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JPH0545960A - 複写機の管理装置 - Google Patents

複写機の管理装置

Info

Publication number
JPH0545960A
JPH0545960A JP3203063A JP20306391A JPH0545960A JP H0545960 A JPH0545960 A JP H0545960A JP 3203063 A JP3203063 A JP 3203063A JP 20306391 A JP20306391 A JP 20306391A JP H0545960 A JPH0545960 A JP H0545960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
copies
identification number
personal identification
copying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3203063A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidefumi Nishitsuji
秀文 西辻
Masafumi Yamagami
雅史 山上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3203063A priority Critical patent/JPH0545960A/ja
Publication of JPH0545960A publication Critical patent/JPH0545960A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、複写機の管理装置に関し、暗証番号
別、すなわち部門別に複写枚数を集計・表示し、正確な
複写枚数の管理ができ、かつ適正なコピー料金が請求で
き、また紙質別縦折り、穴あけ、捺印等処理別の複写枚
数の集計・表示ができ、さらにまた、日時を参照にして
当日・週・月別に複写枚数の集計および累計を容易に正
確にでき、さらにまた、コピーサービス用に暗証番号を
入力してコピーするモードと、オフィス用に暗証番号な
しでコピーするモードとの切替使用できることを目的と
する。 【構成】複数の登録暗証番号を記憶可能な記憶手段23
と、暗証番号および操作条件を入力可能な入力操作手段
3と、入力された暗証番号と登録暗証番号とを比較して
一致した場合のみコピー動作を開始させる制御手段2
と、登録された登録暗証番号に対応して複写用紙の複写
枚数を集計する集計手段2、18、59と、集計された複写
枚数を表示する表示手段4と、を備え、複写機を制御管
理10するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機の管理装置、例
えば、複写機等の複写用紙の枚数管理をする複写機の管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機の管理装置としては、例え
ば、特開昭60−10270号公報に記載されたような
ものがある。これは、複写毎に複写用紙のサイズと複写
枚数と、これらの登録手段を設けることにより、複写用
紙をサイズ別に枚数管理できるようにして、消耗品管理
を確実にしたものである。これでは、複写をした使用者
毎、または使用部門毎の枚数管理はできない。
【0003】また、従来社内のコピーサービスセンター
等に、コピーサービス用の複写機を設置し、社内の各部
門のコピーサービスをする場合がある。この場合、コピ
ーサービスセンターには、社内の各部門からコピー依頼
のために、たくさんの人が訪れコピーを実施し、後日、
複写枚数、用紙種、および穴あけ処理、捺印処理および
紙折り処理等処理別に集計処理をしている。従来は、伝
票などにコピー依頼者が直接記入して、コピーサービス
センターに提供し、この伝票に基づき集計処理がなされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の複写機の枚数管理にあっては、伝票の記入忘
れ、複写枚数の記入間違いがあったり、複写の枚数管理
が不確実になるという問題点がある。また、枚数管理の
ために伝票を用いると、伝票の仕分け、複写枚数の集計
さらに、コピー料金の請求等多大の人手と時間がかか
り、また、伝票不所持のまま複写し、後日持参するのを
失念されると、複写機の計数した実際のコピー枚数と、
伝票上のコピー枚数が不一致となるという問題点があ
る。
【0005】さらに、コピーサービス作業者のミスによ
り変倍率を間違えたり、濃度設定を間違えたりして未完
成のコピーが発生する場合があるが、これらのコピー時
の複写枚数を集計すると、集計枚数が、実際の完全な用
紙の複写枚数より過大となり、このままでは、コピー料
金を過大に請求することになるという問題点がある。そ
こで本発明は、登録暗証番号を記憶する記憶手段、入力
された暗証番号と登録暗証番号と一致したときのみ、コ
ピー動作を開始可能にする制御手段、排紙センサからの
入力信号により複写枚数をカウントし、ミスコピー分の
枚数を減算して正確な複写枚数を集計することにより、
暗証番号別、すなわち部門別に複写枚数を集計・表示
し、正確な複写枚数の管理ができ、かつ適正なコピー料
金が請求でき、また、紙質判別手段を設けて紙質別にも
集計でき、さらにまた、紙折り手段、穴あけ手段、捺印
手段を設けて、それぞれ部門別・処理別の複写枚数の集
計・表示ができ、さらにまた、日時を参照にして当日・
週・月別に複写枚数の集計および累計を容易に正確にで
き、さらにまた、コピーモードのモード切替手段を設
け、コピーモードを切替えることにより、コピーサービ
