JPH0542692Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0542692Y2 JPH0542692Y2 JP6286287U JP6286287U JPH0542692Y2 JP H0542692 Y2 JPH0542692 Y2 JP H0542692Y2 JP 6286287 U JP6286287 U JP 6286287U JP 6286287 U JP6286287 U JP 6286287U JP H0542692 Y2 JPH0542692 Y2 JP H0542692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- mentioned
- speaker
- vehicle
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 241001074085 Scophthalmus aquosus Species 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、例えば、クオータパネルに装着さ
れるピラートリムに、シートベルト挿通用の開口
部およびシートベルト装着用のスリツトを形成し
たバン車、ワゴン車のような車両の内装材構造に
関する。
れるピラートリムに、シートベルト挿通用の開口
部およびシートベルト装着用のスリツトを形成し
たバン車、ワゴン車のような車両の内装材構造に
関する。
(従来技術)
従来、上述例の車両の内装材構造としては、例
えば、実開昭56−132149号公報に記載の構造があ
る。
えば、実開昭56−132149号公報に記載の構造があ
る。
すなわち、車体側部パネルもしくはドアパネル
に装着されるABS樹脂製のトリム部材を設け、
このトリム部材にシートベルト挿通用の開口部を
形成すると共に、上述のシートベルトを開口部に
装着するために、上述の開口部と一体的にシート
ベルト装着用のスリツトを形成した内装材構造で
ある。
に装着されるABS樹脂製のトリム部材を設け、
このトリム部材にシートベルト挿通用の開口部を
形成すると共に、上述のシートベルトを開口部に
装着するために、上述の開口部と一体的にシート
ベルト装着用のスリツトを形成した内装材構造で
ある。
しかし、上述の従来構造においては、次のよう
な問題点があつた。
な問題点があつた。
つまり、上述のスリツトの形成により、トリム
部材加工後の樹脂の冷却によつて、該スリツト部
分に段差が生じ、上述の段差を吸収するために特
別な部材を別途取付ける必要があり、見栄えも悪
くなると共に、コスト高となる問題点を有してい
た。
部材加工後の樹脂の冷却によつて、該スリツト部
分に段差が生じ、上述の段差を吸収するために特
別な部材を別途取付ける必要があり、見栄えも悪
くなると共に、コスト高となる問題点を有してい
た。
(考案の目的)
この考案は、上述のような製造時に生ずるトリ
ム部材に形成されたシートベルト装着用のスリツ
ト両側の段差を、特別な別部材を用いることな
く、確実に吸収することができる車両の内装材構
造の提供を目的とする。
ム部材に形成されたシートベルト装着用のスリツ
ト両側の段差を、特別な別部材を用いることな
く、確実に吸収することができる車両の内装材構
造の提供を目的とする。
(考案の構成)
この考案は、車体側部パネルもしくはドアパネ
ルに装着されるトリム部材にシートベルト挿通用
の開口部及びシートベルトを装着するため該開口
部に一体的に形成したスリツトを備えてなる車両
の内装材構造であつて、上記スリツトの両側から
各々突出すると共に、車体に固定されたスピーカ
ユニツト上面を覆うスピーカグリルに設けられた
取付用リブが嵌合する面合せ用切欠穴を形成する
突出部を備えてなる車両の内装材構造であること
を特徴とする。
ルに装着されるトリム部材にシートベルト挿通用
の開口部及びシートベルトを装着するため該開口
部に一体的に形成したスリツトを備えてなる車両
の内装材構造であつて、上記スリツトの両側から
各々突出すると共に、車体に固定されたスピーカ
ユニツト上面を覆うスピーカグリルに設けられた
取付用リブが嵌合する面合せ用切欠穴を形成する
突出部を備えてなる車両の内装材構造であること
を特徴とする。
(考案の効果)
この考案によれば、上述のスリツトの両側に形
成した突出部の面合せ用切欠穴に、スピーカユニ
ツト上面をカバーするスピーカブリルの取付用リ
ブを嵌合するので、たとえ上述のスリツト両側に
製造時において段差が生じても、この段差を上述
の取付用リブによつて確実に吸収することがで
き、かつ特別な別部材を別途設けることなく、カ
ーオーデイオの一部を構成するスピーカグリルを
有効利用して、上述の段差を吸収するので、見栄
えもよく、低コストとなる効果がある。
成した突出部の面合せ用切欠穴に、スピーカユニ
ツト上面をカバーするスピーカブリルの取付用リ
ブを嵌合するので、たとえ上述のスリツト両側に
製造時において段差が生じても、この段差を上述
の取付用リブによつて確実に吸収することがで
き、かつ特別な別部材を別途設けることなく、カ
ーオーデイオの一部を構成するスピーカグリルを
有効利用して、上述の段差を吸収するので、見栄
えもよく、低コストとなる効果がある。
(実施例)
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
する。
図面は車両の内装材構造を示し、第1図乃至第
3図において、クオータアウタパネル1とクオー
タインナパネル2とを接合して、所定の閉断面3
を備えたクオータパネル4を設け、このクオータ
パネル4に上端に突出するサスタワー部5aが形
成されたホイールエプロンパネル5を接合してい
る。
3図において、クオータアウタパネル1とクオー
タインナパネル2とを接合して、所定の閉断面3
を備えたクオータパネル4を設け、このクオータ
パネル4に上端に突出するサスタワー部5aが形
成されたホイールエプロンパネル5を接合してい
る。
そして、上述のクオータパネル4を含む車体側
部パネルにピラートリム6を装着すると共に、サ
スタワー部5aにはトランクサイドトリム7を装
着している。
部パネルにピラートリム6を装着すると共に、サ
スタワー部5aにはトランクサイドトリム7を装
着している。
上述のピラートリム6の所定部には車体前後方
向に延びる長孔状の開口部8を形成している。こ
の開口部8はシートベルト9を挿通させるための
開口である。
向に延びる長孔状の開口部8を形成している。こ
の開口部8はシートベルト9を挿通させるための
開口である。
また上述のピラートリム6には、開口部8と連
通するようにスリツト10を一体的に形成してい
る。このスリツト10は、シートベルト9の組付
け時に、該シートベルト9を上述のスリツト10
を介して前述の開口部8内に位置させるための、
シートベルト装着用のものである。
通するようにスリツト10を一体的に形成してい
る。このスリツト10は、シートベルト9の組付
け時に、該シートベルト9を上述のスリツト10
を介して前述の開口部8内に位置させるための、
シートベルト装着用のものである。
このスリツト10の両側において、前述のピラ
ートリム6には略水平方向に車室側に突出する突
出部11,11を一体形成している。
ートリム6には略水平方向に車室側に突出する突
出部11,11を一体形成している。
また、これら各突出部11,11の突出端とピ
ラートリム6との間には補強用の三角リブ12,
12をA,B,S樹脂で一体形成している。
ラートリム6との間には補強用の三角リブ12,
12をA,B,S樹脂で一体形成している。
さらに、上述の各突出部11,11には、スリ
ツト10を介して一直線上に並ぶU字状および逆
U字状の面合せ用切欠穴13,13を穿設してい
る。
ツト10を介して一直線上に並ぶU字状および逆
U字状の面合せ用切欠穴13,13を穿設してい
る。
ところで、前述のサスタワー部5aの上端部に
はスピーカブラケツト14をビス止め固定し、こ
のスピーカブラケツト14の上端凹部にスピーカ
15を取付けると共に、スピーカユニツト16
(第4図参照)の上面を覆うスピーカグリル17
を設けて、このスピーカグリル17をスピーカ・
カバーブラケツト21、スピーカブラケツト14
とともに車体に固定すべく構成している。
はスピーカブラケツト14をビス止め固定し、こ
のスピーカブラケツト14の上端凹部にスピーカ
15を取付けると共に、スピーカユニツト16
(第4図参照)の上面を覆うスピーカグリル17
を設けて、このスピーカグリル17をスピーカ・
カバーブラケツト21、スピーカブラケツト14
とともに車体に固定すべく構成している。
上述のスピーカグリル17は、スピーカ15の
コーンと対向する上面にスピーカネツト18を有
し、かつ前述の面合せ用切欠穴13,13と対応
して取付用リブ19を一体形成している。
コーンと対向する上面にスピーカネツト18を有
し、かつ前述の面合せ用切欠穴13,13と対応
して取付用リブ19を一体形成している。
そして、上述のスピーカグリル17の車体への
取付け時に、上述の取付用リブ19を前述の面合
せ用切欠穴13,13に嵌合させている。
取付け時に、上述の取付用リブ19を前述の面合
せ用切欠穴13,13に嵌合させている。
このように、上述のスリツト10の前後両側に
形成した突出部11,11の面合せ用切欠穴1
3,13に、スピーカグリル17の取付用リブ1
9を嵌合するので、ピラートリム6の所定部に後
加工される開口部8およびスリツト10の形成
で、第3図に示すトリム前側6aとトリム後側6
bとで車幅方向の段差が生じても、トリム前側6
aの突出部11の面合せ用切欠穴13と、トリム
後側6bの突出部11の面合せ用切欠穴13との
両者に一体的に嵌合する上述の取付用リブ19に
よつて、斯る段差を確実に吸収することができる
効果がある。
形成した突出部11,11の面合せ用切欠穴1
3,13に、スピーカグリル17の取付用リブ1
9を嵌合するので、ピラートリム6の所定部に後
加工される開口部8およびスリツト10の形成
で、第3図に示すトリム前側6aとトリム後側6
bとで車幅方向の段差が生じても、トリム前側6
aの突出部11の面合せ用切欠穴13と、トリム
後側6bの突出部11の面合せ用切欠穴13との
両者に一体的に嵌合する上述の取付用リブ19に
よつて、斯る段差を確実に吸収することができる
効果がある。
しかも、従来例のように特別な別部材を何等必
要とすることなく、カーオーデイオの一部を構成
するスピーカグリル17を有効利用して、上述の
段差を吸収するので、見栄えもよく、低コストと
なる効果がある。
要とすることなく、カーオーデイオの一部を構成
するスピーカグリル17を有効利用して、上述の
段差を吸収するので、見栄えもよく、低コストと
なる効果がある。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案の車体側部パネルは、実施例のクオー
タパネル4に対応し、 以下同様に、 トリム部材はピラートリム6に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
いて、 この考案の車体側部パネルは、実施例のクオー
タパネル4に対応し、 以下同様に、 トリム部材はピラートリム6に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は車
両の内装材構造を示す車室側から見た要部の概略
斜視図、第2図は第1図の−線矢視断面図、
第3図は第2図の要部平面図、第4図は要部の分
解斜視図である。 4……クオータパネル、6……ピラートリム、
8……開口部、9……シートベルト、10……ス
リツト、11……突出部、13……面合せ用切欠
穴、16……スピーカユニツト、17……スピー
カグリル、19……取付用リブ。
両の内装材構造を示す車室側から見た要部の概略
斜視図、第2図は第1図の−線矢視断面図、
第3図は第2図の要部平面図、第4図は要部の分
解斜視図である。 4……クオータパネル、6……ピラートリム、
8……開口部、9……シートベルト、10……ス
リツト、11……突出部、13……面合せ用切欠
穴、16……スピーカユニツト、17……スピー
カグリル、19……取付用リブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体側部パネルもしくはドアパネルに装着され
るトリム部材にシートベルト挿通用の開口部及び
シートベルトを装着するため該開口部に一体的に
形成したスリツトを備えてなる車両の内装材構造
であつて、 上記スリツトの両側から各々突出すると共に、
車体に固定されたスピーカユニツト上面を覆うス
ピーカグリルに設けられた取付用リブが嵌合する
面合せ用切欠穴を形成する突出部を備えてなる 車両の内装材構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6286287U JPH0542692Y2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6286287U JPH0542692Y2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63169357U JPS63169357U (ja) | 1988-11-04 |
JPH0542692Y2 true JPH0542692Y2 (ja) | 1993-10-27 |
Family
ID=30897550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6286287U Expired - Lifetime JPH0542692Y2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542692Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5104371B2 (ja) * | 2008-02-14 | 2012-12-19 | マツダ株式会社 | 自動車の側部構造 |
JP6352466B2 (ja) * | 2017-03-02 | 2018-07-04 | 本田技研工業株式会社 | 車両構造 |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP6286287U patent/JPH0542692Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63169357U (ja) | 1988-11-04 |
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