に一体固着して構成され、チューブ40を絞
ることによって現像剤を充填ノズル32から吐出させ
る。尚、その充填ノズル42は先端面にノズル穴43が
形成され、キャップ43aにて閉蓋されている。
【0030】図6に現像剤補給装置の第3の実施例を示
す。図6に示す現像剤補給装置44は、一端に充填ノズ
ル32を有する筒状容器45内に現像剤を収容して成
り、筒状容器45の他端にはガス注入口46が形成され
ると共に、炭酸ガスボンベ47等のガスボンベが連結さ
れている。
す。図6に示す現像剤補給装置44は、一端に充填ノズ
ル32を有する筒状容器45内に現像剤を収容して成
り、筒状容器45の他端にはガス注入口46が形成され
ると共に、炭酸ガスボンベ47等のガスボンベが連結さ
れている。
【0031】この連結は筒状容器45の前記他端に形成
された太鼓型で圧縮可能な連結筒45aに、この連結筒
45aの後端内周の凹溝45bと、ガスボンベ47の先
端肩部にある縁巻部47aとの無理嵌めによって確固に
なされている。
された太鼓型で圧縮可能な連結筒45aに、この連結筒
45aの後端内周の凹溝45bと、ガスボンベ47の先
端肩部にある縁巻部47aとの無理嵌めによって確固に
なされている。
【0032】ガスボンベ47の形状や材質によっては接
着または溶着にて連結することもできる。場合によって
は締結バンド等を補助的に用いることもできる。
着または溶着にて連結することもできる。場合によって
は締結バンド等を補助的に用いることもできる。
【0033】この連結状態でガスボンベ47の注入ノズ
ル47aは筒状容器45のガス注入口46の奥部いっぱ
いまで挿入されている。
ル47aは筒状容器45のガス注入口46の奥部いっぱ
いまで挿入されている。
【0034】これによってガスボンベ47を筒状容器4
5側に押圧すると、ガスボンベ47は連結筒45aの圧
縮を伴って筒状容器45に近づき、注入ノズル47aが
筒状容器45によってガスボンベ47に押し込まれる。
5側に押圧すると、ガスボンベ47は連結筒45aの圧
縮を伴って筒状容器45に近づき、注入ノズル47aが
筒状容器45によってガスボンベ47に押し込まれる。
【0035】したがって注入ノズル47aは開かれ、ガ
スボンベ47内のガスがガス注入口46から筒状容器4
5内に流れ込んで充填ノズル32から流出しようとし、
このガス流にて筒状容器45内の現像剤を充填ノズル3
2から吐出させる。
スボンベ47内のガスがガス注入口46から筒状容器4
5内に流れ込んで充填ノズル32から流出しようとし、
このガス流にて筒状容器45内の現像剤を充填ノズル3
2から吐出させる。
【0036】上記実施例では、切断面21を形成した弾
性封止体20を開口部18に配置した例を示したが、開
口部18に弾性シートを貼り付け、現像剤補給時にはこ
の弾性シートを貫通させて充填ノズル32を挿入し、現
像剤補給後にその上に又は前の弾性シートを剥がして再
び開口部18を密封するように別の弾性シートを貼り付
けるようにしてもよい。
性封止体20を開口部18に配置した例を示したが、開
口部18に弾性シートを貼り付け、現像剤補給時にはこ
の弾性シートを貫通させて充填ノズル32を挿入し、現
像剤補給後にその上に又は前の弾性シートを剥がして再
び開口部18を密封するように別の弾性シートを貼り付
けるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、先端が尖突状の充填ノ
ズルを、弾性のある部材で密封された補給用開口部に挿
入してこの充填ノズルから現像剤を補給するので、充填
ノズルの外周が密封された状態で現像剤を現像剤収容部
に補給でき、従って充填ノズルを補給用開口部に挿入す
るだけの簡単な作業で、現像剤が外部にこぼれたり、手
が汚れたりすることなく現像剤を補給できるという効果
を発揮する。
ズルを、弾性のある部材で密封された補給用開口部に挿
入してこの充填ノズルから現像剤を補給するので、充填
ノズルの外周が密封された状態で現像剤を現像剤収容部
に補給でき、従って充填ノズルを補給用開口部に挿入す
るだけの簡単な作業で、現像剤が外部にこぼれたり、手
が汚れたりすることなく現像剤を補給できるという効果
を発揮する。
【0038】又、本発明の現像剤補給装置を用いると、
上記補給方法を簡便に実施でき、特に側面にノズル穴を
有する充填ノズルを用いると、その先端が滑らかである
ため充填ノズルの挿入が容易である。又、ノズル穴に逆
止弁機構を設けると充填ノズルの先端部まで現像剤が収
容されていても挿入前に充填ノズルから現像剤がこぼれ
ることがない。又、現像剤の送出手段としてシリンダ部
とピストン部材やチューブを用いると極めて簡単な構成
となり、安価に提供できる。さらに、気体との混合状態
で送出するようにすると、現像剤を確実に安定して送出
できる等の効果が得られる。
上記補給方法を簡便に実施でき、特に側面にノズル穴を
有する充填ノズルを用いると、その先端が滑らかである
ため充填ノズルの挿入が容易である。又、ノズル穴に逆
止弁機構を設けると充填ノズルの先端部まで現像剤が収
容されていても挿入前に充填ノズルから現像剤がこぼれ
ることがない。又、現像剤の送出手段としてシリンダ部
とピストン部材やチューブを用いると極めて簡単な構成
となり、安価に提供できる。さらに、気体との混合状態
で送出するようにすると、現像剤を確実に安定して送出
できる等の効果が得られる。
【図1】現像剤の補給作業を示す要部の断面図である。
【図2】現像剤を補給状態を示す要部の断面図である。
【図3】現像剤補給装置の第1の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】現像装置を備えた作像カートリッジの断面図で
ある。
ある。
【図5】現像剤補給装置の第2の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】現像剤補給装置の第3の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