ス用に暗証番号を入力してコピーするモードと、オフィ
ス用に暗証番号なしでコピーするモードとの切替使用が
できる複写機の管理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、複
数の登録暗証番号を記憶可能な記憶手段と、暗証番号お
よび操作条件を入力可能な入力操作手段と、入力された
暗証番号と登録暗証番号とを比較して一致した場合のみ
コピー動作を開始させる制御手段と、記憶され登録され
た登録暗証番号に対応して複写用紙の複写枚数を集計す
る集計手段と、集計された複写枚数を表示する表示手段
と、を備え、複写機を制御管理することを特徴とし、本
発明の請求項2は、請求項1記載の複写機の管理装置に
おいて、前記複写用紙の紙質を判別する紙質判別手段を
備え、前記複写枚数を複写用紙の紙質別に集計すること
を特徴とし、本発明の請求項3は、請求項1記載の複写
機の管理装置において、前記複写用紙を折り曲げる紙折
り手段を備え、前記複写枚数を紙折りの有無別に集計・
表示することを特徴とし、本発明の請求項4は、請求項
1記載の複写機の管理装置において、前記複写用紙の所
定位置に穴あけする穴あけ手段を備え、前記複写枚数を
穴あけの有無別に集計・表示することを特徴とし、本発
明の請求項5は、請求項1記載の複写機の管理装置にお
いて、前記複写用紙に捺印を押す捺印手段を備え、前記
複写枚数を捺印の有無別に集計・表示することを特徴と
し、本発明の請求項6は、請求項1記載の複写機の管理
装置において、前記制御手段は、月日および時間を参照
できる日時参照機能を有し、登録暗証番号毎に登録暗証
番号の登録後の累計の複写枚数と当日の複写枚数とをそ
れぞれ集計・表示できることを特徴とし、本発明の請求
項7は、請求項1記載の複写機の管理装置において、前
記制御手段は、前記暗証番号の入力によりコピー動作を
開始可能にするモードと、前記暗証番号の入力不要でコ
ピー動作を開始可能にするモードとのコピーモード切替
手段を有することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の請求項1では、使用者が入力操作手段
により暗証番号を入力すると、制御手段が入力された暗
証番号を予め登録された登録暗証番号と比較し、一致し
たときのみコピー動作を開始させ、集計手段が登録暗証
番号に対応して複写枚数を集計し、表示手段が表示す
る。
【0008】本発明の請求項2では、請求項1記載の複
写機の管理装置で、紙質判別手段が複写用紙の紙質を判
別し、この判別結果に基づき、集計手段が紙質別に複写
枚数を集計する。本発明の請求項3では、請求項1記載
の複写機の管理装置の入力操作手段が暗証番号および操
作条件として紙折り操作開始キーを入力すると、紙折り
手段が複写用紙の折り曲げを開始し、集計手段が紙折り
の有無別に集計し、表示手段が表示をする。
【0009】本発明の請求項4では、請求項1記載の複
写機の管理装置の入力操作手段が暗証番号および操作条
件として穴あけ操作開始キーを入力すると、穴あけ手段
が複写用紙の所定位置に穴あけを開始し、集計手段が穴
あけの有無別に集計し、表示手段が表示する。本発明の
請求項5では、請求項1記載の複写機の管理装置の入力
操作手段が暗証番号および操作条件として捺印操作開始
キーを入力すると、捺印手段が複写用紙に捺印を押し、
集計手段が捺印の有無別に集計し、表示手段が表示す
る。
【0010】本発明の請求項6では、請求項1記載の複
写機の管理装置において、使用者が複写機の電源を入れ
ると、制御手段が月日および時間を参考にして記憶手段
の日時を必要に応じて改め、集計手段が登録後の累計の
複写枚数および当日の複写枚数をそれぞれ集計し、表示
手段が表示する。本発明の請求項7では、請求項1記載
の複写機の管理装置の制御手段がコピーモード切替手段
を有しているので、このコピーモード切替手段を切替え
ることにより、暗証番号の入力不要でコピー動作が開始
可能、または、暗証番号の入力によりコピー動作が開始
可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜17は本発明の請求項1〜7に係る複写機の管
理装置の一実施例を示す図であり、複写機に適用した場
合である。まず、構成について説明する。図1におい
て、1は複写機であり、複写機1は周辺機として図示し
ていないが、紙折り機5およびソータに連結されてい
る。複写機1は装置本体1Aの上部前側に本発明の複写
機の管理装置10の主要部を有し、この管理装置10は、複
写機1の作動を管理制御する制御手段である制御部2
と、制御部2の外側に設けられ、制御部2に各種の入力
キーにより暗証番号および操作条件を入力操作できる入
力操作手段である入力操作部3と、入力操作した結果を
必要に応じてLCD表示をする表示手段である表示部4
と、を有している。
【0012】また、複写機1は、複写機1の本体とし
て、装置本体1Aの上部に設けられ、挿入された原稿8
をリピート枚数分だけ露光位置に循環して搬送可能な原
稿搬送部11と露光位置の原稿8を照明し、原稿8の画像
を装置本体1Aの中心部の感光体ドラム上に光学的に結
像させる照明光学部12と、を有している。装置本体1A
の中心部には感光体ドラムを中心に、この周辺に通常の
現像ユニット、転写ユニット、クリーニングユニット等
を有するドラム回り部15が構成されている。13は給紙部
であり、給紙部13には普通紙および必要時に第2原図用
紙のトレーシングペーパー(以下、トレペ紙という)等
の複写用紙である用紙9がセットされている。これら普
通紙とトレペ紙を切替えて給紙するための切替ソレノイ
ド13Aが設けられている。給紙部13は原稿8の動きと同
期をとって用紙9を紙搬送部14を介して、ドラム回り部
15に給紙可能である。16は定着部であり、定着部16は転
写ユニットにて用紙9上に転写されたトナー像を定着
し、排紙部17に搬送する。排紙部17は図1(b)に示す
ように、排紙部17を通して排紙トレイ17Aに排出すると
ともに、周辺機としての紙折り機5またはソータへ切換
可能な紙折り機切換爪17Bおよびソータ切換爪17Cを有
している。
【0013】ソータ切換爪17Cの近傍には排紙センサ18
が設けられ後述の制御部2の入力制御素子26に接続し、
排紙センサ18は入力制御素子26を介してCPU21に用紙
9の用紙カウント信号を発信する。紙折り機切換爪17B
およびソータ切換爪17Cにはそれぞれを作動させるため
のソレノイドが設けられ、入力操作部3のモード選択キ
ー32により、それぞれの搬送路の切替えがなされる。例
えば、紙折りモードが選択され、紙折り機切換爪17Bの
ソレノイドがONすると、紙折り機切換爪17Bは用紙9
を紙折り機5へ搬送可能に切換えられ、また、ソートモ
ードが選択され、ソート切換爪17CのソレノイドがON
すると、ソート切換爪17Cは用紙9をソータへ搬送可能
に切換えられる。
【0014】紙折り機5は、図3に示すように、機本体
5aの上部から下部に向かって、用紙9を折り曲げる紙
折り手段である紙折りユニット5Aと、用紙9の所定位
置に穴あけをする穴あけ手段であるパンチユニット5B
および用紙9に捺印を押す捺印手段であるスタンパユニ
ット5Cとを備えている。紙折りユニット5Aはさら
に、機本体5aの上部から中部に縦折りユニット52と、
90°ユニット53、羽根折りユニット54を備えている。こ
れら紙折り機5は1つの搬送路により連結され、それぞ
れモード選択キー32により選択され、紙折りモード時、
パンチモード時およびスタンパモード時に実施される。
また、これらのモードは同時にも選択できるようになさ
れている。
【0015】縦折りユニット52は、図4(a)〜(g)
に示すように、複写機1の排紙部17から入口ゲート51に
送られた用紙9を、図4(b)に示す右側レジスタ52a
に突き当て、端面52bを折り、手前レジスタ52cに寄
せ、手前レジスタ52cに当たったままさらにローラ対52
dに喰え込ませて縦折りされ、90°ユニット53に搬送す
るようになされる。90°ユニット53は、図5(a)〜
(d)に示すように、奥レジスタ53aに搬送され、次い
で手前レジスタ53bに寄せた後、羽根折りユニット54に
搬送されるようになされている。羽根折りユニット54
は、図6(a)〜(i)に示すように、用紙9を上羽根
ガイド54aに送られA2レジスタ54bに突き当て、次い
で、さらに用紙9を送って下ローラ54cに喰わえ込ま
せ、下羽根ガイド54dに送り込み、再びレジスタ54eに
突当て、上羽根ガイド54aと同様に用紙9が紙折りさ
れ、パンチユニット5Bに搬送されるようになされてい
る。
【0016】パンチユニット5Bに搬送された用紙9は
図7(a)〜(e)に示す手前レジスタ55aに寄せられ
ながらパンチレジスタ55bに当接され後、パンチレジス
タソレノイド55cがONすることによりパンチ穴が開け
られ、パンチレジスタ55bが下がるとともにパンチ出口
コロによりスタンパユニット5Cに搬送されるようにな
されている。
【0017】スタンパユニット5Cでは図3に示すパン
チユニット5Bの出口にあるスタンパスタートセンサ56
Aが用紙9を検知すると、タイミングをとり、図示して
いないが加圧ソレノイドとステッピングモータがON
し、図8に示す5つの捺印部材である印判56Bを外周面
に有するドラム56Cが回転を始める。印判56Bは図示し
ていないインクローラと接した後用紙9に捺印するよう
になされている。捺印の終了した用紙9は図3に示す縦
搬送ユニット57に搬送され、縦搬送ユニット57の上側の
排紙ユニット58を通し排紙される。59は紙折り機の排紙
センサであり、紙折り機の排紙センサ59は排紙ユニット
58内に設けられ紙折り機5から排出される用紙9をカウ
ントし、用紙カウント信号を制御部2に発信する。
【0018】制御部2は、図9に示すように、複写機1
内の入力操作部3、表示部4、および複写機1の周辺機
である紙折り機5、ソータおよび各種排紙センサ18、59
に接続し、入力操作部3および排紙センサ18、59からの
入力信号である用紙カウント信号に基づき表示部4に表
示するとともに登録暗証番号の記憶、複写枚数の集計、
入力された暗証番号と登録暗証番号との比較、各種手段
の制御、複写機1および紙折り機5を作動制御する。す
なわち、制御部2は記憶手段、制御手段、集計手段、日
時参照機能、コピーモード切替手段としての機能を有
し、CPU21、RAM22、不揮発生メモリ(以下、NV
Mという)23、ROM24、制御基板に設けられたDIP
スイッチ(以下、DIPSWという)25、入力制御素子
26、LCD制御素子27、出力制御素子28、時計素子29に
より構成されている。DIPSW25の設けられた制御基
板は複写機1の外装カバー内に設けられ、コピーサービ
ス作業者のみがDIPSW25をON、OFFすることが
できる。DIPSW25は1番から8番まで8個を有し、
DIPSW1番25AをONすることにより登録暗証番号
が登録可能になり、DIPSW2番25BをONすること
により、非暗証番号モードとなり、暗証番号を入力しな
くても後述のスタートキー34は緑となりコピー可能であ
る。 CPU21はROM24に書かれている制御プログラ
ムに従って制御に必要な情報をRAM22に読み書きしな
がらRAM22との間でデータの授受を行ったりしながら
全体をコントロールする。
【0019】CPU21の主な仕事は、排紙センサ18およ
び59からの用紙カウント信号による複写枚数のカウント
処理、入力操作部3にて押下された各種キーの処理、表
示部4のLCD表示に対する表示の処理、後述するがD
IPSW25のチェックによる暗証番号の登録の処理など
がある。また、紙折り機5の制御も行なう。NVM23に
は後述するが、各部門別の複写枚数が記憶される集計カ
ウンターを部門ごとに2つ設けられている。1つは暗証
番号の登録後からの累計の複写枚数を記憶する累計カウ
ンターメモリ23Aであり、他の1つはその当日の複写枚
数に複写日付をつけて記憶する日付カウンターメモリ23
Bである。これは複写機1の電源をOFFしても記憶さ
れている。
【0020】日付カウンターメモリ23Bは、日ごとに部
門別の複写枚数を集計し、コピー料金を算出するコピー
サービス作業者にとっては、その日一日の複写枚数は累
計の枚数から算出することもできるが、複写機側でカウ
ントし表示した方が作業量を減少し、結果も正確であ
る。なお、本実施例では当日の複写枚数としたが、その
週の複写枚数、あるいはその月の複写枚数を表示するよ
うにしてもよい。
【0021】入力制御素子26はDIPSW25、排紙セン
サ18および紙折り機5の折り機排紙センサ59、入力操作
部3の入力キーの信号が入力され、それをCPU21へ伝
達するインターフェースの役割を果たす。LCD制御素
子27は、CPU21から送られてきた液晶表示であるLC
Dへの入力情報をデコードして実際にLCDに表示させ
る。
【0022】出力制御素子28は、紙折り機5内のモー
タ、ソレノイドなどをON、OFFさせる。またCPU
21は後述する入力操作部3の紙折り、パンチ、捺印のい
ずれかのモード選択キー32が押下された場合には、用紙
9を紙折り機5へ送るため出力制御素子28を通して紙折
り機切換爪17BのソレノイドをONする。紙折り、パン
チ、捺印のキーが全てOFFの場合は紙折り機切換爪17
BをOFFする。また、CPU21は、入力操作部3にお
ける普通紙/トレペ紙の紙質選択のための普通/トレペ
キー32Sが押下された場合には、普通/トレペキー32S
からの紙質選択信号に基づき、給紙部13の切替ソレノイ
ド13Aを切替えて、給紙部13から普通紙またはトレペ紙
が給紙される。普通/トレペキー32Sは紙質判別手段で
ある。
【0023】また、CPU21は時計素子29に対してアク
セスし、現在の年月日、時間を参照することができる。
この日時参照機能により、その日、初めて複写機1の電
源をONしたとき、後述の日毎カウンターのクリア処理
が作動し、前述の各部門の日付カウンターメモリ23Bを
すべてクリアする。そして、日毎表示モードとなり後述
の選択ランプ37はトータル37Aと、日毎37Bの表示とな
る。
【0024】次に、入力操作部3および表示部4につき
説明する。図2に示す入力操作部3は数字を入力するテ
ンキー31と、用紙の処理モードを入力する紙折りキー32
A、パンチキー32B、捺印キー32Cおよび普通紙とトレ
ペ紙の紙質を選択する普通/トレペキー32Sと(代表す
るときはモード選択キー32という)、処理を入力するエ
ンターキー33と、複写(以下、単にコピーという)の開
始を入力するスタートキー34と、コピー枚数の加減算の
処理をする加減処理キー35と、を有している。また表示
部4には、暗証番号表示38を兼ねたコピーのセット枚数
表示39Aおよびコピー枚数表示39Bと、コピー枚数の累
計カウント枚数を表示するトータルカウンター表示36A
および処理モード、例えば、紙折りモード、パンチモー
ド、捺印モードおよび日毎表示モードによりそれぞれの
各処理モードにおける複写枚数を表示するモードカウン
ター表示(図には紙折りモードの場合を示す)36B(代
表するときは36という)と、が設けられている。
【0025】37は選択ランプであり、選択ランプ37は各
モード選択に対応した表示内容を選択表示37A、モード
選択表示37Bに示す。例えば、トータル37A,紙折り37
Bを示し、または、選択キー32に対応して、それぞれの
処理モードの表示を図2(a)〜(f)の37に示す。テ
ンキー31は暗証番号の入力及びコピー枚数の入力に使用
し、テンキー31で入力された暗証番号は暗証番号表示38
に表示される。また、コピー中には暗証番号表示38はセ
ット枚数表示39Aとコピー枚数表示39Bになる。
【0026】紙折りキー32Aは一度押下することによ
り、内蔵するキーランプが点灯し、複写された用紙9を
紙折り処理するための紙折り処理信号をCPU21へ出力
する。紙折りキー32Aをもう一度押下すると、キーラン
プが消灯し、紙折り処理はキャンセルされる。パンチキ
ー32Bは、1度押下することにより、内蔵するキーラン
プが点灯し複写された用紙9をパンチ処理するためのパ
ンチ処理信号をCPU21へ出力する。パンチキー32Bを
もう1度押下するとキーランプが消灯し、パンチ処理は
キャンセルされる。
【0027】捺印キー32Cは1度押下することにより、
内蔵するキーランプが点灯し複写された用紙9を捺印処
理するための捺印処理信号をCPU21へ出力する。捺印
キー32Cをもう1度押下すると、キーランプが消灯し捺
印処理はキャンセルされる。紙折りキー32A、パンチキ
ー32B、捺印キー32Cは同時に押下することができる。
【0028】コピーが終了し、用紙9が複写機1本体、
もしくは排紙部17から排出されると、排紙部17にある排
紙センサ18または59から用紙カウント信号がCUP21に
発信され、CUPはこの用紙カウント信号に基づき、C
PU21からカウンター表示36に加算信号が送られ、トー
タルカウンター表示36Aおよびモードカウンター表示36
Bに加算される。例えば、紙折り処理があった場合は紙
折りカウンターが加算される。
【0029】加減処理キー35は加算キー35Aと減算キー
35Bからなり、それぞれ押下した回数だけカウンター表
示36を加減算する。スタートキー34は自照式のランプが
内蔵されており、コピー可能時は緑色に、コピー不可能
には赤色に点灯する。エンターキー33は暗証番号の登録
・照合およびコピー終了時の入力処理に用いる。コピー
終了時に再度エンターキー33を押下するとカウンター表
示36は0となり、スタートキー34は赤となり、コピー不
可となる。
【0030】次に作用について説明する。まず、暗証番
号の登録のプログラムPM1につき説明する。図10は暗
証番号の登録時のプログラムPM1を示すフローチャー
トであり、本プログラムは所定時間毎に1度実行され
る。まず、複写機1の外装カバーをを開き、制御基板上
のDIPSW1番25AをONにすることでスタートす
る。P1 でDIPSW1番25AがONかどうかを判断す
る。NOであれば、P11で登録モードフラグがセットさ
れているかどうかを判断する。NOであれば、終了す
る。YESであれば、P12で登録モードフラグをリセッ
トするとともにスタートキー34を緑色に点灯する。DI
PSW1番25AがONされていると、P2 でスタートキ
ー34を赤に点灯するとともに暗証番号表示38を0000
にする。この状態ではコピーはできない。次いで、P3
で登録モードフラグをセットする。ここで登録者が登録
したい暗証番号をテンキー31を4回押下する。次いで、
4 で4桁の登録暗証番号としてテンキー31を4回押下
したかどうかを判断し、NOであればP4 にもどる。Y
ESであれば、P5 で押下された数字例えば、6375
を暗証番号表示38に表示する。登録者は登録したい番号
が表示部に表示されたことを確認してエンターキー33を
押下する。次いで、P6 で、エンターキー33を押下した
かどうかを判断する。NOであればP6にもどる。YE
Sであれば、P7 で、登録暗証番号が既に登録済である
かどうかを判断する。既に登録されており、YESであ
れば、P2 にもどる。登録されていなければNOで、押
下された4桁の数字を登録暗証番号として登録し終了す
る。登録が終了したら、DIPSW1番25AをOFFに
する。このとき、スタートキー34は緑となりコピー可能
となる。
【0031】次に、暗証番号の入力およびコピー終了の
プログラムPM2につき説明する。図11は暗証番号の入
力時のプログラムPM2を示すフローチャートであり、
本プログラムは所定時間毎に1度実行される。まず、複
写機1の電源をONにすると、P21でスタートキー34を
赤にするとともに暗証番号表示38を0000にする。次
いで、P22で使用者がテンキー31にて暗証番号を入力し
たかどうかを判断する。NOであれば、P22にもどる。
使用者がテンキー31にて暗証番号を入力し、YESであ
ると、P23で押下された数字、例えば6375を暗証番
号表示38に表示する。ここで、使用者は暗証番号表示38
の表示を確認してエンターキー33を押下する。次いで、
24でエンターキー33が押下されたかどうかを判断す
る。NOであればP24にもどる。使用者がエンターキー
33を押下し、YESであると、P25で押下された数字が
登録済の登録暗証番号であるかどうかを判断する。NO
であれば、P21にもどる。
【0032】入力された暗証番号と登録暗証番号とを比
較して一致した場合には、P26でスタートキー34を緑に
するとともに、カウンター表示36をセットし、選択ラン
プ37は日毎表示モードの“トータル”37Aおよび“日
毎”37Bを自動的に表示し、暗証番号表示38がセット枚
数表示39Aおよびコピー枚数表示39Bに変わる。必要で
あれば、他のコピーモードを選択する。次いで、P27
コピーモードを選択するためモード選択キー32の1つを
押下し、ここでは例えば、紙折りキー32Aを押下した
後、スタートキー34を押下し、コピー動作を開始する。
モード選択キー32の押下により、紙折りの処理信号がC
PU21に発信され、選択ランプ37を図2に示す“トータ
ル”表示37Aと、“紙折り”表示37Bに変わる。
【0033】前記フローチャートではコピーモードが紙
折りモードの場合について説明したが、パンチモード、
捺印モード、普通紙/トレペ紙モードのいずれかの選択
により、それぞれの処理信号をCPU21に発信するとと
もに選択ランプ37の表示37Aおよび表示37Bは、図2
(b)〜(d)に示すように、それぞれ“トータル”:
“パンチ”、“トータル”:“捺印”、“普通紙”:
“トレペ”、の表示に変わる。
【0034】コピー動作が終了すると、P28でエンター
キー33が押下したかどうかを判断する。NOであると、
27にもどる。コピー動作が終了し、使用者がエンター
キー33を押下し、YESであると、P21にもどり、スタ
ートキー34を赤にするとともにカウンター表示36を00
00表示にし、コピー不可となる。次に、用紙のカウン
ト処理についてフローチャートにより説明する。
【0035】図12(a)に、用紙9が排紙センサ18また
は59(以下、18で代表する)を通過するときの排紙セン
サ18が出す用紙カウント信号の出力を示す。出力は用紙
9が排紙センサ18上を通過中、すなわち、用紙9の先端
から後端までは出力1で他は出力0である。用紙9のカ
ウントは排紙センサ18の出力を時間t1 〜t4 のように
定期的にCPU21によりチェックして行う。
【0036】図12(b)は、用紙9のカウント処理のプ
ログラムPM3を示すフローチャートであり、本プログ
ラムは所定時間毎に1度実行される。 (a)t1 の時. まず、P31で排紙センサ18の出力の
有無を判断する。t1 では出力0であるので、P32でフ
ラグ1かどうかを判断する。t1 ではフラグは0である
ので、NOであり、終了する。 (b)t2 の時. まずP31で排紙センサ18の出力の有
無を判断する。t2 では出力1であるので、P34でフラ
グ1となり、終了する。 (c)t3 の時. このときはt2 の時と同様で変化し
ない。 (d)t4 の時. まず、P31で排紙センサ18の出力の
有無を判断する。t4 では出力0であるので、P32でフ
ラグ1かどうかを判断する。t4 ではフラグ1で、YE
Sであるので、P33でフラグを0にし、トータルカウン
ター表示36Aに加算信号+1を出力するとともにNVM
23の累計カウンタメモリー23Aに記憶する。
【0037】紙折りキー32A、パンチキー32Bおよび捺
印キー32Cの少なくとも1つが選択されている場合、前
記複写機1の排紙センサ18は紙折り機5の折り機排紙セ
ンサ59に切替えられ、折り機排紙センサ59の用紙カウン
ト信号によりカウントが行われる。次に、複写枚数の減
算処理につき説明する。これは、作業者がミスコピーを
発生させたとき、ミスコピーといえども正常に排紙セン
サ18を通り排紙トレーに排出されるため、複写枚数にカ
ウントされる。このため、作業者は減算キー35Bにより
減算する。
【0038】図13は複写枚数の減算処理のプログラムP
M4を示すフローチャートであり、本プログラムは所定
時間毎に1度実行される。コピー中には、表示部4は暗
証番号に対応する部門の複写枚数がトータルカウンター
表示36Aに表示されている。まず、P41で減算キー35B
が押下されたかどうかを判断する。押下されていなけれ
ば、NOでそのまま終了する。ミスコピーがあり、作業
者が加減処理キー35の中、減算キー35Bを1回押下する
と、YESであるので、P42でその部門の複写枚数のト
ータルカウンター表示36AおよびNVM23内の当該部門
の累計カウンターメモリ23Aがそれぞれ1つだけ減算さ
れる。
【0039】以上の4つのプログラムPM1〜PM4を
実行することにより、各部門毎の複写枚数が正確にカウ
ントされ、NVM23に入力され集計されるとともにカウ
ンター表示36に表示され、適正な複写枚数の管理ができ
る。次に、普通紙とトレペ紙の切替カウント処理につい
てフローチャートにより説明する。
【0040】図14は普通紙とトレペ紙の切替カウント処
理のプログラムPM5を示すフローチャートであり、本
プログラムは所定時間毎に1度実行される。予め、コピ
ー前に紙質セレクトキー32Sが押下され、使用者により
選択された紙質に対応して、選択ランプ37のどちらか、
すなわち普通紙またはトレペ紙が点灯している。CPU
21は紙質選択信号に基づき切替ソレノイド13Aに通電
し、用紙9を普通紙またはトレペ紙に切替える。
【0041】まず、P51で排紙センサ18の出力の有無を
判断する。出力1であれば、P56でフラグを1として終
了する。出力0であれば、P52でフラグが1かどうかを
判断する。フラグが0であれば、NOであり、そのまま
終了する。フラグが1であれば、P53で普通紙かトレペ
かどうかを選択ランプ37のどちらが点灯しているかで判
断し、記憶しておいた紙質信号に応じて、例えば、トレ
ペ紙でYESであれば、P54でトレペのモードカウンタ
ー表示36Bに加算信号を出力して1を加算するととも
に、フラグを0とし終了する。また、NOであれば、P
55で普通紙のトータルカウンター表示36Aに加算信号を
送り、1を加算するとともにフラグを0として終了す
る。
【0042】以上のように、プログラムPM1〜PM5
を実行することにより普通紙とトレペ紙との複写枚数が
それぞれ別個に正確に集計でき、それぞれのコピー料金
が正確に算出でき、より正確な料金の請求ができる。次
に、紙折り処理の有無の判断およびカウント方法につい
て説明する。図15は、紙折り処理時のカウント方法のプ
ログラムPM6を示すフローチャートであり、本プログ
ラムは所定時間毎に1度実行される。
【0043】予め、コピー開始前にモード選択キーの紙
折りキー32Aが押下され、選択ランプ37がトータル37A
および紙折り37Bが点灯される。スタートキー34を押下
し、コピー動作のプログラムが始まる。まず、P61で紙
折り機5の折り機排紙センサ59の出力の有無を判断する
出力1であれば、P66でフラグを1として終了する。出
口0であれば、P62でフラグが1かどうかを判断する。
フラグが0であれば、NOであり、そのまま終了する。
【0044】フラグが1であれば、YESで、P63で紙
折り処理を行うかどうかを判断する。CPU21は、選択
ランプ37の点灯の有無により判断し、記憶しておいた紙
折り処理有無の信号に対応して、NOであれば、P65
トータルカウンター表示36Aのみに加算信号を送って1
を加算するとともにフラグを0として終了する。YES
であれば、P64でトータルカウンター表示36Aおよびモ
ードカウンター表示36Bにともに加算信号を送って1を
加算するとともにフラグを0として終了する。
【0045】以上のようにプログラムPM1〜PM4お
よびPM6を実行することにより、各部門別に用紙9の
紙折りの有無による複写枚数が正確に集計でき、また、
モードカウンター表示36Bに表示でき、紙折りによるコ
ピー料金をより正確に算出して請求できる。なお、図15
では紙折り処理のみの場合の紙折り処理時のカウント方
法のプログラムPM6について説明したが、本発明の請
求項4、5に係る穴あけ処理または捺印処理の場合も、
同様な穴あけ処理時のカウント方法のプログラムPM7
および捺印処理時のカウント方法のプログラムPM8が
ある。この場合のそれぞれのフローチャートは図15にお
ける紙折りに代えて穴あけまたは捺印とすることで同様
に実行される。
【0046】この場合にも、プログラムPM1〜4およ
びPM7、またはプログラムPM1〜4およびM8を実
行することにより、穴あけ処理時または捺印処理時の複
写枚数を正確に集計し、モードカウンター表示36Bに表
示できる。なお、プログラムPM6〜PM8は任意の1
個のプログラムまたは2個、または3個同時にも実施で
きるのは勿論である。
【0047】次に、当日の複写枚数の集計およびクリア
処理について、フローチャートにより説明する。 図16(a)は当日の複写枚数を集計する、いわゆる日毎
カウンタ処理のプログラムPM9を示すフローチャート
であり、本プログラムは所定時間毎に1度実行される。
【0048】図16(a)に示すフローチャートは、図12
(b)に示すカウント処理のプログラムPM3のフロー
チャートにおいてP33に代えてP33A としたのみで、他
は図12(b)に示す用紙のカウンターのフローチャート
と同じであり、同じ符号を付ける。P33A では、トータ
ルカウンター表示36Aおよび日毎カウンター表示36Bに
加算信号を出力するとともに、フラグを0にし、それぞ
れNVM23の累計カウンターメモリ23Aおよび日付カウ
ンターメモリ23Bに記憶する。
【0049】図16(b)は、日付カウンターの処理を消
去するクリヤー処理のプログラムPM10を示すフローチ
ャートであり、本プログラムは所定時間毎に1度実行さ
れる。このプログラムPM10はその日初めて複写機1の
電源をONしたときに始まる。まず、P71で現在の日付
を時計素子29により参照し、モードカウンター表示36B
の日付と比較し、同じかどうかを判断する。YESであ
れば終了する。NOであれば、P72で、各部門の日毎カ
ウンター36Bを全てクリヤーし、P73で現在の日付をN
VM23の日付カウンターメモリ23Bにストアする。この
処理により、その日初めて複写機1の電源をONしたと
きに日毎カウンターはすべてクリヤーされる。
【0050】以上のように、プログラムPM1〜PM10
を実施することにより各部門別の累計の複写枚数および
日毎の複写枚数をそれぞれ正確に集計でき、かつ、モー
ドカウンター表示36B上に表示することができる。次
に、カウンターの修正処理について、フローチャートに
より説明する。図17は、各部門別の複写枚数のカウンタ
ーの修正処理のプログラムPM11を示すフローチャート
であり、本プログラムは所定時間毎に1度実行される。
【0051】このような、修正処理のプログラムPM11
はコピーサービスセンターが忙しく、暗証番号入力を省
きたい場合、作業者はコピーモード切換手段であるDI
PSW2番25BをONとしてコピーモードを非暗証番号
モードを選択する。このとき、暗証番号の入力がなくて
もスタートキー34は緑になりコピー可能となる。コピー
時に、各部門の複写枚数をメモしておき、その後、手が
空いた時、コピーサービス作業者はDIPSW2番25B
をOFFにしてコピーモードを暗証番号モードにし、各
部門の複写枚数を修正する場合である。DIPSW2番
25BのOFFにより、暗証番号モードとなり、選択ラン
プ37はトータル37Aと修正37Bとなり、モードカウンタ
ー表示36Bは修正カウンター表示となり、0が並ぶ。次
いで、その部門の暗証番号を入力すると、その暗証番号
に対応する部門の複写枚数がトータルカウンター36Aに
表示される。
【0052】まず、P81で予めメモしておいた複写枚数
を修正キー入力する。例えば5枚だったとすると、加算
キー35Aを押下し、続いてテンキー31の“5”を押下す
るか、または、加算キー35Aを5回押下すると、P82
修正カウンター36Bは“5”と表示される。P83でエン
ターキー33が押下されたかどうかを判断する。NOであ
れば、P81にもどる。修正カウンター表示36Bの表示が
正しく、コピーサービス作業者がエンターキー33を押下
すると、YESで、P84でその部門の複写枚数のNVM
23の累計カウンターメモリ23Aに“5”加算され、トー
タルカウンター表示36Aが“5”加算されて表示され、
85で数秒間の時間の後に終了する。修正キー入力時の
加算キー35Aと減算キー35Bとは同じ手順で使用でき
る。
【0053】以上のように、カウンターの修正処理のプ
ログラムPM11を実行することにより、また、コピーサ
ービスセンターが忙しく、暗証番号入力を省きたい場合
には、暗証番号を入力しなくても使用できるモードにし
ておき、各部門の複写枚数をメモしておき、後で手が空
いた時にまとめて修正することもできるので、複写の効
率が向上できるとともに、複写枚数は各部門毎に正確に
集計し、表示できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、登録暗証番号を記憶する記憶手段、入力され
た暗証番号と登録暗証番号と一致したときのみ、コピー
動作を開始する制御手段、排紙センサからの入力信号に
より複写枚数をカウントし、ミスコピー分の枚数を減算
して正確な複写枚数を集計することにより、暗証番号
別、すなわち部門別に複写枚数を集計・表示し、正確な
複写枚数の管理ができ、かつ、適正なコピー料金が請求
でき、また、請求項2によれば、紙質判別手段を設けて
紙質別にも集計でき、さらにまた、請求項3〜5によれ
ば、それぞれ紙折り手段、穴あけ手段、捺印手段を設け
て、それぞれ部門別・処理別の複写枚数の集計・表示が
でき、さらにまた、請求項6によれば、日時を参照にし
て当日・週・月別に複写枚数の集計および累計を容易に
正確にでき、さらにまた、請求項7によれば、コピーモ
ードの切替手段を設け、コピーモードを切替えることに
より、コピーサービス用に暗証番号を入力してコピーす
る暗証番号モードと、オフィス用に暗証番号なしでコピ
ーする非暗証番号モードとの切替使用ができる。このた
め、複写機の用途を大幅に拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1〜7に係る複写機の管理装置
の一実施例を示す図で、(a)はその全体概略正面図、
(b)はその要部拡大正面図である。
【図2】図1に示す複写機の管理装置の入力操作部およ
び表示部を示す図で、(a)はその全体正面図、(b)
〜(f)はそれぞれその表示部の他の状態を示す一部正
面図である。
【図3】図1に示す複写機の管理装置の複写機に接続さ
れた紙折り機の全体概略正面図である。
【図4】図3に示す紙折り機の縦折りユニットの紙折り
を示す図で、(a)〜(e)はそれぞれのその過程を示
す斜視図、(f)、(g)はそれぞれその過程を示す断
面図である。
【図5】図3に示す紙折り機の90°ユニットの紙折りを
示す図で、(a)〜(d)はそれぞれその過程を示す斜
視図である。
【図6】図3に示す紙折り機の羽根折りユニットの紙折
りを示す図で、(a)〜(e)はそれぞれその過程を示
す斜視図、(f)〜(i)はそれぞれその過程を示す断
面図である。
【図7】図3に示す紙折り機のパンチユニットを示す図
で、(a)〜(d)はそれぞれその過程を示す斜視図、
(e)はパンチユニットの正面図である。
【図8】図3に示す紙折り機の捺印ユニットを示す正面
図である。
【図9】図1に示す複写機の管理装置の制御部のブロッ
ク図である。
【図10】図1に示す複写機の管理装置の暗証番号の登録
時のプログラムPM1のフローチャートである。
【図11】図1に示す複写機の管理装置の暗証番号の入力
時のプログラムPM2のフローチャートである。
【図12】図1に示す複写機の管理装置のカウント処理を
示す図で、(a)はその排紙センサの出力と、時間との
関係を示す図、(b)はそのカウント処理のプログラム
PM3のフローチャートである。
【図13】図1に示す複写機の管理装置の減算処理のプロ
グラムPM4のフローチャートである。
【図14】図1に示す複写機の管理装置の切替カウント処
理のプログラムPM5のフローチャートである。
【図15】図1に示す複写機の管理装置の紙折り処理のプ
ログラムPM6のフローチャートである。
【図16】図1に示す複写機の管理装置の日毎カウンター
処理を示す図で、(a)はその日毎カウンタ処理のプロ
グラムPM9のフローチャート、(b)はそのクリヤー
処理のプログラムPM10のフローチャートである。
【図17】図1に示す複写機の管理装置の修正処理のプロ
グラムPM11のフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機 2 制御部(記憶手段、制御手段、集計手段、日時参
照機能、コピーモード切替手段) 3 入力操作部(入力操作手段) 4 表示部(表示手段) 5 紙折り機 5A 紙折りユニット(紙折り手段) 5B パンチユニット(穴あけ手段) 5C スタンパユニット(捺印手段) 8 原稿 9 用紙(複写用紙) 18 排紙センサ 25B DIPSW2番(コピーモード切替手段) 32S 普通/トレペキー(紙質判別手段) 59 折り機排紙センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の登録暗証番号を記憶可能な記憶手段
    と、暗証番号および操作条件を入力可能な入力操作手段
    と、入力された暗証番号と登録暗証番号とを比較して一
    致した場合のみコピー動作を開始させる制御手段と、記
    憶され登録された登録暗証番号に対応して複写用紙の複
    写枚数を集計する集計手段と、集計された複写枚数を表
    示する表示手段と、を備え、複写機を制御管理する複写
    機の管理装置。
  2. 【請求項2】前記複写用紙の紙質を判別する紙質判別手
    段を備え、前記複写枚数を複写用紙の紙質別に集計する
    ことを特徴とする請求項1記載の複写機の管理装置。
  3. 【請求項3】前記複写用紙を折り曲げる紙折り手段を備
    え、前記複写枚数を紙折りの有無別に集計・表示するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の複写機の管理装
    置。
  4. 【請求項4】前記複写用紙の所定位置に穴あけする穴あ
    け手段を備え、前記複写枚数を穴あけの有無別に集計・
    表示することを特徴とする請求項1、2または3記載の
    複写機の管理装置。
  5. 【請求項5】前記複写用紙に捺印を押す捺印手段を備
    え、前記複写枚数を捺印の有無別に集計・表示すること
    を特徴とする請求項1、2、3または4記載の複写機の
    管理装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、月日および時間を参照で
    きる日時参照機能を有し、登録暗証番号毎に登録暗証番
    号の登録後の累計の複写枚数と当日の複写枚数とをそれ
    ぞれ集計・表示できることを特徴とする請求項1、2、
    3、4または5記載の複写機の管理装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記暗証番号の入力によ
    りコピー動作を開始可能にするモードと、前記暗証番号
    の入力不要でコピー動作を開始可能にするモードとのコ
    ピーモード切替手段を有することを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5または6記載の複写機の管理装置。
JP3203063A 1991-08-14 1991-08-14 複写機の管理装置 Pending JPH0545960A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5936658A (en) * 1996-10-11 1999-08-10 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus having two modes for inputting user identification number

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5936658A (en) * 1996-10-11 1999-08-10 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus having two modes for inputting user identification number

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