JPH0543483U - コネクタのロツク機構 - Google Patents
コネクタのロツク機構Info
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- JPH0543483U JPH0543483U JP090771U JP9077191U JPH0543483U JP H0543483 U JPH0543483 U JP H0543483U JP 090771 U JP090771 U JP 090771U JP 9077191 U JP9077191 U JP 9077191U JP H0543483 U JPH0543483 U JP H0543483U
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- Japan
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- connector
- plug
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- locking spring
- spring
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタのロック機構において、コネクタの
取り外し作業が簡単にでき、コネクタの完全差し込みを
容易に確認できるようにする。 【構成】 コネクタ11をプラグ10に差し込んだと
き、係止バネ12の引掛け部12dをコネクタ11の外
面より外方に突出させて、ドライバー等の治具を引掛け
る。プラグ10の係止突起10cより上側の外面に切欠
き部10gを設けて、コネクタ11の差し込み途中で引
掛け部12dがコネクタ11の外面より外方に突出して
いるかどうかを確認する。
取り外し作業が簡単にでき、コネクタの完全差し込みを
容易に確認できるようにする。 【構成】 コネクタ11をプラグ10に差し込んだと
き、係止バネ12の引掛け部12dをコネクタ11の外
面より外方に突出させて、ドライバー等の治具を引掛け
る。プラグ10の係止突起10cより上側の外面に切欠
き部10gを設けて、コネクタ11の差し込み途中で引
掛け部12dがコネクタ11の外面より外方に突出して
いるかどうかを確認する。
Description
【0001】
本考案は、コネクタのロック機構の改良に関する。
【0002】
従来、例えば図10に示すように、コネクタ1の外面に略コ字状の係止バネ3 を嵌着して、該係止バネ3の立上り部3a,3aの中間を、コネクタ1の開口部1a から内面に臨ませる。また、プラグ2の外面に係止突起2a,2aを設ける。そし て、コネクタ1をプラグ2に差し込むと、係止バネ3の立上り部3a,3aがプラ グ2の係止突起2a,2aに乗り上げて外方へ開かれた後、係止突起2a,2aの後部 に落ち込むことにより、コネクタ1をプラグ2にロックするロック機構が提案さ れている(実開昭62−152379号公報参照)。
【0003】 一方、メンテナンス時に、上記プラグ2からコネクタ1を抜き取る場合には、 係止バネ3をドライバー等の治具でコネクタ1から取り外してロック解除するよ うになっている。
【0004】
しかしながら、上記コネクタ1とプラグ2が自動車用エンジンのインジェクタ ー用である場合、コネクタ1とエンジンのヘッドカバーとの間のクリアランスが 非常に狭いので、係止バネ3を取り外す作業が困難であるという問題があった。 また、プラグ2にコネクタ1を差し込む作業に際しては、コネクタ1がロック位 置まで完全に差し込まれたことが容易に確認できないという問題もあった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、コネクタの取り外し作業が簡単にでき、コネクタの 完全な差し込みを容易に確認できるコネクタのロック機構を提供することにある 。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案は、コネクタの外面に略コ字状の係止バネ を嵌着し、該係止バネの立上り部の中間を、コネクタの開口部から内面に臨ませ て、プラグの外面の係止突起で係止するコネクタのロック機構であって、 上記係止バネの立上り部の中間に、上記プラグの外面よりも内方へ略く字状に 突出する係止凸部を設けると共に、該係止バネの立上り部の先端に、外方へ略U 字状に突出する引掛け部を設けたことを特徴としている。また、上記プラグの係 止突起より上側の外面に切欠き部を設けることができる。
【0007】
本考案のコネクタのロック機構によれば、コネクタをプラグに差し込むと、係 止バネの係止凸部がプラグの外面に乗り上げて外方へ開かれ、ついでプラグの係 止突起に乗り上げて、さらに外方へ開かれた後、係止突起の後部に落ち込むこと により、コネクタがプラグにロックされる。