5 現像剤収容部 18 開口部 20 弾性封止体 32 充填ノズル 33 ノズル穴 34 逆止弁状の舌片 35 現像剤補給装置 36 シリンダ部 37 ピストン部材 39 現像剤補給装置 40 チューブ 42 充填ノズル 43 ノズル穴 44 現像剤補給装置 45 筒状容器 46 ガス注入口 47 ガスボンベ 47a 注入ノズル
Claims (8)
- 【請求項1】 現像剤収容部の壁面に設けられ弾性のあ
る部材で密封された補給用開口部に、先端が尖突状の充
填ノズルを挿入し、充填ノズルから現像剤収容部内に現
像剤を吐出することを特徴とする現像剤補給方法。 - 【請求項2】 先端部が円錐状又は紡錘状でその側面に
ノズル穴を有する充填ノズルと、充填ノズルに向けて現
像剤を送出する手段とを備えていることを特徴とする現
像剤補給装置。 - 【請求項3】 先端部が円錐状又は紡錘状でその先端に
ノズル穴を有する充填ノズルと、充填ノズルに向けて現
像剤を送出する手段とを備えていることを特徴とする現
像剤補給装置。 - 【請求項4】 現像剤を送出する手段は、充填ノズルに
連通する収容空間内に収容されている現像剤を充填ノズ
ルに向けて押し出す手段にて構成されていることを特徴
とする請求項2又は3記載の現像剤補給装置。 - 【請求項5】 現像剤を送出する手段が、一端に充填ノ
ズルを接合されかつ内部に現像剤を収容したシリンダ部
と、シリンダ部の他端側から嵌合されたピストン部材か
ら成ることを特徴とする請求項4記載の現像剤補給装
置。 - 【請求項6】 現像剤を送出する手段が、一端に充填ノ
ズルを接合されかつ内部に現像剤を収容したチューブか
ら成ることを特徴とする請求項4記載の現像剤補給装
置。 - 【請求項7】 現像剤を送出する手段が、現像剤を気体
との混合状態で気体とともに送出する手段から成ること
を特徴とする請求項2又は3記載の現像剤補給装置。 - 【請求項8】 充填ノズルのノズル穴に逆止弁機構を設
けたことを特徴とする請求項2又は3記載の現像剤補給
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3200166A JPH0546023A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 現像剤補給方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3200166A JPH0546023A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 現像剤補給方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546023A true JPH0546023A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16419892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3200166A Pending JPH0546023A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 現像剤補給方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546023A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005352159A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Canon Inc | 現像剤補給容器 |
US7555248B2 (en) * | 2005-02-25 | 2009-06-30 | Kyocera Mita Corporation | Developing unit connection for toner supply device |
WO2014142361A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Ricoh Company, Limited | Powder container and image forming apparatus |
JP2014178611A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | 粉体収納容器及び画像形成装置 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3200166A patent/JPH0546023A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005352159A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Canon Inc | 現像剤補給容器 |
US7555248B2 (en) * | 2005-02-25 | 2009-06-30 | Kyocera Mita Corporation | Developing unit connection for toner supply device |
WO2014142361A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Ricoh Company, Limited | Powder container and image forming apparatus |
JP2014178611A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | 粉体収納容器及び画像形成装置 |
US9423720B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-08-23 | Ricoh Company, Limited | Powder container and image forming apparatus |
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