【0008】 このとき、係止バネの係止凸部がプラグの外面に乗り上げた状態となるから、 引掛け部がコネクタの外面より外方に突出するので、該引掛け部にドライバー等 の治具を引掛けることにより、係止バネをコネクタから簡単に取り外せるように なる。また、プラグにコネクタを差し込む前に引掛け部は、コネクタの外面より 僅かに突出するだけであるから、何かに引掛かってコネクタから係止バネが不用 意に外れ落ちるという不具合も生じない。さらに、上記プラグの係止突起より上 側の外面に切欠き部を設けると、コネクタの差し込む途中では、係止バネの係止 凸部がプラグの外面に乗り上げないので外方へ開かず、これにより、引掛け部も コネクタの外面より外方に突出しないので、引掛け部の突出状態を見てコネクタ がロック位置まで完全に差し込まれたかどうかを容易に確認することができる。
【0009】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。図6及び図7に示すよう に、プラグ10は、例えば自動車用エンジンのインジェクターに固定される固定 部(図示しない。)と、四角状のプラグ部10aとを有し、該プラグ部10aの対向 する外面10b,10bには、係止突起10c,10cが一体成形されると共に、該両 外面10b,10bの間の一方の外面10dには、位置決め突起10eが一体成形さ れている。
【0010】 図3〜図5に示すように、コネクタ11は、上記プラグ10のプラグ部10a の外面に差し込む四角筒状のコネクタ部11aと、ハーネスの先端部を支持する 円筒状の支持部11bとを有している。上記コネクタ部11aの対向する内面11 c,11cには、上記プラグ10の係止突起10c,10cが差込み方向から嵌入する 係止溝11d,11dが一体成形されると共に、該両内面11c,11cの間の一方の 内面11eには、上記プラグ10の位置決め突起10eが差込み方向から嵌入する 位置決め溝11fが一体成形されている。
【0011】 上記コネクタ部11aの内面11c,11cに対応する外面11g,11gの先側に は、上記内面11c,11c及び係止溝11d,11dに貫通するスリット状の開口部 11h,11hが形成されている。
【0012】 一方、図1及び図2に示すように、係止バネ12は、基部12aが略U字状に 折曲され、該基部12aの両端から立上り部12b,12bが略L字状に折曲されて 、図1の平面から見て、基部12aと各立上り部12b,12bとで略コ字状に折曲 された形状になっている。
【0013】 該係止バネ12の各立上り部12b,12bの中間には、略く字状に折曲されて 内方へ突出する係止凸部12c,12cが設けられ、上記各立上り部12b,12bの 先端には、略U字状に折曲されて外方へ突出する引掛け部12d,12dが設けら れている。なお、図1の平面は、係止バネ12が自由状態にあり、次に説明する コネクタ11への嵌着時には、同図に二点鎖線で示すように変形する。
【0014】 上記構成であれば、係止バネ12をコネクタ11に嵌着するには、基部12a をコネクタ部11aの外面11iにあてがいながら、立上り部12b,12bを外方 へ開いて、係止凸部12c,12cを外面11g,11gの開口部11h,11hに嵌入 させ、引掛け部12d,12dの先端を外面11kに係止する。
【0015】 この嵌着時には、係止バネ12の係止凸部12c,12cは、開口部11h,11h から内面11c,11cの内方へ突出する。換言すれば、プラグ10のプラグ部1 0aの外面10b,10bよりも内方へ突出する。また、引掛け部12d,12dは、 係止凸部12c,12cが内面11c,11cの内方へ突出することから、外面11g, 11gより僅かに突出するだけである。したがって、コネクタ11をプラグ10 に差し込む前に、引掛け部12d,12dが何かに引掛かって係止バネ12がコネ クタ11から不用意に外れ落ちるおそれがない。
【0016】 次に、コネクタ11をプラグ10に差し込むと、プラグ10の係止突起10c, 10cがコネクタ11の係止溝11d,11dに嵌入し、位置決め突起10eが位置 決め溝11fに嵌入してゆく。
【0017】 そして、係止バネ12の係止凸部12c,12cがプラグ10の外面10b,10b に乗り上げて外方へ開かれ、ついでプラグ10の係止突起10c,10cに乗り上 げて、さらに外方へ開かれた後、係止突起10c,10cの後部に落ち込んで係止 され、これにより、コネクタ11がプラグ10にロックされる。
【0018】 このロック時には、係止バネ12の係止凸部12c,12cがプラグ10の外面 10b,10bに乗り上げた状態となるから、引掛け部12d,12dが外面11g,1 1gより大きく突出するので(図3の二点鎖線参照)、メンテナンス時に、引掛け 部12d,12dにドライバー等の治具を引掛けることにより、係止バネ12をコ ネクタ11から簡単に取り外してロック解除することができる。
【0019】 一方、図8及び図9に示すように、上記プラグ10の係止突起10c,10cよ り上側の外面10b,10bに切欠き部10g,10gを設けると、コネクタ11をプ ラグ10に差し込む途中で、係止バネ12の係止凸部12c,12cがプラグ10 の外面10b,10bに乗り上げてないので、外方へ開かなくなり、係止バネ12 の引掛け部12d,12dもコネクタ11の外面11g,11gより外方へ大きく突出 しない。したがって、引掛け部12d,12dの突出状態を見れば、コネクタ11 がロック位置まで完全に差し込まれたかどうかを容易に確認することができる。
【0020】
以上の説明からも明らかなように、本考案のコネクタのロック機構は、コネク タをプラグに差し込むと、引掛け部がコネクタの外面より外方に突出するので、 ドライバー等の治具を引掛けることにより、係止バネをコネクタから簡単に取り 外すことができる。また、引掛け部はプラグにコネクタを差し込む前には、コネ クタの外面より突出しないので、コネクタから係止バネが不用意に外れ落ちると いう不具合が生じない。さらに、プラグの係止突起より上側の外面に切欠き部を 設けると、コネクタの差し込み途中では、引掛け部がコネクタの外面より外方に 突出しないので、引掛け部の突出状態を見ればコネクタがロック位置まで完全に 差し込まれたかどうかを容易に確認できる。
【図1】 本考案の係止バネの平面図である。
【図2】 図1の背面図である。
【図3】 コネクタの平面図である。
【図4】 図3の正面図である。
【図5】 図3の底面図である。
【図6】 プラグの正面図である。
【図7】 図6の正面図である。
【図8】 別実施例のプラグの平面図である。
【図9】 図8の正面図である。
【図10】 従来のコネクタのロック機構の正面図であ
る。
る。
10 プラグ 10c 係止突起 10g 切欠き部 11 コネクタ 11h 開口部 12 係止バネ 12b 立上り部 12c 係止凸部 12d 引掛け部
Claims (2)
- 【請求項1】 コネクタの外面に略コ字状の係止バネを
嵌着し、該係止バネの立上り部の中間を、コネクタの開
口部から内面に臨ませて、プラグの外面の係止突起で係
止するコネクタのロック機構であって、 上記係止バネの立上り部の中間に、上記プラグの外面よ
りも内方へ略く字状に突出する係止凸部を設けると共
に、該係止バネの立上り部の先端に、外方へ略U字状に
突出する引掛け部を設けたことを特徴とするコネクタの
ロック機構。 - 【請求項2】 上記プラグの係止突起より上側の外面に
切欠き部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコ
ネクタのロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991090771U JP2554455Y2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | コネクタのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991090771U JP2554455Y2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | コネクタのロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543483U true JPH0543483U (ja) | 1993-06-11 |
JP2554455Y2 JP2554455Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=14007870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991090771U Expired - Lifetime JP2554455Y2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | コネクタのロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554455Y2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440008B1 (ko) * | 2001-12-13 | 2004-07-14 | 기아자동차주식회사 | 엔진 센서 연결장치 |
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- 1991-11-06 JP JP1991090771U patent/JP2554455Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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FR3079078A1 (fr) * | 2018-03-19 | 2019-09-20 | Tyco Electronics France Sas | Connecteur electrique a verrouillage |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2554455Y2 (ja) | 1997-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970624 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |